ヒルクライムイベントに参加するたびに己の遅さを呪い、「痩せよう」と決心しかけつつも、うまいもんに流されてしまう…そんな日々を数年送っていたが、ついに一念発起して減量に取り組むことにした。

まだ5週間しか経過していないので、せいぜい2~3キロくらいしか減っていないと思うが、それなりに変化を感じている。(「と思う」と断定していない理由は、まだ体重計に一度も乗ってないから)

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どのように減量に取り組んでいるか、どんな変化が生まれつつあるか、ただの一例でしか無いけれど、なるべく詳細にレポートしていこうと思う。

「減量してみようかなあ…」と考えている方々の参考とか、励ましになればうれしい。これぞ中年男性のリアルな減量生活である。

減量に関するマイルール

糖質制限はするが、完全オフにはしない

  • エネルギー源を完全に断つのは危険
  • 夕飯だけは糖質(米、麺、穀物)を一切口にしない
  • 朝と昼はちょっとは摂ってOK

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野菜やタンパク質はしっかりと摂る

  • 筋肉を落としたり、健康を犠牲にしたら意味がない
  • ダイエットに夢中になりすぎ、タンパク質もカットしてしまうのはよくあるミス

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/ 粉もんがさっぱり食べれなくなって悲しい \


たまには少量のお菓子を口にしてもOK(ただし、夜はダメ)

  • 欲求を100%なくすのは不自然なので、適度にガス抜きもする

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こんな感じである。締めるところは締めるが、適度な穴も設けておくほうが長続きする気がするからだ。

栄村のヒルクライムから戻って来た翌日から減量開始して、5週間の取り組みで感じたことをまとめていく。

乾きもの(スルメ等)の威力のすごさ

食生活をスリムにすると、どうしたって日中にお腹が空く。あらかじめわかっていたことなので、「困ったときは乾き物に頼ろう」と決めていた。

酒は飲めない体質なので、スルメや貝ひもはふだんはまず口にしない。ところが、これがかなり美味しく感じられる。アゴも使うし、咀嚼するのに時間がかかるため、「なんかたくさん食べた気がする」効果を得られる。これで夕飯まで時間稼ぎができる。

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/ こんなにスルメ食べたの、人生初かも \

午後3時か4時、空腹が限界になって来たなってなったら、食べきりサイズ(90円とか)を買って一気にオフィス外とか誰もいない階段の踊り場で食べきる。理由はデスク周りだと臭うから。

100円で買えるサイズなら、せいぜい50カロリー程度なのでほぼ問題なし。砂糖や油も使っておらず、安心して食べられる。(ただ、消化はよくないだろうから、食べ過ぎは禁物)

ギリシャヨーグルトが旨い

空腹感とは別の欲求もあって、「甘いモノが無性にほしくなる」ときがある。2日に1回のペースで訪れるので、そんなときはヨーグルト。個人的に気に入っているのが、ダノンのギリシャヨーグルト「オイコス」。しっかりとした歯ごたえがあって、ひとつだけでも満足感がかなり高い。

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ただ、ヨーグルトはモノによっては砂糖や脂肪がたくさん含まれるので、なるべく無脂肪かつカロリーが低めのものを選ぶようにしている。

凍らせばフローズンヨーグルトになり、アイスを食べた錯覚も感じられて都合がよい。ヨーグルトではどうしても物足りなくなったら、チロルチョコとかブラックサンダーを1個口に放り込む 

夕食がもっとも気を使う

朝昼晩、すべてでマイルールを適用しているけど、もっとも気を使うのは夜。脂肪として体内に蓄積されやすいので、21時を過ぎたら一切食べない。せいぜいコーヒーかお茶のみ。

夕飯は糖質も完全オフってことにしていて、「さすがにちょっと物足りない」ってなったらやはりスルメを少量かじる。あるいは、ウィダーインゼリー(プロテイン)か小さいパッケージのカロリーメイト。

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夜の量が少ないと深夜とか就寝前に苦しいのかなって想像してたのだが、空腹感で困ることはない。毎日5時過ぎ起床なので、逆算して23時か22時半には布団に入るようにしており、寝てしまえば空腹もへったくれもないから。ちなみに、空腹のせいで夜中に目が覚めたことは一度もない。

どうしてもガマンできなかったら、ひと口だけ食べる(チョコとか)

誰しも好きなお菓子があるものだが、自分は甘いものではなく、しょっぱいものが好き。アラレとかせんべい類なんだけど、米菓って揚げているわけでもないのにけっこうなカロリーなのよね…。まあ、主成分が米なので当然なんだけど。

柿の種とか、意外に高カロリーでなかなか手が出せない。サラダせんべいとか歌舞伎揚はかなり危険。なので、減量中は食べないことに決めた。

ただ、好きなものを完全に習慣から消し去るのはかなり難しいし、根性論は続かない。ストレスを高めてまで我慢するのもなんだかなあと思って、時間制限付きで解禁している。

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具体的には、朝ゴハン代わりにおかきを1個食べる…とか。出勤前に食べれば、すぐにエネルギー源として消費されるだろうという読みである。

ただ、ポテトチップス的のような「一袋あけたら、いつの間にか完食してしまってた…」的な数量が管理しにくいパッケージは避けている。小分けされたおかきかせんべいだと、「これで終わり!」と心のスイッチが入れやすく、自制心が働きやすい。

リンゴを丸1個食べるとかなり満足度が高い

フルーツもなかなか便利。調理が不要ですぐに食べることができる。だいたい朝にバナナを食べるのが日課。「減量にはリンゴが有効」とも聞くので、昼にリンゴを丸一個食べるときもある。

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オフィスから徒歩30秒のところに24時間営業のスーパーがあって非常に助かっている。100円ショップで果物ナイフを買い、職場に常備しておいた。「100均のナイフなんて、役に立たないかもなぁ」って期待していなかったんだが、ぜんぜん問題なし。(100円ショップってマジですごいですね…)

気分によって、キウイとか梨とかグレープフルーツとかも試してみるつもり。それにしても、最近のリンゴ価格の高騰っぷり(1個198円)には閉口している。

お腹の調子がよく、体も軽い(気がする)

さて、まだ減量開始4週間なので結論づけるのは早いし、そもそも大して体重は落ちていない(と思う)。ただ、すでに体調面でのプラスの効果は出始めており、お腹周りが軽くなった気分だ。

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/ たまに昼ごはんでハメ外す \

週末に物見山(東松山市方面)に行ってきたけど、これまでは一番キツイ斜度で一番軽いギアを使っていたのが、1枚残してふつうに登れたのが嬉しかった。体重減を実感するには、坂を登るのがもっとも良いのではないか。(プラシーボ効果もあったと思うので、ぬかよろこびは禁物だが…)

ただ、マイナス面の影響もあって、平日の晩に回す三本ローラーが長続きしない。いつも1時間回すのが、45分でガス欠になるというか、足に力が入らず、途中で切り上げることが2回ほどあった。

いつものペース、同じ環境で回しているのにそう感じてしまう理由は、たぶんエネルギー源の不足によるものだと思う。「心肺は苦しくないけど、なぜか脚に力が入らないなぁ…」という、ハンガーノックの2歩手前くらいの感覚が味わえた気がする。

まだ体重は計っていない

長々と減量について書いてきたが、じつはまだ体重を計測していない。「スタート時点の体重を測らないと、何キロ落ちたかわからないではないか」というご指摘はもっともだし、自分もよーーく理解しているのだが、単純に今の体重を知るのが怖い(笑)。

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/ これをやっつけたい \

だから、まずは1ヶ月減量に打ち込み、ある程度(2〜3キロ)体を絞ってから計測しようと考えている。そこからが本番だと自分には言い聞かせている。いわば、最初のひと月は助走期間だ。

ということで、継続して健康的に減量を続けていきます。逃げ場を断つという意味で、定期的にご報告しますね。周囲からはむっちゃ「プロテイン」を勧められるんですが、まだ手を出してはいない。個人的にドロっとしたバリウム的喉越しが苦手で…(汗)。効果は認めるのだが。


目標は「2ヶ月で5キロ減。大晦日までに10キロ減」です。

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