サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

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カテゴリ: 初心者向け

サイクリングティップスという海外のサイトを定期的にチェックしているんだけど、「マナー違反のサイクリスト(Don’t be THAT CYCLIST)」についての記事があって興味深く読んだ。日本では、「逆走」、「イヤホン」、「片手スマホ」、「並走」、「信号無視」、「無灯火」あ ...

サイクリングティップスという海外のサイトを定期的にチェックしているんだけど、「マナー違反のサイクリスト(Don’t be THAT CYCLIST)」についての記事があって興味深く読んだ。



日本では、「逆走」、「イヤホン」、「片手スマホ」、「並走」、「信号無視」、「無灯火」あたりがポピュラーな道交法違反だが、海外ではどんな違反が多いのだろうか。


参照記事はこちら

Don’t be THAT CYCLIST



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ただ、この記事が指すサイクリストとは、ローディのマナー違反で、一般車のそれではないことをあらかじめお断りしておく。


鼻をかんで鼻水を飛ばす

トレインを組んでいるとき、後ろの人に迷惑がかかる。停車するか、停車できない状況(ダウンヒル途中)であれば、最後尾にずれて、後方に人がいないのを確認して鼻をかもう。なお、サイクリング中の鼻をかむという行為は、片方の鼻を塞いでふんっと勢い良く鼻水を飛ばすことである。



男性はわりと躊躇なくされている印象だが、女性でコレをしている人にはお目にかかったことはない。まあ、女性のそれは目撃したくないし、見て見ぬふりをするが……。



トレインで先頭交代するとき、左右に揺れる

先頭に行くとき、つい頑張ってもがき、結果的に身体が左右に揺れてしまうのは仲間の迷惑になる。スピードは一定に保ち、真っ直ぐ走るよう心がけよう。



赤信号で停車するとき、前を走っていた別のローディの前で停まろうとする

少しでも早く先を急ぎたいのだろうが、それをするとアカの他人と不毛な追い抜き合戦をする羽目になる。道は譲ろう。公道ではエゴは捨てよう。個人的な体験だと、ママチャリでやってくる人が多いのよね。ロードバイクの前に出たってどうせ抜かれるのに、なぜ後ろで待つことができないんだろうって思う。



とくに、ミニベロのときはママチャリが勝負を仕掛けてくることがあるんだけど、「タイヤの小さい自転車に負けるのが気に食わん」のであろうか。もちろん、そーゆー方には先に行っていただくが……。



真後ろに人がいるのに、登り坂で前触れなしにダンシングを始める

これをされると一瞬スピードが落ち、後続のホイールと接触してしまうことがある。事故を防ぐには、サインを出すべし。お尻を叩いて「ダンシングするよ」と合図するか、声で「立ち漕ぎするよ」とつたえるべし。いすれにせよ、ダンシングの瞬間はスピードが落ちやすいので、スピードの変化に気をつけよう。



トレインを組んでいるとき、ホイールを重ねてしまう

前後でホイールが重なるのは極めて危険。ホイール同士がぶつかると、後続の前輪が上に持ち上げられるように弾き飛ばされ、高い確率で落車する。トレインで落車が起きれば、後続は次々と仲間をなぎ倒していく。くれぐれもホイールは重ならないよう、十分な車間距離を置いて走ってほしい。


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※ハスって落車する動画リンクあり。ハスることの怖さがよくわかる動画だよ。



仲間に補給食をねだる

とくにロングライドでは、自分の胃袋は自分で責任をもつのがルール。人を当てにしてはならない。人の補給食を奪うことで、その人が必要とするエネルギー源を奪うことになっていると心しよう。


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ライド中の過度なおしゃべり

おしゃべりにはTPOがある。話に意識が向きすぎて事故っては元も子もない。あくまで安全運転を心がけ、意識は運転に集中しよう。



予備チューブを持っていない

補給食と同じく、トラブル対処も自己責任で。人のチューブを当てにしない。必要な道具は自分で取り揃えておこう。ただ、パンクが連続発生して、予備が足りなくなることはある。さすがにそんな状況であれば、「運が悪かったね」と仲間も手を差し伸べてくれるだろう。



予備チューブ、タイヤレバー、アーレンキーセットはサドルバッグがツール缶に入れて常に携行しておこう。



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※サドルバッグ以外に、フレームバッグもあると便利。



遅刻する

時間にルーズなのは、サイクリング以前に社会人として問題あり。オレサマは早めに現地に到着し、待ち合わせ場所近くのカフェで読書したり、スマホに溜まった「あとで読む」記事を消化する習慣がある。



このスタイルであれば遅刻はしないし、手持ち無沙汰で待つこともなく、時間を有効に活用できる。

関連リンク

あ、この人、仕事できるんだろうな」って思う9つの瞬間

※先輩や上司相手には時間を守るが、後輩や目下にはルーズって人は残念ながら存在する。



トレインで前を走っているとき、後続車に対してサインを送らない

穴ぼこやクラック、グレーチングを見つけたら、ハンドサインか声で後ろに知らせてあげよう。これはマナーの問題だけでなく、安全にも関わってくる。トレインで走ると、後続は前方の路面の状況を確認しにくい。いきなり穴が現れて肝を冷やしたりするのは心臓に悪いし、最悪事故る。路面確認と情報共有は、先頭を走る者の義務である。



ただ、初心者はサインをそもそも知らなかったりするので、出発前に「停車はこう」、「右左折はこうね」と意識合わせしておくといいと思う。



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※5月23日放送の「チャリダー(チャリダー教習所 開校!)」で放送していた、マナーに関する特集より。これはいい企画だったと思う。



道や通路を塞いで停車する

横断歩道上で停まるとか、カフェの入口前での一時停止は歩行者に迂回を強いることになり、サイクリストの評判を地味に落とす。公道はサイクリストのためだけのものではなく、いろんな方々が共有する場所であると心得よう。



抜き去るとき、必要以上に大声を出す

「通ります」とか「抜きまーす」とヒトコト発しながら走り抜けるのはそもそもは良いマナーだ。無言で抜こうとして、急な路線変更で接触してはまずいからね。



しかし、必要以上に大声だと抜かれる人を驚かせてしまい危険である。ほどほどの優しい声をかけよう。



リカバリー目的のゆったりライドなのに、しゃかりきに走る

主催者がポタリングといえばポタリング。リカバリーライドであればリカバリーライド。それを無視して好き勝手走るのはマナー違反だ。自分のペースで走りたければ、ソロで出かければいい。グループライドのときは全体の目的を順守しよう。



汗を撒き散らす

同じサイクリスト同士であっても他人の汗は気になるものだ。汗だくだからといって、撒き散らすような行為は慎もう。周囲にサイクリスト以外の人たちもいたらなおさらだ。



サイクルウェアのままファミレスに入るときなど、ただでさえ周囲のお客さんにウェアでぎょっとされることは少なくない。せめて、トイレで手や顔を洗い、汗を少し落としてさっぱりしてから席に着く心の余裕を持ちたいものである。



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記事に紹介されていたのは以上である。



加えて、個人的に「ローディにされると嫌だな」と思う行為は、「1.信号無視」と「2.イヤホン」のふたつだ。



かっこいいウェア、しゅっとしたヘルメット、ピカピカのビンディングシューズ、高級ブランドのカーボンフレームの方が平気でマナー違反するのを目撃すると、すごく残念な気持ちになる。さぞかしロードバイクには詳しそうで、キャリアも長そうなベテラン風な方がそれをすると、悪い意味でのギャップでがっかり感が強い。



あと、春になってから気づきだしたのは、ローディなのにイヤホンをして走っている人が意外に多いこと。外人さんでも、このパターンの人が少なくないんだよね。



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日本人だけの習性なのかと思っていたら、そうでもないのかしら。で、ヘルメットもしていない人がほとんど。ロードバイクに乗っててイヤホンするとは、無鉄砲が過ぎるというか、危険すぎて見ていられない。



自転車の事故は大ケガに直結する。注意はしすぎるくらいでちょうどいい。みなさまも安全運転でお過ごしくだされ。

いつもチェックしているGlobal Cycling Network の動画で、「Top 10 new cyclist mistakes」というのがあった。自転車初心者のあるあるミス10選だ。海外の自転車初心者と日本のそれとでは、どんな違いがあるのか興味があったから翻訳してお届けしよう。 1.ヘルメットを ...

いつもチェックしているGlobal Cycling Network の動画で、「Top 10 new cyclist mistakes」というのがあった。自転車初心者のあるあるミス10選だ。



海外の自転車初心者と日本のそれとでは、どんな違いがあるのか興味があったから翻訳してお届けしよう。









1.ヘルメットを前後逆で装着

あー、海外でもやってしまう人がいるんだって驚いたというか、安心したというか(笑)。エイリアンっぽいって呼ばれるエアロ形状の自転車のヘルメットは、初めてかぶる人は「どっちが前だ?」って戸惑っている人もいる。



めったにないけど、前後逆で走っている人を見たこともある。

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2.サイクルショーツの下に下着を着用

サイクルショーツの下に下着を着用しないってのは、自転車を始めたばかりの人はまず知らないんじゃないだろうか。オレサマも、最初知ったときは「うげっ、股間がパッドに直接触れるのってなんか不潔!気持ち悪い!」って思った。



雑誌などで「下着は履かないものである」と知らなかったら、二重で着用していたかもしれない。



3.フレームバッグを使う

へえ、フレームバッグはあまり推奨されていないみたい。「サドルバッグを使いましょう」ですって。まあ、ロードバイクでフレームバッグを使っている人って少数派だけど、コンパクトなものならけっこ便利よ。



ただ、フレームバッグはペダリングのじゃまになるね。とくにダンシングはやりにくいので、ヒルクライムにはオススメしない。

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※これくらいのミニサイズでも、ダンシングでは若干だが脚が干渉する。


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※ロングライド時はカギやスマホを入れられて便利なのだが。





4.食べ物、飲み物を持たずに出かける

町中を走っているときは、コンビニや自販機もあるだろうから、これはさほど問題にはならない。でも、水分は絶対に携行するべし。



冬であっても汗はかくし、10分ごとくらいに軽く喉は乾いてくるよ。自転車に乗ってて水を飲まずに走れるのって、体感的には「夏場は10分、冬は15~20分」かなあ。



よって、自転車を新たに購入する方は、ボトルケージは納車時につけておくことをオススメする。あと、専用ボトルもね。ペットボトルはぴったりフィットしなくて落ちることもあるし、ガタガタと音を立てて落ち着かない気分になるからね。



ちなみにオレサマはCAMELBAK(キャメルバック) ポディウム チル ボトルを使っている。



ロングライドや田舎を走るときに補給食、水分を持たずに走るのは、脅しじゃなくって命取りになる。

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※たまにオニギリを補給食にすることもある。





5.故障トラブルの対処法を知らずに出かける

オレサマはダホンを購入して半年間はパンク修理の仕方を覚えないまま乗っていた。当時はママチャリの感覚が残ってて、「そうそう滅多にパンクなんかせえへんやろ。予備チューブや携帯用ポンプを持って走る?余計なモンは自転車に付けたくないからまあええわー」って思っていた。



水だけ持って、一人で荒川サイクリングロードをかっ飛ばしていた頃のことを思い出すと、我ながら「バカで無謀だったな」って思う。幸い、買って半年はたまたまパンクに遭遇しなかっただけだ。



正直に言うと、パンク修理って面倒くさそうだし、そんな技術は自転車メカニックさんでないと習得できないんじゃ?くらいの認識だったの。でも、ショップの大将に「それぐらいできなくっちゃダメ!トラブル起きたら帰ってこれなくなってしまうでしょ」と指導を受け、覚えたのだ。



最初の数回は手こずるけど、3回も脱着の練習をすれば身体が覚えてくれる。



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6.イベントやレースの前に張り切って食べ過ぎる

体力に自身のない人ほど、これをやってしまいそうな気がする。「長いイベントだから、しっかりとカーボローディングしなくっちゃ!」とか張り切って、エンデューロ会場到着前に立ち寄ったコンビニで菓子パン3個とウィダーインゼリーとオニギリを胃袋に押し込み、レース開始直前に「ち、ちょっと一休みするわ…」ってなってしまったのは、何を隠そうこのオレサマである(笑)。



ロングライドのときは、事前に詰め込みすぎるんじゃなく、道中の休憩でチビチビ食べる、くらいがちょうどよい気がするね。



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7.迷子になる

ふだん、車のカーナビのお世話になりまくっている現代人は、地図もなく知らない土地に放り出されると途方に暮れるものだ。



「iPhoneの地図を見ればいいじゃない」とは仰るとおりではあるが、いちいち小休止しながらGoogle Mapsを起動させ、東西南北を確認し、進むべき方向を確認するのはじつは結構うっとうしい作業なの。そういう意味では、事前に地図を見ておおまかなルートを確認しておくのはとっても大事。



とくに山を登るとか、まったく土地勘のない場所に行くときは、なるべく経験者といっしょに走りたいものだ。



あと、夕方にスマートフォンのバッテリーが切れて焦るのは初心者ロングライダーのあるあるミスなので、モバイルバッテリーを携行することを激しく推奨する。



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8.追い込みすぎる

イベントレースや、ヒルクライムあるあるだ。大勢のローディに囲まれ、一斉に集団で走りだすと、ついつい「おっと、遅れを取るわけにはいかねえぜっ!どけどけぃ!オレサマのお通りだぁ」って遮二無二ペダリングシてしまうもの。アドレナリンも出てるし、その場の雰囲気に飲まれるってのもあるしね。



勝負のかかってない遊び目的のエンデューロであったり、グループライドでのヒルクライムですら、序盤にがんばりすぎて途中でヘタることがある。慣れないことをしちゃあいけませんってことですわ。



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9.水分不足

ハイテンションでこぎまくっていると、補給をすっかり失念してしまうってことはあるね。夏だと嫌でも水が欲しくなるけど、秋~冬は汗がどんどん蒸発してしまうので、のどが渇いているという自覚をなくしてしまうことがある。



そういうときの対策として、10分漕いだら喉の渇きに関係なく、ひと口飲むことにしている。自転車に乗ってて、水分を飲み過ぎるってことはほぼないと思うので、「やりすぎかな?」って感じるくらいマメに水を補給していいよ。



ちなみに、冬場は冷水を飲むのが辛いので、温めのお湯をボトルに入れている。



走りながら水分補給できるようになっておくのは最低限のスキルだね。多少の慣れは必要だけど、誰でもできるはず。ただし、安全のために視線はしっかり進行方向を向いたまま、ボトルを見ずに脱着できるようになろうね。



なお、オクサマは「片手運転が怖いから、走りながら給水できない」のだそうだ。信号待ちにならないと補給できないという悩みがある(笑)。

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10.立ちごけしてしまう

ビンディングペダルを使うに当たり、立ちごけは避けては通れない道だ。オレサマはこれまでミニベロで2回、ヒルクライム中に1回、三本ローラー上で1回、合計4回落車したことがある。落車でケガをしたことはないが、倒れるときの背筋がヒヤッとする感覚は、何度体験しても好きになれない(笑)。



立ちごけで被った被害は肘を擦りむいたことと、サイクルジャージの肩が軽く破れただけ。ケガをしないコケ方を事前に伝授いただいたのが功を奏した。その辺のコツは関連記事を読んでくださいな。



なお、いつまでの楽しく、怪我なくロードバイクに乗り続けるために、強くて健やかな身体を維持したいと思っているので、カルシウム不足にならないよう気をつけている。まるごと食べられる煮干しを思い出してはつまみ食いしているよ。

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以上、Global Cycling Network の「Top 10 new cyclist mistakes」という動画の翻訳紹介でした。



超はじめてのロードバイク





これからも面白い動画を訳して紹介しますね。「これ翻訳してほしいよー」ってリクエストがあれば、コメント欄もしくはメールでご連絡ください。

※ただし、英語に限らせていただきますが……(^_^;)

埼玉県および首都圏はそろそろ春の息吹が聞こえてきており、ようやく冬場のウェアから春用のウェアに切り替えられる時期になってきた。寒かった間は冬用のインナーを履いて自転車通勤していたのだが、ロードバイクで通勤した先日、ポジションにちょっと違和感を感じた。いつ ...

埼玉県および首都圏はそろそろ春の息吹が聞こえてきており、ようやく冬場のウェアから春用のウェアに切り替えられる時期になってきた。



寒かった間は冬用のインナーを履いて自転車通勤していたのだが、ロードバイクで通勤した先日、ポジションにちょっと違和感を感じた。



いつもよりハンドルが低く感じられ、前傾姿勢が強まっている(ような気がする)のだ。



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※このポジションから、8ヶ月経つが、いっさいポジションは変えていない(タカムラ製作所にて)



ポジションは昨年の夏にタカムラ製作所で調整してもらってから、まったくいじっていない。スペーサーもすべて抜いて、「ハンドルは一番低い状態」なので、これ以上ハンドルポジションが下がることはありえない。



シートポストもいじっていない。体重でカーボンのシートピラーが下がることはなきにしもあらずだが、もしそうであれば逆にハンドルが高く感じるはず。

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ではなぜだ?屋内で三本ローラーを漕いでいるときは違和感がないのに、屋外で走ると前傾がキツくなってしまうのはなぜなのだ?



理由が皆目検討つかないので、職場のローディ先輩に疑問をぶつけてみた。そしたらあっけなく謎が解明した。


「冬用インナーのパッドのせいですよ。きっと、厚めのヤツ履いているでしょう?たとえばパールイズミの3Dはクッション性は高いのですが、厚みがかなりあるので、お尻の位置が少し上がってしまうんです」(坂バカ氏)



おお!そういうことか。指摘のとおり、オレサマはパールイズミのウィンドブレーク仕様の3Dインナーを履いている。ロングライドでもお尻が痛くならない機能的なインナーなのだが、たしかにパッドはやや厚い。その厚みが災いし、ポジションに影響を与えてしまっているということだ。



なお、三本ローラーに乗車時は、短時間なのでわざわざインナーは履かず、普段の下着の上にサッカー短パンで漕いでおる。よって、厚みの影響はないわけだ。



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※サッカーの短パンで三本ローラーは漕いでます




そういえば、高村さんにポジションを修正いただいたときは9月だった。そのときは夏用の薄いパッドのインナーを履いており、その格好の状態でベストのポジションを探ってもらったから、ということか。




パッドの厚みだけでポジションに違和感を感じてしまうくらい、ロードバイクのポジションというのはデリケートなものなのか。たった数ミリでしかないのに…。今回もまた、ひとつ学ばされたのである。


「僕はパッドでポジションが左右されるのが好みではないので、季節を問わず、薄手のインナーを使っていますよ」(坂バカ氏)



なるほど、そういう考え方もあるのか。まあ、もう春だしこれからは薄手のインナーで走るので、ポジションはいじらないでおこう。今度の冬が来たら、対策を別途考えることにする。



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ヒルクライムとかロングライドでポジションに違和感があると、つらーいことになっちゃうので、少しでも変だなって感じたらお店でチェックしてもらうのがいいと思う。



ということで、冬と夏でポジションに差があるぞ?と思っている方は、まずはお持ちのインナーのパッドの厚みを確認されてはいかがだろうか?



それにしても、ロードバイクは奥が深いぜ…。

ロードバイクの「ロ」さんがこんな記事を書いていらっしゃった。 ▼ 「男女一緒に走って楽しめるの?実力差のある人と走るときに速い人も遅い人も楽しめる方法が知りたい」 - ロードバイクの「ロ」 サイトオーナーのドコデモさんによると、「男女混合のロードバイク ...

ロードバイクの「ロ」さんがこんな記事を書いていらっしゃった。

男女一緒に走って楽しめるの?実力差のある人と走るときに速い人も遅い人も楽しめる方法が知りたい」 - ロードバイクの「ロ」



サイトオーナーのドコデモさんによると、「男女混合のロードバイクチーム、サークルは男女一緒に走るとき、どうしているのか?」という疑問をお持ちとのこと。



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要点をまとめると、こうなる。

  • 男女には体力差がある(一般的に男性の方が優れている)
  • 体力差があって、どうやってグループライドを成立させているのか?
  • どんな工夫・注意をして男女一緒に走ってるのか?
  • 男性メンバーは物足りなくならないのか?



じつは、オレサマもまったく同じ疑問を持っていた。



勤務先には「自転車同好会」というのがあって、は年齢も性別もバラバラ(新入社員~50代)が所属している。



体力はもちろん、ローディとしての経験値も大きな差があって、ウン十年乗っている経験豊富な先輩方もいれば、ロードバイク歴1年そこらの女性もいる。



そこでのグループライドの成立させかた、楽しみ方について、ひとつの例にすぎないが、このように楽しんでいますよという例をご紹介したい。



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1.体力のない人に合わせたプランニングにする

ロングライド等に出かけるとしたら、もっとも体力が低い人に合わせてプランニングすべき。これが鉄則。たとえば夫婦で出かけるときは、距離やペースはオクサマに合わせる。



ライドの途中で相方にオールアウトになったら身動きがとれなくなってしまう。先輩や後輩が入り乱れる同好会でも同様。みんなが楽しめるようなプランを組もう。



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2.スイーツ休憩を多めに取る

先日の同好会ライドでは、初心者の女性や自分のオクサマも参加した。



グループの中でもっとも体力に不安があったのがオクサマなので、みなさんが配慮してくれて、「スイーツ休憩を多め」に取り、「平地メインをゆったりめ」に走ることにしていただいた。



走ること以外にも楽しみを用意するのだ。「目的地で、●●●を食べよう!」って共通のゴールを共有できるもんね。



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3.平地メインにする

体力に不安のある人は、坂を怖がる。だって、途中でへばってしまうと、他の仲間に迷惑をかけてしまうことになるから。



あと、自分の体力が一体何キロまでもつのか、走ったことがない人はその検討すらつかない。平坦な道であれば、多少の不安があっても、なんとかペダルを回して走れるものだ。平地メインのコースを選ぼう。



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あとは、カスタマイズにお金をかけてあげるってことかな。体力にハンデのある女性こそ、高品質のパーツを使った方がいい。

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4.エンデューロレースに参加する

体力がバラバラな者同士で走るときは、体力(&経験)がある人はそうでない人をサポートしてあげるって心意気で参加すべきだと思うね。



ただ、1~3の方法では、体力に自信のある人が物足りなくなってしまう可能性は残る。



そんな場合はエンデューロに参加する手がある。



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エンデューロはチーム参加がふつう。体力あるゴリゴリ系チームと、体力に不安のあるまったりチームとにわかれて参加すればOK。



これであれば、全員がそれぞれの体力を存分に出しきって走れる。周回式だし、チームメイトもいるので、途中でへばってしまっても心配ない。



順位は気にせず、それぞれがベストを尽くすって意気込みにすれば、経験値が不揃いなメンバー同士でチームを組んだってかわまない。全員が達成感を味わえるのがエンデューロの良さだよ。



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※ただし、スピードの出しすぎには注意ね。

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5.のりりん(第6巻)で紹介されていた「マスタング方式」

エンデューロではなく、ツーリングである場合、マスタング方式で走るというのも一つの手。



目的地(山の頂上とか)をあらかじめ決めておき、先に到着した人はそこから引き返し、本隊と再び合流するという方式である。



体力のある人は、より長い距離を走りつつも、遅い人との距離が開かないので、いっしょに走ることができるというわけ。



さらには、体力に劣る人も遅れることを気にせず走ることができるし、休憩時間も平等にとれるのだ。ヒルクライムだけでなく、平地のツーリングであっても使うことのできる技だね。


のりりん(6)





あと、2006年、2008年とちょっと古い漫画だけど、このコミックエッセイは面白かったよ。経験豊かな男性ローディ(高千穂さん)と初心者の女性(一本木さん)のやり取りが、上級者目線からも素人目線からもわかって楽しめる。



いま読んでも古臭さは感じないどころか、こないだ読み返したら、買った数年前には理解できなかった用語とか、”あるある”にニヤッとできて、おもしろかった。


奥さんや彼女を自転車に引き込みたいとき、この漫画を渡してあげれば、かなりとっつきやすく感じてくれるはず。


じてんしゃ日記






じてんしゃ日記2008




以上、オレサマなりの、「スキルや体力がバラバラの男女が揃ってツーリングを楽しむ方法」でした。

タカムラ製作所のオーナーであり、フレームビルダー&ラバネロ監督の高村さんに、ロードバイクのポジションを診断してもらった。詳細は下記リンクを読んでいただくとして、ひとことでいうと「自分は今まで、なんというトンチンカンなポジションで乗っていたのか」ということ ...

タカムラ製作所のオーナーであり、フレームビルダー&ラバネロ監督の高村さんに、ロードバイクのポジションを診断してもらった。

詳細は下記リンクを読んでいただくとして、ひとことでいうと「自分は今まで、なんというトンチンカンなポジションで乗っていたのか」ということに気付かされたのだ。

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※自己判断で、サドルを上げまくり、スペーサーも入れまくり、「これでいいのだ」と信じていたころの私・・・。穴があったら入りたいほど恥ずかしい

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診断の翌日、もう1台の愛車であるミニベロのDahon(ダホン) Mu P8のサドル高をチェックしてみたんだが、果たしてポジションは高すぎた…。こっちもだったか…。

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※適正の高さよりも、約1.8センチも高すぎたよ!(´Д⊂ヽ

高村さん(タカムラ製作所)に教わったとおり、ペダルを下支点まで降ろし、ビンディングシューズを履いた状態で、膝を伸ばした状態で「かかとがペダルに触れるか触れないか」までサドルを下げてみると、1.8センチほど下がったのだ。

これは、BOMA の Refale(リファール)でされた下げ幅とほぼ一致する。


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※サドルの高さはパッと見では変化がわかりにくいが、効果は絶大


うーむ、ずっとこの高さこそ最適だと信じて疑わなかったのに、なんということだ。だって、この高さで2年以上乗っているもんね。でも、サドル位置が高すぎると、ペダルを十分に踏み込めないだけでなく、体幹も使い切れないらしい。

高村さんにダメ出しされた後、冷静に考えてみた。「なぜ、自分はサドルを適正ポジションよりも約2センチも上げてしまっていたのか」と。

熟考の末、恥ずかしい理由3つに思い至ってしまったのだが、恥を忍んで告白しよう。

1. 短足である自分を認めたくなかった

もうコレに尽きる。サドルは高ければ高いほど、脚が長いことの証明のような気がして、つい「もっと上げてもいいんじゃないか?」という誘惑に負けてしまったのだ。

そして、一度上げてしまったサドルを戻すことは、短足であることを認めることでもあるので、頑なに下げることを拒んでしまったんだと思う。ちなみに自分は、正真正銘の農耕民族体型(胴長短足)です。


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※ 奥日光の戦場ヶ原にて


2.サドルが高い=上級者という歪んだ認識

サドルが高いと、(自転車に詳しくない)周囲の知人に驚かれる。

「わー、サドル位置が高い」とか、「そんなにサドルが高くて乗れるんだ」と言われるたびに、「いやー、まぁそこは私も経験者ですからねー、これくらいは苦もなく乗りこなせるんですよぉ、あーっはっはっは!」てなかんじで、上げればあげるほど、乗り手として優れているのだと勝手に思い込んでいた。

0.5ミリ上げて、「まだ漕げる」、もう0.5ミリ上げて、「まだイケるな…」って徐々に上げていたんだよね。

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※短足であることを知られたくなくて、必死だったんでしょう、きっと…(笑)

なお、「サドルが高いほど、バイクがかっこよく見える」のは事実。これはバイク乗りなら全員同意してくれるはず。

バイクとしての佇まいは、サドルが高いとシュッとして映る。サドルを下げてしまうことで、せっかくのルックスをスポイルしてしまうことが、なんとなく許せなかった。
 

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※なぜかドヤ顔のオクサマ(笑)。


でもまあ、この中では圧倒的に1と2の誤った認識が原因ですわ。顔から火が出るほど恥ずかしい。

それにしてもショックだったわー。長い間乗ってきたミニベロのポジションも間違っていたなんてなー。でも、考え方を変えれば、プロに診断していただいておいてよかった。でなければ、ずーっと間違ったポジションを信じて走り続けて、いつかケガをしていたかも知れないしね。

高村さんにも、「うちに来といて、よかったねー(笑)」って言われたもん。

これを読んでいるロードバイク初心者の方、もしくは中級ライダーだけどポジションで悩んでいる方は、信頼できるプロショップで診断してもらうことをマジでオススメするよ。


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初心者のためのロードバイク&クロスバイクメンテナンスBOOK



まったくもってポジションというものは難しいですな…(笑)。

ロードバイク初心者は、ポジションを間違ったまま乗り続けてしまっているかもしれないって話を、自分の経験談を元にお話しよう。2014年7月に、一般財団法人日本自転車普及協会が主催するセミナーに参加した話を書いた。<参考リンク>自転車セミナー「高村式フレーム論及びト ...

ロードバイク初心者は、ポジションを間違ったまま乗り続けてしまっているかもしれないって話を、自分の経験談を元にお話しよう。

2014年7月に、一般財団法人日本自転車普及協会が主催するセミナーに参加した話を書いた。


<参考リンク>
自転車セミナー「高村式フレーム論及びトレーニング論について」に行ってきた

講師の高村さんは、ラバネロというチームの監督を務めつつ、本職は自転車プロショップ・タカムラ製作所のフレームビルダーさんである。

セミナーで図々しくも、「ポジションを診断してほしい」とお願いしたところ、「いつでもお店においで(^^)」と快諾くださったので、仕事の後に練馬にあるお店に伺った。


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※住宅街にあるショップ。(むちゃくちゃ分かりにくい場所にあるので、初めて行く人は注意してね)

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※工場の中。ところ狭しとクロモリフレームやホイールが並べられている。

高村さんから、自分のBOMA の Refale をひと目見るなり、「サドルもハンドルも、ポジションが全然あってないねぇ」ってダメ出しされた。

え?マジですか? 自分なりに、試行錯誤してサドルを上げたり、ブラケットの角度を調整して今のポジションにたどり着いたつもりなんですど。しかも、またがってもいないのにわかっちゃうの?

いったい何が間違っているのだろうか。

まず、サドルが高すぎ。バイクにまたがってみて


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バイクにまたがり、ペダルを下死点まで下ろし、かかとをペダルに乗せようとすると・・・届かない。2センチ弱浮いている。

膝をまっすぐにして、かかとがペダルに触れるか触れないか…が正しいサドルが位置だよ。かかとが浮いていると、パワーをかけて踏み込めない

高村さんはさっとサドルを下げ、自分を再びバイクにまたがらせた。

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すると、ひざをまっすぐに伸ばした状態でかかとがペダルに微かに触れる。「そうか、こんなに下げていいんだ」って驚いた。

聞いたところによれば、踏み込む力の弱い(不慣れな)ロードバイク初心者は、“ついサドルを上げる傾向にある”そうだ。

そういえば、自分は「購入したショップでセッティングされたサドルを、自分の勝手な判断で2センチほどあげてしまっていた」ことを思い出した。そうか、すべては自分の責任だったのだ。

サドルを下げて、ブラケットを握ってみる。当然ながら、ハンドルが近くなったので、なんだか窮屈に感じてしまう。

それを見た高村さんは、「スペーサーはいらないね。全部外しちゃおう」 と、あっという間にスペーサーを全部取っ払い、ハンドルを一番下まで下ろしてしまった。 「うむ、このほうがかっこいい。乗ってごらん

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 ※え、スペーサー取っちゃうの?しかも全部?
 

い、いやー、そのー、ぼくってガチンコのレーサーじゃないですし、っていうか、ロードバイクはまだ初心者で、腕も短いからわざわざショートリーチのハンドルに交換したくらいで、いくらなんでもこれは下げすぎなんじゃないですかね。ブレーキかけたとき、前転してこけそうで怖いんですけど・・・

と、言い訳しながらハンドルを握ったら…


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あれ?ぜんぜん怖くないどころか、窮屈じゃないし、ハンドルも遠くない。っていうか、快適にブラケットが握れますよ!

でしょ?前のポジションがそもそもかなりアップライトだったから、ハンドルが遠く感じていただけだね。これなら、ちゃんと体幹を使って踏み込めるし、楽に走れるようになるよ


ひゃっほーい、これで完成ですか!?

いや、サドルの角度が水平状態なのが気になるな。前かがみに変更したから、水平のままだと尿道が少し圧迫されない?

たしかに言われてみれば、ちょっと圧を感じます。

前下がりにしてあげるよ。ほんの少し角度を変えるだけで、すごく感触が違うからね。これでどう?


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むっ、圧が消えました!

よし、これで走ってごらん

試乗してみた。サドルを下げたせいで、ペダルが近くなったので、ペダリングが窮屈になったようにも感じるが、そもそもこれが正しい位置で、自分が間違っていただけだ。すぐに慣れるはず。それ以外の部分では、何の違和感もない。

たしかに、身体の奥の筋肉を使って、全身で漕げているような気がする。

後ろから見たら、ペダリングの姿勢が曲がっているね。上半身が右に傾いているよ。これまで、高すぎるサドルで漕いでいたから、無意識のうちに身体を左右に振りながら漕ぐクセがついたんだね

あらー、自分ではまっすぐに美しい姿勢で漕いでいるつもりなんですが…。

そーゆーもんだよ。自分のポジションは自分では正しく診断できないよね(笑)

姿勢を矯正するにはどうすれば?

3本ローラーで練習すれば、ちゃんとしたペダリングは身につくよ

ついに、3本ローラーを入手すべき理由が見つかった…。あんなもん、ガチでマジなレーサーが己を追い込むために使うストイックな修行アイテムだと思っていたが、オレサマのような素人こそ、これで練習すべきなのか。

あとね、ハンドルの角度とブラケットも位置も少し変えてもいいかな

あら、なんか変ですか?

前に送りすぎで、下ハンを握ったときの具合が良くない。もがくことはできるけど、休んで走りにくいよ。ハンドルはもう少し戻して、それに合わせてブラケットを調整しなさい


承知しました!

でも、乗っているうちに違和感も感じるだろうし、慣れてくればいじりたくなる部分も見つかるだろうから、そのときはまだお店においで

ありがとうございます!ぜひよろしくお願いします!

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※その後、サドルを変えたり、ホイールを交換したりなど、いろいろいじったが、ポジションだけはタカムラさんに言われたことを守っている。(2016年10月追記)


というわけで、抜本的にポジションを修正いただいて、感謝感激である。もっと早くポジションを診てもらえばよかった。

こういう記事を書いて、ようやく自分なりのポジションに到達できたと思ってたことが、恥ずかしい。やはり、プロに診ていただくのがベストなのだと身を持って知った。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

<参考記事>

ロードバイクを1,000キロ走って、わかったことをまとめてみる

ポジションで悩みまくり、ショートリーチのカーボンハンドルを勢いで買ってしまうの巻

オレサマ、ポジション出し地獄にハマる(笑)

というわけで、ポジションに悩んだら、自己解決しようと思わず、まずはプロにお願いしてみようという教訓を得たのでしたとさ。


<今回、お世話になったショップ>
176-0002 東京都練馬区桜台5-28-13
Tel: 03-3991-3686  Fax: 03-3991-6331
E-mail:shop@ravanello.com

ロードバイクの科学―明解にして実用! そうだったのか! 理屈がわかれば、ロードバイクはさらに面白い

よく、yahoo知恵袋とかで「5万円台の折りたたみ自転車でオススメを教えて」って質問があるんで、オレサマが答えてみようと思う。※ あ、ここで語る価格は、メーカーの定価ね。割引とかアウトレットとかの話は当然含まないよ。あと、折りたたみ自転車を、便宜上ミニベロって ...

よく、yahoo知恵袋とかで「5万円台の折りたたみ自転車でオススメを教えて」って質問があるんで、オレサマが答えてみようと思う。



※ あ、ここで語る価格は、メーカーの定価ね。割引とかアウトレットとかの話は当然含まないよ。あと、折りたたみ自転車を、便宜上ミニベロって呼ぶね。(ミニベロの中には、折りたためないバイクも含まれるので)



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※ブロンプトンはさすがに5万円とはいかないけれど・・・(写真は職場の同僚の愛車)



結論を言うと、「5万円以下の折りたたみ自転車は、どれも似たり寄ったり」である。悪いという意味ではない。どれを買ってもほどほどに楽しいミニベロライフが待っている。個人的にも、ミニベロの相談をされたら、メーカーはともかく、「5万円以上のにしときましょう」とは伝えているよ。




まあ、1万円台のママチャリが量販店で売られていることを考えると、5万円ってけっこうな出費だよね。安いママチャリ3台分に相当するわけで、そりゃ慎重に考えちゃうよね。気持ちはわかるよ。





でも、ぶっちゃけ、5万円以下だと初心者用のミニベロしか手に入らない。片道30分かそこらの街乗りには問題ないし、「ママチャリの代用&プラスアルファ」という認識なら、それでも問題はないだろう。



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※ブロンプトンは乗り心地、むっさ良かった。(試乗させてもらった)



せっかくだから観光地に輪行しようとか、ツーリングしようってなると、重いわ、回らないわ、軽快じゃないわ、パーツの操作感が鈍重すぎるわって不満が一気にわきあがるはず。



個人的には、「最低5万、できれば8万」と言いたいところである。



で、5万円台で買える折りたたみ自転車となると・・・




<ダホン>

Boardwalk D7が定番。オクサマも乗っているし、オレサマも通勤で使うことがある。街乗りからツーリングまでオールラウンドにこなす、よいエントリーバイクだ。ただ、ノーマルは7速しかないし、12.3kgとまあまあ重い。男のオレでも輪行したくない重さだ。



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オクサマのは、105化して、ギアはグリップシフターからラピッドファイア化してるし、タイヤはKOJAKにし、ホイール、サドルもカスタム済みなのでツーリング(片道30km程度)なら苦ではない。これでもてぎのエンデューロも走った



しかし、カスタム費用を込みで考えると、総額で10万円くらいになってしまうんだよね。




Routeは、実はミニベロの知識がないとき、値段に釣られてオレサマも実は購入しそうになった。が、自転車屋さんと話しているうちに、「こりゃ、ないな」と思いとどまったのだ。



6速で12kg・・・近所の買い物や短距離の通勤(片道5kmくらい)ならOKだが、余暇のサイクリングで使うのはややシンドイ。趣味としてではなく、日常生活で使い倒すイメージのバイクである。




「16インチなら安いのか?」と思いきや、意外にそんなことはなく、Curve D7でも62,000円(税別)からで、Presto SLになると98,000円(税別)なので、10万円を軽く超える。EEZZは11万円なので、ふつうは選択肢には入らないだろう。




ダホンで価格と性能を考えると、コストパフォーマンスがベストのバイクは、
Boardwalk D7だとオレは思う。



<Tern>

Link C7が5万円台だね。スペックを見る限り、ダホンのRouteと似ている。



個人的には、TernならVerge P9(99,800円)をカスタムするか、一気にVerge X10(198,000円)まで飛ぶかなあ。でも、20万円弱のミニベロなんて、普通の人は手が出せないよねぇ・・・。



<ジャイアント>

IDIOM2でも税抜きで62,000円。コスパ最強と言われるジャイアントですら、5万円代の折りたたみ自転車はない。ジャイアントのミニベロをってことなら、これをススメると思う。徐々にパーツを変えていくのが楽しそう。




デフォルトで9.4kgなんだけど、ミニベロの完成車で10kg切ってたら、大したものよ。つか、スゴイよ。





<BD1とかブロンプトン>

残念ながら、5万円台のモノはない。つか、平気で「15万円から~」みたいな世界。選択肢には入らないだろうね。



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※同僚がブロンプトンを折りたたんでいる様子。メカメカした動きがガジェットぽくって( ・∀・)イイ!!




<GIOS>

折りたたみではないが、MIGNONが59,800円。しかし、税別なので総支払いでは6万円を超える。



パーツは安めのものがあてがわれているが、ちょっと遠目のサイクリング(片道20キロくらい)に出かけるくらいはできる。試乗したことがあるが、けっこう軽快で楽しかった。





オレサマならどのミニベロを買うか?」であるが、ダホンのVisc.P20かな。理由は・・・フレームデザインが好みだから(笑)。それだけ。




これを完成車で買うのではなく、型落ちのフレームを調達し、いまのDahon(ダホン) Mu P8のコンポ、ホイール、シートポスト、サドルを引き継ぐ。ハンドルは、ブルホーンではなく、買い替えを機にドロップ化したい。



Photo




【完全ガイドシリーズ068】自転車完全ガイド





折りたたみ自転車&スモールバイクカスタム2015





DAHON(ダホン) EEZZ D3 16インチ フォールディングバイク(2015年モデル)






<追記>
2015年のダホンEEZZが、シングルギアから3段ギアに進化した。それを聞いたとたん「ぬぉぉぉぉ……2台目にぜひほすぃ……」状態が続いている。まだ買ってはないけど(笑)。

2014年からロードバイクに乗り始めたロードバイク初心者のオレサマは、「こんな前傾姿勢で走ってたら、いつかどこかが痛くなるだろ」ってずっと恐れていた。 当初の予想では、「二の腕」、「肩」、「腰」のどれかだったんだが、そのどれでもない、意外な部分が痛み出した。 ...

2014年からロードバイクに乗り始めたロードバイク初心者のオレサマは、「こんな前傾姿勢で走ってたら、いつかどこかが痛くなるだろ」ってずっと恐れていた。


当初の予想では、「二の腕」、「肩」、「腰」のどれかだったんだが、そのどれでもない、意外な部分が痛み出した。



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※白石峠にて、息も絶え絶えなオレサマ


関連記事

【白石峠をねじ伏せる!】 初めてのロードバイクでヒルクライム ~その1~

【白石峠をねじ伏せる!】 初めてのロードバイクでヒルクライム ~その2~




それは、「肩甲骨の間」である。左右ではなく、左右の肩甲骨のちょうどど真ん中。なんでこんなところが痛むんだ?生まれて初めて傷んだ場所だったので、ロードバイクのせいで間違いない。



痛いというよりは、”こっている”っていう表現のほうがあってるかな。違和感があって、日常生活でも気になってた。ストレッチしても、あんまし効果ない。つうか、肩甲骨の間ってストレッチしにくいしね(笑)。ストレッチポールとかに乗っかってみたりもしたが、変調は見られない。



しかし、その後も気にせずロードバイクに乗り続けていたら、なぜか痛みが消えた。不思議だ。その代わり、いろいろな別の場所が痛みだした。



まず腰。最初のポジションはイマイチ合っていなかったせいもあって、ハンドルが遠く、上体を支えるために腰に負荷がかかり、傷んだのだと思う。同じく、遠いハンドルを握っていたせいで、肩と首も痛くなった。



あと、両脇の三角筋も傷んだ。でも、イチバン苦しかったのは、腰の痛みだね。ひどいときなんか、たった20キロ走っただけで、腰の痛みで「もう乗りたくない~」って感じたくらいだもん。


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※白石峠のあとに登った高原牧場の坂では、文字通り死にかけたね(笑)。



ポジション修正する前は、「背筋が足りてないのか?」とか、「体幹が弱いのか?」とか、勘ぐったんだが、もともとずっとサッカーはしていて、人並み程度に体幹はあると思うので、「だとしたら、ポジションがあっていないのかしら?」と考えるに至ったわけである。



そういえば、ロードバイクに乗って7ヶ月になるけど、一度も下半身に違和感とか痛みは感じたことがない。膝の関節、足首の関節、ももの付け根とか、傷んだことは一度もないし、筋肉痛すら起きたことはない。あ、ヒルクライムの翌日とかは除くけどね(笑)。



オレサマのアドバイスとしては、「ポジションで迷ったら、プロ(もしくは経験者)にアドバイスを求め、一人で解決しようとしない」である。



買ったショップに持ち込んで、助言を求めること。あるいは、周囲の経験豊かなロードバイク仲間に聞いてみたり、自分の走り方を診てもらうだけでもいい。



自分自身が初心者だった頃の経験談とか、どうやって解決したかを知ることだけでも、すごく勉強になるし、意外な気づきをもらえることがある。



オレサマも、複数の人からアドバイスを受け、「ハンドルを交換」したり、「ブラケットポジションをしゃくる」といったことをして、今に至っている。

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※このときは、ブラケット角度を変えればすべてが解決すると思っていた・・・真実は違うのだが。真実は下記の関連記事にまとめました(笑)。



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先日、オレサマはすね毛を剃った。なぜなら、ロードレーサーたるもの、いつかは剃らねばならないと思っていたからだ。 <参考記事>ロードバイク初心者のオッサンガ、すね毛剃ってスベスベになったよ! \(^o^)/ 剃ることは既定路線で、やる・やらないの問題で ...
先日、オレサマはすね毛を剃った。なぜなら、ロードレーサーたるもの、いつかは剃らねばならないと思っていたからだ。




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剃ることは既定路線で、やる・やらないの問題ではなく、時間の問題だったのだ。



気持よく風呂までツルツルに剃ったたら、予想外のことが起きた。剃って初めて気がついたんだが、「短パンを履くのが、憚(はばか)られる」のだ。(おせーよ)



いい中年のオッサンがスベスベの足で街中を歩くのは、実に恥ずかしい・・・。
すね毛がモジャモジャでも問題だが、スベスベも問題ありだ。まるで、小学生に戻ってしまったかのような、くすぐったい気持ちというか、太ももから下だけ子供にタイムスリップしてしまったかのようなのだ。





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つい数日前、都内で暑かった日があったので、短パンとTシャツで出勤してみたんだが、駅に着いてから後悔した。電車に乗るのが恥ずかしいよう。。。


すね毛を剃ったオッサンローディーは、同じ感覚を味わっているのだろうか? それとも、なんとも思わない、慣れの問題なのだろうか? まあ、短パンで通勤するおっさんってのは少数派だろう。ほとんどの中年男性は、普段はスラックスをオサレに履きこなし、生足は見せていないと思う。



オクサマに、「すね毛剃ってしまったんだけど、恥ずかしいよう。路行く人に、笑われているような気がするよ・・・」と相談したら、




「オッサンの足を好き好んで眺める人がおるわけなかろう。自意識過剰もたいがいにせえ、たわけ 
( ´_ゝ`)



と言われた。うむ、至極真っ当な意見で反論できない。



ロードバイクに乗っているときは、すね毛がないことが快適で、恥ずかしくもなんともないんだが、いったんバイクを降りて地面に立つと、急に異端扱いになるというか、すごく落ち着かない気持ちになる。



これからすね毛を剃ろうとお考えの男性諸君は、剃ったあとの日常生活シーンを具体的にイメージしてからにしよう。でないと、オレサマの二の舞いになっちまうぜ・・・。

ロードバイクに乗る者として、すね毛を剃ることは、一種の通過儀礼のようなものだ。 なんでも、オレサマの聞きかじった知識によれば、ロードレーサーはすね毛を剃っているものらしい。そのほうが、ケガをした時に治療しやすいとか、そういった理由だ。 こういう記事もあっ ...

ロードバイクに乗る者として、すね毛を剃ることは、一種の通過儀礼のようなものだ。

なんでも、オレサマの聞きかじった知識によれば、ロードレーサーはすね毛を剃っているものらしい。そのほうが、ケガをした時に治療しやすいとか、そういった理由だ。

こういう記事もあったので、読んでみたが、はっきりした回答はないらしいね。(でも、栗村さんの記事はおもしろいので、このコーナーは欠かさず読んでる)

30代男性「スネ毛って剃らなくちゃダメなんでしょうか?」  (サイクリストの記事)


よって悩みは尽きないのだが、剃っている人が多いのは事実。 ためしに、「すね毛 ロードバイク」で検索したら、男のツルツルのすねがいっぱい出てきてちょっとキモかった(笑)。 ということで、オレサマも1人のロードレーサーとして、すね毛を剃ってみることにしたよ。





<ビフォー>

1お風呂で剃ることにした。もともとすね毛が濃いわけではないから、すぐ終わるだろう。




まず、石鹸の泡をさっとつけ、カミソリで剃る。うむ、カンタンだな。2分ほどで片足終了。続けて、もう片足も終了。あっけないほどすぐに終わってしまった。こんなもんか。



あ、もちろん湯船では剃ってないよ(笑)。








<アフター>



2オッサンのすべすべの生足、じつにキモい。でも、すべすべしてるわよ。





このリンクと比較すると、味わい深いものがある。



女の子がお風呂で生足を撮影する『Bath Legs』まとめ


ただ、剃ってみたところで、べつにオレサマは本気のロードレーサーじゃないんだよな。





なんでこんなことやってんだろ…(と、剃ってから軽く後悔する)
(´・ω・`)

ロードバイク初心者だったころの自分自身に、全力で伝えたいことの第5位から1位を挙げてみる。まだロードバイクやミニベロロードを買ってない人、悩んでいる人にぜひ参考にしてほしい。 第5位 パンクの修理はできるようになっておこう ロングライドする前に、最低でも ...

ロードバイク初心者だったころの自分自身に、全力で伝えたいことの第5位から1位を挙げてみる。



まだロードバイクやミニベロロードを買ってない人、悩んでいる人にぜひ参考にしてほしい。



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第5位 パンクの修理はできるようになっておこう

ロングライドする前に、最低でもパンク修理はできるようになっておくべし。でもって、サドルバッグにパンク修理キットやパッチ、予備チューブを入れておく。もちろん、携帯ポンプも忘れない。携帯ポンプがなかったら、予備チューブを持っていても意味がないからね。



ママチャリのタイヤは頑丈なので、めったにパンクすることはない。それに、パンクしても押して帰れる程度の距離だからなんとかなる。しかし、ロードやミニベロロードは帰ってこれない距離までカンタンに行けてしまえるのが怖いところ。



荒川や江戸川のサイクリングロードや、山の頂上でパンクして修理するスキルがなかったら?冬場なら生死に関わることになる。


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パンク予防のために、オレサマが心がけている3つのこと

自転車のパンク修理は意外にカンタン

Dahon Mu P8のデュラーノが派手にパンクし、走行距離わずか2500キロでお陀仏・・・の巻




第4位 「ロードバイクが趣味です」と積極的に口外しよう

ロードバイクが趣味であることを、隠す必要はない。ましてや、ロードバイク初心者であることを恥ずかしがることはない。意外に自転車ファンは多い。ただ、好きであることを言ってないだけだ。



ロードバイク好きかどうかは、乗っていないとき日常生活内ではなかなか見た目だけで見分けがつかない。「え?この人が?このルックスで?(失礼)」みたいなことはよくある。



つい先日、たまたまいっしょに呑んでた人の一人が、実業団や五輪選手クラスが戦うクラスで日常的にレースをしていると聞いて、びっくらこいた。ひとはまったくみかけからはわからない。自転車仲間を増やしたいなら、人に言ってしまおう。意外な出会いがあるかもしれない。


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ロードバイクの仲間がいるといないとでは、その後の楽しみの広がり方が段違いだよ。



第3位 1台ですべての用途を賄おうと考えない

1台ですべてのようとで使いたくなる気持ちはわかる。「自転車を2台以上持つなんて、置き場所がないよ」と嘆いてはいけない。保管場所など、どうとでもなるから。



オススメはツーリング用と、街乗りの2台の使い分けね。ちなみに、ミニベロでヒルクライムはあまりオススメしない。苦しいのは間違いない。(トレーニングにはなるけれど^^)


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※奥日光くらいなら、斜度は大したことはないかな。



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【奥日光&戦場ヶ原でミニベロサイクリング】 オクサマ、2つのミスを犯して死にかけるの巻

【奥日光&戦場ヶ原でミニベロサイクリング】 ヒルクライムを舐めていたオクサマのぶっちゃけ感想



第2位 いつまでフラペで走ってるのだ?さっさとビンディングにしよう

ビンディングはなんとなく怖い。それはよくわかる。しかし、ビンディングに一度してしまうと、もう戻れなくなる。それくらい、自転車を運転することに適したシステムなのだ。怖がってないで、さっさと練習しよう。



立ちごけが怖い? なぁに心配は無用。2~3回こければすぐ慣れる(笑)。



手軽に始めたいのであれば、安価で歩きやすいシューズのシマノのSPDをオススメする。(ちなみに、自分はロードバイクもミニベロもシマノのPD-A600を使っています)


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※小型軽量のSPD! デザインもすっきりしててかっこいい。


関連記事はこちら ( ´・ω・)つ旦

Dahon(ダホン) Mu P8にSPDペダル(PD-A600)をつけたお話【その3:つけたその日に立ちゴケした編】

Dahon(ダホン) Mu P8にSPDペダル(PD-A600)をつけたお話【その4:ビンディングに替えてみての感想編】

ビンディングペダルを1年間使ってみた感想

【再現ドラマで完全解説】 三本ローラーから落車するとこうなる



第1位 悩むだけでは1ミリも進まない。つべこべ言わず、ロードバイクを買おう!

どれを買えばいいか、人に相談したり、雑誌を読み漁ったり、知恵袋的な場所に書き込むのもいいが、調べているだけでは何も変わらない。乗ってみるしか、本当にロードバイクを知る手段はない。行動あるのみだ。



うじうじ悩まないこと。どうしても決心がつかないのであれば、15万円前後の完成車エントリーアルミを乗りつぶす気で買おう。40歳を過ぎたら、悩んでいる時間がもったいない。ただ時間が過ぎていくだけだ。



早く買って、早く乗る。少しでも長く楽しもう。ロードバイクは走ってなんぼ。健康体でいられる人生は思っているより、長くない。



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ゼロから始めるロードバイクの本




10〜6位はこちらです ( ´・ω・)つ旦

ロードバイク初心者だったころの自分に全力で伝えたいこと 【第10位~6位】

ロードバイク初心者だったころの自分に、全力で伝えたいメッセージををまとめてみた。トップ10のうち、第10位から6位までを紹介するよ。 第10位 フレームの素材で悩みすぎない 得てして初心者はフレーム素材を過大評価している。フレームの素材に囚われ、悩み、選定に ...

ロードバイク初心者だったころの自分に、全力で伝えたいメッセージををまとめてみた。



トップ10のうち、第10位から6位までを紹介するよ。

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第10位 フレームの素材で悩みすぎない

得てして初心者はフレーム素材を過大評価している。フレームの素材に囚われ、悩み、選定に時間をかけすぎてしまう。だが、素材そのものはさして重要ではない。



よい(高い)フレームさえ買えば、バラ色のロードバイクライフが待っていると思っているなら、それはちょっと違う。ロードバイクの世界は奥深い。フレームだけで決まってしまうような単純な世界ではないのだ。

カーボンであればなんでも高級、アルミはお金がない人が買うもの、クロモリは懐古主義のオッサン用だろ?

と決めつけていた時期があった。そんな誤解をしていた自分をぶん殴ってやりたい(笑)。



もちろん、アルミとカーボンに差がないというわけではない、いや差はある。だが、素人にその差はほぼわからないだろう。どっちを乗っても、じゅうぶんに楽しいのだ。あれこれ悩んでいる時間がもったいない。あれこれ迷うならまずは安いアルミから始めてみればいい。

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※ちなみにBOMA の Refale(リファール)はカーボンです。



第9位 タイヤとホイールを過小評価しない

フレームとは逆に、タイヤとホイールを過小評価する初心者も多い。どちらも、ぱっと見ではよしあしが判別できないのが最大の理由だろう。



しかし、フレーム以上に違いを生むのがこのふたつなのだ。タイヤは常時路面に接する唯一のパーツだし、ホイールは走行中、高速回転している。このふたつが、走りに影響しないわけがないのだ。何を選んでいいかわからなければ、一人で悩まず店員や詳しい知人に聞くことだ。



タイヤは比較的安くて、即効で効果が出る。多少いいタイヤを選んでも後悔することはないだろう。

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※ミシュランのPro4を使っていたけど、今はパナレーサーのRace L(700×23C)を愛用中。

関連記事 ( ´・ω・)つ旦

お金をかけずに安全に自転車に乗り続けるための工夫を紹介するよ


パナレーサーRACEのLで三本ローラーを漕いだら衝撃体験を味わった




第8位 厚着しない。「ちょっと寒いかな?」くらいの格好で走ろう

いくら寒くても、自転車でダウンジャケットやセーターを着て走ってはいかん。あっという間に汗だくになり、冷えた汗で風邪をひく。



自転車で走ると、驚くほどあっという間に汗をかく。冬場のライドで重要なのは、いかに汗がしたたる前にうまく換気してやるか、なのだ。



そして、厚着をするな。薄手のウェアを重ね着し、気温に合わせて着たり脱いだりすることだ。走り出す前に、「ちょっと寒いかな?」と感じるくらいが、結果的にちょうどいいくらいになる。


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第7位 ホームセンターの防寒具やグローブで代用せず、専用品を買おう

ロードバイク専用のウェアや小道具は、やたらと高いと感じることがあるが、専用設計されているものは総じて高くなるのは当たり前と割り切ろう。



アイウェアやグローブは、「ホムセンの安物で事足りるやん」と考えてしまいたい気持ちはよく分かる。しかし、それは結局、安物買いの銭失いになるだけだ。悪いことはいわないので、専用のものを使ってほしい。



ちなみに2015年8月にOGK KABUTOのCorazza-IIを購入しました。


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500円のサングラスをかけていた恥ずかしいあの頃…




第6位 チェーンにオイルをドバドバかけない、一滴だけでいい

チェーンオイルはとにかく大量にかけりゃあいいってもんだと思い込んでいた時期があった。しかも、愚かにも「ウェスで拭き取るのは、もったいない」という貧乏根性があって、余分なオイルを拭き取ることをしなかったのだ。



その結果、余分なオイルが飛びまくってホイールが汚れた。ホコリや砂を拾ってしまうわ、掃除に時間がかかるわ、いいことはない。



オイルは徹底的に拭きとってしまっても構わない。チェーンのコマの中に染みこんでいれば、十分のその機能を果たすのだ。


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ということで、ロードバイク初心者の方々のお役に立てれば幸いです。
m(_ _)m






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ロードバイク初心者だったころの自分に全力で伝えたいこと 【第5位~1位】

おっさんが初めてロードバイクを買う場合、フレームの素材に何を選ぶかは悩ましいところだ。 オレサマはカーボンを選んだのだが、おっさんが初めてロードバイクを買うときは、カーボンを選ぶのが良いと思う。理由は3つある。 1.ロードバイクはめったに買い換えられるも ...

おっさんが初めてロードバイクを買う場合、フレームの素材に何を選ぶかは悩ましいところだ。

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オレサマはカーボンを選んだのだが、おっさんが初めてロードバイクを買うときは、カーボンを選ぶのが良いと思う。


理由は3つある。

1.ロードバイクはめったに買い換えられるもんじゃない

これ、でかい。ロードバイクは高い買い物なんで、そうそう買い換えられるものじゃない。使い方にもよるだろうが、ゴリゴリマジ系のレースにしょっちゅう出るのでない限り、平気で5~6年はもつはずだ。(5~6年でオクサマが買い替えを許してくれるかという問題もある)



ということはだ、2台目のロードバイクを買う機会は、そーとー先の話になる。であれば、最初からカーボンにしておくのが良い。おっさんは、胸を張ってよい機材にお世話になればよいのだ。同じ理由で、コンポもいいヤツをオススメしたい。個人的には最低でも105、できればアルテグラ。


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関連記事

【初めてのロードバイク】 フレームが気になるだろうけど、コンポーネント選びも疎かにしないでね!



2.ロードバイクにとって、軽さは正義だ

カーボンロードバイクは、抜群に軽い。そして軽さは問答無用で正義だ。軽いバイクは運びやすいし、運転が軽やかだし、坂道で楽だし、いいことづくめである。横風を若干苦手とするが、軽いことを後悔することはほぼ皆無だ。



別にオレサマはレースに出ないし、スピードを追求するタイプではないのだが、軽いということは、単純に走りやすいのだ。


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3.ぜんぜん疲れない抜群の乗り心地

おっさんになると、身体を痛めやすい。ちょっと一生懸命踏むと、肩や腰が痛くなる。ところが、カーボンは身体に優しい。うまく説明できないのが心苦しいが、とにかくカーボンは振動の衝撃吸収がすごい。



アルミのミニベロに3年以上乗ってたせいもあって、その差はハッキリと実感している。その差は歴然だ。クロモリのバイクも悪くない乗り心地だが、カーボンとどっちがいいか?って訊かれたら、(個人的には)「カーボンだ」って答える。


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アラフォーからのロードバイク 初心者以上マニア未満のマル秘自転車講座

※自転車に詳しい人には既知かも知れないが、ロードバイク始めて1年未満の初心者や、これから買おうと思っているビギナーには超オススメ。わかりやすい語り口、経験に基づいた本音アドバイスがとても参考になるよ。



個人的には、やっぱり「1」の“そうそう買い換えられるもんじゃねぇ”がいちばんの理由かなあ。



いつ2台めが買えるかわからないんだから、ちょっと背伸びして分不相応なバイクを選ぶぐらいでちょうどいいと思うよ(笑)。

Dahon(ダホン) Mu P8に乗っているころは、感じることがなかった、ロードバイクならではの怖さってものを最近味わっている。 小径車は、いくらカスタムしたところで出せるスピードには限界がある。せいぜい、巡行時速は30キロそこそこがMAXだ。もちろん、脚力のある人なら ...

Dahon(ダホン) Mu P8に乗っているころは、感じることがなかった、ロードバイクならではの怖さってものを最近味わっている。

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小径車は、いくらカスタムしたところで出せるスピードには限界がある。せいぜい、巡行時速は30キロそこそこがMAXだ。もちろん、脚力のある人ならもっと上げられるだろうが、所詮は小さいタイヤだ。長時間は続けられない。



ところが、ロードバイクは高性能すぎて、逆に「怖い」と思ってしまうことが多々ある。モビルスーツにたとえると、始めてガンダムに乗ってしまったアムロのような心境なのだ。



「こいつ・・・動くぞ!」どころではない。むちゃくちゃ動くんである。



つうわけで、始めてロードバイクに乗るときの注意点を初心者向けにまとめた。



1 命の危険を感じるほど、スピードが出すぎる

ロードバイクはなにしろ速い。速すぎる。軽くペダルを回すだけで、「なんだっ!オートバイ並みにスピード出てしまうやんけ!」なのだ。



「この速さで走ってて、横から子供が飛び出してきたら、よける自信ないわ・・・」って思うもんね。



鼻歌交じりにかるーく流していても時速28キロくらい出るし、あらよってかんじでそこからギアを1ー2枚上げたら、すぐ時速30キロを越える。で、そのまま走り続けられてしまう。



下りで強めに漕ごうものなら、時速40キロに労せず届く。止まるためのスキル、コントロール技術を身につけていないと、いざというときとんでもない大事故につながる恐れがある。スピードを己の力と錯覚したらダメよ(笑)。



2 車に見落とされそうになる

街中だと、車と並走できてしまうくらい速いのだが、これは危険なことだなと思う。車の左後ろにある死角に入ってしまい、左折で巻き込まれてしまう可能性があるのだ。



こっちはクラクションも鳴らせないので、なるべくスピードを落として先に行かせるようにして、並走はしないように心がけている。



3 こっちが速すぎて、右折待ちの対向車が目測を誤る

車道で交差点にまっすぐに侵入するとき、対向車が右折レーンで待っていることがある状況下で、対向車は「自転車なら遅いから、曲がったれ」ってかんじで強引に右折することがある。



これ、けっこうな頻度でヒヤリとさせられる。


ミニベロ時代は、それで問題なかったのだが、ロードバイクは速すぎて、車の運転手がこっちのスピードを過小評価しているようだ。



ロードバイクに乗っている人でもない限り、ロードバイクの速さって、原付並みなんだってことを知らないんだと思う。交差点を直進するときは、右折車が強引に曲がってくるかもしれないという気持ちで通過するようにし、無理にスピードを上げないように意識している。

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以上、オレサマ(ロードバイク初心者)が公道で気をつけていること3つをご紹介した。



みなさまも、ぜひ無事故でロードバイクライフを楽しんでほしい。着用は努力義務でしかないけど、そういうの関係なしにぜったいヘルメットはかぶろうぜ…。

ロードバイク初心者のころは、わからないことだらけであるが、そのひとつに「適性空気圧」というものがある。ちなみに履いているのはサーファスというブランド。 オレサマのミニベロはMAXの8気圧入れている。フロントは7.5ね。これは、タイヤのウォールに書かれているM ...

ロードバイク初心者のころは、わからないことだらけであるが、そのひとつに「適性空気圧」というものがある。



ちなみに履いているのはサーファスというブランド。


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オレサマのミニベロはMAXの8気圧入れている。フロントは7.5ね。これは、タイヤのウォールに書かれているMAX値だ。



そのノリで、ロードバイクもMAX入れてみた。タイヤに記されているのは、9.0気圧。「やっぱ、ロードバイクはパンパンにMAX入れるのが漢(オトコ)ってもんだろ?だったら9.0だよな!」という、素人判断である。そしたら、乗り心地が硬い・・・。



段差や路面の荒れを越えるとき、お尻がポンポン跳ね上がる気がする。「シートステーの衝撃吸収が悪いのか?フルカーボンなのに、これいかに」と思いながら走ってた。



そこで、先日、ショップに寄ったとき、「空気圧ってどれくらいにしとけばいいんすか?やっぱ、MAXですよね?」って大将に訊いてみた。



そしたら、「そりゃ、入れすぎ。オレサマくんの体重70キロなら、フロント7.5、リア8.0でいいよ。前後どっちも9.0?乗り心地、硬いでしょ(笑)?」と言われた。



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MAXいれちゃダメなんだ。っていうか、体重との関係で決まってくるのね……。



雨天時はグリップを高めるために、それぞれ前7.0、後7.5にちょっと落としてもいいよ」ともアドバイスされた。そーなんすか。路面がウェットだと空気圧は低くするもんなんすか。ダブルで勉強になりますた。



タイヤのサイドに記載されたMAXの空気圧にせねばならない理由はない。自分の体重と路面コンディションで判断するか、迷ったらショップで確認してみてくださいな。


SERFAS(サーファス) FP-200 フロアデュアルヘッド 160PSI


※このフロアポンプを愛用しています。

フレンチ式、英国式両方に対応しているから、これ1つでロードバイク、ミニベロ、ママチャリぜんぶOKだよ!あと、目盛りも見やすいね。


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三本ローラーで知った、空気圧が適正だと巡航スピードがアップする件について

※いまはもうサーファスは使っておらず、2014年5月末時点では「ミシュラン PRO4 Service Course」をつかっています。

2010年に自転車に乗り出したとき、サイクリングウェアとかアパレルの知識は皆無だった。サイクリング初心者の方々も、「サイクリングって、どんな服装で乗るものなの?」という問題に直面したと思う。レーパンもっこりなウェアがあるのは知っていたが、それは競輪的なアスリ ...

2010年に自転車に乗り出したとき、サイクリングウェアとかアパレルの知識は皆無だった。サイクリング初心者の方々も、「サイクリングって、どんな服装で乗るものなの?」という問題に直面したと思う。

レーパンもっこりなウェアがあるのは知っていたが、それは競輪的なアスリートが着るものであって、アマチュアサイクリストの自分には無関係だと思っていた。

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※とりあえずこんな格好で始めますよね

ウェアにかけるお金もあまりないし、とりあえず手持ちの私服(サッカーウェアとかTシャツ&短パン)で乗っていたんだが、ふと当時の写真を見返す機会があって、「なんて最悪なカッコウなんだ・・・」と、我ながら呆れてしまった。

自分は自他ともに認める、ファッションセンスがゼロな男。服を買いに行くのが面倒な性格なので、同じシャツをボロボロになるまで着て、オクサマに「いい年した大人がほつれたシャツを着てんじゃないよ!さっさとユニクロでも行って来い」と言われてようやく重い腰を上げるような人間。

どれくらいファッションに無頓着かというと、中学生のときに私服として体育着を来て街中を歩いていたくらい。しかも、なぜか当時Tシャツの上に体育着を重ね着し、体育着の袖をTシャツの袖に巻き込むようにするのが「カッコいい」と思っていた。


そんな超絶ダサい男の、ひどすぎる自転車ファッションを、恥を忍んで蔵出しで紹介しよう。時系列で並べてみた。存分に呆れるなり、笑うなりしてくだされ。


1 Mu P8 購入直後(2010年10月)

  • ニット帽
  • ユニクロのセーター
  • サッカーのジャージ(ACミラン)
  • スニーカー

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Dahon(ダホン) Mu P8 購入の翌日くらいの写真だ。セーター&ジャージという、家着のまま出てきたってカッコウである。

しかもセーターはヨレヨレで伸びきっており、ヘルメットもかぶらずニット帽。右足首にチェーン巻き込み防止バンドを巻いてあるのが唯一の自転車用アイテムだ。ひでぇ。

2 購入1ヶ月後(2010年11月)

  • ユニクロの袖なしダウン(ペラペラの安物)
  • カーキのズボン
  • スニーカー
  • ヘルメット

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同じセーターをずっと着てる。寒くなってきたので、ユニクロの安物の袖なしダウンを羽織っただけ。ヘルメットは使い始めた。たぶんズボンもユニクロ。どんだけユニクロ好きなんだ、オレ。。。

ちなみに、セーターとかフリースといった普段着の防寒具はサイクリングに超絶マッチしない。いや、マッチしないどころか、大量の汗をかいて、冷気で体温が急激に奪われる。サイクリングのときにはくれぐれも着ないように。

3 購入5ヶ月後(2011年3月)

  • ヘルメット
  • ユニクロのフリース
  • 実家のタンスに眠ってた作業服チックな赤いベスト(しかもサイズあってない)
  • たすき掛けの小物入れ
  • ジャージ(ACミラン)
  • 作業グローブ(ホームセンターで買った)
  • スニーカー

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一目見て、これはひどいと目を覆うレベル。しかも、色使い最悪。このカッコウで嬉々として荒川CRを走ってたもんね。豆腐のカドに頭ぶつけて死にたくなるね。

まだサイクル用グローブの存在も知らなくて、ホームセンターの作業手袋してたしね。「さみーな、この手袋」って文句言いながら走ってたわ…。

なぜこの格好で問題がなかったのかというと、当時はせいぜい往復40キロまでしか走っていなかったから。片道20キロ前後であれば、寒さをこらえながら走ることはできる。だが、100キロを越えようとすると、サイクリングに最適化されたウェアでないと厳しい。

4 購入6ヶ月後(2011年4月)

  • ヘルメット
  • 家に落ちてた安物サングラス(高速道路のSAにありそうな奴)
  • ユニクロのパーカー
  • サイクリング用グローブ
  • バックパック
  • カーキのズボン

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このころ、「サイクリストはサングラスをするものである」ということに気づいた(←遅い)。

で、タンスに眠っていたサングラスをかけてみた。高速道路のサービスエリアの入り口に980円とかで売ってそうな安モノ。

レンズは頬に当たるし、真っ黒でマトリックスのエージェント・スミスみたいでカッコ悪いことこの上ない。

上の写真は4月くらいに撮ったものだと思うが、パーカー&Tシャツで走ると、すげー汗をかいてビッチョビチョになる。汗の対策が分からなかったものだから、「そうか、もっと着こめばいいんだ!」とインナーを重ね着して、墓穴を掘ったのもいい思い出である。

なぜこうも頑なにサイクリングウェアを着ていないかというと、単純に高過ぎると感じたので。ジャージが1枚9,000円とか、信じられなかった。「5,000円でお釣りが来るんじゃないの」なテンションで自転車アパレルの店に行き、想定よりはるかに高い価格に目の玉が飛び出し、スゴスゴと帰ってきた。

かろうじて、「指切りグローブなら買えるな…」と思い、使い出した。

5 購入2年2ヶ月後(2012年12月)

  • ヘルメット
  • モンベルの秋用サイクルジャケット
  • サッカーのピステ(ウィンドブレーカー的なモノ)
  • サッカーのジャージパンツ
  • アイウェア
  • ビンディングシューズ

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※彩湖のエンデューロにて

いっきに2年ほど飛ぶ。なぜなら、ずっと1~4なカッコウをしていたからである。

2年経って、ようやく「私服はマズイぞ」と気付き、もっとスポーツっぽいウェアがいいのではと思い至った。でも、サイクルジャージは高くて手が出ないので、手持ちのサッカーウェアで代用することにした。(タンスには20枚近く練習用ユニや試合用ユニがあったので)

ちなみに、夏場はバルセロナとかのサッカーユニフォームで走ってた。背中に「ロナウジーニョ 10」って入ったやつとかで。恥ずかしいったらありゃしない…。

いちおうね、これ(上の写真)ではヘルメットとピステ(ウィンドブレーカー)の色は合わせたつもりなのだが・・・そんな言い訳が通用しないレベルでひどいね。自転車乗り始めて2年でこれって、ダサいのもたいがいにしろって思うよね。

6 購入2年5ヶ月後(2013年3月)

  • ヘルメット
  • 夏用サイクルジャージ
  • アームウォーマー
  • 冬用サイクルジャケット
  • サッカーのジャージパンツ
  • ビンディングシューズ

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※真っ黒クロスケ・・・


PEARL IZUMI アームウォーマ



5度以下ではサッカーウェアは無力なので、意を決して冬用アウターを買った。高かったけど、効果はてきめん。このころから、走行距離が60~80キロが当たり前になり、気合で乗り切ることができなくなってきたから。ロングライドは体力よりも服装のほうが大事。

80キロを走る体力なんて、大して必要ない。それに、休めば回復する。しかし、専用でないウェアは一度濡れてしまうと元には戻らない。ベタベタぼままである。寒さでブルブル震えながら走るということを何度も繰り返した結果、「冬用のサイクリングアウターシェルが必要だわ…」となったのだ。

でも、下はあいかわらずサッカーのジャージ。なんでサッカージャージにこだわったかというと、ロードならまだしも、たかがミニベロでレーパンもっこりは「ちょっとないわ」って思ってたの。

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※オクサマはつねにこんな格好

動きやすいサイクルパンツってのがあるとは知ってたけど、冬用に何を履けばいいのかわからず、消去法でサッカージャージを履いていた。履き続けた。下にインナーを履いても、寒かったなー。

教訓としては、「サッカーウェアはサイクリングにまったくもって不向き」です(笑)。

7 購入2年5ヶ月後(2013年4月)

  • へルメット
  • 夏用サイクルジャージ
  • アームウォーマー
  • モンベルの秋用サイクルジャケット
  • カーキの半ズボン
  • インナーパンツ
  • ビンディングシューズ

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なんとなくサイクリストっぽい格好になってきたのがこのころ。ここまで来るにに2年半も要してしまった。ワゴンセールの型落ち半袖サイクルジャージとカーキの半ズボンでほぼオールシーズン通してた。やっぱし、ミニベロでピチパンは履けない(インナーとしてのレーパンは履くけど)。

だって想像してみて。ミニベロで上下ピチピチのサイクルジャージってキモいでしょ。

「なにあいつ本格的なの着て気取ってんの?タイヤ小さいくせに、( ´,_ゝ`)プッ」って思われるのが嫌で嫌でたまらなかったのだ。(被害妄想です)


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※タンスの肥やしになってたカーキパンツのひざ下でハサミで裁断して代用してた。(スカートのようにダボダボでダサイ)


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※2014年はこんなかんじ。ようやくサイクリストっぽくなってきた。

8 購入5年後(2015年10月)

  • へルメット
  • サイクルキャップ
  • 夏用サイクルジャージ
  • アームウォーマー
  • 指切りグローブ
  • サイクリング用ハーフパンツ
  • レッグウォーマー
  • インナーパンツ
  • サイクリング用ソックス
  • ビンディングシューズ
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5年経過時点でもレーパンデビューはしていない。「もっと痩せてから。シュッとした体形になってから…」と思ってたら、5年が過ぎてしまった(笑)。

周囲からは、「いい加減にビブショーツ着たら?」、「どうせ痩せる気無いだろw」と言われているので、そろそろデビューしようと思っている。もうすぐサイクリング歴丸6年なので、ものすごく遠回りしてのビブショーツということになるが…。果たして勇気を振り絞って一歩を踏み出せるのか…。

決心はまだついていない(笑)。



mont-bell サイクライムジャケット Men's


春先~初夏の手前、秋口~冬の手前まで、1年のウチ半年はお世話になってます。尖っていないシンプルなデザイン&カラーが気に入ってます。


ようやく先月、七分丈のサイクルパンツ(モンベル)を使い出した。もちろん、もっこりしてないヤツね。

↓↓

mont-bell サイクル ツーリング ニッカ Men's


冬場もイケるよ。真冬はこれ1枚で乗り切った(笑)。
冬は下に冬用のロングのインナータイツを履くよ!


mont-bell サイクル ツーリング ショーツ Men's


ひざ上タイプは走りやすいよ!冬用タイツかレッグウォーマーと組み合わせれば、真冬以外はまずまず乗りきれる。

あと、こっちのほうが見た目はスタイリッシュ!
\(^o^)/



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※ちょうどそのころ、森本誠選手の特集がTVでやってて、自分も映っててびっくらこいた。(栂池ヒルクライム大会の前日)

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※森本選手、細かったなーーー。


本格的にロードバイクやミニベロに乗るなら、メンテナンスノートを付けておくと後々便利だ。 ※整備記録とか、走行距離とか、年月日を記しておく 自分で整備や修理をしてしまう人には当たり前のことだろうけど、自分がそれに気がつき、記録を取り出したのは、Dahon(ダホン) ...

本格的にロードバイクやミニベロに乗るなら、メンテナンスノートを付けておくと後々便利だ。

Photo

※整備記録とか、走行距離とか、年月日を記しておく


自分で整備や修理をしてしまう人には当たり前のことだろうけど、自分がそれに気がつき、記録を取り出したのは、Dahon(ダホン) Mu P8に乗り出してから1年以上経ってからだった。


(それまでは、パンクしようが、部品を交換しようが、なーんにもメモしていなかった)



そんなわけで、ちょうど1年前の2012年の1月からメンテナンスの記録と、走行距離を記録している。タイヤ、ワイヤ、チェーン、ブレーキシューといった消耗品をいつ・走行何キロ時点で取り付けたかがわかるので、「そろそろ交換時期かな」という目安がつけやすい。



ちょうど1年過ぎたので、備忘録的に2012年のざっとしたログを残しておこう。


2012年1月1日

4,340キロ

2012年12月31日

8,600キロ


年間走行距離

4,260キロ(月の平均は355キロ)



これを長いと見るか、短いと感じるかは人それぞれ。



乗りこなしているローディにしたら、ぜんぜん短いし、自転車初心者には「すげえ」と言われる。そんな中途半端な距離なのだ。



自動車を引き合いに出すと、いわゆるサンデードライバーは年間1万キロも乗らないだろう。都内の人だと、年間5,000キロもいかない人もいる。地元でしか乗らないオバサンとかは、もっと短いかもしれない。



ちなみに自分は、自転車に乗るようになってから、マイカーを運転する機会が激減した。たぶん、3分の1かそれ以下になった。以前は年間15,000キロは運転していたが、今は3,000~4,000キロくらいしか走ってないんじゃないかな。個人的には、「去年は思う存分乗れなかった」という印象。



つまり、もっともっと走りたかった。ぜんぜん走り足りなかった。最低でも7,000キロ、できれば10,000キロ乗りたかった。忙しいとなかなか乗る時間を確保できないのだが、なんとか「ミニベロに乗る」用事をつくろうと思う。



自転車に興味のない人からは、「そんなに乗って、なにが楽しいの?Mなの?」と訊かれる。



とにかく、バイクを自分の力で意のままに操ることが無性に楽しいとしか言いようがない。風をスパーッて切って走る爽快感は何物にも代えがたい。ランナーズ・ハイの「いつまでも走っていられる」無双感が病みつきになる。



スキーをする人には共感してもらえると思うんだけど、スキーって斜面を滑り降りること自体が純粋に楽しいじゃないすか。理屈抜きで快感じゃないすか。自転車も、あの感覚なのです。スピード感も似てるし、自分の力だけで運転する感覚も同じ。



スキーよりも自転車のよい点は、乗り出したらすぐに楽しいってこと。スキーだと、ゲレンデに行くまでがひと苦労でしょう?お金も時間もかかる。自転車には、それがないの。これってすごくない?

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ついでに、走行距離以外の記録も書いておこう。


2012年2月

ブルホーン化、サイコン電池交換(本体側)

2012年4月

TOPEAKダイナパック装着


2012年6月

クランク&チェーンリング交換


2012年7月

ビンディングペダル装着


2012年9月

サイコン電池交換(フォーク側)


2012年12月

タイヤ(シュワルベデュラーノ)、スプロケット(アルテグラ)、チェーン(105)交換




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最新版 ロードバイクの修理と整備





ブレーキシューを替えたはずなのだが、いつだったかメモし忘れた。(たぶん10月くらい)



どれも満足のいくカスタムばかりだったけど、昨年のハイライトは、「ブルホーン化」と「SPDのビンディングペダル導入」の2つかな。