2012年の夏にビンディングペダルにしてから、二度立ちゴケしたことがあるが、かれこれ一年以上はコケてない。慣れてしまったので、無意識に足首をひねるクセがついたのだ。
※シマノのPD-A600です。一応、アルテグラグレード。軽いよ。
※SPDっす。一度も交換したことがないんだが、けっこうクリートってけっこう長持ちするね。。
そういえば、フラペのママチャリに乗るときも、信号でつい左足首をひねってしまうんだよねw。これ、絶対にビンディングペダルあるあるだよね?
ただ、慣れたとはいえ、ごくたまにではあるが、『危ねえっ!』って冷や汗をかく瞬間はある。こないだもそんなことがあった。
ひとつは、信号のない住宅街の交差点を渡ろうとしたとき、出会い頭で電動の車椅子の人が現れたとき。こっちが止まらなきゃと慌ててブレーキをかけた。
もうひとつは、駅前のターミナルの自転車と歩行者が交錯する中で、オレサマは歩行者スピードで徐行してた。で、真正面からスーツ姿のおっさんがスマホをいじりながら歩いてきて、オレサマに気づかず、ぶつかりそうになった。そのときも、接触も立ちゴケもすることもなく、サッと切り抜けることができた。
どちらも、オレサマが編み出した、『立ちゴケしない秘伝のコツ』のおかげで、危険回避することができたのだ。編み出すって、大げさだな、って思うかもしれないけど、オレサマなりに考えてたどり着いた結論なので、それなりに意味はあると思うのよ。
今日はそのことを書こう。
その前に、まず『なぜ、立ちゴケするのか』の説明をする。流れはこうだ。
1.危険な状況に遭遇。
↓
2.急ブレーキで完全停止。
↓
3.慣性の力がかかって、体重が前目になる。
↓
4.ペダルに体重がかかる。
↓
5.ビンディング・ペダルを踏みつける格好になり、外しにくくなる。
↓
6.間に合わず、コケる。
まずいのは、完全に停止してしまうこと。体重がペダルにかかり、足首をひねれなくなってしまう。でも、止まらないと接触してしまう。止まるのもダメ、止まらないのもダメ、ではどうするか?
答えは『ほんの少しだけサイドに逃げる』だ。
逃げると言っても、ほんの50センチかそこらでいい。ちょっとでも動き続ければ、推進力が働いて、こけないものだ。
このとき、体重はサドルにかけて、脚の力は抜いてはフリーにする。で、そこで稼いだコンマ何秒かを使って、ペダルを外す。危険な状況だと、緊張して体が硬直するのが自然だろうが、そこを意識してリラックスするのがポイント。これは慣れが必要だね。
リラックスしていれば、サイドに逃げるハンドル操作もできるし、足をとっさにひねることもできる。たったコンマ何秒かを冷静でいられるかどうか、それができればそのときの最適解が判断できるもんだ。
三行にまとめると、
1 完全停止しない
2 サイドに逃げる
3 体の力を抜いてリラックス
これで、たいていシチュエーションで危険回避できると思うし、オレサマはこれで何度もヒヤリハットを切り抜けた。
あと、もうひとつ。これは心がけ的なことだけど、歩行者が多い飲屋街とか駅前を通らなきゃいけないときは、最初から左だけビンディングペダルを外したままにしてる。もしくは、両脚外して、ペダルを逆さまに軽く踏んで、最徐行する。歩行者を巻き込んでこけたくないからね。
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