自転車のウェアって、意外に難しい。

他のスポーツに比べて気候・気温・湿度の影響を受けやすく、季節によって着るべきアイテムが目まぐるしく変わる。いや、下手すると時間帯によっても変化する。

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見た目も似ているのでどれを選んでいいか迷うってのもあり、中には見ただけでは用途がわからないってモノもあってややこしい。(ECショップで写真だけ見てると、全部同じに見えてくるし…w)

自分もウェアに関しては一通りミスを犯しており、痛い目にあったことは数知れず。そこで、自分が四季でどんなアイテムを使い、何に注意して、どんなコツを編み出したか、を書いておこうと思う。

寒さ暑さは主観的なとこもあって、「これが正解!」とは断言できないが、目安にはなるかなと。あと、自分の住む関東南部(埼玉県)を基準に書いているので、そこだけご容赦ください。

目次


春(気温18〜23℃)のサイクリングウェア&着こなし

暖かで走りやすい季節で、サイクリングを始めるなら持ってこいのタイミング。個人的に好きなのは、桜の名所をミニベロで梯子するという走り方です。

◇ 服装アイテム
  • 夏用半そでジャージ(+アームウォーマー)
  • 夏用ビブ(+レッグウォーマー)
  • 短パン(なくても良し)
  • ウィンドブレーカー(朝晩用に)
  • 寒ければ秋用ジャケットを
  
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◇ ポイント
腕と足のウォーマーは脱着できるようにしておくと体温コントロールしやすい。春先の朝晩はまだ冷えることもあるので。

◇ 注意点
花粉症の人はマスク持参(?)。なるべく「ジャケットは着ない」ようにする。なぜなら、途中で暑くなって脱いでも、かさばるので荷物になり、バックポケットに入らないから。

夏(気温24℃以上)のサイクリングウェア&着こなし

   暑すぎる時期は走らないって方もいらっしゃるが、自分は夏が一番好き。たしかに疲れやすいし、水分補給も多くてしんどくはあるのだが、冷たいものが美味しいし、滝のように汗をかけるのが爽快に感じるので。

◇ 服装アイテム
  • 夏用半そでジャージ
  • 夏用ビブ
  • 短パン(なくても良し)

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◇ ポイント
  • 薄着で走れるので装備は少なくて済む
  • 水分補給はこまめに
  • 熱中症にならないよう、体温コントロールも重要

◇ 注意点
長時間日光にさらされるので、日焼け止めクリームは必須。顔、首筋、耳の後ろに塗るのも忘れずに。塗らないとヘルメットのストラップとアイウェアの痕がついて恥ずかしいことこの上ない。持参しておいて、時々塗り直すとより安心(汗をかくと落ちてしまうので)。

クリームの替わりに夏用アームカバー、レッグカバーを使うのもアリ。

標高の高い山に行くなら、ジレ(袖のないウィンドブレーカーですね)を1枚持っていくと下山時に意外に役立つ。富士山とか真夏でも五合目は涼しいので。

参考までに、富士山五合目の8月の平均気温は15℃前後。ほぼ秋です。登るときは真夏の装いでも、途中で羽織る必要はある。半そでジャージ+ウィンドブレーカー1枚だけではやや寒い。ちなみに(自転車で行くことはないけど)山頂は5℃なのでほぼ真冬。

あと、「標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がる」ということも覚えておこう。

秋(気温14〜20℃)のサイクリングウェア&着こなし

春同様、走りやすい季節だが、長く続かないのがたまに傷。ロングライドしても疲れが残りにくく、快適極まりないので積極的に味わいたい。服装は「春」とほぼ同じでOK。

◇ 服装アイテム
  • 夏用半そでジャージ(+アームウォーマー)
  • 夏用ビブ(+レッグウォーマー)
  • 短パン(なくても良し)
  • 秋用ジャケット(もしくはウィンドブレーカー)

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◇ ポイント
秋用ジャケットを使うときは、アームウォーマーの脱着でもって体温をコントロールする。気温高めのときはジャケットよりもウィンドブレーカーのみがベター。 個人的には春夏秋はインナーを着ずに、夏用半そでジャージのみで過ごす。よって夏用ジャージの利用頻度はかなり高め。

そして長袖ジャージは1枚も持っていない。なぜか必要性を感じないというか、半そでジャージとアームウォーマーで事足りるので。

◇ 注意点
秋のヒルクライムはけっこう寒い(特に下山)ので、峠に行くならウィンドブレーカーはマスト。

冬(気温5〜10℃)のサイクリングウェア&着こなし

5℃以下でもサイクリングしたいと思えるかどうか?ここが自転車バカとそうでない良識ある人を分かつ分水嶺のような気がする。しかし、正しいウェア選びをすれば厳冬期でも走ることは可能だ。

◇ 服装アイテム
  • 冬用インナー(起毛タイプのアンダーアーマー)
  • 冬用ソフトシェルジャケット(rapha)
  • 短パン(なくても良し)
  • ウィンドブレーカー(予備で)
  • シューズカバー
  • 耳当て、ネックウォーマー(自分は使わないが)

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 ◇ ポイント
冬はインナーとアウターの2枚のみ。意外にこれだけで大丈夫。厳寒期はウィンドブレーカーを保険に持っておけば万全。

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足先を保護するシューズカバーは冬はマストだが、バイクを降りて歩いているうちにわりと早いスピードでボロボロになっていくので、消耗品と割り切るほうがいい。

自分は安めのものを2シーズン使い倒して交換する…というサイクルで回している。なのでデザインはどうでもよくて、真っ黒なものを選んでいる。

自分は平気なのだが、耳と首の寒さに弱いって人もなかにはいて、そういう人は耳当てとかネックウォーマーを使うのもあり。

どうにもこうにも寒くて死にそう!足の指先がかじかんでしまう!って場合、ミニサイズのカイロを使用するのもよい。ポイントは「足の裏ではなく、足の甲側」に貼ること。そのほうが温かい。たぶん血管があるからだと思う。足の裏は筋肉が多くて皮も厚いせいか、わりと鈍感なのだ。なお、持ち時間は…3時間程度。まあ、朝の寒い時間帯をしのげるのでこれで十分だろう。

◇ 注意点
寒暖差のある日はジャケットのジッパーを開け閉めして、汗がこもらないようにする。いかにインナーを乾いた状態にキープできるかがコツ。ちょっとでも暑さを感じたらすかさずジッパーを下ろす。汗で濡れると寒いし、いったん濡れるとなかなか乾かない。

予備のインナーを持っておき、ランチタイムに交換する…という人もいて、これをすればかなり快適。荷物は増えるが、安心できる対策ではある。自分は荷物をミニマムにする派なのであまりやらないけど。

冬場もハーフパンツを履いてます

個人的におこなっていることとして、「冬場は意識してハーフパンツを履く」がある。履くのはもちろん自分のつくった「HASIL」。

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寒くて日照時間が短いため、ロングライドをしようとすると輪行を伴うことが多い。夏なら自走するけど、冬だと17時で真っ暗になるので、輪行移動せざるをえないってシチュエーションが増える。

冬って厚着する季節なので、電車内でモコモコ着膨れした人が多い中で、下半身がピチピチのビブショーツだとかなり浮く。それはもう、夏場とは比較にならないほど浮きまくる。

なので、ハーフパンツを履いていると風景に溶け込めるのでオススメ。まあ、自分は輪行するってわかっているときは季節を問わずにハーフパンツを履くようにしてはいるのだが。

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なお、HASILのハーフパンツは

  • 輪行時に嬉しいたくさん(4つ)のポケット
  • 長すぎず、短すぎないちょうどい裾
  • 汗をかいても乾きやすい素材

って特徴があります。

HASILの「なじむサイクルハーフパンツ」ってどんな生地感?補足説明&ご購入者の声

HASILのサイトはこちら

以上、四季でのウェアの使い方を個人的な経験ベースで書いてみました。


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