自転車に関係のない告知になって恐縮だが、2014年5月に出した書籍、「お父さんがキモい理由を説明するね」に重版がかかった。



中学1年生の娘と父親が、学び、恋愛、将来、命、死、生きる意味等について熱く&激しく語り合うという、かなりキワモノなテーマなので、「重版はムリじゃなかろうか」と思っていたのだが、良い意味で期待を裏切られた。



お求めくださった方々には、厚くお礼申し上げたい。本当にありがとうございます。

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※奥に見えるのが娘です(笑)。

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※自分の作品が、著名な作家さんの本に混じって並ぶのは、本当にうれしいものだ。


重版決定! 父の日を控え特別企画:父と娘のマジトーク「お父さん、前よりキモさがアップしているよ」 (ITmedia記事)

※重版を記念して、こんな記事まで書かせていただいた。




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※名古屋のパルコにもあった!



その後の娘との関係性

連載終了後のことは上記記事にも書いたのだが、それにちょっと補足で「自分と娘」の関係性がどう変化したかを書いておこう。



重版の知らせをしたときも、「あ、そう。良かったね」とまるで他人事のよう。「だって、私が書いたわけじゃないし」とのことだ。書店の店頭で見かけると、「ここに置いてあるよー」と教えてはくれるが、その程度。



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※赤羽駅構内にて。まるでローソン社長の玉塚氏がキモいお方のように見えてしまっているPOPのせいで、じつに申し訳ない気持ちになる(汗)。




父のことはキモいままのそうではあるが、いっしょにご飯を作ったり、買い物に行ったり、気分が乗れば映画も行く仲なので、根本的な部分で父として認めてもらえているというか、最低限のリスペクトは残っているような気はする。





父の日特集で、TBSの「ビビット!」で取り上げていただけたときも、うれしかった。



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真矢ミキさんに笑っていただけただけで、光栄である。


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ところで、こないだ「やよい軒」で妻、娘と3人で食事したときのこと。妻はふつうに定食を注文。あまりお腹の空いていなかった娘とオレサマは、うどん&カツ丼定食をシェアすることにした。



娘はうどんを食べ、こっちがカツ丼。ただ、思いのほかうどんが小さかったので、「カツ丼もシェアしよう」となった。娘がうどんを食べる間、オレサマはカツ丼を半分食べて、丼を渡す。すると、娘は何事もないようにふつうに食べる。「キモい」とか「汚い」とか嫌がってもおかしくないのに、不思議だ。



半分残ったカツ丼を食す娘だが、満腹になり、最後のひと切れが食べられなくなったので、「お父さん、食べて」と戻される。「いいよ」と使い終わった娘の箸を借りようとしたら、「それはキモいからやだ」と断られ、新しい箸を渡された。なんだそれ。



父の食べかけの丼からは食べられるが、自分の箸が父の口に触れるのはガマンできないという、よくわからない気持ち悪がられ方をしている。げに、乙女心とは不可解である。




かと思えば、工作好きな特技を活かして、三本ローラーの汗落ち防止にこんなものまで作ってくれたりもする。(娘は美術部所属)



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※廃ダンボールが、フレームジオメトリにフィットするようにカッティングされている(笑)。


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三本ローラー用の汗落ちカバーを娘がダンボールで作ってくれた




お父さんがキモい理由を説明するね



大好きな娘に嫌われるのだけはなんとしても回避したいので、がんばってステキなお父さんを目指します。


最近、TBSのバラエティ番組の「モニタリング」で、父と娘が登場するパターンのを観ていると、いつの間にか涙があふれて止まらなくなることがあるのだが、歳のせいだろうか。



【追記 2015年7月28日】
好調につき、3刷も決定しました! \(^o^)/ワッショイ