タイレル(Tyrell)のCSI にKitt design Carbon Tri-spoke Wheel(キット・デザイン カーボン トライスポーク)を履かせてはや2ヶ月。ちょうど1,000キロ走ったので、その後のインプレッションをしてみましょう。

結論から言うと、むちゃくちゃ満足度の高いホイールですよ!\(^o^)/

00

>>kitt design のカーボンバトンホイール、「Carbon Tri-Spoke Wheel Set」をひと目見て、僕は恋に落ちた

>>kitt design Tri-Spoke wheel のカーボンバトンホイールを購入してしまった

>>バトンホイールのシェイクダウン(150キロ走ってみてのファーストインプレッション)

ホイール単体としてのバランスがよい

リムハイトは5センチ、スポークも5センチ、遠目から見たバランスがじつによい。バトンホイールのスポーク数は、3~5本まであるものがメジャーだが、3本スポークがもっとも似合う気がする(完全な主観です)。

12
※リムハイトは50ミリ

個人的な趣味になるが、ブラックアウトさせたロゴが控えめな感じでグッド。白系フレームには白ロゴバージョンが似合うような気もするので、フレームカラーとのマッチングもあるだろう。シックでアダルトに決めたい人は同色系がマッチすると思う。

58
※スポークも50ミリ

自分は「かっこいいものは何でもガンダムのモビルスーツで例えてしまう」おかしな習性があるのだが、Kitt design Carbon Tri-spoke Wheel(キット・デザイン カーボン トライスポーク)を履いたCSIは、ドムの重厚感&下半身にかけて太くなる迫力と、マ・クベの愛機であるギャンのエレガントさを併せ持っているように思う。


「ドムってなに?ギャンってじなんじゃらほい?」って方は、リンクで勉強してください。

ドムとは※Wikipedia

ギャンとは※Wikipedia

要するに、むちゃくちゃかっこいいんです。

巡行スピードが維持しやすい気がする

プラシーボ効果かもしれないんだけど、スピードを維持して走りやすい。スポークが「シュンシュン」を風を切る音も萌えポイントで、ついついペダルを強く踏んでしまう。

R0000314

やはり横風には弱い

スポーク式と比べるとその差は歴然。たった20インチ(451)ホイールなのに、横風はしっかりと受けてしまう。なにしろリムハイトもスポークハマも50ミリ脚ますので…。

とくにビルとビルの間から瞬間的に吹き付ける強風に弱く、風速8メートル以上あるときはちょいとばかり気をつかう。

R0000329

サイコンのセンサーが取り付けられない

ホイール交換作業を全て終わらせ、他にやることあるかなと思ってから気づいた。「げ、サイコンどうやって装着したらええんや…」と。バトンホイールでテンションが上がりまくりだったので、サイコンなんて忘れていた。

物理的には、どうやったってスポークに磁石センサーをつけるのは無理。一瞬、サイコンを使うことを諦めかけたのだが、ショップの大将が「トライアスロンバイク用のセンサーを結束バンドで取り付ける」というウルトラCなナイスアイデアを発案。

13

フロントホイールのデザインがほんのちょっとだけスポイルされてしまうのは許容範囲。どんだけホイールが高速回転しようとも、磁石センサーはビクともしない。すこぶる安定して計測できております。

27

お手入れが簡単

内臓ハブなので、スポークの内側というものが存在しない。よって、お掃除しなくてよい。これは楽チン。

表面の掃除は、(カーボンなので)パーツクリーナーは使わないほうがいい。中性洗剤系で汚れを落とし、リム以外の部分をクレストヨンド社の「ガラスの盾」で拭いてコーティングする。テラテラと妖艶な輝きを放つのがたまらない。

03

>> スマホ画面がツルツルでバツグンの操作性!35個もの用途を持つ『ガラスの盾』は魔法のコーティング剤なのかっ?【PR】

ノバテックのハブはそれなり

ハブはノバテック製なのだが、質はそれなりといったところだろうか。フロントのホイールは、抵抗なく延々とよく回るのだが、リアはさほどではなく、わりとアッサリ回転を止めてしまう。

23

フリー音はややチープか

高級感あるかないか?ていうと、ないほうの音だと思う。音は大きく、派手なのだが、質感はそれなりかなと。

自分はまあまあ気に入っているのだが、高級なカーボンチューブラーホイールとかが奏でるそれには及ばない。まあ、しょせん10万円のホイールですしね…。

ダウンヒルでブレーキングに気をつかうことはほぼない

カーボンリムなので、長い下りでずっとブレーキシューを当てていると、熱でリムがダメージを受けやすい…という話は聞いていた。

埼玉と都内をメインで走る限り、ほとんど下りはないので気を使わねばならないシチュエーションはない。三浦半島と太平山では少々アップダウンはあったものの、ずっとブレーキレバーを引かねばならないこともなかった。よほどのロングダウンヒルでない限り、発熱の心配をする必要はなさそうだ。

50

オクサマの評価はイマイチ

妻にロードバイクのホイール購入を理解させ、さらには許可までスムーズにもらう方法」にも書いたとおり、半年を費やして念入りな計画を立て、満を持してプレゼンテーションして手に入れたKitt design Carbon Tri-Spoke バトンホイールだが、オクサマの評価は低い。というか、酷評。

うわ、ダッサー!死ぬほどダッサー!なんだかバイク全体がデブになった。カッコ悪い。あたしのボードウォークのほうがステキ。あんた、ファッションセンスもないけど、バイクドレスアップのセンスもないね」と散々な言われよう。(そこまで言う?)

33

自分は、タイレルのCSIに最高にマッチしていると思うんだけどな~。このかっこよさがわからないかな~。

ちなみに、読者の方からご提供いただいた「KHSのP-20R にKitt design Carbon Tri-Spoke バトンホイールを装着した画像」もご紹介しよう(ご本人に許可取得済み)。

28
※でかいチェーンリングとセライタリアのサドルが絶妙にマッチ!

KHSにも似合いますね!エモいですね!男の子魂をグイグイに刺激してくる、モビルスーツにたとえると、戦闘力と性能を全体的にレベルアップさせたゲルググっぽいですね。

なお、ゲルググとは、初代ガンダムで登場する、ジオン公国軍の量産機のモビルスーツのこと。一年戦争末期に完成した新型機で、主人公アムロのガンダムに勝るとも劣らない性能を持つ。劇中では、ライバルのシャア・アズナブルが搭乗する赤い先行生産型が登場し、終盤では緑とグレーに塗装された一般量産機が登場する。(量産型は何気に弱かったような…)


以上、Kitt design Carbon Tri-spoke Wheel(キット・デザイン カーボン トライスポーク)のロングタームインプレッションでした。

★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!