トゥギャッターで知ったのですが、アメリカには『Tour de Donut(ツール・ド・ドーナツ)』というクレイジーなレースイベントがあります。
>> ドーナッツを1つ食べるとタイムが-5分されるアメリカの自転車レース『Tour de Donut』22個食べた人が優勝「50km漕いだのに太る」
1989年にイリノイ州に住むサイクリストらが、「面白いサイクリングイベントを作りたい」と考えたのがキッカケとなり、ツール・ド・フランスから着想を受けて誕生しました。

55km を走ってタイムを争うんですが、ユニークなルールがあって、「ドーナツ1つ食べる毎にタイムから5分マイナスされる」のです。
ひとつも食べずに全力疾走してタイムで争うもよし、多少遅れてもいいからドーナツをたくさん胃袋に押し込んでマイナスタイムを狙うもよし。完全に自由です。
しかも、ただ食べるだけではなく、完走することが条件になっているので、ただの大食い競争ではありません。食べてなお走り切る余力を残さねばならず、なかなかさじ加減が難しそう。
上記トゥギャッター内では、
と書いてあって、笑うしかありません。
しかも、ドーナツがアメリカンサイズなのでデカい。日本のドーナツ屋にあるような小さくて可愛らしいサイズではなく、日本人が見たら「ほぼ菓子パンやんけ…」というでっかいサイズ。それをサイクリング中に食べるわけなので、相当キツイでしょう(笑)。

ちなみに、ドーナツ1個のカロリーは約400キロカロリー。
400キロカロリーって、マクドナルドのメニューで言うと「マックグリドル ベーコンエッグ1個」もしくは「月見バーガー1個」に相当します。すげえ。
想像してみてください。サイクリングイベントの補給コーナーにマックグリドル ベーコンエッグ並のカロリーのドーナツがずらっと並んでいたとして、いったい何個食べられるだろうか…と。私なら2個でギブアップします。
見方を変えると、体力に優れた人にだけでなく、すべての人に勝つチャンスがあるわけで、ある意味アメリカらしいと言えるのかもしれません。
エイドステーションというか、ドーナツステーションがコース途中にいくつか設けられていて、そこでドーナツを食べます。食べた数は背中のゼッケンにマークしていく…というやり方。
ドーナツ以外にも、バナナ、りんご等の果物、ヨーグルトや牛乳、水分も補給できます。(アメリカ人って運動中に牛乳飲むの…?あるいはドーナツと一緒に?)
健康的なのか、そうじゃないのか、意味不明なイベントですが、こういう発想はアメリカ人ならでは。日本でこの企画は通らないんじゃないかな…。
YouTubeに様子を収めた動画はいっぱいあるので、雰囲気はつかめます。
2018年
2019年
2021年
コスプレしている人、私服で走っている人、お腹周りがかなり太めの人、子供…と幅広い参加者層。自転車もロード、MTB、ミニベロ、リカンベントもいて、ゆるい雰囲気です。のんびり走っている人も多く、楽しいイベント感が伝わってきます。
この男性は「1個食べた瞬間に後悔した…胃袋がパニックを起こしたね。10個食べたって人もいたんだが、信じられん…」って話していたので、全然食べられないアメリカ人もいます(笑)。
さて、こんなクレイジーなイベントの初回参加者は25名でした。しかし、回を重ねるごとに申し込みが増え、スポンサーも集まるほどに成長。いまでは3,000名近い参加がある人気イベントのようです。開催地もイリノイだけだったのが、オハイオ、ユタ、ミシガン、テキサス、カリフォルニア…へと拡大していてます。
もし日本で開催したら、ドーナツではなくアンパンとかどら焼きになるんでしょうか…。
Tour de DonutのサイトとYouTubeを見て思ったのでは、「自転車は自由でいい!」ということ。そう、楽しみ方は人それぞれで、本人が楽しければそれでよいんです。
コロナ禍でイベントがなくなり、ソロライドが増えた私は、この1年半でこんな走り方をすることが増えました。
■「25km 走る→カフェで読書」を繰り返す
※Kindle Paperwhiteが便利
※ジャージのバックポケットに入れて出かけることも
■行けるだけ遠くまで走る→輪行で帰る
※体力が切れるまで走るもよし、観光の時間を多めに取るもよし
■夕方に江ノ島に夕日を見に行く
※自転車の鍵は持たず、さっと行って帰るだけ
■テーマ(歴史や人物)を決めて縁の地を辿る
※歴史を知るほど、行く場所が増えます
>> 【自転車で制覇したい】神奈川県の名所、三浦半島の八景を調べてみた
>> 新規のサイクリングコースを1人で開拓する方法とコツについて
■早起きして数時間、ジョギング感覚で走る(午後は他の用事に充てる)
※朝食と組み合わせてもよし
■輪行で遠方へ行く→走りつつ帰宅
※知らない場所からスタートするのって新鮮です
■温泉やサウナを目的地として走る
※岩盤浴に最近目覚めました
>> サイクリングに岩盤浴を組み合わせてみたら、なかなか良かったのでオススメしたい
■金曜に半休を取って片道80km くらいのビジネスホテルへ→翌日走って帰る
※ドーミーインとルートインがお気に入りです
■遠方の友人に会いに行く(引越し祝い等)
※どのルートで行こうか?と考えるのが楽しい
酒飲みは「世の中の森羅万象を酒を飲む理由に変換」するのが上手ですが、サイクリストも同じで良いと思います。理由は適当にでっち上げればいいんです。
Tour de Donutの精神を見習って、クレイジーで奇想天外な自転車の楽しみ方を発見していこうと思います。
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
>> ドーナッツを1つ食べるとタイムが-5分されるアメリカの自転車レース『Tour de Donut』22個食べた人が優勝「50km漕いだのに太る」
1989年にイリノイ州に住むサイクリストらが、「面白いサイクリングイベントを作りたい」と考えたのがキッカケとなり、ツール・ド・フランスから着想を受けて誕生しました。

55km を走ってタイムを争うんですが、ユニークなルールがあって、「ドーナツ1つ食べる毎にタイムから5分マイナスされる」のです。
ひとつも食べずに全力疾走してタイムで争うもよし、多少遅れてもいいからドーナツをたくさん胃袋に押し込んでマイナスタイムを狙うもよし。完全に自由です。
しかも、ただ食べるだけではなく、完走することが条件になっているので、ただの大食い競争ではありません。食べてなお走り切る余力を残さねばならず、なかなかさじ加減が難しそう。
上記トゥギャッター内では、
2位の人は55Kmを1:34で完走するも、ドーナッツ3個しか食べられなかったため優勝を逃し、1位の人はタイムは2:24だけどドーナッツ22個食べネットタイム34分でぶっちぎりの優勝
と書いてあって、笑うしかありません。
しかも、ドーナツがアメリカンサイズなのでデカい。日本のドーナツ屋にあるような小さくて可愛らしいサイズではなく、日本人が見たら「ほぼ菓子パンやんけ…」というでっかいサイズ。それをサイクリング中に食べるわけなので、相当キツイでしょう(笑)。

ちなみに、ドーナツ1個のカロリーは約400キロカロリー。
400キロカロリーって、マクドナルドのメニューで言うと「マックグリドル ベーコンエッグ1個」もしくは「月見バーガー1個」に相当します。すげえ。
想像してみてください。サイクリングイベントの補給コーナーにマックグリドル ベーコンエッグ並のカロリーのドーナツがずらっと並んでいたとして、いったい何個食べられるだろうか…と。私なら2個でギブアップします。
見方を変えると、体力に優れた人にだけでなく、すべての人に勝つチャンスがあるわけで、ある意味アメリカらしいと言えるのかもしれません。
エイドステーションというか、ドーナツステーションがコース途中にいくつか設けられていて、そこでドーナツを食べます。食べた数は背中のゼッケンにマークしていく…というやり方。
ドーナツ以外にも、バナナ、りんご等の果物、ヨーグルトや牛乳、水分も補給できます。(アメリカ人って運動中に牛乳飲むの…?あるいはドーナツと一緒に?)
健康的なのか、そうじゃないのか、意味不明なイベントですが、こういう発想はアメリカ人ならでは。日本でこの企画は通らないんじゃないかな…。
YouTubeに様子を収めた動画はいっぱいあるので、雰囲気はつかめます。
2018年
2019年
2021年
コスプレしている人、私服で走っている人、お腹周りがかなり太めの人、子供…と幅広い参加者層。自転車もロード、MTB、ミニベロ、リカンベントもいて、ゆるい雰囲気です。のんびり走っている人も多く、楽しいイベント感が伝わってきます。
この男性は「1個食べた瞬間に後悔した…胃袋がパニックを起こしたね。10個食べたって人もいたんだが、信じられん…」って話していたので、全然食べられないアメリカ人もいます(笑)。
さて、こんなクレイジーなイベントの初回参加者は25名でした。しかし、回を重ねるごとに申し込みが増え、スポンサーも集まるほどに成長。いまでは3,000名近い参加がある人気イベントのようです。開催地もイリノイだけだったのが、オハイオ、ユタ、ミシガン、テキサス、カリフォルニア…へと拡大していてます。
もし日本で開催したら、ドーナツではなくアンパンとかどら焼きになるんでしょうか…。
Tour de DonutのサイトとYouTubeを見て思ったのでは、「自転車は自由でいい!」ということ。そう、楽しみ方は人それぞれで、本人が楽しければそれでよいんです。
コロナ禍でイベントがなくなり、ソロライドが増えた私は、この1年半でこんな走り方をすることが増えました。
■「25km 走る→カフェで読書」を繰り返す
※Kindle Paperwhiteが便利
※ジャージのバックポケットに入れて出かけることも
■行けるだけ遠くまで走る→輪行で帰る
※体力が切れるまで走るもよし、観光の時間を多めに取るもよし
■夕方に江ノ島に夕日を見に行く
※自転車の鍵は持たず、さっと行って帰るだけ
■テーマ(歴史や人物)を決めて縁の地を辿る
※歴史を知るほど、行く場所が増えます
>> 【自転車で制覇したい】神奈川県の名所、三浦半島の八景を調べてみた
>> 新規のサイクリングコースを1人で開拓する方法とコツについて
■早起きして数時間、ジョギング感覚で走る(午後は他の用事に充てる)
※朝食と組み合わせてもよし
■輪行で遠方へ行く→走りつつ帰宅
※知らない場所からスタートするのって新鮮です
■温泉やサウナを目的地として走る
※岩盤浴に最近目覚めました
>> サイクリングに岩盤浴を組み合わせてみたら、なかなか良かったのでオススメしたい
■金曜に半休を取って片道80km くらいのビジネスホテルへ→翌日走って帰る
※ドーミーインとルートインがお気に入りです
■遠方の友人に会いに行く(引越し祝い等)
※どのルートで行こうか?と考えるのが楽しい
酒飲みは「世の中の森羅万象を酒を飲む理由に変換」するのが上手ですが、サイクリストも同じで良いと思います。理由は適当にでっち上げればいいんです。
Tour de Donutの精神を見習って、クレイジーで奇想天外な自転車の楽しみ方を発見していこうと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
ツール・ド・フランスパンなら納得だけど・・・
私は、攣-ーる・ど・足 でソロソロライドが増えています。
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました