どうも、アヤです。

「13時間半で200kmを完走する」といういわゆる、ブルベに挑戦してみた結果、残念ながら軽い事故にあって、160kmで終わりを迎えてしまいました。


(ネタばれしちゃった....) ※この表情だけ見ると勘違いしそう....

人生最長の距離は125kmから160kmに更新されたものの、動画内ではあまり口にしませんでしたが、正直めちゃくちゃ悔しかったのです...。

長距離走る方で、常に心がけていることは人それぞれあると思いますが、200km完走できなかった私から、長距離ライドを完走するために必要な心がけと、アドバイスをそれぞれ3つずつ紹介します。

目次


200kmブルベを完走するために必要な心がけ1「スピード配分を意識する」

初心者でよく勘違いしているのが、これ。本人の意気込みが強いのは良いことですが、出発してすぐに飛ばしすぎて、速攻バテるパターンはありがちです。というのも、まさに私が良い例で、出発してからペダルをぶん回す勢いで走っていたのに、一向にペースが上がらない!このままじゃ間に合わないんじゃない?と父に確認したくらい。

200kmという長い道のりをしっかりと考えて制限時間内に走るって意外に難しくて、飛ばし気味で走って途中でヘタる経験をした方は少なくないと思います。距離だけでなくて時間の制限もあるので、いっそう焦ってしまう気持ちは非常に共感できます。

序盤はあえて抑え気味に走り、後半に体力を残しておくのが良いでしょう。

あと、長距離ライドに初めて挑戦する初心者さんは、ある程度長距離を経験している先輩ローディさんと走ることをお勧めします。長い物には巻かれろ、ではありませんが、精神的なゆとりを持てます。何かアクシデントがあってもすぐに対応できるためにも、初心者が初めて長距離に挑むのであれば、頼りになる先輩と走る方が安心です。

200kmブルベを完走するために必要な心がけ2「睡眠は惜しまずしっかりとる」

200kmも走るということは、そのぶん時間もかかります。よって自ずと早起きすることになります。

私の場合は、翌朝4時起きだというのに、前日は23時まで起きていたせいで、眠い中走るはめになりました。眠気で気が抜けていたせいで、事故に繋がることもあります。というか、私は事故りました。

目安としては、いつもと同じくらい、もしくは少し多めの睡眠時間をとっておくと、翌朝気持ちの良い目覚めかつ、眠気と戦うこともありません。できれば7時間は寝ておくと良いかなと。

200kmブルベを完走するために必要な心がけ3「序盤で距離を稼ぐ(川沿いを走って)」

長距離を走る際に、序盤で距離稼ぎをしておくと、あとあと楽になります。「最初はスピードは出すな」というポイントと矛盾するようですが、両立は可能。その最適な場所が川沿いです。中には最初から一般道を走るケースもありますが、どうしても赤信号で何回も止まる必要があったり、常に車が真横を通る緊張感の中、走らなくてはなりません。赤信号のたびに止まっていると焦りが出てきて、注意がおろそかになって悪循環がおきます。

一方で川沿いは道幅が広い、車も通らず信号もない、おまけに路面状態も良い場所がほとんど。距離稼ぎとしては最適な場所です。ただ、川沿いは一本道なせいで向かい風になっても逃げ道がない、景色が全く変わらないというデメリットもあります。

その点、一般の道路では、左右自由な方向へ逃げることができるので、どちらも一長一短はありますが、強風でなければ川沿いがベストでしょう。

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朝日が昇るまで荒川を走行

私の場合は、荒川CR経由で葛西臨海公園まで行こうとしていましたが、途中の道が工事中で通れなかったので、仕方なく都内を走ることに。特に都内だと信号と次の信号の距離が短く、予想以上に止まる回数が多くて自分でも驚きました。



<以下、反省点&アドバイス>
200km完走できなかったからこそ、学べた反省点とアドバイス3つを紹介します。

反省点とアドバイス1「輪行袋は持っていくべき」

ガス欠でギブアップ、怪我や体調不良に襲われた、メカトラブルでリタイア……という理由で中止することもあり得ます。そのために輪行袋は持参しましょう。いざとなれば輪行で帰ることはできるという「保険」を用意しておくのです。

私は落車の際に両膝を強打して痛めてしまったので、輪行袋を持ってこなかったことを後悔しました。正直、落車したあとは、膝を曲げる・歩くのが辛いくらいだったので、家まで帰る20kmが鬼のように長く感じました。

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軽傷で済んだので自力で帰れましたが、大怪我したら誰かが助けてくれるわけでもないですからね…。

ただ、荷物になってどうしても持っていくことが嫌な人、あるいはそもそも持っていない人は、自分の家の近くをぐるぐる走ることを勧めます。

反省点とアドバイス2「疲労で油断しない」

半分(100km)を超えてきたあたりから、少しずつ疲労が出てきます。人によっては体がだるく重く感じるかもしれません。そこで気を抜くと落車したり、急なアクシデントに反応しにくくなります。

「疲れたら休憩」

体に無理をさせると気分が悪くなったり、精神的にも弱ってきます。時間に制限はありますが、少しでも疲労を感じれば休憩するのは全然ありです。

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カツオスタミナを30kmごとに摂取していました

私は30km地点で毎回止まって補給していたこともあって、足はその度に休められていましたが、休憩もせずに走り続けると疲労がもろ体に現れてきます。

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簡単な補給もこまめにしていきましょう 

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イートインのコンビニがあると便利ですよね 

補給食に関して補足ですが、朝出発する前(もしくは出発してすぐ)に軽くお腹にたまるものを食べておきましょう。私はカロリーメイト1本とランチパック1個だったので、正直かなりお腹は減っていましたが、途中途中で補給を取っていたので、なんとかセーフ。

距離や時間ばかり気にして、止まることなくハンガーノックになったら元も子もないです。止まることが「負け」な訳ではないので、休憩や補給は少しずつ取る方が良いです。

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朝ごはんは、吉野家でチャチャっと済ませます.....てか、髪ボッサボサ笑 

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70km地点でやっと食べれました! 

また、ロードバイクは一歩間違えると「死」につながるスポーツでもあるので、油断は禁物。だからこそ、覚悟して長距離に挑んだ方が良いです。

反省点とアドバイス3「ある程度の体幹(筋力)は大事」

疲れやだるさはもちろんあるものの、体幹を鍛えておくことで、正しい姿勢のまま走り続けられるので、疲れにくくなります。関節の痛みなんかも筋肉が緩和してくれると聞いたことがあるので、日々筋トレをして体幹を鍛えることは大切です。

そういえば、以前まで毎晩ルーティンにしていた体幹トレーニングをすっかりやらなくなっていました....。

【イラスト解説】初心者サイクリストが(ほぼ)毎日やっている9種類の体幹トレーニングを紹介します

数ヶ月前までは、スマホアプリ(Nike Training)の筋トレをやっていましたが、最近は筋トレYouTuberさんの筋トレを真似しながらやっています。これが意外と筋肉痛になるので、効果があることは間違い無いです。

ちなみに、私がいつも見ている筋トレYouTuberさん「のがちゃんねる/nogachannel」です 。短時間でかなり効果的なトレーニングをされていらっしゃって、個人的にはかなり参考にしています。

今後のアヤの目標

「200kmブルベ、完走ならず....軽い事故が起こらなければ、絶対に完走できたのに」とは思いますが、事故も己の甘さのゆえ。事故を言い訳にせず、受け止めています。

再度「勝手にブルベ挑戦」のリベンジをする予定ですが、他にも有名な峠を登ったり、激坂に挑むなど、長距離にこだわらないでマイペースで自転車をエンジョイしていきたいです。

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これはコリンドウ....あ、いやいや古賀志林道です

以前の動画で、【行かずに語るヒルクライム(ヤビツ編)】を語ったので、山に登るならまずはヤビツ峠を登りたいですね。


調べまくったので、ヤビツに関してはかなり詳しくなりました


あまり堅苦しく考えずにゆる〜く楽しむことも大切にして、今後もYouTubeの動画発信、頑張っていきたいですっ。

それでは、次回の記事でお会いしましょう、バイバーーーーーイク!


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