リムブレーキのロードバイクって2023年秋の時点でどれくらい存在しているか調べてみた
リムブレーキのロードバイクとディスクブレーキのロードバイク、どっちも所有して乗っています。 前者は10年近く、後者は3年ほどで、それぞれの良し悪しもわかってきた気がします。 付き合いの長いリムブレーキのほうが、慣れがあって未だに好きなものの、 「時代の ...
リムブレーキのロードバイクとディスクブレーキのロードバイク、どっちも所有して乗っています。
前者は10年近く、後者は3年ほどで、それぞれの良し悪しもわかってきた気がします。
付き合いの長いリムブレーキのほうが、慣れがあって未だに好きなものの、
「時代の流れには逆らえないし、あと数年もしたら、ディスクがスタンダードになるんだろうな」
という気持ちもあります。(寂しいですが)
ただ、
「とはいえ、クロモリとかクラシカルなバイクは残り続けるわけで、完全に姿を消すこともないはず」
とも考えてます。
ということで、今現在もリムモデルを出しているメーカーを(できる範囲で)調べてみました。
なお、参考までに、22年6月にはCGNジャパンでこんな動画が出てました。
(今はもうなかったりしますが)
が、ピナレロはリムモデルを残しているという情報は耳にしていました。2022年モデルのDOGMA F12にはリムモデルがちゃんとあったので、
「今はどうかな?」とHPを見たら、
2023年のラインナップにはDOGMA F12がない…。
DOGMA Fはあるけど、ディスクブレーキ仕様です。
リムモデルやめたんか…なんでや…とうなだれていたら、ありました。(写真での紹介がないだけ)
ダイレクトマウントらしいです。
しかも、
「同様のスペックで組み立てたリムブレーキモデルではUCI重量規定以下になる」
とのこと。
DI2のデュラエースで組んだら、6.6kg とか 6.7kg になるっぽい。すごい…。
ただし、フレーム価格は目玉が飛び出す¥979,000(税込み)。
ぜったい買えねえ…。
メリダは、SCULTURA RIM 4000があります。
299,200円(税込み)と、完成車で30万円を切ります。
主要メーカーだと、上記以外で見つからなかったです。カーボンフレームでリムモデルを望むのは厳しいので、クロモリとかチタンフレームを作っているメーカーを探してみました。
リムの方はラグ溶接とメッキ面の仕上げのクラシカルなテイストなのに対し、ディスクの方はモダンな仕上がり。これはこれでかっこいい気がします。
モデル名で言うと、FELLEO、AIRONE、FENICE、SIENA、SETTANTA、VINTAGEあたり。
GIOSはやはり、「青+ホリゾンタル+リム」がアイコニックでいいですね。
スチール:ESPRESSO Spirit ステンレス:ESPRESSO Inox カーボン:ALIENA
…と素材別にがっつりラインナップ!しています。
しかもかっこいい。
乗っている人も少ないし、ちょっと欲しいと思ってしまいました。
スチールのFireというのもあって、リムモデルが461,000、ディスクで563,000円(税別)。
上のに比べれば安いですが、だとしても簡単に手は出ないなあ…。
エンデュランスロードはディスクのみですが、チタンとクロモリロードはリムモデルが健在!嬉しい限りです。
※どちらもフレーム価格
トマジーニの価格を見てしまってからだと、買えそうな気がしてくるから不思議です。
チタンのTITANIO SOLOが1,089,000円(税込み)!
しかもフレーム単体で100万オーバーって…顎が外れかけました。
クロモリのNEO CLASSICO CROMOはおいくらかな…?と見たら、638,000円(税込み)ですって。
スチールのNEO CLASSICOでも506,000円(税込み)。うーん、デローザは一生乗れなさそう(^_^;)
ロングライド向けのラインナップもほぼディスクのみなんですが、よく見たら「RL3DROP」というエントリーモデルがあって、それだけがリムモデルでした。
エンデュランスモデルのFARNAには、リムモデルもまだあります。
全部探しきれていないとは思いますが、いったんこんなかんじで。
今後、リムの選択肢は減ることはあっても、増えることはないのだろう…と思うと、残念な気持ちになります。
リムにはリムの良さがあるので、残って欲しい…!
とりあえず、満4年を迎えたパナモリくんですが、この先10年は使い続けるつもりです。
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前者は10年近く、後者は3年ほどで、それぞれの良し悪しもわかってきた気がします。
付き合いの長いリムブレーキのほうが、慣れがあって未だに好きなものの、
「時代の流れには逆らえないし、あと数年もしたら、ディスクがスタンダードになるんだろうな」
という気持ちもあります。(寂しいですが)
ただ、
「とはいえ、クロモリとかクラシカルなバイクは残り続けるわけで、完全に姿を消すこともないはず」
とも考えてます。
ということで、今現在もリムモデルを出しているメーカーを(できる範囲で)調べてみました。
なお、参考までに、22年6月にはCGNジャパンでこんな動画が出てました。
(今はもうなかったりしますが)
目次
- ピナレロのDOGMA F
- ジャイアントとメリダにはリムモデルが残っている
- ラレー(Raleigh)
- ジオス(GIOS)
- アラヤ(ARAYA)
- カラミータ(Calamita)
- バッソ(BASSO)
- カザーティ(CASATI)
- トマジーニ(Tommasini)
- パナソニック(Panasonic)
- コルナゴ(Colnago)
- デローザ(De Rosa)
- アンカー(Anchor)
- コーダーブルーム(KhodaaBloom)
ピナレロのDOGMA F
前提として、主要メーカーは軒並みディスクブレーキ・オンリーです。が、ピナレロはリムモデルを残しているという情報は耳にしていました。2022年モデルのDOGMA F12にはリムモデルがちゃんとあったので、
「今はどうかな?」とHPを見たら、
2023年のラインナップにはDOGMA F12がない…。
DOGMA Fはあるけど、ディスクブレーキ仕様です。
リムモデルやめたんか…なんでや…とうなだれていたら、ありました。(写真での紹介がないだけ)
ダイレクトマウントらしいです。
しかも、
「同様のスペックで組み立てたリムブレーキモデルではUCI重量規定以下になる」
とのこと。
DI2のデュラエースで組んだら、6.6kg とか 6.7kg になるっぽい。すごい…。
ただし、フレーム価格は目玉が飛び出す¥979,000(税込み)。
ぜったい買えねえ…。
ジャイアントとメリダにはリムモデルが残っている
ジャイアントのTCR ADVANCED SL FRAME SETが、396,000円(税込み)です。フレーム売りのみ、です。メリダは、SCULTURA RIM 4000があります。
299,200円(税込み)と、完成車で30万円を切ります。
主要メーカーだと、上記以外で見つからなかったです。カーボンフレームでリムモデルを望むのは厳しいので、クロモリとかチタンフレームを作っているメーカーを探してみました。
ラレー(Raleigh)
カールトンのCarlton-Rはディスクとリム両方のフレームがあります。リムの方はラグ溶接とメッキ面の仕上げのクラシカルなテイストなのに対し、ディスクの方はモダンな仕上がり。これはこれでかっこいい気がします。
ジオス(GIOS)
カーボンは軒並みディスク化してますが、クロモリはリムがしっかり残ってます。モデル名で言うと、FELLEO、AIRONE、FENICE、SIENA、SETTANTA、VINTAGEあたり。
GIOSはやはり、「青+ホリゾンタル+リム」がアイコニックでいいですね。
アラヤ(ARAYA)
辛うじて、ツーリングモデルに一部残っています。カラミータ(Calamita)
リムモデルとして、Calamita due+(税別で205,000円)、メッキを施したCalamita Viaggioがあります。2022年10月発売開始と書いてあり、まだ残っているのかどうかは不明ですが。バッソ(BASSO)
カーボンは全部ディスクですが、アルミとスチールフレームにはまだまだ残っていて驚きました。MONZA、IMOLA、VIPERがあります。カザーティ(CASATI)
リムとディスクというふたつのメニューがあって、スチール:ESPRESSO Spirit ステンレス:ESPRESSO Inox カーボン:ALIENA
…と素材別にがっつりラインナップ!しています。
しかもかっこいい。
乗っている人も少ないし、ちょっと欲しいと思ってしまいました。
トマジーニ(Tommasini)
ステンレスフレームのX-Fireはディスクとリム両方に対応しています。フレーム単体で、リムモデルが735,000円、ディスクが788,000円(税別)しますが…。スチールのFireというのもあって、リムモデルが461,000、ディスクで563,000円(税別)。
上のに比べれば安いですが、だとしても簡単に手は出ないなあ…。
パナソニック(Panasonic)
私の愛用するパナソニック。エンデュランスロードはディスクのみですが、チタンとクロモリロードはリムモデルが健在!嬉しい限りです。
コルナゴ(Colnago)
Masterが374,000円、Arabesqueが440,000円(税込み)。※どちらもフレーム価格
トマジーニの価格を見てしまってからだと、買えそうな気がしてくるから不思議です。
デローザ(De Rosa)
カーボンとメタルの2つのメニューがあって、メタルにはリムが残ってます。チタンのTITANIO SOLOが1,089,000円(税込み)!
しかもフレーム単体で100万オーバーって…顎が外れかけました。
クロモリのNEO CLASSICO CROMOはおいくらかな…?と見たら、638,000円(税込み)ですって。
スチールのNEO CLASSICOでも506,000円(税込み)。うーん、デローザは一生乗れなさそう(^_^;)
アンカー(Anchor)
レースモデルはディスクのみ。ロングライド向けのラインナップもほぼディスクのみなんですが、よく見たら「RL3DROP」というエントリーモデルがあって、それだけがリムモデルでした。
コーダーブルーム(KhodaaBloom)
レースモデルはアンカー同様にディスクだけ。エンデュランスモデルのFARNAには、リムモデルもまだあります。
全部探しきれていないとは思いますが、いったんこんなかんじで。
今後、リムの選択肢は減ることはあっても、増えることはないのだろう…と思うと、残念な気持ちになります。
リムにはリムの良さがあるので、残って欲しい…!
とりあえず、満4年を迎えたパナモリくんですが、この先10年は使い続けるつもりです。
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