ラピエールのXELIUS SL ULTIMATEのディスクブレーキ音鳴り問題が起きまして、懇意にしているハクセン鳩ヶ谷さんで診ていただきました。

結論、ディスクローターとブレーキパッドの交換となりましたので、備忘録としてメモを残しておきます。

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※外したほうの古いローター

目次


前輪ディスクローターから異音発生

これまで何度も音鳴り問題に悩まされてきましたが、起きるのはほぼ前輪ばかり。
より大きな力が加わるのが前輪なので、そんなものなのかな、とは思います。

一度音が鳴り始めると、二度と収まることはなく、むしろ音の酷さが増すばかり。

原因が特定しにくいのはディスクブレーキに限ったことではないですが、リムブレーキよりも難解なような気がします。

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数日間預けて原因究明をしていただいたのですが、メカニックさん曰く、


「考えつく対処法はすべてやり尽くしたけど、それでも音鳴りが止まないっす……ディスクローターとブレーキパッドを交換しましょう」


とのご返事が。

プロが徹底究明してこの結論だったので、素直に従いました。

現行のシマノディスクローターの形状がすごくダサい

2020年に組んだモノはすでに無く、現行のディスクローターは「RT-MT800-SS」というモノです。

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カッコいい or 悪いは主観でしか無いのであくまで私の好みの問題ですが、見た瞬間


「ダサっw!!」


って思いました。


不揃いの穴たちが不規則に並んでいるだけ、にしか見えん…。

もうちょっとかっこよさを追求できなかったのか、誰がこのデザインにGOを出したのか、シマノを問い詰めたい気持ちです(笑)。

いや、まあ走っている間はディスクローターの形状なんて目視できないから別にかまわないっちゃかまわないんですけどね。

でも性能はすごいらしい

見た目はダサいですが、アイステクノロジーFREEZAというシマノの冷却構造が採用されていて性能はすごいらしいです。

シマノの公式サイトによると、

表面のアルミ層セグメント上に放熱ペイントを施した軽量クラッドローターにより、あらゆる条件下で優れた冷却機能、安定したブレーキ性能、軽い動作を追求。アルミ/ステンレス製フィン付きクラッドブレーキパッドですばやく放熱されるので、メンテナンスが減り、パッドの寿命が延び、ブレーキの減衰やノイズが軽減されます。

とのこと。

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優れた冷却機能、安定したブレーキ性能、軽い動作を実現しているようで、しかも「メンテの頻度が減る&パッド寿命が伸びる」と謳われているのはありがたい。

放熱効率が向上しているとのことですが、さすがにローターに触れて確かめるわけにはいかないので、ここは謳い文句を信じるしかありません。

ちなみにローター材質は「ステンレス/アルミ/ステンレス」の3層構造です。

見た目はそのうち慣れる…はず

デザインを散々ディスりましたけど、シマノあるあるとして「時間の経過とともに『このデザイン、意外と悪くないぞ』となる、アバタもエクボ現象」があります。

新型コンポーネントが登場するたびに「前のほうが良かった」と言われがちだけど、数年すぎると悪口は聞かなくなる…のと同じですね。

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※リアは前の型式のモノ

R8000のリアディレイラーやクランク形状も、初見時は「う~~ん」ってガックリ来ましたが、今は「超カッコいいやん!むしろ過去イチいけてるやん!」って思ってますしね。そんなもんです。

なので、RT-MT800-SSもそのうち愛着が湧いてくると期待しています。

160mm ではなく、140mm にした

ロードバイクのディスクローターはたいてい140mm なのですが、2年前に組んだとき、酔狂で前輪だけ160mm にしていました。理由は「なんとなくカッコいい」から。

2年使ってみて恩恵らしきものは感じなかったので、ノーマルな140mm に変更。

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※ASHIMAというブレーキパッドにしました(シンプルにシマノ製が手に入らなかったので)

200kmほど走ってみた感想

制動力に大きな変化は感じないです。
つまり、140mmでなんの問題もなし。

ただ、峠の下りでまだ試していないので、そのときに何か感じるかもしれません。

リムブレーキに乗り換えて性能差に驚く

驚いたのがリムブレーキとの比較でして、ゼリウスで走った翌日にリムブレーキのクロモリに乗ったんですが、リムブレーキのあまりの効かなさっぷりに焦りました。

前日のディスクブレーキの感覚で信号で止まろうとしたら、


「あれ…?え…?スピードが落ちん…!」


となりました。

まさかブレーキパッドがイカれたか?と疑って、思わずバイクから降りてチェックしたほどです。(←ぜんぜん問題なし)

ほんのちょっとディスクブレーキに慣れてしまうと、リムブレーキの制動力では物足りなくなるんですね。いや~、慣れというのは怖いものです。

良く言えば「リムブレーキのほうがコントローラブル&スピードの微調整がしやすい」のでしょうが、ディスクブレーキの制動力はやはりすごいんだなと実感させられました。

しかも、160→140mm への変更なので、制動力は少し落ちているにもかかわらず、です。

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ただ、不思議なもので、そのままリムブレーキのクロモリで走っているとその制動力に慣れてきて、ふつうにブレーキングできるようになります。身体がその都度マシンに反応して適応しているんですよね。

ディスク→リムに乗り換えるときは、最初の10分は慣れが必要…な印象です。
もちろん、「リム→ディスクの移行」は何の問題もなし。

やっぱディスクブレーキってすごいっすね。


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