オレサマのミニベロ、ダホン(Dahon)のMu P8にはSPDを採用しておる。


SPDは2012年の7月に導入した。2回ほど立ちゴケはしたものの、このときからずっとビンディングペダルを使っている。二度とフラットペダルに戻るつもりはない。SPDラブ、である。



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この夏で丸3年になるけど、いまも同じクリート(とシューズ)を使い続けているよ。クリートはぜんぜん削れておらず、交換の必要性すら感じない。ちなみにペダルはシマノのPD-A600を愛用している。



ショップで確認しても、「全然問題ない。交換しなくてOK」って言われているので、素人判断ではない。ロードバイクのLOOKペダルなんて、1年で2回もクリートを替えた。SPDの寿命の長さに驚かされている。

※ただ、SPDシューズはけっこうガタが来ているけどね(笑)。



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※写真下がSDPで、上はLOOKです。




クリートに問題はないが、気になりだしているのが「SPDペダル(PD-A600)」の経年劣化具合。

使いはじめの頃はペダルのバネを最弱し設定して、ちょっとでも危険を感じたらクリートが外せるようにしていた。慣れてくるに連れ、締め具合をやや強めに調節しなおした。



使っている方なら同意いただけると思うんだが、ある程度の固定力がないと、足がふわふわする感じがして、気持ち悪いんだよね

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※ネジを回すことで、ホールドテンションに強弱をつけることができます。




で、今になって「それでも締め付けが弱いかな」と感じだしたのだ。そこで、強めに締め直すことにした。作業はアーレンキーで数ノッチ「+(強)」に向かって回すだけ。これで脱着がいいかんじに「カチン!(着)、バチン!(脱)」できるようになったのだ。

PD-A600のバネが先に折れるか、クリートが擦り切れるか、どっちであろうか。目視だけではバネの劣化具合はわからない。まだまだいけるような印象はある。


SHIMANO(シマノ) PD-A600

※コンパクトでデザインも良い。気に入ってます。



久々にSPDシューズの裏側を眺めてみたら、左足にネジが欠損してた。プラスチック状のパーツが浮き上がってしまっている。別のネジが保持してくれてはいるものの、あんましよろしいことではなさそうなので、近日中にネジをはめ込んでおくつもり。



放っておいたら、砂や小石が詰まって、ネジが入らなくなる可能性もあるしね。




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※手前のSPDシューズのアーチ部分のネジが飛んでいってしまった……。


2014年の秋に美ヶ原でヒルクライムしたとき、こんなかんじの砂利(というか、石がゴロゴロしてる未舗装路)を800メートルほど歩いたんだけど、一発でLOOKのクリートが死んだの。



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※パンクが怖くて、つい降りて歩いてしまった。




クリートの脱着面がペラッペラの紙みたいになったもん。翌日、「おいおい!こんなんはめたら、パキーンって割れるんちゃうか」って焦ったよ。

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※1日でこんなになってしまうこともあるのね……。



そういう意味では、SPDって寄り道や観光混じりのロングツーリングをするような人には最高だと思う。ロードバイク(BOMAのリファール)にもSPDを導入しようかなって考えているくらい。



そもそも、オレサマはバリバリのレースはしない。せいぜいエンデューロレースかヒルクライムレースにしか出場しないしさ。(今持っているLOOKペダルとシューズがもったいないからすぐに替えるつもりはないけど)


そんなわけで、SPDはすんげー持つってお話でした。初めてロードバイクに乗るって人で、鬼漕ぎするような人ではないなら、SPDを検討してみてはいかがでしょう。



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PD-A600の裏側はこの通り傷だらけ。1週間かそこらでこうなっちゃいます(笑)。でも、使用にはなんの支障もないよ。