カンパニョーロのアルミクリンチャーホイール、ZONDA(ゾンダ)に乗って1年とちょっとになる。

ZONDA(ゾンダ)を選んだ理由は

  • 1.G3のデザインがいい
  • 2.価格が手頃(5万円前後)
  • 3.そこそこ軽量

の3つだ。


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ZONDA(ゾンダ)とともに4,000キロ走ったので、インプレッションをしてみよう。

デザインでホイールを選んでおいてよかった

いま改めて痛感するのは、「デザインのいいホイールを選んでおいて、本当に良かった」ということ。

価格とか軽さも重要だけど、なにより大事なのは自分の目で見て「カッコイイなあ。ステキだなあ」と感じられるかどうか。

ZONDA(ゾンダ)を見た瞬間に、「これがいい!これでないといやだ!」って直感で思った。理屈ではない。

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ホイールってロードバイクの中でもっとも面積が大きいじゃない?フレームがいくらシャープでも、ホイールが安っぽいと全体として残念なルックスになる。逆に、フレームはパッとしなくても、いいホイールを履かせると途端に「おおっ!」と目を引くものなのだ。

ZONDA(ゾンダ)にしたことで、BOMAのRefale(リファール)がたいへん美しいオブジェになり、たくさん乗ろう!いっぱい可愛がろう!こまめにお掃除しよう!って思えてくるの。つまり、ホイールにそれなりのコストを投下することは、後々のロードバイクライフの充実度に密接に関係してくるわけ。


ちなみに元プロロードレーサーの三船雅彦さんは、2015年8月に開催されたパリ~ブレスト~パリをZONDA(ゾンダ)で完走されていらっしゃる。1,200キロを走る超過酷なレースにも使われていることからも、信頼性の高さがわかるだろう。


フレーム名とカーボンディープホイールで検索してみよう

たとえば、「年季の入ったクロモリフレームに、セミディープリムのカーボンホイール」という組み合わせの方をたまに見かけるのだが、「温故知新なアンバランスさが、むしろかっけえ!」、「走り屋なのか、ポタリング派なのかわからないミステリアスさが気になる!」って思ってしまうのよね。

もっと乱暴に言ってしまうと、カーボンディープを履かせてしまうと、まあたいていのロードバイクはかっこ良くなってしまう。

ウソだと思うなら、自分のフレーム名とカーボンディープホイールで検索してみるとよろしい。


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全国津々浦々のローディたちの様々なカスタマイズが手に取るようにわかる。ただし、これをすると、かなり高い確率で「新しいホイールほしいほしい病」に悩まされることになる。心して検索するように(笑)。

関連記事

【これがホイール欲しい欲しい病だ】 ロードバイクのホイール購入が悩ましすぎて頭が破裂しそう


新ホイールほしいほしい病になってから

昨年の秋、オレサマはこの病を患っていた。

ZONDA(ゾンダ)よりも2段階ステップアップして、アルミクリンチャー最高峰と言われるカンパニョーロの「シャマルウルトラ」か、マヴィックの「キシリウム」を買ってしまおうか!と鼻息を荒くしていた時期があった。

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※サイクルモード2014にも出かけてしまった(笑)。


ただ、どっちも16~18万円ほどしてしまう。BOMAのRefale(リファール)のフレームとほぼ同じ値段になるわけだし、そんな大金はおいそれと用意できない。

平凡なサラリーマンが20万円弱もする買い物を、家族に相談なしにするわけにはいかん。よって、衝動買いに走ることもできず、「どうしたもんかのう…」と夜な夜な悩んでいた。


J( 'ー`)し 「鉄の輪っかと針金を組み合わせただけモノが、なんで10万円以上もすんの?」


(`・ω・´) 「は、針金だとっ!スポークだ!ただの輪っかではない!目に見えないハブとベアリングの精度を舐めるな!」


J( 'ー`)し 「たかが金属の棒と球じゃん。アンタ、自転車業界に騙されてるわよ」


(`・ω・´) 「バカモンっ!人類の文明と叡智が詰め込まれた、卓越した金属加工技術だっ!神聖なるホイールを”輪っかと針金の集合体”と呼ぶとは冒頭だっ!自転車界の侮辱だっ!」



というやり取りを、5,000回は繰り返したと思う。


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※目の毒だ…。


で、最終的に


あなたはもうロードバイクの世界から抜け出せないんでしょ? 買いたければ、買ってもいいわよ


と許可をいただいた。しかし、「いいよ」と言われて、さらなる悩みに陥ってしまった。


「いやいやいや、オレだけがこんな贅沢をしてよいのか?」

「レースで戦わないオレサマに、ハイエンドなホイールはブタに真珠だろう?」

「ZONDA(ゾンダ)はどうするのだ?練習用ホイールにすればいいだろうが、固定ローラーは持っていないから、とくに不要だ。通勤用に使えばいい?通勤はダホン(Dahon)Mu P8があるではないか」

と、堂々巡りをしてしまった。



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会社の坂バカ氏に相談したら、


ZONDA(ゾンダ)ってプロが練習用に使うくらいいいホイールですよ。デザインもさることながら、スチール製のスポークなので乗り心地はいいし、そこそこ軽いし、アルミスポークのホイールよりも長持ちしますから。それに、中山さんの脚ではシャマルウルトラだろうが、なんだろうが、走りに影響ないですって(笑)」


とはっきりと言われてしまった。(´・ω・`)


ZONDA(ゾンダ)ともうちょい付き合うことにした

結果、ニューホイールの購入は見送ることにした。やっぱ、分不相応だって思ったのね。


1年やそこらで新しいホイールにしようと考えてしまって、正直スマンかったとZONDA(ゾンダ)に謝りたい気分である。リムもまだまだキレイだし、一度もフレていないし、デザインは相変わらず飽きが来ない。ぜんぜん使えるすてきなホイールなのだ。

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今年もBOMAのRefale(リファール)&ZONDA(ゾンダ)の組み合わせでたくさん乗ろう。


モノを買うことにお金を投ずるよりも、イベントやエンデューロ大会などの「コト」に投じることにするよ。



Campagnolo(カンパニョーロ) 2014 Zonda ゾンダ



参考記事

お金で幸福は買えるか? 幸せを最大化させるためのお金の使い方(日経ビジネス)




最後に、「ゾンダのインプレッション」で参考になりそうなブログ記事をいくつか見つけたので、リストにしておきますね。

CAMPAGNOLO ZONDA インプレッション 
※「バランスが良く乗りやすいホイール」だそうです

レーシングゼロ(借)インプレ ゾンダ比較
※「160kmセンチュリーライド以上のロングライドならゾンダを選択します」とのこと

初のホイール購入。カンパのゾンダ、乗り味は結局どうなのか? 
※「独特の”しなやかさ”というか、適度な衝撃吸収性がある」とのこと

ホイールをかえてみた話がすごく長くなった件
※記事が長いけど、読み応えあり。写真もキレイ!

ZONDA 2-Way Fit のインプレ的なもの
※「柔らかいというより、しなやか」だそうです

ホイールをCampagnolo Zondaに変更した
※写真が美しいなあ。「走り出しがスムーズ。信号待ちが多くても疲れにくそう」ですって

【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(見積もり、注文編)
※これは自分の記事。検索してたらヒットした(笑)


2015年9月追記

さんざん「ゾンダをもうちょい使う」なんて言いつつ、シャマルミレを買ってしまいました…(^_^;)

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