年末も押し迫った昨年の12月29日、タイヤ(SCHWALBE デュラーノ)、チェーン(105)、スプロケット(アルテグラ)にイッキにまとめて交換した。



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まずはタイヤ交換から (^^ゞ



タイヤの走行距離が4500キロを越え、そろそろ交換時期になってきたのがキッカケ。
スプロケットとチェーンは、使い出してからすでに6000キロ経っているし、こっちもボチボチ限界かなと。



ひとつひとつ交換するのは手間なので、タイヤがへたるのを待っての総とっかえとなった。







■タイヤ


今回も、履き慣れたシュワルベのデュラーノ(DURANO) 20×1.1(406)にした。




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走行距離は4500キロと、ミニベロにしてはまずまずの距離を走れた耐久性を評価している
デュラーノはパンクが少なく、1年で3~4回くらいしかしなかったのもマル。



ちなみに、自転車屋の大将によれば、「乗り方とタイヤの種類にもよるが、ミニベロで5,000キロ走れたら御の字。ふつうは4,000キロ前後」らしい。
以前使っていたパナソニックのパナレーサーミニッツタフは、その点じつにもろく、半年で10回以上パンクした。ひどいときは毎週パンクしてた。



デュラーノの乗り心地は、パナレーサーミニッツタフに一歩譲るものの、ソリッドな印象があって、けっして悪くない。
たぶん、これからはコイツを履き続けることになるだろう。値段も前後輪で6,000円強とまずまずリーズナブル。



SCHWALBE(シュワルベ) デュラノ(DURANO) 20×1.1(406)







■スプロケット


今回の目玉はこれ。
思い切って、105からアルテグラにした。



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アルテグラ・デビューなのだ \(^o^)/




走行性を重視して、ギア比は、11-25T >> 11-23T にした。



11-25T でも何の問題もなかったのだが、さらなる「スムースさ」を追い求めての超クロスレシオになった。走行性に振ったぶん、登坂能力を犠牲することになったが、そこは脚力でカバーする。



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交換前の105スプロケット、油と汚れでベタベタ。それにしても、キタネエ・・・元々の色がわからん・・・。これからは、スプロケットも定期的に掃除しなきゃ。




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アルテグラ(11-23T)、かっけー。ギアの山がぎゅっとタイトになって引き締まった印象。マットなシルバーカラーも渋くて、惚れ惚れする。自己満度をグイグイあげてくれるぜ・・(^^)






■チェーン


前回と同じ105にした。
わざわざアルテグラにする意味はないかな、と。あと、チェーンにはとくに思い入れもないので・・見た目も変わらないし(^^ゞ



車体をひっくり返して気づいたのだが、リアディレーラーがすごく汚れている・・・。



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クリーナーで汚れを落とし、きれいに磨く。プーリーも汚いなー。ホコリとチェーンオイルが凝固してプーリーにこびりついてる。



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キレイになった\(^o^)/




布でこすっても落ちないので、マイナスドライバーでエイヤエイヤと削りとった。
プーリーは掃除しにくい箇所なんだよなあ、チェーンをいったん取り付けると、なかなか手をつけにくいんだよね。



それにしても、掃除の時に「車体をひっくり返す」ってのは、見落としがちな汚れを早期発見できて、いいね。





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掃除も終わり、あとはチェーンをはめるだけ。



店長や他のお客さんとおしゃべりしながらの、のんびり交換だったせいもあり、2時間もかかった。
でも、それだけの価値があった。(分かる人には分かるレベルだけど)見た目も、走行性能もアップして、大満足。




■かかった費用


チェーン: 2,600円
スプロケット :6,300円
タイヤ: 6,300円
工賃: 0円
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合計: 15,200円也




■走った感想


11-25T >> 11-23T への交換が、どれくらい体感できるのかを確認した。
うむ、違いがよく分かるぞ。


4あたりから、5>6>7速・・とシフトしていくときの、「ほんの少ししかギア比が上がらないかんじ」がたまらん。ほとんどシフトショックがなく、スムースに加速できる。



なにげによいのが、ギアチェンジの音が小さくなったこと。
105のときは「ピシッ、ピシッ」だった変速音が、アルテグラだと自分にしか聞こえないくらいの「チッ、チッ」という小音になり、なんか高級感増した!



圧倒的じゃないか、わがDahon(ダホン) Mu P8は・・・。
このシフトチェンジの気持ちよさだけで、ご飯3杯はいける。



まあ、これをやったからといって、速く走れるようになったわけではないけどね。
あくまで、「快適に走れる」ってことね。




あまりに今回のカスタマイズがうれしかったので、帰宅後、嫁さんに報告した。





ねえねえ、ぼくのDahon(ダホン) Mu P8 を見て!あのね、さっきスプロケットって部品を交換したんだ。ほら、後輪のこの部分・・そう、ギアのことね、ここを新しく、アルテグラっていうグレードのにバージョンアップしたの。でね、これまで以上にギア比を狭くしたの。つまり、変速時のシフトショックが小さくなったということで、よりスムースな走行性を実現したってわけ。ねえ、かっこいいでしょ?でしょでしょ?





まったく相手にされなかった・・・。
(´・ω・`)