サイクリング用語はよくわからないものが多い。その趣味がない限り耳にしたい言葉だし、字面は同じでも意味の異なる単語もある。
ダンシングは踊りではないし、カセットはカセットテープ(死語)を意味しない。クロモリは黒森さんではなく、サイコンは再婚とは無関係。ややこしいといえばややこしい。

一応自転車歴が7年になるオクサマは、いまだにホイールとタイヤの違いを理解していないフシがある。
(´・ω・`) 「タイヤはゴムね。柔らかいヤツ。地面に触れる部分ね。たいてい黒い。ホイールはタイヤを装着する金属とかカーボンでできた物ね。硬いヤツ。針金がいっぱい伸びてる。柔らか=タイヤ、硬い=ホイールって覚えておいて」
( ´ー`) 「わかった。でもたぶん明日には忘れる」
(´・ω・`) 「もういいです・・・」
ということで、GCNで見かけたサイクリング用語解説動画を取り上げてみる。中級者以上のサイクリストには当たり前田のクラッカー(※意味がわからない人はググりましょう)だが、お付き合いくださいませ。
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How To Speak Like A Cyclist - A Glossary Of Cycling Terms
※使用例

※使用例
意識はあっても判断力と思考力が落ち、体が動かなくなる。怖いのは、Bonkingは突然やってくること。ブドウ糖・果糖等の糖質補給で回復できるが、一度Bonkingに陥ると、完全復活するまでにはけっこう時間がかかる。食いしん坊の自分は、いまだかつてこれを味わったことがない。走っても走っても、お腹の出っ張りがなくならないのである。
※使用例
おおよそ、ママチャリだと50 - 60 rpm、クロスパイク等の軽いサイクリングだと70 - 90 rpm、ロードレースの場合は80 - 120 rpm。100 rpm以上をコンスタントに出すのはけっこうな慣れが必要。なお、競輪やトラックレースでは170 rpmなんて数字が出ることも。一般人はマネしないほうがよい。
※使用例

※使用例

※使用例
3500kmがピンとこないかもしれないので日本列島に置き換えると、最北端(択捉島)と最南端(沖ノ鳥島)の直線距離が3,020km。これを3週間前後で走るのである。しかも、レース。ツーリングではなく、勝敗をかけて。こんなことができる人間は、狂っているとしか言いようがない。
※使用例
※使用例
とくに人数に決まりはないが、20人前後で形成されることが多い。なお、もともとは集団の兵隊を注す言葉。英語で言うところの「プラトーン」。オリバー・ストーンの映画作品の名前でもある。
※使用例

※使用例
※使用例
※使用例

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こちらもどうぞ…( ^^) _旦~~
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ダンシングは踊りではないし、カセットはカセットテープ(死語)を意味しない。クロモリは黒森さんではなく、サイコンは再婚とは無関係。ややこしいといえばややこしい。

一応自転車歴が7年になるオクサマは、いまだにホイールとタイヤの違いを理解していないフシがある。
(´・ω・`) 「タイヤはゴムね。柔らかいヤツ。地面に触れる部分ね。たいてい黒い。ホイールはタイヤを装着する金属とかカーボンでできた物ね。硬いヤツ。針金がいっぱい伸びてる。柔らか=タイヤ、硬い=ホイールって覚えておいて」
( ´ー`) 「わかった。でもたぶん明日には忘れる」
(´・ω・`) 「もういいです・・・」
ということで、GCNで見かけたサイクリング用語解説動画を取り上げてみる。中級者以上のサイクリストには当たり前田のクラッカー(※意味がわからない人はググりましょう)だが、お付き合いくださいませ。
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How To Speak Like A Cyclist - A Glossary Of Cycling Terms
アタック(Attack)
先頭集団から単独で果敢に抜け出して、トップに立とうとする行為。要はアタック=攻撃ですね。サイクリストではなくても、比較的イメージしやすいはず。アタックが決まると後続集団に追いつかれないよう、逃げることが目的となる。アタックが決まるとTVカメラに映りやすいので、ジャージに乗ったスポンサー様のためだけにアタックをかける選手もいる。※使用例
- アタックを仕掛けたるで
- なんの、そのアタック、つぶしたるわい

ブレイクアウェイ(Break away)
単独、もしくは数人の選手が先頭集団に差をつける行為。ブレイク(壊して)アウェイ(離れる)わけ。アタックに似ているが、アタックはもっとアグレッシブな攻めの姿勢の行為となる。が、正直、自分も完全に両者の違いを理解しているわけではない。※使用例
- ブレイクアウェイしちゃいましたか~
- ブレイクアウェイされちゃいましたね~
ボンキング(Bonking)
いわゆるガス欠。カロリー摂取が消費に追い付かず、低血糖症に陥り、だるくなってしまう状態。日本では「ハンガーノック」と呼ばれることが多い。意識はあっても判断力と思考力が落ち、体が動かなくなる。怖いのは、Bonkingは突然やってくること。ブドウ糖・果糖等の糖質補給で回復できるが、一度Bonkingに陥ると、完全復活するまでにはけっこう時間がかかる。食いしん坊の自分は、いまだかつてこれを味わったことがない。走っても走っても、お腹の出っ張りがなくならないのである。
※使用例
- やべ、ちょっとボンキングなりかけてるかも
- だから言ったろ、ボンキングまじ怖いから早めに補給しとけって
ケイデンス(Cadence)
1分間のペダルの回転数。単位はRPM(Revolution Per Minute)。ケイデンスは高ければよいとか、低いとダメといったことはなく、個人の好みにも左右される。ただ、傾向としては、初心者ほど重いギアでゆっくり漕ぐので、ケイデンスは極端に低くなる。こまめにギアチェンジをして、ケイデンスを高めにして走るのが疲れないコツ。おおよそ、ママチャリだと50 - 60 rpm、クロスパイク等の軽いサイクリングだと70 - 90 rpm、ロードレースの場合は80 - 120 rpm。100 rpm以上をコンスタントに出すのはけっこうな慣れが必要。なお、競輪やトラックレースでは170 rpmなんて数字が出ることも。一般人はマネしないほうがよい。
※使用例
- ギアが重いみたい。もう1段軽くしてケイデンス高めると楽だよ
- でも、ケイデンス高くするとお尻がピョコピョコと上下するよね

ディレクタースポルティフ(Directeur Sportif)
選手に戦略や作戦を伝えるチームマネジャー。※使用例
- うちのディレクタースポルティフ、いちいち指示が細かいよな
- だよな、シーズン終わったら新しいディレクタースポルティフに来てほしいわー

エシュロン(Echelon)
フランス語。集団が風向きに対して段状に隊列を組み、空気抵抗を最小限にしてローテーションで走る行為。通常、ローテーションは一直線になって行うが、斜めからの風が吹いている場合は、風向きに倣って斜めになる。※使用例
- 風が斜めに吹いてるな…ここはエシュロンかな
- エシュロンですね
グランツール(Grand Tour)
いわゆる3大ツールと呼ばれるメジャーなロードレース大会。ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの3つのステージレースの総称。上記3レースはUCI競技規則によれば、15日以上23日以内かけておこなわれ、総走行距離はなんと3500km(以内)で、2回の休息日を設けることが義務付けられてる。3500kmがピンとこないかもしれないので日本列島に置き換えると、最北端(択捉島)と最南端(沖ノ鳥島)の直線距離が3,020km。これを3週間前後で走るのである。しかも、レース。ツーリングではなく、勝敗をかけて。こんなことができる人間は、狂っているとしか言いようがない。
※使用例
- グランツールって、3週間で3,000キロとか走るんだって?
- それ、年間の俺の走行距離の半分やで
ネオプロ(Neo-Pro)
ルーキーのプロサイクリスト。1年目の選手の総称。※使用例
- オレ、念願のプロサイクリストになったんだ。ネオプロだよ
- おめでとう、ネオプロくん
プロトン(Peloton)
フランス語。海外での発音はプロトンではなく、ペロトンに近い。有力選手のいる集団を指すことが多いので、必ずしも先頭であることがプロトンの条件ではない。数人の逃げ集団はプロトンとは呼ばれず、逃げ集団と呼ばれる。とくに人数に決まりはないが、20人前後で形成されることが多い。なお、もともとは集団の兵隊を注す言葉。英語で言うところの「プラトーン」。オリバー・ストーンの映画作品の名前でもある。
※使用例
- プロトンが逃げ集団を吸収しそうですね~
- これでプロトンが再び先頭に立ちましたね~

スリップストリーミング(Slip-Streaming)
空気抵抗を減らすために、前を走る選手の真後ろにピッタリと張り付いて走ること。そうすることで、最大で70%くらいの力で走ることができ、体力が温存できる。※使用例
- オレ、太っているから後ろにつくとスリップストリーミング効果高いよ
- ありがとう。牽いてもらうね
ワット(Watts)
選手がどれだけのパワーを生み出しているかの計測方法。※使用例
- お前、ワット数どんだけ出せるの
- お、お前こそどんだけなんだよ~
- お、おれのほうが先に聞いたし~
ロードラッシュ(Road Rash)
落車やクラッシュで皮膚がアスファルトにこすられてできる擦過傷のこと。皮膚が治るまでにジクジクして痛い。※使用例
- こないだ落車して、太ももがロードラッシュになっちゃたよぉ~
- えー、ヤダ痛そうー><

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コメント
コメント一覧 (4)
レースの種類でも、ワンデーレースの歴史のあるものをクラシックと呼び、その中でも格式が高い5大クラシックはモニュメントと呼びますし。
あと未だよく区別がつかないのが選手の脚質ですね。
スプリンターやクライマーはそのままなのでいいんですが、ルーラーやらパンチャーやら何が何やら…^^;
パンチャーは逃げ切れてしまうこと、たしかにありそうですね。
ご指摘と解説、ありがとうございます。
\(^o^)/