こないだ会社が引っ越しをした。といっても、赤坂界隈の中で移動しただけで、正味500メートルくらいしか動いていない(笑)。



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最寄り駅にオフィスが近づいたので、歩く距離が短くなり、通勤時間が5分短縮になった。
往復で1日10分の節約になるわけで、社会人の方々なら、10分の重みがわかっていただけるだろう。



この記事は、いまだに検索流入がかなーり安定してあるんだけど、それだけ、ミニベロを自転車通勤に導入しようかどうかで悩む人が多いことの裏返しとも言えるかもしれん。



んで、通勤ルートの見直しをやった結果、通勤距離が24キロから22.5キロになっていたのだ。で、今回の引っ越しでジャスト22キロになった。自転車通勤の中では、22キロは「やや長い」部類かと思う。



所要時間を改めて書いておくと、





■電車

1時間15分

<内訳>
家>>鳩ヶ谷駅(徒歩:20分)
鳩ヶ谷駅>>溜池山王駅(45分)
溜池山王駅>>会社(徒歩:10分)



■ミニベロ

1時間20分


ミニベロは電車に5分負ける。たまに信号のつながりが奇跡的によかったりすると、1時間15分で着くこともあるが、2ヶ月に1回あるかどうかのレベル。


んで、せっかくBOMA の Refale(リファール)も買ったことだし、週末に乗るだけでなく、ロードバイクで通勤してみたら、どれくらいの時間で移動できるんだろう?と思って試してみた。



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■ロードバイク

1時間10分


ミニベロより10分早く、電車より5分早く会社に着いた。「ロードバイクなら、電車に勝てる!」のである。



ちなみに、走った条件は同じ。いつもの時間帯にいつもの道を走り、いつものように信号を守りつつ走った。Dahon(ダホン) Mu P8とくらべて、10分しか短縮できていないので、「ロードバイクしょぼいやんけ」と思うかもしれんがそれは違う。




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何が違うのか?それは疲労度だ。





ミニベロで22キロ走ると、息が切れることはないけど、それなりに「あー、走ったなあ」という満足感というか、いっぱいペダル回したぞって感触と適度な運動した感がある。




ところが、ロードバイクだとぜんぜん疲れない。むしろ走り足りない。「あー、もう着いちゃったかー」ってかんじ。ラクに走れるもんだから、汗もあまりかかない。よって、ボトルの水があまりなくならない。




感覚的には、ミニベロのときの半分とはいわんが、6割の力で走れちゃうね。しかもね、ペダリングの忙しさも違う。





ミニベロはタイヤ経が小さいから、いっぱい回さなくちゃいかん。かんじとしては・・・そうだなあ、松任谷由実の曲でたとえると「恋人はサンタクロース」かな。


「恋人がサンタクロース~ 本当はサンタクロース~ つむじ風、追~い越し~て~」
くらいのリズムでペダルを回す。まあまあリズミカルである。





これがロードバイクになると、もっとゆったりしている。たとえるなら「卒業写真」だ。

「人混み~に流されて~ 変わって~ゆく私を~ あなたは~ ときどき~ 遠くで~ 叱って~」

くらいのゆったり感で走れる。(ケイデンスが遅いって意味でなく、心のリズムね)





あるいは、「あの日にかえりたい」でもよい。

「青春の~ 後ろ姿を~ 人は皆~ 忘れてしまう~ あの頃の私に戻って~ あなたに~ 逢いたい~」


こんな鼻歌を歌いながら走れてしまう、それがロードバイク。
※アラフォー以上にしかわからない例えでスマン。






ロードバイクのほうが疲労度が低いって意味では、単純なタイヤ経だけでなく、アルミとカーボンの差ってのもある。いつもの道路のクラックや小さな段差を乗り越えるときも、フルカーボンであるおかげで、「振動が不快じゃないぜ、ヒャッハー」って通過できるもんね。




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つうことで、最近はもっぱらBOMA の Refale(リファール)でジテツウしておりやす。