どうも、アヤです。去年(2019年5月3日)にGUSTOを納車して約1年が経過しました。毎日毎日乗っているわけではありませんが、1年間ロードバイクと共に生活してきたので、今回は女子サイクリストがロードに1年乗って感じた「行動・価値観・心理の変化」と「メリットデメリット」について書いてみます。
2019年のGW中にロードを買って、YouTubeを始めたのが6月の最終日でした。そもそもロードバイクを買っていなければ動画で発信することもないし、まさかYouTuberになるなんて全く想像もしていなかったので自分でも驚いています。
最初はブログの動画版でかるーく始めようかなくらいにしか思ってなかったんですけど、ブログの既存ファンの方のおかげで1ヶ月経たないで登録者数が1,000人を越えたので、「あ...これはしっかりと取り組むべきだな」って気を引き締めました。
※1本目の自己紹介動画で(は、恥ずかしい...!)
好きなロードバイクの良さを全国に発信できてまったく苦じゃないし、YouTube業界の新しい世界も覗き見れて良いことづくめです。
小学生の頃からママチャリに乗ってましたけど、「自転車=交通手段の一種」に過ぎなかったので、自転車に対して特別意識することはありませんでしたし、乗れさえすればなんでも良いと思うくらい関心はゼロでした。興味ゼロから趣味になるくらい自転車の楽しさを知れたのは嬉しいです。
※ミニベロにも乗るようになりました
高校生の頃は、大学に入ったら免許とって友達とドライブとかしてみたいなーって憧れたりもしていましたが、ロードに乗る機会が増えるようになって「もしかしたら絶対に必要なもの!」と決めつけなくても良いかなと。それに、今後就職先が都心付近になれば、自転車はもちろん電車やバスなんて車以外の交通手段はたくさんあるので、学生のうちに車の免許を取ろう!という気持ちは薄くなってしまいました。
ただ、YouTubeのコメント欄で、
「時間のある学生のうちに車の免許をとった方が良いよ」
「車が運転できるとドライバー心理が理解できて安全運転につながるよ」
「車載輪行できると行動半径が広がるよ」
というコメントをたくさんいただきまして、たしかに一理あるな~、運転できるに越したことはないな~って感じています。でも、免許取得って「自分の年齢 × 1万円」くらいかかると言われているので、まずそのお金を用意しなければ…。
今までは「これはいつか使うかもしれない。もったいないし、とっておこう!」って変なガラクタばかり部屋に蓄積されていたんですけど、今は要・不要は数秒で判断してすぐに捨てられるようになったので、以前より片付いてスッキリしています。物を捨てる目安としては、「捨てたあとで、改めて自腹で買いたいと思うか?」って自分に問いかけてYesなら捨てない、Noなら捨てています。
◇ サイクリストの友人がミニマリストになったのできっかけとか効果を聞いてみたら色々凄かった
金銭感覚の崩壊ではGUSTOと比較してしまうようになったことが一番大きいです。「これ、10万円だよ」と言われたら「あーGUSTOの3分の1か」と思ったり、「これ60万円もするんだって!」と言われたら「えー!まじ!GUSTO2台分じゃん!」とか....(笑)
自分でも一番驚いたのは、我が家の車「フィアットのパンダ」が税抜きで200万円って知ったときで、ライトウェイトと同じ価格じゃん!と思ったことです。むしろライトウェイトがバカみたいに高いだけなのに、車の価格とほぼイコールという発想に陥るのは、自分の金銭感覚が崩壊している証拠ですよね...。
※パンダが安いのか、Lightweightが高いのか…
距離感覚は、通常のサイクリングで100キロ行かないと「なんだ今日全然走ってないじゃん」とか、「あと20キロ程度走れば目的地着くんだねー」って感じで会話を何気なくするようになって、距離感覚が麻痺してきているのかなと思うように。
以前、知り合いに「ここまでどうやってきたの?」って聞かれて「20キロもなかったからロードで来ました」って言ったらむっちゃ驚かれました(笑)
自分と近い年齢の仲間は少ないのですが、ロードを始めていなかったら知り合うことすらなかったであろう方ともサイクリング仲間になれたりと、年上の人と喋る機会も断然増えました。
でも、ロードに乗ると嫌というほど知らない道を走ることになるので、「こんな道もあったんだ~」「こことあそこがつながるのか~」と発見があったり。山を登るなんて車以外ありえないと思ってたので、ヒルクライムで頂上まで完走した時の景色の壮大さに感動しました。ふつうに生活していたら知りえない道を走る機会が多くなったので、世界が広がった感覚です。なので一層、方向音痴でなかったらもっと遠くまで行けたんだろうなって思うことも。
ロードバイクだと盗まれる危険性もあるので、遠い場所でない限りはミニベロとかママチャリで出かけるようになりました。(雨の日でない限りはバスは一切使わなくなった)
※移動が楽チン!
夏が過ぎたら秋・冬用のウェアとかインナー、グローブ、メンテナンス用品を揃える必要があるのでなんやかんやで総額は考えたくないほど、お金をかけていると思います。まだ社会人ほど稼ぐ力がないので、そうしょっちゅうお金を払える訳ではありません。金銭感覚は狂ったと言うものの、出費するものが多いのも事実なので実際はどうなのか正直少しあやふやかもしれません。
※メンテナンス用品も地味にかかる…
※カゴがないことにはもう慣れた
ロード好きな人ってキャンプとかカメラ好きな人が多いって傾向があると感じます。
個人的な見解ですが、「キャンプ」って言い方を変えると山とか田舎に行って不便さとか面倒さを楽しむ趣味だと思っています。家でボタンをポチッと押せばすぐにご飯が炊けるけど、キャンプではご飯炊くのに何時間もかけているわけなので。否定的な意味で言っているわけではなくて、むしろ本当に素敵な趣味だと思います。
で、ロードに置き換えるとそれがメンテナンスだと思っています。メンテナンスとかカスタマイズも面倒さを楽しめれば、全く苦にならない作業だと思うけど、私はどうしても「メンテナンス好き!楽しい!」と思っていないので、今回はデメリットに入れてます。
※ロードに興味ゼロだった高校の頃
だから、その面倒さを楽しめればメリットになるし、楽しめなければデメリットに感じるので、これは人それぞれ意見は分かれると思います。
結論、ロードに1年間乗って私は良かったと思っています。新しい体験ができたし、仲間も増えたし、趣味も増えたしでデメリットよりもメリットや楽しさのほうが圧倒的に大きいです。メリットデメリットに関しては、人それぞれの意見もあると思うので、今後ロードバイクを買おうと思っている人は、違う人からの意見も参考にした方が良いかもしれません。
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目次
ロードを手にしたことで変わった「6つの変化(心、行動、環境)」
1.YouTuberになった
一番大きい変化は、これ。2019年のGW中にロードを買って、YouTubeを始めたのが6月の最終日でした。そもそもロードバイクを買っていなければ動画で発信することもないし、まさかYouTuberになるなんて全く想像もしていなかったので自分でも驚いています。
最初はブログの動画版でかるーく始めようかなくらいにしか思ってなかったんですけど、ブログの既存ファンの方のおかげで1ヶ月経たないで登録者数が1,000人を越えたので、「あ...これはしっかりと取り組むべきだな」って気を引き締めました。
※1本目の自己紹介動画で(は、恥ずかしい...!)
好きなロードバイクの良さを全国に発信できてまったく苦じゃないし、YouTube業界の新しい世界も覗き見れて良いことづくめです。
2.自転車に対する認識が変わった(移動手段→趣味に)
次に変わった心の変化は「自転車に対する認識の変化」です。小学生の頃からママチャリに乗ってましたけど、「自転車=交通手段の一種」に過ぎなかったので、自転車に対して特別意識することはありませんでしたし、乗れさえすればなんでも良いと思うくらい関心はゼロでした。興味ゼロから趣味になるくらい自転車の楽しさを知れたのは嬉しいです。
※ミニベロにも乗るようになりました
3.車を買おうという気持ちが薄くなった
自転車で遠くまで簡単に、しかも楽に行けるようになったぶん、「車を買う必要あるのかな?」と思うようになりました。高校生の頃は、大学に入ったら免許とって友達とドライブとかしてみたいなーって憧れたりもしていましたが、ロードに乗る機会が増えるようになって「もしかしたら絶対に必要なもの!」と決めつけなくても良いかなと。それに、今後就職先が都心付近になれば、自転車はもちろん電車やバスなんて車以外の交通手段はたくさんあるので、学生のうちに車の免許を取ろう!という気持ちは薄くなってしまいました。
ただ、YouTubeのコメント欄で、
「時間のある学生のうちに車の免許をとった方が良いよ」
「車が運転できるとドライバー心理が理解できて安全運転につながるよ」
「車載輪行できると行動半径が広がるよ」
というコメントをたくさんいただきまして、たしかに一理あるな~、運転できるに越したことはないな~って感じています。でも、免許取得って「自分の年齢 × 1万円」くらいかかると言われているので、まずそのお金を用意しなければ…。
4.プチミニマリストになった
ロードバイクってママチャリみたいに外に放置することはできない乗り物なので、自分の部屋に置くことになるはず。となると、まぁまぁなサイズなので置き場所を確保せねばならず、結果的に部屋を片付けるようになりました。今までは「これはいつか使うかもしれない。もったいないし、とっておこう!」って変なガラクタばかり部屋に蓄積されていたんですけど、今は要・不要は数秒で判断してすぐに捨てられるようになったので、以前より片付いてスッキリしています。物を捨てる目安としては、「捨てたあとで、改めて自腹で買いたいと思うか?」って自分に問いかけてYesなら捨てない、Noなら捨てています。
◇ サイクリストの友人がミニマリストになったのできっかけとか効果を聞いてみたら色々凄かった
5.金銭&距離感覚の崩壊
これは私に限らず、ロードを趣味にしているサイクリストの9割以上が当てはまるはず。金銭感覚の崩壊ではGUSTOと比較してしまうようになったことが一番大きいです。「これ、10万円だよ」と言われたら「あーGUSTOの3分の1か」と思ったり、「これ60万円もするんだって!」と言われたら「えー!まじ!GUSTO2台分じゃん!」とか....(笑)
自分でも一番驚いたのは、我が家の車「フィアットのパンダ」が税抜きで200万円って知ったときで、ライトウェイトと同じ価格じゃん!と思ったことです。むしろライトウェイトがバカみたいに高いだけなのに、車の価格とほぼイコールという発想に陥るのは、自分の金銭感覚が崩壊している証拠ですよね...。
※パンダが安いのか、Lightweightが高いのか…
距離感覚は、通常のサイクリングで100キロ行かないと「なんだ今日全然走ってないじゃん」とか、「あと20キロ程度走れば目的地着くんだねー」って感じで会話を何気なくするようになって、距離感覚が麻痺してきているのかなと思うように。
以前、知り合いに「ここまでどうやってきたの?」って聞かれて「20キロもなかったからロードで来ました」って言ったらむっちゃ驚かれました(笑)
6.仲間や知り合いが増えた
ロードバイク人口の9割が男性なので、お兄さん的存在の男性の知り合いが増えました し、何より大人の知り合いが圧倒的に増えました。(喜ばしいことです!)自分と近い年齢の仲間は少ないのですが、ロードを始めていなかったら知り合うことすらなかったであろう方ともサイクリング仲間になれたりと、年上の人と喋る機会も断然増えました。
ロードバイクに1年乗って感じるメリット
1.新しい道を走ると世界が広がる
ご存知の方もいるかもですが、私は「超」がつくほどの方向音痴なので、通る道はたとえ遠回りになろうと、わかりやすい一本道しか走っていませんでした。冒険的な好奇心で「今日はいつもと違う道で帰ろー!」などと1ミリも思ったことがないくらい、極度の方向音痴です。(現在進行形)でも、ロードに乗ると嫌というほど知らない道を走ることになるので、「こんな道もあったんだ~」「こことあそこがつながるのか~」と発見があったり。山を登るなんて車以外ありえないと思ってたので、ヒルクライムで頂上まで完走した時の景色の壮大さに感動しました。ふつうに生活していたら知りえない道を走る機会が多くなったので、世界が広がった感覚です。なので一層、方向音痴でなかったらもっと遠くまで行けたんだろうなって思うことも。
2.移動手段として手っ取り早いし便利
趣味以外での速くて遠くまで行ける交通手段として、かなり便利な存在になりました。よほど遠くなければ、ロードでチャチャっと行けるし、輪行すればさらに走行距離の範囲は広がるので、可能性しか見出せないです。窮屈で暑苦しくて周りにも気を使う電車に我慢して乗るよりも、風をきって爽快感を味わいながら、自分のペースで走れる自転車にはやっぱり魅力があります。今の時期だと、通勤通学にぴったりだと思います。(特に通勤かな?)3.運賃の節約になる
移動手段として便利ってのと関連しますが、電車やバスに乗る機会が減ると結果的に運賃の節約にもなるわけです。交通手段の全部が全部ロードバイクってわけじゃなくて、時にはミニベロだったり時にはママチャリだったりしますけど、自転車っていう大きな枠で見ると結果的に自転車に乗る時間はかなり増えたなと。ロードバイクだと盗まれる危険性もあるので、遠い場所でない限りはミニベロとかママチャリで出かけるようになりました。(雨の日でない限りはバスは一切使わなくなった)
4.遠くまで楽に行ける
ロードバイクはランニングと違って長時間走っていても大して疲れないので遠くまで行くことが苦になりません。しかもずっと座りながら走っていられるので、走行距離の幅は広がったかなと。※移動が楽チン!
ロードバイクに1年乗って感じるデメリット
1.出費が半端ない(特に学生だとちょっとキツイ)
バイク自体だけが高いなら妥協できますが、パーツとかウェアとか小物でさえまぁまぁなお値段なので、学生としてはかなりキツイし出費がバカにならないです。数ヶ月前にやたら連続してパンクする時期があって、パンク修理した直後にまたパンクした経験があるので、まずそれだけで予備のチューブを買う羽目になります。夏が過ぎたら秋・冬用のウェアとかインナー、グローブ、メンテナンス用品を揃える必要があるのでなんやかんやで総額は考えたくないほど、お金をかけていると思います。まだ社会人ほど稼ぐ力がないので、そうしょっちゅうお金を払える訳ではありません。金銭感覚は狂ったと言うものの、出費するものが多いのも事実なので実際はどうなのか正直少しあやふやかもしれません。
※メンテナンス用品も地味にかかる…
2.荷物が運べない
中高生のときはママチャリのカゴを何度もボロボロにさせるほど荷物を乗せることに慣れていました。なので、ロードバイクに荷物が乗せられないのは最初は戸惑いました。ロードは速く走るものだからカゴなんかがついていたら邪魔でしょうがないのは重々承知ですが、背負っているだけだと肩がだんだん疲れてくるんですよね....。ただ、ロードに乗るときはほとんどサイクリングでしか使わないので、大荷物を運ぶなんてことはないですけど、始めてロードを手にする人は「カゴがない!不便!」と思う人もいるのかもしれません。※カゴがないことにはもう慣れた
3.保管場所に困る
保管場所は絶対に家の中(自分の部屋とか)になるので、ロードバイク1台を置くにしても結構スペースをとります。部屋がいつもより狭く感じたり、ちょっと邪魔だなと思うこともしばしば。部屋を片付けない限り圧迫感のある部屋になるだけで、逆に私みたいに片付けとか整理整頓をうまくできるようになるかもしれないです。(結果オーライかな?)4.メンテナンスが必要(これは私だけかも?)
これは私だけかもしれないので、あまり参考にならないかもです。ロード好きな人ってキャンプとかカメラ好きな人が多いって傾向があると感じます。
個人的な見解ですが、「キャンプ」って言い方を変えると山とか田舎に行って不便さとか面倒さを楽しむ趣味だと思っています。家でボタンをポチッと押せばすぐにご飯が炊けるけど、キャンプではご飯炊くのに何時間もかけているわけなので。否定的な意味で言っているわけではなくて、むしろ本当に素敵な趣味だと思います。
で、ロードに置き換えるとそれがメンテナンスだと思っています。メンテナンスとかカスタマイズも面倒さを楽しめれば、全く苦にならない作業だと思うけど、私はどうしても「メンテナンス好き!楽しい!」と思っていないので、今回はデメリットに入れてます。
※ロードに興味ゼロだった高校の頃
だから、その面倒さを楽しめればメリットになるし、楽しめなければデメリットに感じるので、これは人それぞれ意見は分かれると思います。
結論、ロードに1年間乗って私は良かったと思っています。新しい体験ができたし、仲間も増えたし、趣味も増えたしでデメリットよりもメリットや楽しさのほうが圧倒的に大きいです。メリットデメリットに関しては、人それぞれの意見もあると思うので、今後ロードバイクを買おうと思っている人は、違う人からの意見も参考にした方が良いかもしれません。
ツイッターはこちら
★You Tubeチャンネルもやってます
コメント
コメント一覧 (6)
若いうちからロードバイクに乗れる、いいですね〜。
メンテも楽しいですよ。
キツいヒルクライムの後に、絶景を見た時の感動。
汚れたロードバイクを手間かけて洗車した後に、
ピカピカの愛車を眺める心地よさ。
私的には、似たような感覚です。
これからも、沼の生活を楽しんでください。
ただ、毛が生えた頃が一番危ないという言葉もあります。
安全運転でね。
cyclegadget
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cyclegadget
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コメントありがとうございます^ ^
できればもう少し早く沼にハマっていたかったです。
1年経ったとはいえ、まだ初心者ですので、これからも色々なことを学んでいけたらと思っています。
安全運転は心がけなくてはですね!
cyclegadget
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はい!今年も楽しみます!
cyclegadget
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ロードバイク、楽しんで下さい。
cyclegadget
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はい!もっと楽しみたいです。ありがとうございます。
cyclegadget
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