サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロ、小径車について、徹底的にユーザー視点で初心者向けに解説するブログ。パーツのインプレッションや輪行のコツも取り上げます。

カテゴリ: ロードバイクいろいろ

ロードバイクをフレームから組むときって、どのコンポーネントで組むか迷うと思う。 定番で安心のシマノ(Shimano)、イタリアンな香りを楽しむならカンパニョーロ(Campagnolo)、メカメカしいバタ臭さを楽しむならスラム(Sram)・・・とおおよそ3つの選択肢がある。( ...
ロードバイクをフレームから組むときって、どのコンポーネントで組むか迷うと思う。

定番で安心のシマノ(Shimano)、イタリアンな香りを楽しむならカンパニョーロ(Campagnolo)、メカメカしいバタ臭さを楽しむならスラム(Sram)・・・とおおよそ3つの選択肢がある。(厳密にはマイクロシフトとかもあるけど、この3つから選ぶことが99%でしょう)

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※アルテグラ(6800系)です

完成車を買う場合は、コンポーネントはセットなので当然選べない。そして大抵の場合はシマノとなる。なんのこだわりもなければシマノでOK。下手にスラムやカンパニョーロに手を出す必然性はない。

しかし!ロードバイクは趣味の乗り物。やはり、ドライブトレーンにはこだわりたいじゃないですか。車でいうなら、マニュアルでいくのか、セミオートマでいくのか、はたまたパンダのようなシングルクラッチ車を選ぶのか、悩ましくも楽しいひとときじゃないですか。フレームやホイールにはない、ザ・マシーン!な雰囲気をまとう、ロードバイクの中では唯一と呼んでもいい駆動機械じゃないですか。

フレームから組む方は、コンポーネントにはこだわりたい方である可能性が極めて高い。ただ、初めてだと、「どれを選べばいいんかのう…」と悩むであろう。

そこで、自分が知る限りの3社の情報を公開してみよう。(シマノしかまともには乗ったことがなく、スラムとカンパニョーロは試乗したことがないという前提にはなるが…)

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※スラムです

以下の動画は、3つのロードバイクコンポーネントの操作方法を比較したもの。細かい部分の動き方は伝えていないけど、カンタンな英語しか喋っていないので、だいたいの内容は見ればなんとなくわかるはず。

Campagnolo, Shimano, Sram Road Shifters. Which One Shifts Better? (SickBiker Buyer's Guide)



どのコンポーネントでも、ぶっちゃけ問題なし

こんなことを言うと、身も蓋もないのだが、どれを選んでも幸せなロードバイク生活は送れる。性能は間違いないし、変速の操作方法はちょっとづつ違えど、慣れればそれが当たり前になる。「使いこなせるだろうか…」という心配は無用。どれも大差ない。

ただ、それだと記事が終わってしまうので、もうちょい書いてみます。けっこう独断と偏見を含んでいるかもなので、そのへんはご容赦くださいまし。

なお、今回触れるのは機械式のコンポーネントのみ。電動も含むと話が複雑化するので割愛する。

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※デュラエースです

シマノ(SHIMANO)

グレード展開

  • デュラエース
  • アルテグラ
  • 105
  • ティアグラ
  • ソラ


シマノのメリット

  • 価格が他の2社より安め
  • 安心のメイドインジャパン
  • 自転車買界のインテルとよばれるくらいの、世界中の自転車を支える高い技術と信頼性
  • パーツが供給量が安定しているので、ショップでも在庫してくれていることが多い
  • 取り寄せになっても、わりとすぐに届く

シマノのデメリット

  • あまりにもたくさんのサイクリストが使ってて、差別化できない
  • ブラケットとレバーがやや大きめなので、握力はちょっとばかり必要
  • 変速性能面では、正直文句のつけようがない


どのグレードを選べば良いか

コストパフォーマンスを考えるなら、105(イチマルゴと読みます)かティアグラで決まり。予算に余裕があればアルテグラを。まあ、105の11速を選んでおけばなんの不満もないでしょう。

初めてロードバイクに乗る初心者の方に、「105はトッププロが使う、ロードバイク界最高峰のマシンだよ」と言って渡せば、すんなり信じてもらえると思う。

なお、完成車で買うのであれば、できれば「フル105」が良い。シフターと前後のディレーラーは105だけど、クランクとブレーキがサードパーティの安物をあてがっていたりする「部分的105」とかだと、近い将来に必ずブレーキを交換したくなる。よって、ブレーキは105以上を激しく推奨したい。とくに非力な女性であればあるほど、上位モデルを使うほうが、安心して運転できる。 
※女性には、105よりもむしろアルテグラを推奨したい

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あと、初心者にデュラエースはまっっったくもって不要。私は使っているが、完全に趣味のモノ。モノはたしかに素晴らしいが、「コスト的に半額のアルテグラの2倍良いのか?」と聞かれたら「No」だ。アルテグラでも十分すぎるくらいい十分。

ちなみに、最新版の9100系のデュラエースはハイエンドモデルなのに高級感が薄まってしまい、9000系のほうが所有欲を満たしてくれるような気がする(主観です)。性能的には優れているのだろうが、少なくとも自分は現行(9100系)に替えたいとは思わない。9000系で大満足。

なお、105とアルテグラの差ですが、現行の6800系(アルテグラ)と5800系(105)でいえば、その差はかなり埋まってきているという評価はよく耳にする。よって、最初の1台には105がgoodなのは、それも理由。

シマノはこんな人にオススメ

初めてロードバイクを買う人で、とくにコンポーネントにこだわりがない人であれば、「シマノにしとけ」と強く主張したい。

車を買いたいんだけど、メーカーとかよくわかんないし、ちゃんと動いて使いやすくて燃費が良くて経済的で壊れにくくて、メンテナンスはお店に全部おかませしたいのって人であればトヨタ、日産、ホンダなどの国産を選ぶはず。間違ってもディーラー網の薄いマイナー外車は選ばないでしょう。そういう感じ。


カンパニョーロ(campagnolo)

グレード展開

  • スーパーレコード
  • レコード
  • コーラス
  • ポテンザ(ポテンツァとも読む)
  • ヴェローチェ
※ケンタウルとアテナはディスコン(生産停止)になったそうです

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カンパニョーロのメリット

  • (手が小さい人でも)ブラケットが握りやすい
  • ブラケット形状が手のひらにしっくりフィットする
  • 言葉で説明しにくいが、美しくてセクシーなルックス
  • シマノよりも微調整が効き、スピードコントロールしやすいブレーキ

カンパニョーロのデメリット

  • 総じてお高い
  • 扱っていないお店もあり、メンテの際に店を選ぶ必要がある
  • 下手すると本国対応になり、すごく待たされる

どのグレードを選べば良いか

細かく乗り比べたことがないので、数少ない試乗経験と人の話を総動員して書くと、スーパーレコードとレコードとの上位モデルは一般サイクリストには不要。完全に芸術の世界。あと、お値段も目玉が飛び出るくらい高い。(ミドルグレードの完成車ロードバイクが買えちゃうレベル)

カンパニョーロを選ぶなら、まあポテンザが無難かなと。その上にコーラスがあるが、グンと一段高くなってしまう。以前はケンタウルとアテナがあったものの、今はどっちも廃盤になったようだ。

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カンパニョーロはこんな人にオススメ

ちょっと人とは差をつけたいサイクリストで、イタリア好きなら。自分はイタリア車(パンダ)に乗っているから分かるのだが、イタリアの車って、スペックや理屈では捉えきれない不思議な魅力がある。ただ走らせているだけで楽しい、ワクワクする車を作るのがイタリア人。もし自分がカンパニョーロを選ぶなら、ポテンザにする。


スラム(SRAM)

グレード展開

  • Red
  • Force
  • Rival
  • Apex

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※Rivalです

スラムのメリット

  • 乗っている人が少ないので、差別化ができる
  • レバー1本でシフトアップもダウンもできてしまう
  • スパルタンでロボットちっくでアメリカンな戦闘的ルックスがかっこいい(主観です)
  • モビルスーツ的なリアディレーラーの形状がエモい
  • シフトレバーの操作がえげつなく快感(主観です)
  • コンポーネントそのものが総じて軽い(のでヒルクライマーには好まれます)


  • スラムのデメリット

    • 交換部品の在庫取り寄せはシマノほどスムーズではない
    • ちょいとばかり高い
    • ブラケット形状が特徴的で好き嫌いが分かれそう(Rivalはそうだった)
    • レバー操作に最初は戸惑う(が、時間の問題)


    どのグレードを選べば良いか

    ぶっちゃけ、Riva以外に乗ったことがないので、ぜんぜんわからない。これまでずっとSRAMは未体験。周囲にスラムユーザーってそういえばいない。

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    ※スクルトゥーラ4000のディスクブレーキ仕様、むちゃんこ乗りやすく、扱いやすかった


    先日、三浦半島パン屋ライドに行ったとき、メリダの試乗車でRivalを装着したディスクロードバイクに乗せてもらえて、そのときのRivalの操作感がものすごく楽しかった。

    >> FRAME主催の『三浦半島パン屋ライド』に参加して、新たな魅力を発見した

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    ※めちゃくちゃかっこいい…(うっとり)


    シフトアップ(重くする)の確かなクリック感があって、「パチンッ」という音がハッキリ聞こえるんだけど、まるで銃の引き金を引いているみたいで、とにかく気持ちいい。シマノでは絶対に味わえない感触。

    アルテグラやデュラエースは、手元での操作音はほとんどせず、かすかに「カシャ」となるくらい。クリック感も薄い。それがSRAMだと「パシィィィィン」って手応えがある。好き嫌いがわかれるが、子供の頃にロボットアニメが好きだった男性はSRAMに惚れる可能性が高い。逆に女性はクリック感がノイズに感じるかも。もしも女性のSRAMユーザーに会えたら、「いったいどんなこだわりが!?」って質問攻めにします。

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    シフトアップもダウンもすこぶる楽しいSRAM。しかし、ひとつ気になったのが(Rivalの)ブラケット形状で、「なんでそこまでする??」って首をかしげるくらい断崖絶壁のごとくそそり立っていて面食らった。

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    ※ブラケットの握りが断崖絶壁…

    短時間しか乗らなかったので違和感はなかったものの、もしロングライドだったら終盤に親指の付け根が痛くなりはしないだろうか?と心配はある。 


    スラムはこんな人にオススメ

    独特の形状&雰囲気、シフトの操作感が気に入った人。ちょっとクセがあるけど、食べ物でもなんでも、ちっとクセがあるほうが飽きにくいし、美味しいものだ。

    リアディレイラー愛が異常に強く、好きさ余ってこんなシャツまで作ってしまうド変態な自分が、ダントツでかっこいいと思うのがスラムのリアディレイラー。こんなにも男の子心を刺激して止まないマシンデザインはちょっと他では見当たらない。

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    エイリアン2のラストシーンで主人公のリプリーが操縦したパワーローダー(Power Loader)を覚えている人はいるでしょうか?人型のフォークリフト的な架空の作業機械です。あるいは、アバターで登場した人型マシンデザイン、ターミネーター(初期型=シュワちゃん)の骨格が好きな方なら、SRAMにハマれるはず。(たぶん)

    ちなみに上記3つの映画の監督はすべてジェームズ・キャメロン。この監督の作品に登場するメカはどれもバツグンにカッコいい。男の子の心を完全掌握しているとしかいいようがない。

    あとは、銃が好きなサバゲーファンとか、ミリタリー系が好きな人もSRAMにハマれる素養がある。(おそらく)



    猛烈にざっくりまとめますと、、、

    • こだわりがないならシマノの105で!
    • 差別化したいならSRAMかカンパニョーロ!
    • デュラエース、(スーパー)レコード、Red等のハイエンドモデルは不要!
    • カッコいいのはスラム!(主観です)
    • 最後は見た目(デザイン)で決めてよし!

    ですね。

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    「で、お前は次にどのコンポーネントにしようと思ってんの?」に対する答え

    まったくコンポーネント乗せ代えの予定はない。タイレルCSIのデュラエースはまだ1年ちょいですこぶる快調。BOMA の Refale (リファール)のアルテグラは3年4ヶ月になりるが、オーバーホールを2016年に済ませたばかりでこれまた調子は良い。

    それはいったん置いといて、次に試したいなと妄想しているのがSRAMの「フォース(Force)」。Redは高すぎるので除外かな…とレベルをひとつ落した。そんなフォースでもデュラエースとほぼ同額かちょい高め。なお、電動は好みではないので、引き続き機械式コンポーネントでいこうと思っている。

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    載せ替えとしたら、リファールのアルテグラかな…外したアルテグラはどうしようか…それを元に1台新規にバイクを作るか…しばらく妄想を続けよう。

    それでは、ステキなコンポーネント選びを。



    こないだ、サイクリストが「自分、完全に自転車にハマったな…」と感じる瞬間 40連発というエントリーを書いたとき、並行して思いついてしまったのが、「や、やるな、このサイクリスト…」という尊敬の念。 マナーを守らないサイクリストは少なくないけど、その逆の「すばら ...
    こないだ、サイクリストが「自分、完全に自転車にハマったな…」と感じる瞬間 40連発というエントリーを書いたとき、並行して思いついてしまったのが、「や、やるな、このサイクリスト…」という尊敬の念。

    マナーを守らないサイクリストは少なくないけど、その逆の「すばらしいなあ」と感じさせてくれるサイクリストだってたくさんいらっしゃる。

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    どれくらいご自身が当てはまるか、試してみてほしい。

    当てはまった数

    • 1~5個: まだまだです。がんばりましょう。北斗の拳でいうところのケンシロウにあっさり殺られる弱キャラです。
    • 6~10個: まずまずです。引き続き研鑽を積んでください。悪キャラ団の中では一番強いですが、ケンシロウの敵ではありません。
    • 11~20個: 仲間内から、ちょっと尊敬されるレベル。北斗、南斗の戦士には叶いませんが、小規模の師団を率いるレベルにはあります。
    • 21~30個: かなりの戦闘力をお持ちで、グループ内で頼りにされるリーダー的な存在。そこそこの拳法の使い手です。
    • 31~39個: 相当な強者。南斗五車星に匹敵する強さ。一子相伝の伝承者にはあと一歩及びませんでしたが、ひとつの国を治めるレベルです。
    • 40個: おめでとうございます。ケンシロウ、レイ、ラオウ、トキのレベルに到達しました。師匠と呼ばせてください。

    それでは、診断スタートです。


    1.後ろが見ず知らずの他人でも、ハンドサインを出してくれる

    2.山ですれ違うときに会釈

    3.遅い人、速い人、性別関係なく、誰とでもペースを合わせて走れる

    4.ハプニングを楽しむ心のゆとりがある

    5.常にカギを携行してる

    6.DNS(&DNF)する勇気を持ってる

    7.複数のリアフラッシャーをつけてる

    8.10速のコンポだけどむっさ速い

    9.鉄下駄ホイールなのに登りが鬼速い

    10.走りながらアイウェアをヘルメットの穴に挿せることができる

    11.峠とか国道の名称にやたら詳しい

    12.タイヤレバーなしでパンク修理しちゃう

    13.ヒルクライム直前に2リットルの水を買い、背負って走り、仲間に振る舞いながら軽くしていく
    ※実際に職場の仲間がしてた

    14.ミニベロで平気でヒルクライムする

    15.肌寒い季節でも半袖

    16.無料開放されている公園などの駐車場情報に詳しい

    17.しかも、閉園時刻もちゃんとインプットしている

    18.雨天走行に備えてシャンプーハット持ってる

    19.アルミホイルで防寒する、ワークマンのインナーを活用する等、身の回りの安価な製品を駆使する生活の知恵がある

    20.愛車のメンテナンスを怠らず、マシンはいつもピカピカ

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    ここまでで半分です。箸休めに美味しい天丼の画像をどうぞ@三浦半島


    21.かなり走っているのにパンク経験が極端に少ない

    22.骨折しても、びっくりするほど短期間で復活する

    23.ライド行こうと意気投合した瞬間に、スマホのカレンダーを開いて具体的な日程を決めてしまう

    24.「降水確率が40パーセント以上なら中止しましょう」、というわかりやすいラインを引いてくれる

    25.万が一に備えてアイディカードを携行してる

    26.電車輪行で、バイクが倒れないように固定する小道具を持っている

    27.すんごい軽装で輪行する

    28.輪行準備が鬼のごとく早い

    29.カジュアルに飛行機輪行できる

    30.行く先々の名物や、美味しいお店を知っている

    31.ビニールテープや結束バンドを携行してる

    32.ギア比とケイデンスだけで、出せる時速を暗算できる

    33.車名と聞いて、「それなら4台積めますね」と言い当てる

    34.「もうコレ以上、このクルマにバイク積めないよ…」と立ち往生していると、「いや、まだ行けるね」と手品のようにスペースを作ってしまう

    35.スプロケのギア数を目視で言い当てる

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    ※ラスト5個です。息継ぎに美味しいラーメンの画像をどうぞ

    36.フリーのラチェット音だけで、ホイールブランドと種類を言い当てる

    37.使ってないステムとサドルの本数が多すぎる

    38.自転車に興味のない人を、次々とサイクリストとしてリクルーティングしてきてしまう
    ※カリスマ性と、巧みな話術で引き込んでしまう

    39.ヒルクライム好きすぎて山の近くに引っ越してしまう
    ※実際に、以前の職場にいた…。坂バカが高じて、奥多摩に引っ越してしまった。

    40.ビブショーツを履いているサイクリストすべて
    ※自転車歴8年目だけど、まだ履けていない。今年はビブショーツデビューする予定なので、目下必死にダイエット中


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    以上、サイクリストが「こ、このローディ、ただ者ではない…」と感じる瞬間 40連発をお届けしました。

    「オレ、こんな瞬間にそう思うよ~」とか、「私はこうよ!」とかありましたら、リツイート&コメント欄にてお知らせくださいませ。 m(__)m


    >> サイクリストが「自分、完全に自転車にハマったな…」と感じる瞬間 40連発


     

    ママチャリはとんでもなく安く手に入るが、スポーツバイクの価格にはビックリする。初めてロードバイクを買おうとなって、価格を調べて、目が飛び出した方も多いと思う。 自分も、(自転車にハマる前は)ロードバイクは安くないだろうとはふんわり思っていたが、「100万円を ...
    ママチャリはとんでもなく安く手に入るが、スポーツバイクの価格にはビックリする。初めてロードバイクを買おうとなって、価格を調べて、目が飛び出した方も多いと思う。

    自分も、(自転車にハマる前は)ロードバイクは安くないだろうとはふんわり思っていたが、「100万円を越えるバイクがあること」、「50万円もするホイールが存在すること」は知らず、「ふざけるのもたいがいにせい!ママチャリ何台買えると思うねん!」と憤慨したことがある。(今では金銭感覚が麻痺しておりますが…)

    Global Cycling Network の動画で、「How To Save Money When You Buy A Bike(なるべくお金をかけずにロードバイクを買う7つの方法)」を視聴して、有益だったので翻訳してご紹介したい。



    1.中古を手に入れる

    eBayやGumtreeのようなサイトを利用するのも良いが、穴場は「地元サイクリングクラブが放出している中古バイク」を狙う。これ、海外では一般的なのかもしれないが、自分の知る限り、日本国内のサイクリングクラブが中古バイクを販売するのって聞いたことがない。(実際、どうなんだろう)

    では、このアイデアが完全にムダかというとそんなことはなくて、「知人から買う」ことを想像すればいい。地元のクラブと知人、どっちから買うのであれ、売り手は顔の見えるわけで、ある程度の信用は担保できている。

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    もちろん、バイクの状態はしっかりと見極めなければならないし、事故歴の有無は確認しておくべき。オーナーに質問するのもぜんぜん失礼に当たらない。まったく縁もゆかりもないネット上の相手から買うよりは安心感がある。

    自分にピッタリのフレーと出会えるかどうかは時の運だが、周囲に「ロードバイクがほしい」と意思表明するのはひとつの方法だ。手放したい人と巡り合える可能性は意外に多い。

    2.フレームからバイクを組む

    フレームから組むのって、完成車より高くつくのでは??」って思う人が多いと思うが、組み合わせ次第では「その限りではない」のだ。フレームだけを中古で入手できるなら、浮いた予算をコンポーネントやホイールに費やす事ができる。その逆もまた然り。

    つまり、中古パーツと新品パーツを混ぜて組み立てるのだ。

    自転車の最大のすばらしさは、「パーツのお引っ越しが自由自在」であること。規格さえマッチしていれば、ホイール、フレーム、サドル、シートポスト、ハンドル、コンポーネントを好き勝手に合体できてしまう。

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    ※購入直後のボードウォーク@2010年

    自動車を想像してみてほしいんだけど、こんなフリーダムはありえない。エンジン、プラットフォーム、サスペンションなんて、素人ではいじりようがないし、そもそもバラでパーツを入手できないもんね。(厳密にはあるんでしょうが、ハードル高すぎ) 

    もちろん、自転車をイチから一人で組むには、それなりのスキルと知識が必要だが、持ち合わせなければショップに相談するなどしよう。(受けてくれるかどうかはお店のポリシー次第だけど)「中古フレームを入手しまして、ホイール、コンポーネント、その他もろもろのパーツでお世話になりたいんですが…」と掛けあってみる価値はある。

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    ※2016年時点のボードウォーク(べつのミニベロからパーツをぜんぶ移植した)

    3.型落ちモデルを狙う

    中古を買うとか、パーツを集めて組むとか、ハードル高すぎるわ…」という方向けには、もっとカンタンかつ確実に安くバイクを手に入れる方法がある。型落りモデルを狙うのだ。

    自転車って、別に年度が切り替わっても、中身はまんま同じで、変更点はカラーリングだけ…ってことが多い。家電製品のように、スペックが毎年細かく進化するようなこともない。「どーしても最新モデルじゃなくっちゃイヤ!」ってことでもないのなら、「あえて昨年モデルを買う」ことをオススメしたい。

    実際、自分がダホンのMuとボードウォークを2010年に買ったときも、2011年モデルも変えたが、変更点は色のみだったので、わざわざ前年モデルを選んだ。

    カラーにこだわりのなかった自分とオクサマは、昨年モデルを選ぶことと引き換えに、30%オフで手に入れることができたのだ。これはデカかった。 

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    ロードバイク(BOMA の Refale )のときもそうで、意図的に型落ちを買うようにして割引をゲットした。そこで浮かせた予算をホイールに配分することができたので、たいへん満足している。
    ※当時はカンパニョーロのゾンダを選んだ

    ただ、型落ちモデルは当前ながら数に限りがある。「ちょっと検討しよう」と購入を先延ばしにして、しばし考えて購入の意思決定をしてから翌週にお店に訪れたときには、「もう売れてしまっていた…」ってことは典型的なサイクリストあるある。
    ※前年モデルは、売り切れたらオシマイ。追加生産はされないので、自動的に最新のイヤーモデルから選ぶしか方法はない。当然、大幅値引きは期待できない。

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    型落ちバイクは一期一会なところがあるので、サイズがぴったりでカラーが気に入ったら、思い切ってその場で契約して、手付を払ってもいいと思う。

    4.プロチームの放出バイクを狙う

    「こんな方法があったとわ…」と目を丸くしたのがこの方法。なんと、プロチームのお下がりを買う手段が(海外では)わりと浸透しているらしい。

    シーズンオフを迎えたプロチームが、移籍や引退で持ち主のいなくなったバイクを、チームがセールにかけることがあるらしい。キャニオンのサイトでは、スポンサードしているチームのバイクを代行販売していることもあるし、なんならチームのウェブサイトで直に販売していることもあるそうな。

    日本のチームがバイクを販売することなんてあるのかしら…?もしかしたら、自分が知らないだけで、実は競売にかけられていたりして・・・?

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    ※2014年のジャパンカップ@宇都宮

    プロ選手が乗っていたバイクに乗れるのは魅力だけど、プロレースで使われていたバイクでしょう?ハードに使われていただろうし、寿命が心配だなあ」という不安はごもっとも。

    しかし、プロのバイクはプロのメカニックに日々ケアされてきたのも事実。状態はけっして悪くないはずだ。

    さらに狙い目は、「使われることのなかったプロ選手用のバイク」の存在。チームカーのキャリアの上に置かれただけの、ほぼ未使用のバイクも売りに出されることがあるんですって。まさに新古車ですな。この方法なら、超ハイスペックモデルをびっくりするほどお値打ちにゲットできる可能性がある。(ただ、狙っている人もさぞかし多そう…)

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    ※こういうやつですね

    5.英国政府の補助制度を利用する

    「これはステキな制度」と思ったのが、英国が国をあげて取り組んでいる補助制度「Cyclescheme(サイクルスキーム)」である。日本人には無関係なのだが、仕組みはこうだ。  

    自転車通勤のために自転車を買う、という条件でなら、最低でも25%の割引が効き、しかも非課税で購入できる。 実にお得ではないか。従業員は安く自転車を手に入れることができるし、企業側にもメリットがあって、税金補助がされるらしい。

    金銭的インセンティブを企業と従業員それぞれに用意して、国家レベルで環境保護、国民の健康促進、都市部の渋滞緩和に取り組んでいるのだそうな。

    6.警察が行う盗品オークションをチェックする

    盗まれた自転車で、なおかつ持ち主が現れなかった場合、英国では「警察がオークションにかける」ことがあるそうな。これも面白い制度。 「そんなん、許されるの?人のバイクを警察とは言え、勝手に売ってしまっていいの?」って気がしないでもないが、持ち主がいないわけだし、きっとそういう法律があるのだろう。

    持ち主が現れないままで何年も保管されるコストを考えれば、よほど合理的でしょ、という理屈なのかも知れない。

    なお、盗品バイクはたいてい「安物のMTB的な下駄バイクなのがほとんど」。ただし、まれに高価なロードバイクがオークションにかけられることがあるので、「ときどき警察のウェブサイトをチェックしておくと掘り出し物が見つかるかも」とのことだった。

    7.地元の自転車屋さんで探す

    実際にショップまで足を運ぶよりも、ネットのほうがはるかにカンタンにディスカウントされた自転車は探しやすい。よって、「リアルのショップでは、どうせネットほどは安く買えないに決っている」と思うかもだけど、ちょっと待ってほしい。

    というのも、上記で触れたように、「型落ちバイクを放出している」ことがあるから。タイミングがよいと、2~3割り引きはふつうに見かけるし、ちょっとキズがよかったりすると、それだけで追加値引きをしてくれたりする。

    こういうお買い得情報を、ショップ側がネットに積極的に発信してくれているとユーザーとしては助かるのだが、実際問題、お店のメカニックさんらはそこまで手が回らない。店頭に出向くと、「まじで!?」ってお買い得バイクに意外にひんぱんに遭遇できるものだ。

    これ、不動産探しと似てて、店頭にも出向くほうが、ネット(&雑誌)だけよりも、よい物件が見つかりやすいもんね。

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    あと、バイク本体での値引きが芳しくなくても、チェーンロックやグローブ等のアクセサリーをオマケしてくれたり、メンテナンス費用を割安にしてくれたり、結果的に割引と同じ効果がある。

    故障修理、消耗品買い替えタイミングのアドバイス、自分でもできる日常メンテナンスのコツ…ナドナド、購入後にも専門家の助けが欲しくなることは多い。初心者の方とか、「バイクいじりは自信ない(&したくない)」って人は、リアル店舗に足を運ぶことをオススメする。

    しかし、である。 「スポーツバイク専門店って、なんか敷居が高いんだよね…」と二の足を踏む人がいるのも事実。

    「ちゃんと接客してもらえないのではないか」
    「素人はバカにされるのではないか」
    「客の知識不足を利用して、売れ残りとか不人気車種を購入させられるのではないか」

    といった不安があるのだと思う。自分もそうだった。

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    自分も、人生初のスポーツバイク購入を検討していた時期にいろんなお店を回った。こっちに知識がないのが分かるやいなや、露骨におざなりな態度をする店員とか、こちらの要望を汲まずに、「好きなの買えばいいんじゃないっすか?」と投げやりな接客をされたことも何度かあった。

    でも、そんなお店ばかりではない。経験則からいうと、8:2で良い感じのお店がある。(もちろん、8が良いほうね)

    なので、面倒臭がらず、怖がらずに地元のお店を探してみましょう。メーカーのウェブサイトには、まず間違いなく「取扱店舗一覧」とか「オーソライズドディーラー」といったページがある。まずはそこを見ることから始めましょう。


    以上、Global Cycling Network の「How To Save Money When You Buy A Bike(なるべくお金をかけずにロードバイクを買う7つの方法)」を、コメント入りで翻訳紹介してみました。  

    2017年の新シーズン、皆様のステキなサイクルライフの参考になれば幸いです。
    (*^^*)

     

    「ちょっとだけ…」のつもりが、気づいたら自転車沼にズブズブにハマってしまっているヘヴィー・サイクリストの皆様のために、「自分、完全に自転車にハマったな」と感じる瞬間を40個集めてみました。 ご自身がどれくらい沼に浸かってしまっているか判断する、バロメーター ...
    「ちょっとだけ…」のつもりが、気づいたら自転車沼にズブズブにハマってしまっているヘヴィー・サイクリストの皆様のために、「自分、完全に自転車にハマったな」と感じる瞬間を40個集めてみました。

    ご自身がどれくらい沼に浸かってしまっているか判断する、バロメーターとしてお使いください。 なお、内容は完全に自分の独断と偏見です(^_^;)。

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    ※ふと気づいたら、時を忘れて、好みの角度からずっと愛車を見つめていた…なんてことはありませんか。


    <当てはまった数>
    • 1~5個: まだ自力で引き返せます。沼から抜けるなら今のうちです。
    • 6~10個: ヒザまでハマっていますが、まだなんとか抜け出せる最終段階です。
    • 11~20個: 腰まで沼に浸かっています。自力での脱出はまず無理です。
    • 21~30個: 肩までずっぽりとハマっています。腕も動かせません。自力はおろか、他力でも引っ張り出すことは厳しいでしょう。
    • 31~39個: 引き返すことはまず不可能です。引きずり出そうとする者を逆に沼に引きずり込んでしまう、モノノケと化しています。
    • 40個: おめでとうござます。当ブログ管理人と同じ、立派な沼の住人です。

    それでは、診断スタートです。

    その1:リサイクルショップの看板を見て、「おっ、こんなところに自転車屋が!」と目を輝かせるも、1秒後に「なんだ…」となる

    その2:旅行先で、「あ~、ここ自転車で走りたい~」と口走ってしまい、家族(&恋人)のヒンシュクを買う

    その3:サイコンを見ずとも、時速何キロで走っているか当てられる

    その4:銭湯で、サイクリスト焼けしている人を見ると、「お疲れ様です!と」アイコンタクトを送りたくなる(しないけど)

    その5:坂道を車で走っているとき、「ここは斜度9%かな…」とか考えてしまう

    その6:高速道路を車で走行中、「ここをチャリで走りたいわ~」と妄想する

    その7:放置されてボロボロになったロードバイクを街中で見かけると、悲しい気持ちになる

    その8:サイクリングに出かける予定だった日が雨で流れると、三本ローラーが欲望のはけ口になる

    その9:サイクリングに出かける前日に、「明日は雨」が確実視されると、近隣県で晴れている場所がないか血眼になって探索してしまう

    その10:輪行で、知らない駅に降り立ったときの高揚感

    その11:ヘルメット&アイウェアをしたまま電車に乗れてしまう

    その12:15万円以下のカーボンフレームを見ると、反射的に「やすっ!」て思ってしまう

    その13:10万円以下のホイールを見ると、反射的に「やすっ!」て思ってしまう

    その14:20万円以下の完成車を見ると、反射的に「やすっ!」て思ってしまう

    その15:他人の自転車購入に付き合って、お店に行くときのワクワク感は異常

    その16:補給食は、ぶっちゃけ何を食べてもおいしい

    その17:カロリーを気にせずに食事できる幸せ

    その18:サイクルウェアに身を包んだ女性はもれなく可愛く見える(その逆は知らない)

    その19:落車した直後、フレームの傷の有無、リアディレーラーの破損(右側の場合)がないか確認

    その20:愛車が最もかっこよく見える角度を、2つ以上知っている

    その21:イベントで、同じフレーム(あるいはホイール)に乗っている人を見つけると、声をかけたくてうずうずする

    その22:エンデューロでの待ち時間の間、駐輪してある人様のバイクを眺めるために会場内をぐるっと一周してしまう

    その23:なんなら、午後におかわりしちゃう

    その24:整備中、リアディレーラーが動く様子を、時間を忘れて見つめてニヤニヤする

    その25:バイクの掃除がぜんぜん苦ではない(むしろ楽しい)

    その26:チェーンをパーツクリーナーできれいにしてからルブを注すと、清々しい気持ちになり、自分のシャワーなんてどうでもよい気分になる

    その27:オッサンだけど、スネ毛を剃ってしまうことに抵抗がない

    その28:4時間あれば、「ひとっ走りしてくるか…」と考えてしまう

    その29:無目的に走り出し、行き当たりばったりにコンビニかマックで雑な補給をして帰ってくるだけでも幸せ

    その30:100キロオーバーのライド後の焼肉のうまさ

    その31:下手な一泊旅行より、日帰りサイクリングのほうが有意義な過ごし方だと思う

    その32:2つの地名を聞くと、瞬時に距離と所要時間を暗算し、「自走で行ける…ムフフ」とか考えてしまう

    その33:土曜の朝はたいてい早いので、金曜日はいつもより早めに就寝する。よって、金曜晩の飲み会は断ることが多い

    その34:バイクスタンドが用意されているコンビニを見ると、「やるね、店長…!」と親近感を覚える

    その35:バイクを駐輪しにくそうなお店は、いくら美味しそうでも入店しない

    その36:バイクが盗まれないか不安すぎて、落ち着いて食事できない

    その37:高速道路でロードバイクを屋根に積んだ車を見かけると、テンションが上がる

    その38:車で峠を登っているとき、ローディを目撃すると、「がんばれ!」って応援したくなり、同時に「文明の利器で、排気ガスを撒き散らしながら登ってしまってごめん…」と後ろめたい気持ちになる

    その39:超ロングライドでへとへとに疲れても、翌日に気づいたら三本ローラーを回している

    その40:Google Map をぼけーっと見ながら、妄想でサイクリングコースを組み立てるのが好き

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    ※私が自転車パーツの中でもっとも好きなのは、リアディレイラーです(*^^*)


    以上、サイクリストが「自分、完全に自転車にハマったな…」と感じる瞬間 40連発をお届けしました。

    「オレ、こんな瞬間にそう思うよ~」とか、「私はこうよ!」とかありましたら、ぜひツイッターでつぶやいていただくか、コメント欄にてお知らせくださいませ。
    m(__)m

     

    自転車用で荷物を運ぶとき、メッセンジャーバッグ派とバックパック派のどちらかにわかれるものだが、自分は断然メッセンジャーバッグ派。皆様はどちらだろうか。 持っているのは「メッセンジャーバッグが大小2個、バックパック1個」だけど、使う割合でいうと「95:5」でメッ ...
    自転車用で荷物を運ぶとき、メッセンジャーバッグ派とバックパック派のどちらかにわかれるものだが、自分は断然メッセンジャーバッグ派。皆様はどちらだろうか。

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    持っているのは「メッセンジャーバッグが大小2個、バックパック1個」だけど、使う割合でいうと「95:5」でメッセンジャーバッグ。バックパックを使うのは年に数回ていど。 メッセンジャーバッグを好む理由は、

    • 背中がスッキリして、汗で蒸れないから(なんとなく。根拠なし)
    • 荷物を取り出しやすいから(ストラップを緩めて回転するだけ)
    • 重力で下に引っ張られる感が小さいから(メッセンジャーバッグは背中に乗せるので、重力を感じにくい)
    • なんとなくカッコイイ気がするから(主観です)

    の4点。

    そんな状況だったんですが、「ノートパソコンが運べる、ちょうどいいバックパックがほしい」となりまして、いろいろ探索しています。

    TIMBUK2ばっかり使った2016年

    2016年はTIMBUK2の「カタパルト」しか使っていないくらい、ヘビーローテーションしまくり。自転車通勤でも、週末のサイクリングでも使い倒した。

    買ったのはたしか2014年のお正月だったので、間もなく3年になるんだけど、まったくもって問題ない。値段はたしか6,000円ちょっとだった。
    ※もう廃版になってて、今は「TIMBUK2 メッセンジャーバッグ Catapult Cycling Messenger Bag M」というモデルに切り替わってます。

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    買って2ヶ月でベルクロがちょっと破れたけど、お構い無しで使い続けている。普段使いにジャストサイズで、大きすぎず、小さすぎない使い勝手が良いのである。

    >> 【メッセンジャーバッグ・インプレッション】 Timbuk2 のカタパルト

    >> TIMBUK2のカタパルト、買って4ヶ月で壊れだす (´Д⊂ヽ

    >> 試行錯誤の末、「ロードバイクのツーリングには小型メッセンジャーバッグが適しているのではないか」という結論に至りました

    ノートPCが運べるちょうどいいバッグは無いものか

    サイクリングからはちょっと離れてしまうんだけど、「ノートPCが入る、ちょうどいいサイズのバックパックがほしいな」とこの1年くらいずっと思っている。通勤とか、ちょっとPCを持ってでかけるときに使えるバックパック。

    通勤など徒歩ででかけるには、じつはバックパックのほうが好ましい。メッセンジャーバッグって起立した姿勢で使うことを想定されていないため、歩くと荷重がもろに肩にかかってしまう。あくまで自転車走行の姿勢に最適化された結果のあの形状なのだ。

    ということで、ノートPCが運べる、コンパクトでスリムなバックパックを探す度が続いており、まだ終着点に辿りついていないものの、6個の最終候補にまでは絞りこめた。

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    ※Rummyはでかいっす

    ちなみにミッションワークショップのメッセンジャーバッグ、『Rummy』には、ノートPCがキレイに収まるスリットがあるにはある。しかし、バッグの容量がなにしろありすぎて、普段使いにはバカでかすぎるのだ。コンビニで買い物するのに、ダンプカーで乗り付けるくらいの違和感がある。

    もっとこう、軽トラックくらいの感じで、気軽にちょこまかデイリーで気負わず使えるバッグがほしいのだ。

    普段使いのバックパックに求める条件

    1.スリムでコンパクトであること

    • スカスカしているのイヤ
    • 背中が分厚くなるのイヤ(電車にも乗るし)
    • 容量は20リットルまででOK。なんなら15リットルでもよい

    2.マウンテンマウンテンしていないこと

    • 「登山いくの?」って思われるような大げさなのは不要
    • 登山系はオーガナイザーが充実していない
    • バックルとかが頑丈なのはいいが、頻繁な開閉が想定されていないので使いにくい

    3.ビジネスライクすぎない

    • 私服通勤なので、ビジネス鞄にストラップ付けて背負えるようにしました的な真っ黒なリュックは似合わない
    • 黒一色のカバンはもう飽きた

    4.フニャフニャの生地ではなく、そこそこしっかりした作りであること

    • ノートPCやスマホ等、精密機械を入れるので、PCスリーブがキャンバス地だけでパッドがない…みたいなものでは不安
    • 地面に置いたときに、くたっとなってしまう柔らかさは不安。そこそこ自立しますよ…くらいの形状記憶加減はほしい

    自転車で使えるかどうかは気にしない。よって、チェストストラップはあってもなくてもOK。自転車と歩行で明確に使い方を分けるつもり。
    ※ただ、あるに越したことはない

    さて、独断で絞り込んだ6つのバックパック。それぞれに一長一短あって、ファイナルアンサーが出しづらい。備忘録も兼ねて、各バックパックのメリット・デメリットを書き出し、順位付けしてみました。 6位からカウントダウンしてみます。

    第6位: HAGLOFS(ホグロフス)

    ホグロフス SARNA(17,280円)


    いかにもな、「登山行きます」感がなく、カジュアルに使えそうなので気になっていた。ただ、ウェブ上の画像を見る限りでは、「そこはかとなくペラペラ感がある…」と心配になったので、原宿にある公式ストアにわざわざ足を運んでみた。

    現物を見て、手に取った瞬間、、、「あ、これはないな」って即却下。まず生地が柔らかすぎ。ノートPCスリーブはあるものの、「とりあえずつけときました」感満載で、安心して入れることができないと思った。ストラップもあまり頑丈さを感じられなかった。そこそこの重さになるので、ホールド性は大事。

    オーガナイザー的にもNGだった。メインコンパートメントがただの袋的なシンプルな構造なので、文具とか、ケーブルとか、マウスのような小物がとっ散らかってしまいそう。フロントにポケットがあるにはあるが、これひとつでは不十分…。

    ただ、シルエットはかわいらしい。女の子に似合いそう。※逆に言うと、中年オヤジにはオシャレすぎるような気がした。よって却下。

    第5位: MOLESKINE(モレスキン)

    モレスキン バーチカル デバイスバッグ(縦型)(14,904円)


    まず気に入ったのが薄さ。最低限のモノしか入らないが、割り切って使うって決めれば問題ない。ビジネスバッグと謳うだけあって、ノートPC用のスリーブもしっかり。

    15.4インチまでのデジタルデバイスが収納と、サイズ的には十分だ。ノートPCを入れないときは、書類、雑誌、書籍にちょうどよさげ。 オーガナイザーもしっかり用意されている。容量はそこそこだけど、スマホやメモ帳、ペン、ケーブル類がちゃんと収められそうな気がする。

    バーチカル(縦)タイプで、付属のバックパックストラップを装着すれば、バックパックとして使える。なんと、ショルダーストラップも付属しており、3Wayでのコーディネートが可能。

    ただ、「3Way方式」って一見便利そうなんだけど、帯に短したすきに長しで、どっちつかずな器用貧乏になってしまうって疑惑がある。 悪くはない…悪くはないのだが、メインのバックパックとして使うには、ちと厳しいという不安がぬぐえない。実物を見ずして悩んだ結果、買わないことにした。

    第4位: booq(ブーク)

    booq Boa squeeze(14,800円)



    2002年にカリフォルニアで生まれたアメリカブランドらしい。レビューを検索しまくっていて見つけたブランド。デザインがユニークだ。各種バッグ以外にも、アイフォンのケースとかアクセサリーも作っている。

    外装(シェル)がかっちりしていて、ノートPCを安心して運べそう。横から見るとアルファベットの「D」のような形状をしているおかげで、紙とか書籍ではない、質量的にかさばるもの(ヘッドホンとか)もすっぽり収まる。収納力は高いのに、デカさを感じさせないシルエットが好ましい。



    しかも、両サイドに大き目のポケットもあって、小物はここにほぼ収まりそうな印象。 よし、Boa squeezeを買おうか…と「購入ボタン」を押し掛けたのだが、第六感が「やめておけ」とささやいてくる。

    なぜだ?形状にも収納力も及第点を余裕で越えているのに、何が不満なのだ?とよくよく自問自答して、外国人のレビューまで読み込んだ結果、その正体を突き止めた。

    なにげに厚みがある」と「デザインの弊害で、床置きできない」の2つ。厚みは自分にとってネガ要素なのだ。すっきりした薄型であるのは譲れない条件なのだ。あと、家や職場で床置きできないのは困る。横に置いて、踏みつけようものならPCがお陀仏だ。そこも妥協できない。

    あと、このサイズだとチェストストラップがほしいところ。

    ということで、すごーく気に入ってはいたのだが、booq Boa squeezeもパスすることになった。

    第3位: MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ)

    Fraction(27,000円前後)

    次に考えたのが原点回帰。「(すでに愛用する)ミッションワークショップにも、バックパックのラインナップがあったではないか」と思い出して、サイトを見てみたら確かにある。

    もともと大容量が自慢のミッションワークショップなので、あえて最小サイズのバックパックを探して見つけたのがFraction(フラクション)。14リットルで薄型なのでちょうどいい。

    ただ、難点が価格。26,000~27,000円はいくらなんでも高すぎる…。他社製品なら2個買えてしまうではないか。むちゃくちゃ性能がよければ価格に目をつぶることも考えるけど、なにげに開け閉めが大変そうなのよね…。

    コンビニで財布出すたびに、2個のバックルをバチンバチンッとするのも面倒だし、マジックテープをびりびりするのも気が引ける。 ミッションワークショップのメッセンジャーバッグ「Rummy」を愛用しているのでわかるのだが、むちゃくちゃしっかり閉まるのはGOODなのだが、音がハンパない。日常用のバックパックでそれは大げさだし、使い勝手悪そうだなあ…と不安になってきた。

    あと、防水性が高いのはけっこうなことなんだけど、ノートPCがあまりにもメインコンパートメントの奥まで突っ込まなくてはいけないので、出し入れがしんどそうにも感じた。

    ということで、基本性能の高さは認めつつも、使い勝手の悪さばかりが想像できてしまい、Fraction(フラクション)とはサヨナラすることに決めた。

    第2位: MAMMUT(マムート)

    MAMMUT バックパック Xeron Commuter(13,000円)



    山登りグッズメーカーのマムートはもともと検索対象外だったのだが、電車の中でスリムなバックパックを持っているビジネスマンを見かけた。それがXeron Commuterだった。

    「へ~、こんなのも作っているんだ」と思って原宿のオシュマンズに行ってみた。 ところが、あまり人気がないのか、飾ってあるのはマウンテンマウンテンしたごっついバックパックばかりで、XERON COMMUTERの実物を拝めなかった。

    なのでウェブを検索しまくってレビューを探したり、画像検索でいろんな角度から検証を試みたのだが、ぜんぜんよさげな情報が見当たらない。 ただ、サイズ的にもジャストサイズで、20リットルにもかかわらずシルエットは薄め。ノートPCスリーブもまずまず頑丈そう。通勤や週末のお出かけには最適な気がした。

    しかし、気になるのがベルクロを開けるだけでメインコンパートメントにアクセスできてしまう点。なんとなく防犯的に不安なのが気になった。背負うものって、死角にはいってしまうので、意外に無防備なんですよね。やはり、ジッパー式でないと怖い。

    もうひとつ、ショルダーストラップがヘニャヘニャに見えてしまい、「PCを長時間背負っていると、肩が痛くなりそう」という剛性の不安にも襲われた。 2週間ほど悩んだ結果、買わない選択をすることにした。

    第1位: incase(インケース)

    City Compact Backpack(11,000円前後)

    「もう、選択肢ないやん…オレ、文句ばっかりやん…」と自分自身の優柔不断さに呆れかけていたのだが、そんなある日、通勤途中に自社社員がオシャレかつ機能的風なバックパックを背負っているのを目撃した。

    どこのブランドかはわからなかったが、遠目からでもミニマム&シンプルなデザインと都会を感じさせる高級感が見て取れた。 背後から近づいて凝視すると、「incase」という文字が。

    「インケースってメーカーがあるのか。しらなかった」と思って、検索したら、1997年にカリフォルニア州(サンフランシスコ)で生まれたブランドだとわかった。 Apple社公認のバッグメーカーらしく、Apple製品の収納、持ち運びに特化したバッグ&アクセサリーメーカーなんですって。

    海外の直輸入でしか手に入らないのかなあと思ったら、なんと国内正規代理店Incase Japan(インケース ジャパン)が設立されていて、同社が輸入販売と卸を担当しているとのこと。ふむふむ。

    しかも、製品開発にはミュージシャン(え?)、アスリート(なぜ?)、インダストリアル・デザイナー(わかる)といった様々な分野のエキスパートの声が反映されているらしい。音楽と運動のプロのこえがどう製品つくりに活かされているかは知る由もないが、とにかく手間ひまかけていることはわかる。

    高さ:48cm、幅:35.5cm、奥行き:12cmとサイズは求めていた薄さを実現している。 ということで、俄然気になりだしたincase(インケース)。手ごろなバックパックを探した結果、City Compact Backpackがサイズ的にベストなような気がしてきた。

    15インチのマックブックがぴったり入るので、自分のASUS(13インチ)は何の問題もない。

    モレスキンのデバイスバッグ バーチカル(縦型)ほどではないが、これなら電車内でもスッキリ使えそう。




    エクステリアデザインのクールさにも一目惚れしたのだが、さらに感心したのは内側。Apple製品の収納と保護に特化したバックパックだけあり、ノートPCやガジェット類を守る工夫があちこちに施されている。

    なにしろ、世間のマックユーザーさんらがかなり手放しで褒めていらっしゃるのだ。 スリーブやポケットは起毛フリース素材でできていて、裸のままPCやスマホを入れても傷がつかない仕様になっている。これもたいへんありがたい。

    さらに!ノートPCスリーブをグルリと囲むように、「360 Protection」というクッションが改造されている。ここまでやるか!という執念が素晴らしい。



    外側のポケットも機能的。深さがある二層構造の外側ポケットと、中がフリース生地で作られたガジェットスペースがある。自分がバックパックに求める「スリムでコンパクト(日常使いしやすい)」、「マウンテンマウンテンしてない」、「ビジネスライク(無機質)すぎない」、「しっかりした生地で作られていて、精密機械を安心して収納できる」のすべてを満たしている。

    しかし!唯一の不安は「現物を手にとって、確認はしていない」こと。アップルストアに行くとか、取扱店を探して出向いてもいいのだが、ホグロフスとマムートだけを探しに2回も原宿に出かけて疲れてしまった。

    まあ、国内外のユーザーさんのレビュー記事を何度も読んでいるうちに、「クオリティ的に間違いない(はず)!」って確信したので、ウェブでポチりました。


    ※チェストストラップが無いのが唯一の懸念…

    もうすぐ届くので、そのレビューは追々書きますね。

    ちなみに、City Compact Backpackを自転車で使う予定はないかな…。汗まみれにするのがもったいなさすぎるので(笑)。数キロの街乗り限定ならアリかもしれないので、自転車で走りやすいかどうかもチェックしますね。



    ロードバイクは基本的にスタンドを有しない。街乗り用の廉価版アルミロードバイクの中には、スタンドもデフォルトで装備された完成車もある。が、例外と考えたほうがいい。ロードバイクとはスタンド無しで扱うものである。理由は極力軽量化のため。 「スタンド無しだなんて ...
    ロードバイクは基本的にスタンドを有しない。街乗り用の廉価版アルミロードバイクの中には、スタンドもデフォルトで装備された完成車もある。が、例外と考えたほうがいい。ロードバイクとはスタンド無しで扱うものである。理由は極力軽量化のため。

    スタンド無しだなんて、困る。どうやって自立させればいいの?

    コンビニとかトイレ休憩できないよう…

    という不安もあるだろうが、実際なんとかなってしまうもの。ダホンのMuに乗っていた頃、軽量化のためにスタンドを撤去してしまったが、べつに困ることはなかったし、今乗っているロードバイクもミニベロもスタンドは無いけれど、何の問題もない。

    IMG_7313_xlarge

    なぜなら、壁とか樹木とか柵等、バイクを立てかけられるモノは世の中にいっぱいあるから。ただし、バイクを立てかける方法にも上手い下手は存在するもので、ヘタな方法だとバイクが倒れてしまうこともある。

    Global Cycling Network
    で、「スタンドの無いロードバイクを壁に立てかける8つの方法」という動画を紹介していたので、翻訳しつつ紹介してみますね。


    8 Magnificent Ways To Lean Your Bicycle




    1 ハンドルバー・リーン(Handlebar Lean)

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    初心者がやってしまいがちなのが、ハンドルバーだけを支点にして立てかけてしまう方法。一点だけで立てかけると、風の影響を受けやすいし、不安定。

    ちょっとしたはずみでヘッドがくるっと90度曲がり、最悪倒れてしまうことがある。倒れなくても、壁にフレームが接触して、傷がついてしまうこともあるのでご注意をば。

    2 アップサイドダウン(Upside Down)

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    街中での駐輪でコレをする人はまずいないが、メンテナンスやタイヤ交換時にひっくり返してしまう方がときどきいらっしゃる。両ブラケットとサドルの三点で支えるので安定性はよいが、反面、ブラケットとサドルが汚れたり、傷ついてしまうこともある。

    やるのであれば、路面がきれいな場所限定になるだろうか。ちなみに、エンデューロ会場で、バイクスタンドが満杯になってしまった場合に、仕方なくひっくり返して自立させているパターンは何度か目撃したことがある。キレイなコンクリート面であれば、一つの方法ではある。

    3 フェンスバー・フック(Fencebar Hook)

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    ハンドルバーの片方を、柵に引っ掛けてしまう方法。これ、できる場所は限られるけど、かなり安定はする。柵が高すぎても低すぎてもダメで、前輪がちょっと浮き上がるくらいがちょうどいい。

    ただし、フォークが柵に接触することにはなるので、乱暴に引っ掛けるのではなく、ゆっくりとフレームにやさしくやってあげてほしい。

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    4 バックホイール・リーン(BackWheel Lean)

    stand4

    経験者が好んで使うワザ。後輪を壁とか樹木に持たれかけて自立させる。 パット見、「え?これでバイクが自立するの?すぐに倒れるんじゃないの?」と心配になってしまうが、不思議とこれで倒れない。

    なお、前輪だけで同じことをしようとしてもうまくいかないのでご注意あれ。

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    5 フロント・リア・コンボ(Front Rear Combo)

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    自分が最も多用する方法がコレ。ハンドルバーとサドルの二箇所を支点にして壁に立てかける。1のハンドルバー・リーン(Handlebar Lean)よりもはるかに安定するのでオススメ。

    ハンドルとサドルがうまく壁に当てられない場合は、オプションとして「ハンドルとリアのタイヤ」の二箇所を支点にするパターンもありだ。

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    6 シート・レスト(Seat Rest)

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    ハンドルバー・リーン(Handlebar Lean)の逆バージョンで、サドルだけを支点にして持たれかけるやり方。これもあまり安定しないので、個人的にオススメしない。無風であっても、ちょっと角度の付け方を間違えると前輪がぐるっと回転してバイクが倒れる。

    ロードバイクを停める際は、二箇所以上の接触ポイントを使って固定すると覚えておいてほしい。

    7 フロア・レイダウン(Floor laydown)

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    バイクを倒しておく方法。バイクスタンドが用意されないイベント会場(ヒルクライムとか)でよく見かけるが、一般道でこれはしないほうがよい。単純に周囲の迷惑だし、大切なバイクを踏みつけられるリスクもある。

    ツールド妻有のスタート会場では、多数の参加者が一挙に押し寄せるので、全員が寝かせていた。マナーを心得て、バイクの価値を理解しているサイクリスト同士であればこういう駐輪方法もさほど不安はない。

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    あと、公園の斜面とか河川敷の土手であれば、バイクを寝かせて休憩することもかまわないだろう。言うまでもないが、バイクの右側(リアディレイラーがあるほう)は上を向かせましょう。

    TIPSとしては、地面に倒す側のペダルを12時の方向に向けてあげること。そのほうがバイクが固定されやすく、ふらふらしない。動画内では、6時側を向いていたが、やや不安定になってしまう。

    8 バイク・バイク・リーン(Bike Bike Lean)

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    バイクとバイクを均等に傾けて、「人の字」を描くように互いに持たれかけて自立させる方法。あまり長時間この状態で駐輪しておくのは得策ではない。他の方法よりも不安定なのは間違いない。

    給水とか、トイレに立ち寄るほんの数分だけ…といった使い方が好ましい。

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    ※マットさんがいちいちドヤ顔を決めるのが、いい意味でイラッと来て良い味を出している(笑)。ぜひ動画を観ていただきたい。


    以上がGlobal Cycling Network で紹介されていた、スタンドが無いロードバイクを立てかける方法だったのだが、「フロント・リア・コンボ(Front Rear Combo)」に並んで自分が多用している方法が紹介されていなかった。

    それが「ペダル・リーン」である。
    ※正式名称であるかどうかはわかりません。自分の造語です(笑)。

    ペダル・リーン(Pedal Lean)のやり方

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    ※ペダルだけで自立させます

    縁石を利用して自立させる方法で、左側のペダルをチェーンステーに並行にするかんじにポジションさせ、ペダルを縁石に乗せるように置く。後輪が地面に接していれば、ペダルが動くことはないのでわりとしっかり自立してくれる。

    とはいえ、この方法も短時間の駐輪に限定した方がいい。ロードバイクだとこの方法でも安定しているが、ホイールが小さくて、ヘッドが回転しやすいミニベロではあまりオススメしない。この方法でタイレル(Tyrell)のCSI を固定したとき、ちょっと目を離したスキに倒れかけて冷や汗をかいたことがある。
    ※あわやフレームに傷がつくとこだった…

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    ※雨天後に走ったので、汚れまくりですね(^_^;)

    それ以来、「ペダル・リーンはロードバイクでしか使わない!(しかも短時間)」って心に決めている。

    以上、スタンドの無いロードバイクを壁に立てかける8つの方法と言いつつ、8+1の合計9つの方法のご紹介でした。
    ヽ(´エ`)ノ

    他にも方法があったら、ぜひコメント欄で教えていただきたい。


     

    なんとなく理解できるが、しっかり腹落ちしていないことがある。それは、「ロードバイクとシクロクロスの差」について。自分がシクロクロスを試乗したことすらなく、「シクロクロスとはこういうものか」と体感していないのが大きいような気がする。 どちらも似たフレーム形 ...
    なんとなく理解できるが、しっかり腹落ちしていないことがある。それは、「ロードバイクとシクロクロスの差」について。自分がシクロクロスを試乗したことすらなく、「シクロクロスとはこういうものか」と体感していないのが大きいような気がする。

    どちらも似たフレーム形状だし、シマノやカンパニョーロといった同じコンポーネントを使うし…目立つ違いは、シクロクロスは「タイヤがワイド」、「ブレーキがキャリパーではない」くらいだろうか。

    シクロクロスは山やダートコースでのレース使用がメインという勝手な先入観もあり、競技レースに出場しない自分は気軽に手を出してよい種類のバイクではない気もしている。

    2015年11月にrapha主催のスーパークロス野辺山を取材させてもらったときに痛感したのだが、「シクロクロスってのは、化物のような脚力と心肺能力が求められるなぁ、自分のようなオッサンにはハードルが高いなぁ」と羨望の眼差しで出場選手を見ていた。

    自転車歴6年の自分ですら近いようで遠いシクロクロスについて、Global Cycling Network がその差を解説してくれていた動画を発見したので翻訳して紹介してみます。


    Road Bike Vs Cyclocross Bike - 5 Key Differences


    ロードバイクとシクロクロスの違い(その1):タイヤの種類と幅

    ロードバイクは23~28cのタイヤを履くのが基本。そして表面はスリック(すべすべ)である。対してシクロクロスは32~35cを履くのが一般的。

    rac

    シクロクロスのタイヤは路面コンディション(砂、土、泥、ダート等)によって使い分けられるよう、いくつものパターンのタイヤがある。タイヤ幅が広くなるということは、乗り心地がよくなり、パンクリスクも低減させられる。

    ロードバイクとシクロクロスの違い(その2):ブレーキの種類

    ロードバイクとシクロクロスの違いとして、もっとも目につきやすいのがブレーキ。ディスクブレーキ採用のロードバイクも増えてきてはいるけれど、もっぱらキャリパーブレーキがまだ主流。

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    ※ロードバイクでお馴染みのキャリパーブレーキ

    シクロクロスでキャリパーブレーキを使うと、クリアランス不足で泥が詰まってしまって使い物にならない。シクロクロスのブレーキはカンチブレーキかディスクブレーキのどちらかになる。 でもって、今のシクロクロスの主流は断然ディスクブレーキだそう。

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    ※これはカンチブレーキ

    ディスクブレーキは制動力も高いし、クリアランスも十分で、泥や砂が詰まってしまう心配もない。ロードレースよりも、全然早いタイミングでディスクブレーキが採用されてきた。

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    ※ディスクブレーキってカッコイイな・・・

    ロードバイクとシクロクロスの違い(その3):ペダル

    ロードバイクとシクロクロスでは、使うペダルが異なる。ロード用のSPD-SL等はシクロクロスには不向き。土や坂を走ることが多いシクロクロスでは、頻繁にビンディングペダルの脱着が発生する。

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    ※両面タイプがオススメ

    いかに素早くバイクにまたがって、瞬時にクリートをはめてスピードに乗るかが勝負の分かれ目なので、片面タイプで装着に手間取ってしまっては、タイムロスになってしまう。

    よって、使われているのはMTB用のSPDとかクランクブラザーズのような、泥が詰まりにくいペダルで、しかも両面脱着できるタイプ。そういう意味では、自分のSPDである(PD-A600)は片面なのでシクロクロスにはまだ不向きということがわかる。

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    ※クランクブラザーズはシンプルさが美しい

    ロードバイクとシクロクロスの違い(その4):ジオメトリー

    自分はシクロクロスに乗ったことがないので、動画内のサイモンさんの言葉をそのまま翻訳するのだが、「乗り比べれば、ロードバイクとシクロクロスの違いにすぐに気づくはず」とのこと。

    シクロクロスのほうが、ホイールベースが短めで、アップライトな姿勢になるそうな。ロードバイクよりも平均時速が遅いので、エアロダイナミクスはさほど重要ではないのが理由のひとつ。そして、アップライトなほうがコーナー等でのバイクコントロールが段違いにしやすく、バランスも取りやすいのがもう一つの理由。

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    ※アップライトな姿勢のほうがコントロールしやすい

    ロードバイクとシクロクロスの違い(その5):ギアの組み合わせ

    ロードバイクのチェーンリングは50-34Tとか、53-39Tが一般的。ハイスピードで走るロードレースならでは。シクロクロスで時速40キロ以上出すなんてことはないので、それほど大きなチェーンリングは求められない。 もっぱら46-36Tくらいが主流で、組み合わせるスプロケットは11-28Tくらいとのこと(もちろん、脚力とコース設定で幅広い選択肢がある)。

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    ただ、シクロクロスではフロントシングルで走る人も少なくない。構造が単純化できるし、軽量化にもなる。

    さらに、フロントシングルにすることの目に見えないメリットのひとつに、「チェーンのテンションを高く設定することができる」があって、そうすることでチェーンが暴れにくく(&外れにくく)なる。デコボコ道を走り続けるシクロクロスにおいて、これは助かる。コメンテーターのサイモンさんも、「僕はフロントシングルで走るのが好み」と話していた。

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    ※こんなコンディションで走ると、チェーンは上下に激しく暴れる

    ただし、フロントシングルで走るということは、ギアが11段しか選べなくなるので、スプロケットのギアはワイドレシオになりがち。それを嫌って、フロントダブルにしてクロスレシオにする選手もいるんですって。ううむ、奥が深い。 


    以上、ロードバイクとシクロクロスの5つの違いをGlobal Cycling Network の動画から翻訳してお届けしました。シクロクロス、1台あれば違った用途にも楽しめそうな気はするのだが、単純に我が家にはスペースが無いので導入は厳しそうである(笑)。


    2015年秋にRaphaスーパークロス野辺山を取材させていただいたときの記事もどうぞ

    Raphaスーパークロス野辺山で、生まれて初めてシクロクロスを生体験した (前編)

    Raphaスーパークロス野辺山で、生まれて初めてシクロクロスを生体験した (中編)

    Raphaスーパークロス野辺山で、生まれて初めてシクロクロスを生体験した (後編)

    「フィアットのアバルト500に、サイクルキャリアを付けたらさぞかしステキだろうな」という妄想に苛まれて間もなく1ヶ月になる。まだアバルトへの恋心は衰えていない。これは本当の恋なのだろうか。それとも一時の気の迷いなのだろうか。 ※車体価格で300万越え(AT)はキツ ...
    フィアットのアバルト500に、サイクルキャリアを付けたらさぞかしステキだろうな」という妄想に苛まれて間もなく1ヶ月になる。まだアバルトへの恋心は衰えていない。

    これは本当の恋なのだろうか。それとも一時の気の迷いなのだろうか。

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    ※車体価格で300万越え(AT)はキツい…

    購入予定も予算もオクサマの許しもない絶望的状況なのは百も承知で、THULE輸入代理店の阿部商会さんに「チンクエチェント(&アバルト500)で使えるサイクルキャリアはありますか?」と質問させてもらったところ、こんなご返事をいただいた。

    チンクエチェント(FIAT500)は年式によりベースキャリアの適合が異なります。1957-1977のモデルは適合なしです。2007-モデルはフット754+スクエアバー761+キット1611+アダプター774(45,000円)があります。 ロードバイクですが、おすすめのサイクルキャリアはThule ProRide598となります。

    おお!チンクエチェントおよびアバルト500に使えるサイクルキャリがが存在するのか。正規代理店のお言葉なので心強い。これはうれしいニュース。

    なお、Thule ProRide598の販売に伴い、従来品Thule ProRide591の販売は終了となる。今後はThule ProRide598に代替わりになるとのこと。カーボンフレーム用のアタッチメント(別売り)もあるそうで、運転中にバイクに横Gがかかったとき対策も万全。しかも、ホイールを外さずにあらよっと載せるだけなので、積み下ろしが超絶楽ちん。

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    なんだかんだ言って、両ホイールを外し、ホイールをトランクに積み、フレームをひっくり返して後部座席に慎重に乗せ、ぐらつかないようにゴムバンドでぐるぐる巻きにする一連の作業は面倒なの。

    あさイチで会場に集合しなければならないエンデューロとかロングライドのイベントの前日は夜中に機材を一式準備し、車に詰め込んでおく習慣なんだけど、バイクを積む作業が地味に時間を食ってしまうのよね。これが解消されるのはありがたい。

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    阿部商会さん、ご回答ありがとうございました!アバルト500を購入できた暁には、Thule ProRide598のお世話になります!
    m(_ _)m


    ところで、商品ページを見ていて気づいたのだが、TH598(シルバー)が¥28,000(税抜)で、TH598B(ブラック)が¥32,000(税抜)である。カラーの違いだけでなぜに4,000円も差がつくのだろう…。特別な塗料?(んなわけないか…理由は不明)

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    あと、Thule ProRide598しかソリューションがないのかと思っていたらそうではないようで、ブログのコメント経由でいくつか方法をご指導いただけた。それもあわせて紹介したい。 コメント欄で教えてもらったモノがこちら。

    三重県は鈴鹿市にある、カーキャリア・ルーフボックス・ルーフラックのプロショップ有限会社谷川屋さんの商品である。 商品名は「THULE TH561 アウトライド」。ん?THULEの製品であれば、サイトにも掲載されているのだろうか?(探したらあった)

    THULE TH561 アウトライドを実際にお使いの方から、お写真を提供いただいた。うーむ、前輪を外すほうが、バイクの重心が下がって安定するような気がするのは気のせいかな。このスタイルも悪くないな~。

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    ※アバルトにロードバイクが載ると、超カッコイイ!(写真提供:mako555さん)

    Thule ProRide598はホイールをはずさず、そのまま屋根に積めるのに対し、THULE TH561 アウトライドは前輪を外す必要がある。ホイール1個ならトランクに入れれそうだし、大きな問題にはならなそう。それぞれのメリットとデメリットが気になるので、別途調べてみようと思う。

    両方のスペックも掲載しておこう。

    Thule ProRide598のスペック

    • 積載重量(kg) 20kg(自転車1台あたりの許容最大重量)
    • 重量(kg) 4.2 kg
    • 28,000円(シルバー)
    • 32,000円(ブラック)

    THULE TH561 アウトライドのスペック

    • 積載重量(kg) 17kg(自転車1台あたりの許容最大重量)
    • 重量(kg) 2.5 kg
    • 22,000円(消費税別・本体価格)

    ただ、THULE TH561 アウトライドの商品ページには気になる注意事項があって、「フロントフォークエンドのハブ形状・サイズによっては積載できないサイクルもあります。フルカーボン製のフロントフォークは積載できません」とのこと。

    むむ、フルカーボン製のフロントフォークがNGということは、BOMA の Refale もタイレル(Tyrell)のCSI もNGということになってしまう…のか? もしそうであれば、Thule ProRide598のほうが安心だ。しかも、カーボンフレームを傷めない、ソフトパッド式のホルダーになっているのは安心できる。 (迷う…)


    そんなわけで、不毛(かもしれない)理想のサイクルキャリア探しの旅は続きます。いつかアバルト500が買える日を夢見て…。

    前回、ミニベロ(ダホンのMu)でジュニアスプロケットを愛用していた話とそのインプレッションについて書いた。 今回はロードバイク(BOMA の Refale)で使ってきた「12-25T(CS-6800)」と「「11-28T(CS-5800)」のスプロケットの比較について。 無難な「12-25T」をまず ...
    前回、ミニベロ(ダホンのMu)でジュニアスプロケットを愛用していた話とそのインプレッションについて書いた。

    今回はロードバイク(BOMA の Refale)で使ってきた「12-25T(CS-6800)」と「「11-28T(CS-5800)」のスプロケットの比較について。

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    無難な「12-25T」をまずは選択

    BOMAは完成車販売をしておらず、すべてフレームから組んでいく方式。2014年1月に購入した当時、デュラエースで組む度胸はなかったので、まずはフル・アルテグラで組むことにした。

    トップギアに関しては、豪脚でもないし、レースでぶん回す乗り方もしないので11Tは捨てて、12Tで十分と判断。ローギアは23Tだと(見栄えは良いが)登りがキツい。かといって28Tはサイズが大きくなってルックスがいまいち。そこで中間を取って25Tに落ち着いた。

    という思考を経て、人生初ロードバイクは「12-25T(CS-6800)」で始めることに決めた。ちなみにギア比は「12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25」である。

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    「12-25T」のインプレッション

    トップを12Tにしておいたことは正しい判断だった。12T、13Tですらめったに使わないので、11速は不要だった。エンデューロレース等で、サーキットコースの下りでぶん回して時速50キロを越えると、ようやく12Tを回しきってしまうことがある。

    しかし、それもほんの一瞬のことに過ぎない。それ以外のシチュエーションで11Tがほしいと思った瞬間はない。ちなみにBOMAのチェーンリングは「50-34T」のコンパクトクランク。

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    ※50-34Tのコンパクトクランクです

    三本ローラーでけっこうがんばって回しても、トップの12Tを使い切ったことはない。使うのはせいぜい8速(15T)か9速(14T)までで、10速(13T)と11速(12T)は無縁。なお、ふだん三本ローラーを回すときは、時速30~34キロの間で漕いでいる。

    ぶん回すというよりは、淡々と回す…程度のペースである。もっと高速でトレーニングする方だと、トップに11Tが欲しくなる可能性はあるね。

    ヒルクライムでは、「12-25T」が不満

    平地巡航や少々の坂しかない街乗り(埼玉県内&東京都内)ではなんの不満もない「12-25T(CS-6800)」だけど、激坂ではしんどい。登りが得意な方は25Tでも大丈夫らしいが、自分はアップアップ。

    1~2時間もの長時間、ひたすら登り続けるヒルクライムでは、筋肉ではなく、ケイデンスを高めにして心肺機能で登る必要がある。さもないとあっという間に疲労が溜まってしまう。

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    これまで登った峠は、白石、山伏、定峰等の秩父の山々。その他にもヤビツ、箱根、美ヶ原、奥多摩、物見山、嬬恋、子ノ権現、妻有等を登ってきたが、そのすべての場所で「もう1枚ギア(28T)があれば…」と思っていた。

    25Tでなんとか誤魔化しながら登ってはきたが、子ノ権現坂でついにギブアップ。自分の脚力では25Tで子ノ権現無理ということがわかった。

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    重すぎるギアで登って筋肉痛に

    2015年に参加したツールド妻有の120キロのヒルクライムイベントでも、「28Tがないと身体がボロボロになるぞ」と思い知らされた。走行距離が120キロで、獲得標高が2,600メートルあるツールド妻有は、ほぼ終日登っては降りるをひたすらに繰り返す。

    元気な序盤は25Tで問題なくても、70キロを過ぎたあたりで徐々に疲労がたまり、25Tを回すのが苦しくなる。「もうコレ以上軽いギアがないのか…」ってわかった上で登るのって、精神的も辛いし、脚にも来る。

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    ※終りが見えず、延々と続く坂はペース配分が難しい

    とくに長距離のヒルクライムでは、筋肉をなるべく使わずにケイデンスを高めて心肺で登るべきなのだが、それを知っていても軽いギアが選べなければ、重いギアで筋肉をいじめて踏むしかない。

    昨年のツールド妻有では、筋肉痛のせいでイベント終了後にホテルの階段を登るのが辛、ペンギンのようによちよち歩きしかできなかった。筋肉痛は翌日も続き、リカバリーで軽く走ることすら無理だった。今年はそれは避けたいと思い、もう1段軽い「11-28T(CS-5800)」を導入しようと決心したわけ。

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    28Tのおかげで筋肉痛ナシ!

    2016年のツールド妻有の詳細はこちらに書いたので省略するが、結論から述べると、「CS-6800 11-28T(11速)のおかげで筋肉痛がゼロ」。昨年よりもはるかに快適に完走できた。レース後もふつうに歩けたし、筋肉も痛くない。これはハッキリとした差となって現れた。

    ツールド妻有での最大の難所のひとつ、ラスト7~8キロあたりで登場する激坂がある。10数%の急な斜面が延々と続き、休みどころがない場所だ。 「坂を登りきったところでカレーライスが振る舞われるあそこ」といえば、参加された方々は「ああ、あのキツいとこね」とピンとくるはず。
    ※難所だらけなので、どこが最大とは言いにくいが(笑)

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    ※ココが問題の坂


    ツールド妻有における最後の坂とあって、ここにたどり着くまでにかなり消耗しきっている。115キロほど走ってからの激坂は本当にしんどくて、漕げども漕げども進まず、頂は遠く、心臓が口から飛び出しそうになる。

    昨年、12-25Tで挑んだときはたまらず足をついてしまい、50メートルほど歩いてしまったのだが、今年は28Tのおかげで(息も絶え絶えではあったが)足をつかずに登り切ることができた。「ありがとう、28T。君のおかげだ…」という感謝の気持ちでいっぱいになった。

    いけるところまで25Tでいき、保険として28Tを残しておく走りをすることで、「28Tがオレには残されているんだぜ…使おうと思えば、いつでもシフトダウンできるんだぜ…フフフ」という精神的余裕を持つことができたのは大きかった。

    ツールド妻有後も「11-28T」を使い続けることに

    イベント終了後は「11-28T(CS-5800)」から、元の「12-25T(CS-6800)」に戻すつもりだったが、いまのとこそのまま。今後も頻繁に坂を登るつもりだし、その都度スプロケットを脱着するのもめんどうなので、当面「11-28T」で過ごしてみることにした。

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    なお、「11-28T」と「12-25T」をギア比を比較するとこんな感じ。

    11-28T(105)

    11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T

    12-25T(アルテグラ)

    12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25


    11-28T(CS-5800)」には15Tと18Tがないのが殘念なポイントではあるが、今のところ山以外のシチュエーションでも違和感、使いにくさは体感していない。街中や(平地メインの)ツーリングではたして「11-28T(CS-5800)」で支障がないか、「12-25T(CS-6800)」のほうがベターなのか、結論はもう少し検証を重ねてから下そうと思う。
     

    初めてロードバイクを選ぶとき、ほぼ100%の人が「カーボンにすべきか、それともアルミでいいのか」と素材で迷うことだろう。 10万円単位の高額な買い物なのだから迷って当然。自分は2014年1月にBOMA の Refale(リファール) を買ったんだけど、どのフレーム(メーカー&素 ...
    初めてロードバイクを選ぶとき、ほぼ100%の人が「カーボンにすべきか、それともアルミでいいのか」と素材で迷うことだろう。

    10万円単位の高額な買い物なのだから迷って当然。自分は2014年1月にBOMA の Refale(リファール) を買ったんだけど、どのフレーム(メーカー&素材)にするかで半年近く悩んだ。

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    メーカーの話は今回は置いといて、素材に限って書くと、カーボンへの憧れが8割、アルミとクロモリも捨てがたいという気持ちが2割、といったかんじだった。

    カーボンのほうがいいよとさんざん吹きこまれていたので、深く考えることなく「そうなのか。じゃあカーボンで」って思考になっていたんだけど、同時に「でもカーボンは壊れやすいって聞くし…、耐久性はどうなのかなあ」って不安もなくはなかった。

    だから、一瞬クロモリにも心は揺らいだもんね。「一生モノって言うし、細身の鉄パイプの美しさも捨てがたいかも」と、パナソニックのPOS(パナソニックオーダーシステム)でORCで行こうかなって真剣に考えたこともある。

    orc
    公式サイトより引用

    カーボンではLOOK、FeltのARシリーズも検討した。夜な夜な画像検索して人様のバイクの画像を検索しては、よだれを垂らしていたのもいい思い出(笑)。

    自分がいかにしてアルミでもクロモリでもなくカーボンで組むことを決意したか、なぜBOMAを選んだのかは以下の記事を読んでいただくとして、「アルミとカーボンはいったいなにが違うのか?具体的にどんな差があるのか?」はロードバイク選びの永遠のテーマだ。

    めっちゃ関連する記事

    紆余曲折を経て、オレサマの欲しいロードバイクがとうとう決まった

    【ロードバイク購入記】 BOMA の Refale に決めるまで(意思決定編)


    【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(見積もり、注文編)


    【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(その他パーツ編)


    【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(納車&インプレ編)



    さて、Global Cycling Network
    がそんな疑問を解消してくれる動画を紹介してくれていたので、翻訳してお届けしたい。

    Carbon Vs Aluminium Bikes | What's The Difference On The Road?


    カーボンはアルミより優れているという考えが一般的。少なくとも価格的にはカーボンのほうが上を行く。でも実際にコンポーネント、タイヤ、タイヤ圧、サドル、ハンドルバー等のフレーム以外の条件を同じにして、乗り比べて実験した方はほとんどいないだろう。

    Global Cycling Network ではそれを実行したのだ。さて、結果はどうだったのか・・・?

    dan&simon
    ※左がダンさん(アルミ)、右がサイモンさん(カーボン)

    用意されたのはトレックのエモンダSL6(カーボン)とALR6(アルミ)でコンポーネントはアルテグラ、タイヤはボントレガー。どちらもロードバイクショップに吊ってある、いわゆる完成車である。

    このバイクをダンさんとサイモンさんで1時間づつ乗り比べ、カーボンとアルミの差を発見しようというわけだ。

    dan&simon4

    価格

    カーボンの価格はこなれてきたとはいえ、アルミよりはお高い。フルカーボンの完成車が20万円前後で手が届くのに対し、アルミであれば同等のコンポで14~15万円で買える印象。(個人的な感覚値です)

    とりあえずロードバイクを始めたいけど、なるべく価格は抑えたいって人であれば、アルミを選んでおくのがいいだろう。ただ、これも考え方次第では積極的にアルミにするって方法もあって、カーボンとアルミの完成車で値段が同じ場合、アルミバイクのほうが1クラス上のコンポーネントがアッセンブルされている(ことが多い)。

    dan&simon2

    たとえば、「カーボンフレームだけど、コンポはティアグラ」に対し、「アルミフレームに105」って差ね。フレームが安いぶん、グレードの高いコンポがあてがわれるというわけ。

    カーボン完成車なのにびっくりするほど安いってのもあって、そういうのはたいてい安いコンポーネントと重いホイールで組まれていることがほとんど。リアディレイラーとシフターは105だけど、クランクはFSAでフレーキはノンブランドとかね。あと、フロントディレイラーとリアディレイラーでグレードが違うってこともあったりする。安いってことは必ず理由がある。安いには必ず理由があるのだ。

    07 HDR-2

    ちなみに、アルミフレームを買ったローディや、軽い気持ちでアルミのクロスバイクで妥協した周囲の友人らは、1年越えた頃に「ロードバイクにしとけばよかったなぁ」と苦笑している比率が高い(笑)。

    快適性

    「カーボンはアルミより乗り心地がいい」というフレーズ、たいていの方が耳にタコができるほど聞いたことがあると思う。しかし、本当にそうなのか?科学的に証明できるのか? ダンさんが動画で語っていた衝撃のセリフがこちら。

    僕の友人の科学者が、「アルミとカーボンでのロードバイクの乗り心地調査」をしたんだけど、カーボンのほうが優れているって結論には至らなかった。

    科学者の彼が言うには、タイヤ、空気圧、サドル、シートポストの影響度合いのほうがはるかに大きく、アルミとカーボンの材質そのものだけでもって快適性を数値化することは不可能という結論に達したそうだ。

    これは驚きだった。自分は体感的にカーボンのほうが乗り心地がいいとは思うけど、ハッキリと断言できるかと問われたら、「うーん、よくわかんない(´・ω・`)」って答えるかも。 「カーボンのほうがきっといいに決まっている、だって皆がそう言っているから」ってプラシーボ効果もないとは言い切れない。

    ダンさんとサイモンさんはアルミとカーボンのロードバイクにそれぞれ1時間づつ乗り比べてみたんだけど、ダンさんの意見としては、「ほとんど違いは感じ取れない」であり、サイモンさんは「カーボンのほうが若干乗り心地がいいね」と回答している。

    dan&simon3

    ただし、サイモンさんは「乗り心地をうんぬんするなら、フレームの素材をどうこうするより、幅広のタイヤを履いてちょっと空気圧を下げたほうがよほど効果的ではある」ともコメントしている。

    硬さ

    硬さは反応の良さとかコーナーリングでブレないか等の効果に繋がるので、フレームのキャラクターの差が現れる部分。高いカーボンフレームは反応が良いと形容されることが多いけど、それもじっくりと比較してようやく分かるレベル・・・でしかない。

    重さ

    同じコンポーネント、同じタイヤをつけたロードバイク同士であれば、一般論としてカーボンのほうが軽い。動画内では、トレックのエモンダSL6(カーボン)が7.58キロ。ALR6(アルミ)は7.87キロでその差は約300グラム。
    ※コンポーネントはアルテグラ、タイヤはボントレガー。

    300グラムがどの程度の速さの差を生むかというと、1000分の1秒を競うトップレベルの選手ならまだしも、一般サイクリストの我々はぜんぜん気にしなくてよい。 もちろん、軽いほうがよりラクに走れる(&登れる)のは事実だし、所有欲は満たされる。

    300グラムの軽量化のために大金を投じるもよし、そんな金があるなら他のことに使うわって考えてもOK。良し悪しではなく、好き嫌いと個人の価値観で決めればいい。

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    ルックス

    アルミ、カーボンでのルックスの差はあるといえばあるし、ないといえばない(笑)。最近のアルミフレームは継ぎ目もシームレスになっていたりして、パット見だけでは判別がつかないこともある。

    素材がカーボンだからかっこ良くて、アルミだからカッコ悪い…なんてことはまったくない。ルックスに関して言えば、素材のことはいったん脇においておきて、「純粋に好きなデザインかどうか」で評価してみて欲しい。恋に落ちやたフレームがアルミなら、そのフレームで幸せになれると思う。

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    ※アルミだけどむっちゃ愛着あるCSIのフレーム

    カーボンのほうが優れているって風潮がわりと蔓延していると感じるんだけど、個人的には 「好きなデザインのアルミフレーム > 好きになれないカーボンフレーム」 だと思うの。素材が良くても、惚れられないフレームでは乗る気が失せる。逆もまたしかり。

    自分のミニベロ(タイレルのCSI )はアルミ製でシートステーとチェーンステーとフォークがカーボンなんだけど、むちゃくちゃかっこいいいって思っているし、アルミであることの引け目とか負けた感(?)は微塵も感じない。

    タイレル(Tyrell)のCSI を走らせているときは、この上ない幸福感に包まれている。今、CSI以外に所有したいミニベロはなく、CSIを何年にもわたって大事に乗り続けたい。心底そう思っている。

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    話があちこち脱線したけど、言いたいことはただひとつ。アルミとかカーボンとか、気にはなるだろうけど、いったん買ってしまえば素材のことなんて気にしなくなり、ただ純粋に愛車と走ることが楽しいって思うようになる。だから、延々と悩まずに、えいやって決めてしまっていいと思うのだ。

    素材はないがしろにはできないけど、ぶっちゃけどれで走ってもサイクリングは楽しいものである。

    関連しまくるので、合わせてどうぞ( ^^) _旦~~

    紆余曲折を経て、オレサマの欲しいロードバイクがとうとう決まった

    【ロードバイク購入記】 BOMA の Refale に決めるまで(意思決定編)


    【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(見積もり、注文編)


    【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(その他パーツ編)


    【ロードバイク購入記】 オレサマがBOMAのRefaleに決めるまで(納車&インプレ編)

     

    2016年3月とちょっと前だけど、ITmediaビジネスオンラインで、ローディとして興味深い記事を見つけた。↓ 一周して最先端、オートマにはないMt車の“超”可能性(ITmediaビジネスオンライン) AT全盛の自動車業界において、マニュアル車の魅力と性能が再評価 ...
    2016年3月とちょっと前だけど、ITmediaビジネスオンラインで、ローディとして興味深い記事を見つけた。

     一周して最先端、オートマにはないMt車の“超”可能性(ITmediaビジネスオンライン)

    AT全盛の自動車業界において、マニュアル車の魅力と性能が再評価されていることが書かれているのだが、自分も「マニュアル車はもっと評価されて良い」と思っている一人。

    けっこうな数がシェアされているところを見ると、マニュアル車に興味のある潜在層が実はたくさんいるのかもしれない。で、マニュアルの良さ&楽しさはロードバイクで存分に味わえるというお話し(に強引につなげる)。

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    マツダ車のマニュアル販売比率がものすごく高い

    マニュアル車に乗る人は圧倒的に少ないけど、メーカーも努力はしていて、トヨタの86で、ホンダのS660、マツダのロードスター、スズキのスイフトなどがさっと頭に思い浮かぶ。 記事ではマツダについてくわしく書かれていて、驚いたのが意外に高いマニュアル車の販売比率。

    • アテンザ 10%
    • アクセラ 10%
    • デミオ 7%
    • CX-3 7%
    • ロードスター 75%
    ※CX-5にだけマニュアル設定がない

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    ※こちらはCX-3

    ロードスターだけ75%と突出しているが、キャラクター上「まあ、そうだよね」という感覚。しかし、アテンザ(Dセグメントセダン)の10%がマニュアルというのは、ちょっと信じられない高い数字だ。あんな大きなセダンをマニュアルで乗る層が一定数いるということか…。

    MTの魅力はドライブトレインのダイレクト感

    筆者さんは、MTの面白さについてこう書かれていた。

    MT派の人たちの意見の多くは「意のままに操れる」というものだ。変速のタイミングやギヤのセレクトが自由という意味だと思われる。それはそれで間違いではないと思うが、実はMTの最大の魅力はドライブトレーン全体のダイレクト感だと筆者は思っている。

    アクセル操作でおこなうクルマの進路調整のダイレクト感において、MTは極めて優れているそうな。ATが特定の場面においてMTに肉薄することはできても、MTを越えることはできないとのこと。

    つまり、アクセルによる挙動コントロールのリニアリティの理想型はMTなのだ。前述した「意のままに操れる」快感があるとしたら、この挙動変化の自在さにこそ最も意味があるのだと思う。

    車のマニュアルと、ロードバイクのギアを同列に並べるのはちょっと違う気もするけど、挙動変化の自在さってフレーズはすごく腑に落ちる表現だった。

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    ※チンクエチェントの内装

    ローディはすでにマニュアルの楽しさを知っている

    クルマを運転しない方、もしくはクルマに興味のない一般女性だと、「マニュアルって、バスの運転手さんがコキコキ動かしているアレのことだよね。常時ギアを手作業で動かす意味がわかんない。マニュアルに良さなんてあるの?」って首を傾げるかもしれない。

    でも、ロードバイクに乗っている時点で、無意識のうちにドップリとマニュアル操作の楽しさが身に染みているはず。自力で走るロードバイクは、クルマよりはるかに頻繁にギアチェンジをする。

    道路状況、斜度、疲労具合い、出したいスピード……10~11速のギアを備えたバイクであれば、ほぼどんな状況にも適したギア比が選べるのがよいところ。

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    ちなみに自分の愛車(フィアット・パンダ)はATだが、MTっぽさを残したシングルクラッチのメカ。マニュアルチックな変速が面白い車である。 さらに、記事にはこう書かれていた。

    「人は誰しもチャレンジすることが楽しい」ということだ。ゲームでもスポーツでもそうだが、あまりに一方的な展開になると人は興味を失う。簡単過ぎても難しすぎても、退屈だったり屈辱的だったりしてやる気になれない。だが、適度な歯ごたえのある攻略対象に向上心を持って臨めるとき、それは興奮の対象になる。米国の心理学者、ミハイ・チクセントミハイはこれを「フロー体験」と名付けた。

    そうなのだ。ココを読んで思わず膝を叩いた。マニュアル操作は純粋に楽しいのだ。そして、ロードバイクの運転もまさしくそれなのだ。

    ロードバイクはとっくに10速化している

    同じく、ITmediaビジネスオンラインにこんな記事もあった。

    ついに「10速オートマ」の時代が始まる (ITmediaビジネスオンライン)

    ホンダが10段ギヤを持つトルコンステップATを準備中という記事。これまで最も多段化が進んでいたのはダイムラー(ベンツ)の縦置き9段とZFの横置き9段(2013年登場)らしく、そういう意味では「ついに自動車の二桁超多段化が実現するのか!」という気もする。

    でも、ロードバイクはとっくに11段化しているのよね。しかも、フロントディレイラーを加えれば、20~22段にまで増える。そういう意味では、クルマよりもロードバイクのほうがなお一層リニアな走りを体感できるスーパーマシンというわけだ。

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    余談だが、クルマに興味ゼロのオクサマは、自動車のギアが一般的に何段くらいあるのかを知らない。彼女はそういった概念を超越してクルマを運転する。で、「オートマ限定」免許なので、問答無益で我が家の車はオートマになってしまう。

    これまでインプレッサ(1994~2000)、ゴルフ(2000~2007)、ポロ(2007~2014)、パンダ(2014~)と乗り継いできたのだが、ギア数を気にすることなく、ただアクセルとブレーキを漫然と踏むだけの運転を繰り返してきた。(今もだが…)  

    そんなオクサマも、ボードウォークにはリアに10速あって、フロントに2速、合計20段のギアが選べることは(ようやく)認識してくれた。


    (´・ω・`) 「クルマのギア数は5~6段がいまだに主流なので、20段ものギアを持つ自転車がいかにすごいかわかる?パンダは5速、ポロは6速、信じられないかもしれないけど、ゴルフIV なんて4速だったのよ」

    J( 'ー`)し 「えええっ!?クルマってそんなもんしかギアがないの?ロードバイクの圧勝じゃん」

    (´・ω・`) 「そうなの。ボードウォークはフロント2段、リア10段なので20段のギアが選べるのよ」

    J( 'ー`)し 「超ハイテクじゃん。ボードウォークやべぇ」

    (´・ω・`) 「だからボードウォークに乗るときはスプロケットとリア&フロントディレイラーのことも少しは思い出してね。ちなみにノーマル状態のボードウォークは7速だったのよ」

    J( 'ー`)し 「オーケー」

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    「最近、ほしいマニュアル車がないな~」って不満を抱えている方がいれば、ぜひ11速化したロードバイクに試乗してみてほしい。その場でロードバイクの楽しさにハマってしまうこと請け合いである。

    サイクリングにハマると気がつく15の事実を前・中編と書いたので、今回で締めくくり。 元ネタは英国の女性専門サイクリスト情報サイト、Totalwomenscycling.comの「15 Things that Happen When You Start Cycling」という記事です。>> 前編はこちら >> 中編はこちら 1 ...
    サイクリングにハマると気がつく15の事実を前・中編と書いたので、今回で締めくくり。

    元ネタは英国の女性専門サイクリスト情報サイト、Totalwomenscycling.comの「15 Things that Happen When You Start Cycling」という記事です。

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    11.自転車(愛車)が恋人になる

    男性は自分の愛車を「相棒」とか「愛車」と呼ぶ人が多い。機材に愛着心をもって、大切に扱うのはどうやら女性も同じのようだ。 掃除したり、摩耗した消耗品を交換したり、バーテープの色を変えてお色直ししたり、ロードバイクにはまるほどに自転車にかける手間とお金はドンドン増す。

    自分の印象では、女性よりも男性の方がはるかに「愛車=恋人」とみなす傾向が激しいような気はする。自分はリビングに飾るタイレル(Tyrell)のCSI 、寝室に置いてあるBOMA の Refale を、「この角度が一番映えるのぉ~」と思いながら見つめるのが好き。

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    ※自転車というものは、たいてい斜め後ろからが美しい

    対照的にオクサマはぜんぜんその傾向はなく、自転車で出かけるのは好きでもバイクのパーツ、見た目にはほぼ無関心。そういう意味では、彼女はボードウォークをただの機材としか見えていないようだ。


    12.家が自転車化していく

    これ、サイクリストと非サイクリスト間で100%問題になる案件。サイクリストにとって、自転車は家に保管するのが当たり前。しかし、そうでない人にとって自転車は外に置いておくものという認識。

    たとえるならば、サイクリストは愛車を「ノートパソコン」のように扱うのに対し、非サイクリストは「自転車=靴」のように考える。オクサマも、ダホンのMuとボードウォークを購入した直後は自転車をリビングに保管することに強い抵抗感を示した。

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    ※いまでは3台並べてリビングに置いてます。人間、何事も慣れです


    自転車なんて汚い機材を生活空間に置く?とんでもないわ!」というわけだ。

    「高いものだし、盗難防止と劣化予防のため」と説明してようやく納得してもらえたが、「折りたたみ自転車なんだから、ちゃんと畳んで、なおかつタイヤを毎回濡れタオルで拭く」ことを条件にようやく許しが出た。

    寝室にBOMA の Refale を置こうとしたときとか、三本ローラーを回そうとしたときは 「百歩譲ってリビングはOK出したけど、寝室で布団の真横でバイクを漕ぐってなんなの!あまつさえロードバイクを恒常的に寝室に置く?ふざけんのもたいがいにしなさいっ!」 って半ギレされたもんね。

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    布団のおかげで落車しても無事だった。布団の真横での三本ローラーはオススメです


    まあ、互いの自転車熱が高まるにつて、なし崩し的にすべてが認められたのだが。自転車への理解が進めばたいていのことは許されるので、根気よく説得しつづけよう。ちなみに説得には2年ほど要しました。


    13.掃除が楽しいと感じるようになる

    バイクいじり、機材いじりが好きになる傾向は男性の方がずっと激しいと思う。車と同じで、洗車して愛車がみるみるキレイになっていく様を見るのはうれしい。(汚れたバイクを家に持ち込むとオクサマに怒られるということもあるが…)

    車は洗車マシーンに通すとお金がかかってしまうけど、自転車ならほぼタダのようなもの。洗剤やパーツクリーナーは一度替えば長期間持つし、チェーンオイルなんて、かなりこまめに使っているけど、3年かかってもまだ残っている。

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    この傾向は少なくともオクサマには1ミリも当てまはらない。掃除にもカスタマイズにも興味はゼロ。掃除、メンテナンス、カスタマイズ、空気圧チェック、クルマへの積み下ろし、組み立て&折りたたみ、すべて自分の担当。オクサマは乗るだけ。

    「ボードウォークのリアディレイラーはアルテグラ(6700系)なんだぞっ、バーコントローラーは地味にデュラエースをおごってあるんだぞっ、ホイールはFOREX Pro だし、クランクとチェーンリングとシートポストはKCNCの軽量アルミを採用してある、すごいミニベロだって思ってよねっ」と説明しても、「それがどうかした?」と暖簾に腕押し状態。もうちょっと感謝してほしい…。

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    ※先日、ボードウォークを完全ブルホーン化しました。その報告とインプレは後日


    14.次第に機械いじりができるようになってしまう

    掃除ができるようになれば、今度は自分でちょっとした日常メンテへの興味も生まれるものだ。自分でいじれる範囲が増えてくれば、ソロで走ったときにトラブルに遭遇しても自力で復帰できるし、故障箇所が特定できるようになる。

    「不調箇所が特定できる」のってじつはとても重要で、オクサマのようにまったくいじれない&パーツの名前すら知らないと、「なんとなくオカシイけど、なにがオカシイのかわからない。とにかく、なんだか変なんです」となり、ショップ店員さんに状況説明ができない。

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    ※(知識も用語も知らない)オクサマは単独ではメカニックさんに状況説明ができない


    自力で何も解決できないオクサマの場合、ソロで走るのは無理だし、本人もそのことは重々承知している。しかしソロで走れないと、自転車の楽しみは半減してしまう。気軽にマイペースで誰にも気を遣わずに走れるのがソロの醍醐味なのに、彼女は「(トラブル対処できないがため)夫が一緒でない限り、出かけることができない」のだ。

    女性の方でも、せめてパンク修理とアーレンキーの使い方(ブレーキ調整)くらいはできておくほうがいいと思う。

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    15.自転車から離れるのが寂しくなる

    自転車に1週間乗らないと、とたんに寂しくなるもの。個人差はあると思うが、自分は1週間乗れないと禁断症状が出る。理想は2~3日に1回乗る…だがさすがに平日はなかなか乗れない。

    天気の良い日はタイレル(Tyrell)のCSI で通勤するんだけど、これは精神衛生上とてもよろしい。片道26キロ(川口市~五反田)は自転車通勤の距離としてはやや遠い部類に入り、1時間40分ほどかかる。

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    ※通勤途中の駒込駅前にて

    電車通勤よりも時間はかかるけど、仕事前と仕事後に大好きな自転車でリフレッシュできるのが自分にとっては大切な時間。とくに帰宅時間が楽しみになってるくらい。夏は夜風がちょうど気持ちよくって、電車よりも快適だって思うほど。

    満員電車と違って、ひとりきりになれる時間でもあるので、肉体的にはそこそこ疲れるはずなのに、気分はスッキリする。あと、寝付きも格段によくなるね。

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    ※夕方の都内を走るの、けっこう好きです
     

    以上、 サイクリングにハマると気がつく15の事実を3回に分けてお届けしました。
    m(_ _)m


    >> 前編はこちら 
    >> 中編はこちら

    人がロードバイクやミニベロと恋に落ちると人はどう変化するのか? Totalwomenscycling.com に「サイクリングにハマると気づく15の事実」という記事があったので翻訳して前中後編の3回にわけてご紹介する今回は中編です。 >> 15 Things that Happen When You Start Cycling ...
    人がロードバイクやミニベロと恋に落ちると人はどう変化するのか? 

    Totalwomenscycling.com に「サイクリングにハマると気づく15の事実」という記事があったので翻訳して前中後編の3回にわけてご紹介する今回は中編です。

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    >> 15 Things that Happen When You Start Cycling

    6.気が付くと、自転車談義しかしていない

    自転車は奥が深いマニアックな世界なので、知れば知るほどわからないことが出てきて、知らなかった事実に気づく。人と話していると、常に驚きや発見がある。

    自転車って、車と違って「まったく同一の車両がほぼ存在しない」世界。フレームは同じでも、コンポーネント、ホイール、タイヤ、サドル、ペダル、ライト、サイコン、バーテープがかぶることはなかなかない。だからこそ話すことが尽きないのだ。

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    自分が知らないパーツを使っている人からは「実際に使ってみてどうだったか」のインプレッションを聞かせて欲しいし、他人から自分のバイクやパーツの感想を求められたら、喜んで情報提供する。かくして、自転車好きが集うと会話が延々と続くよ(笑)。

    7.女性用の可愛いサイクリングウェアに目を奪われる

    女性はやはり同性のサイクルウェアが気になるようだ。オクサマはこれまでずっと普段着で自転車に乗っている。サイクルウェアを欲しがったことは一度もない。なぜかを一度聞いたことがあったんだが、「ハデハデなデザインがちょっと…もうちょっと落ち着いた色とラインのウェアはないのかな」と話していた。

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    ※そのかっこうでサイクリングはしにくいのではないかと思うのだが…

    彼女が言っているのは、男性向けの原色系ウェアのこと。サイクルウェア売り場に行ったことがないせいで、最近は大人向けの女性ウェアも充実していることを知らないらしい。 今度、連れて行ってみることにする。

    8.自転車は用途に分けて複数台数を使い分けるのだと知る

    これ、自転車にハマると確実に陥る落とし穴である。複数台ほしくなるのだ…。自転車に理解のない頃のオクサマは、なぜミニベロとロードバイクの2台が必要か、まったく理解できていなかった。

    「どちらも走るんだから、1台でどこでも行けばいいじゃない?」 というシンプル&間違いのない言い分である。しかし、自転車は靴やカバンと同じで、TPOに応じて使い分けるものなのだ。

    ポタリングしかしないのであれば吊るしのミニベロ1台でまかなえる。ただ、自転車にハマると1回当たりの走行距離が伸び、生活シーンに自転車が浸透し、「1台ですべてをカバーするのは無理」と気づく。

    以前公開した、タイレル(Tyrell)のCSI 購入を説得するために作ったslideshare を見ていただくとわかるが、「使い分け」を理解してもらうのはけっこう難儀した。 2016年7月下旬時点で16,000回以上読まれていて、ちょっとビックリ。



    なお、自転車は用途別に使い分けると、ますます楽しくなる。ちなみに自分はこんなかんじ。


    タイレル(Tyrell)のCSI

    • 通勤(川口市~五反田)
    • 輪行を伴わないショート~ミドルライド(80キロまで)
    • オクサマとのライド(彼女のボードウォークに合わせるため)


    BOMA の Refale

    • 三本ローラー
    • 輪行を伴うロングライド
    • 100キロ前後のロングライド
    • ヒルクライム

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    電車で輪行するときは必ずBOMA の Refale である。タイレル(Tyrell)のCSI で輪行はしない。カーボンのBOMAで輪行し、(ほぼ)アルミのCSIで輪行したくない理由は、「CSIのデュラエースに傷を付けたくない」から。

    本来であれば持ち運びしやすいはずのミニベロで輪行せず、ロードバイクを選ぶのは我ながらおかしいなとは思っているが(笑)。

    9.足は少々汚れてしまう

    自転車に乗り慣れると、きっと身体の汚れは気にならなくなるだろう。というか、いちいち気にしていたらキリがないからだ。 女性はチェーンをいじって手を汚すのを好まない。チェーンの油は石鹸で洗わないと落ちないしね。

    ただ、チェーンは手で触らなくても身体を汚す。それは右足ふくらはぎ。 通常、ロードバイクのチェーンリングはチェーンカバーが施さえておらず、歯とチェーンがむき出しだ。信号待ち等のとき等、知らないうちにチェーンは右足ふくらはぎの内側に触れてしまい、ライドの後で 「あれ?ズボンが汚れている」とショックを受けることになる。

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    ※どんなに注意してても脚にチェーンの跡が付きます

    これは誰もが通る道だろう。裾バンドで多少は防げるがカンペキではない。まあ、そもそも裾バンドは汚れ防止ではなく、裾がチェーンリングに巻き込まれることを防ぐものだしね。

    サイクリングの際は、長ズボンで走るのは好ましくないのはこういうことが理由である。脚がむき出しであれば、チェーンの汚れは洗えば済むだけなので大丈夫。あまり潔癖症すぎると自転車を楽しむのは難しいかもしれない。

    10.世界が「こんなに広かったとは」と驚く

    これに200%同意するサイクリストは多いだろう。自分もそうである。自力で人間はこんなにも遠くまで移動できてしまうことに感激する。知っていたつもりだけだった自分の故郷、生まれ育った街に知らない場所が山ほど隠されていたことも知れるだろう。

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    そして、逆説的だが”世界の小ささ”も思い知らされる。自分は自転車にハマるまでは、山手線内側は途方も無く広い世界だと思っていた。しかし、実際の山手線は1周約15キロ。たったの15キロだ。

    東京から渋谷なんて、鼻歌を歌っていれば着いてしまう距離。山手線は縦長なので品川~巣鴨は少々距離があるが、せいぜい17~18キロしかない。 「なんだ、東京ってこんなに小さかったんだ」って拍子抜けしたものだ。

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    自転車は、自分の周囲の世界の大きさを相対的に小さく見せてくれる。よって、自走で行ける場所がどんどん増えていくのだ。 自転車に乗るまでは点と点でしか繋がっていなかった街が、脳内で面で塗りつぶせてしまう快感。自分の能力がパワーアップしたような感覚が味わえるのも自転車の醍醐味のひとつである。

    後編に続きます!

    自分は凝り性な性格で、何かを好きになるとそれだけに没頭してしまう。徹底的に調べ、集中的にお金と時間を投下するタイプ。 小学生の頃はガンダムのプラモデル、中学生の頃はバスフィッシング。プラモデルを買うためにお小遣いをかき集め、土日に玩具店の前に並び、ザクと ...
    自分は凝り性な性格で、何かを好きになるとそれだけに没頭してしまう。徹底的に調べ、集中的にお金と時間を投下するタイプ。

    小学生の頃はガンダムのプラモデル、中学生の頃はバスフィッシング。プラモデルを買うためにお小遣いをかき集め、土日に玩具店の前に並び、ザクとかゴッグを買って組み立て、ジオラマを作ったのはいい思い出。

    ちなみに好きなモビルスーツトップ3は

    • アッガイ
    • ドム
    • ゾック

    アッガイが好きな理由は可愛いから。 ドムはリックドムではなく、地上戦用のほう。ガイア、オルテガ、マッシュの黒い三連星ね。 ゾックはジャブローの戦いで一瞬登場して、アッサリ倒されたんだけど、フォルムがカッコいい。 

    閑話休題。

    話がサイクリングから離れてしまったけど、自転車も一度ハマると抜け出せない沼である。ヒマさえあれば自転車に乗りたいし、いろんなパーツを試したいし、サイクリング話に花を咲かせるのも好きだし、居間でチェーンを掃除しながらSTIレバーを動かし、リアディレイラーがチャチャッ…と静かな音を立てながら上下する様子を飽きもせず見つめるのも好き。

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    さて、そのようにロードバイクやミニベロと恋に落ちると人はどう変化するのか? 

    Totalwomenscycling.com に「サイクリングにハマると気づく15の事実」という記事があったので翻訳して。自分の経験談も交えつつ、前中後編の3回にわけてご紹介したい。

    >> 15 Things that Happen When You Start Cycling


    なお、Totalwomenscycling はその名の通り女性向けサイクリング情報メディアだけど、男性の自分が読んでも十分に面白いコンテンツ。ヘタなサイクリングニュースサイトより有益な情報が詰まっているよ。

    1.自転車脳になってしまう

    自転車脳になる……サイクリストがよく使う単語だが、一般の方はなんのことかよくわからないはず。ヒトコトで言えば、自転車と恋に落ちることだ。自転車と常にいっしょにいたい、時間を共有したい、乗れば乗るほど好きになり、いい意味で空気のような存在になる。

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    サッカーのような肉体負荷の激しいスポーツと違って、サイクリングは「疲れるけど、どこも身体が痛くならない」のが中年男性にとってうれしいポイント。筋肉痛とか関節、腱が痛むこともなく、寝れば元に戻るのね。
    ※妻有の120キロのヒルクライムイベントに出場した翌日は、さすがに翌日も疲れが抜けなかったけどね…

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    【ツールド妻有・参戦記】 新潟で日本の原風景を愛でつつ、魚沼産コシヒカリに舌鼓を打つ ~後編~

    翌日に疲れが残らず、筋肉の損傷が最小限であることで、週末を連チャンで走っても問題ない。そのおかげで自転車と過ごす時間が増え、ますます「自転車のことしか考えられない!」となっていく無限ループに陥る。

    2.こんなに体力的にキツかったっけ?と気づく

    ロードバイクもミニベロも、ママチャリとはレベルの違う走行性能を持つので行こうと思えば初心者でも20キロの往復(計40キロ)は朝飯前のはず。特別な運動神経やスキルが必要なく始められるのもGOOD。スポーツを本格的にしていない、体力に不安のある人でも大丈夫。

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    ※ミニベロでフットサルに行くと、帰りはマジでヘロヘロになります(笑)

    その代わり、初心者の方がすぐさま100キロ走るのはちょっとオススメできない。100キロというと、ざっと川口市を起点に宇都宮市、水戸市、箱根、銚子、高崎市が相当する。
    (※直線距離なので実際は100キロを越えますが)

    自転車未経験なら、ちょっと尻込みする距離だと思う(笑)。慣れるにつれて距離はどんどん伸びていくが、それに連れて自分の体力の限界を知ることもできる。とくにヒルクライムに挑戦すると、自分の筋力&心肺能力が落ちている事実を叩きつけられる気持ちになるよ。

    そのぶん、山を登り切った後の達成感は格別。己の限界の知りたければ、ぜひ山に行かれることをオススメする。今では自分は大好きです。

    <参考リンク>
    地図上で半径を調べられるサイト  

    3.ときどき身体が痛む

    ロングライド直後はさすがに疲労でぐったりするけど、特定の部位だけが痛むことはサイクリングにおいてはあまりない。地上から浮いた状態でペダルを回すスポーツなので、自重以上の重さはかからないし、接触系スポーツのような外部からの接触もないので、痣なども生まれない。

    ただ、サイクリングを始めた人全員が通過するのがお尻の痛み。万能な解決策はどこにもなくて、もう慣れろとしか言いようがない。サドルを交換するか、パッド付きのサイクリング用インナーを履くのがとりあえずできる対処法。

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    ※BOMAとMuでお世話になったselle ITALIA

    どちらを先にしてもいいけど、自分はサドル交換から始めたね。真ん中に溝の入ったタイプは尿道を圧迫しないので、自分は好み。ミニベロもロードバイクもこのタイプを使っているし、オクサマのボードウォークにも溝ありサドルを付けている。

    今はBOMA の Refale にタイオガのスパイダー、タイレル(Tyrell)のCSI にPrologo、ボードウォークにBBBの女性用サドル(クッション付き)
    ※それまでBOMAに使っていたselle ITALIA(セライタリア)のSLR FLOW Ti316は弟に奪われてしまった(笑)。

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    ※弟とサドルを交換

    今振り返ると、もっと早くパッド付きインナーショーツに手を出しておけばよかったと後悔している。オクサマも「パッド付きショーツのおかげで距離を気にせずサイクリングを楽しめるようになった」と言ってくれているね。 自分は2枚のパッド付きショーツを交互に使っているよ。

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    ※タイレル(Tyrell)のCSI のPrologo

    4.物事の優先順位付けが覆される

    趣味は何でもそうだけど、お金と時間のかけ方が一変してしまうよね。サイクリングも同じで、休日の時間の使い方とその配分が根底から覆される。

    サイクリングを楽しむ時間をいかに捻出するかが目下自分にとっての最大のテーマ。 限られた余暇の時間をサイクリングに充てるには、何かを犠牲にするしかない。以下、自分が決めていることリスト。

    その1.テレビを観ない

    テレビを観ない生活になってもう何年たっただろうか。べつに我慢しているわけではなく、総じて昨今のテレビ番組がつまらないので何の問題もない。 どうしても観たい数少ない番組はテレ東の「家、ついて行ってイイですか?」とNHKの「チャリダー」だけ。

    そのふたつは録画して週末の就寝前にざっと見る。まとまった時間が取れないので、サッカーは15分単位の細切れにして観戦するか、いっそダイジェストで済ませる。それ以外のテレビは基本的に観ない。ニュースは移動時間にウェブで入手。

    その2.早起き(5~6時の間)する

    平日は5時過ぎに起きる習慣なので、それを週末でも実践するだけ。生活リズムが崩れないので、むしろこのほうがよい。早起きすれば朝食までの2~3時間を原稿執筆やブログの下書きに使える。

    一仕事を終えてからなら、サイクリングも余裕をもって楽しめる。自分は、仕事は先に済ませてから遊びたい心配性な性格なので、このスタイルを守っている。

    その3.悪天候の日は三本ローラー

    梅雨の時期等、「せっかくの週末なのに、雨で走れない (´;ω;`)!」ということはままある。しかし、三本ローラーがあれば安心だ。自分のペースで好きな時間、信号や車を気にすることなくノンストップ・ペダリングができる。

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    ※2回ほど落車したことはありますが、いずれも無傷(身体もバイクも)

    暑い日はエアコンをかけながら走っております。(エアコンをかけてもかなり汗は出て、1時間のローラーで600ccのボトルがちょうど空になるくらい)

    5.お尻が痛み、専用パッドショーツに感謝する

    上記の3でも触れたけど、サドル交換で抑えられるお尻の痛みには限界がある。やはり、専用パッド付きショーツにかなう対策はない。自分は片道10キロ程度の散歩であれば、「まあいいや」と履かないこともあるが、片道20キロを超える場合は確実に着用する。

    つい先月までは1枚のショーツしか持っておらず、土日連続で走るときは風呂場で洗濯して玄関先に干して翌日着用…ということを繰り返していた。しかし、さすがにしんどくなってきたのと、一晩では乾かない日もあったりしたので予備を買い足した。

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    ※オクサマも愛用中

    ちなみに三本ローラーを回すときはパッド付きショーツは履いていない。1時間で30キロそこそこしか回さないので、ただの下着でもまあ大丈夫。(タイオガのスパイダーはパッド無しだとやや辛いが、我慢できるレベル)


    長くなってきたので本日はここまで。

    「サイクリングにハマると気づく15の事実」の前半3分の1をお送りしました。中後編は後日!

    totalwomenscycling に、「初めてサイクルクラブに参加するときにスべき&すべきではない10のコト」という記事があった記事の紹介を前後半にわけてお届けしているが、今回はその後半。 ※前編はこちら 初めてサイクルクラブ(もしくはグループライド)に参加する方は、ご参 ...
    totalwomenscycling に、「初めてサイクルクラブに参加するときにスべき&すべきではない10のコト」という記事があった記事の紹介を前後半にわけてお届けしているが、今回はその後半。
    前編はこちら

    初めてサイクルクラブ(もしくはグループライド)に参加する方は、ご参考にしていただきたい。

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    元記事はこちら >> 10 Do’s and Don’ts of Your First Club Ride

    6.遅刻しない

    時間を守るのは基本中の基本。大人として、社会人として、オンタイムで行動するのは当然のマナー。初めて参加する立場であればなおさら。グループライドの集合場所は、目的地次第で変わることもしばしば。よって、事前に所要時間を正しく見積もっておかねばならない。

    個人的に、輪行するときはかなり時間に余裕を持って駅に到着するようにしている。バイクをバラし、輪行バッグに入れて、切符を購入したり、駅構内をてくてく歩く時間がけっこうある。自分は最低でも、電車の発車30~40分前には駅に到着するようにしている。

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    初めて利用する駅であればgoogle map で駅周辺をチェックして、コンビニの有無とかマクドナルドのような朝食をゲットできるかどうかも確認しているよ。

    (心配性なせいで)待ち合わせ時間ギリギリに到着するのができない性格で、たいてい集合時間の1時間~1時間半前に待ち合わせ場所に着いてしまう。時間の無駄にならぬよう文庫本を持って行き、読書タイムに充てるようにしているね。

    7.ラインを組んで直線で走る

    前走者のリアホイールに自分の前輪がかぶらないようにしよう。英国ではどうやらグループライド時に二人並んで走ることが普通らしく、日本の常識(1列)とはやや異なる。

    たとえば6人で走るとき、 日本だと








    となる。

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    ところが、英国だと

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    ●●
    ●●

    なのだ。

    Global Cycling Network での動画を見ていても、2人並んで公道を走っている光景がよく登場してて、どうやらそれが許されるようなのだ。 いずれにせよ、自分のフロントホイールが前走者にかぶらないようにし、後続が自分に対して被ってこないように注意しよう。

    かぶったままの状態で進路変更をすると、後ろのバイクはあっけなくフロントタイヤを持って行かれ、確実に落車事故になる。

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    8.リーダーの指示に従う

    グループライド時はリーダー(主催者)の指示に従おう。取りまとめを行ってくださっている方であり、コースプロファイル、休憩所の場所、いつどこで休憩&補給するかのプランニングが頭に入っているはず。

    とくにコースを良く知っている方が仲間にいると助かるし、全体の安全につながる。 「ここの下りは景色がいいけど、道が荒れているからスピードは抑えて」 とか 「キツい斜度がこの後に現れるけど、1キロで終わるから怖がらなくていいよ」 とかアドバイスをいただけるだけで、安心感が違うし、ペース配分も間違えない。

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    9.子供じみたレースをしない

    人とスピードを競う必要はまったくない。これはなにも速い人、体力のある人だけに当てはまる話ではなく、体力に劣る人もそう。公道でレースをするのは言語道断なのは当然として、遅い人が無理して自分を追い込んで、ペースの速い人に食らいつかなくてもよいのだ。

    ペースも体力も人それぞれだし、グループで走るとなれば体力差があって当たり前。グループライドのルールは、体力の低い人に合わせたペースで走る、である。たまたま速いサイクリストはそうでない人が苦しそうにしていないか、休みたがっていないか、気を配る余裕を持ちたいものだ。

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    10.慌ててクラブウェアを全部買い揃える必要はない

    本格的に活動しているクラブの場合、お揃いのジャージやビブ、ソックスを着用しているかもしれないが、べつに慌てて買い揃えなくても構わない。サイクルウェアを一式揃えるのは数万円単位のお金がかかる。

    まずは普段のウェアで参加し、何度か通ってみて、「ここのメンバーになりたいな」と思ってからでも購入は遅くない。メンバーと違うウェアを着ていなくても、それで接し方を変えるサイクリストなんてお目にかかったことがない。きっと、どなたも新しいメンバーを歓迎してくれるはず。

    もしもチームウェア購入のお誘いを受けたら、それは押し売りしようとしているわけではなく、単にあなたの参加が嬉しくて、ぜひ仲間に入ってもらいたがっている熱意だと受け止めておこう。あなたが妙齢の女性であれば、なおさら熱烈な歓迎を受ける可能性が高い(笑)。

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    「んー、ちょっと自分には合わないかも」ってこともあるので、その場の雰囲気に流されず、まずは考える時間を持とう。

     
    以上、 初めてサイクリングクラブに参加するとき、すべきこと&すべきではないことをお届けしました。前半から読みたい方はこちらからどうぞ!

    以前、「自転車事故動画コンピレーションその3」を書いたけど、まだ続きがあったので紹介する。  人様の自転車事故動画を紹介して、あれこれコメントするのはあまり気持ちのいいことではないけれど、動画主さんもyoutube上で視聴されることを想定しているだろう。事故予防 ...

    以前、「自転車事故動画コンピレーションその3」を書いたけど、まだ続きがあったので紹介する。
     

    人様の自転車事故動画を紹介して、あれこれコメントするのはあまり気持ちのいいことではないけれど、動画主さんもyoutube上で視聴されることを想定しているだろう。事故予防のエッセンスを学ぶことができれば、動画主さんもきっと本望だと思うのだ(と信じる)。



    オートバイのドライブレコーダーで撮影された動画。並走するサイクリストが、別のサイクリストと接触して転倒する。撮影場所はロンドンなので、クルマ(と自転車)は左車線を走っている。


    接触の瞬間はちょっと遠目でよくわからないのだが、オートバイと並走していた自転車の目の前に、なぜか別のサイクリストが道を塞ぐように立っていたのだ。

    ※たぶん、道路を横断しようとしてきて、車の陰から飛び出してしまった形となり、出会い頭の衝突となったようだ。


    道路をふつうに走るサイクリストは信号無視したわけではなく、あきらかな非はないといえる。ただ、カーブに差し掛かるコーナーだったので、少しスピードを抑えたほうが良かっただろう。ちょっとイザコザは起きたものの、互いにケガはなく、事故としてはまだマシなほうだ。


    【得られた学び】

    • コーナーでは減速する
    • クルマとクルマの間から、横断者がひょっこり出てくるかもしれないと予測する



    これもロンドンで撮影された事故動画。カメラには雫があり、路面は濡れているので、軽く雨が降っているようだ。ロードバイクは(けっこうなスピードで)まっすぐに走っている。直線で見通しは悪く無いはずなのだが、対向車線から右折してきたクルマにモロに激突して、サイクリストは宙を舞う。
     

    滞空時間が長いので、さぞかし大きな衝撃だったのだろう。ぶつかった場所と、落下した場所を見比べると、7~8メートルは弾き飛ばされたようだ。驚きなのは、こんなにも長い距離を飛び、アスファルトの地面にたたきつけられたにも関わらず、サイクリストはすぐに立ち上がっていたこと。
     

    動画はすぐに終わってしまったので、ケガの具合いは確認できないが、ヘルメットをしていたおかげもあると思う。もしもノーヘルだったらただでは済まないどころか、命を落としていてもおかしくない……。それぐらいゾッとする動画だ。


    なお、自転車は完全に廃車だろう。フロントフォークはバッキリ折れて切断され、フロントホイールは吹っ飛んでしまった。
     

    【得られた学び】

    • 雨天時に急ブレーキは効かないので、スピードはいつもより控えめに
    • 右折してくるクルマは自転車を見落としていることがある
    • クルマの挙動を観察しつつ、場合によっては道をゆずる
    • ドライバーとなるべくアイコンタクトを取ろうと試みる



    これも左側走行の道路で起きた事故。国名はわからなかったが、それはまあどうでもいい。サイクリストのヘルメットのカメラから撮影された動画なのだが、しょっぱなからこのサイクリストはとんでもない交通法違反をしている。なんと、クルマの右側を走っているのだ。
     

    左側が狭くて、すり抜けにくいのだろう。クルマの右側(中央線のそば)を走っている。コレを見ているだけで、事故が起きそうな気がしてならない。

    案の定、脇の道から合流してきたクルマに見落とされ、あっけなく引っ掛けられて落車。しかも、サイクリストはバスの影から飛び出してしまっていたので、なおさら見落とされやすかった。

    不幸中の幸いだったのは、スピードはゆっくりだったこと。そのせいで落下インパクトも弱く、(たぶん)大怪我には至ってない。しかもすぐさま近くのサイクリストや歩行者に助けられていた。


    もうひとつラッキーだったのが、対向車線からクルマが向かってきていなかったことだ。衝撃は大したことはなかったが、軽い自転車はどんなに低く見積もっても3メートルは飛ぶ。実際、このサイクリストも反対車線まで飛んだ。


    目の前に急に自転車が吹っ飛んできて、それをドライバーに「避けろ」と言うのは酷すぎる。タイミングが悪ければ、二次災害が起きていた。


    コメント欄を見てみたら、サイクリストが道交法を違反していることをすごく批判されていた。まあ、当然ではある。
     

    【得られた学び】

    • 道交法は厳守する(当たり前だ)
    • 「停車中のバスの向こう側には何が待っているかわからない」と肝に銘じる



    これも左側車線を走っているので、状況は日本と同じ。そういう意味では、「なるほど、こういう事故も起こりえるのか」と我が身と照らし合わせることができる。なお、この動画はやたらと長い。再生するのは3:40からでOK。
     

    状況をカンタンに説明すると、事故が起きるのは黄色いジャケットを来たサイクリスト。カメラで撮影していたサイクリストは、たまたま事故を撮影してしまった。


    けっこう激しく雨は降っており、カメラは濡れているのでクオリティは低い。路面もずぶ濡れ…といった感じだ。サイクリストは、左折してこようとしたゴミ収集車に巻き込まれて弾き飛ばされる。このサイクリストが犯したミスはまず「ヘルメットをかぶっていない」こと。


    転倒の瞬間をみる限り、路面に直にぶつけはしなかったようだが、分からない。べつにサイクリストの受け身がうまかったとかではなく、偶然助かっただけ。なお、ロードバイクはきっと何箇所も破損しているはず。もしかしたら、フレームが死んだかもしれない。


    ゴミ収集車等、いわゆる「働く車」は後方視界の確認がしにくく、死角が生まれやすい。さらに「仕事中」なのでどうしても急いでしまうこともあるだろう。こういう業務系車両に出会ったら、なるべく自分は先に行っていただくようにし、並走しないよう心がけている。
     

    【得られた学び】

    • ヘルメットは絶対にすべし
    • 雨天時はなるべく自転車で走らない
    • 業務用車両との並走は避ける
    • 常に自分の周囲に気を配り、危険要素がないか確認しながら走る


    以上、4本の自転車事故動画のご紹介でした。

    45
     

    どんなに安全運転をしていても、起きてしまうのが交通事故。自分は人一倍注意はしていると思ってはいるけど、人ごとではない。ただ、さまざまなケースから学び続け、対策を事前に打っておくことはできる。
     

    そんななかでできることは、なにはともあれヘルメットは絶対に着用すること。できればグローブもするのが好ましい。


    みなさまも、どうか安全運転で事故のないサイクルライフをお過ごしください。


    過去記事の一覧

    自転車事故コンピレーションその1
    自転車事故コンピレーションその2
    自転車事故コンピレーションその3 
     

    英語のサイクリング用語を調べて,、日本語訳してみようという企画。 今回は「L~R」です。 元記事はこちら。 「How to talk like a cyclist」 Leading out(リーディングアウト) ロードレースのスプリントの際に使われる戦略のひとつ。選手が一直線に連なって、ペースを ...
    英語のサイクリング用語を調べて,、日本語訳してみようという企画。

    今回は「L~R」です。 元記事はこちら。 「How to talk like a cyclist」 

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    Leading out(リーディングアウト)

    ロードレースのスプリントの際に使われる戦略のひとつ。選手が一直線に連なって、ペースを上げる。エースを発射させるまで一生懸命スピードを維持して引っ張ること。
     

    Lumpy(ランピー)

    ロードレースのコースプロファイルが平坦ではなく、坂が合ったり、波打つようなコース形状のことを表現する言葉。
     

    Noodle arms(ヌードルアームズ)

    ヒルクライム中に、腕が疲れた(しびれた)選手が腕をグルグル回す状態。きちんと登坂できていれば腕がしびれたりせず、トルクを発生させて効率的に走れるものだが、それができていない選手を「ヌードルアームズだな」と呼んだりする。ヌードル=麺=フニャフニャということなのだろう。
     

    Motor-pacing(モーターペーシング)

    サイクリストがトレーニングのときに使う手法のひとつ。クルマやオートバイの後ろに張り付いて、ドラフティング効果を得ながらハイスピードを維持する練習法。
     

    Moving up(ムービングアップ)

    ロードレースにおいて重要なスキル。先頭集団につねに食らいつき、先頭集団を引っ張ること。
     

    Off the back(オフ・ザ・バック)

    集団から脱落することをいう。
     

    Popped(ポップド)

    疲れてしまい、ペースを維持できなくなること。
     

    Peloton or pelo(プロトンもしくはプロ)

    ロードレースにおける先頭集団のこと。
     

    Pile up(パイルアップ)

    集団落車が起き、選手が折り重なるようにして何重にも倒れること。
     

    Pulling turns(プリング ターンズ)

    ロードレースにおいて、逃げている選手らが経録しあって先頭を牽く行為。交代しながら風よけになることで、一人で走るよりも少ない力で速く走ることができる。
     

    Pointing(ポインティング)

    進みたい方向に指で指し示すマナー。こうすることで、周囲に意図が伝わるし、身勝手なサイクリストだと思われなくなる。
     

    Responding(レスポンディング)

    先頭集団でアタックが仕掛けられたとき、それに反応して追いかけること。
     

    関連記事はこちら

    英語のサイクリング用語まとめ(A~C)
    英語のサイクリング用語まとめ(D~H)

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    まだまだ続きます!(次回がラスト)

    英語のサイクリング用語を調べて、日本語訳してみようという企画。 今回は「D~H編」です。 元記事はこちら。 「How to talk like a cyclist」 Drafting(ドラフティング) 前を走る選手の真後ろにぴったりと張り付き、空気抵抗を下げる行為。スリップ・ストリームとも言 ...
    英語のサイクリング用語を調べて、日本語訳してみようという企画。 今回は「D~H編」です。

    元記事はこちら。 「How to talk like a cyclist」 

    08-1

    Drafting(ドラフティング)

    前を走る選手の真後ろにぴったりと張り付き、空気抵抗を下げる行為。スリップ・ストリームとも言う。なるべくスペースを開けずに、真後ろにくっつけばくっつくほど、空気抵抗が軽くなる。 うまくドラフティングできれば、前を走る選手の60%の力で走ることができる。ただし、事故が起きやすいのでご注意を。

    Echelon(エシュロン)

    風を避けるために、長い線のように選手が連なって走るフォーメーションのこと。

    Filling gaps(フィリング・ギャップス)

    選手間の隙間を埋める行為。集団内で選手が場所を替えたり、ポジション争いをすることでバイクとバイクの間に隙間が生まれる。そのままにしておくと、空気抵抗が増してしまい、最悪集団からちぎれてしまう。

    Getting dropped(ゲッティング・ドロップド)

    集団についていけず、後退してしまい、一人になってしまうこと。集団から”落ちる”という意味。

    Grupetto(グルペット)

    山岳コースで、タイムアウトにならない程度にゆっくり走るために作る集団を指す。同じ意味で「笑う集団」とか「バスに乗る」というフレーズもある。


    Granny gears(グラニーギアーズ)

    最も低いギア比率のこと。激坂を登るときはこの状態で登る。

    Hammer(ハマー)

    グループから離れて走る選手のこと。レースの最初から集団をすっ飛ばして一人で先頭を走ってしまう選手。

    Head bobbing(ヘッドボビング)

    レース中に苦しんでいる選手のこと、もしくはその状態。頭(head)を上下に振り(bobbing)ながら、息も絶え絶えに走る様子からその呼び名がついた。ただし、頭を振ってもパワーに変換されないので意味は無い。

    Half-wheeling(ハーフウィーリング)

    前後の自転車でホイールがかぶること。後続にストレスを与えることになるし、落車の危険性がとても高い。ホイールは接触すれば、「軽い方(前輪)」が必ず吹っ飛ぶ。つまり、後方を走っている自転車が餌食になってしまう。 ハーフウィーリングに遭遇しそうになったら、すみやかに減速し、前の自転車と距離を開けよう。

    Hubbard(ハバード?フバード?)

    身体にフィットしていない、ぶかぶかのサイクリングジャージを着ている人、または状態。サイクリングの知識もスキルも乏しく、見た目的に違和感がある人のことを指す。

    関連記事はこちら

    英語のサイクリング用語まとめ(A~C)

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    まだ続きます!

    Global Cycling Network でサイクリング動画を視聴したり、Total Women's Cycling で英語記事を読んでいると、「聞いたこともないフレーズが頻出する」ことに気づく。  サイクリング専門用語は知っておいて損はないので、「How to talk like a cyclist」という記事を参考に ...

    Global Cycling Network でサイクリング動画を視聴したり、Total Women's Cycling で英語記事を読んでいると、「聞いたこともないフレーズが頻出する」ことに気づく。
     

    サイクリング専門用語は知っておいて損はないので、「How to talk like a cyclist」という記事を参考にまとめてた。翻訳してご紹介しよう。


    まずはAからC。まだまだあると思うので、発見し次第追加しますねー。

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    Aero(エアロ)

    エアロダイナミクスの略称。空気抵抗を減らすポジションや、それを実現させるパーツ類を表現するときによく使われるフレーズ。
     

    Back on(バック・オン)

    選手が先頭集団からちぎれてしまい、なんとか元に戻ろうとする行為を指す。
     

    Being aggressive(ビーイング・アグレッシブ)

    選手もしくはチームがレース中にコンスタントにアタックを掛けようとする行為。
     

    Bonking(ボンキング)

    サイクリング中、身体のエネルギーを使い果たし、気分が悪くなること。いわゆるハンガーノック。
     

    Bibs(ビブス)

    ビブショーツのこと。腰をゴムバンドで固定する一般的なパンツではなく、両肩にサスペンダーのようにひっかけることで腰回りの負担を軽減する。サイクリングにおいて、もっとも快適に走れるファッションスタイル。

    ※自分もビブショーツを履きたいが、恥ずかしくてデビュー出来ていない。
     

    Blowing up(ブローイングアップ)

    ボンキングに似た意味。ただし、こちらは「ものすごくがんばって走った後に陥る状態」のことを言う。アシストが仕事をしてヘロヘロになったときは、こちらのほうが適したフレーズだ。
     

    Big dog(ビッグドッグ)

    クランクセットの中で最も大きな経を持つ物を指す。

    使用例: 「坂を登るのに、どうしてビッグドッグを使っているの?」


    Breakaway or the break(ブレイクアウェイ、ブレイク)

    先頭集団から抜け出す行為。いわゆるアタック。
     

    Bridge or bridging(ブリッジ、ブリッジング)

    先頭を走る選手と(後続の)自分の間にあるギャップを埋めようとする行為
     

    Chasing(チェイシング)

    選手(ら)が前にいる集団に追いつこうとする行為。ブレイクアウェイを仕掛けた選手に追走し、ブレイクアウェイを成立させない行為も含まれる。
     

    Chammy(シャミー)

    サイクルショーツのパッド部分のこと。シャミーオイルはパッド部分に塗るクリームのこと。(股ズレ防止)
     

    Chewing the handlebars(チューイング・ザ・ハンドルバー)

    むちゃくちゃ走っているのが辛い状況のときを指す。ハンドルを歯で噛むくらい、苦しくて目線が地面に落ちてしまうことが語源。

    使用例: 「激坂がきつくって、チューイング・ザ・ハンドルバーで必死に登ったよ」
     

    Chopping wheels(チョッピング・ホイール)

    前を走る選手が急にハンドルを切り、鋭く進行方向を変える行為。後続が事故に巻き込まれやすく、危険である。集団走行中にコースを奪い合おうとするときに起きやすい。

    使用例: 「あいつ、オレにチョッピング・ホイールしてきやがった」
     

    Cooked(クックド)

    重要な一戦や大きなイベントを終えて、疲労困憊になった状態を指す。

    使用例: 「向かい風の中、100キロ走ってきたから完全にクックドだよ」
     

    Creepin’(クリーピン)

    必死に努力しているにもかかわらず、パフォーマンスが低いこと。二日酔い後のこと。


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    続きます!

    どんな趣味でもそうだけど、趣味は人生を豊かにする。 2010年からサイクリングにハマったけど、それまではサッカーとフットサルだった。 「自転車って子供のオモチャじゃないのかねぇ……。ペダルを回して走るなんて、学生までだと思うなぁ。大人になったら移動手段は車 ...

    どんな趣味でもそうだけど、趣味は人生を豊かにする。

    2010年からサイクリングにハマったけど、それまではサッカーとフットサルだった。


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    「自転車って子供のオモチャじゃないのかねぇ……。ペダルを回して走るなんて、学生までだと思うなぁ。大人になったら移動手段は車の一択でしょ。汗水たらして走ることが、楽しいとは思えない」


    これが、サイクリングに出会う前の嘘偽りのない正直な気持ちだった。


    サイクリングにどっぷりとハマってしまった今は、そのすばらしさがよくわかるのだが、それを上手に言い表した動画をGlobal Cycling Network が作ってくれていた。


    120%同意してしまったので、ぜひ翻訳してご紹介したい。



    5 Ways That Cycling Can Improve Your Life





    サイクリングは健康寿命を伸ばしてくれる

    考えて見れば当然のことで、サイクリングをすると自ずとカロリー消費が増えるし、「痩せよう」という意識が芽生え、健康的な食生活を送るようになる。


    体中の筋肉をバランスよく使うし、体幹筋力も鍛えられるのもプラス。さらに、極めて快眠を得られるようになる。趣味に没頭すればするほど、健康になってしまうという素晴らしいスパイラルである。


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    「自転車 ダイエット」でAmazon検索すると、案の定マッチする書籍はチラホラ見つかるね。




    友だちが増える

    最初はソロで乗り始めるものだし、マイペースで楽しめるのがサイクリングの良いところ。でも、仲間とともに走る楽しさは一人では味わえない特別な体験だ。


    たぶん、サイクリングって食事に似てて、美味しいものを一人で食べても当然美味しいんだけど、誰かと一緒に食べるとさらに美味しく感じるだろう。サイクリングもそれと同じ。キツい坂は楽になり、ただの景色も美しく見える。


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    あと、仲間がいると経験や知識をシェアできるので、スキル上達も早くなり、よいことづくめ。


    メンタルヘルスの向上

    とある研究所が行なった実験によると、参加者に30分間エアロバイクを漕がせて、その後に記憶力、理論&計画性を図るテストを実施した。その結果、自転車はすべての項目においてプラスの影響を見せたのだ。


    さらに、自転車にはプレッシャーを下げ、集中力を高める効果もあるとのこと。


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    まあ、こういう科学実験の結果を聞くまでもなく、日常生活から離れ、普段は見ない景色を楽しみ、適度な有酸素運動をすることは大いにストレス解消になるね。


    お金が節約できる

    お金を節約したいって目的でサイクリングを始める人は少数派だと思う。でも、節約がひとつのキッカケになる事はある。

    たとえば、車の月極の駐車料金は東京以外の関東でも12,000~15,000円はする。都内に限って言えば、場所にもよるが30,000円はザラ。


    都心に近づけば40,000~50,000円も珍しくはない。車を手放す人が、その代替方法として自転車を選ぶことは多い。


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    Global Cycling Network によると、車を手放すことで、年間6,000ドル(60万円ちょい)のコストカットができるそうな。

    駐車場、ガソリン、任意保険、税金、整備、(オイル、タイヤ、ワイパー等の)消耗品……と考えておくと、なるほど、60万円という金額も「たしかに…」と思えてしまう。


    あとは電車とバス代の節約。一回あたりの値段は数百円でしかないが、ちりも積もれば山となる。使い方にもよるけど、自転車で移動することが習慣になると、年間で数万円は楽に節約できる。

    節約」で書籍をAmazonで探すと、これでもかって数の書籍が見つかる。節約生活に自転車を組み合わせれば、けっこうな貯金ができると思う。(その分、パーツ代になってしまうという罠もありますが…) 


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    人生という単位で考えると、家のローンや教育資金、引退後の貯蓄に充てていくことだってできるし、そうでなくても、節約したお金で新しいバイクを購入することもできる。


    見たこともない景色を見せてくれる

    個人的に「その通り!」と膝を打ったのがコレ。サイクリングをやっててよかったな~とつくづく思うのは、自転車に乗っていなかったら訪れることはなかったであろう街や景色に出会えたとき。

    ツールド妻有(新潟)の越後、三浦半島(神奈川県)とその最南端の城ヶ島、美ヶ原(長野県)でのヒルクライム、キャベツ畑が印象的だった嬬恋(群馬県)、秩父(埼玉県)のいくつもの峠、サイクリングをしていなければ、たぶん行くことはなかったであろう場所だ。


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    霞ヶ浦もこないだオクサマと周遊してきたけど、サイクリングが趣味じゃなかったらぜったいに死ぬまで訪れない場所だったと思う。あと、行方市は「ゆくえ」ではなく、「なめがた」と呼ぶことも知った。
    ※「なめかた」だと思ってたら、コメント経由で「濁音」であるとご指摘いただいた。ありがとうございます。 


    サイクリングは『日常生活の延長線上にある、ちょっとした冒険』だ。これこそがサイクリングの醍醐味だと思う。だからサイクリングはやめられない。


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    自転車で出かければ、そこはもう日帰り旅行先なのだ。たとえ隣町であろうと、観光資源のない地方都市であっても、なにかしら発見と面白さは見つかるものなんだよね。


    以上、Global Cycling Network が紹介していた「サイクリングが人生を豊かにする5つの理由」でした。