2010年秋にダホンを買ってからのオクサマのボードウォークのカスタマイズ歴は以下のとおり。

  • タイヤをKOJAKに交換
  • ホイールをSpeedのに交換
  • サドルをBBBのクッション性の高いものに交換
  • ハンドルグリップをエルゴノミクスに交換
  • グリップシフトをラピッドファイアに交換
  • リアディレーラーとスプロケットを105に交換


である。



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4年半はそれで満足して乗っていたのだが、「お尻が痛くなる」という不満をよく口にするようになってきた。理由ははっきりしていて、ハンドルポストが高すぎてアップライトな姿勢で運転しているから。



なぜハンドルポストが高いかというと、オクサマの身長が146センチしかないからである。サドルを低くしないとペダルが回せないが、それに対してハンドルが相対的に高い位置にあるわけだ。



あと、腕も短い。よって、デフォルトのハンドル幅(56センチ)が広すぎて、あたかも腕を広げて腕立て伏せをするような、きっつい格好になってしまっていた。

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※サドルの位置に対して、ハンドルが高すぎるのがよくわかる(カスタム前@奥日光)


そういえば、男のオレサマですら、ボードウォークのハンドル幅は広すぎるような気がしていた。身長173センチあるオレサマですらそうなのだから、オクサマはさぞかし乗りにくかったことだろう。



街乗りはともかく、ロングライドに出かけると、ポジションの詰めの甘さが如実に現れてしまう。「こりゃかなわん。なんとかしなさい」とオクサマの司令を受け、ハンドルポストとハンドルバーの切断を検討したわけ。

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※肩幅、ハンドル幅、腕の長さ等をチェック


ただ、バイクをショップに丸投げして、「適当に切っといて」というわけにもいかんので、オクサマをショップに同行させ、肩幅や腕の長さを測定して何センチカットすべきかの検討を付けておいた。



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※ポジションの違和感を力説するも、うまく伝えられないオクサマ(笑)





あれこれ確認した結果、

ハンドルポストは8センチ、ハンドルバーは左右5センチづつカットして、56センチあるのを46センチにしましょう (^^)



という大将のアドバイスに従った。




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※ハンドルバーは左右3センチづつ切ることにした(カスタム前)



んで、結果できあがったのがコレ。



【ビフォア(ハンドルポストがまだ長い)】

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【アフター(ハンドルポストを8センチカット)】

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※皇居の桜田門にて





左右合計で10センチカットしたハンドル幅も握った感じはGOOD。しかし、あきらかにハンドルポストが下がったので、「これで乗れるのかしら?ブレーキかけたら、前に放り出されるんじゃないかしら?」と不安げなようす。



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※これだけカットしたよ。真ん中がハンドルポストね




走らせてみなければわからんということで、数分試乗につきあったの。そしたら、「すげーいいっ!前よりもぜんぜん走らせやすいよ〜。ドロップ化したいなんて思ったこともあったけど、今の状態でじゅうぶん運転しやすいからしばらくこれでいくワ」と感激している。




ただ、真価はロングライドでないとわからない。ということで、近々ロングライドしてみようということで、帰路についた。

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※上機嫌のオクサマ


今回つくづく感じたことは、「(自転車に深くハマってない普通の)女性って、ポジションの良し悪しを考えることがなくって、納車された状態のままで疑問に思うことなく乗っているもんなんだ」ってこと。



オクサマも「ポジションって言われたって、何がいいのか、悪いのか自分ではわからない」と言ってたしね。乗りにくいなって感じても、「そういうものなんだ」って自分を自転車に合わせていこうとするみたいなのね。



でも、自転車って「身体に対して、モノを調整して合わせていく乗り物」なのよね。人間が機材に支配されてはダメなの。自分の使いやすい最適解を見つけ出すって乗り物なの。



そういうことを伝えたら、「眼からウロコやわ…」って目をパチクリさせてた(笑)。うーむ、男女でこうも考え方の差があるとわ。



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※なかなか家に帰ろうとしないオクサマ(笑)。




自転車女子はじめました






女子のことは、女子にしか変わらなかったりするものだ。ちなみに、ロングライドで検証した結果は以下のとおり。




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