自分のミニベロはダホンのDahon(ダホン) Mu P8です。最近は、BOMA の Refale(リファール)でジテツウすることも多くなったんですが、その日の気分でDahon(ダホン) で出勤することもあります。

先日、同僚(30代男性)に「ミニベロを買おうか迷っているんだけど、メーカーと車種選びで迷ってて……。ボードウォークに乗せてもらえない?」と頼まれたので、試乗してもらうためにボードウォークで出勤した。


CIMG7014
※手前がボードウォークです
 

ボードウォークはオクサマ仕様のミニベロなので、ペダルはフラット。コンポーネント(といってもリアディレーラーとスプロケットだけ)は105で、ラピッドファイアのシフターにカスタマイズしてある。タイヤはシュワルベのKOJAKだ。
※2014年8月時点。(2016年に6700系アルテグラに交換し、タイヤはシュワルベのデュラノにしました。あと、ホイールはFOLEX Pro です)

29
※2016年夏時点のボードウォーク


久しぶりにフラットペダルで走ったのだが、ビンディングに乗り慣れていると、フラぺのほうがむしろ不安定で怖いと感じた。


今日は、フラペに乗るときの注意点を2つ挙げてみよう。



シューズのソールは硬めのを使おう

理由はペダルにかけた力を逃がさないようにするため。ジョギングシューズのような、靴底がふわふわしたシューズは、足で走る分にはショック吸収してくれてよい塩梅なのだろうが、自転車のペダリングには不向きなのだ。


なるべくソールが硬く、ペダルに接する部分はそれなりにペダルに食いつく素材が良いと思う。(といっても、硬すぎても滑るので、気持ち食い込む…くらいがベスト)

31

自分が好んで履いているのは、フットサルで履きつぶしたシューズ。フットサルで使うにはぼろぼろだけど、捨てるには惜しいシューズを自転車用スニーカーとして保管してある。

これがベストなシューズではないのだろうが、ジョギングシューズよりはソールが薄くてペダリングしている感覚を足の裏で感じることができるので、気に入っている。ただ、ビンディングペダルのほうが100倍走りやすいのは間違いない。

オクサマには「早くビンディングペダルを導入しようよ」と説得に努めているのだが、頑なに拒んでいる(笑)。


靴ひもをシューズに押し込む

靴紐は自転車では曲者だ。ほつれてしまって、チェーンとチェーンリングに絡まろうものなら事故に直結する。自転車のビンディングシューズがベルクロなのは、まさにこれを起こさないため。


ロードバイクでなくても、ミニベロだってチェーンリングは剥き出しなわけで、ヒモが巻き込まれる可能性は常にある。


だから、自分はフラペで運転するとき、結んだ靴紐を必ずシューズの中に押し込んでいる。こうしておけば、絡まる可能性をミニマムにできる。ペダリングしている間に押し戻されて出てきてしまうときがあるので、信号待ちで時々足元を見て、大丈夫かチェックしている。


32
※これはダホンのEEZZに乗っているとき
 

この心がけのせいか、これまで靴紐が絡まった経験はゼロ。それにしても、フラペは坂道が怖いね。登りでダンシングするとき、足が外れてガコーンと股間を打つかもしれないし、下りで足が外れようものなら、盛大に落車して大怪我しそう。


オクサマにもSPDの素晴らしさを体感して欲しいので、ときどき勧めてみるのだが、「足を固定して車道を走る?コケたらどーすんの? そんなクレイジーなこと、できるわけがないでしょう!」とまったく聞く耳を持たない。


14

自転車を効率良く安全に乗るための最適なシステムだと思うんだけど、オクサマは一生理解してくれなさそうだ(笑)。



オマケ

蛇足だけど、ブルホーンバーやドロップハンドルに慣れていると、バーハンドルって幅が広くて運転しにくく感じる。やはり、ハンドルは肩幅がちょうどいいなあ。

ハンドル幅が広いと、川を超えるときの歩道ですれ違うのに少々気を遣う。

ということで、今日から数日間は同僚がお試しする。ミニベロ初体験だそうで、楽しんでくれることを願う。ミニベロ仲間が増えるのは、嬉しいもんね。