Dahon(ダホン) Mu P8にSPDペダル(PD-A600)をつけたお話【その2:ペダルタイプの絞込み編】
ビンディングペダルに交換しようと決心して、次は「どのタイプにするか?」というお話。
以下、いろいろと自分で調べた結果。
■SPD-SLかSPDか?
SPD-SLはロード用。面が広くて踏みやすいけど、歩く時のことを考えられていない作り。
この時点でSPD-SLは却下。歩行を犠牲にしたビンディングはちょっとありえないなと。通勤にも使うし、買い物にもいくので、歩くことは避けられない。
もうひとつのSPDは、MTB用といわれるもので、クリート(金具ね)が靴底から出っ張っていないので、歩くことが可能。
ということで、あまり迷わずにSPDに決定。
■片面ペダルか両面ペダルか
これはちょっと迷った。最初は、「両面のほうが、はめやすそう」と両面に心が揺れた。
<両面ペダルのメリット&デメリット>
・上下の向きを気にする必要がないので、はめやすい
・そのかわり、重量がかさむ
まず検討したのがPD-A530。片面普通のペダル(フラットペダル)で、もう片面がビンディングの着いている。ビンディングシューズでも、スニーカーでも靴に合わせて踏む面を変えられるということで、「これ便利やん!」と思った。しかも、ビンディング初心者なので、いざとなったらフラットが使えることは大きな安心に思えた。
しかし、調べていくうちに、
「ビンディングに慣れると、フラットは使わなくなる」
「けっきょく、ビンディングだけのモデルに替えた」
というユーザーが多いことを知り、「どーしたもんかな」と悩んだ。
あと、気になったのは、「重い」というコメント。あと、デザインが野暮ったく見えた。軽くて、野暮ったくないデザインで、片面を調べたら、PD-A600というモデル(アルテグラグレード)に行き着いた。
<片面ペダルのメリット&デメリット>
・軽い
・そのかわり、はめるときに上下の向きに気を使う(※慣れの問題だが)
■マルチリリースかシングルリリースか
シングルリリースとはペダルからシューズを外す場合に横方向しか外れないのであるがマルチリリースは横方向以外も、いろんな角度に外すことが可能である。
一見、マルチリリースのほうが便利に思えたが、いろんな角度から外せるマルチであるがゆえ、ビンディングが意図せず外れることもあるそうで、むしろそっちのほうが危険だろうと考えなおし、シングルリリースを選択。
んなわけで、最終的に「PD-A600」でいくことに決めた。
アルテグラグレードだなんだいって、ものの数週間で傷だらけになるけどね(笑)。