みなさんは、どれくらいの頻度で自転車の空気圧をチェックしてる?




オレサマは、パンクが人一倍怖い小心者なので、Dahon(ダホン) Mu P8に乗るときは必ず空気圧をチェックし、きちんと規定の圧を入れるようにしている。目安として、50キロ走ったら空気圧チェックはしている。通勤に使っているので、パンクによる遅刻も避けたいしね。




めんどうではあるが、この一手間でパンクのリスクを低減できる。よって、購入してからというもの習慣にしておる。



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ちなみに、空気入れの手間を少しでも無くすため、フロアポンプは玄関のすぐ手の届く場所に置いてある。あと、バルブのキャップは外して使ってない。なくても走行や安全に支障のないモノは使わない^^




オレサマのタイヤは、SCHWALBE(シュワルベ)のデュラーノだ。走行性、デザイン、耐久性がトータルで優れたお気に入りである。コイツの規定空気圧は「6.0~8.0 bar」。ミニベロにしては、けっこうなハイプレッシャータイヤである。



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んで、いつもは「フロント:7.0 bar」で、「リア:7.5 bar」にしていた。それで何の問題もなく、快適に使えていたが、先日ショップで大将とおしゃべりしていたときに、


「規定ピッタリの空気圧を入れても、ぜんぜん問題ないよ」


と言われた。そうなんだ、ギリまで入れても大丈夫なんだ。



なんとなくの素人判断で、「ギリギリまで入れたらヤバイんじゃねーか。そんなに欲張って空気入れたら、段差の衝撃でパァァァァァン!って破裂するんじゃないか。坂道を下っているときにそんなことが起きたら、オレの身体は宙を舞い、地面にたたきつけられて、後続のダンプカーに轢き殺される・・・」って心のブレーキがかかってて、「い、いちおう、0.5 bar減らしておくか・・・」という心理が働いていたのである。


このかんじ、オレだけかな?オレが空気圧に対して及び腰だったのは、単にチキンだから?同じように低めに設定している人も、きっといるんじゃないかな。(いなかったらスマン)



それからは、安心して規定値の8.0 barまで入れている。「たかが0.5 barで劇的に変わるもんでもあるまい?」と思うかもしれないが、じつは体感レベルでわかる違いがあった。



舗装されたきれいな路面では大きな違いはない。では、どういうときに差を感じるかというと、「段差を越えるとき」とか、「小刻みい荒れた路面を通過するとき」である。


「当然、8.0 barのほうが、固い(=不快な)乗り味なんだろ?」
「ガツンと衝撃が来るんだろ?」


・・・と思うかもしれないが、実はその反対だ。


8.0 barよりも7.5 barのほうが、衝撃が伝わってきて、不快なのだ。逆に8.0 barだと、固さがしっかりとブレを押さえつけてくれているような、衝撃が早めに収束するような感触がある。



7.5 barで(マンホールのような)小さな段差を通過すると、「ビィィィィィン」と衝撃がしばらく続くかんじ。それが8.0 barだと、「ビィィン」になる。



しょせん素人の感覚なので、100%信用はしないでもらいたいが、ひとつのバイクに3年間で13,000㎞走ってきた積み重ねがあるから、この感触の差は正しく感じ分けられている自信はある。



こりゃ、圧倒的に「8.0 bar」のほうが好みだワ。もちろん、どの圧が正しい・正しくないの話ではなく、あくまで好みの問題ね。



まだ規定値ピッタリまで入れたことがないって人がいたら、テスト的にやってみて、乗り比べてみるのも面白いかも。「なんだ、こっちのがいいじゃん」ってなるかもしれないし。