サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

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2012年08月

Dahon Mu P8購入時のデフォルトタイヤは、シュワルベのマラソンレ-サーという1.5インチのやや太いものだった。はじめての折り畳み自転車だったので、「ミニベロのタイヤとは、これくらいの太さなのだな」と思って乗っていたのだけど、距離が伸びるにつれて転がり抵抗が気にな ...
Dahon Mu P8購入時のデフォルトタイヤは、シュワルベのマラソンレ-サーという1.5インチのやや太いものだった。はじめての折り畳み自転車だったので、「ミニベロのタイヤとは、これくらいの太さなのだな」と思って乗っていたのだけど、距離が伸びるにつれて転がり抵抗が気になり始め、「替えてみたい」という欲が沸き起こってきた。

買った直後にタイヤ交換するのはもったいなさすぎるので、半年ほど乗っていいかんじにヘタってきたタイミングを見計らって交換した。最初に交換したPanaracerのミニッツタフ(20×1.25)は、お世話になっているチャリ屋さんのオススメで決めた。

選択基準も持ち合わせていなかったし、ミニベロのタイヤ知識もなかったってのもあるけど、全面的に信用できるお店なので、即決した。

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交換作業中に、お店のご主人にこう訊かれた。

「パンク、自分で直せるよね?」


恥ずかしながら、自転車のパンク修理はできなかった。というか、やったことすらなかった。タイヤ交換って、なんか面倒くさそうだし、力仕事っぽいし、職人的な技がいるんじゃなかろうかと勝手に尻込みしていたのだ。 そう伝えると、

「パンクくらい、自分で直せなきゃだめだよ!これから走行距離が伸びてくると、どこでトラブルに見舞われるかわからないでしょう?そのときに一番困るのは自分自身だよ」

と言われ、それもそうだなと思い、手順を覚えてみることに。

知識だけでは意味が無いので、実際にタイヤとチューブを外しては取り付けるのを3回ほど自宅で繰り返してみたのだ。 結果、予想よりもタイヤ交換がぜんぜんカンタンだとわかった。コツさえつかめば、誰でもできる。女性でも問題ない。腕力の問題ではなく、力加減だからだ。

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※写真はシュワルベのデュラノです

パンク修理を覚えたとで何がよくなったかというと、いくら遠出しても心配じゃなくなったってこと。パンク修理ができなかった頃は、無意識のうちに、「もしここでパンクしたら、どうしよう。とてもじゃないが徒歩で帰宅できる距離じゃねえぞ・・・」って怯えながら走っていたのよね。

でも、修理キットを積んで、交換方法を覚えてからは、「どこでパンクしても大丈夫だ」と安心できるようになった。

それに加えてのメリットは、自力でパンク修理できるということは、すなわち余分な費用がかからないってこと。自転車屋にいちいちパンク修理を頼むと、1,000円くらいはかかってしまうからね。自力ならパッチだけでOK。
※正確にはパッチは応急処置でしかないので、本来であればチューブまるごと交換したほうがベターではあるが。

そんなわけで、サイクリストであれば、パンク修理はぜひ覚えるべきスキルだと思う。やり方は自転車屋で尋ねれば、たいてい親切に教えてくれるはず。 (渋るような自転車屋はないと思うが、もしあったら、そのようなお店との付き合い方を見直したほうがいいと思う)

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※ボトルケージにコンパクトなポンプを常備

ひとつ書き忘れていたけど、「修理キットをもっているだけ」じゃ意味が無い。なぜって、出先で修理しても、ポンプがなければ空気を入れられないからね。だから、ポータブルのポンプもセットで持参すること。自分はボトルケージの根本にバンドで固定させ、常時携行しているよ。

生まれて初めて買った折り畳み自転車のDahon(ダホン)の Mu P8。徐々に時間をかけてカスタマイズしてきた。※いっぺんにカスタマイズする予算がないので・・・(^_^;)まさか自分が自転車の改造にハマるとは思っても見なかったけれど、自転車いじりは「1分の1のプラモデル」と ...

生まれて初めて買った折り畳み自転車のDahon(ダホン)の Mu P8。徐々に時間をかけてカスタマイズしてきた。※いっぺんにカスタマイズする予算がないので・・・(^_^;)

まさか自分が自転車の改造にハマるとは思っても見なかったけれど、自転車いじりは「1分の1のプラモデル」とも呼ばれている。小学校時代、ガンダムに狂った自分からすると、当然の結果かもしれない。

さて、では順を追って、カスタマイズしてきた内容を紹介してみよう。

まず全体写真がこちら。
 

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※これはカスタマイズした後の図

フレーム以外はほぼぜんぶ交換してしまった。

こちらが購入直後のMu P8。
↓↓↓
画像 022 - コピー
※まったくいじっていない、納車した状態のままで半年ちょっと乗っていた

一番最初にいじった部品はタイヤで、デフォルトはシュワルベのマラソンレーサーだった。丈夫で長持ちなタイヤだったけど、いかんせん太すぎて、摩擦が大きすぎてスピードがでにくい。

そこで選んだのがPanaracerのミニッツタフだった。太さは1.25インチだった。コンポーネントもホイールもノーマルのまま、タイヤ交換しただけだったけど、「走行性能って、タイヤだけでこんなに変わるんだ!」と衝撃を受けた。変化を体感したいなら、タイヤとホイールを替えるのがイチバンと聞いていたとおりだったよ。


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※パナレーサーを装着した図。ずいぶんとスッキリしたルックスに

ただ、ひとつ何点があって、このPanaracerミニッツタフはパンクしやすかった。タフという名称のわりに消耗が激しくて、パンクしまくった。(ひどい時は、2週間に1度のペースで・・・)

結局、3,000キロ程度で新しいのに履き替えた。まあ、ミニベロで3,000キロ走れれば許容範囲内ではあるんだけど、ミニッツタフの劣化は予想よりもやや早かったかなと言う印象。

では次に何を選ぶか? そこで選んだのが、シュワルベのDuranoだった。1.25インチでも十分だったんだけど、もっと走行性能をアップさせたかったので、1.1インチの当時ではもっとも細いタイプを選んだ。


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※一気に精悍なルックスにバージョンアップ!

タイヤ本体にはワイヤーが内蔵されていて、ホイールから脱着させにくいというデメリットがあったものの、摩耗しにくいし、でもグリップもしっかりしてて頑丈な印象を受ける。乗り心地はやや固くなった印象があるが、不快ではなく、踏めば踏んだパワーをしっかりと受け止めて推進力にしてくれるような気がして、走るのががぜん楽しくなった。

Duranoではすでに3,000キロほど走った。摩耗も少ないし、まだまだいける。これからも当面はシュワルベデュラノのお世話になるつもりだ。



そもそもDahonのMU P8とはなんぞや、というとこから話すと・・・ DahonのMU P8とは ■アメリカのDahon社のフォールディングバイク(折りたたみ自転車)公式サイトはこちら ■定価は84,000円(2012年モデル) ■アルミ製 超ざっくりだけど、こんなかんじ。 Dahon ...
そもそもDahonのMU P8とはなんぞや、というとこから話すと・・・


DahonのMU P8とは
Mu P8
■アメリカのDahon社のフォールディングバイク(折りたたみ自転車)
公式サイトはこちら
■定価は84,000円(2012年モデル)
■アルミ製
超ざっくりだけど、こんなかんじ。
Dahon社はフォールディングバイク界ではかなりの老舗で歴史があって、日本でも人気。
BD-1やブロンプトンよりはリーズナブルなお値段。
ボクが買ったのは2010年の秋。
2011年モデルがリリースされる直前だったので、在庫処分として30%OFFでGETできた。
6万円とちょっとで買えたわけだ。
買って半年以上はノーマルで乗っていて、べつだん不満はなかった。
でも、雑誌やネットで情報を仕入れるにつれ、
「カスタマイズしてぇ・・・」
「もっと速く、もっと快適にしてぇ・・・」
「オレだけの1台にしてぇ・・・」
という欲がむくむくと湧いてきた。
カスタマイズにいったんハマると、なかなか抜けられないね。
だって楽しいから。
それに愛着も増す。
具体的なカスタマイズの内容やレビューは別記事に書くけど、こんな順序でいじってきたよ。
タイヤ
シートポスト
コンポ
ホイール
サドル
ハンドル
クランク&チェーンリング
ペダル
もう替えるパーツがない << イマココ
Vブレーキをキャリパーブレーキに替えるくらいしか、もう思いつかない・・・w
アルミの削りだし台座をつければ可能だけど、そこまでは・・というかんじ。

Dahonのミニベロ、Mu P8を2010年秋に購入し、もうすぐ2年。 週末に走ったり、通勤につかったり、普段の足として大活躍しております。 ・ 走ってみて、使い込んでみてのレビュー・ カスタマイズしてみたレポート・ オススメな点、そうでもない点 など、折りたたみの小径 ...

Dahonのミニベロ、Mu P8を2010年秋に購入し、もうすぐ2年。

週末に走ったり、通勤につかったり、普段の足として大活躍しております。

・ 走ってみて、使い込んでみてのレビュー
・ カスタマイズしてみたレポート
・ オススメな点、そうでもない点

など、折りたたみの小径、ミニベロを購入検討する人のお役立ち情報になればと。