皆様は、ロードバイク専門シムスタジオ…という場所が存在するのをご存知だろうか?「だろうか?」とかエラソーに言っておきながら、自分はつい数週間前まで知らなかった。
ローディを対象にしたジムスタジオとは一体どんなところかと言いますと、屋内で大人数で「ズイフト(ZWIFT)」ができる場所のこと。名前を「CITTECGALIBIER」という。
/ 固定ローラーが整然と並ぶ \
好きな人は夢中でやっている。そうでもない人はてんで興味がない。わりと好き嫌いがはっきりしている器具のような印象だ。ちなみに自分は三本ローラー派(実走感が好き)なので、これまで固定ローラーに1ミリも興味がなく、今回のご縁がなかったら、ずっと手を出すことはなかっただろう。
そんな状態の自分が、ZWIFT を体験取材してきたお話です。ちょっと長いので、2回に分けて書きますね。
元々書店だったビルを丸ごと使い、CITTECGALIBIERは1Fがジムスペース、2Fがカフェレストラン、3Fが更衣室&シャワースペース。各フロアがデカイ。この広さの物件を確保するため、都内を相当かけずり回って見つけたそうな。
2Fのカフェは次回紹介して、今回は1Fと3Fを紹介しよう。
それにしても、なぜにジムスペース(しかもロードバイク専門の)とカフェを合体させることになったのか?
/ 2Fはカフェレストラン \
以下、ヨスさんとのやりとり。
ヨスさん
「自転車と食べることと飲むことが好きだったから(笑)」
…あ、シンプルな理由なんですね(´∀`*)
なるほど。”やりたいを仕事にした”わけか…。しかし、どうして東京で?しかも「固定ローラーのジム×カフェ」というまったく新しいジャンルで?
手段こそ違えど、自分も同じなのでとても共感できる。自転車大国のオランダの人が東京をこうやって褒めてくれるのって、なんだかうれしい。
/ 奥様の智美さんと、オーナーのヨスさん\
ちなみに、自宅(一軒家)に三本ローラーがあるので、自分はわりと自由なタイミングで回せる環境がある。それでも、平日乗れるのはせいぜい1回。2回できたらかなり良いほうだが、滅多にない。
うーむ、オランダの方なのに、完全に日本人労働者の生活パターンを把握していらっしゃいますね(苦笑)。
※取材時は開業前につき、18台は並んでいない
三本ローラーは慣れと練習が必要だけど、固定ならば落車の心配もないので安心。 Wahoo Kickr Smart ターボトレーナーと Tacx Neo Smart の両方で試走させてもらった。
固定ローラーを試してみるまでは、「いわゆるフィットネスジムにあるエアロバイク的な、しなりもたわみもない、ガッチガチなんだろうな…だったらやだな…」って不安だった。
ところが、実際はかなり柔軟性があって、ペダリングに合わせてフレームがしなってくれるので、固定物の上でもがいている…感はゼロ。まあ、カーボンフレームなので当然といえば当然なんですが。
ちなみにCITTECGALIBIERでは、自分のバイクを持ち込んでセットして使うパターンを想定している。よって、ポジションで違和感を持つこともなく、いつもの感覚のままトレーニングできる。
※バイクのレンタルもあります
なお、カセットスプロケットは元々マシンに装着されたものを使ってもいいし、自分の後輪のものを外して装着することも可能。ギア比もフレームも私物を使えるのはありがたい。
※そのための工具も一式設置されています
ローディの間で話題になっているのは知っているし、周囲の評価も「楽しいよ」「未体験だけどやってみたい」という声ばかり。なので、自分ほど無関心なサイクリストは少数派だとは思う。
ZWIFTに興味がわかないのは、決してプログラム(ソフトウェア)が悪いのではなくって、自分の”特異な生い立ち”が原因。初代ファミリーコンピュータとかゲームウォッチ(←これがわかる人は結構なおじさんのはず)世代なので、いわゆる家庭用ゲーム機が普及してきた幼少期を送っていた。
もちろんゲームには興味があったんだけど、親が「ゲームはダメ(勉強しなくなる→バカになる理論)」を信じており、買ってもらえなかった。
同級生らはほぼ全員ファミリーコンピュータを持っていて、放課後に「ソフトを持ち寄って誰々君の家で遊ぼう」と集まっているのは知っていた。が、自分には声がかからない。声がかかっても、肩越しにテレビ画面を見つめるしかなく、「楽しそうだなー…でも自分にはプレーの仕方すらわかんないし…」と蚊帳の外に置かれて、寂しかった記憶がある。
ゲームには接点のないまま成人した反動で、ゲームにどっぷりハマる…かと思いきや、それはなかった。10年くらいの間に一気に進化して、ルールも複雑化したため、コントローラーの操作もRPGの遊び方もわからない。完全に浦島太郎気分。
よって、デジタルゲームはいまも未経験。プレステ、スイッチ、ポケモンGO、ドラクエ、FF、スマホゲーム各種、どれも楽しみ方を知らない哀れなオッサンなのであります。我ながら、人生をかなり損していると思う。
/ ZWIFT、すごく面白い… \
どうでもいい生い立ちをダラダラ書いてスミマセン。そんなわけで「ゲーム性のあるもの、画面を見て楽しむもの、バーチャルな体験」を無意識に拒絶する悪い癖がある。ZWIFTもそのひとつだったわけ。
そんな自分なので、「正直、楽しめるんだろうか…。5分で飽きてしまうんではないか…」という不安はあった。
ところが…
やってみたら…
これが面白いのなんの。画面に映った自分(アバター)が自分と連動して坂を上ったり下ったりする様子に引き込まれる。バーチャルとはいえ、漕いでいる人殿たちは皆ホンモノ。スピード、ケイデンス、ワット数、消費カロリー、斜度に合わせて変化するペダルの重さ…まるで本当にそのコースを走っている錯覚になる。
なるほど、たしかに映像は映画のCGほど緻密ではなく、かなり大味。だが、取り立てて問題でもない。映像のリアリティより、情報のリアリティのほうがよほど重要。
ZWIFTは世界中のサイクリストがプレイしているので、コース内にはバーチャルだがホンモノの人々がワンサカいる。誰かを追い越せば「いまカナダ人抜いた、よしっ」ってなるし、抜かれれば「ぬぬっ、今のはアメリカ人か?くやしいっ」とムキになる(笑)。
固定ローラーなので落車の心配なくぶん回せるのと、ダウンヒルでどんなにスピードを出してもコースアウトやスリップ転倒もしえない。絶対に事故が起きない安心感のおかげで、「あいつに絶対追いついたるぅぅぅぐぉぉぉぉぉぉ」ってフルパワーでもがけるわけ。ちなみにダンシングもやり放題。何をどんだけやっても恐怖心ゼロだ。
三本ローラーでは(静止状態とはいえ、ホイールも高速回転しているし)フルスロットルで漕ぐのはちょっと憚られるのよね。
脳内リミッターが発動してしまう三本ローラーにはない楽しみ方ができる。それが固定ローラーの良さだと知った。
人が近くにいなくても、坂をクリアする時間のランキングが表示されるのでそれを目標にがんばることもできる。地図上にはドットで人に位置がわかるので、「もう少しペースをあげれば先頭に追いつけそうだ」とか「のんびりしてると後ろから追いつかれるぞ」って鼓舞することも可能。
このようにソロで走って周囲や過去のランキングと戦うもよいし、ジムスタジオで何人かと同じコースをせーので走り、互いに励ましあいながらツーリング気分でトレーニングするのもよい。一人でも複数人でも楽しめるのはいいですね。
ちなみに走行中は画面から音はほぼしない。鳥のさえずりがしたり、たまに雨が降ったりはするが、基本は無音。トレーニングアプリにありがちな「あともう少しですよ!頑張りましょう」とか「トレーニングは以上です。お疲れ様でした」とか話しかけては来ない。(話しかけられたらむしろ興ざめなので、このほうがいい)
トレーニングし終えた後は、三本ローラーとは比べ物にならないほど疲れる。三本ローラーはどうしても”有酸素運動”の域を出ないんですよね。1時間は回さないと「やった感」が味わえない三本ローラーに対し、固定ローラー × ZWIFT ならば30分でも「ゼーハー状態」になれる。短時間で強度高めで鍛えるって目的であれば、こりゃ固定ローラーの圧勝でしょう。
ただ、Wahoo と Tacx はどっちもなかなかのお値段ではある。
Wahoo Kickr Smart ターボトレーナーで16~20万円の間、Tacx Neo Smart は20万円前後くらいはするようだ。衝動買いできるか?と聞かれると、「ちょっと欲しいと思いかけているけど、でも即決はできないわね…」のが正直なところ。
そういう意味では、CITTECGALIBIERにときどき通って使ってみることから始めるのはアリかも。
11月中旬〜下旬にかけてオープンするとのことなので、「ズイフト試してみたいな〜」って方は要注目である。
後編はこちら(*^^*)
↓
>> ロードバイク専門トレーニングジム&カフェ、「CITTECGALIBIER」に突撃してきた(カフェスペース編)
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ローディを対象にしたジムスタジオとは一体どんなところかと言いますと、屋内で大人数で「ズイフト(ZWIFT)」ができる場所のこと。名前を「CITTECGALIBIER」という。
/ 固定ローラーが整然と並ぶ \
好きな人は夢中でやっている。そうでもない人はてんで興味がない。わりと好き嫌いがはっきりしている器具のような印象だ。ちなみに自分は三本ローラー派(実走感が好き)なので、これまで固定ローラーに1ミリも興味がなく、今回のご縁がなかったら、ずっと手を出すことはなかっただろう。
そんな状態の自分が、ZWIFT を体験取材してきたお話です。ちょっと長いので、2回に分けて書きますね。
CITTECGALIBIERってどんな場所?誰が始めた?
オーナーはヨス・パークさん。背の高いオランダ人のおじさん。奥様の柴崎智美さんと二人三脚で運営されている。元々書店だったビルを丸ごと使い、CITTECGALIBIERは1Fがジムスペース、2Fがカフェレストラン、3Fが更衣室&シャワースペース。各フロアがデカイ。この広さの物件を確保するため、都内を相当かけずり回って見つけたそうな。
2Fのカフェは次回紹介して、今回は1Fと3Fを紹介しよう。
それにしても、なぜにジムスペース(しかもロードバイク専門の)とカフェを合体させることになったのか?
/ 2Fはカフェレストラン \
以下、ヨスさんとのやりとり。
ヨスさん
「自転車と食べることと飲むことが好きだったから(笑)」
…あ、シンプルな理由なんですね(´∀`*)
これまで30年間、大企業に勤めてきたんだけど、じゃあこれからの仕事人生もそのままでいいのかなって考えて。やはり、”本当にしたいことを仕事にしたい”って結論になって、この事業を始めることにしたんです。
なるほど。”やりたいを仕事にした”わけか…。しかし、どうして東京で?しかも「固定ローラーのジム×カフェ」というまったく新しいジャンルで?
東京は自転車を楽しむのにベストの街ですよ。インフラ環境、道路や交通網、コンパクトにまとまった観光施設、ちょっと足を伸ばせば観光地も豊富。
僕は東京でサイクリストを増やしたいし、サイクリストが集える場を提供したい。究極的には、自転車ファンをもっと増やしたいんです。
手段こそ違えど、自分も同じなのでとても共感できる。自転車大国のオランダの人が東京をこうやって褒めてくれるのって、なんだかうれしい。
/ 奥様の智美さんと、オーナーのヨスさん\
ローラーでトレーニングしたくてもできない人もいるし、日本人は仕事で平日は夜遅いでしょう?なかなか乗れないのが現実じゃないですか。なので、通勤前にひと汗流してから出勤するとか、仕事帰りに軽く「ひともがき」できる場所を用意したんです。
ちなみに、自宅(一軒家)に三本ローラーがあるので、自分はわりと自由なタイミングで回せる環境がある。それでも、平日乗れるのはせいぜい1回。2回できたらかなり良いほうだが、滅多にない。
うーむ、オランダの方なのに、完全に日本人労働者の生活パターンを把握していらっしゃいますね(苦笑)。
1Fのジムスペースには18台のローラーが並ぶ
ドアを開けるといきなりそこはトレーニングスペースで、18台もの固定ローラーが設置できる広さ。用意されるのは Wahoo Kickr Smart ターボトレーナー と Tacx Neo Smart のローラー。どちらもブルートゥースでZWIFTに無線接続され、一人1台のディスプレイがバイクの前に設置される。と、それに加えて正面には大型ディスプレイも。※取材時は開業前につき、18台は並んでいない
三本ローラーは慣れと練習が必要だけど、固定ならば落車の心配もないので安心。 Wahoo Kickr Smart ターボトレーナーと Tacx Neo Smart の両方で試走させてもらった。
Wahoo と Tacx に乗ってみた感想
どちらも回した印象は大差ないが、静寂さでは Tacx Neo Smart が勝る。Wahoo Kickr Smart ターボトレーナー はローラーそのものの回転音がわずかに聞こえてくが、 Tacx Neo Smart はほぼ無音で、チェーンの回る音しかしない。これならマンション等の集合住宅内でも問題なく使えるはず。静かなのが欲しい人は、迷わず Tacx Neo Smart である。固定ローラーを試してみるまでは、「いわゆるフィットネスジムにあるエアロバイク的な、しなりもたわみもない、ガッチガチなんだろうな…だったらやだな…」って不安だった。
ところが、実際はかなり柔軟性があって、ペダリングに合わせてフレームがしなってくれるので、固定物の上でもがいている…感はゼロ。まあ、カーボンフレームなので当然といえば当然なんですが。
ちなみにCITTECGALIBIERでは、自分のバイクを持ち込んでセットして使うパターンを想定している。よって、ポジションで違和感を持つこともなく、いつもの感覚のままトレーニングできる。
※バイクのレンタルもあります
なお、カセットスプロケットは元々マシンに装着されたものを使ってもいいし、自分の後輪のものを外して装着することも可能。ギア比もフレームも私物を使えるのはありがたい。
※そのための工具も一式設置されています
固定ローラーにもZWIFTにも興味がなかった理由
固定ローラーに加え、実はずっとZWIFTにも興味はなかった。欲しいと思ったこともない。ローディの間で話題になっているのは知っているし、周囲の評価も「楽しいよ」「未体験だけどやってみたい」という声ばかり。なので、自分ほど無関心なサイクリストは少数派だとは思う。
ZWIFTに興味がわかないのは、決してプログラム(ソフトウェア)が悪いのではなくって、自分の”特異な生い立ち”が原因。初代ファミリーコンピュータとかゲームウォッチ(←これがわかる人は結構なおじさんのはず)世代なので、いわゆる家庭用ゲーム機が普及してきた幼少期を送っていた。
もちろんゲームには興味があったんだけど、親が「ゲームはダメ(勉強しなくなる→バカになる理論)」を信じており、買ってもらえなかった。
同級生らはほぼ全員ファミリーコンピュータを持っていて、放課後に「ソフトを持ち寄って誰々君の家で遊ぼう」と集まっているのは知っていた。が、自分には声がかからない。声がかかっても、肩越しにテレビ画面を見つめるしかなく、「楽しそうだなー…でも自分にはプレーの仕方すらわかんないし…」と蚊帳の外に置かれて、寂しかった記憶がある。
ゲームには接点のないまま成人した反動で、ゲームにどっぷりハマる…かと思いきや、それはなかった。10年くらいの間に一気に進化して、ルールも複雑化したため、コントローラーの操作もRPGの遊び方もわからない。完全に浦島太郎気分。
よって、デジタルゲームはいまも未経験。プレステ、スイッチ、ポケモンGO、ドラクエ、FF、スマホゲーム各種、どれも楽しみ方を知らない哀れなオッサンなのであります。我ながら、人生をかなり損していると思う。
/ ZWIFT、すごく面白い… \
どうでもいい生い立ちをダラダラ書いてスミマセン。そんなわけで「ゲーム性のあるもの、画面を見て楽しむもの、バーチャルな体験」を無意識に拒絶する悪い癖がある。ZWIFTもそのひとつだったわけ。
そんな自分なので、「正直、楽しめるんだろうか…。5分で飽きてしまうんではないか…」という不安はあった。
ところが…
やってみたら…
これが面白いのなんの。画面に映った自分(アバター)が自分と連動して坂を上ったり下ったりする様子に引き込まれる。バーチャルとはいえ、漕いでいる人殿たちは皆ホンモノ。スピード、ケイデンス、ワット数、消費カロリー、斜度に合わせて変化するペダルの重さ…まるで本当にそのコースを走っている錯覚になる。
なるほど、たしかに映像は映画のCGほど緻密ではなく、かなり大味。だが、取り立てて問題でもない。映像のリアリティより、情報のリアリティのほうがよほど重要。
ZWIFTは世界中のサイクリストがプレイしているので、コース内にはバーチャルだがホンモノの人々がワンサカいる。誰かを追い越せば「いまカナダ人抜いた、よしっ」ってなるし、抜かれれば「ぬぬっ、今のはアメリカ人か?くやしいっ」とムキになる(笑)。
固定ローラーなので落車の心配なくぶん回せるのと、ダウンヒルでどんなにスピードを出してもコースアウトやスリップ転倒もしえない。絶対に事故が起きない安心感のおかげで、「あいつに絶対追いついたるぅぅぅぐぉぉぉぉぉぉ」ってフルパワーでもがけるわけ。ちなみにダンシングもやり放題。何をどんだけやっても恐怖心ゼロだ。
三本ローラーでは(静止状態とはいえ、ホイールも高速回転しているし)フルスロットルで漕ぐのはちょっと憚られるのよね。
脳内リミッターが発動してしまう三本ローラーにはない楽しみ方ができる。それが固定ローラーの良さだと知った。
人が近くにいなくても、坂をクリアする時間のランキングが表示されるのでそれを目標にがんばることもできる。地図上にはドットで人に位置がわかるので、「もう少しペースをあげれば先頭に追いつけそうだ」とか「のんびりしてると後ろから追いつかれるぞ」って鼓舞することも可能。
このようにソロで走って周囲や過去のランキングと戦うもよいし、ジムスタジオで何人かと同じコースをせーので走り、互いに励ましあいながらツーリング気分でトレーニングするのもよい。一人でも複数人でも楽しめるのはいいですね。
ちなみに走行中は画面から音はほぼしない。鳥のさえずりがしたり、たまに雨が降ったりはするが、基本は無音。トレーニングアプリにありがちな「あともう少しですよ!頑張りましょう」とか「トレーニングは以上です。お疲れ様でした」とか話しかけては来ない。(話しかけられたらむしろ興ざめなので、このほうがいい)
トレーニングし終えた後は、三本ローラーとは比べ物にならないほど疲れる。三本ローラーはどうしても”有酸素運動”の域を出ないんですよね。1時間は回さないと「やった感」が味わえない三本ローラーに対し、固定ローラー × ZWIFT ならば30分でも「ゼーハー状態」になれる。短時間で強度高めで鍛えるって目的であれば、こりゃ固定ローラーの圧勝でしょう。
ただ、Wahoo と Tacx はどっちもなかなかのお値段ではある。
Wahoo Kickr Smart ターボトレーナーで16~20万円の間、Tacx Neo Smart は20万円前後くらいはするようだ。衝動買いできるか?と聞かれると、「ちょっと欲しいと思いかけているけど、でも即決はできないわね…」のが正直なところ。
そういう意味では、CITTECGALIBIERにときどき通って使ってみることから始めるのはアリかも。
11月中旬〜下旬にかけてオープンするとのことなので、「ズイフト試してみたいな〜」って方は要注目である。
後編はこちら(*^^*)
↓
>> ロードバイク専門トレーニングジム&カフェ、「CITTECGALIBIER」に突撃してきた(カフェスペース編)
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