「ロードで100km → からの1泊キャンプ」って楽しそうじゃないですか?

好きなものを合体させれば楽しさも2倍になる…!っていう単純な考えです。いままでやったことがなかったので、トライしてみようと思い立ちました。

が、さすがにテントや寝袋や椅子&テーブル、調理器具等をロードに積むわけにもいかず、「手ぶらキャンプ」ができるロハスガルテンキャンプ場(埼玉県児玉郡神川町小浜 1341)を利用しました。(※キャンプしたのは昨年の11月です)

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目次


手ぶらキャンプって初心者には最高にありがたい

埼玉県児玉郡神川にあるロハスガルテンキャンプ場は、都内から100kmのとこにあります。すぐそばを流れる神流川を越えると藤岡市なので、群馬との県境です。



完全に手ぶらでOKというのが売りで、テント、寝袋、椅子、テーブルはもちろん、薪、炭、食材(朝晩の2食)、ランプ、食器、ダッチオーブンや飯盒等の調理器具、バーナー&ガスボン…等がぜんぶ込み。

しかも、すぐ真横にスーパー銭湯「かんなの湯」があって、当日と翌日は入り放題。これで1人7,500円なので、かなりリーズナブルかなと。

ロードバイクで100km走り、昼に着いてテント設営→焚き火・調理開始…という流れで計画を組みました。

…のはずが指のケガで急遽クルマで行くことに

ところが、娘が前日に指をケガしてしまい、STIの長時間の操作が厳しくなったので、急遽クルマに変更しました。

キャンプだけだと当初の目的がナシになってしまうので、翌日に周辺をポタリングしてみようということで、ミニベロを2台積んでいきました。結果、これが大正解。(理由は後述)

キャンプ道具がないので、リアシートに2台ミニベロを積みました。手ぶらなのでトランクは着替えやヘルメット類、サイクルウェアを入れられました。が、キャンプ道具を持参するとしたら、パンダに両方積むのはちと厳しいかもしれません。ソロキャンプなら問題ないでしょうが。

キャンプの設営ってけっこう時間とエネルギーを使う

受付で機材を受け取ったら、あとはすべてセルフサービス。

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※リアカーで運びます


テントはワンポール式で立てやすかったです。
説明書を読んでやれば、初めてでも30分かかりません。

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が、火をおこし、食材の用意、テーブルや椅子を倉庫から運んで並べてたりしていると、2時間はあっという間にすぎます。

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13時に開始したのに、あれ?もう15時?ってかんじで、時間の経過が早い。

この日は11月中旬でして、17時前が日没時間です。15時から食事の準備を始め、ダラダラ食べていると16時になり、飯も終盤になると夕焼けが見えてきます。日没の関係でえらく早い夕飯になりました。

そう考えると、ロードバイクで100km走って疲れた状態でキャンプの用意してたら、まあまあ慌ただしいでしょう。ロードバイクとキャンプを同時にやるのはくたびれるので、のんびりする…というキャンプ本来の目的からはちょっとずれてしまうかもです。

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※ダッチオーブンで鳥の丸焼き

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※食い散らかした後でスミマセン…(めちゃ美味しかった)

11月に手ぶらキャンプをして学んだこと

夜の気温をナメてた

11月の寒暖差は激しいです。昼間は13度くらいと過ごしやすくても、日が暮れると6~8度、夜は4度まで落ちます。ちょっとした冬で寒いです。

にもかかわらず、スウェット上下しか着てなくて、寝るときツラかった…。 「冬用の寝袋がある→中は薄着でもホカホカに暖かい→防寒性はバッチリ→よってスウェットでOK」というのは完全にアホな考えで、服を二重にしたり、ダウンを着こむくらいすべきだったと反省しました。

あまりの寒さに2時間しか眠れず、親子でガクガク震えてました。
凍えるとはこういうことなのか…と身を持って学びました。

夜が明けて日光が出て、ようやくテント内が暖められましたが時すでに遅し。
日光って素晴らしい…と太陽に感謝。

後日、キャンプに詳しい人に「冬用テントだから温かいというわけではなく、冷気が入れば寒いのは夏用と同じ。生地が頑丈なだけ」と教わり、あ~~そうなのか…と学びました。

椅子は自前であったほうがいい

レンタルの椅子は背もたれがないただのベンチなので、食事中、焚き火中にくつろげなかったです。椅子は自前でちゃんとしたのを持つべきだと実感しました。

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これもキャンパーさんに聞いた話ですが、「キャンプでは椅子で過ごす時間が大半なので、背もたれのあるしっかりした椅子があるといい。予算かけるならまずは椅子」らしいです。

そのせいで食後はずっと隣接の温泉で過ごしてました。温泉がなかったらけっこうしんどかったはず。

翌日はミニベロで50キロサイクリング

朝、余った薪で火をおこして暖を取りつつ、すばやく朝食をとって後片付けをしてサイクリングへ。

神流川を越えて群馬県に入り、世界遺産の富岡製糸場までを往復しました。50kmだったのでミニベロでちょうどよい距離です。

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ESRさんからパーサーというディスクミニベロを借りて乗ったんですが、ホイールベースが長め&フォークが寝てたおかげで直進安定性が良いです。かっ飛ばす!よりも落ち着いて走るのに適してました。

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フロントシングル(53T)でリアディレイラーはALTUSの8速。少々のアップダウンはありましたが、ワイドレシオ(12-32Tあって)なのでギア比は十分。問題なく走れました。

ラピッドファイヤーの操作もカチカチと気持ちよく決まります。

KENDAのタイヤ(20x1.5)がやや硬い印象があって、いじるならタイヤから始めたいとは思いました。太さは1.5でキャラ的にもマッチしていると思います。

サイクリング後はロハスガルテンキャンプ場に戻り、温泉に入ってさっぱりしてから帰りました。キャンプ場に温泉があるって最高ですね…。

キャンプ+サイクリング=カロリーバランスが良い

キャンプってひたすら食べ続けるアクティビティなので楽しいんですが、終わったあとにプチ罪悪感があります(笑)。ほぼ動かないので、カロリーを消費しないのが理由。

最高に楽しい代わりに体重は増えやすい…ので、翌日のサイクリングでカロリー消費するのは良いアイデアなんじゃないかと思います。まあ、ミニベロで50kmポタリングするくらいではプラマイでまだプラスなんですが、気持ちの問題ということで。

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それと、キャンプ翌日って「朝飯食べて、後片付けたらやることない→帰るか…」ってなるところが、自転車があると「レジャーが追加」されるので、楽しみがアドオンされたみたいでお得感がでかいです。

ただ、パンダの積載量は悩みのタネ

キャンプが楽しいのは間違いないし、一人で過ごすのが好きって性にもあっているので、徐々に道具を揃えていこうと計画中。

が、パンダのトランクの狭さが悩みのタネ。キャンプ道具を今後揃えたとして、後席を倒さないと積むのは無理。家族やロードバイクも乗せるので積みっぱなしにはできません。

でっかいステーションワゴンか、ルノーのカングーでもあればな~。でも買い替え予定はまだないし。

キャンプ好きな人達は「道具は車に積みっぱなし」にしている方も多いそうですが、パンダだと厳しい。仮にできたとしても燃費が悪くなるし。

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※トランクの狭さはこんなかんじ

となると、いちいち下ろして家に持って帰らねばならぬ…。屋内に持ち込むのは「すでに自転車が5台もあるのに、さらにキャンプ道具だと!?」とオクサマが了承してくれるとは思えず、地下の物置スペースがあるからそこに…でもそこを何度も往復するのか…とモヤモヤしています。

以前検討したYAKIMAのルーフテントは、レールの耐荷重問題でメーカーからNGを食らって諦めたので、屋根にルーフボックスを置き、そこにキャンプ道具をある程度逃がす…というのも考えています。

【車の屋根に置くテント】YAKIMAのスカイライズ ルーフトップテント購入に向けて鋭意調査中 



ということで、アウトドア用品店のWILD-1でリサーチ&物色を続けております(^_^;) 


そうそう。「キャンプは興味あるけど、本格的に始めるかどうかはわからない」くらいのテンションの方には、手ぶらキャンプはオススメです。

ちなみに、ロハスガルテンキャンプ場には「ウィンターキャンプパック」というのもあります。
ミニベロを持っていかなくても十分に楽しいのでぜひ。


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