1年前に「仕事にもプライベートにも幅広く使えて、ちょうどいい大きさで、派手すぎず地味すぎない汎用性の高いバックパックは無いものか」と探しまくった結果、インケース社のバックパック、「City Collection Compact Backpack」を購入した。
※以前はincase compact city backpackという名称だったはずだが、今は名称変更したもよう。
買ったその日から大満足で使っているんですが、1年後の今もその気持ちに変わりはないのか、果たして劣化具合は?
ということで、ロングタームインプレッションを書いてみます。購入検討中の方のご参考になればと。
>> メッセンジャーバッグ派の私が、ノートPCを運べる最強なバックパックを見つけるまでの過程(6つの候補から1個に絞り込んだ)
>> Incase(インケース) City Compact Backpack のレビュー(1ヶ月使ったインプレッション)
>> 人生最高のバックパック、incase compact city backpackの使用5ヶ月後のレビュー
日常の通勤、週末のお出かけ(勉強会とかイベントなど、ガジェット類を持ち歩きたいとき)にジャストサイズってのがコンセプトのバックパックなので、自分には「過不足なくてちょうどいい!」のである。
あと、個人的に「容量がありすぎてスカスカになり、バッグ本体がベコッと凹むシルエットが好きではないので、あえて薄手のものを選んだ…という背景がある。
本体には3つのポケットがあり、それぞれをこう使っている。
↓
これだけ入れると、いい感じにバッグが満たされる。むしろこれ以上運びたくないので、これでいい。ちなみに日常的にノートPCは持ち歩かず、月に1~2回あるかどうか…って頻度。
↓
厚手のモノは入らないが、オーガナイザーは薄手のほうが歩行中に暴れないので好都合。ただ、マチはミニマムなので、腕時計をした腕を突っ込むと中で引っかかることはある。
↓
ガジェット好きの人は重宝するであろうポケット。そうでなくても使えるポケットだと思う。女性ならリップとか、ちょっとした化粧品、お菓子(ガム、ミント類)を入れておけるのではないか。
ただ、あまり重いモノを入れるのはオススメしない。パソコンのACアダプターはやめとこう。コンパクトデジカメと外付けバッテリーくらいなら問題ない。
電車、車、バス、レストラン、居酒屋、カフェ…どんな場所でも「デカくて置き場所に困るなあ」ってなったことがない。膝に抱えてよし、網棚に乗せてよし、椅子や壁に立てかけて人の邪魔にならず。満員電車では前後逆にして胸に抱えるように持つのだが、それもやりやすい。
1,服装を選ばない
ヘザーブラックという色は黒に近いグレーなんだけど、細かな線状の模様がいい感じにシックな見た目になっていて、かなり気に入っている。ビジネスで使ってもギリ許されると思う。
2.パソコンを安心して運べる
PCスリーブが「360プロテクション」というコシのあるクッションで守られており、その名の通り全包囲で包まれている。さすがマック公認のバッグメーカーだけあって、パソコンの保護機能は素晴らしい。背中のパッドも厚いので安心できる。
ちなみにノートPCは15インチが入ります。(自分のは13インチなので余裕)
3.一泊旅行なら行ける
ボストンバッグを手に持つのが嫌なので、一泊旅行(出張とか)もこれで済ませた。行けるかな…大丈夫かな…と思ってやってみたらできてしまった。
書籍は全部抜き、代わりに下着、寝巻き(Tシャツと短パン)、靴下を詰めればよい。本格的な旅行は無理だけど、ミニマムなので荷物での一泊旅行ならできてしまう。
4.ストラップと背面のパッドがコシがあって背負いやすい
ストラップと背面のパッドの厚みとコシ、耐久性が高い。購入時はなかなか注目しないポイントだと思うけど、いざ使い始めると真っ先に気になる場所だ。
荷物がたくさん入っても、肝心のそれを支えるパッドとストラップがヤワでは意味がない。手抜きをしていない、マジメなバックパックだなーと感心する。
1.小物入れのジッパーが片手では開けにくい
フロントに二個あるポケットのジッパーが片手でスッとは開かず、片手でバッグ本体を押さえる必要がある。ジッパーが全体的に”やや硬い”感は否めない。悪く言えば硬い。よく言えば手応えがカッチリしている。
2.折りたたみ傘を収納する場所がない
購入前から分かっていたのでべつに不満ではないのだが、外側に傘やペットボトルを挿すポケットがない。濡れた折りたたみ傘を中に入れるわけにもいかず、手に持って歩く必要はある。
ただ、サイドポケットは使っているうちに口の部分が伸びてきて、ダランとなるので好きではないので、もともとそんなに求めていない機能である。よって、デメリットには感じていない。
底面はさすがに擦れて表面が荒れているのでは…と思ったが、ノープロブレム。ぜんぜんキレイ。
なお、防水性はいわゆるメッセンジャーバッグにあるようなタフネスは期待しない方が良い。素材は300デニールEcoyaポリエステルというものが使われているそうで、公式サイトには
と書いてあった。
/ スマホはさっと取り出せる位置に \
ミリタリー系メーカーなのでボタン式のバックルの固定力が強く、ちょっとやそっとの力では引きはがせない。もちろん、外れたことは一度もなし。出し入れが素早くできるので、電車内などの移動中に重宝している。(カラーは黒にしておけばよかったかな…と後で後悔)
ただし、イヤホンをするとフタが閉じないので、音楽を聴くときはiPhoneはポケットに入れている。
汗まみれにしたくはないのも、自転車では使わない理由。ロードバイクでそれなりの量の荷物を運ぶなら、やはりメッセンジャーバッグがよいと思う。
サイズ重視の方は、ワンサイズ大きめのINCASE CITY COLLECTION BACKPACK (H52 x W34 x D14 cm)がよいだろう。(こっちは自分にはオーバーサイズだった)
/ ワンサイズ大きいです \
以上、City Collection Compact Backpackを1年使ってみたレビューでした。自信を持ってオススメできる、愛着の湧くステキなバックパックです。
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※以前はincase compact city backpackという名称だったはずだが、今は名称変更したもよう。
買ったその日から大満足で使っているんですが、1年後の今もその気持ちに変わりはないのか、果たして劣化具合は?
ということで、ロングタームインプレッションを書いてみます。購入検討中の方のご参考になればと。
>> メッセンジャーバッグ派の私が、ノートPCを運べる最強なバックパックを見つけるまでの過程(6つの候補から1個に絞り込んだ)
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City Collection Compact Backpack の容量
絶対的な容量(約H46 x W33 x D13 cm)は多くない。たくさんの荷物を運ぶのはちとキツイ。日常の通勤、週末のお出かけ(勉強会とかイベントなど、ガジェット類を持ち歩きたいとき)にジャストサイズってのがコンセプトのバックパックなので、自分には「過不足なくてちょうどいい!」のである。
あと、個人的に「容量がありすぎてスカスカになり、バッグ本体がベコッと凹むシルエットが好きではないので、あえて薄手のものを選んだ…という背景がある。
本体には3つのポケットがあり、それぞれをこう使っている。
メインコンパートメント
容量が少ないと書いたが、意外に荷物は入る。ふだん、メインコンパートメントに入れているのはこんなかんじ。↓
- 財布
- ワイヤレスキーボード
- ノート
- 書類
- 雑誌(1冊)
- ハードカバー書籍(1冊)
- 文庫本(1冊)
- 漫画(1冊)
これだけ入れると、いい感じにバッグが満たされる。むしろこれ以上運びたくないので、これでいい。ちなみに日常的にノートPCは持ち歩かず、月に1~2回あるかどうか…って頻度。
フロントのオーガナイザー
薄手のモノ、小物は前面にあるオーガナイザーを使う。入れているのは以下のとおり。↓
- 定期券
- カードキー
- ペン(三本)
- 名刺ケース
- 三文判と朱肉
- カギ
- 通帳
厚手のモノは入らないが、オーガナイザーは薄手のほうが歩行中に暴れないので好都合。ただ、マチはミニマムなので、腕時計をした腕を突っ込むと中で引っかかることはある。
上部の小物入れ
こまめに出し入れしたいモノは、バッグ本体上部にある専用ポケットが便利。内側がフリース状になっており、傷がつきにくい配慮がされてある。↓
- イヤホン
- 外付けバッテリー
- ケーブル類
- 目薬
- 単四電池(ワイヤレスキーボードの予備)
ガジェット好きの人は重宝するであろうポケット。そうでなくても使えるポケットだと思う。女性ならリップとか、ちょっとした化粧品、お菓子(ガム、ミント類)を入れておけるのではないか。
ただ、あまり重いモノを入れるのはオススメしない。パソコンのACアダプターはやめとこう。コンパクトデジカメと外付けバッテリーくらいなら問題ない。
City Collection Compact Backpack を1年間、ほぼ毎日使った感想
通勤で毎日使い、週末のお出かけ、ちょっとした帰省、1泊旅行、すべてコレだけで乗り切った。エンデューロのような荷物がおびただしく増えるサイクリングイベントでは大容量(22リットル)のバックパックを使ったが、それ以外はすべてiCity Collection Compact Backpack のみで済ませた。City Collection Compact Backpack の良いところ
毎日の生活にジャストサイズ 小さすぎず、大きすぎない。実に絶妙。だからこそ、毎日使うのが苦にならなかった。電車、車、バス、レストラン、居酒屋、カフェ…どんな場所でも「デカくて置き場所に困るなあ」ってなったことがない。膝に抱えてよし、網棚に乗せてよし、椅子や壁に立てかけて人の邪魔にならず。満員電車では前後逆にして胸に抱えるように持つのだが、それもやりやすい。
1,服装を選ばない
ヘザーブラックという色は黒に近いグレーなんだけど、細かな線状の模様がいい感じにシックな見た目になっていて、かなり気に入っている。ビジネスで使ってもギリ許されると思う。
2.パソコンを安心して運べる
PCスリーブが「360プロテクション」というコシのあるクッションで守られており、その名の通り全包囲で包まれている。さすがマック公認のバッグメーカーだけあって、パソコンの保護機能は素晴らしい。背中のパッドも厚いので安心できる。
ちなみにノートPCは15インチが入ります。(自分のは13インチなので余裕)
3.一泊旅行なら行ける
ボストンバッグを手に持つのが嫌なので、一泊旅行(出張とか)もこれで済ませた。行けるかな…大丈夫かな…と思ってやってみたらできてしまった。
書籍は全部抜き、代わりに下着、寝巻き(Tシャツと短パン)、靴下を詰めればよい。本格的な旅行は無理だけど、ミニマムなので荷物での一泊旅行ならできてしまう。
4.ストラップと背面のパッドがコシがあって背負いやすい
ストラップと背面のパッドの厚みとコシ、耐久性が高い。購入時はなかなか注目しないポイントだと思うけど、いざ使い始めると真っ先に気になる場所だ。
荷物がたくさん入っても、肝心のそれを支えるパッドとストラップがヤワでは意味がない。手抜きをしていない、マジメなバックパックだなーと感心する。
City Collection Compact Backpack の良くないところ
ぶっちゃけ、ほぼ見当たらない…のだが、なにかあるはずだと数分考えて、2つ思い当たりました。1.小物入れのジッパーが片手では開けにくい
フロントに二個あるポケットのジッパーが片手でスッとは開かず、片手でバッグ本体を押さえる必要がある。ジッパーが全体的に”やや硬い”感は否めない。悪く言えば硬い。よく言えば手応えがカッチリしている。
2.折りたたみ傘を収納する場所がない
購入前から分かっていたのでべつに不満ではないのだが、外側に傘やペットボトルを挿すポケットがない。濡れた折りたたみ傘を中に入れるわけにもいかず、手に持って歩く必要はある。
ただ、サイドポケットは使っているうちに口の部分が伸びてきて、ダランとなるので好きではないので、もともとそんなに求めていない機能である。よって、デメリットには感じていない。
City Collection Compact Backpack の経年劣化
1年使ってのヘタレ具合であるが、これが驚くほど変化がなくて嬉しい。かなりヘビーユースしているのに、糸のほつれは皆無で、ストラップや背面パッドのコシも十分。ハンドル部分もガッシリした感触を失っておらず、「くたびれた感」がない。底面はさすがに擦れて表面が荒れているのでは…と思ったが、ノープロブレム。ぜんぜんキレイ。
なお、防水性はいわゆるメッセンジャーバッグにあるようなタフネスは期待しない方が良い。素材は300デニールEcoyaポリエステルというものが使われているそうで、公式サイトには
糸ではなく原材料の段階で顔料染めをしている為、従来の染色方法によって染められた糸と比較すると、太陽光・水・洗濯等にによる色の経年変化が起き難いのが特徴です.また、生地の製造工程を革新できたことにより、二酸化炭素の排出量、化学薬品や水の使用量を大幅に削減できました。Ecoyaは自然環境保全を意識した国際的に人気な素材です
と書いてあった。
施したカスタマイズ
iPhone7を使っているんだけど、そのためのカスタマイズを一つだけ施した。バッグの中に収めてしまうとサッと取り出せない。かといってズボンのポケットに入れっぱなしもちょっと…ということで、左ストラップに「OneTigrisポーチ」を付けた。/ スマホはさっと取り出せる位置に \
ミリタリー系メーカーなのでボタン式のバックルの固定力が強く、ちょっとやそっとの力では引きはがせない。もちろん、外れたことは一度もなし。出し入れが素早くできるので、電車内などの移動中に重宝している。(カラーは黒にしておけばよかったかな…と後で後悔)
ただし、イヤホンをするとフタが閉じないので、音楽を聴くときはiPhoneはポケットに入れている。
サイクリングでCity Collection Compact Backpack は使えるか?
一度も試したことはないし、試すつもりもない。というのは、サイクリングに適していないのは明らかだから。まず、胸のバックルがないので、ロードバイクのポジションでは上下左右に暴れるだろう。あと、街向け&ややビジネスのデザインなのでサイクリングウェアには似合わないですね。汗まみれにしたくはないのも、自転車では使わない理由。ロードバイクでそれなりの量の荷物を運ぶなら、やはりメッセンジャーバッグがよいと思う。
City Collection Compact Backpack をオススメしたい人
- 少なめの荷物がちょうど良い塩梅で入るバッグがほしい人
- スリムでスタイリッシュなバックパックが好きな人
City Collection Compact Backpack がマッチしない人
- (一眼レフなどの厚みのある)カメラやガジェット系をたくさん持ち歩く人
- 容量を重視する人
サイズ重視の方は、ワンサイズ大きめのINCASE CITY COLLECTION BACKPACK (H52 x W34 x D14 cm)がよいだろう。(こっちは自分にはオーバーサイズだった)
/ ワンサイズ大きいです \
以上、City Collection Compact Backpackを1年使ってみたレビューでした。自信を持ってオススメできる、愛着の湧くステキなバックパックです。
>> メッセンジャーバッグ派の私が、ノートPCを運べる最強なバックパックを見つけるまでの過程(6つの候補から1個に絞り込んだ)
>> Incase(インケース) City Compact Backpack のレビュー(1ヶ月使ったインプレッション)
>> 人生最高のバックパック、incase compact city backpackの使用5ヶ月後のレビュー
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コメント
コメント一覧 (4)
そーなんです。あんまし被らないですよね。質も良いし、長く使いたくなります( ◠‿◠ )
>フロントの部分もバック底部まであるのでテキトーに入れると何を入れたか手で探らなければなりません。
↑
激しく同感です(笑)。
うおら~~って感じで小物を探す時もあります(;^_^A
特にバッグを選ぶのにすごく参考になります。
Timbuk2カタパルトはレビューを拝読して買いました。
INCASEのデイバッグも長期レビューが決め手で、東急ハンズで買いました。
ユーザー目線の記事に納得です。
ヘヴィな自転車乗りではありませんが、これからも思わず頷いてしまうような記事を楽しみにしております。
私も人様の書くバッグレビューが大好きでして、買う気が無くても「へーーーそうなんだーーーほほーーーー」といったかんじで延々と読んでしまいます(笑)。お役に立ててうれしいです!
\(^o^)/