サイクリング系のアパレルデザインには前々から不満を持っていたので、酔狂でリアディレイラーTシャツを今年の夏に自作してみました。

>>【着たいサイクリングウェアがない!】 自分が欲しいサイクリストTシャツを自作してみました

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※いちおうペアルック(笑)

なぜリアディレイラーをデザインモチーフに採用したかというと、単純にメカの造形と動きが好きだから。それだけ。

手前味噌ながら、なかなかのデザインだと思っていて、職場の仲間やお世話になっているショップスタッフさんにも好評。オクサマにもプレゼントしたところ、喜んで着てくれているので、まあそんなに悪いデザインではないのだろうと思います。

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サイクルガジェットTシャツもオクサマに贈呈しましたが、外に着ていくことは頑なに拒否しており、パジャマと化しています…。「カタカナのシャツなんぞ、ダサくて着れるか!」とのこと。 (まあ、そうだよね)

そこで、リアディレイラーTシャツを「stores.jpで販売してみようかしら」と思って、サイクルガジェットストアを立ち上げました。半分ギャグですが、半分本気です。
※stores.jpとは、誰でもカンタンにECストアを作れるサービス。無料版もあります。

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お世話になっているショップのスタッフも、喜んで着てくれています

ちなみに、リアディレイラーTシャツは、サイクリスト以外には一切響かないデザインであることは、あらかじめお断りしておきます(笑)。一般の方からは、「リアディレイラーって何?え?自転車の後輪のギアを変速する機械?あぁ、あれね……それをシャツに?はぁ、そうですか…」ってかんじのリアクションをされます。

そもそも、Rear derailleur を正しく発音できる人のほうが稀かなと。 まあ、サイクリストにさえも、「なんでリアディレイラーをTシャツのデザインにしようと思ったの?ねえねえ、どうして!?」って質問攻めにされたことは何度もあります。

そのたびに、「だって、カッコイイし萌えるじゃないですか。リアディレイラーって」と熱く主張するんだけど、面白がってくれる人と、返答に困る表情を見せる2パターンに分かれます(笑)。 そもそものデザイン・コンセプトが、強い主張をするのではなく、「分かる人にはひっそり分かる、伝わる人には地味~に伝わる」なので、これでいいという判断。

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職場のサイクリング仲間にも好評

ちなみにシャツは、定番Tシャツでおなじみのユナイテッドアスレの5001を使っています。生地が丈夫なので、繰り返し洗濯してもしっかりした着心地が失われません。首はダブルステッチで補強されていて、伸びにくく、首元がダランと垂れ下がったりしないのがGOODです。

実際、自分は今年の夏はリアディレイラーTシャツとサイクルガジェットTシャツを着続けていました。素材、着心地、シルエット、すべてにおいて満足できる材質です。

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なお、(軽く予告すると)リアディレイラーTシャツに続き、第2弾として『カセットスプロケット・ロンT』を企画中。デザインはまだ調整中ですが、近日中にテスト製作する予定。プロトタイプが完成したら披露したいと思います。

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※いくつかのパターンを検討して、最終的にはアンケートで最終デザインを決定

あくまで、自分が着たいデザインにすることが大前提です。 「なんでスプロケットTシャツなんて作ろうと思ったの?何を考えているの?バカなの?」と周囲からツッコまれることは想定の範囲内(笑)。

反応が良ければ、サイクルガジェットストアのラインナップに加えるかも…。