プロの自転車選手はレース前にどんな食事をしているのか気になっていた。
まあ、試合前なので健康的な食事内容に決まっていて、突拍子も無いメニューではないはずだけど、参考にはしてみたい。
そこで視聴してみたのがGlobal Cycling Network の「GCN Asks The Pros | What Do You Eat For Breakfast?(朝ごはん、何食べた?)」という動画。ただの日常ではなく、試合前のメニューなので我々ホビーサイクリストにも取り入れられるヒントがあるかもしれない。
ただ、海外の選手だし「どうせオートミールとスクランブルエッグでしょ…?」って思い込んでいたのは事実。そしたら、とんでもないツワモノがいて腰を抜かした。
以下、Giro d'Italia(ジロ・デ・イタリア)2018に出場した総勢16人の選手の声である。
ここまでは予想通りの内容ばかり。パンやバナナがエネルギー源といったところか。ちなみにポリッジ(Porridge)とはオートミールなどをいれてドロドロにしたもののこと。栄養価はすさまじく高く、欧米では定番の朝食メニュー。
余談だが、自分は5年間の留学生活で一度もうまいと思ったことがなかった。今でも忘れないが、留学初日の朝飯で寮長に「おいしいよ」と差し出されたのを喜び勇んで頬張ったら、「グェッ」ってなった。以来、ずっと乾燥したシリアルしか食べていない。
Weetabix(ウィータビックス )とは、イギリスで最も人気の朝食シリアル。英国王室御用達品目(!)として英国ロイヤルファミリーにも親しまれているとのこと。 Weetabix(ウィータビックス )のルーツは1920年代英国領オーストラリアから食べられてきた、“Weet bix”(小麦ビスケット)だそうな。んで、豪州、南アフリカを経由してイギリスに1932年に持ち込まれたとのこと。
参照元はこちら
オムレツの人気がハンパない。炭水化物がメインではあるものの、たんぱく質もしっかり摂取している。
日本人のイメージするオムレツはお皿にドーン!と乗っかった「米を抜いたオムライス」的なやつだが、海外だと手のひらサイズのこじんまりしたものであることが多い。
これ、すごく美味しそう。クレープとグラノーラの組み合わせって初めて知った。ホットケーキを薄く焼いて、上のものをトッピングしても美味しそう。
ほとんど味がねぇぇぇぇぇ。ご愁傷様です…。
えぇぇぇぇぇぇぇ……オムレツにどーゆートッピングしてんのよ……。これって海外の人にはフツーなの?(後述するが、かなり異様であると判明)
と語っていたので、少なくともポピュラーなメニューではなさそうだ。
ちなみにさらに余談だが、留学時代に大好きだった朝食は「Pop-tarts(ポップ・ターツ)」。2枚の薄いクラストで果物とかチョコのペーストを閉じたもの。
トースターで軽く焼いてもいいし、そのままでも食べられる。1964年に登場したケロッグ社のロングセラーでアメリカでは大人気だ。冷凍保存する必要なく、常温で置いておけるので、冷蔵庫のない寮の自室でも食べることができた。
毎日食べるのは財布にやさしくなかったので、週末とかちょっと特別感の欲しいときに大切に食べていたのは良い思い出。まあ、半分お菓子みたいなものなので、プロサイクリストが食べるものではないけれど。
フレーバーのバリエーションがむちゃくちゃ多いのが特徴。今はキャラメルアップルとかパンプキン、チョコレートファッジもあるようだ。(カロリーがえげつなさそう…)
以上、「GCN Asks The Pros | What Do You Eat For Breakfast?(朝ごはん、何食べた?)」の翻訳紹介でした。
ということでロングライドに出かける前は、プロサイクリストのマネをして栄養価の高い朝食を摂られてはいかがだろうか。 クリス・ハミルトンのメニュー(とポリッジ)だけは個人的に遠慮しておきたいが…。
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まあ、試合前なので健康的な食事内容に決まっていて、突拍子も無いメニューではないはずだけど、参考にはしてみたい。
そこで視聴してみたのがGlobal Cycling Network の「GCN Asks The Pros | What Do You Eat For Breakfast?(朝ごはん、何食べた?)」という動画。ただの日常ではなく、試合前のメニューなので我々ホビーサイクリストにも取り入れられるヒントがあるかもしれない。
ただ、海外の選手だし「どうせオートミールとスクランブルエッグでしょ…?」って思い込んでいたのは事実。そしたら、とんでもないツワモノがいて腰を抜かした。
以下、Giro d'Italia(ジロ・デ・イタリア)2018に出場した総勢16人の選手の声である。
Ryan Gibbons
- Team Dimention Data
- オムレツ
- オーツ
- バナナ
Kilian Frankiny
- Team BMC
- ポリッジ(Porridge)
- オムレツ
- パン(&はちみつ)
Adam Hansen
- Team Lotto Soudal
- オーツ
- ポリッジ(Porridge)
Natnael Berhane
- Team Dimention Data
- ポリッジ(Porridge)
- オムレツ
ここまでは予想通りの内容ばかり。パンやバナナがエネルギー源といったところか。ちなみにポリッジ(Porridge)とはオートミールなどをいれてドロドロにしたもののこと。栄養価はすさまじく高く、欧米では定番の朝食メニュー。
余談だが、自分は5年間の留学生活で一度もうまいと思ったことがなかった。今でも忘れないが、留学初日の朝飯で寮長に「おいしいよ」と差し出されたのを喜び勇んで頬張ったら、「グェッ」ってなった。以来、ずっと乾燥したシリアルしか食べていない。
Simon Yates
Michelton Scott毎日「Weetabix(ウィータビックス )!」
Weetabix(ウィータビックス )とは、イギリスで最も人気の朝食シリアル。英国王室御用達品目(!)として英国ロイヤルファミリーにも親しまれているとのこと。 Weetabix(ウィータビックス )のルーツは1920年代英国領オーストラリアから食べられてきた、“Weet bix”(小麦ビスケット)だそうな。んで、豪州、南アフリカを経由してイギリスに1932年に持ち込まれたとのこと。
参照元はこちら
Jack Haig
- Michelson Scott
- 白米
- ラズベリー
- オーツ
- スクランブルエッグ(卵2個)
- 小さめのライスケーキ(3個)
Thomas Scully
- EF Education First
- パスタ(チーズとオリーブオイルのみ)
- パン
- オムレツ
Wout Poels
- Team SKY
- オムレツ(卵3個)
- ポリッジ(Porridge)
オムレツの人気がハンパない。炭水化物がメインではあるものの、たんぱく質もしっかり摂取している。
日本人のイメージするオムレツはお皿にドーン!と乗っかった「米を抜いたオムライス」的なやつだが、海外だと手のひらサイズのこじんまりしたものであることが多い。
Ben O’connor
Team Dimention Dataフライパンにアーモンドバターを広げてからクレープを焼く。で、その上にグラノーラ、クランベリー、イチゴ、はちみつを乗せて完成だ。クレープの原材料の小麦はグルテンフリーであろうがなかろうが構わないんだけど、朝食はクレープでないとダメなんだ。↑
これ、すごく美味しそう。クレープとグラノーラの組み合わせって初めて知った。ホットケーキを薄く焼いて、上のものをトッピングしても美味しそう。
David De La Cruz
Team SKYスペイン人なのでトマトは欠かせないね!トマトとオムレツ(卵3個)、オーツ、あとはコーヒーさ。
Zdenek Stybar
- Quick-Step Alpecin
- オムレツ(卵3個)
- オートミール
Alex Dowsett
- Katusha Alpecin
- Bircher(※なんのことだろう…)
- ミューズリー
- オムレツ
Michael Woods
EF Education First朝食は1日の中でもっとも大切だよ!ただ、栄養士が今日のステージプロファイルから判断して軽めのメニューにされちゃってね…。米、ヨーグルト、パン、卵2個だけさ……じつにつまらない朝食だったよ。
ほとんど味がねぇぇぇぇぇ。ご愁傷様です…。
Chris Hamilton
Team Sunwebパン(2枚)とオムレツなんだけど、潰したバナナとはちみつを上に乗せて食べた。甘い朝ごはんが好きなんだ。↑
えぇぇぇぇぇぇぇ……オムレツにどーゆートッピングしてんのよ……。これって海外の人にはフツーなの?(後述するが、かなり異様であると判明)
Matej Mohoric
- Bahrain Merida
- ポリッジ(Porridge)
- パスタ
- アボカド
- プロシュート(ハムですね)
- オムレツ
Nicolas Poche
Team BMCオムレツ(卵2個)とポリージ、あとマーマレードを添えたトーストさ。え?オムレツの中にポリージとトーストを混ぜるかって?をいをい、んなことするわけないだろ。え?クリス・ハミルトンはオムレツに潰したバナナとはちみつを混ぜて食うだと?そいつはキモい。
と語っていたので、少なくともポピュラーなメニューではなさそうだ。
ちなみにさらに余談だが、留学時代に大好きだった朝食は「Pop-tarts(ポップ・ターツ)」。2枚の薄いクラストで果物とかチョコのペーストを閉じたもの。
トースターで軽く焼いてもいいし、そのままでも食べられる。1964年に登場したケロッグ社のロングセラーでアメリカでは大人気だ。冷凍保存する必要なく、常温で置いておけるので、冷蔵庫のない寮の自室でも食べることができた。
毎日食べるのは財布にやさしくなかったので、週末とかちょっと特別感の欲しいときに大切に食べていたのは良い思い出。まあ、半分お菓子みたいなものなので、プロサイクリストが食べるものではないけれど。
フレーバーのバリエーションがむちゃくちゃ多いのが特徴。今はキャラメルアップルとかパンプキン、チョコレートファッジもあるようだ。(カロリーがえげつなさそう…)
以上、「GCN Asks The Pros | What Do You Eat For Breakfast?(朝ごはん、何食べた?)」の翻訳紹介でした。
ということでロングライドに出かける前は、プロサイクリストのマネをして栄養価の高い朝食を摂られてはいかがだろうか。 クリス・ハミルトンのメニュー(とポリッジ)だけは個人的に遠慮しておきたいが…。
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コメント
コメント一覧 (4)
甘い味付けは人を選びます。。
オートミール=甘い味付けと思い込んでいました。情報ありがとうございました。
お茶づけとの組み合わせは想像すらしたことなかったです…!(∩´∀`)∩
クリスハミルトンはオムレツではなく、パンにハチミツとバナナかければ良かったのに笑
たしかにww