車道を走る上で、最優先事項とは、「けっして事故らない」である。

仕事と家庭を抱えているゆえ、様々な義務と責任がある。つまり、自分だけの体ではない。よって、なにがあろうとも、事故るわけにはいかないのである。(まあ、どんなに注意していても、起きるときは起きちゃうけどね)


事故予防には細心の注意をはらっているつもりだ。もちろん、何事もカンペキはありえないが、出来る限りの準備はするよう務めている。



道路上で気をつけていることは幾つがあるが、
今日はその中の一つ、「車の左斜め後ろを走らない」を紹介しよう。

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なぜ「車の左斜め後ろを走らない」のか?理由は大きく2つある。


■1.左折巻き込みの危険性

まず第一に、車にとって死角になるからだ。車を運転する人なら、「左後ろが死角」ってのは常識なんだが、バックミラーにも、サイドミラーにもちょうど映らない場所なのだ。自動車運転が未経験の自転車乗りは、このことをわかっていない場合がある。

オレは、車の左後ろにポジションを取ることを避けるのはもちろん、真横(左)も並走しないようにしている。やはり、ドライバーがこっちを見落としている可能性があるからだ。さらに、夜間だとその危険性はさらに高まる。(いくらライトを点灯させていると言ってもね)

だから、車が真横に近づいてきたら、スピードをゆるめ、並走する車はさっさと前に行ってもらうようにしてる。車と接触して負けるのはこっちなんだから、君子危うきに近寄らず、だね。




■2.対向車線の「右折車」との接触の危険性

車の左後を走らないもう一つの理由が、「右折してくる対向車に轢かれる恐れ」だ。

どういうことかというと、正面から向かってくる右折車は、曲がる際に車にしか意識を向けていないことが多く、まさか車の後に自転車が走っているとは思っていない。で、車の影に隠れた自転車の発見が間に合わず、轢いてしまうわけだ。右折車は、「はやく曲がってしまいたい」という気持ちがあるから、曲がる瞬間はスピードを出してくる。よって、接触したときのダメージはデカイ。デカイというか、ヤバイ。もろにふっとばされる。

よって、オレは交差点に侵入するときは、右折車がいるかいないか確認するし、右折車からわざと見えるようなポジションを取り、「自転車が通過してますよ、注意してね」とアピールするようにしている。


とまあ、車道を走るときのオレなりの工夫を紹介してみた。

この方法は、車道を走る自転車乗り(ママチャリとかもね)には、ぜひ実践してほしい。だって、命はひとつしかないからねー。