ロードバイクに乗るとき、常に考えることは「どうか無事にケガなく帰宅できますように」ってこと。これはいつも意識する。



車だとここまでハッキリ考えないんだけど、ロードバイクはコケたら即ケガなので、どうしても不安感があるのだと思う。



20140721_095140



そんな折、ドコデモさんというサイクリストブロガーが運営する『ロードバイクの「ロ」』の中で、こんな記事を読んだ。





クラブ・ロードロの良さを残しつつ、参加者の安全を守り、他の人に迷惑をかけないための最低限のルールを考えてみた




くわしくは上の記事を読んでいただくとして、ドコデモさんが挙げる注意事項をまとめると、

  • 道交法や自転車乗りとしてのマナーを必ず守る
  • エマージェンシーカードを携帯する
  • メンバー間でトラブルになるような行為は控える
  • 自転車保険に加入する

の4つだ。この点にはオレサマも激しく同意する。


交通ルールを守る

グループライドでルールの認識が異なる人といっしょに走ると、「2段階右折をする人」と「右折レーンで車と一緒に曲がってしまう人」の2パターンがある。「え~~~、そこで右折しちゃうの~~?(待って~)」ってなってしまうことが、まれにあるのね。



自転車が車の右折レーンを使って曲がることは道交法では認められていないので、2段階右折を守りたいものだ。



あと、4人以上のトレインになると、前の2台は信号を通過できたけど、後続が赤信号に引っかかってしまうのもあるあるだよね。なので、先頭車は「最後尾の人が通過できるかどうか」を意識した、余裕ある信号通過をお願いしたい。もし千切れたら、適当な場所で後続を待ちましょうね。



20140923_101112



OSTRICHの輪行袋、L100を買った

三浦半島に輪行でツーリングに行ったときの記事内で、「サドルが突き出る式の輪行バッグはJRルール的にNGですよ」と指摘を受けたので、新たにOSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 超軽量型 [L-100]に買い直した。



20150526_082437



これで輪行も安心である。ご指摘くださった方々、ありがとうございました。

m(_ _)m

20150526_082526

※エンド金具も付いているので、リアディレーラーもばっちり保護してくれる。





自転車保険は絶対加入しておくべし

新たに加入するのもよいが、自宅の火災保険の「個人賠償責任特約」でカバーされていることもあるので、事前に加入済みの保険をチェックするといいだろう。二重に支払わなくて済むからね。



子供による自転車の事故が訴訟に発展し、賠償命令が下った例もちょいちょい見かける。

関連リンク

母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は… (産経WEST)

自転車死亡事故、4700万円賠償命令 東京地裁 (朝日新聞)



メンバー間の勧誘行為はろくな結果にならない

(具体例は挙げないが)大人の趣味の世界ではたまに起こることあるね。こーゆー行為がいい結果になったことって、これまでの人生で一度も目撃したことがないので、まあ控えておきましょう(笑)。



「安全運転」とはちょっと趣旨が違うけどね。



エマージェンシーカードの携行に激しく同意

エマージェンシーカードはオレサマも常に携行している。頭を強打して意識を失ったとしても、住所、嫁の携帯、血液型などの情報はわかるようにしておきたい。



裸の状態の紙で持っていると汗で濡れてすぐにダメになってしまうので、浸水防止のためにプラスチックのシートで包んで、セロハンテープで目張りしているよ。財布に入る名刺サイズなので、まだの人はこのPDFをプリントして用意しておくことを激しくオススメする。


関連記事

ソロで事故って、身元確認できなかったら、「マジで死ぬんじゃね?」と思う



グループライドで仲間が負傷した場合、その人の家族に連絡を入れたいところだが、さすがにそこまで情報共有していないだろう。



そんなとき、「なんかあったら私の財布の中にエマージェンシーカードありますんで」とヒトコト伝えるだけでOK。仲間が全員このカードを持っていれば、スムーズな救助活動につながる。



最後に、もうひとつ個人的に加えたいのが、グループで走るなら「予備チューブを携行する」は必ず守りたい。



Img_4235


タイヤ交換の仕方がわからなくても、周囲が助けることはできる。でも、予備チューブがないのはいただけない。エアポンプやタイヤレバーがあっても、予備チューブがなければ意味は無い。修理パッチでなんとかなることもあるが、外でのパンク修理は基本的にチューブの取り替えだから。


SCHWALBE(シュワルベ)700x18-28Cチューブ


パンク修理ができず、グループの足止めの原因になってしまうのはいただけないよね。交換スキルの有無に関係なく、サドルバッグにせめて1本、できれば2本を入れておこう。