2014年6月に購入したフィアットのパンダ、3年半が過ぎましたので久し振りにロングタームインプレッションしてみようと思います。

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走行性能は至って快適すぎる

走行距離は38,000キロを越えたところ。エンジンの不調もなく、どこも故障していない。年に1回あるかないかの頻度でインパネに警告ランプが点くが、ディーラーでチェックしてもらうとすぐ終わる。

メーカー保証が3年タイプを選んだので、すでに保証は切れてしまったわけだが、3年経ってからは まだノートラブル。

まあ、メカ的には大量に普及しているチンクエチェント(500)とニアリーイコールなので、「機械として熟成されているんだろうな」と思う。どうか、このままトラブルとは無縁でいてほしい。

あと、良くも悪くもパンダはメカ的にシンプルで複雑なマシンではない。電子制御デバイスもミニマム。サイドウィンドウとリアウィンドウのそうさは手動(!)なので故障のしようがない。

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愛してやまない2気筒ターボエンジンは一般道でも高速道路でも元気よく回る。この「元気よく」がミソでして、例えるならば…小柄な子供の柴犬がリードを強く引っ張ってお散歩に出かけたがるかんじ…だろうか(飼ったことないので想像ですが)。

元気はつらつだけど、絶対的なパワーはない。パワーはないけど、軽さ(1トンちょいなのでロードスターとかスイフトとほぼ同じ)とダッシュ力でキビキビ走る…ので楽しい。高速道路では大排気量のクルマにバンバン抜かれるけど、そういうことが気にならないタイプのクルマ。

すごく気楽に日常の下駄として使えるその「ゆるさ」がたいへん気に入っている。

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あ、ただし高速道路でのエンジン音と風切り音はかなりうるさいほうでして、オーディオのボリュームを通常の2倍近くにまで上げる必要がある(よって、ナビ音声が聞き取りにくい)。静寂性とかゆったりした大人の雰囲気をパンダに求めてはいけない。

デザインに飽きが来ないのが(・∀・)イイ!!

デザインはオーソドックスで派手さや奇抜さはない。イタリア国民の日々の足という位置付け(ドイツならポロ)なので、長く付き合える落ち着いたキャラデザインなのだと思う。

おにぎりの具材でいうとシャケ。
ラーメンスープならしょうゆ。
アイスクリームだとバニラフレーバー。

いつ食べてもホッとする、ずっと食べ続けられる…パンダは「シャケのおにぎり」である。そのおかげか、ぜんぜん飽きないし、いつ見ても「可愛いらしいなー」ってなれる。

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かっこよさより実用性を取っているので、全長3,655ミリ、全幅1,645ミリとかなりコンパクトにも関わらず、中の空間は広い。いや、広いというか、スペースを無駄なく使い切っていると表現したほうが良いかな。

広々感はないけど、窮屈さ(&不快感)はすごく薄い。その理由は、サイドとリアが垂直に近く立ってスペースを確保しているから。

かっこよさとデザインを重視すると、どうしても丸みを帯させ、角度をつける(寝かせる)ことっをするものなんだが、パンダはそういうの一切無視!って感じで割り切っている。

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実用性を優先してくれているのはサイクリスト的にも正解で、ロードバイクを積んだときにボディに干渉しない。(リアシートにフレーム二台積める)

ホイールもトランクに縦に積むことができる。縦に積めるのってとても重要。とくにホイールは横からの荷重に弱いので、寝かせたくないパーツなのです。デザインに振ったコンパクトカーだとこれができないので、非常に助かっている。

内装のゴム劣化がハンパない

ただですね……劣化がひどいなって思うのが内装のゴムパーツ。前後のドアの周囲を囲んでいる黒いゴムが白く、ひび割れるような劣化をしてきて、驚いている。国産車でこんな劣化はしないんじゃなかろうか。(実用性は問題なく、水漏れとかは無し)

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最初は「カビか?」って思ったのだが、どうやらただの劣化のよう。交換しようのない部分なのでそのままで様子見。他のパンダ(チンクエチェント)オーナーも同じ症状が起きているのかどかは、今度ディーラーに行ったときに確認してくるつもり。

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/ かなり目立つ… \

ゴムの劣化関連で言いますと、タイヤはそろそろ交換時期が近づいている。メカニックさんによれば、「4万キロは余裕。5万キロはどうかな…2回目の車検までは持たないでしょう」とのこと。なので、2018年のどこかで交換になりそう。

リアシートの汚れがえぐい

リアシートの座面には「赤ちゃんがオシッコもらしたの?」ってくらいのシミがある。しかも複数。これはフィアット社の責任ではなく、完全に自分のミスのせい。

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スポーツドリンクが入ったボトルをケージに挿したまま、フレームを逆さまにして積んでしまい、帰宅後に「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ」ってなりました。しかも、3回ほどやらかしてしまいました。

いいかげん見苦しいので、カーシート専用のクリーナーを買って掃除しようと思ってます。

車載輪行する際は、必ずボトルを抜きましょう!もしくは完全に空っぽにしておくこと!を強くお勧めします。パンダのような廉価輸入車だからまだショックも少ないですが、メルセデスとかボルボの本革シートとかでやらかすと、リアルに雄叫びをあげることになるでしょう。

天井にいくつもの黒い点が…

サイクリストならすぐお察しだろうが、チェーンリングとリアディレイラーが触れた痕だ。フレームの出し入れの際、どんなに注意しててもチョンと接触してしまうんですよ…。(「パンダだし、まあいっか!」のノリで諦めた)

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ドライバーの自分の視界には入ってこないのであまり気にならない。ただ、これを高級車でやってしまうとかなりのショックになる。

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あと、レンタカーでやってしまわないよう、くれぐれもご注意を。

次にほしいクルマ

というわけで、パンダは3年半経った今も「むっちゃお気に入り!ドライブが楽しくてたまらん!」です。買い替えの気持ちは微塵もない…のだが、気になる車もあるっちゃある。

国産車

スバルのXV


※新型になってデザインがますますかっこよくなった(どの角度から見てもステキ)
※ただ、内装が地味じゃね…?
※日産に続いて無資格検査でやらかしてしまいましたね…残念(COTYは両社ともに辞退が決定)


スズキのスイフト


※旧型も好きだったが、新型になってさらに垢抜けた
※ただ、ロードバイクを積みにくくはなりそう(全高がやや低いか?)

輸入車

シトロエンのC3


※むっちゃかわいい(パンダよりも)
※かわいいだけでなく、3ナンバーならではのどっしりしたエクステリアもよい


シトロエンのC3 Aircross


※好きなデザイン。見た瞬間に心を奪われた。エクステリアは文句なしの120点
※直線的なインパネデザインを「もうちょい頑張ってほしかった」気はするが、ぜんぜん悪くない
※日本導入はいつだろう(価格も気になる)


ボルボのXC40


※いいとは思うけど、きっと買えない価格になるので単なる憧れ


フィアットのアバルト500(とか595)


※積載量と実用性からまずありえないが、憧れはある


まあ、まだお金のかかる子育て世代につき、どうせ買えないんですけどね…。よって、パンダを大切に乗り続けます。

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