ノーズパッドのないのが特徴の、ジゴスペック社のアイウェア、AirFly(エアフライ)の「AF-301」を実際に使ってみてのレビューをしてみます。
結論から言うと、これまで愛用していた「Jawbreaker Prizm Road」がNo2に押しやられるほど『極めて良い!』です。
いくつか難点はあるものの、メリットがはるかに凌ぎます。
どんなアイウェアか?は下記記事をどうぞ。
↓
■関連記事:ノーズパッドのない画期的アイウェア「AirFly(エアフライ)」のレビュー
実際に掛けてみると、鼻に本体が乗らないことで重量を感じません。大げさではなく、かけていることを忘れるほど、です。
「頬骨に乗せる感覚って違和感ないのかな?」と不安でしたが、あ、こういう感じなのね~と2秒で慣れました。新鮮な感覚だけど、不快さはまったくなし。
あまりにストレスフリーなので、カーテンを全開して日光を入れまくり、AirFly(エアフライ)のままで1日中PC作業をしてみましたが、快適そのものでした。
※妻には「なにしてんの」と笑われます
が、残念なことにウェブサイトにもオンラインショップにも重量の記載がありません…。AirFly(エアフライ)のアドバンテージなので、ぜひ記載したほうがいいかと。なんなら、通常のアイウェアとの重量比較表があってもいいかも。
さらに、鼻に汗がたまらないので、ときどき外して顔を拭く必要がありません。
※オクサマにも掛けてもらいました
フレームレス&ノーズパッドレスのおかげで、ほぼ裸眼の視野が維持されます。
フレームって視界にけっこう入ってくるものだったんですね。一度体験してしまうと、フレームの存在がちょっと気になってしまいます。
前傾姿勢になっても、鼻に乗っかっていないので重さを感じないし、4点で支えているおかげで「むしろ通常のアイウェアより保持力は強いのでは」と思うほど。
ただ、頬骨に乗せているせいで、頬を上げて笑顔を作ると本体も少し持ち上がります。まあ、走っている最中に笑わないので問題にはならないですが(笑)。
なお、サイドパッドの先っちょを頬にのせるのではなく、「サイドパッド全体を頬にのせる」イメージで調整するとよい塩梅になります。
OAKLEYのジョウブレイカーはノーズパッドがやや低い(欧州用?)せいで、レンズが眼球にかなり寄ります。そのせいで通気性は悪く、湿度の高い日だと信号待ちで曇ることがよくあります。(走り出すと取れるけど)
AirFly(エアフライ)は鼻の低い人でも快適なのが売りですが、曇りにくいこともメリットですね。
人によっては、通気性の良さの代償として「コンタクトレンズが乾く」印象があるかもですが、私は全くそれは感じませんでした。
偏光レンズなので、目に入る余計な反射光をカットしてハッキリとした視界を確保してくれるのもGOOD。表側のゴールドミラーコートが太陽光の眩しさを抑え、裏面の反射防止コート(ARコート)が写り込みを防止して、チラつかないようにしてくれるそうな。
トンネルが連続する横須賀周辺を走ってみましたが、視界は十分に確保され、恐怖感はなかったです。日の落ちかけた夕方も大丈夫。これ1本でどんなシチュエーションもカバーする、バランスのよいレンズです。(夜間走行はまだ)
ちなみに、Jawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)のレンズは日差しをカットする性能が高すぎて、夜間とかトンネル内だと真っ暗闇になり、ほぼ役に立ちません。
トンネル通過時は、片手で外してツルを口で噛み、「落としたら終わりだぞ…」とヒヤヒヤしながら走ってます。
「ちゃんと左右対称にしているのに、おかしいな~」と思いながら停車しては何度も調整していたんですが、どうしてもレンズが傾いてしまう…。
帰宅後、鏡を見ながら調整を試みてすぐ原因が分かりました。頬骨の位置が左右非対称だからです。人の顔って左右対称じゃないですもんね。頬の位置もしかり。
最適化したサイドパッドの位置を見たら、左右でけっこうズレてました。これが自分の顔の左右の高低差というわけです。
なのでサイドパッドの位置を調整するときは、見たなんとなくの印象に頼らずに「鏡を見ながら」がオススメです。
※それだけ自分の顔の形状がいびつということか…
まあ、ツルの収まりが少々悪いことに実害はないので、さしたるデメリットはありません。
それがメリットでもあるんですが、デメリットに感じるシーンもあるでしょう。
たとえば、私は車の運転時にBolleの偏光グラスのアイウェアを使っているんですが、高速道路のトンネル内だと暗すぎるので外します。第二東名のようなトンネルが連続する道だと、掛ける→外す→掛ける…を延々繰り返します。
通常のノーズパッド有りモデルなので、脱着が片手で行えるのですが、AirFly(エアフライ)だとちょっと厳しい。というか、ほぼ無理。それくらいしっかりした固定力です。
運転中に両手で脱着するわけには行かないので、運転時には「AF-301」は使わず、ロードバイク専用にしています。
Instagramは映えない画像、Twitterは販促メッセージ中心で、YouTubeチャンネルもかなり薄めな内容。
せっかく良い商品なのに、その良さがビジュアルで伝わってこないのが残念…。
ここ改善するだけで、かなり販促効果が変わってくると思います。
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結論から言うと、これまで愛用していた「Jawbreaker Prizm Road」がNo2に押しやられるほど『極めて良い!』です。
いくつか難点はあるものの、メリットがはるかに凌ぎます。
どんなアイウェアか?は下記記事をどうぞ。
↓
■関連記事:ノーズパッドのない画期的アイウェア「AirFly(エアフライ)」のレビュー
目次
- 軽すぎて、まるで掛けてないかのよう
- 鼻の上に重量物がない開放感
- 視界が広々
- 固定力は想像以上
- レンズが曇らない
- 「可視光線透過率20%」のレンズはちょうどいいバランス
- AirFly(エアフライ)使用上の注意点
軽すぎて、まるで掛けてないかのよう
「ノーズパッドがない+フレームレス」なので、本体そのものが超軽いです。実際に掛けてみると、鼻に本体が乗らないことで重量を感じません。大げさではなく、かけていることを忘れるほど、です。
「頬骨に乗せる感覚って違和感ないのかな?」と不安でしたが、あ、こういう感じなのね~と2秒で慣れました。新鮮な感覚だけど、不快さはまったくなし。
あまりにストレスフリーなので、カーテンを全開して日光を入れまくり、AirFly(エアフライ)のままで1日中PC作業をしてみましたが、快適そのものでした。
※妻には「なにしてんの」と笑われます
が、残念なことにウェブサイトにもオンラインショップにも重量の記載がありません…。AirFly(エアフライ)のアドバンテージなので、ぜひ記載したほうがいいかと。なんなら、通常のアイウェアとの重量比較表があってもいいかも。
鼻の上に重量物がない開放感
通気性がとても高く、スースーします。じっとしていても感じますし、走り出すとさらに効果を実感。さらに、鼻に汗がたまらないので、ときどき外して顔を拭く必要がありません。
※オクサマにも掛けてもらいました
視界が広々
フレームレスタイプは耐久性に不安があってずっと避けてまして、使ってみたのは初めて。フレームレス&ノーズパッドレスのおかげで、ほぼ裸眼の視野が維持されます。
フレームって視界にけっこう入ってくるものだったんですね。一度体験してしまうと、フレームの存在がちょっと気になってしまいます。
固定力は想像以上
ロードバイクで走ってみるまでは半信半疑だったのですが、「うそ??」ってほどズレません。前傾姿勢になっても、鼻に乗っかっていないので重さを感じないし、4点で支えているおかげで「むしろ通常のアイウェアより保持力は強いのでは」と思うほど。
ただ、頬骨に乗せているせいで、頬を上げて笑顔を作ると本体も少し持ち上がります。まあ、走っている最中に笑わないので問題にはならないですが(笑)。
なお、サイドパッドの先っちょを頬にのせるのではなく、「サイドパッド全体を頬にのせる」イメージで調整するとよい塩梅になります。
レンズが曇らない
「目とレンズの距離がけっこう開く」ので、通気性が良いです。OAKLEYのジョウブレイカーはノーズパッドがやや低い(欧州用?)せいで、レンズが眼球にかなり寄ります。そのせいで通気性は悪く、湿度の高い日だと信号待ちで曇ることがよくあります。(走り出すと取れるけど)
AirFly(エアフライ)は鼻の低い人でも快適なのが売りですが、曇りにくいこともメリットですね。
人によっては、通気性の良さの代償として「コンタクトレンズが乾く」印象があるかもですが、私は全くそれは感じませんでした。
「可視光線透過率20%」のレンズはちょうどいいバランス
AF-301 C-32WVのレンズには「POLARIZED PURPLE GOLD MIRROR」というのが使われていて、可視光線透過率20%なんですが、よく晴れた日~曇りの天候まで幅広く使えます。偏光レンズなので、目に入る余計な反射光をカットしてハッキリとした視界を確保してくれるのもGOOD。表側のゴールドミラーコートが太陽光の眩しさを抑え、裏面の反射防止コート(ARコート)が写り込みを防止して、チラつかないようにしてくれるそうな。
トンネルが連続する横須賀周辺を走ってみましたが、視界は十分に確保され、恐怖感はなかったです。日の落ちかけた夕方も大丈夫。これ1本でどんなシチュエーションもカバーする、バランスのよいレンズです。(夜間走行はまだ)
ちなみに、Jawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)のレンズは日差しをカットする性能が高すぎて、夜間とかトンネル内だと真っ暗闇になり、ほぼ役に立ちません。
トンネル通過時は、片手で外してツルを口で噛み、「落としたら終わりだぞ…」とヒヤヒヤしながら走ってます。
AirFly(エアフライ)使用上の注意点
ほぼ良いことづくめの「AF-301」ですが、気になった点もいくつかあります。頬骨の位置は左右対称ではないので、最初の調整は念入りに
初日はサイドパッドのポジションが決まらず、やや違和感がありました。「ちゃんと左右対称にしているのに、おかしいな~」と思いながら停車しては何度も調整していたんですが、どうしてもレンズが傾いてしまう…。
帰宅後、鏡を見ながら調整を試みてすぐ原因が分かりました。頬骨の位置が左右非対称だからです。人の顔って左右対称じゃないですもんね。頬の位置もしかり。
最適化したサイドパッドの位置を見たら、左右でけっこうズレてました。これが自分の顔の左右の高低差というわけです。
なのでサイドパッドの位置を調整するときは、見たなんとなくの印象に頼らずに「鏡を見ながら」がオススメです。
サイドパッドの位置によってはキレイに折り畳めない
サイドパッドをがっつり調整した結果、かなり出っ張ってしまったので、キレイに折り畳めなくなりました(苦笑)。ちょっといびつになってしまいます。※それだけ自分の顔の形状がいびつということか…
まあ、ツルの収まりが少々悪いことに実害はないので、さしたるデメリットはありません。
片手で雑に脱着ができない
装着時は、両手でしっかり両方のサイドパッドを頬骨に乗せる必要があります。で、いったんポジションが決まると、固定力がしっかりしているおかげで、通常のアイウェアのように片手でスッと外せません。それがメリットでもあるんですが、デメリットに感じるシーンもあるでしょう。
たとえば、私は車の運転時にBolleの偏光グラスのアイウェアを使っているんですが、高速道路のトンネル内だと暗すぎるので外します。第二東名のようなトンネルが連続する道だと、掛ける→外す→掛ける…を延々繰り返します。
通常のノーズパッド有りモデルなので、脱着が片手で行えるのですが、AirFly(エアフライ)だとちょっと厳しい。というか、ほぼ無理。それくらいしっかりした固定力です。
運転中に両手で脱着するわけには行かないので、運転時には「AF-301」は使わず、ロードバイク専用にしています。
ジゴスペック社さんのSNSとYouTubeがダサい
製品は極めて優秀なんですが、強いて苦言を呈するとSNS類が絶望的にダサい…。Instagramは映えない画像、Twitterは販促メッセージ中心で、YouTubeチャンネルもかなり薄めな内容。
せっかく良い商品なのに、その良さがビジュアルで伝わってこないのが残念…。
ここ改善するだけで、かなり販促効果が変わってくると思います。
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
コメント
コメント一覧 (4)
YouTube アヤさんのコメントが大きかったかな。
cyclegadget
がしました
早速先日のライドで使用してみましたが、付けているのを忘れてしまうほど快適ですね!
同じくジョウブレイカーの調光が4年でダメになってしまい、購入!
レンズがどれくらい持ってくれるかな?
自分もKHSミニベロ ラピエール ゼリウスslアルティメイト 乗ってます☆
ブログ https://shu-beko-f20r.blog.ss-blog.jp/2021-08-19-2
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=n-L5Eg827Vo
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
調光はやはり3年もすぎると、かなり性能落ちる感覚ありますね。
ラピエール&ミニベロ好き同士、今後もよろしくお願いします~!
cyclegadget
がしました