サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロ、小径車について、徹底的にユーザー視点で初心者向けに解説するブログ。パーツのインプレッションや輪行のコツも取り上げます。

カテゴリ: ロードバイクいろいろ

ロードバイクのメーカーって、サイクリストであっても「どこにどれだけあるか」あまりご存知ないのではないだろうか。 発信力、広告力のある自動車メーカーだと認知度も高いので、エンスーな人でなくても「トヨタ、日産、本田にマツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキ… ...
ロードバイクのメーカーって、サイクリストであっても「どこにどれだけあるか」あまりご存知ないのではないだろうか。

発信力、広告力のある自動車メーカーだと認知度も高いので、エンスーな人でなくても「トヨタ、日産、本田にマツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキ…」って空で言えると思う。
※町中に溢れてますしね、クルマは

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ところがロードバイクは真逆でして、沼にはまったサイクリスト以外だと、びっくりするほど知られていない。メカやいじることに興味がなく、走るだけのサイクリスト(たとえばオクサマ)ですと、

「パナソニックが自転車作ってんの!?」
「ブリジストンってタイヤメーカーでしょ?え、アンカー?なにそれ」
「台湾で自転車って作られているんだ!?」
「私が乗ってるダホンってどこの国がメーカーなの?」

ってな感じでして、彼女はそもそもどの国にどんなメーカーがあるかすら関心がない。


2013年に、独断と偏見で自転車メーカーのブランドイメージを書いたことがあるが、かなり主観入りまくりで今読むと「我ながら、なんだこれ…」ってなってしまう。

そこで、新規記事として現在存在するであろうロードバイクメーカーをアルファベット順に並べ、紹介文とリンクをつけてまとめてみました。

ソースは「ロードバイクカタログ2016」なので1年前の情報なんですが、ほぼほぼあっていると思います。
GRAPHITE DESIGN|グラファイトデザインは2016年1月に自転車事業を休止したので非掲載

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Alan 【アラン:イタリア】
1972年生まれのイタリアンブランド。世界で初のアルミニウムフレームを作った会社である。

All-City 【オールシティ:アメリカ】
2009年生まれの比較的新しいブランド。ピスト中心だったが、ロードバイクやシクロクロスも展開中。

Anchor 【アンカー:日本】
ご存知、ブリジストン。ブリジストンという社名は知られているけど、アンカーに知名度はサイクリスト以外は低いような気がする。

Araya 【アラヤ:日本】
1903年創業。100年以上の歴史を持つ老舗。トラディショナルなバイクを作っている。

Argon 18 【アルゴンエイティーン:カナダ】
1989年創業の比較的新しいメーカー。カナダの元選手のジャーベス・リューが興した。BOMAを買う前、ちょっとだけ検討したことがある。TTバイクも作っている。

Author Bicycles【アーサー:チェコ共和国】
チェコ共和国にメーカーがあったとは。1993年創業。オフロード系に強い。

Avedio 【エヴァディオ:日本】
カーボン、チタン、アルミで展開。2004年創業。

Basso 【バッソ:イタリア】
1979年誕生の中堅ブランド。イタリアブランドながら、ドイツマーケットを意識して作られているそうな。

BH Bikes 【ビーエイチバイクス:スペイン】
1909年にスペインで創業。元は拳銃などの小火器メーカー。1920年代に自転車の製造を開始。

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Bianchi 【ビアンキ:イタリア】
1885年にエドアルド・ビアンキが始めた自転車店が起源。最古参自転車メーカー。天空を意味するチェレステカラーがあまりにも有名。非サイクリスト間のビアンキの認知度は特出しているような気がする。

BMC 【ビーエムシー:スイス】
1994年に開始の比較的新しいメーカー。BMCは「バイク・マニュファクチュアリング・カンパニー」の略。100%スイスメイド。

Bob Jackson 【ボブジャクソン:イギリス】
1935年創設のハンドメイド工房。

Boma 【ボーマ:日本】
カーボン繊維商社ASKトレーディングが2006年に開始したブランド。BOMAは人馬一体の乗り心地を目指し、「望馬」と名付けられた。

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Bootleg 【ブートレッグ:イタリア】
チネリがプロデュースするブランド。カラーはすべてマットブラックという特徴がある。

Bottecchia 【ボッテキア:イタリア】
ツール・ド・フランスで勝利した最初のイタリア人、オッタビオ・ボッテキアの名前を冠したブランド。100年以上の歴史がある老舗。

Bread Winner Cycles 【ブレッドウィナーサイクルズ:アメリカ】
オレゴン州ポートランドが拠点のブランド。

Bruno 【ブルーノ:スイス】
2004年にスイスの元選手、ブルーノ・ダルシーとダイアテック社が開発したブランド。ミニベロが中心のラインナップ。

Calamita 【カラミータ:日本】
アクションスポーツが立ち上げたブランド。カラミータとは「磁石」の意味。

Cannondale 【キャノンデール:アメリカ】
1971年にコネチカット州で創設された。アルミフレームで有名。BB30という規格も作っている。

Canyon 【キャニオン:ドイツ】
直接販売専門のブランド。アッセンブルはドイツで行われる。

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Carrera 【カレラ:イタリア】
イタリアのポディウム社傘下のブランド。レース中心のラインナップである。 娘がベタ惚れしているメーカー。PHIBRA EVOというモデルが欲しくてたまらないそうな。

Casati 【カザーティ:イタリア】
イタリアの家族経営でのブランド。日本ではクロモリが人気だが、カーボンやアルミフレームも生産している。

Ceepo 【シーポ:日本】
日本人トライアスリートの田中信之氏がプロデュースするブランド。てっきりイタリアかと想像してたら日本でした。

Centurion 【センチュリオン:ドイツ】
1976年誕生の中堅ブランド。2000年にメリダと提携している。

Cervelo 【サーベロ:カナダ】
1995年にカナダのトロントで生まれた。エアロダイナミクスを追求したフレームが特徴。軽さを追求した「R」、スピード重視の「S」、TTシリーズの「P」の3ラインナップを用意する。

Charge Bikes 【チャージバイクス:イギリス】
2005年誕生のブランド。「シンプル、モダン」がコンセプト。クロモリ中心のラインナップだが、MTBではチタンも取り扱う。

Charibu 【チャリブ:日本】
ウェブサイトが見つかりませんでした…。 大阪市にあるツーペダルがプロデュースするブランド。ハンドメイドクロモリを生産している。

Cherubim 【ケルビム:日本】
東京都町田市の工房のハンドメイドブランド。競輪選手の評価も高い。

Cielo 【シエロ:アメリカ】
ハブ&ヘッドパーツメーカーで知られるクリス・キングが手がけるハンドメイドブランド。

Cinelli 【チネリ:イタリア】
1948年にチーノ・チネリが立ち上げたブランド。

Ciocc 【チョッチ:イタリア】
1967年生まれのブランド。イタリアの職人が今も製作している。響きが可愛らしい。

Cipollini 【チポッリーニ:イタリア】
スプリンターのマリオ・チッポリーニがプロデュースするブランド。

Colnago 【コルナゴ:イタリア】
エルネスト・コルナゴのブランド。

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Corratec 【コラテック:ドイツ】
ドイツ中堅ブランド。

Cyfac 【シファック:フランス】
サイファックではなく、シファックと読む。1983年生まれのフランスのハンドメイドブランド。

Daccordi 【ダッコルディ:イタリア】
イタリアはトスカーナ地方が拠点。1937年創業の老舗ハンドメイドブランド。すべての工程をイタリアで行う。

Dare 【ディアー:台湾】
元々は有名ブランドのOEMを手がけていたが、2011年に立ち上げたブランド。

Dedacciai Strada 【デダチャイストラーダ:イタリア】
世界有数のチューブメーカー。

De Rosa 【デローザ:イタリア】
1953年にウーゴ・デローザ氏が始めたブランド。スチールフレームの「ネオ・プリマート」は根強い人気がある。

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Dobbat's 【ドバッツ:日本】
1987年創業の愛知県のブランド。

Eddy Merckx 【エディ・メルクス:ベルギー】
エディ・メルクスが立ち上げたブランド。

Emperor 【エンペラー:日本】
丸石サイクルが展開するブランド。

Fairdale 【フェアデール:アメリカ】
BMX界レジェンドのタジ・ミヘリックによるブランド。

Felt 【フェルト:ドイツ】
ジム・フェルトが立ち上げたブランド。

Ferro 【フェロ:イタリア】
イタリアのオーダーメイドブランド。

Focus 【フォーカス:ドイツ】
元シクロクロス世界チャンピオンのマイク・クルーゲによって1992年に生まれたブランド。

Fondriest 【フォンドリエスト:イタリア】
ウリツィ・オフォンドリエスト氏が1991年に始めたブランド。

Fuji 【フジ:アメリカ】
1899年創業時は日本ブランドだったが、今は米国資本。

Gan Well 【ガンウェル:日本】
岩井紹介のオリジナルブランド。

Garneau 【ガノー:カナダ】
元選手のルイ・ガノによるブランド。

Ghisallo 【ギザロ:日本】
深谷産業のオリジナルブランド。イタリアにあるサイクリストを加護するギザッロ教会が由来。

Giant 【ジャイアント:台湾】
1972年に台湾に創設された。ジャイアントブランドは1989年生まれ。それまではOEMが中心だった。

Gios 【ジオス:イタリア】
ブルーがトレードマークのブランド。トルミーソ・ジオスが1948年にトリノで創業。

GT 【ジーティー:アメリカ】
ゲーリー・ターナーが1973年に息子のBMXを作ったのが始まり。BMX、MTB、今はロードバイクも生産する。

Guerciotti 【グエルチョッティ:イタリア】
パオロ・グエルチョッティの名前を冠したブランド。

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GURU 【グル:カナダ】
ウェブサイト見つからず カナダのモントリオール拠点ブランド。

Gusto 【グスト:台湾】
2006年の台湾生まれ。元々は携帯電話やパソコンの部品を作っていた。ファミレスのガストと同じスペル。

H
なし

Ibis 【アイビス:アメリカ】
MTBのイメージが強いが、シクロクロスも作るサンフランシスコのブランド。

Jamis 【ジェイミス:アメリカ】
1937年の老舗アメリカンブランド。

Kemo 【ケモ:イタリア】
2001年に創業のイタリアンブランド。開発はスイス、アッセンブルはイタリアで行う。

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Khodaa Bloom 【コーダーブルーム:日本】
2008年誕生の日本ブランド。カジュアルバイクから始まったが、ロードフレームも作っている。

KHS 【ケイ・エイチ・エス:アメリカ】
カリフォルニア生まれのブランド。MTB、ロードバイクだけでなく、ミニベロも有名。

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Koga 【コガ:オランダ】
1974年誕生のオランダのブランド。社名は創業者と彼の妻から2文字づつとったもの。

Kona 【コナ:カナダ】
1988年にカナダで誕生。MTB、シクロクロスに強い。

Kuota 【クォータ:イタリア】
2001年にイタリアで生まれたブランド。

Lapierre 【ラピエール:フランス】
フランスの老舗ブランド。

Light Cycle 【サイトサイクル:日本】
東京都江戸川区小松川にあるライトサイクルというショップのオリジナルブランド。

Litespeed 【ライトスピード:アメリカ】
ロードバイクやマウンテンバイクの製造を行っている。チタンフレームの制作を得意としているが、ラインナップにはカーボンモデルも存在する。

LIV 【リブ:台湾】
女性サイクリストのためのサイクリングブランド。母体はジャイアント。

LOOK 【ルック:フランス】
フランス・ヌヴェールに本社を置く。カーボンを独自の製法でカーボンチューブに仕上げる行程まで自社工場でハンドメイドできる、数少ないメーカーの一つ。世界で初めてビンディングペダルを実用化した。

Louis Garneau 【ルイガノ:カナダ】
カナダに拠点を置くスポーツ用品メーカー。特に自転車用品の品揃えが充実していることで知られる。また、自社ブランドのスポーツ自転車も販売している。創業者であるルイ・ガノーは、カナダ勲章やケベック勲章などを授与されている著名人でもある。

Luft Flotte 【ルフト フロッテ:日本】
石虎堂のオリジナルブランド。ドイツ語で「航空艦隊」を意味する。

Manhattan Bike 【マンハッタンバイク:アメリカ】
カリフォルニアのマンハッタンビーチで生まれたビーチクルーザーブランド。マークにはニューヨークの摩天楼が描かれている。

Marin Bikes 【マリンバイクス:アメリカ】
アメリカ合衆国の自転車メーカー。1986年サンフランシスコ郊外マリン郡で設立された。 究極のマウンテンバイクを追求し、1987年にはチタンフレームで “Bike of Year”に輝いている。

MASI 【マジィ:イタリア】
ファリエーロ・マジィ氏が1949年に立ち上げたブランド。イタリア屈指の工房。

MBK 【エムビーケー:フランス】
1923年創業。1984年にヤマハモーターグループの仲間になる。

Merida 【メリダ:台湾】
1972年創業。2012年現在台湾第二の自転車メーカーで、ジャイアント・マニュファクチャリングに次ぐ。製造工場のある台湾本社の他、1998年にドイツのシュトゥットガルト近郊のマグシュタッドにある。

22 HDR

Miyata Sports 【ミヤタスポーツ:日本】
2013年に始まったミヤタの新ブランド。

Momentum 【モーメンタム:日本】
ホダカが2013年に立ち上げたライフサイクル系ブランド。

Mongoose 【マングース:アメリカ】
BMXの元祖ブランド。

Mont-Bell 【モンベル:日本】
1975年創業の日本のアウトドア総合メーカー。 じつはロードバイクも作っている。本社所在地は、大阪府大阪市西区。

Moots 【ムーツ:アメリカ】
1981年コロラドで生まれたチタン専門フレームメーカー。

Muller 【ミュラー:日本】
2011年にスタートした日本ブランド。クロモリ、チタン、ステンレスといった金属フレームを専門とする。

Neillpryde 【ニールプライド:ニュージーランド】
1970年創業。BMWグループや有名デザイナーと共同開発もする。

Nest 【ネスト:日本】
マルキン自転車のブランド。

Officina Battaglin 【オフィチーナバッタリン:イタリア】
イタリア北西部、マロースティカの街で、職人の手により時間をかけて手作りされる、非常に生産効率の悪い(←自称)ロードフレーム。

Ogre 【オーガ:日本】
ウェブサイト見つからず 京都のチタンフレームブランド。

One By Esu 【ワンバイエス:日本】
東京サンエスのブランド。

Orbea 【オルベア:スペイン】
スペインのバスク地方が拠点。フレームは生涯保証アリ。

Panasonic 【パナソニック:日本】
日本の老舗バイクブランド。POSシステムが有名。80年台にはオランダのチームをサポートし、ステージ優勝にも貢献。

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Parlee 【パーリー:アメリカ】
ハイエンドカーボンを手がけるアメリカンブランド。

Pennarola 【ペンナローラ:イタリア】
ROBERTO PENNAROLA氏が1985年、自らの名前を冠した工房をトリノに立ち上げた。

Pinarello 【ピナレロ:イタリア】
イタリアのLVMH傘下の自転車会社。名門ロードバイクメーカーであり、他にもトラックレーサー、クロスバイク、トライアスロン用自転車、シティサイクルやMTB子供用自転車も製造や企画販売する。 1953年、ジョヴァンニ・ピナレロによって興されたブランド。

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Q
なし

Raleigh 【ラレー:イギリス】
イギリスの伝統的ブランド。

Ravanello 【ラバネロ:日本】
イタリアで大根の意味。高村製作所のある東京都練馬区の名物「練馬大根」が由来。ヘッドマークも大根。

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Ridley 【リドレー:ベルギー】
1990年誕生の若いブランドだが、いまやベルギーを代表する規模に成長。

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Ritchey 【リッチー:アメリカ】
MTB選手のトム・リッチーのブランド。

Riteway 【ライトウェイ:日本】
池袋拠点のライトウェイプロダクツのライフスタイル系ブランド。

Rivendell 【リーベンデール:アメリカ】
サンフランシスコのブランド。

Royal Norton 【ロイヤルノートン:日本】
ノートン自転車工業のブランド。

RTS 【アールティーエス:スペイン】
2005年生まれのカーボン専門ブランド。

Salsa 【サルサ:アメリカ】
ファットバイクで有名。

Sarto 【サート:イタリア】
イタリアに工房があるブランド。

Schwinn 【シュウィン:アメリカ】
アメリカの老舗ブランド。1895年生まれ。

Scott 【スコット:スイス】
1958年にエド・スコット氏が始めたブランド。

Seven 【セブン:アメリカ】
アメリカのボストンが拠点のブランド。チタンとカーボンを組み合わせたフレームを作る珍しいメーカー。

Soma Fabrications 【ソーマファブリケーションズ:アメリカ】
サンフランシスコのブランド。

Somec 【ソメック:イタリア】
1973年誕生のイタリアンブランド。

Specialized 【スペシャライズド:アメリカ】
マイク・シンヤード氏による総合ブランド。

Storck 【ストーク:ドイツ】
1995年にマーカス・ストーク氏が作ったブランド。

Surly 【サーリー:アメリカ】
ツーリングやファットバイク系で有名。

Tacurino 【タクリーノ:日本】
ダイニングバー「タクリーノ」のオーナー上坂卓郎氏が手がけるブランド。

Testach 【テスタッチ:日本】
東京サンエスWESTと東洋フレームのコラボレーションブランド。

The Park 【ザパーク:日本】
東洋フレームが展開するコンフォート系ブランド。

Thompson 【トンプソン:ベルギー】
1921年創業のベルギーブランド。

Time 【タイム:フランス】
ビンディングペダルでも知られる高級ブランド。TVT社が2つに別れた片方。(もう片方はLOOK)

TNI 【ティーエヌアイ:アメリカ】
ウェブサイト見つからず。カリフォルニア拠点のブランド。「テクノロジー・ニーズ・アイデア」の略。

Tommasini 【トマジーニ:イタリア】
イタリアンスチールブランド。本社はイタリアのトスカーナ州。トマジーニ一族の畑でとれるオリーブオイルも有名。

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TOYO 【トーヨー:日本】
リッチーやテスタッチのOEMも手がける。日本を代表するハンドメイドフレームメーカー。

Trek 【トレック:アメリカ】
1976年ウィンスコン州で誕生したブランド。

Trigon 【トライゴン:台湾】
台湾のカーボンパーツメーカーでもある。

Tyrell 【タイレル:日本】
2004年にアイヴエモーション社により設立された日本(香川)ブランド。ミニベロが有名だがRXというクロモリロードバイクも作っている。

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U
なし

Vigore 【ビゴーレ:日本】
1930年に京都で創業した老舗ブランド。完全受注生産。

Wilier 【ウィリエール:イタリア】
性格には「ウィリエール・トリエスティーナ(Wilier Triestina)」。1906年にイタリアで創業。第二次世界大戦後に自転車に参入。1948年にジロ・デ・イタリア制覇。

WR Compositi 【ダブリューアール・コンポジッティ:イタリア】
イタリアでも屈指のカーボン製造技術を持つ。

X
なし

Yamaha 【ヤマハ:日本】
電気アシストロードバイクを製造。

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Yonex 【ヨネックス:日本】
東京都文京区に本社を置くスポーツ用品メーカー。カーボン成形において世界トップレベルの技術力を誇り、特にバドミントン用品に関しては、世界的に圧倒的なシェアを持つ。近年ではそのカーボン技術を応用し、スノーボードやゴルフといったスポーツに事業を多角化している。

Zambikes 【ザンバイクス:ザンビア】
バンブー(竹)を素材としたフレームを作る。アフリカ南部のザンビアの首都、ルサカで創業。



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自転車愛好家は1年365日、雨(&雪)さえ降っていなければ走るものだが、いくら好きとはいえ、モチベーションが上がらないときもある。 そんなとき、ぜひ読んでほしい言葉がある。サイクリングのモチベーションが上がる10の名言だ。 日本人が自転車の格言を残すことは ...
自転車愛好家は1年365日、雨(&雪)さえ降っていなければ走るものだが、いくら好きとはいえ、モチベーションが上がらないときもある。

そんなとき、ぜひ読んでほしい言葉がある。サイクリングのモチベーションが上がる10の名言だ。

日本人が自転車の格言を残すことはあまりないと思うが、Global Cycling Network で「サイクリングのモチベーションを上げる10個の名言(Top 10 Motivational Cycling Quotes)」が取り上げられていたので翻訳して紹介しますね。



グレッグ・レモン(Greg LeMond)の言葉

It never gets easier, you just go faster.

『楽になることはけっしてない。ただ速く走れるようになるだけだ』


グレッグ・レモン(Greg LeMond、1961年6月26日 ~)アメリカの元プロロードレース選手。ツール・ド・フランスを3回優勝(1986, 1989, 1990)し、世界選手権で2回金メダル(1983、1989)を獲得している。

アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)の言葉

Life is like riding a bicycle. In order to keep your balance, you must keep moving.

『人生とは、自転車のようなものだ。バランスを維持するには、走り続けなければならない』

ふつうの人が言えば当たり前のことも、かのアインシュタインだと「おぉ…御意に…」という気持ちにさせられる。

アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein 1879年3月14日 - 1955年4月18日)は、ドイツ生まれの理論物理学者。相対性理論で知られる「20世紀最大の物理学者&現代物理学の父」と呼ばれる世界的な偉人。光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって1921年のノーベル物理学賞を受賞した。

コナン・ドイル(Arthur Conan Doyle)の言葉

When the spirits are low, when the day appears dark, when work becomes monotonous, when hope hardly seems worth having, just mount a bicycle and go out for a spin down the road, without thought on anything but the ride you are taking.

『気持ちが落ち込み、楽しくない日々が続き、仕事が単調で、希望が持てない状態になったら、自転車に乗って宛もなく走り出そう。何も考えず、ただ走ればよいのだ』

コナン・ドイル((Sir Arthur Ignatius Conan 1859年5月22日 – 1930年7月7日)はサー(ナイト)の称号を与えられているイギリスの推理小説・歴史小説・SF小説家。「コナン・ドイル?だれそれ?」って方でも、『シャーロック・ホームズ』シリーズの著者といえば、「あぁ!」となるであろう。

クリスティン・アームストロング(Kristin Armstrong)の言葉

Embrace your sweat. It is your essence and your emancipation.

『汗を抱きしめなさい。それこそがあなたの本質であり、解放なのです』

クリスティン・アームストロング(Kristin Armstrong 1973年8月11日- )は、アメリカの女性ロードレース選手。

ウィキペディアによると、出身は沖縄県クバサキ高校だという…。そんな名称の高校があるのか?と思って調べたら北中城村瑞慶覧のキャンプフォスター内にあるそうな。オクサマの実家近くだった…。たぶん、お父さんが軍人さんで沖縄に駐在していたのであろう。

ちなみにかの有名なランス・アームストロングとは親戚関係はない(ランスの元妻と同名であるがまったくの別人)。

言葉の意味そのものは、よくわからない。いろんな解釈ができそうではあるが…。

50セント(50 Cent)の言葉

At that age, it's one of the worst things in the world, to wake and not see your bike where you left it.

『子供の頃に起こり得る最悪の出来事は、朝目覚めて停めておいたはずの自転車が盗まれてしまっていることだ』

50セント(50 Cent 1975年7月6日 - )はアメリカのヒップホップMC。本名はCurtis James Jackson(カーティス・ジェームズ・ジャクソン三世)。

音楽活動以外にも俳優、企業家、エグゼクティブプロデューサー、プロボクシングプロモーターである。

50セントというMCネームは、1980年代にニューヨークのブルックリン界隈で30人あまりを殺害し、たった50セントでさえも奪ったとされる実在のギャング、ケルビン “50セント” マーティン(Kelvin "50 Cent" Martin)に由来する。

初めて知った。

冷静に読むと名言でもなんでもない…のだが、いかにも50セントらしい言葉だと思う。

アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)の言葉

It is by riding a bicycle that you learn the contours of a country best, since you have to sweat up the hills and coast down them.Thus you remember them as they actually are, while in a motor car only a high hill impresses you, and you have no such accurate remembrance of country you have driven through as you gain by riding a bicycle.

『自転車に乗ることで、土地の輪郭を知ることができる。汗をかいて坂を登り、そして下る。そうすることで土地そのものを学び、記憶するのだ。車で走れば一瞬だけども、記憶には残らない』

完全に同意。 自転車の本質を突いている。

アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway、1899年7月21日 - 1961年7月2日)は、アメリカの小説家・詩人。ノーベル文学賞も受賞(1954年)している。

代表作は・・・
  • 『日はまた昇る』(1926年)
  • 『武器よさらば』(1929年)
  • 『誰がために鐘は鳴る』(1940年)
  • 『老人と海』(1952年)
あたりですね。

イリノイ州オークパーク、フロリダ州キーウェスト、キューバのサンチアーゴ・デ・パウラに彼の邸宅が公開されており、そういえば大学時代の旅行でキー・ウェストに行ったときにキー・ウェストの邸宅を見た(観光客に解放されている)のを思い出した。

ヘミングウェイの作品は一冊も読んだことはないが、彼のことがちょっぴり好きになった。

ミゲル・インドゥライン(Miguel Induráin)の言葉

I'm fascinated by the sprinters. They suffer so much during the race just to get to the finish, they hang on for dear life in the climbs, but then in the final kilometers they are transformed and do amazing things. It's not their force per se that impresses me, but rather the renaissance they experience. Seeing them suffer throughout the race only to be reborn in the final is something for fascination.

『私はスプリントというものに魅了される。選手らはフィニッシュラインを超えるだけを目指してレース中にとても苦しむ。死ぬ気で坂を駆け上がり、最後の1キロでマシンへと姿を変える。私が驚かされるのは選手等の力そのものではなく、彼らが見せる人としての復活だ。レース中に苦しみ、最終戦に生まれ変わる姿は魅力的という他ない』

ミゲル・インドゥライン(Miguel Ángel Induráin Larraya、1964年7月16日 - )は、スペインのプロロードレース選手。1991年から1995年にかけてツール・ド・フランス個人総合5連覇を達成した。それ以外にも、1992年、1993年のジロ・デ・イタリア個人総合優勝、1995年の世界選手権など、90年代前半に大活躍した選手。

文学的というか、なかなかカッコいい表現のような気はする。選手の生き様を切り取ったような言葉だ。

ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)の言葉

My favorite thing to do is ride a bicycle. I ride road bikes. And for me, it's mobile meditation.

『僕の趣味は自転車に乗ることだ。ロードバイクに乗ることは、”動的な瞑想”なのさ』

動的な瞑想(mobile meditation)…!移動しながらの瞑想行為…!ううむ、なるほど…。この言葉は深い。そして「そう!それだよ!自転車って移動しながらの瞑想なんだよ!」って感動した。

ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams, 1951年7月21日 - 2014年8月11日)はアメリカの俳優・コメディアン。アカデミー賞に4回ノミネートされ、1998年には『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー助演男優賞を授与されている。惜しいことに、2014年に63歳の若さで亡くなった。

代表作は、

  • 『グッドモーニング, ベトナム』
  • 『いまを生きる』
  • 『レナードの朝』
  • 『フィッシャー・キング』
  • 『アラジン』
  • 『ミセス・ダウト』
  • 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
  • 『ナイト ミュージアム』シリーズ
かなと。

個人的に好きなのは、「いまを生きる」なんだけど、原題は『Dead Poets Society』なんだよね…。原題の跡形が影も形もない。原題をそのままタイトルにしてほしかった。いまを生きるって、あまりにも安直なタイトルのような気がしてならない。

ファウスト・コッピ(Fausto Coppi)の言葉

Ride a bike, ride a bike, ride a bike.

『自転車に乗れ。自転車に乗りなさい。自転車に乗るんだ』

アンジェロ・ファウスト・コッピ(Fausto Coppi、1919年9月15日 - 1960年1月2日)はイタリアのプロ自転車選手。

ツール・ド・フランスで2度の総合優勝(1949年、1952年)と5度のジロ・デ・イタリア総合優勝(1940年、1947年、1949年、1952年、1953年)を果たしたほか、ジロ・ディ・ロンバルディア4連覇(1946~1949年)や世界選手権制覇(1953年)など数々の偉業を達成した。イタリアスポーツ界の伝説的英雄だが、1960年に40歳の若さで死去。

シンプルで潔い言葉。乗っても乗っても飽きが来ない。ますますペダルを回したくなる。それが自転車。

エディ・メルクス(Eddy Merckx)の言葉

Ride as much or as little. as long or short as you feel. But ride.

『距離や時間は関係なく、好きなだけ乗ればいい。ただし、乗るのです』

エディ・メルクス(Eddy Merckx, 1945年6月17日 - )は、ベルギー出身のプロロードレースの選手。ちなみに「エディ」はエドワードの愛称ではなく、本名だそうな。

ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアをそれぞれ5回ずつ、ブエルタ・ア・エスパーニャを1回制覇している。ツール通算ステージはなんと34勝、単年ステージ8勝、マイヨ・ジョーヌ保持日数96日はいずれもツールにおける最高記録。

世界選手権でも3回(アマチュア時代も含めれば4回)優勝。さらにミラノ〜サンレモを7回、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュを5回制するなどクラシックでも数多くの記録を残し、1シーズン54勝というシーズン最多勝記録も保持している(ちなみにシーズン50勝以上を3回達成している)ほか、パトリック・セルキュとタッグを組んでトラック競技でも勝利を重ね、16年間の競技生活で通算525勝(うちプロ時代に425勝)をあげた。

まさにレジェンドと呼ぶに相応しい。今はおじいちゃんですが。


以上、Global Cycling Network の「サイクリングのモチベーションを上げる10個の名言(Top 10 Motivational Cycling Quotes)」をお届けしました。


他にも、

Cyclists see considerably more of this beautiful world than any other class of citizens. A good bicycle, well applied, will cure most ills this flesh is heir to”

『サイクリストはどんな階層の人間よりも、多くの美しい景色を見ることができる人種ではないだろうか。良い自転車は、それだけで病気を癒してくれる存在だ』

とか

『宇宙戦争』で知られるSFの父、ハーバート・ジョージ・ウェルズ(Herbert George Wells, 1866年 - 1946年)の

When I see an adult on a bicycle, I do not despair for the future of the human race.

『大人が自転車に乗っている姿を見るたびに、人類の未来も捨てたものではないと思う』

とかも検索で見つけた印象深い言葉。


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読んでたら走りたくなってきたので、ちょっくら動的な瞑想をしてきます。


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9月から始めた月刊サイクルガジェット、記事にするまでもないけど日々考えていること、検討中のカスタマイズ、8月上旬から継続中の減量生活について書いております。 ということで、11月号をお届けします。 >> 2017年10月号 >> 2017年9月号 減量生活まもなく丸3ヶ ...
9月から始めた月刊サイクルガジェット、記事にするまでもないけど日々考えていること、検討中のカスタマイズ、8月上旬から継続中の減量生活について書いております。

ということで、11月号をお届けします。

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>> 2017年10月号
>> 2017年9月号

減量生活まもなく丸3ヶ月

8月頭に開始して以来、まだ体重計には一度も乗っておりません(!)が、明らかに体は軽くなっていまして、シルエットも変化しています。特にそれを実感するのがスーパー銭湯。

お、今までの醜い(脂肪の)はみ出しが消えてきた…

鏡に映った裸体は誤魔化しようがないので、体型チェックにはもってこい。下腹部のドーナツ状の脂肪の塊が消えつつあります。ベルトの穴も一つ半減りました。


食生活は無理なく続けられることが大事。ダイエット成功の鍵は「ダイエットしていると意識しないこと」だと何かの書籍に書いてあって、至言だと思いました。

そうなんです。何かを習慣化し、当たり前の日常にまで持っていくには、いちいち頑張っている意識なんて不要なんですよね。なんとなく生活しているウチにそれがスタイルとなり、気がついたら体重が減っている…これが理想。

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/ ナッツが最近は大活躍 \

そのために心がけていることは単純で、

  • 夜は腹八分目ならぬ、腹五分で止める(炭水化物は抜く)
  • 野菜はいつ何時どれだけ食べてもOK
  • ランチはわりと自由に食べてOK
  • お菓子は週に2~3回程度はOK(夜間は除く)
  • ジャンクフードは(滅多に)食べない


気をつけるのは夕飯だけで、朝と昼は「あからさまに不健康な食事ではない限り、自由」としてあります。日中に口が寂しくなったら、スナックや揚げたお菓子ではなく、無塩ナッツとかリンゴにします。

夜、どうしても空腹に抗えなかったら、リンゴを2~3切れ剥いて食べるんですが、かなり気が紛れます。

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外出先で生のリンゴが手に入らないときは、コンビニでヨーグルトとか。オシャレな若者が行き交う渋谷駅近くのファミリーマートの前で、オッサンが立ったままカップヨーグルトをモシモシ食べる姿はあまり格好の良いものではないですが、そんなことも言ってられません。

そうそう、そういえば明らかに外食に費やすお金が減りました。これまでは、夜まで仕事が続いたときは、終わってからどこか店に入っていたのが、今はコンビニで200円くらいで終了。ダイエット生活はお財布に優しいです。

以前よりも階段が楽だし、ロードバイクでの登坂にも余裕が生まれました。感覚的な表現ですが、これまで一番軽いギアを使っていたのが、1枚残してクリアできる……かんじ。

体型がスリム化してきたせいか、ビブショーツも違和感なく着れるようになってきました。あと、新幹線にビブショーツで乗る体験も済ませました。在来線はまだ抵抗がなくはないですが、新幹線の方がむしろ心理的抵抗か少ないかなと思います。

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/ 完全に慣れました(習慣化できない行動はない) \


ただ、可愛い女性とすれ違う瞬間に、お腹をちょっぴり引っ込めてしまう癖は治っておりません(笑)。

ということで、11月末には体重計に乗ろうと思っています。(前月も同じこと言ってたぞ…)

きっかさんの電子書籍マンガがじわじわおもしろい

亀が無理してロードバイク乗ってみた」作者のきっかさんが、昨年書籍を出版をされたのに続き、続編を電子書籍(kindle版)で出されたので、さっそく読んでみました。

女性視点でサイクリストの日常&あるあるネタを面白おかしく切り取っています。旦那さんの夫者(おとじゃ)もいい味を出していて、男性である自分は夫者にいつも共感させられます。

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(自分もワンシーンで紹介されててうれしい…)


サイクリスト以外は共感ポイントがわからないでしょうが、サイクリストなら漏れなくオススメ。誰が読んでも楽しめるけど、女性サイクリストであれば100パーセント共感できるはず。

ちなみに自分は、いまも(書籍版の)『亀が無理してロードバイク乗ってみた』を枕元に置いて時々めくってはグフっ…とほくそ笑んでいます。

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/ ブログでもイケメンに描いていただけてありがたき幸せ……\


Amazonのプライムリーディングが最高

Amazonプライム会員ならすでにプライムビデオとプライムミュージックは利用しているはず。なにしろ追加料金ナシですからね。

さらにプライムリーディングも始まり、ますますパワーアップ。冊数はまだ900くらいでたいしたことはないものの、マンガも実用書もあってかなりよい。

iPhoneのKindleアプリで出勤中、ランチタイムに読みまくってます。マンガでは『インベスターZ』、『ナナのリテラシー』が超面白い。これから『蟹工船』を読むつもり。蟹工船は1929年(昭和4年)に発表された小林多喜二の小説で、プロレタリア文学の代表作と呼ばれている作品ですね。

アマゾンの紹介文章を引用すると…

虐げられる労働者たちの闘争を描くプロレタリア文学の代表作。

船でもなく、工場でもない――「蟹工船」。戦前、オホーツク海上で行われた「たらば蟹」の加工設備を備えた漁船。そこは、航海法や工場法に適用されず、さらには労働法規もない。まさに海上に浮かぶ過酷な労働の場だった。

劣悪な環境の中、監督による暴力・虐待、過労や病気で次々と倒れてしまう。労働者はやがて権利意識に目覚めてゆく――。

本作は、小林多喜二によって描かれた小説であり、プロレタリア文学の代表作のひとつ。また、国際的な評価も非常に高く、複数の言語に翻訳されている作品。


「買うほどではないけど、読んでみたいなー」ってのにぴったり。ただ、Kindleアンリミテッドとの差別化はしなければならないので、冊数が激増することはないのかなと。

「Kindleアンリミテッドにしようかな…」と思っておりまして、どう考えてもプライムリーディングは「Kindleアンリミテッドへの呼び水でしかない」と思います。 (30日お試しちゅうだけど、多分そのまま加入すると思う)

プライムビデオも大活躍してまして、こないだ『64(ロクヨン)』を三本ローラーの上で視聴し終えました。前後編で4時間あったので数回に分けて視聴しまして、なかなか良い作品でした。

警察を舞台にした身代誘拐殺人事件で、派手なアクションはなく、淡々と進むドラマ。佐藤浩市、三浦友和、吉岡秀隆、奥田瑛二、綾野剛、瑛太らの迫真に迫る演技がよく、人間も緻密に描けていたかなと。 そして、子を思う親の気持ちにぐっときました。

悲しみの中にも微かな希望が残るエンディングも印象深かったです。警察系ドラマが好きな人にはオススメ。

ただ、この映画は三本ローラーには完全に不向き。登場人物が多く、警察内部の権力争いも絡むので、人物相関図を時々脳内で振り返る必要があります。

疲れて脳内メモリ残量がわずかだと、「あれ?この人はどこの所属だったっけ…」「主人公の佐藤浩市との関係性は…?」とか考え込むこともありました。

最近いいなと思うクルマ

ロードバイク以外の自分の趣味は、「買えもしない車のインプレッション動画を三本ローラー上で観る」でして、プライムビデオ以外だと、海外インプレッション動画を食い入るように観ております。

そもそも経済的にムリなので、愛車(フィアットのパンダ)でまだ行くつもりです。というか、パンダは大のお気に入りで、3年半経った今でも1ミリも飽きておりません。


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それはそうと、いま気になっている車が3台ありまして……

シトロエンC3

Citroen C3 2017 launch review



パンダとシルエットが似ているし、キャラ的にもかぶるので気になる。なによりデザインが天才的に秀逸。3ナンバー(全幅1,750ミリ)ではあるけど、全長は4,000ミリ以下(3,995ミリ)でサイズ的にも十分にコンパクト。今買うとしたら、間違いなくコレ。

シトロエンC3 Aircross

Citroen C3 Aircross 2018 - can sensible be cool? | Top10s



上記C3のクロスオーバーですね。まだ日本で発売されていない(2017年11月上旬時点)けど、おそらく入ってくるのではないでしょうか。やや大型化してはいるものの、激戦区のBセグメントSUV市場に一石投じるモデルになると確信しております。

ただ、シトロエン&プジョーはディーラー網に難ありなので、販売力&アフターケア的に苦戦するのかも…。価格次第ですが、個人的な本命はコレです。

ボルボXC40

The New Volvo XC40: City Living Made Simple



確実に手が出ないとわかっている車。V40の派生クロスオーバーということで、V40の価格から想像するに……もっとも高いV40 T5 R-Designの車両本体価格(税込み)が4,550,000円。V40 T3 Inscriptionで4,140,000円。V40 D4 Kineticで3,640,000円。最も安いV40 T2 Kineticでようやく300万円を切って2,990,000円。

V40よりは確実に高くなることが予想されます。ただの勘ですが、XC40はベースモデルで360~380万円からスタートし、中間グレードが420~470万円前後、最も上のラグジュアリーモデルで500~550万円…くらいになるのではないかと。 (ぜったい買えん…)

兄貴に当たるXC60の価格レンジが5,990,000~8,840,000円なので、550万円は越えてこない気がします。いずれにせよ、ハッキリわかっているのは、自分には高嶺の花だということ。

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/ 37,000キロほど走りました…\


ということで、これから寒くなりますので、お体を大事に。体調を崩さないようお気をつけくださいませ……。 m(_ _)m


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乗り慣れているサイクリストは経験で感覚的にわかるけど、初心者だとちんぷんかんぷんなのが「チェーンリングとスプロケットのギア比」ではないだろうか。 常識的な体力がある方なら、(一般人向けに最適化されている)完成車を買っておけば問題はないのが実情。ただ、走 ...
乗り慣れているサイクリストは経験で感覚的にわかるけど、初心者だとちんぷんかんぷんなのが「チェーンリングとスプロケットのギア比」ではないだろうか。

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常識的な体力がある方なら、(一般人向けに最適化されている)完成車を買っておけば問題はないのが実情。ただ、走りこんで慣れてくると、「ちょっと坂で辛いなあ」とか「このギアのこのギアの間にもう1枚あると、自分にとって快適な巡行速度で走れるんだが…」ってなってくるもの。

そこで、GCNで「チェーンリングとカセットスプロケットの正しいギア比の見つけ方(How To Choose Your Chainrings + Cassette)」という動画があったので、翻訳しつつ紹介しますね。



ギア比の基礎

単純に言うと、カセットスプロケット(リア)のギアが小さければ小さいほど、チェーンリング(フロント)が大きければ大きいほど、スピードが出る。

前後のギア比に落差があればあるほど、後輪は高速回転する。当たり前の話ですね。

ちなみに、52Tとか12Tとかって数字はギアの出っ張りの数を表してまして、Tは「teeth(歯牙)」の頭文字。ずっと使っていると摩耗してくるので、どこかのタイミングで交換は必要になる。 

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/ Rotor の Q-RINGS、2015年春から使ってますが、ぜんぜん現役 \

カセットとチェーンリング組み合わせの具体例

チェーンリングのサイズは様々だし、カセットスプロケットの種類はさらに多様。すべての組み合わせをひとつひとつ挙げていってもただの数字の羅列になってしまって面白みがない。そこで、いくつか例をとってみよう。

  • フロント52T×リア11Tでペダルを1回転させた場合、進む距離は「9.6メートル」
  • フロント34T×リア25Tでペダルを1回転させた場合、進む距離は「2.9メートル」
※一般的な700cホイールの場合です


コンポーネントによって選べるカセットスプロケットの組み合わせは微妙に異なる。グレードによっては、「欲しいギア比のカセットスプロケットが無い!」ってことも。
※まあ、コンポをミックスして使えば問題にはならないですが

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ちなみにシマノを例に取ると、こんなかんじ。(2017年8月末時点調べ)

デュラエース(CS-R9100)

平均重量 175g (11-25T)  ※シマノ公式サイト

オプション 1 【11-25T】
11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25

オプション 2 【11-28T】
11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28

オプション 3 【11-30T】
11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30

オプション 4 【12-25T】
12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25

オプション 5 【12-28T】
12-13-14-15-16-17-19-21-23-25-28

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アルテグラ(CS-R8000)

平均重量 292g(11-32T ) シマノ公式サイト
11-25T, 11-28T, 11-30T, 11-32T, 12-25T, 14-28T の6種類
※詳細な組み合わせは紹介されていなかった

105(CS-5800)

シマノ公式サイト

オプション 1 【12-25】
組合わせ 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25

オプション 2 【11-28】
組合わせ 11-12-13-14-16-17-19-21-23-25-28

オプション 3 【11-32】
組合わせ 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32

ティアグラ(CS-HG500-10)

シマノ公式サイト
  • 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25
  • 12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
  • 11-12-14-16-18-20-22-25-28-32
  • 11-13-15-17-19-21-23-26-30-34

  • 11-28T
  • 11-42T

このふたつは、詳細のギア構成比が未記載だった。

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/ BOMA の Refale には105(11-28T)を使ってます \

チェーンリングのサイズ

「53-39T」はいわゆるノーマルと呼ばれるサイズ。ほとんどのプロサイクリストがシーズン中にメインで使うのがこれ。平均速度の高いタイムトライアルだと、55Tを使う選手もいるそうだが、一般サイクリストはほぼ検討しなくてOKな代物。

プレゼンテーションしているダンさんは元プロサイクリストなのだが、引退した現在はコンパクトチェーンリング(52-34(or 36)Tを使っている。

力が有り余っている若者とか、相当の脚力の持ち主でない限り、ノーマルをあえて選ぶ必要はないかなと。

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大半のサイクリストはコンパクトチェーンリングでたいていの地形とシチュエーションをカバーできるが、どうしても体力的に不安であれば、トリプルという3枚ギア構成もひとつの方法。

3枚目を保険として持っておけば、ライドの終盤で体力が残っていないときや、激坂に出会ったときに使うことができる。

ただし、マウンテンバイクでは馴染み深いギア構成で、完成車ロードバイクではあまり見かけない。どうしても3枚にしたい場合、リアディレイラー交換も視野に入れたカスタマイズが必要になる可能性が高い。

カセットスプロケットのサイズ

7段変速しかできなかった時代は、トップが11Tでローが25Tという組み合わせが多かったそうで、7枚で11から25Tをカバーするのは難しかった。

というのも、7枚で11Tから25Tを構成すると、ギア同士間のギャップが広がりすぎてしまい、「ちょうどよいギア比で走れない…」となってしまうから。

ちなみにCS-7400-7(7段のデュラエース)のギア構成を調べてみたら、5種類あった。

  • 12-13-14-15-16-17-19T
  • 12-13-14-15-17-19-21T
  • 13-14-15-16-17-19-21T
  • 13-14-15-17-19-21-24T
  • 13-15-17-19-21-23-25T


25Tを求めると、トップが13Tにならざるを得なかったようだ。

今は11段変速が主流なので、同じ11-25Tでもクロスレシオでギア比が滑らか。地形変化や体力消耗に影響されず、ケイデンスはそのままで快適なペダリングが可能である。各社の技術革新に感謝したい。

どのギア比が自分に最適なのか?

ダンさんも「ギア構成はその人の体力が、走り方の好み、コースによっていくらでも変わるので、これが正解ってハッキリと示すことはできない」と断っている。

その上で、目安となる方法も明示しており、まずはこんな自問自答をしてみよう。

「自分はレース志向か?」

草レース等で戦いたいとか、スピード重視であれば、クロスレシオ目のカセットスプロケットがよい。軽いギアを犠牲にしてでも、トップギアを小さく(11Tに)していく方向だ。

「自分はのんびりライド派か?」

マイペースで走る、競わない速度で山を登る機会がメインなら、軽めのギア(28Tかそれ以上)を持つカセットスプロケットがよい。登りが苦手なら、30Tか32Tを備えたカセットスプロケットがベターだろう。

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さらに、成人には関係のない話だが、ジュニア年代であれば「フロントは52Tで、リアが14Tまで」というレギュレーションが多くの国で採用されている。


余談ですが、自分のギア比構成はこんなかんじ。

ロードバイク(BOMAのRefale)

・チェーンリング:50-34T
・カセットスプロケット:11-28T
Rotor の Q-RINGSを使ってます。いわゆる楕円リングです。

>> ROTORの楕円リング、「Q-RINGS」を継続インプレッションさせていただいています

>> シチュエーションに合わせてスプロケットを交換するという楽しみ方(ロードバイク編)  


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カセットスプロケットはもともとシマノ CS-6800 11S 12-25Tを使っていたんだけど、激坂でもう1枚欲しくなるので、2016年夏に105 CS-5800(11-28T)に変更して、自分の脚的にはちょうど良くなりました。

ミニベロ(タイレルのCSI)

・チェーンリング: 53-39T
・カセットスプロケット: 12-25T

ロードよりチェーンリングが大きいですが、ホイール径が小さいので、このサイズでもなんとか登れます。


以上、「チェーンリングとカセットスプロケットの正しいギア比の見つけ方(How To Choose Your Chainrings + Cassette)」の翻訳紹介でした。


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年内で満四年になる愛車、BOMA の Refale に載せているコンポーネントをどのタイミングで交換しようか迷っている。 / ホイールは試走させてもらったモノ(私のではないです) \ 2014年1月にアルテグラ(6800系)で組んだロードバイクで、これまでにホイール(ZONDAから ...
年内で満四年になる愛車、BOMA の Refale に載せているコンポーネントをどのタイミングで交換しようか迷っている。

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/ ホイールは試走させてもらったモノ(私のではないです) \

2014年1月にアルテグラ(6800系)で組んだロードバイクで、これまでにホイール(ZONDAからShamal Milleへ)、ハンドルバー(アルミからカーボン)、サドル(セライタリア~TIOGA~プロロゴ)、チェーンリング(アルテグラからROTOR)、バーテープ(数回)を交換してきたのだが、ドライブトレインは未着手。

ロードバイクのコンポーネントって、いったいどれぐらい使えるのかよくわかっていないんだけど、先輩ローディさんたちに訊くと「4~5は余裕。大事に使えば7~8年は持つよ。まあ、寿命を迎える前に新型を買ってしまうのがサイクリストの常だろうけど(笑)」とのこと。

自分のは4年未満なので、まだまだ大丈夫ということになる。事実、使い心地は(自分が感じる範囲では)どこが劣化しているのかぜんぜんわからない。

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わりと大事に使っているのもあるし、屋内保管でメンテナンスも欠かさないタチだし、1年~1年半を目安にワイヤー類は総取っ替えしているせいもあり、シフトフィールは常に快調。

なので、冷静に考えると、「まだ6800系アルテグラを使い続ければいいじゃん」という結論が出る。とはいえ、やはり新型も気になるじゃないですか。R9100 とかR8000とかリリースされたし、R8000アルテグラのDi2 も、もうちょっと待てば登場するのはほぼ間違いない。

>> アルテグラR8000のインプレ動画翻訳紹介


買い換えるか否かという問題と、買い換えるとしたらどれにするかという悩み。さらに、「電動化に踏み切るのか」、はたまた「機械式のままで今後何年かを過ごすのか」という大きな分岐点も待ち構えている。

現時点ではまったく思考の整理整頓ができていないんだが、理性的に選択肢を絞っていくと、きっと安定のシマノさんになるでしょう。性能とコストパフォーマンスのバランスはピカイチだし、パーツ供給もしっかりしてて、カンパニョーロやスラムより安価。

「シマノを選べば間違いない」…それは左脳は重々承知しているのだが、右脳のどこかが、「カンパニョーロを捨ててもいいのか?CSI購入のときに散々悩んだスラム(Force)はどうするんだ?」と囁いてくる。

>> シマノ、カンパニョーロ、スラム、どれがベストのコンポーネントなのか?


長々と書いてきましたが、要するにいまだにカンパニョーロとフォースの可能性を捨てきれずにいるのです(笑)。「勇気を出せ!冒険しろ!」とハッパをかけてくるもう一人の自分がいるんですね。

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ということで、今回は CyclingTips さんで紹介されていた「新型CENTAUR(ケンタウル)」記事の翻訳紹介です。

元記事はこちら→ Revamped Campagnolo Centaur 11-speed groupset sets sights on Shimano 105 and SRAM Rival


新型ケンタウル(CENTAUR)は、シクロワイアードさんでも記事化されていましたね。
↓ >> 刷新されたエントリーレベルグループセット カンパニョーロ新型CENTAURデビュー(シクロワイアード)

ケンタウルとはどんな位置づけのコンポーネントなのか

ケンタウルはカンパニョーロのエントリークラスコンポーネント。位置付けはシマノ105クラスで、ポテンザの下位グレードとなる。仮想ライバルは105なので、10速から11速にバージョンアップしている。

ケンタウルのリバイバルにより、10速のベローチェはディスコン(廃版)となった。

デザイン上は上位モデルを踏襲しており、スーパーレコード、レコード、コーラス、ポテンザの流れを汲む。これでコンポーネントの一体感というか、ファミリー感が強まったかんじである。

四本アームのデザインで統一されたアルミ製。チェーンリングのサイズは2種類のみで、52ー36Tと50ー34Tのみ。53ー39Tは特に追加予定されていない。(まあ、他のグレードのパーツを流用することで実現は可能だが)

Campagnolo-Centaur-1
※画像引用元はCyclingTips

ケンタウルのブラケット部分(エルゴパワー)は、ほぼポテンザと同じ。適度に小型で、手のひらで握りやすいエルゴノミカルなデザインをしており、先端はピュッと上を向くように伸びている。「カンパニョーロのブラケットは握りやすい。握り心地だけなら、シマノよりも良い」という声はよく聞くが、自分もそう思う。

ブレーキやシフター等、細かな装備の特徴

ブレーキレバーはアルミ製で、シフトレバーはプラスチック(カーボンで覆うように加工することで、強度を確保している)。この辺はコストダウンのためなので、致し方ない。

シフトレバーを一気に押し込むことで、シフトダウンは3段飛ばせる。が、シフトアップは1段づつのみ。

フロントディレイラーに目を移すと、ポジションは3つ。インナーで二箇所、アウターで一箇所。

Campagnolo-Centaur-5
※画像引用元はCyclingTips

ケンタウルのリアディレイラーはアルミ製。フロントディレイラーのケージは耐久性重視のためスチール製である。シマノの105(ロングケージモデル)と比較して、15グラム軽いのが特徴。

コストダウンとポテンザとの差別化のため、一つ前の世代のデザインを生かしている部分もあるそうな。まあ、普通に走るぶんには気にしなくて良いレベルの差でしかない。

あと、リアディレイラーは1種類のみで、ロングケージは、ショートケージなどは用意されない(ミドルケージの1サイズ展開)。ただし、1種類のみで32Tのカセットスプロケットを装着できる。30Tですらヒルクライムには充分なギアなので、32Tまで使えるのであれば、激坂も大丈夫だろう。

カセットスプロケットの種類はやや少なく、11-29T、11-32T、12-32Tの3種類。(スピードやパワー重視ではない)レクリエーション目的のライダー向けの構成だ。

ちなみにカセットスプロケットの歯はスチール製。1〜3段の歯のみ肉抜きされたアルミ製にすることで、軽量化につなげている。

なお、チェーンは上位モデルよりはやや重いが、耐久性には優れたモノが使われている。


なお、カンパニョーロは2017年に、油圧ディスク仕様ブレーキ化に対応すると発表しており、スーパーレコード、レコード、コーラス、ポテンザが対象となる。つまり、ケンタウルのみリムブレーキ仕様しかない。

ブレーキは前後ともにデュアルピボットのアルミ製で、ブレーキパッドは新しいコンパウンドが採用されている。今後のカンパニョーロのラインナップに徐々に使われていくものになるとのこと。

ブラックとシルバーカラーの2色展開される。

ケンタウルで走ってみたインプレッション

カナリア諸島で開催された、コンポーネント主催のケンタウル発表会では、プレス向けにテストライドも行われた。CyclingTips.com のスタッフも参加したそうで、そのインプレッションは以下の通り。

ケンタウルのシフターは基本的にはガッチリしており、明確な操作感覚がある。

シマノのコンポーネントに比べ、レバーのひと押しひと押しの操作には重みが感じられ、指先に力を込める必要はある。その点で、シマノのほうが「ストレスフリー」だと表現はできる。

レバー類はカーボンで補強されたプラスチック製だが、上位モデルと比較してなんら操作感で劣っている部分はない。

(親指で操作する)シフトアップのスイッチは、ケンタウルだとひと押しで一段づつしかシフトアップしない。(コーラス、レコード、スーパーレコードはひと押しで3段アップ可能。

ケンタウルで操作できる「複数段数のギア飛ばし」はシフトダウン時のみで、シフトアップには対応していない。ここは残念な点で、シマノもスラムもひと押しで複数段数のシフトアップは不可能。カンパニョーロの上位モデルでは実現できている機能がケンタウルにも備わっていれば、差別化に繋がったはず。

上位モデルに比較して、ケンタウルにメリットがあるとすれば、「シフトアップ用の親指スイッチがコーラス、レコード、スーパーレコードより低めに据えられていることで、下ハン時のシフトアップがしやすい」になるかなと。

ケンタウルのブレーキ性能も申し分ない

カンパニョーロといえば、「コントロールのしやすさがピカイチ」とよく称される。自分の数少ないカンパニョーロの試乗経験からいっても、ブレーキタッチの繊細さに衝撃を受けたものだった。

ケンタウルのデュアルピボットのキャリパーブレーキはソリッドなタッチで、ストッピングパワーも良いとのこと。

なんなら、ブレーキ単体が軽い上位モデルよりも、ケンタウルのやや重めのほうがビビりがないというか、急ブレーキでもしっかり作動してくれた。まあ、高速スピード域では当然ながら上位モデルに軍配が上がったけどね

と評価していた。

上位モデルには、ピボットにボールベアリングが使われており、タッチの繊細さの演出につながっている。ただし、一般サイクリストでは気づけるかどうかといった差でしか無い。

ケンタウルは購入する価値があるか?

ライバルとなるシマノの105と比べると、変速とブレーキ操作感は違う。違いは良し悪しとか優劣で決まるものではなく、個人の好みの差だ。

インプレをした人の個人的感想だが、スラムのライバルよりも「ケンタウルのほうがガッチリしており、頑丈な印象を受けた」とのこと。

アルミ製の四本アームクランクは、うれしいことに上位モデルと「パット見が似ている」おかげで、それなりに高級感がある。ブラックだけでなく、シルバーモデルも存在する。クラシックな雰囲気で組みたい方には、シルバーがマッチするだろう。


以上、CyclingTips さんの「新型CENTAUR(ケンタウル)」記事の翻訳紹介でした。


・・・とここで終わってもよいのだが、ついでに価格も調べてみた。

105とケンタウルの価格比較

位置づけ的には105と肩を並べるが、価格的にはどうなのだろう。 株式会社カワシマサイクルサプライの公式サイトとシマノ公式サイトから価格を引っ張ってみた。
※価格はすべて税別

>> 株式会社カワシマサイクルサプライのケンタウル紹介ページ

>> シマノの105商品ページ ※価格が載っていなかった…。ので、他で調べた。

リアディレイラー

ケンタウルは9,800円(※シルバーは10,800円)。

105(5800系)はSS(ショートケージ):4,481円(税別)、・GS(ロングケージ):4,888円(税別)。

※価格差は約2倍

フロントディレイラー

ケンタウルは6,500円(※シルバーは7,200円)。

105(5800系)は3,032円。

※価格差は2倍以上

シフター

ケンタウルは19,800円(※シルバーは21,000円)。

105(5800系)は21,289円。

※価格差はほぼ同等(わずかにカンパニョーロのほうが安い)

クランクセット

ケンタウルは22,500円(※シルバーは24,500円)

105(5800系)は14,239円。

※シマノは6割の価格

キャリパーブレーキ

ケンタウルは7,600円(※シルバーも同価格)

105(5800系)はフロントが4,337円(税別)、リアが3,848円(税別)

※価格はほぼ似ている

チェーン

ケンタウルは5,000円。

105(5800系)は2,521円。

※価格差は約2倍

カセットスプロケット

ケンタウルは9,600円(12-32T)と11,500円(11-29T/11-32T)。

105(5800系)
・11-28T 4,675円
・11-32T 5,149円
・12-25T 4,675円

※価格差は2倍以上


ケンタウル、なかなかにお高いですね…。

>> スラム(SRAM)のコンポーネントのセット価格は国内外でどれくらいの差があるのか?【調べてみた結果】

個人的な感想

カンパニョーロはどのグレードもデザインに大差がなく、素材の差が価格差となって現れる。そういう意味では、ケンタウルは「十分すぎるくらいカッコいい」と思える。

というか、カンパニョーロユーザーではない自分は、コーラス、ポテンザ、ケンタウルそれぞれのフロントディレイラー、リアディレイラーを単体パーツで(ロゴは隠して)見せられたとして、グレードを言い当てられる自信はない。それくらい(自分にとっては)見分けがつかないのがカンパニョーロ。

そういう意味では、(価格差はいったん置いといて)「ケンタウルと105で悩むのはぜんぜんアリ」な気もしている。パーツの入手のしやすさ、消耗部品の価格、総合的なメンテナンス性についてはシマノが圧倒的に優れるが、それはそれとして、「愛するコンポーネントと共に生きることが、ローディにとっての幸せ」であるのも真理ではある(持論w)。


それにしても、なぜにコンポーネント選びはこんなにも苦しく、同時に楽しいのであろうか…もう少し悩みます(*^^*)


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9月から開始した、『月刊サイクルガジェット』。 記事にするほどでもないネタとか、やろうかやるまいか悩んでいることとか、現在進行形で取り組んでいる減量生活とか、オクサマの自転車生活のことなどをツラツラと書いてみる試みです。 >> 9月号はこちら ダイエッ ...
9月から開始した、『月刊サイクルガジェット』。

記事にするほどでもないネタとか、やろうかやるまいか悩んでいることとか、現在進行形で取り組んでいる減量生活とか、オクサマの自転車生活のことなどをツラツラと書いてみる試みです。

>> 9月号はこちら

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ダイエットの進捗&減量の報告

わりと真剣にダイエットに取り組んで、5週間が経過しました」にも書きましたが、順調に進行中。もうすぐ丸2ヶ月になります。

開始前、そして開始後も体重計に一度も乗っていないので、何キロ落ちたかはわかりません。ちょっとやそっとの減量成功に気を良くして、美味しいものを食べてしまわないよう、あえて「3ヶ月は体重計に乗らないでおこう」と決めているからです。

これが吉と出るか凶と出るか……10月末には腹をくくって計量してみるつもりです。


Twitterでもアドバイスを頂戴しています。ありがとうございます。





数キロ落ちたのは間違いなく、鏡に映った下腹部の膨らみは確実に凹んでおり、事実、ベルトの穴がひとつ小さくなりました。ベルト無しでもずり落ちなかった短パンが、ベルトでしっかり締めないとずり落ちそう。

10-1
/ 確実に凹んでいます…! \

とくにウレシイのがサイクルジャージを着たときです。普段はルーズなTシャツでごまかしている腹の出っ張りが、ピタッとしたサイクルジャージだとモロバレするんですが、「あれ?あんまり出っ張っていない…これってもしかして…」って心ときめくようになってきました。

感覚では、3キロ落ちたかな…くらいかなと。いちおう年内に10キロ減を目指しているんですが、達成できるかな…。(開始前の体重を測っていない時点で10キロもヘッタクレもないんですが…) (^_^;)

ということで、10月もがんばります。

娘がロードバイクに興味を持ち始める

高校生の娘がおりまして、これまで自転車には一切興味を持たなかったのが、父親にたまに付き合ってくれるサイクリングのせいで「サイクリングは楽しい」ことに目覚めました。
※書籍とか連載でネタになっている娘です

で、ついに「ロードバイクがほしい」と自発的に言い始めました。

何の知識もないのでいくつかメーカー名を教えたら、勝手に検索をしまくって、「これがカッコいい」と見せてきたのがカレラ(CARRERA)。

玄人っぽいメーカーを選んできたな…。つか、てっきりビアンキ(Bianchi)かデローザ(DE ROSA)あたりをチョイスしてくるかと思ったらまさかのカレラ。

娘は『弱虫ペダル』とか『ろんぐらいだぁす!』あたりの自転車マンガには興味がなく、まったくの素の状態でサーチしたらしいです。メーカーのイメージとかどこかメジャー(or マイナー)かは関係ないようです。

カレラに関する知識は私もほぼないので、代理店のサイトを見てみました。

1989年に元プロ選手のダビデ・ボイファヴァとルチアーノ・バラキによって設立。設立趣旨は明快。自転車愛好家たちの夢をかなえることである。

フィットネスを手に入れることができる喜びに加え、ワクワクできる最高品質の製品を提供する。その品質は500勝を超えるプロレースでの優勝に裏付けられている。

一言でいえば、他には真似のできない、真のイタリアン・テイストを運んでくれるバイクである。

抽象的な説明ですが、イタリアブランドであることはわかります。

で、彼女が欲しがっているのが「PHIBRA EVO(フィブラエボ)」というフレーム。聞いたこともない製品名だな…と思って製品ページを見てみたら…

ユニークな形状、カレラのアイコン・モデル。近未来的な形状を特徴とするフィブラは、2本のアーチを縦のシートチューブでつないだ構造にすることで前三角がユニークなシェイプを持ちながら高い剛性を確保することに成功しました。

後三角は一体化していて、コンパクトで剛性があり、反応性が高い設計になっています。 グランフォンドのための理想的バイクです。

トップチューブからシートステーにかけて、1本の曲線がつながるデザインで、かなり珍しい造形。「この形がたまらなくカッコいい」らしく、「水平なのは(ホリゾンタルのこと)ピンとこない」とのこと。

無題2
公式サイトより画像引用

フィブラエボは個人的に好きなデザインではないですが、人の好みはそれぞれなので、娘の気持ちを優先するつもり。で、参考までに価格を見てみたら、なんとフレーム単体で28万円(税抜き)!めちゃんこ高級フレームでした…。

こんな高級フレーム、高校生が手を出して許されるものではないです。というか、父親より高価なフレームに乗るのは100年早い。

まあ、夢を持つのはよいことですので、買う買わないは別にして、心にしまっておきなさいとたしなめました。代わりに、同じカレラの「ER-01」というコスパの高いカーボンフレームを勧めておきました。

無題
公式サイトより画像引用 ディスクロード、カッコいい…!ホイール形状も好み

フレーム単体で98,000円(ディスクブレーキ用は128,000円)とけっこうリーズナブル。105で組めば…いや、それでもホイールだ何だで確実に20万は越えてしまう…。しかし、アリかも。 

まあ、今すぐどうこうするつもりはなく、当面はオクサマのボードウォークに乗せておくことにします。(本人もミニベロで充分に満足しているので)

IRCのアスピーテプロ、シュワルベのシュワルベワンはそれぞれ快調(2017年、パンク回数ゼロ)

ココ数年、ずっと無パンク生活です。記憶にある直近のパンクが、2014年の年末に会社からの帰りに赤羽の手前で起きたモノ。寒空の中で凍えながら交換作業した日以来、ノーパンク。

やっている心掛けは、「毎回乗る前に空気圧をチェックする」ことと、「ロードバイクは4,500キロ前後、ミニベロは3,000キロ前後でタイヤ交換」するくらい。

ロードバイクにはIRC社の Aspite Pro(アスピーテプロ)。ミニベロにはシュワルベ社のシュワルベワン(451)をそれぞれ使っているのですが、どちらも極めて快適。転がり、グリップ共に素晴らしく、まったく不満がありません。

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Aspite Pro(アスピーテプロ)では1,000キロ走りました。


シュワルベワン(451)は2016年8月から使い始めてすでに3,300キロ走りました。あれ?気がついたらすでに3,000キロ越えていたのか…。

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/ 1年以上使えれば御の字 \

シュワルベワンは、他のタイヤよりは少々劣化が早い」と知人等からは聞かされていたのですが、目立った劣化はなく、パンクもゼロ。次もシュワルベワン(451)にしようと決めています。4,000キロ以内に交換しておくのが賢明かな…。

バイクの洗浄を、ちまちま屋内でやるのではなく、屋外でタイヤを外して、ひっくり返して水をぶっかけて洗う方法に切り替えました

バイクの洗浄方法をガラッと変えてみました。これまでは部屋のリビングに新聞を敷き、ちょっとづつ洗剤をフレームやシートポストとかに吹きかけつつ拭く…のを繰り返していました。

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※屋内で掃除すると畳が砂だらけになる…

がっつり汚れたバイクを屋内洗浄するのは限界があり、ちまちま掃除することになるので時間もかかります。それに、畳を汚すとオクサマに叱られるので、思い切って両ホイールを外し、フレームをひっくり返して丸洗いすることに。

Global Cycling Network の動画を部分的に参考にしています



中性洗剤をバケツの水に混ぜて、ジャブジャブと洗うとあっという間に気持ちのよいほどきれいになります。水をしっかり落としてやらないと錆の原因になるので、エアスプレーでブレーキやフロントとリアのディレイラー周囲を入念に吹いて水気を飛ばしてやります。

BB周りとか、リアディレイラーの裏側とか、サドルの裏側とか、ブレーキシュー周辺とか、洗いにくい場所の汚れが水でボタボタと落ちていくのが愉快。

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洗い終わったらしっかり乾拭きして、チェーンにルブを刺し、フレームは『ガラスの盾』でコーティング。これでカンペキ。惚れ惚れするほど美しく蘇ります。これから寒くなりますが、水をお湯にすることで、冬場もこの方法で洗車するつもりです。


>> スマホ画面がツルツルでバツグンの操作性!35個もの用途を持つ『ガラスの盾』は魔法のコーティング剤なのかっ?【PR】


以上、取り留めなくあれこれ書きました。次月も続けてまいります…。


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これまでリアディレイラーTシャツとカセットスプロケットTシャツを作ってきまして、多数の方々にご購入いただきました(本当にありがとうございます)。 「なにそれ?」と思った方のために説明しておきますと、サイクルガジェットのオリジナル商品のことです。「こんなサ ...
これまでリアディレイラーTシャツとカセットスプロケットTシャツを作ってきまして、多数の方々にご購入いただきました(本当にありがとうございます)。

「なにそれ?」と思った方のために説明しておきますと、サイクルガジェットのオリジナル商品のことです。「こんなサイクリングアパレルがほしいな」と思って管理人が自分用に酔狂で作ってみたところ、周囲の反響が大きかったので、本気で製品化してみたのです。

ちなみにリアディレイラーTシャツはこれ。
Tshirt


カセットスプロケットTシャツはこちら。

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人気でいうと、リアディレイラーTシャツの方があります。十人中七人がリアディレイラーTシャツをお選びになります。カセットスプロケットの無骨さ、猛々しさも悪くないと自画自賛しているのですが、リアディレイラーの可愛さのほうが評価されているのかなと。

あ、そういえばタイレル(有限会社 アイヴ エモーション)さんとコラボで非売品のシャツも作ってみました。これはこれでオシャレな出来栄えだと悦に入っております。

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/ 社員の皆さんともお揃い(色違い、かわいい) \


ちなみにリアディレイラーTとカセットスプロケットT、これまで女性が購入された実績はゼロでございます…。「男女比率は良くて8:2か、偏ってもせいぜい9:1だろう」という読みは見事に外れ、男性購入者100%という記録を更新し続けています。

(女性への)プレゼント用に…」とご購入くださった男性が過去に1名だけいらっしゃいましたが、受け取ったご本人はどうかんじているのか…製作者としては気が気でなりません。(パジャマでもいいから着ていてくださることを願う)

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余談ですが、オクサマにカセットスプロケットTシャツとリアディレイラーTシャツをプレゼントしたところ、ほぼパジャマと化しております。稀に外に着てでかけてくれることもありますが、年に片手回数くらいでしょうか。

あんたのデザインは基本的にダサい。女子に訴える致命的な何かが欠けている

とぶった切られています。

前置きが長くなりましたが、新型Tシャツを企画中でして、デザインが出来上がりましたのでこの場でご報告。


その名も「ブレーキTシャツ」です!(ネーミングがすでにダサい)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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これまではメカや機材をイラスト化したものを配しておりましたが、今回は雰囲気をガラッと変えて文字(フォント)シャツです。表参道とか原宿とか渋谷のオシャレなアパレルショップに置いてある、「なんかよくわからないけど、オシャレなフォントの単語が散りばめられたシャツ」を意識してみました。

color
/ いろんな組み合わせを検討中\

サイクリストが見れば、「お主…なかなかやるな」と思われること間違いなし(たぶん)。そうでない人には完全に意味不明。そんなシャツを目指しました。

完全に個人の趣味でつくるので、果たして「製品化して」って声があるかどうか。まずはテスト的に制作してみます。完成したらお披露目しますね。


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ツールドフランスで走るような、雲の上の存在のトッププロ選手はいったいどんなロードバイクに乗っているのか。こないだはスプリンターとして有名なマーク・カヴェンディッシュのサーベロS5 を紹介した。 >> マーク・カヴェンディッシュの駆る『サーベロ S5』をねっとりと ...
ツールドフランスで走るような、雲の上の存在のトッププロ選手はいったいどんなロードバイクに乗っているのか。こないだはスプリンターとして有名なマーク・カヴェンディッシュのサーベロS5 を紹介した。

>> マーク・カヴェンディッシュの駆る『サーベロ S5』をねっとりと鑑賞できる動画を翻訳しました

今回は、ピーター・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)が実際に使用する愛機、「スペシャライズドのTarmac(ターマック)」を翻訳紹介しよう。
※2017ツールドフランスの第4ステージでそのカヴェンディッシュがゴールスプリントで落車し、進路妨害の直接の原因となったサガンはレース失格処分の裁定を受け、あっさりと大会を去ってしまったが… 

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/ぐうの音も出ない、圧倒的カッコよさ… \

元ネタは、自転車動画コンテンツとしては世界一だと個人的に思っているGlobal Cycling Network の「Peter Sagan's Specialized S-Works Tarmac | Tour de France 2017」である。



サガンのマシン、スペシャライズドのTarmac(ターマック)

スペシャライズドのロードバイクのキャラは大きく、Venge(ヴェンジ)、tarmac(ターマック)、Roubaix(ルーベ)の3つに分かれている。サガンはTarmacを平坦ステージ、山岳ステージ両方で使う(予定だった)。

フレーム重量はなんとわずか735グラム。トレックのエモンダ(Emonda)の最上位モデル(SLR)はフレームが690g(完成車で4.65kg)なので、業界最軽量ではないが、それでも相当に軽い部類に入る。

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ただ、サガンのフレームには専用ペイントが施されており、そのせいで少々重量アップにはなっている。上記のサーベロ S5 記事でも触れたが、ふつうにペイントすると200グラムくらい重量増になるとのこと。

これまで、Tarmacは「軽量な山岳マシン」って位置付けだったのが、それに加えてエアロダイナミックな形状も得ることになった。なにしろ、先代Vengeよりもエアロダイナミックになったほど。よって、平坦も山岳にも強いとのこと。 (万能マシンやん…)

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※先代Venge

フレームの硬さと走りの質感については、乗り手のサイズや体重に合わせて最適化されているそうで、男女、体重の重い人軽い人、だれでもその性能を堪能できる。

この数年でロードレースの世界ではタイヤのワイド化が進んでおり、そのトレンドに合わせて Tarmacでは30ミリのワイドタイヤまで装着可能。(30インチを履くロードサイクリストは少数派だと思うが…)

Tarmacのフレームは柔軟性も確保されている

サガンのようなトップレベルのスプリンターが使うマシン=素人はとても乗りこなせない超高剛性…かと思いきや、そうでもないらしく、柔軟性やたわみが生じる工夫が加わっている。

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たわみ、柔軟性やの指標を英語で「compliance(コンプライアンス)」と呼ぶ。日本でのお馴染みのコンプライアンスの意味は「法令遵守」だけど、自転車界での意味はそうではない。
※調べてて、初めて知った…

complianceとは、「柔軟性、たわみやすきの指標で、スティフネス、剛性、ばね定数の逆数である。

サスペンションのコンプライアンスとしては、タイヤの復元モーメント、前後力による舵角変化に関するステアコンプライアンス、前後コンプライアンス、タイヤのコーナリングフォースによるキャンバー角変化に関するキャンバーコンプライアンスが代表的で、突起による衝撃を従順にいなす乗り心地に優れたコンプライアンス性、キャンバー変化に影響されたコンプライアンスステアなどと表現される。

これらのコンプライアンスは操縦安定性、乗り心地に影響し、ブッシュなどのばね定数の設定とサスペンションのアームやリンクの配置で決まる。
Wikipediaより

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従来の真円形シートポストより平たい形をしており、たわみやすさを確保しているのだそうな。さらにサドルから下への10センチほどは、さらにひらたくなっており、乗り心地に貢献させている。

サガンのマシン専用のカスタマイズ

もともとTarmacは軽量フレームだが、そのまま最高クラスのパーツ、コンポーネントで組んでしまうと、UCI規定の6.8キロを下回ってしまう。よって、わざと重りをつけて6.8キロにしている。

サガン用に特性ペイントが施されているため、少々ウェイトアップになっている。「スーパースターペイント」と呼ばれる特別な技法が使われていて、天気の良い日は虹のカラーを表現するそうな。ただ、このペイントをしても、それでもUCI規定値より軽くなってしまうらしく、メカニックは多少の重りをつけることになる。ちなみにサガンのマシンはきっかり6.8キロである。

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サドルは「スペシャライズドのRomin Evo」で、シートレールはカーボン製。Sのマークはゴールドカラーだ。


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ステムはブランドが記載されていない14センチのマッチョなものが取り付けられている。その下に5ミリほどのスペーサーがあり、セラミックスピードのヘッドセットが乗る。


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ドロップハンドルはスペシャライズドの「Aerofly」。前から見ると、Venge VIAS で見るような形状をしており、空力を意識しているのがわかる。


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コンポーネントはデュラエース(R9150) Di2で、もちろん最新型。


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ブラケットのやや下&内側にスプリンターシフターが忍ばせてある。


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前後のブレーキはデュラエース9100デュアルマウント。ディレイラーは9150Di2だ。リアブレーキが特徴的で、カーボンのようなブースター板で補強されており、ダイレクトマウントブレーキの剛性アップに一役買っている。


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カセットスプロケット(11-28T)、チェーンリング、チェーンすべてが9100デュラエース。ペダルもデュラエース。


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チェーンリングには4iii製 のパワーメーターが控えめに埋め込まれている。思ったより小型な印象。

サガンのホイールとタイヤ

ホイールはスペシャライズドのインハウスブランドである「Roval」のCLX50で、2017年にリリースされたばかり。リムハイトの厚みが50ミリあると、ホイールの存在感が大きい。ものすごくカッコいい。タイヤもスペシャライズドのブランドで、Turbo Elite 。

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クランク長は172.5ミリ。53-39Tのチェーンリング(リアは11-28T)でこの辺はカヴェンディッシュと同じギア比だ。

ハンドル幅は42センチ(センターからセンター)。身長172センチの中肉中背の自分のハンドル幅が40センチなのだが、サガンのような大柄な選手はもっと幅が広いのかと思ってたら、意外にそうでもなかった。

細かい話になるが、サドルの先端からステムの中心位置までの距離は60センチ。BBの中心からサドルの上部までは75センチだった。


以上、ピーター・サガンの愛機、「スペシャライズドのTarmac(ターマック)」のご紹介でした。形状もさることながら、ガンメタちっくなカラーリングがたまらないくらいカッコいい…。


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とあるブロガーさんに触発されて、こんな企画をやってみることにしました。その名も『月刊サイクルガジェット』。その月の終わりに、まとめ的な記事を書く、という試みですね。 密かなマイブーム、(記事にするほどでもないけど)感じていること、行ってみた場所、体調と ...
とあるブロガーさんに触発されて、こんな企画をやってみることにしました。その名も『月刊サイクルガジェット』。その月の終わりに、まとめ的な記事を書く、という試みですね。

密かなマイブーム、(記事にするほどでもないけど)感じていること、行ってみた場所、体調と健康管理のこと、欲しいバイクのこと、仕事のこと、気になった外部メディアの記事、面白かったマンガ&書籍…など。もちろん、自転車に関することに極力寄せてまいります。

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/ バーテープ黒くした \

ということで、以下、9月号です。

密かなマイブーム、『減量』

何と言っても減量生活ですね。「グルッとまるごと栄村100キロサイクリング」から戻ってきた翌日から開始しまして、もうすぐ1ヶ月。今のところ肉体&精神の安定は得られています。

酒飲みではない自分はこれまで「乾き物(スルメ等)」にまったく縁がなく、好んで食べることはなかったのが、「空腹で困ったらコレ!」ってくらい重宝しています。

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美味いなあと思うのは、ちょいと辛めの味付けのされた貝ひも。オフィスで臭いを撒き散らすわけにはいかないので、コンビニとかの前でもっしもっしと噛んでいるんですけど、病みつきになりそうです。

せっかくなので、いろんな乾き物にトライしてみようと思います。

行ってみた場所、行きたい場所

栄村という、長野県と新潟県の県境の村で行われた100キロイベント、『グルッとまるごと栄村100キロサイクリング』に行ってきたんですが、とてもよかったです。
※レポートはこちら(アクセス編イベント当日編荷物の持ち運び編) 

知らない場所に行くのって、それだけでストレス解消になりますね。時間の流れが東京と違って、じつにリラックスできます。

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/ アップかダウンしかない地形でした \

「新潟県ってものすごく遠い」って思い込みがあったんですが、新幹線でたったの1時間(大宮駅〜越後湯沢駅)で拍子抜けしました。もっと新潟県、長野県にサイクリングに出掛けようと強く思いました。

9月は富士スピードウェイでのエンデューロ、軽井沢に合宿(という名のただのサイクリング旅行ですが…)に行く予定です。

体調と健康管理

ここひと月ほど、人生で初めての肩こりに悩んでます。四十肩ではなく、普通に腕も上がるし、バイク運転にも支障はないんですが、僧帽筋と首の筋肉がパンパンに張っていて、じわーーーとした違和感が常時あります。終日パソコンと向き合う仕事なので、その影響がデカイかなと。

そのせいではないんですが、2ヶ月ほど前から『ドクターストレッチ』というサポートストレッチをおこなってくれるお店に隔週で通っています。施術師が負荷をかけながらやるストレッチで、自力では伸ばせない筋肉をガッツリ刺激できて、すごく良い。

自宅でできるいろんなストレッチ法を教えてもらい、毎日取り組んでいます。施術師さんには、「上半身は肩、僧帽筋、肩甲骨周りが、下半身は大臀筋とハムストリングスがガッチガチに硬い」と指摘されました。自覚はあったのですが、やはり…という気分でした。

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最初の1ヶ月は下半身を重点的に取り組み、その結果、かつてないレベルまで前屈できるくらいに柔軟性が戻りました。これは嬉しかった。お金をかけてでもやる価値があると判断し、しばらく続けるつもり。

今後は上半身をメインに取り組んでいきます。サイクリストにとって、柔軟性はむっちゃ大事。ロードバイクセミナーでも、そのことは教わりました。

>> 新年早々だけど、サイクリスト向けのハムストリングのストレッチ方法をいくつか紹介するYO

あと、肩甲骨ストレッチのムック本を買ってみました。書かれているストレッチを毎日実践しており、快方に向かってます。

欲しいバイクとかパーツ

今のところ、ほしいバイクやホイールはないですね。現状のぼま(Refale)とタイレル(CSI)で100パーセント満足できております。やはり、心底満足できるくらい徹底的にこだわって組むことが、後々の満足度に深く影響するのだと思います。妥協すると、きっと目移りしたと思います。

とくにCSIはバトンホイールにしたことで、「一分の隙もない」と思えるほど完成度が高いです。コンポーネントは9000ですが、それでもデュラエース。このデュラエースはデザインも機能も相当に優れていると思ってて、9100デュラエースにするつもりはゼロ。ずっと使い続けたいメカです。

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>> タイレル(Tyrell)のCSI に1年間乗ってみての感想

>> タイレル(Tyrell)のCSI で3,200キロ走ったインプレッション

Refaleはシャマルミレのホイールにしたあたりから、「完成されてしまった…(うっとり)」となっており、これまた満足しきっています。強いて言えば、「Di2のR8000(アルテグラ)にしてみたら面白いかな」と夢想するくらいでしょうが、約20万円ものコストをかけてまで行うべきかな…どうかな…と。(まだ決心はしていない)

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なんせ、6800アルテグラでぜんぜん問題ないですから。年末で満四年になりますが、操作性は快調そのもの。たしかにデュラエースと乗り比べると「ほんの少し違う」と感じ取れはします。でも、丸ごと交換するのは勿体無い。

あと、何気にリアディレイラーのデザインが気に入ってまして、交換を躊躇している理由のひとつです。

>> デュラエースに身体が慣れてしまって、アルテグラのシフターが重く感じる事象が発生

↑ こんな記事も書きましたが、僅かな差です。ただ、、、ロングヒルクライムに出かけるたびに、「手首が痛い…電動化したひ…」って痛感するので、もしかしたら、もしかするかもしれません(笑)。

オクサマのバイクをどうするか問題

オクサマのボードウォーク、まもなく丸7年を迎えます。7年も経つとそれなりにくたびれてくるものですが、フレームとハンドルポスト以外はほぼすべて交換しているので、古さはほとんど感じません。

彼女がとくに気に入っているのが、ブルホーン化と軽量ホイール(Folex Pro)でして、80キロライドなら快適にこなせるようになりました。フラットバー時代に悩まされた、「終盤の腕の疲れ」もありません。

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フロントダブルにしたことも大きく、アップダウンのある場所に積極的に行くことができます。フロントシングルだった頃は、「なるべく平坦なコースを選ばねば…嫁の脚が終わる…」と頭を悩ませたものですが、今は積極的に山に行きたがっています。

>> オクサマ、ミニベロで筑波山に登り、しゃぶしゃぶを食べる

>> バトンホイールのシェイクダウンを兼ねて、オクサマを太平山(栃木県)に連れて行った

あと、「ビンディングペダルに交換したい」と半年前に言い出したにもかかわらず、その後怖じ気付いて逃げていました。8月になって、「やっぱやる」と決心してくれたようなので、近日中にショップでお試しをしてくる予定。

>> オクサマ、自転車歴7年目にしてついにビンディングシューズを履くってよ

とりあえず、今のところペダル以外のカスタマイズの計画はありません。

面白った書籍

サイクリングには関係ないですが、面白かったのが『ジョジョ』でおなじみの荒木飛呂彦氏の上梓した『荒木飛呂彦の漫画術』という作品。(集英社新書)

漫画を描くとはどういうことか、どんな順序で物語を考え、絵に落とし込んでいくのか、ストーリーの王道&ご法度は何か、キャラクター(主人公&脇役)の作り方は、読者を飽きさせない構図や盛り上げ方はどんな手法があるのか、マンガ家を志す人ではなくても、むちゃくちゃ勉強になります。

「ここまで種明かししていいのかな…」とこっちが心配になるくらい。(ご本人も「これは種明かしであり、それを晒すメリットはない。それでも伝えたいことがある」と書かれていらっしゃった)

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改めて、ジョジョシリーズを最初から読んでみようかなと思ってます。第3部のスターダストクルセイダーズ以降は読んでいなかったので、これを機に4部に読み進めてみようかしら。

どうでもいい情報ですが、私のお気に入りスタンドは、『ンドゥール(ゲブ神)』。盲目というハンディキャップがあるものの、杖を駆使して微振動を察知し、敵の動きを把握できます。水のスタンドで、遠隔攻撃したり、砂の中を潜って奇襲攻撃を仕掛けることも可能。

端正な顔立ちで、影のある風貌。DIOに忠誠を誓いつつも、一本筋の通った意志の強さ、サムライ魂を感じ取ることができ、敵ながらアッパレでした。なんとなくですが、『スラムダンク』の仙道っぽさがあって好きです。
※知らない人にはどうでもいい情報でスミマセン…


以上、ややまとまりに欠けましたが、サイクルガジェット9月号をお届けしました。
m(_ _)m


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この夏に帰省したとき、弟がジャイアントの「TCRアドバンスドSL1」を買っていたことを知った。最新ではなく、2016年モデル。しかし、電動コンポーネントまで備えて。 以前はやっすいアルミのTCR(完成車で15万くらい&ほぼティアグラ組み)だったのが、とんでもないバージ ...
この夏に帰省したとき、弟がジャイアントの「TCRアドバンスドSL1」を買っていたことを知った。最新ではなく、2016年モデル。しかし、電動コンポーネントまで備えて。

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以前はやっすいアルミのTCR(完成車で15万くらい&ほぼティアグラ組み)だったのが、とんでもないバージョンアップを遂げたようだ。なにしろ、ツール・ド・フランスにも出場しているチームサンウェブが採用しているフレーム。それも、レプリカではなく、まごうことなきそのもの。

マイケル・マシューズ(ツール・ド・フランス2017のマイヨ・ヴェール)とか、ワレン・バルギル(同じく、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ ※山岳賞)、ジロ・デ・イタリア優勝2017で総合優勝したトム・デュムランが使っているのと完全にいっしょ。そんな世界トップ選手と同じフレームをホビーライダーの弟(ごとき)が使っているとわ…。

無題
公式サイトより(プロが乗るとなんでもカッコよく見えてしまう…)

ちなみにサンウェブはドイツに本拠地を置くUCIワールドチーム(2013年から)である。くわしくはウィキペディアをどうぞ。


定価で60万円(完成車&税抜き)もするさぞかし素晴らしいフレームなのだろうが、トップクラスのプロ機材を素人が乗りこなせるものだろうか?ガッチガチに硬すぎて、逆に使いこなせないといった不都合はないのだろうか?

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/ インテグラルシートポスト \

ということで、TCRアドバンスドSL1に乗って5ヶ月が経過した弟にじっくりとバイクを見させてもらい、軽く試乗もしてみた結果を書いてみます。

TCRアドバンスドAadvanced)SL1ってどんなフレーム?

TCRはレース向けのフレーム。ロングライド系ではDefyというのがある。あと、エアロフレームのプロペルもある。

剛性はTCRのほうがプロペルよりも高い。横からのぱっと見、」プロペルは硬そうだなあ」という印象だが、剛性があるのは縦方向であって、横方向にはそこそこしなりが生まれるそうな。

レース向けで剛性も高いTCRアドバンスドAadvanced)SL1は、ロングライドも行けるのか?という問いには「Yes」だそうな。以前乗ってたアルミのTCRはガチガチに硬く、乗り心地はかなり悪かったけれど、同じTCRでも雲泥の差なんですって。(価格も雲泥の差なので当然か…)

47-1

公式サイトにはこう書かれている。

今回のフルモデルチェンジでは、フレームからフォークまで形状および製法の全てが進化。 「OPTIMIZED TUBE SHAPING=最適形状」により重量剛性比を高めながらスリム化したフレームは 「VARIANT ISP」や極細シートステイ等により振動吸収性も向上。フォークも40gの軽量化と剛性アップに貢献。


さらに詳細情報も抜粋しておこう。

・SIZE 680(XS)、710(S)、740(M)、770(ML)mm
・WEIGHT 6.7kg(740mm)
・FRAME Advanced SL-Grade Composite VARIANT ISP
・FORK Advanced SL-Grade Composite、Full Composite OverDrive 2 Column
・DRIVETRAIN SHIMANO ULTEGRA Di2
・CRANK SET SHIMANO ULTEGRA Pro-Compact
・BRAKES SHIMANO ULTEGRA
・SADDLE GIANT CONTACT SLR FORWARD Carbon Rail
・WHEELS GIANT SLR0
・TIRE GIANT P-SLR1 700x23C
・SPEED 22 Speed

ISP(インテグラルシートポスト)ってどうなの?

自分はインテグラルシートポストには懐疑的だった。サドル高が微調整できないのがなんとも不便すぎたから。冬と夏ではインナーショーツのパッドの厚みが変わるので、シーズンが変わるタイミングでサドル高を数ミリ動かすやや神経質なタイプなので、そうなるとISPという選択肢はなくなる。

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では、ISPの良さは何なのか?

サドル高が調節できる通常タイプだと、シートポストを抜き差しする部分の剛性を高めなくてはならず(抜け防止)、そのトレードオフとしてしなやかさが失われる。さらに、重量増にもつながる。

重心が高い部分の重量増はデメリットでしかなく、そうではないISPだとサドル周りの剛性が最適化され、乗り味が良くなり、しかも軽くなる。ダンシングでバイクを左右に振ると、「軽さが全然ちがう」らしい。

デメリットやはり、「シートポストを下げられないこと」だそうで、スペーサーを入れればミリ単位で調整可能(最大20ミリまで上げることができる)。ただし、一切下げられない。下げるには追加でカットするしかなく、切ったら後戻りは無い。

01-1
/ スペーサーを入れるには、いったん抜いてから行う \

購入したジャイアントショップで念入りにポジション出しをして、カット位置を決めたそうだ。膝、肩、腰等の関節を電子デバイスで計測までしたので、「完璧なポジションが出せた」とのこと。

ただ、初めてロードバイクを買う人には気軽さが無いので、積極的にはオススメはしない」ですって。自分もそう思う。

TCRアドバンスド(Advanced)SL1の剛性はどうなの?不快じゃないの?

弟のヒトコト評価は、「剛性は高いけど、振動吸収性に優れ、まったく不快ではない」である。「ただし、高剛性ゆえ、ぶん回すと一気に脚を持っていかれる。(硬い設定で知られる)デュラエースのクリンチャーとかを履いたら、かなり疲れるだろう」とのことで、(後述するが)ややマイルド目なホイールがマッチしているそうだ。

ちなみに、TCRアドバンスド(Advanced)SL1の試乗車はなかったそうで、代わりに一つ下のグレードのアドバンスドPROに乗って決めた。ISPではなく、こちらはBB剛性がやや柔らかいタイプだとのこと。

59 HDR


ホイール

TCRアドバンスド(Advanced)SL1に履かせているのは、ジャイアント製の「SLR 0 WHEELSYSTEM」だ。

0と1という種類があって、0が上位モデル。リムは全く同じで、スポークとハブが違う。

36

公式サイトでの紹介文はこんなかんじ。

パワフルな上り、高速かつ信頼できる下り。効率性、コントロール性、エアロダイナミクス、そして耐久性を高次元で同時に獲得し、究極のオールラウンド性能を持つ、前後1331gの超軽量チューブレス対応フルカーボンクリンチャー。リムサイズは幅23mm×高さ30mm。

フルカーボンでチューブレス対応のクリンチャーモデル。こんなホイールがあったんだ。扱いがややこしいチューブレスは敬遠していたんだけど、クリンチャー対応であればパンク時に対応しやすそう。しかも、カーボンクリンチャーで1331グラムはまずまず軽い。少なくとも、アルミクリンチャー最高峰といわるカンパニョーロのシャマル(&シャマルミレ)に比べても、100グラムちょい軽い。

SLR0の価格はなかなか高く、前後合わせて22万円(フロント¥95,000、リア¥125,000 ※税抜)。ただ、他社が同じものを作ろうとすると、22万円では済まないと思う。

41

スペックは、再び公式サイトから引用。

・Etrto : 622×17 
・フロントハブ : GIANT Alloy 
・リアハブ : GIANT Alloy、スターラチェット式フリー ・ベアリング : 高精密シールドカートリッジベアリング
・フロントアクスル : 100×5 QR 
・リアアクスル : 130×5 QR
・フロントスポーク : DT Aerolite straight pull、bladed
・リアスポーク : DT Aerolite/DT Aerocomp、straight pull、bladed
・フロント組 : 16H、ラジアル 
・リア組 : 21H、 Dynamic Blanced Lacing(DBL)
・ニップル : アルミ
・専用チューブレスリムテープ&バルブ付属 
・専用ブレーキパッド付属
※専用ブレーキパッド(2,500円税別)を必ず使えとのこと

SLR 0 って乗ってみてどうなの?

ショップの店員さんによると、「SLR0はTCRアドバンスド(Advanced)SL1のフレームにあわせて作られたので相性がすごく良い」そうだ。

弟いわく、漕いだとき、ほんのちょっとスポークが遅れて反応する感じがあって、それは不快さとか物足りなさではなく、良い意味でしなりを生んでいる。「剛性の高いTCRアドバンスド(Advanced)SL1と絶妙にマッチしている」とのこと。

フランジの横幅は広めで横剛性は高く、ダンシングで振ってもまったく問題ない。

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/ シャマルミレです \

ちなみにシャマルミレにも乗ったことのある弟は、「シャマルミレのほうが硬く、ペダリング時のタイムラグが無い、シャキッとした反応だった」と評していた。

個人的にはシャマルミレの硬さが気に入っており、別に不快さは微塵もないのだが、BOMAリファールのフレームがTCRアドバンスド(Advanced)SL1よりしなやかだからだと思う。

  • 自分:柔らかめのフレーム × 硬いホイール
  • 弟:硬いフレーム × 柔らかめのホイール

なので、互いに乗り味と振動吸収性が両立されているのだという理解である。

余談だが、弟が試乗したときに感激したのがこのホイールだったんですって。フレームよりもホイールの好印象が残ったそうで、「プロペルにも試乗したが、履いていたのがアルミのリムハイト高い(=重い)やつでしんどかった。プロペルのフレームも重い。どっちもよいフレームで悩んだけど、(愛知県)長久手市と日進市周辺は坂が多いので軽さを重視し、TCRにした」とのこと。

なお、BB付近はプロペルのほうが柔らかかった。エアロフレームは縦方向の剛性はあるけど、横剛性が出しにくい宿命にある。ただ、「プロペルのほうが好き」ってサンウェブの選手もいるので、ここは好みである。

電動コンポーネントのメリットとデメリット

今となっては型落ちとなった前モデルのアルテグラ6800を選んだ弟。「ディスカウントされていたので思い切って選んだ」結果だが、なんのデメリットも無いどころか、「メリットだらけ。悪いところが見つからん」そうな。とくにアップダウンの多い場所で助かるって。(うらやましい…)

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買ってから気づいたそうだが、「下ハンでの変速がすごく楽。下ハンでレバーを押し込むのはけっこう難儀するが、スイッチだと指の移動がほとんどない」わけで、なるほどと思わされた。

電池切れはしないの?満充電でどれくらい走れるの?

懸念していたバッテリー生命だが、結論から言うとほぼ気にならないレベル。プロ選手ほど乗り込んでも、2ヶ月に1回充電すればオーケー。弟の月間走行距離は200~300キロ。2ヶ月過ぎても十分に残っている。

残量確認はレバーを長押しすることでできる。残量は色で確認するしかなく、緑(OK)と赤(ヤバイ)しかない。「残量は30%ですよー」的な細かな表示はできないのが玉にキズ。

「赤が出ても、100キロくらい走れるでしょ?車のガソリン残量と同じように、出先から帰ってこれるんじゃねーの?」と考えていたのだが、実はそうではなく、「赤が表示されたら10キロかそこらしか走れない(らしい)。ロングライドで赤表示されたら終わり(笑)」だと。まじか。
※ただ、弟は電池を切らした経験はなく、ショップ店員さんも同様とのことで、確実な情報ではないことを念押ししておく。

59

「ただ、よっぽど重度のズボラさんでない限り、電動コンポーネントの電池を切らすことはないはず。いたら逆にビビる。スーパーものぐさなヒトにだけは電動コンポーネントは勧めない」らしい。うむ。

仮に電池が切れると、強制的にインナーローになってしまい、変速ができなくなる。インナーローなのでスピードは出せないものの、帰宅はできるわけ。

充電は一晩もあれば十分。ただし、専用ケーブルが必要なので、外出先のマクドナルドの電源を拝借して…とはいかない。バッテリーはステムの下に固定されており、バイク本体から脱着は不可能。バイクと電源は同じ場所になければならない。

注意点として、レバーに圧をかけっぱはしにしないこと。電車や車載輪行の際にありがちらしいが、レバーが何かに触れた状態で押しっぱなし(=電池消耗)となり、目的地に着いたら電池が切れていた…なんてこともあり得る。

移動時は、STIレバーをもたれ掛けさせる状態にせず、クリアランスをつくっておくべし。

05 HDR

弟的には「初心者、経験者関係なく電動コンポーネントを勧めたい。勧めない理由がない。握力に不安のある女性にはなおさら」とべた褒めしていた。

チューブレスタイヤってどうなの?

履かせていたのは、IRCのRBCC(ライスブラウン)。(クリンチャーとしても使えるが)チューブレスとして使っていた。

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RBはライスブラウン(玄米)の頭文字で、玄米の外側の殻を配合してグリップ性を高めている。まさかロードバイクのタイヤにそんなモノが混じっているなんてと仰天。実際にグリップは申し分なく、しかもチューブがないことで内部摩擦が起きず、「乗り心地もクリンチャーよりぐっと良くなる」だと。

しかし、チューブレスにも弱点があって、空気が抜けやすいこと。1週間放置すると、指で触って「あ、抜けてる…」ってハッキリわかるレベルらしい。クリンチャーだとそこまでは抜けない。

あと、当然ながらチューブレスはパンク修理がしにくい。これまでパンクに遭遇したことはないが、「しちゃったら大変だな…やだな…」とは思っているそうな。

交換時はチューブレス対応のタイヤレバーを使わねばならないのもマイナス。クリンチャー用はビードに傷をつける可能性があり、空気漏れにつながる。

シーラントは必須だし、エアブローでないと自力では空気を入れるのが難しい。よって、パンクしたらさっさとクリンチャー用のチューブを入れてしまうのがよい。両方に対応しているホイールのメリットがここで生きる。

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次のタイヤもチューブレスでいく?の問いに対して弟は、「正直、チューブレスは気を使うことが多い。乗り味は良いのだけど、メリットとデメリットを天秤にかけるとちょっと…。チューブレスとはいえ、タイヤそのものが重いので、クリンチャーに比べて軽さで優れているわけでもない。次回は使い勝手のよいクリンチャーにする」と話していた。

以上、弟のTCRアドバンスド(Advanced)SL1と電動コンポーネント(アルテグラ)、SLR0のインタビュー式インプレをお届けしました。自分も軽く試乗させてもらったが、たしかに反応の良さはピカイチだった。リファールと比べても段違いで、最初のふた漕ぎで「うおっ!むっちゃ反応がいい!」って感じた。

ぐいぐいスピードを出したくなる衝動に駆られるレースマシン!であるのはほんの数漕ぎでよくわかった。

正直、これ以上いじるところがないレベルで完成したマシンである。死ぬほどうらやましい(笑)。次のコンポーネントは電動かな…という想いはますます強まったのであった。


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オクサマと自分は2010年からミニベロを嗜むようになったため、自転車歴はそこそこある。 しかし、歴の長さが経験の豊富さや知識量の多さを示すわけではない。とくにオクサマの機械に関する無知さはハンパなく、これまでに数々の勘違いをしてきた。 たとえば、「フロン ...
オクサマと自分は2010年からミニベロを嗜むようになったため、自転車歴はそこそこある。

しかし、歴の長さが経験の豊富さや知識量の多さを示すわけではない。とくにオクサマの機械に関する無知さはハンパなく、これまでに数々の勘違いをしてきた。

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たとえば、「フロントディレイラーはリアディレイラーの一番軽いギアを使い切った後でないと操作できない」という思い込みがあった。アウターローで坂を苦しみながら登り、「もうあかん」となったらフロントをインナーに落とすわけ。あとはそのまま。 

>> 「フロントディレイラーをインナーに落としたら、リアディレイラーを動かすことは許されないし、動作しない」という、オクサマのトンデモ勘違い


彼女のリアディレイラーは6700系アルテグラ×フロント2段なので合計20段なのだが、勝手に「10段+1段の11段」だと思い込んでいたわけ。いったんインナーローにしたらリアディレイラーは操作できないってずっと信じていたのだ。

重すぎるギアか軽すぎるギアしか使えず、坂で難儀していた彼女を見て、「なんか走り方が決定的におかしい…」と気づいたのは、フロントディレイラーを使い始めて一年近く経過してからであった。とまあ、これくらい機械オンチなオクサマが、また新たなトンデモ勘違いを披露してくれたので、謹んでご報告したい。

電動コンポーネント解説しているときに事件は起きた

越谷市にあるレイクタウンイオンモールに出かけたある日、ワイズロードに立ち寄った。ぶらぶらとウィンドウショッピングしていたとき、トレックのドマーネSL6(ディスクブレーキ仕様&Di2デュラエース)に目がとまり、「かっこいいねえ」、「そうだねえ」と他愛のない会話していた。


J( 'ー`)し ねえ、ここ(※リアディレイラー)からビヨーンって伸びてる紐(※シフターケーブル)が、このトレックはたらーんとしているけど、どうして?

無題
※電動コンポーネントのケーブルはテンションが掛かってないので、ダランとしてる

Di2は電動なので、シフターケーブルは存在しない。電気を送るケーブルがあるが、べつにテンションをかけてあるわけではない。よくそんな部分に気がついたなと感心しながら、


(´・ω・`) 「これは電動コンポーネントなんだよ。ワイヤーで操作しているわけではないからこうなっているの」

J( 'ー`)し あ、そう…

(´・ω・`) 「オレもいつか使いたいなって考えているけど、高いからちょっとね」


R8000アルテグラのDi2を密かに狙ってる身ゆえ、こういう機会を利用して細かく洗脳しておこうと考えた。しかし、それを聞いたオクサマは怪訝な顔をする。


J( 'ー`)し いや、電動コンポーネントは使わないほうがいいんじゃないかなあ。なんか、あなたには似合わないというか、向いていない気がする


うーむ、こちらの狙いを読み取ったのか、ピシャリと否定して「買わせないわよ作戦」を仕掛けてきたようだ。それにしても、何を根拠に電動コンポーネントが夫に似合わないと言い切るのか。どうせ適当なでまかせを言っているだけにすぎない。

そこで、電動コンポーネントのメリットを力説した。ヒルクライムやロングライドの終盤は疲れているのでディレイラーの操作ですら重たく感じること、とくにフロントディレイラーのケーブルを押し込む動作は指と手首にけっこうこたえること、ツールド妻有のような100キロ以上のヒルクライムでのラスト20キロは左手首がマジで死ねること、グランツール選手や国内トッププロのバイクの主流は電動コンポーネントであり、ホリデーライダーだって使わない理由はないこと…。

すると、オクサマが軽く怒り出した。


J( 'ー`)し えっ!プロ選手って電動コンポーネントを使っているの?それ、許可されているんだ?

(´・ω・`) 「けっこう前からそうだよ。いや、コンマ何秒の世界で戦う選手にとっては、変速操作のスムーズさで勝敗も分かれることがあると思うよ。まあ電動じゃないコンポーネントを使っているチームや選手もまだいるけどね」

J( 'ー`)し いやいやいやいや、邪道でしょ?スポーツとしてあるまじき行為じゃないの?


なんか会話が噛み合っていないな…と思い、「まさか」と閃いた。勘の良い方々ならすでにピンときていたであろう。そう、彼女は「電動コンポーネント=電動アシスト」だと思い込んでいたのである。


(´・ω・`) 「…えっと、電動コンポーネントって、ギアの操作だけを電気でするって意味だからね?電気がペダリングのアシストをしてくれるわけじゃないよ」

J( 'ー`)し ん?

(´・ω・`) 「電動コンポーネントを使っても、べつに坂を楽に登れないよ。ペダリングの動力源ではないんだからね」

J( 'ー`)し …あっ(察し)


ビンゴであった。道理でツールドフランスの選手の大半が電動コンポーネント使っているよ…のくだりで目を向いて「ずるい、ひどい、そんなの純粋な競技って呼べない」とわめき始めたわけだ。

周囲にお客さんもいたので、「なんて低レベルな会話をしているんだろう」と呆れらたのは間違いない。我々は恥ずかしさのあまり、何も買わずにコソコソと退店したのであった。


電動コンポーネントの存在は知っていたそうだが、ずっと「体力がない人のための特殊な機材」という認識だったんですって。これでまたひとつ、彼女は賢くなれた。

種明かしされれば、「あなたには向いていない」という否定もまあ理解できる。「どんな激坂でも、己の力だけで登れよ」というエールだと受け止めた。(言い換えれば、電動コンポーネントを買える可能性はわずかながらあるということか…ふふふ)

03
※前からアホだとは思っていたが、まさかここまでとは…


余談だが、店内にあるロードバイクを眺めていて、オクサマが「セクシーでマジカッコイイ。店内のバイクの中でダントツに美しい」と大絶賛していたのがピナレロのドグマ(フレーム価格79万円くらいだったような)だった。本当に優れたデザインは、機械オンチ&知識ゼロの彼女すら魅了してしまうのだなあと妙に感心してしまった。

キャノンデールは「ふーん」で、トレックは「まあまあかっこいい」で、コルナゴは「もっとカッコいいって期待してたんだけど、大したことないね」って評価だった。

まあ、価格差がありすぎるので純粋な比較とは言えない。コルナゴなんて、完成車で15万円くらい廉価版だったし、それとドグマを比較するのはレクサスLSと日産マーチを比べるくらい不毛だ。コルナゴの上位モデルなんて、息を呑むほど美しいからね。

自分はピナレロの一分の隙もない、問答無用なかっこよさがなんとなく鼻に付くので、トレックのドマーネ6(ディスクブレーキ仕様)のほうが好きになった。

以上、電動コンポーネントと電動アシストは月とスッポンの差がありますよというお話でした…。


>> ヤマハの電動ロードバイク、「YPJ-R」に試乗してみた(機材紹介編)

>> ヤマハの電動ロードバイク、「YPJ-R」に試乗してみた(ヒルクライム@檜原村)


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知人が、愛車のロードバイク(BOMAの『RS-I Pro』)を手放すことになった。 ご本人いわく、「周囲で何人かには声をかけたんだけど、希望者が現れない」とのこと。9000系デュラエース、カーボンチューブラーホイール、ほぼ新品のタイヤもついてくるので、どうしたって高価 ...
知人が、愛車のロードバイク(BOMAの『RS-I Pro』)を手放すことになった。

ご本人いわく、「周囲で何人かには声をかけたんだけど、希望者が現れない」とのこと。9000系デュラエース、カーボンチューブラーホイール、ほぼ新品のタイヤもついてくるので、どうしたって高価になる。そりゃあ、おいそれとは踏み切れないですね。

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ということで、当ブログで告知のお手伝いをしてみます。どんなバイクか、どんな状態か等の詳細情報を載せていきますね。

【追記】
※※ ご購入が決まりました。お問い合わせいただいたにもかかわらず購入できなかった皆様、申し訳ありません…m(_ _)m ※※

BOMAの『RS-I Pro』ってどんなフレーム?

BOMAの『RS-I Pro』は限定車で、今はもう売られていない。

RS-I 』は今もラインナップにはある。

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「RS-I Proの情報はもうないのか・・・」と思って検索したら、ふつうに古い公式サイトがHITした。 詳細はリンクを見ていただくとして、カンタンにサマると「2014年の全日本ロード選手権で那須ブラーゼン佐野淳哉選手が優勝を勝ち取った記念モデル」ですな。

現行モデルにもある「RS-I」をベースに30t、60tカーボンが使われており、BB周り、ヘッド部、フォーククラウン、チェーンステイが強化されている。 要するに、剛性を格段に上げたピュアレーシングモデルですね。チャンピオンバイクなので日本国旗カラー、チャンピオンジャージをモチーフに取り入れたデザインとなっている。
※佐野選手は2015年シーズン限りで那須ブラーゼンを退団し、2016年からチームマトリックスパワータグに所属されている。

 自分も試乗させてもらったことがあるが、なるほどシャキッとして反応の良いフレームであった。感覚的な表現になるけど、自分のリファールよりはやや硬め。体重のある人とか、グイグイパワーで走りたい人に向いていると思う。

フレームサイズと詳細は?

サイズはM。身長が175センチはあるほうがよい。170センチ前半の人にはやや大きくなってしまう。 フレーム詳細は、公式サイトからの引用するとこんなかんじ。
  • フレーム素材 30t/60t カーボン
  • カラー ホワイト×レッド×ガンメタリック
  • 重量 フレーム:1,040g フォーク:380g
  • ハンガー幅:68mm JIS規格
  • フロントディレーラー取付けバンド径:φ 34.9mm
  •  
  • シート部内径:φ 31.6mm
なお、フレームセットの定価は¥250,000(税抜) である。なかなかのお値段だ。

04

コンポーネントは?

コンポーネントは9000系デュラエース。ひとつ前の世代になる。自分もタイレル(Tyrell)のCSI で愛用しているのでよ~~く分かるのだが、「9100系はまだ当分ええわー。これで大満足やわー」ってしみじみ断言できるレベルのコンポーネント。正直、非の打ち所が無い。

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  • クランク長;172.5ミリ
  • チェーンリング:52〜36T
  • スプロケット:11〜28T

ホイールは?

BOMAのカーボンチューブラーでして、前後でリムハイトが異なる。フロントはTH−10Cでリムハイトは38ミリ。リアがTH−11CCでリムハイトが50ミリ。前後でリムハイトが変わるパターンってのも、なかなかかっこいい。

なお、どっちもカーボンのハブです。 ちなみに知人はプロのメカニックなので、整備状態は万全。

23 HDR
※自分のBOMA の Refale に履かせてみた図

タイヤは?

チューブラータイヤはビットリアのRUBINO(23C)を履かせており、交換したばかりで10キロも乗っていない。まだ慣らしすらできていないレベルだ。
※もともと履かせていたチューブラータイヤを、これを機に新品に履き替えさせた

02

ハンドル、ステム、シートポストは?

ハンドルも同じくカーボン(BOMA製)で、GH02Wを使っている。なお、幅は40ミリ。ステムもカーボンとなっており、ST02の100ミリのが装着されている。シートポストもBOMAのカーボン製。つまり、なにもかもカーボンですな。

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重量は?

ペダルレスで7キロジャストです。

くたびれ具合は?

2015年に購入したバイクなので、ちょうど丸2年になる。しかし、「ほとんど乗っていない」そうで累計走行距離はなんと500キロ以下!年間走行距離250キロ未満! ほぼ傷もなく、ピカピカですごく綺麗。保管状態も文句なし。

彼は現役メカニックなので、年がら年中人様のバイクを整備しているうちに、走る情熱よりもいじる情熱が勝ってしまうようになったそうな。奇特な人である。

気になるお値段は?

定価ベースでちょうど80万円。ハイエンドフレームにデュラエース、カーボンチューブラーホイールを取り付けてしまうと、まあこんな価格レンジになるものだ。

カンパニョーロのBORAあたりをつけると、100万円コースですな。 で、知人が設定した価格は、、、、





デケデケデケデケデケ・・・(ドラムロール)





40万円ポッキリ!!!!
つまり半額。


2年間で500キロも走っておらず、ほぼ新品に近い状態で、しかもプロのメカニックが面倒いていたバイクなので、かなり安心できるんじゃないでしょうか。
※私は単に告知協力しているだけなので、見返りゼロです(笑)。


ちなみに自分のロードバイク、ミニベロ共にこの人に診てもらっていまして、腕は100%信用できます。カスタマイズの知識も豊富だし、なにしろ本人が実験台になって無数のカスタムを繰り返しているので、説得力バツグン。

その他情報

  • カーボンのボトルケージが2本ぶんついてきます。
  • サドルは画像のものではなく、アリオネになります。
  • ボトムブラケットはKCNCのセラミック製のもの。

「検討したい」と思ったら?

気になる方は、とりあえずサイクルガジェット管理人までご連絡ください。コメントではなく、メール(junjinakayama(^o^)gmail.com)でお願いします。
※(^o^)を「@」にしてください。


【追記】
※※ ご購入が決まりました。お問い合わせいただいたにもかかわらず購入できなかった皆様、申し訳ありません…m(_ _)m ※※


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3月にFRAMEさんの企画した『三浦半島パン屋ライド』に参加させてもらったとき、生まれて初めてスラムのコンポーネントを積んだロードバイクに乗る機会を得た。 ※スラム、まじかっけーっす 使わせてもらったのはライバル(Rival)だったので、REDやForceのような上位コン ...
3月にFRAMEさんの企画した『三浦半島パン屋ライド』に参加させてもらったとき、生まれて初めてスラムのコンポーネントを積んだロードバイクに乗る機会を得た。

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※スラム、まじかっけーっす

使わせてもらったのはライバル(Rival)だったので、REDやForceのような上位コンポーネントではなかったにもかかわらず、「うおぉぉぉぉ!スラムのコンポーネント操作、むっちゃ楽しい!得も言われぬほど気持ちいいぃぃぃぃぃ!シマノでは味わえない独特のクリック感が病み付きになるうぅぅぅぅぅぅぅ!」ってテンションMAXになった。

>> FRAME主催の『三浦半島パン屋ライド』に参加して、新たな魅力を発見した


スラムが楽しいとか、気持ちいいとか、いったいお前は何を言っているのだ


と思うかもしれないが、どうか落ちついて聞いてほしい。

スラムのシフトレバーはシマノと違って一本のレバーでシフトアップ、シフトダウンをおこなう。つまり、ブレーキレバーが(シマノのように)横方向には動かない。ブレーキはブレーキ操作にだけ使い、変速は専用レバーを使う。シマノのブレーキが兼業型だとしたら、スラムは完全独立式の分業型なのである。

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シフトレバーをカチッと軽く押すと、シフトアップ(重くなる)し、さらに押し込むとシフトダウン(軽くなる)する。シフトアップは「カチッ」、シフトダウンは「カチッカチッ」だ。


えっ、シフトアップするつもりがシフトダウンしちゃうんじゃないの?もしくはその逆が起きるんじゃないの?操作ミスが起きそうでイヤだなぁ


それはない。自分もその不安はちょっぴりあったんだけど、使ってみたら「あ、完全に杞憂だったわ。ってゆーか、ミス操作したくてもできないくらい正確に動くわ。こりゃ快適だわい」ってなったから。しかもライバルで感激したくらいなので、「フォースなら感涙を流すのではないか」、「レッドなら昇天してしまうかも」とほくそ笑んでいる。

そのとき以来、「BOMA の Refale のアルテグラをどっかのタイミングでForce に載せ替えたいなぁ」という夢を見るようになっている。

18
※レッドは高すぎてそもそも対象外


ただ、スラムって総じてちょっぴりお高くないですか…。もう一声価格を下げてほしいと思うのは私だけでしょうか…。

日本だけの現象なのか、海外価格はどうなのか、調べてみました。日本側の情報ソースはインターマックス、海外のはスラム社の公式ウェブサイトです。

なお、比較対象は機械式ロードバイク用コンポーネント(キャリパーブレーキ)のみ。電動とかディスクブレーキモデル、マウンテンバイクは対象外。

ドルは110円、ユーロは124円で換算(2017年6月上旬情報)



では、まずは日本国内の価格からチェック。日本での代理店、インターマックスからの引用である。

シフト/ブレーキレバー+リアディレイラー(ショートケージ)+フロントディレイラー+クランクセット(GXP)+ブレーキ+チェーン+スプロケット(11-25T)の組み合わせ
  • RED 239,130円(税抜)
  • FORCE 132,910円(税抜)
  • RIVAL 77,830円(税抜)


うーむ、REDの価格が特出している。フォース+10万円か…。デュラエースより高い。FORCE(フォース)はアルテグラよりは高いが、デュラエースよりは全然安い。RIVAL(ライバル)はアルテグラと105のちょうど中間に位置する。


では、次にスラム社の海外公式サイトの価格ページを見てみよう。ドルとユーロの二種類ある。

※海外の情報はスラム公式サイトから引用

DSC_3344


RED(米国ドル)

シフター(SRAM RED Shift-Brake Control)

USD: $461(=50,710円)

ブレーキ(SRAM RED Brakeset)

USD: $285(=31,350円)

フロントディレイラー(SRAM RED Front Derailleur)

USD: $115(=12,650円)

リアディレイラー(SRAM RED Rear Derailleur)

USD: $299 (=32,890円)

クランクセット(SRAM RED Crankset)

USD: $451 (=49,610円)

カセットスプロケット(XG-1190 Cassette)

USD: $279 (=30,690円)

チェーン(SRAM RED 22 Chain)

USD: $48(=5,280円)


合計:213,180円


日本価格(239,130円)との差額は、「25,950円」。これを高いと見るか、妥当と思うか。個人的な印象では、「やや高いな…。考え方によっては許容範囲か…いや、しかし…うーむ…」くらい。

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※写真はRivalのブラケットです

RED(ユーロ)

シフター(SRAM RED Shift-Brake Control)

Euro: €481(=59,644円)

ブレーキ(SRAM RED Brakeset)

Euro: €297(=36,828円)

フロントディレイラー(SRAM RED Front Derailleur)

Euro: €120(=14,880円)

リアディレイラー(SRAM RED Rear Derailleur)

Euro: €312 (=38,688円)

クランクセット(SRAM RED Crankset)

Euro: €471 (=58,404円)

カセットスプロケット(XG-1190 Cassette)

Euro: €291 (=36,084円)

チェーン(SRAM RED 22 Chain)

Euro: €50(=6,200円)


合計:250,728円


日本価格(239,130円)との差額は、「11,598円」で日本のほうが安い。なんと、ユーロの方が高い結果となった。安い順に「ドル、円、ユーロ」である。


51
※eTap です



次に、FORCE(フォース)をチェックしてみよう。

FORCE(米国ドル)

シフター(SRAM Force 22 Mechanical Shifters)

USD: $379(=41,690円)

ブレーキ(SRAM Force Mechanical Brakeset)

USD: $137(=15,070円)

フロントディレイラー(SRAM Force 22 Yaw™ Front Derailleur)

USD: $51(=5,610円)

リアディレイラー(SRAM Force 22 Rear Derailleur)

USD: $95(=10,450円)

クランクセット(SRAM Force 22 Crankset)

USD: $275 (=30,250円)

カセットスプロケット(PG-1170 Cassette)

USD: $100 (=11,000円)

チェーン(PC-1170 Chain)

USD: $46(=5,060円)


合計:119,130円


日本価格(132,910円)との差額は、「13,780円」。ドルのほうが安いのはレッドと同じ。だいたい1割強のマージンが上乗せされている印象。

22


FORCE(ユーロ)

シフター(SRAM Force 22 Mechanical Shifters)

Euro: €395(=48,980円)

ブレーキ(SRAM Force Mechanical Brakeset)

Euro: €143(=17,732円)

フロントディレイラー(SRAM Force 22 Yaw™ Front Derailleur)

Euro: €53(=6,572円)

リアディレイラー(SRAM Force 22 Rear Derailleur)

Euro: €99(=12,276円)

クランクセット(SRAM Force 22 Crankset)

Euro: €287 (=35,588円)

カセットスプロケット(PG-1170 Cassette)

Euro: €104 (=12,896円)

チェーン(PC-1170 Chain)

Euro: €48(=6,000円)


合計:140,044円


日本価格(132,910円)との差額は、「7,134円」。ここでも円よりユーロ価格の方が高い現象が起きている。

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ということで、国内外のスラムのRedとForceの価格差を調べてみました。Rival は元々の価格が安いので、さほど価格差はないだろうと思って計算はしていません。

各国の物価や収入差もあるので、単純な価格比較にどこまで意味があるのかはわからないけど、「あー、こんなもんなんだ」という参考にはなったのではないでしょうか?


ということで、BOMA の Refale のコンポーネント(アルテグラ)が3年半を過ぎ、ぜんぜんまだ快調に使えはするのですが、なんとなく「コンポーネントを交換してもいいかな~、どうしようっかな~」と妄想中。

48 HDR
※アルテグラ(6800系)はいたって快調

しかし、まだモデルはおろか、スラムかカンパニョーロでも絶賛迷い中。(カンパならコーラスかポテンツァかな)

そこにさらに新型のアルテグラ(R8000)も登場し、群雄割拠な様相を呈している。まあ、いずれにせよ、オクサマを説得するのが相当に大変そうですが…


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「これからロードバイクかクロスバイクを買おうと思ってるんだけど、どんな基準で何を買えばいいの?」という質問をよく受ける。 上級者サイクリストであれば、「好きなのに乗っておけばいいんだよ。細けぇこたぁ、考えるな」って言ってしまうかもしれない。その気持ちも ...
これからロードバイクかクロスバイクを買おうと思ってるんだけど、どんな基準で何を買えばいいの?」という質問をよく受ける。

上級者サイクリストであれば、「好きなのに乗っておけばいいんだよ。細けぇこたぁ、考えるな」って言ってしまうかもしれない。その気持ちもわかる。人のためではなく、自分のために乗るのだから、好みのロードバイクでもクロスバイクでも買えばいい。

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しかし、である。

そもそも選ぶ基準がない人に「好きなのを」は酷な話。パソコンに詳しくない人はCPUがどうのとか、メモリがどうのとか、チンプンカンプンで選べないのと同じように、スポーツバイクに不慣れな人は、持っている情報が少なすぎて一歩が踏み出せない。

自転車もパソコンもそこそこ万円してしまう、小さくない投資になるので、失敗はしたくない。

用途や好みにもよるのでロードとクロスのどっちが良いとは断言できないが、個人的にオススメしたいのはロードバイク。

そこで今回は、「本当はロードが欲しいんだけど、なんとなく不安でクロスバイクで手を打とうと思っている」方に向けて、ロードバイク特有の得体の知れない不安を取り除いてみよう。

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※ミニベロかクロスか、でも迷いますよね

ドロップハンドルが怖い

ハッキリ言い切ってしまうが、ドロップハンドルは怖くない。形状はヤギのツノのようで猛々しさを感じさせるが、自転車ハンドルを究極的に追求した結果がこれ。

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えー、だってツールドフランスの選手が使ってるじゃなーい。一般人の私にはムリー

1日に数百キロ走る選手らにとって、もっとも疲れにくく、操作しやすく、快適なのがドロップハンドルなのだ。理にかなっているからプロの世界で使われている。プロにしか使えない特種なモノではない。

「でも、オレ(わたし)はプロじゃないし。スピードを追求するつもりはない。ただ気持ちよく走りたいだけ」

大丈夫。ドロップハンドルは、べつに速く走るためだけのものではない。のんびりツーリング…なホビーサイクリストにもドロップハンドルは問題なく使える。40キロ以上走るとわかるが、フラットバーハンドルの方が、よっぽど腕が疲れる。

人間の骨格にとって、ドロップハンドルとブラケット(手で握る部分)がもっとも握りやすく、力を発揮しやすく、バイクコントロールしやすい。ちゃんと乗り手を考えて作られている。よって、「バイクに自分が合わせなければ…」と気負う必要もない。

オクサマのボードウォークをフラットバーハンドルからブルホーンに交換したときも、散々怖がられたが、使わせてみたら大感激。「なんでこのハンドルにしなかったんだろ?なにを怖がっていたんだろ?」と大喜びでブルホーン仕様のボードウォークに乗っている。もちろん、フラットバーに戻すつもりはない。

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>> ボードウォークのハンドルをフラットバーからブルホーンに交換した

>> 【小柄な女性でのOK!】 ボードウォークをフラットバーからブルホーンバーに替えてみてのインプレッション

>> バーコントローラーとブレーキの角度を変えることでブルホーンバーを持ちやすくした様子をイラストで解説


結局は慣れの問題。すぐに当たり前になる。目安は30分。たったそれだけ。パシコンをマックから始めた人でもWindowsに切り替えられるのと同じようなものだ。

パソコンを使ったことのない人が、マックかWindowsか、どっちのキーボードが使いやすいのか…って悩んでたら、「どっちでも大丈夫だよ」って言うでしょう?「ちゃんと使いやすいように設計されているんだから、どっちから始めても問題ないよ」って伝えるでしょう?そういうことです。

対策:すぐ慣れるので問題なし

変速ギアの使い方がわからなくて怖い

ドロップハンドルからニョキッと伸びた黒い物体。ブレーキと変速する器具ということは明らかだが、どう操作するのか。「素人で大丈夫なのだろうか…」と心配する初心者サイクリストもいらっしゃるが、ノー・プロブレム。誰にでも、直感的に操作できるようにシマノさん、カンパニョーロさんらは設計してくださっている。

シマノ、カンパニョーロ、スラム等色々種類はあれど、どれでも慣れの問題でしかない。操作のちょっとした差こそあれ、じきに慣れる。いや、瞬時に「あぁ、そういうことね」ってなれる。むしろ、ママチャリでは味わえない「スパン、スパンッ」というクリスピーなギアチェンジが楽しくて、ついついムダに変速してしまうこと請け合いである。

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※ボードウォークにはデフォルトではターニーが付いてきました(操作感はそれなり)


ただ、コストを下げたいのであれば、シマノのコンポーネントを選んでおくとよい。

対策:迷ったらシマノが無難。定番は105、予算があればアルテグラ。

前かがみな姿勢が怖い

ロードバイクはそのジオメトリーゆえ、どうしても前傾姿勢になり、「ブレーキをかけたら身体が前に吹っ飛ばされるのでは」という不安が来る。

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実際はそんなことはなく、これも「慣れますよ」と断言してしまう。もしも恐怖が消えないとしたら、腕に体重を乗せすぎているのかも。だとすると、止まるたびに身体が前に引っ張られる感覚があって、気持ち悪いだろう。

その場合、ドロップハンドルが理由なのではなく、(サドル高、サドル位置、ステム長などを含めた)ポジションを微調整したほうが解決の近道かと。ブラケットの取り付け位置&角度も影響してくる。

乱暴な表現になるが、「スペーサーを足してハンドル位置を高くし、アップライトにすればとりあえずラクになる」ので、乗り始めはハンドル高を高めにし、慣れてきたら低くしていく…のが良い。

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そういう意味では、初心者ほどお店でプロにフィッティングしてもらうことを勧める。フィッティングしないままの我流ポジションで乗っていると、「なんだか苦しい >> ツラい >> 楽しくない >> 乗らなくなる」という悲しい末路をたどることになる。

対策:アップライトなポジションにセットしよう

タイヤが細くて怖い

「細い=ブレーキ効かない」、あるいは「ミゾにハマってこける」という恐怖があるようだ。ブレーキに関しては、ちゃんと止まるので問題なしなのだが、ミゾにハマる可能性は確かにママチャリやマウンテンバイクよりは高い。

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注意すべきはグレーチングと縦方向にヒビ割れたアスファルト。たいていのグレーチングは道路脇にあるので予測可能だけど、縦方向のミゾは自分も怖い。横方向なら乗り越えるだけで済むが、縦方向のはスポッと入り込むことがあるからね…。

あとは轍(わだち)。走行方向と並行して連なる轍って、大型車両の通行が多い幹線道路やバイパスに多くって、熱くなったアスファルトが溶けて、重いトラックの重量で道路脇にムニッーって押し出された結果できるもの。こいつに乗り上げると、タイヤの太さ関係なく冷や汗をかく。

ロードバイクに乗り始めると、タイヤの細さのせいで、路面状況にかつてない程注意を配るようになる。じっと路面を見つめているわけじゃないけど、間接視野で「石や空き缶が落ちてないか」、「穴ぼこがないか」、「砂や砂利がまかれていないか」を常にモニタリングしている感覚はある。

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※夜中にガツンとなると怖い

ただ、この心がけはタイヤの太さに関係なくやるべきだとは思う。23cだから気をつける、28cだからテキトーに走っても事故らない…なんてことはない。23cはちょっと…って方は、ちょいと太めのタイヤを履くのが良いだろう。

対策:25か28cを履かせる

ペダルで固定するのが怖い

いきなりビンディングペダルで足を固定するのは怖いはず。だからしばらくはフラットペダルで大丈夫。「えー、ロードバイクなのにフラットペダルなの?」という反応をもしも受けたら、「そうですが、何か?」と返せばいい。卑屈になる必要もない。べつにフラットペダルでだってロードバイクは楽しめる。

フラットならいつでも足を地面につけるので安心。こける心配はない。まずはバイクそのものの扱いに慣れ、車と並走しながら車道を走るのが当たり前になるのが先。

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「もっと快適にロングライドしたいぞ」

とか

「足が固定されていないことで、ペダルを踏み外しそうになることがあるから対策したいな…」

と思い始めた段階でビンディングペダルは検討すれば良い。

対策:フラットペダルで乗り始める

家の中に置き場所を確保できないかも

ママチャリは平気で雨ざらしにする人でも、「さすがに10万円以上も投じるロードバイクを外に置いておく気はない」と考えるのが普通のようで、「ロードバイク、欲しいんだけど…家に置き場所がないんだよね」とこぼす人がいる。置き場所がない問題である。

しかし、冷静に考えると、そりゃそうだ。だって、いままで自転車がなかったんだからそんなスペースが用意されているわけがない。スペースは作るのだ。工夫して生み出すのだ。

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※これぞ至高…


一人暮らしであれば、「それは捨てるな」と反対する人はいないので己の努力で解決できる。読まなくなったマンガ、なんとなく積読になっている書籍、粗大ゴミに出そうか迷っている壊れかけのレディオ、自転車購入を機に断舎離しましょう。

スペースを確保したら、何はともあれメンテナンススタンドをひとつ買いましょう。後輪を持ち上げて固定するタイプで、たいていのメンテナンスはこれでできる。安いものだし、1回買えば半永久的に使える。

スタンドがあるクロスバイクなら、べつに不要じゃね?スタンド使って置けばいいんじゃね?

違うのだ。屋内保管の際はメンテナンススタンドで保管した方がいい。理由は安定性とメンテナンス性の確保のため。チェーンを拭いたり、注油する際に後輪が浮き上がっていないとむちゃんこ難儀する。見た目よりも安定していて、地震などで倒れたことはない。洗浄やメンテナンス作業中も問題ない。

>> 【マジかよ…】 自転車のディスプレイスタンドの正しい使用法を初めて知った


蛇足だが、置き場所は部屋(家)の一等地にするのがコツ。つまり、TVの真横とか、ソファに座ったときに自然に視界に入ってくる場所のことだ。「ときどきしか乗らないから…」と奥まった場所に押し込んではダメ。

なぜわざわざ部屋の一等地に自転車を置くのか?もちろん、一杯やりながら愛車を愛でるためである。舐め回すようにじっくり、ねっとり、心ゆくまでありとあらゆる角度から目で愉しみ尽くすのだ。

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10万円以上払ったバイク、それはあなたにとってたいそう愛おしい存在のはず。仕事で疲れて帰宅し、部屋の灯りをつけたとき、愛車が「お疲れさま」と迎えてくれる。ホッと一息つける瞬間だ。

視界の目につく場所に置くことで、あなたの生活に彩りが生まれる。おはようからお休みまで、愛車と過ごす生活。スペースを少々奪ってしまうのは事実だが、「これも悪くないな…」と思える日は遠くない。

あまりオススメはしないけど、どうしても部屋に置き場がないのなら、カバーを掛けてベランダに置くのもアリ。ただ、いくら厳重にカバーしても結露ができたり、雨の湿度や温度変化にさらされるので、基材の劣化は早まってしまう。5万円くらいのクロスバイクであれば、この保管方法でもOKだが、10万円オーバーのバイクにこれはあまりしたくない。

対策:断舎離して意地でもスペースを確保する



以上、「本当はロードバイクが欲しいんだけど、なんとなく不安でクロスバイクで手を打とうと思っている」方々に向けて、ロードバイク特有の得体の知れない不安を取り除いてみました。

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もちろん、積極的にクロスバイクを選ぶシチュエーションもあるわけで、なにがなんでもロードバイクやで!って主張する気はない。クロスにはクロスならではなの気軽さ&利便性、軽快な街乗り感がある。ただ、「本当はロードバイクがいいんだけど、なんとなく気後れして…」って方がクロスバイクで妥協してしまうのはもったいない。

そんな方々の一助になれば幸いです。


それでも不安であれば、クロスバイク系ムックを読むのもオススメ(^^) 

個人的に、【完全ガイドシリーズ170】 自転車完全ガイド が読みたくて仕方ない。ミニベロ系雑誌やムックって悪魔的な魅力があるんだけど、なんででしょうね?(ミニベロ、買う予定ゼロなのに…)




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totalwomencyclingで、「サイクリスト以外の人にはなかなか理解されないこと23選(23 Questions Non-Cyclists Ask about Cycling)」という箸休め的な面白い記事があったので、翻訳して紹介してみる企画。今回は後編である。 >> 前編はこちら 12 どうして女性版のツー ...
totalwomencyclingで、「サイクリスト以外の人にはなかなか理解されないこと23選(23 Questions Non-Cyclists Ask about Cycling)」という箸休め的な面白い記事があったので、翻訳して紹介してみる企画。今回は後編である。

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>> 前編はこちら

12 どうして女性版のツールドフランスはないの?(Why is there no Women’s Tour de France?)

サッカーには女性版のW杯はあるのに、自転車はそれがない。たしかに女性版ツールドフランスがあってもいいのかもしれない。

ふつうの女性がレースに出る場合、どうしても男性とごっちゃにされてしまったり、カテゴリーだけでお茶を濁される…ことが多い。女性はどうしてもサイクリングの世界ではマイノリティ扱いされてしまう。このへんは、フラストレーションが溜まるかもしれない。

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13 マイルじゃなくて、キロを使うの?(What’s that in miles?)

日本では圧倒的にキロメートルが普及しているので、マイルをつかうことはまずない。が、海外では時と場合で両者が混在するのでややこしい。
※1マイル=1.6キロメートル

(イギリス国内では)非サイクリストはマイルで距離を認識することが多いのに対し、サイクリストはキロメートルを使うのだそうな。

理由は、キロメートルの方がたくさん走っているような気がするから…らしい(笑)。「31マイル走ったよ」よりも「50キロ走ったよ」のほうがかっこいいじゃないですかですって。なるほど。

14 どんだけ食べても太らない体質なの?(Do you have hollow legs?)

サイクリングはものすんごいカロリーを燃やす。なにしろ、走っている途中で補給しなければやってられないスポーツなのだ。ライド後にタンパク質と炭水化物を補給する必要がある。サイクリング後は「量を気にせず食べられる!」喜びがある。

ちなみに自分は食べても食べても太らない体質ではなく、走っても走っても痩せないタイプ。(しっかり食べている証拠ですね…)

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15 オレの自転車を見せようか?(Wanna see my bike?)

「自転車を持っているだけではサイクリストではない。乗って初めてサイクリストと自称できる」

…と書かれていた。一理あるかもと思いつつ、全面同意はしない。乗る距離云々は個人差である。少なくとも、「たくさん乗る=より優れたサイクリスト」という考えはしたくないものだ。

16 いくらすんの?(That cost how much?)

サイクリングは機材スポーツゆえ、お安くはない。凝れば凝るほどお財布が軽くなる。

非サイクリストはまずロードバイクの価格を聞いてぶったまげる。「たかが自転車ごときにいくらつぎ込んでいるんだ…バカか」といった目で見られる(笑)。しかし、趣味とはそういうものだと思う。

車でもカメラでもオーディオでもゴルフでもプラモデルでも時計でも貴金属でもアイドルの追っかけでも、それに興味がない人にとってはただの無駄遣い。しかし、本人が満足していればいいんじゃないでしょうか。

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※ASUSを使ってます

特定趣味には大金を惜しまず投じる人だって、他のところでしっかり財布の紐を締めてコントロールしているはず。自分も自転車機材にはケチらない人間だが、それ以外にはぜんぜんお金を使わない。

着た切り雀だし、靴は2足(ニューバランスのスニーカーとメレルのモックシューズ)しかない。お酒は一滴も飲まないので飲み代がほぼかからない。タバコもギャンブルもしない。カウンターの寿司屋なんて人生で3回くらいしか行ったことがなく、洋服は2年に1回ユニクロでポロシャツを2枚買う程度。ズボンが破れたら、近所のリサイクルショップで古着ズボンを調達する。

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※今も現役

くれぐれも勘違いしてほしくないのは、「高級ロードバイクを所有する=お金持ちではない」ということです(笑)。

17 なんで何台も自転車を持っているの?自転車なんてどれも同じでしょう?(Why do you have so many bikes, don’t they all do the same thing?)

記事では「わっはっは、断じて違うわ(Lol, no.)」としか書かれていなかったので補足すると、用途で異なるのだ。

用途もへったくれも、どっちも地面を走るだけだろうが。1台で事足りるだろうが

そのセリフはよく聞いた。オクサマから何度も浴びせられた。だからタイレルのCSIを買う前には説得用のプレゼン資料を作って Slideshare で公開したくらいで、そこまでしてようやく説き伏せることができた。

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うまく例えるのが難しいが、靴だって、鞄だって、服だってTPOに合わせて替える。それと同じでロングライドに行く時、輪行で出かけたい時、普段着でちょっとお出かけしたい時、サクッと買い物に行く時、荷物がたくさんある時、いろんなシチュエーションがあるのです。

18 自転車を家の中に保管しているですって?(You let your bike live in the house?)

そうですが何か?なんなら一緒に寝ますけど?

と答えるサイクリストは多いはず。

なにしろ大事なものなので、屋外に放置なんてありえない。みなさん、パソコンとかスマホを玄関の外にほったらかしにしますか。しないですよね?盗まれるだろうし、盗まれなくても雨風で一気に壊れてしまう。それと同じ気持ちですな。

非サイクリストからすると、「自転車=汚れたもの」なのだと思う。その認識はあながち間違いではない。なぜなら、「ママチャリ」を意識していると思うから。確かにママチャリは汚い。雨ざらしで錆だらけでチェーンはギトギトで埃と砂を駆るかぶりまくった自転車を家に入れたいとは自分でも思わない。

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※就寝前にはネットリとした眼差しで愛車を見つめる

だが、まともなサイクリストは愛車をピカピカに磨き、キレイに保っている。丁寧に扱う度合いで言えば、オーディオ機器と同じくらい。かなり大事にしているので、屋内保管にはどうか寛容な眼差しで見守っていただきたい。

19 棚にオイルとかケミカル剤がいっぱい並んでいるんですけど(Why do you have a shelf full of lube?)

バイクを正確かつスムーズに動かすためである。洗剤、ディグーリーザー、グリス、オイル、ワックス…など用途と場所で使い分けるので、いくつも持っているのである。すべてに意味がある。

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20 どうして家中に自転車パーツとか並べているの?(Why is your house full of cycling things?)

長年乗っていると、いろんなパーツが増えてくるものだ。予備のパーツや消耗品。交換したけど捨てるに捨てられないチューブ、交換されてしまったホイールとハンドル。取り外されて行き場を失ったスペーサーにステム。

細々した備品はデッドスペースを活用すると家庭内で文句を言われない。自分は階段と玄関の屋根に近いスペースを使って保管している。

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21 たかが自転車じゃん(Surely, it’s only a bike?)

それは言ってはダメなセリフ\( ˆoˆ )/

22 痛くない?辛くない?(Don’t you get hurt?)

痛むし、苦しいこともある。だがそれがいい。一日中布団の中でゴロゴロしていればラクだろうが、ずっと続けば楽しくなくなる。楽=楽しいでもないのである。多少の困難さがあるからこそ楽しい。登山しかり、マラソンしかり。

あと、サイクリングは大半の時間が楽しい。苦しい時間帯はほんのちょっと。別にわざわざ苦しむ目的で出かけているわけではない。(ヒルクライムを除く)

R0000206


以上、totalwomencyclingの「サイクリスト以外の人にはなかなか理解されないこと23選(23 Questions Non-Cyclists Ask about Cycling)」の後半を翻訳し、コメントを添えてご紹介しました。元記事には23個って書いてあったが、数えたら22個しかなかったぞ…(汗)


ちなみにであるが、ねとらぼでこんな記事を書かせていただいたら、とんでもないシェアがされてビビった。マニアックなネタなのでさほど拡散しないだろうとタカをくくっていたのだが、いい意味で期待を裏切られた。

>> 自転車への異常な愛情 または私はいかにして「ロードバイク大好きオジサン」となったか?

>> ロードバイクはオレ専用モビルスーツである! 「自転車に50万円」が“安い”理由(後編)


本気で趣味に身を投じるとは、こういうことだっ…!
我ながら真性のバカだと思う><

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サイクリングに限らず、趣味の世界は興味ない人には不可解な世界である。 「たかが◯◯◯ごときにそんな大金を払うなんて、バカじゃないの」 というセリフは趣味に限っては禁句。それが大切に人にとっては、「たかがとか言わないでよ。俺(私)にとっては大切なんだか ...
サイクリングに限らず、趣味の世界は興味ない人には不可解な世界である。

たかが◯◯◯ごときにそんな大金を払うなんて、バカじゃないの

というセリフは趣味に限っては禁句。それが大切に人にとっては、「たかがとか言わないでよ。俺(私)にとっては大切なんだから」ってことなので。

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自分は趣味(サイクリング)にお金はケチらないほうだが、服とか靴とかお酒とか家電とかインテリアにはほとんどお金をかけない。趣味嗜好もこだわりもないので、適当に安いものを買う。要するに、ほどほどに衣食住が満たされていれば満足してしまうタチなのだ。

自転車以外で唯一こだわるのは、、、パソコンくらいだろうか。仕事で毎日使うものなので、スペックだけは高めのものにしている。車も嫌いではないが、高級車にはまったく食指が動かない。プラスチックだらけの内装&ブワンブワンうるさいエンジンのパンダで大満足。

ただし、趣味嗜好は人それぞれ。他人の趣味が理解できなくても、否定はしたくないものである。

totalwomencyclingで、「サイクリスト以外の人にはなかなか理解されないこと23選(23 Questions Non-Cyclists Ask about Cycling)」という箸休め的な面白い記事があったので、翻訳して紹介してみますね。
※長いので前後編に分けます。

1 何時間も走り続けて退屈しないの?(Don’t you get bored of riding for hours?)

傍から見ているぶんには延々とペダルを回しているだけなので、そう見えてしまうのかもしれない。しかし、これが退屈しないし、飽きないのである。

どんな趣味でもそうだが、好きなことは何時間でもできてしまうでしょう。ゴルフだってスキーだって登山だってドライブそう。常に景色が変わり、坂をひーこら言って上ったり、快適に下りを楽しんだり、、、。グループライドなら道中の会話も楽しみのひとつ。

自分は、「サイクリングは低空飛行のタケコプター」だと思っている。スピード域的にもまさに空を飛ぶように空間移動できる。ドラえもんを観たすべての子供が、「タケコプターで空を飛んでみたい」と思ったはずだが、それが自転車でなら実現できる。タケコプターが飽きるはずがないのである。

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2 なんでわざわざ山に登るの?(Why would you want to ride up that?)

なるほど、山登りは確かにキツイ。上っている間、ひたすら「早く終わってくれ…」と祈る。なんでこんな苦しい思いをしているのだろうとも思う。1円の得にもならない。しかし、損得だけで語れないのが趣味でもある。

自分の限界を知れる。無心になって己に向き合い、戦うことができる。不甲斐ない自分の体力に自然界からダメ出しされる。そして、登り切った瞬間に味わう圧倒的な達成感…。薄汚れた社会人がピュアになれる瞬間はあまりない。それができる数少ない場所がヒルクライムなのだ。

そして、登ったあとは必ずご褒美が待っている。気持ち良い「下り」である(笑)。

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3 なんで雨でも走ってしまうの?(Why would you ride in this weather?)

自分はあえて雨天時に走ろうとは思わないし、大半のサイクリストがそうだと思う。ただ、前々から予覚して、あるいは泊まりででかけるイベントだと、少々の雨なら決行してしまう。はっきり言って雨天時のイベントは気が重い。

しかし、一旦走り出してしまうと、不思議と「走る前のモヤモヤ」は吹き飛び、それはそれで楽しくなってくるから不思議なものだ。一種のヤケクソ感だろうか、「こーなったら、雨でもヤリでも持ってこいや!わはははは」みたいな気分になれる。

2016年は3回エンデューロに参加(ツインリングスもてぎ、つくばサーキット、富士スピードウェイ)し、2回大雨に降られてしまったんだけど、今思い返すと、もっとも記憶に深く刻まれ、いまだに「あの雨はすごかったなー」と仲間と盛り上がれるのは雨のイベントだった。

ただ、雨のイベントやレースはスリップと転倒事故の可能性が格段にアップするので、ヤケクソとはいえど、いつも以上に安全運転は心がけてほしい。

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4 なんでストラバ使うの?(What’s the deal with Strava?)

サイクリストはわりとデータとか数値好きな人が多い。よって、ストラバ上であかの他人と勝負することを楽しむ人も多い。チャレンジ精神を刺激されてしまうというわけだ。

自分はタイムトライアルにはあまり興味がなく、人と競うこともしないタイプなのでストラバは使わない。ただ、それに興味がある人が多いのは理解できる。

ストラバではないが、個人的に楽しみながら挑戦しているのは「年間走行距離」で、毎年前年を越えようとは努力している。2010年に始めてから、3000キロが4000、5000、6000と伸び、今年は年間走行距離8000キロのペースである。来年は年間1万キロを目標にしようと思う。

メンテナンスノートにロードバイクとミニベロの走行距離をサイコンから読み取って記録し、足して、「6月上旬で3700キロ走ったか…ということは半年で4000記録だな。このペースを守れば年間8000キロだな…ムフフ」とか1人でほくそ笑んでいる。

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5 ピチピチのサイクルジャージとショーツって裸みたいなもんじゃないの(Lyrca? Are you serious?)

totalwomencyclingは女性に特化したサイクリングメディアなので、こういう質問が来るのだろうが、非サイクリストから言われる最も多い問いのひとつが、「そんなうっすいウェアだけで走るなんて、恥ずかしいでしょ。裸みたいなもんじゃん」であるらしい。

男性の自分ですら恥ずかしくて、いまだにビブショーツで走れないのだから、女性が躊躇する理由はわからないでもない。男性らからジロジロみられるんじゃないかって心配にもなるだろう。

ただ、サイクリングウェアは厚手のものもあるし、実際走るとすぐわかるが、専用ウェアはむちゃんこ走りやすい。さすが特化して設計されているだけあって、快適なのである。

ちなみにではあるが、先日ついにビブショーツを買ってしまった…。清水の舞台から飛び降りるくらい勇気が必要だった。サイクリング歴8年目にして、ついにビブショーツに挑むつもりである。乞うご期待。(オッサンのビブショーツデビューを楽しみにする人なんて、地球上にいないだろうが…)

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※もうすぐビブショーツデビューの予定

6 なんでふつうのソックスを履かないの?(Why not wear normal socks?)

自分も最初はユニクロのショートソックスで走っていたし、それでなんの問題もなかった。サイクリングソックスを使い始めたのは、たぶん5年くらい経ってから。ぶっちゃけ、どんなソックスでも問題なしである。

ただ、サイクリング専用のソックスを試して初めてわかったことなんだけど、フィット感、薄さのバランスはユニクロソックスとは違う。履いていて気持ち良いし、ペダリングもしやすい。

あと、たいていサイクリング系ウェアは派手なデザインとカラーなので、それにマッチするソックスはふつうの服屋さんではなかなか見つからないという事情もあったりする。

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7 サイクリングキャップって意味あるの?(Are those little cycling caps an actual thing?)

十分に意味がある。サイクリングキャップはずっと昔から使われており、その目的は大きく「目を日光から守る」と「額からの汗が目に入ることを防ぐ」ためである。

個人的にもずーーーっとサイクリングキャップは使い続けており、いまは二つのキャップを代わり番こで使っている。ヘルメットも頭がしっかりフィットしてくれるのも、キャップが気に入っている理由の一つ。キャップのあるなしでずいぶん違うものだ。

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8 ヘルメット被るのってダサい。本当に必要なの?(Helmets make you look stupid, are they necessary?)

ダサくない。むしろ、かっこいい。そして確実に安全である。まあ、ヘルメットに意味があるの?なんて疑う人は普通はいないけど。

ただ、髪型が崩れるからヘルメットはできれば被りたくないという女性ならではの悩みはわかる。しかし、ヘルメットを被らなければ、それはそれで風でボッサボサになってしまうだけ。どのみち崩れてしまうなら、かぶったほうが良いではないか。

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9 あそこが痛くならないのかしら(Doesn’t it hurt your foof?)

これも女性サイクリストが同性から聞かれる質問らしい。男性にも同様の問題はあるが、パッド付きショーツとかビブを着用すればまず問題ない。あとは慣れである。

万全を期すのであれば、3Dタイプの厚手のパッドがあるショーツを選ぶのが良いと思う。それでも解決しなければ、サドルを交換する…とかだろうか。

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※オクサマも履いてます

10 自転車で通勤すると、汗まみれになって気持ち悪くない?(If you cycle to work, don’t you get sweaty and gross?)

記事本文では、「べつにプロ選手のようにスピードあげまくりで走れば汗だくになるけど、通勤くらいなら大丈夫。大半のオフィスにはシャワーが常設されているし、適度なスピードで走れば汗まみれにはならないの」 って書かれていた。

イギリスの企業の多くはシャワー設備を備えているのだろうか…すごく羨ましい。社員が使えるシャワーがあるオフィスなんて、国内ではほぼ聞いたことがない。

のんびり走ってもそれなりに汗はかく。十キロ以内(片道)で平坦路であれば着替えなくてもなんとか大丈夫かしら。十五キロ前後かそれ以上の距離だと、どんなにのんびり走っても汗はかいてしまう。

ただ、シャワーがなくてもべつに問題なくて、タオル、着替えのシャツ、デオドラントの3点セットがあれば大丈夫。(スーツ通勤だとちと厳しいですが…)

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11 ってことは、ツールドフランス観ているんでしょう?(So you must follow The Tour de France?)

自転車好き、サイクリング好きだからといって、全員がツールドフランスフリークってわけじゃない。

スポーツって大きく「やるスポーツ」と「観るスポーツ」に分けられるんだけど、サイクリングは「やるスポーツの代表格」だと思う。特に女性はそう。乗るのが純粋に楽しいのであって、プロの世界には1ミリも興味がない女性の方が圧倒的に多い印象。

ちなみにオクサマはその典型で、フルームとかコンタドールとかサガンとか別府とか名前も顔も知らない。新城だけは知っているが、それは単に同郷(オクサマは沖縄、新城は石垣島)出身ならではの心理がそうさせているだけであり、名前以外に何か知っているかというと知識ゼロ。

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※ツールド栃木会場にて(名前のわかる選手がほぼゼロ…><)

まあ、偉そうに書いている自分ですら、海外情報はとんと無知だし、有名選手以外は名前も顔も知らない。有料チャンネルに加入してまでツールドフランス(とかジロ、ブエルタ)を観ようとは考えない。NHKのダイジェストで十分。

男の自分ですらそうなのだから、いわゆる一般女性ホビーライダーのほとんどはプロレースは関心がないと思う。


以上、totalwomencyclingのサイクリスト以外の人にはなかなか理解されないこと23選(23 Questions Non-Cyclists Ask about Cycling)の前半を翻訳し、コメントを添えてご紹介しました。


ちなみにであるが、ねとらぼでこんな記事を書かせていただいたら、とんでもないシェアがされてビビった。マニアックなネタなのでさほど拡散しないだろうとタカをくくっていたのだが、いい意味で期待を裏切られた。

>> 自転車への異常な愛情 または私はいかにして「ロードバイク大好きオジサン」となったか?

>> ロードバイクはオレ専用モビルスーツである! 「自転車に50万円」が“安い”理由(後編)

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趣味とは、げに恐ろしきモノである…。


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自転車のパーツメーカーって、海外なのか国産なのか、社名で判断がつかないこと、ないですか。聞いたことがない社名で、しかもアルファベット3文字だったりすると、「なんの略称?どの国の会社…?」ってなりませんか。 と、予防線を張った上で告白するのですが、つい2週 ...
自転車のパーツメーカーって、海外なのか国産なのか、社名で判断がつかないこと、ないですか。聞いたことがない社名で、しかもアルファベット3文字だったりすると、「なんの略称?どの国の会社…?」ってなりませんか。

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と、予防線を張った上で告白するのですが、つい2週間前まで、「IRC社はイタリアの企業」だと思い込んでおりました。

なぜイタリアかというと、IRC = I(Italian)R(Roadbike parts)C(Company)と勝手に想像していたからですね。思い込みって怖いです…。


が、実際は純国産企業!。社名は井上ゴム工業株式会社(Inoue Rubber Co. Ltd)。長い歴史があって、しかも自分の実家の愛知県(名古屋市)に本社があるなんて…。新卒で働き始めたオフィスが名古屋駅そばの中村区名駅だったので、むっちゃ近い。ジャンピング土下座でIRCさんにはお詫び申しあげたい気持ちである。

>> 公式サイト

ということで、IRCがどういう会社か、反省の気持ちを込めて調べてみた。


IRCが井上ゴム工業って常識だろ…なのか?

ベテランサイクリストの方々には常識かもしれないが、おっさんになってサイクリングを始めたので、自転車タイヤメーカーは(車で馴染みのある)ブリジストン、ミシュランくらい。他は初めて耳にする社名&ブランドばかり。

今でこそ、パナレーサーの「Race L Evo 3」を愛用しているが、社名を聞いたときは「パナソニックのパナとレーサーの組み合わせって、社名ダサすぎるし安直だろ。社名考えたの誰だよ」って思いましたもの。

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タイレル(Tyrell)のCSI にはシュワルベの「シュワルベワン」、オクサマのボードウォークには同じくシュワルベの「デュラノ」を履かせていますが、数年前は国産か海外産なのか気にもせずに使っていた。(シュワルベはドイツの会社です)

周囲ではコンチネンタルの評判がいいが、そういえばコンチネンタルって社名なのか、ブランド名なのか知らないことに今気づいた。(無知すぎる…。ちなみにドイツの会社です)

IRCの所在地

〒450-0003 名古屋市中村区名駅南2丁目13番4号

irc
※新卒の勤務先のわりと近く…(名古屋駅の東側ですね)

IRCのビジョン

IRC社のビジョンはこう。

二輪車用タイヤ、チューブの専門メーカーとして1926年の設立から今日まで培ってきた製造、事業経験、また50 年以上の海外事業での経験を生かし、人々の生活を支えるタイヤから世界最高レベルのレースで勝利を勝ち取るためのタイヤまで、IRCブランドの製品を通じて人々の生活に新しい価値と楽しさを提供し続けます。

元はオートバイのタイヤから始まったそうな。タイヤとチューブ専門メーカーだったんですね。1926年って、和暦で言えば大正15年の昭和元年。91年前。歴史長すぎるだろ。1926年をウィキペディアで調べたら、ダイムラーベンツ、ボルボが設立された年であり、トヨタ自動車の前身である豊田自動織機が作られた年である。すごい。

逆に言えば、そのころから自転車は市民の足であったということか。

IRCの沿革

沿革はこんなかんじ。

  • 1926 井上護謨工業(株)の前身である井上護謨製造所を設立。自転車タイヤ、チューブの生産開始。
  • 1933 IRCブランドのタイヤ、チューブの輸出開始。
  • 1952 オートバイ用タイヤの生産開始。
  • 1959 スリランカに海外初の合弁会社設立。自転車タイヤ、チューブの生産開始。
  • 1966 北米へのタイヤ、チューブの輸出を行うためアメリカに事務所設立。
  • 1969 自転車タイヤ、チューブ増産のため宮城県に系列工場を設立(現:東北イノアック若柳工場)。
  • タイにオートバイ用タイヤ、チューブ製造の合弁会社設立。
  • 1973 韓国に自転車用タイヤ、チューブ製造の会社設立。
  • 1988 インドネシアに自転車用タイヤ、チューブ製造の合弁会社を設立。
  • 1996 ベトナムにオートバイ用タイヤ、チューブとゴム部品製造の合弁会社設立。

スリランカを皮切りに、アメリカ、タイ、韓国、インドネシア、ベトナム、中国にも拠点を広げている。1933年から1952年の間の19年間は第二次世界大戦があったので、スッポリ抜けているのだと想像する。

IRCならではのコンテンツ

勉強になるコンテンツも用意されていて、タイヤの機能、タイヤの構造、トレッドの意味、タイヤに使われている主な素材、などが書いてある。が、ちょっとぶっきらぼうというか、もうちょい丁寧に解説してくれてもいいかな。

気になる製品:クリンチャーのフラッグシップモデル、「Aspite Pro」

チューブレスで有名らしいのだが、クリンチャータイヤも作っている。フラッグシップモデルの「Aspite(アスピーテ) Pro 」がそれ。アスピーテと読む。(アスパイトではない)

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ケーシングの外側にビード to ビードで配置した耐パンク層が、レーシングタイヤの重量ながらサイドカットを含むパンク要因を強力にガード。またタイヤと一体化したフィン構造により、空気抵抗を低減。エネルギーロスを最小限に目的地まで導く。

んですって。難しい表現を使っているが、要するに「軽いのにパンクしにくい構造で、なおかつ速く走れる」のが「Aspite Pro」である。

軽い走行感と優れたグリップ性、耐パンク性をハイレベルでバランス化させた、太くて軽い次世代クリンチャータイヤ。180TPI の軽量ケーシングの上に、40 ×40t pi のクロス織りメッシュ繊維をサイドウォール部分まで延長し、サイドカットを大幅に軽減。24c・26c の2 サイズ展開で、シーンに合わせてセレクトできる。

とのこと。TPIとかケーシングとか、初心者サイクリストにはナンノコッチャだと思うが、丈夫で頑丈。なのにレースでも使えるほどの性能を持つ…のだと理解してもらえればオーケー。

ふつう、ロードバイクのタイヤレース向けになるほど軽さを追求するので、耐パンク性能は低くなってしまう宿命があった。その二律背反する要素をテクノロジーでもって取り除いたわけですね。

面白いのは、23c、25cではなく、「24c」と「26c」の2サイズ展開されていること。これも、初心者サイクリストは「だからなんだ」って感じだろうが、一般的なロード用タイヤは23cと25c(太さのこと。数字が小さくなるほど細くなる)が主流で、その上は28c…となることが多かった。

そこに、あえて中途半端な24cと26cである。実に不思議。下記のシクロワイヤードの記事を読むと、その辺のエピソードにも触れられている。

なお、ウェットタイプもある。

ウェットコンディションに照準を合わせた専用モデル。基本設計は「Aspite(アスピーテ) Pro 」と同じだが、トレッドパターンは排水性を考慮。コンパウンドはフォーミュラプロシリーズなどで実績のあるRBCC を採用。雨の日でも安定したグリップ力を約束する。サイズは24cのみ

お詫びの気持ちも込めて、次のタイヤはIRCでいきます

周囲のIRCの評判は良いですし、パナレーサーのRace L Evo 3 を3回連続で履くのも芸がないなと思い、次回はIRC社のフラッグシップクリンチャータイヤ、「Aspite(アスピーテ) Pro 」を履くことにしました。

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こないだ、シクロワイヤードさんでもインタビュー記事が載っていましたね。

>> Ircが誇る“自信作” 妥協なきレーシングタイヤ「Aspite」シリーズを再検証する(シクロワイアード)


関連記事もどうぞ( ^^) _旦~~

>> ロードバイクでパンクしないために心がけていること(パナレーサーのRace L Evo2のインプレを添えて)

>> パナレーサー Race L Evo2 で4,800キロ走った劣化具合とインプレッション



カーボンホイール…そこそこ経験と知識を積んだローディであれば、少なくとも一度は考えたことがあるはずの存在。それがカーボンホイール。 一昔前までは、カーボンホイールといえばチューブラーを指すことが多かったが、いまはカーボンクリンチャーも台頭し始めつつある ...
カーボンホイール…そこそこ経験と知識を積んだローディであれば、少なくとも一度は考えたことがあるはずの存在。それがカーボンホイール。

一昔前までは、カーボンホイールといえばチューブラーを指すことが多かったが、いまはカーボンクリンチャーも台頭し始めつつある。価格も「妻に離婚を切り出されはしないが、半狂乱にはさせるかな…」くらいの、なんとか手を出せなくはない値段に下がっており、ますます悩ましい存在になっている。 

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自分のホイール歴はこんな感じ

ロードバイク(BOMA の Refale )

カンパニョーロのゾンダ(アルミクリンチャー)

同じくカンパニョーロのシャマルミレ(アルミクリンチャー)

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※シャマルミレです

ミニベロ(タイレルのCSI )

タイレルのAM−9(アルミクリンチャー)

Kitt design Carbon Tri-spoke Wheel(キット・デザイン カーボン トライスポーク)

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インプレッションは下記リンクを参考にしてほしい。それぞれに良さ&特徴がある。

>> シャマルミレ(Shamal Mille)で100キロ走ってきたので、インプレッションするよ(シェイクダウン編)

>> カンパニョーロのアルミクリンチャー、「シャマルミレ」で2,000キロ走ったインプレッション

>> カンパニョーロ(シャマルミレ)のブレーキシューを交換&19か月めのインプレ

>> Kitt design Carbon Tri-Spoke バトンホイールのロングタームインプレッション(走行距離1,000キロ)



さて、そんなときに読んだのがCycling Tips.comの「カーボンホイールにはどんな価値があるのか?(Where is the value in a carbon wheelset?)」という記事。ど直球のタイトルで、これは読まざるを得ない。かなりの長文ではあるが、がんばって翻訳してみよう。

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全文翻訳の記事化に際して、公式サイトからお問い合わせして、サイクルガジェットで紹介してよいかの確認をしたところ、音速の速さで「ありがとう!もちろんいいよ!」とレスが来た。 感謝である。

アップグレードを考えるとき、人はホイール交換をまず考える

プロは当たり前のように使うカーボンホイール。空気抵抗が少ないとか、クリンチャーより段違いに軽いとかって理由はいろいろだが、なにしろ高い。物によっては30万円オーバーはザラ。ゴキソホイールとかライトウェイトとかのハイエンドモデルになると、50万円オーバーも当たり前だし、100万円近いモノだって存在する。こんなのをオクサマに内緒で買おうものなら、その場で離婚を切り出されるであろう。

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で、湧いてくるのは「カーボンホイールが良いものであるのは認めるとして、それだけの価値があるの!?」という疑問である。

オーストラリア人のテクニカル系エディター、マット・ウィクストロムさんは4年前からこの問題に取り組んでいる。

ロードバイクのアップグレードを考えるとき、多くの人が考えるのがホイール。コンポーネントよりもホイールのほうが見た目のアピールも大だし、総じて満足度も高い。実際、マットさんもいろんな人からアップグレードの相談を受けるそうだが、圧倒的にホイールに関するものが大半を占めるそうだ。

カーボンホイールは、アルミホイールを駆逐してしまうのか?

マットさんが驚かされるのは、消費者サイドの情報量。ネット時代であることも影響していると思うが、実によく勉強しており、ものすごく詳しいのである。

かつて、ホイールというものは完成した状態で買えるものではなかったそうで、商品を見ず、確かめることもできないまま買うしかなかった。それが、いまは完成したホイール(いわゆる完組ホイールですね)が普及したせいで、事前に調べることも、比較することも、詳細スペックを集めることもカンタンになった。つまり、ホイール購入のハードルが大幅に下がったわけ。

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※死ぬほどカッコいい…

ここ数年でハイエンドのカーボンホイールは存在感を増しており、市場も拡大している。なんなら、安い完組ホイールの市場よりも成長角度が高い。高い買い物ではあるが、その価値を消費者もよーく理解しているようだ。

さらに最近では、従来の常識だった「カーボンホイールはむちゃんこ高価」を覆し始めている。その最たる要因がアジアの新興メーカー。性能はそのままで、コストダウンして市場を獲りに来ている。

カーボンホイールは、アルミホイールを駆逐してしまうのだろうか?アルミフレームがほぼほぼカーボンフレームにとって代わってしまったかのように。

カーボンホイールの価値と価格変動

カーボンホイールのメリットはわりとはっきりしていて、「軽くて強度が高い」こと。技術の発達により、デザインもパフォーマンスも両立している。

具体的にどれくらいホイールは進化しているのか?カンパニョーロのシャマルを例にとると、90年代のリムは40ミリのハイトで重量がざっと1,980グラムあった。当時は、これでも革新的なハイエンドホイール(当時の中では300グラムほど軽かった)だったのだ。

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それから20余年。カーボンリムで40ミリ以上のディープリムでも1,500グラム切るのはざら。ローハイトのチューブラーであればさらに軽いものもあって、最軽量だと1キロを切る製品すらある。ホイールの進歩、ヤバい。

硬さや強度でも、アルミリムにそん色のない性能を確保できており、造形デザインの自由度も高く、デザイン(=カッコよさ)の面においてもカーボンの優位は揺るがない。

もともとはカンパニョーロのシャマルで採用されたNACA airfoilという飛行機の翼のような形状のリムは、アルミで加工しやすかったのだが、90年代にZippやHedのカーボンホイールで真似されるようになり、さらにワイドでドーナツ状に近い形で登場することになった。

実験室での空力テストも当たり前となり、消費者は数値結果やその他スペック情報を見比べながらどのホイールを買うかを検討できる世の中になっている。

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さらに、カーボンホイールの価格は年々下落している。ZippやEnveのような旧来のメーカーが価格を落としているわけではなく、新興の小規模メーカーの台頭によるところが大きい。自社で生産ラインやテスト設備は持たず、低価格で生産できるアジアとパートナーを組んでいる。

そういった新興メーカーのホイールは、いわばジェネリック的な産物ではあるものの、スペックはハイエンドホイールに負けず劣らずだ。しかも価格を思い切り下げることができる。結果として、市場の価格競争が熾烈になった。

カーボンホイールがこんなにも普及した背景には、大幅な価格の下落が一役買っている。

カーボンホイールで得られる効果は、思っているより小さい

高価なハイエンドホイールのほうが、安いモノよりウィンドトンネルでの空力テスト結果はよくなる傾向にある。ただ、それはあくまで数値上の話であり、実際の公道で走らせるときの差は大したことはなく、やれエアロダイナミクスがどうのとか、何秒タイムを縮めた…のを再現できるわけではない。

あと、これも述べておかねばならない。メーカーが伝播する数値改善は、人工的に作らてた環境下を、かなり長距離をハイスピードで走行させたテスト結果である。加えて、空力の良さとはある特定の方向からの空気の流れの状況下でのみ発揮されることが多く、ちょっとでも方向を替えるとか、風の流れが変わるととたんに数値は悪化する…こともある。もちろん、どんなバイクに装着するかででも結果は変わる。

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よって、メーカーの喧伝する性能とは、「理論上のハナシ」だと考えたほうが良い。「高いカーボンホイールを買ったから、むちゃんこ速く走れるぞ!」…とは、残念ながらならないのである。薄々知っていたことではあるが、まあそうだよね…。

リムブレーキがカーボンホイールの弱点

ブレーキング性能においては、カーボンリムではなくアルミリムに軍配が上がる。しかし、カーボンホイールを履くユーザーは速く走りたい。ここで矛盾が起きる。カーボンリムの性能は年々向上しているので、ブレーキも効くようにはなってきた。ただ、熱による変形リスクは今も残っており、長いダウンヒルでは熱膨張の可能性がある。

熱を起こしにくいと言われるサードパーティ製のブレーキシューも登場してはいて、それを使う選択肢もあるが、ブレーキの選択肢が狭まってしまうという宿命を背負うことにはなる。

熱によるダメージは避けられなく、カーボンリムを使う以上は受け入れなければならない。メーカーの中には、「熱でのダメージは保証対象外」とするところもあり、悩ましいところだ。過剰に心配する必要はないが、カーボンリムユーザーは、アルミリムよりはちょっと多めにケアをし、注意して使ったほうが良いだろう。

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ただし、これらはリムブレーキの話で、ディスクブレーキであれば無関係。ブレーキパッドはリムに当たらないので、形状も自由。シューの接触による劣化もない。いずれ、ロードバイクのディスク用ホイールでもカーボン化が進むであろう。

耐久性と強度はどうなのか

カーボンフレームには20年以上の歴史があるので、強度とか信頼性においてあまり不安要素はない。カーボンホイールも同様だ。かつて、カーボンホイールは「日常は使わず、レース、イベント等の決戦用」として使われたものだったが、現在はそんな使い分けをする必要のないくらい強度は確保されている。

とはいえ、カーボンはインパクト系の衝撃には弱いのは事実。落車で割れることはあるし、路面の穴ぼこにガツンと落ちてヒビが入る可能性はある。壊れたカーボンホイールの修復は高くつく。これもカーボンホイールの弱点。リムの寿命も、アルミを凌駕するのはなかなか難しい。

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ここで興味深い情報を紹介すると、最近はMTBユーザー(ダウンヒル系含む)がカーボンリムのホイールを使い始めているという事実。カーボンリムの強度が飛躍的に向上していることが分かる。空力とかエアロダイナミクスだけがカーボンの利点でないのである。

代替品を検討するということ

カーボンホイールが勢力を伸ばしているとは言っても、アルミリムにだって利点はある。やはり安いのは魅力だし、寿命も長い。ブレーキもアルミのほうが効く。そして、カーボンホイールの宿命である、ブレーキング時のリムの発熱も心配無用。

あと、カーボンとアルミを組み合わせたハイブリッドモデルもある。ブレーキシューの当たり面にはアルミが使われつつも、リムハイトをカーボンで稼ぐ。カーボンのルックスとアルミリムブレーキのいいとこ取りである。シマノのC40とかC60、Hedのジェットシリーズ、Swiss Side といった選択肢がある(他にもあるが)。

低価格のカーボンホイールってどうなの?

「安いカーボンホイールは中華製であることは多い」ことは大抵の人は知っているし、事実そう。頭の片隅にとどめたほうが良いこととして、購入後のアフターケアと保証問題がある。最悪のケースだが、使っているうちにリムが割れたり、剥がれてくることもある。目に見えないレベルの割れもあって、ユーザーは劣化に気づけない。

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これは、「中華カーボンホイールは質が低くてダメである」と断定するものではない。割れ等の劣化はどんなカーボンホイールにだって起き得る。違いは、よく知られた大手メーカーはクオリティ・コントロールがしっかりしており、リスクが最小限に抑えられていることだ。

では、中華カーボンホイールはろくにテストもせず、雑に生産しているのか?すべてのメーカーがそうだと言うつもりはないが、消費者にはそれを見抜く術(すべ)がない。

カーボンホイールのし上は拡大している

カーボンフレームがアルミに取って代わってしまったように、ホイールでも同じことが起きつつある。アジアメーカーは低価格を武器に勢力を伸ばしている。

とくにそのような低価格のカーボンホイールは、wiggle やChain Reaction Cycles 等のオンラインショップで扱われることが多く、15万円以下くらいで売られていることも多い。まさにカーボンホイールのエントリーモデルだ。ハイエンドホイールの購入者とは直接バッティングはしていないが、今後はわからない。

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ということで、Cycling Tips.comの「カーボンホイールにはどんな価値があるのか?(Where is the value in a carbon wheelset?)」の翻訳紹介でした。


自分はミニベロでKitt design Carbon Tri-spoke Wheel(キット・デザイン カーボン トライスポーク)を愛用中。アルミクリンチャーと変わらずふつうに使っているけど、路面からの衝撃はちょっと気にしてて、激しい段差はなるべく避けている。強度的には全然問題ないのだが、気持ちの問題である。

気になるロングダウンヒルだが、まだ経験がないのでその辺はわからない。栃木県の太平山は3キロと短距離だったので、テストにならなかった。よって、街中の上り下りはまったく気にならないレベルだ。

>> バトンホイールのシェイクダウンを兼ねて、オクサマを太平山(栃木県)に連れて行った

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熱膨張よりも注意するのは、ブレーキシューに(細かな金属片等の)異物が刺さっていないかどうか。カーボンリムに傷が付くのはイヤだからね。ときどき、ブレーキシュー面を指で触って確認してはいる。

扱いはアルミより少々気は使うものの、決戦用とではなく、日常用として使いまくってますよ。走って気持ちよく、床の間に置いて眺めてウットリもできる。

>> バトンホイールのシェイクダウン(150キロ走ってみてのファーストインプレッション)


というわけで、451ホイールでカーボンホイールの選択肢はあまり多くはないけど、Kitt design Carbon Tri-spoke Wheel(キット・デザイン カーボン トライスポーク)の購入&導入を検討されていらっしゃるサイクリストの方々の参考になれば幸いである。



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ロードバイクをフレームから組むときって、どのコンポーネントで組むか迷うと思う。 定番で安心のシマノ(Shimano)、イタリアンな香りを楽しむならカンパニョーロ(Campagnolo)、メカメカしいバタ臭さを楽しむならスラム(Sram)・・・とおおよそ3つの選択肢がある。( ...
ロードバイクをフレームから組むときって、どのコンポーネントで組むか迷うと思う。

定番で安心のシマノ(Shimano)、イタリアンな香りを楽しむならカンパニョーロ(Campagnolo)、メカメカしいバタ臭さを楽しむならスラム(Sram)・・・とおおよそ3つの選択肢がある。(厳密にはマイクロシフトとかもあるけど、この3つから選ぶことが99%でしょう)

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※アルテグラ(6800系)です

完成車を買う場合は、コンポーネントはセットなので当然選べない。そして大抵の場合はシマノとなる。なんのこだわりもなければシマノでOK。下手にスラムやカンパニョーロに手を出す必然性はない。

しかし!ロードバイクは趣味の乗り物。やはり、ドライブトレーンにはこだわりたいじゃないですか。車でいうなら、マニュアルでいくのか、セミオートマでいくのか、はたまたパンダのようなシングルクラッチ車を選ぶのか、悩ましくも楽しいひとときじゃないですか。フレームやホイールにはない、ザ・マシーン!な雰囲気をまとう、ロードバイクの中では唯一と呼んでもいい駆動機械じゃないですか。

フレームから組む方は、コンポーネントにはこだわりたい方である可能性が極めて高い。ただ、初めてだと、「どれを選べばいいんかのう…」と悩むであろう。

そこで、自分が知る限りの3社の情報を公開してみよう。(シマノしかまともには乗ったことがなく、スラムとカンパニョーロは試乗したことがないという前提にはなるが…)

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※スラムです

以下の動画は、3つのロードバイクコンポーネントの操作方法を比較したもの。細かい部分の動き方は伝えていないけど、カンタンな英語しか喋っていないので、だいたいの内容は見ればなんとなくわかるはず。

Campagnolo, Shimano, Sram Road Shifters. Which One Shifts Better? (SickBiker Buyer's Guide)



どのコンポーネントでも、ぶっちゃけ問題なし

こんなことを言うと、身も蓋もないのだが、どれを選んでも幸せなロードバイク生活は送れる。性能は間違いないし、変速の操作方法はちょっとづつ違えど、慣れればそれが当たり前になる。「使いこなせるだろうか…」という心配は無用。どれも大差ない。

ただ、それだと記事が終わってしまうので、もうちょい書いてみます。けっこう独断と偏見を含んでいるかもなので、そのへんはご容赦くださいまし。

なお、今回触れるのは機械式のコンポーネントのみ。電動も含むと話が複雑化するので割愛する。

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※デュラエースです

シマノ(SHIMANO)

グレード展開

  • デュラエース
  • アルテグラ
  • 105
  • ティアグラ
  • ソラ


シマノのメリット

  • 価格が他の2社より安め
  • 安心のメイドインジャパン
  • 自転車買界のインテルとよばれるくらいの、世界中の自転車を支える高い技術と信頼性
  • パーツが供給量が安定しているので、ショップでも在庫してくれていることが多い
  • 取り寄せになっても、わりとすぐに届く

シマノのデメリット

  • あまりにもたくさんのサイクリストが使ってて、差別化できない
  • ブラケットとレバーがやや大きめなので、握力はちょっとばかり必要
  • 変速性能面では、正直文句のつけようがない


どのグレードを選べば良いか

コストパフォーマンスを考えるなら、105(イチマルゴと読みます)かティアグラで決まり。予算に余裕があればアルテグラを。まあ、105の11速を選んでおけばなんの不満もないでしょう。

初めてロードバイクに乗る初心者の方に、「105はトッププロが使う、ロードバイク界最高峰のマシンだよ」と言って渡せば、すんなり信じてもらえると思う。

なお、完成車で買うのであれば、できれば「フル105」が良い。シフターと前後のディレーラーは105だけど、クランクとブレーキがサードパーティの安物をあてがっていたりする「部分的105」とかだと、近い将来に必ずブレーキを交換したくなる。よって、ブレーキは105以上を激しく推奨したい。とくに非力な女性であればあるほど、上位モデルを使うほうが、安心して運転できる。 
※女性には、105よりもむしろアルテグラを推奨したい

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あと、初心者にデュラエースはまっっったくもって不要。私は使っているが、完全に趣味のモノ。モノはたしかに素晴らしいが、「コスト的に半額のアルテグラの2倍良いのか?」と聞かれたら「No」だ。アルテグラでも十分すぎるくらいい十分。

ちなみに、最新版の9100系のデュラエースはハイエンドモデルなのに高級感が薄まってしまい、9000系のほうが所有欲を満たしてくれるような気がする(主観です)。性能的には優れているのだろうが、少なくとも自分は現行(9100系)に替えたいとは思わない。9000系で大満足。

なお、105とアルテグラの差ですが、現行の6800系(アルテグラ)と5800系(105)でいえば、その差はかなり埋まってきているという評価はよく耳にする。よって、最初の1台には105がgoodなのは、それも理由。

シマノはこんな人にオススメ

初めてロードバイクを買う人で、とくにコンポーネントにこだわりがない人であれば、「シマノにしとけ」と強く主張したい。

車を買いたいんだけど、メーカーとかよくわかんないし、ちゃんと動いて使いやすくて燃費が良くて経済的で壊れにくくて、メンテナンスはお店に全部おかませしたいのって人であればトヨタ、日産、ホンダなどの国産を選ぶはず。間違ってもディーラー網の薄いマイナー外車は選ばないでしょう。そういう感じ。


カンパニョーロ(campagnolo)

グレード展開

  • スーパーレコード
  • レコード
  • コーラス
  • ポテンザ(ポテンツァとも読む)
  • ヴェローチェ
※ケンタウルとアテナはディスコン(生産停止)になったそうです

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カンパニョーロのメリット

  • (手が小さい人でも)ブラケットが握りやすい
  • ブラケット形状が手のひらにしっくりフィットする
  • 言葉で説明しにくいが、美しくてセクシーなルックス
  • シマノよりも微調整が効き、スピードコントロールしやすいブレーキ

カンパニョーロのデメリット

  • 総じてお高い
  • 扱っていないお店もあり、メンテの際に店を選ぶ必要がある
  • 下手すると本国対応になり、すごく待たされる

どのグレードを選べば良いか

細かく乗り比べたことがないので、数少ない試乗経験と人の話を総動員して書くと、スーパーレコードとレコードとの上位モデルは一般サイクリストには不要。完全に芸術の世界。あと、お値段も目玉が飛び出るくらい高い。(ミドルグレードの完成車ロードバイクが買えちゃうレベル)

カンパニョーロを選ぶなら、まあポテンザが無難かなと。その上にコーラスがあるが、グンと一段高くなってしまう。以前はケンタウルとアテナがあったものの、今はどっちも廃盤になったようだ。

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カンパニョーロはこんな人にオススメ

ちょっと人とは差をつけたいサイクリストで、イタリア好きなら。自分はイタリア車(パンダ)に乗っているから分かるのだが、イタリアの車って、スペックや理屈では捉えきれない不思議な魅力がある。ただ走らせているだけで楽しい、ワクワクする車を作るのがイタリア人。もし自分がカンパニョーロを選ぶなら、ポテンザにする。


スラム(SRAM)

グレード展開

  • Red
  • Force
  • Rival
  • Apex

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※Rivalです

スラムのメリット

  • 乗っている人が少ないので、差別化ができる
  • レバー1本でシフトアップもダウンもできてしまう
  • スパルタンでロボットちっくでアメリカンな戦闘的ルックスがかっこいい(主観です)
  • モビルスーツ的なリアディレーラーの形状がエモい
  • シフトレバーの操作がえげつなく快感(主観です)
  • コンポーネントそのものが総じて軽い(のでヒルクライマーには好まれます)


  • スラムのデメリット

    • 交換部品の在庫取り寄せはシマノほどスムーズではない
    • ちょいとばかり高い
    • ブラケット形状が特徴的で好き嫌いが分かれそう(Rivalはそうだった)
    • レバー操作に最初は戸惑う(が、時間の問題)


    どのグレードを選べば良いか

    ぶっちゃけ、Riva以外に乗ったことがないので、ぜんぜんわからない。これまでずっとSRAMは未体験。周囲にスラムユーザーってそういえばいない。

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    ※スクルトゥーラ4000のディスクブレーキ仕様、むちゃんこ乗りやすく、扱いやすかった


    先日、三浦半島パン屋ライドに行ったとき、メリダの試乗車でRivalを装着したディスクロードバイクに乗せてもらえて、そのときのRivalの操作感がものすごく楽しかった。

    >> FRAME主催の『三浦半島パン屋ライド』に参加して、新たな魅力を発見した

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    ※めちゃくちゃかっこいい…(うっとり)


    シフトアップ(重くする)の確かなクリック感があって、「パチンッ」という音がハッキリ聞こえるんだけど、まるで銃の引き金を引いているみたいで、とにかく気持ちいい。シマノでは絶対に味わえない感触。

    アルテグラやデュラエースは、手元での操作音はほとんどせず、かすかに「カシャ」となるくらい。クリック感も薄い。それがSRAMだと「パシィィィィン」って手応えがある。好き嫌いがわかれるが、子供の頃にロボットアニメが好きだった男性はSRAMに惚れる可能性が高い。逆に女性はクリック感がノイズに感じるかも。もしも女性のSRAMユーザーに会えたら、「いったいどんなこだわりが!?」って質問攻めにします。

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    シフトアップもダウンもすこぶる楽しいSRAM。しかし、ひとつ気になったのが(Rivalの)ブラケット形状で、「なんでそこまでする??」って首をかしげるくらい断崖絶壁のごとくそそり立っていて面食らった。

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    ※ブラケットの握りが断崖絶壁…

    短時間しか乗らなかったので違和感はなかったものの、もしロングライドだったら終盤に親指の付け根が痛くなりはしないだろうか?と心配はある。 


    スラムはこんな人にオススメ

    独特の形状&雰囲気、シフトの操作感が気に入った人。ちょっとクセがあるけど、食べ物でもなんでも、ちっとクセがあるほうが飽きにくいし、美味しいものだ。

    リアディレイラー愛が異常に強く、好きさ余ってこんなシャツまで作ってしまうド変態な自分が、ダントツでかっこいいと思うのがスラムのリアディレイラー。こんなにも男の子心を刺激して止まないマシンデザインはちょっと他では見当たらない。

    37-1 - コピー

    エイリアン2のラストシーンで主人公のリプリーが操縦したパワーローダー(Power Loader)を覚えている人はいるでしょうか?人型のフォークリフト的な架空の作業機械です。あるいは、アバターで登場した人型マシンデザイン、ターミネーター(初期型=シュワちゃん)の骨格が好きな方なら、SRAMにハマれるはず。(たぶん)

    ちなみに上記3つの映画の監督はすべてジェームズ・キャメロン。この監督の作品に登場するメカはどれもバツグンにカッコいい。男の子の心を完全掌握しているとしかいいようがない。

    あとは、銃が好きなサバゲーファンとか、ミリタリー系が好きな人もSRAMにハマれる素養がある。(おそらく)



    猛烈にざっくりまとめますと、、、

    • こだわりがないならシマノの105で!
    • 差別化したいならSRAMかカンパニョーロ!
    • デュラエース、(スーパー)レコード、Red等のハイエンドモデルは不要!
    • カッコいいのはスラム!(主観です)
    • 最後は見た目(デザイン)で決めてよし!

    ですね。

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    「で、お前は次にどのコンポーネントにしようと思ってんの?」に対する答え

    まったくコンポーネント乗せ代えの予定はない。タイレルCSIのデュラエースはまだ1年ちょいですこぶる快調。BOMA の Refale (リファール)のアルテグラは3年4ヶ月になりるが、オーバーホールを2016年に済ませたばかりでこれまた調子は良い。

    それはいったん置いといて、次に試したいなと妄想しているのがSRAMの「フォース(Force)」。Redは高すぎるので除外かな…とレベルをひとつ落した。そんなフォースでもデュラエースとほぼ同額かちょい高め。なお、電動は好みではないので、引き続き機械式コンポーネントでいこうと思っている。

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    載せ替えとしたら、リファールのアルテグラかな…外したアルテグラはどうしようか…それを元に1台新規にバイクを作るか…しばらく妄想を続けよう。

    それでは、ステキなコンポーネント選びを。



    こないだ、サイクリストが「自分、完全に自転車にハマったな…」と感じる瞬間 40連発というエントリーを書いたとき、並行して思いついてしまったのが、「や、やるな、このサイクリスト…」という尊敬の念。 マナーを守らないサイクリストは少なくないけど、その逆の「すばら ...
    こないだ、サイクリストが「自分、完全に自転車にハマったな…」と感じる瞬間 40連発というエントリーを書いたとき、並行して思いついてしまったのが、「や、やるな、このサイクリスト…」という尊敬の念。

    マナーを守らないサイクリストは少なくないけど、その逆の「すばらしいなあ」と感じさせてくれるサイクリストだってたくさんいらっしゃる。

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    どれくらいご自身が当てはまるか、試してみてほしい。

    当てはまった数

    • 1~5個: まだまだです。がんばりましょう。北斗の拳でいうところのケンシロウにあっさり殺られる弱キャラです。
    • 6~10個: まずまずです。引き続き研鑽を積んでください。悪キャラ団の中では一番強いですが、ケンシロウの敵ではありません。
    • 11~20個: 仲間内から、ちょっと尊敬されるレベル。北斗、南斗の戦士には叶いませんが、小規模の師団を率いるレベルにはあります。
    • 21~30個: かなりの戦闘力をお持ちで、グループ内で頼りにされるリーダー的な存在。そこそこの拳法の使い手です。
    • 31~39個: 相当な強者。南斗五車星に匹敵する強さ。一子相伝の伝承者にはあと一歩及びませんでしたが、ひとつの国を治めるレベルです。
    • 40個: おめでとうございます。ケンシロウ、レイ、ラオウ、トキのレベルに到達しました。師匠と呼ばせてください。

    それでは、診断スタートです。


    1.後ろが見ず知らずの他人でも、ハンドサインを出してくれる

    2.山ですれ違うときに会釈

    3.遅い人、速い人、性別関係なく、誰とでもペースを合わせて走れる

    4.ハプニングを楽しむ心のゆとりがある

    5.常にカギを携行してる

    6.DNS(&DNF)する勇気を持ってる

    7.複数のリアフラッシャーをつけてる

    8.10速のコンポだけどむっさ速い

    9.鉄下駄ホイールなのに登りが鬼速い

    10.走りながらアイウェアをヘルメットの穴に挿せることができる

    11.峠とか国道の名称にやたら詳しい

    12.タイヤレバーなしでパンク修理しちゃう

    13.ヒルクライム直前に2リットルの水を買い、背負って走り、仲間に振る舞いながら軽くしていく
    ※実際に職場の仲間がしてた

    14.ミニベロで平気でヒルクライムする

    15.肌寒い季節でも半袖

    16.無料開放されている公園などの駐車場情報に詳しい

    17.しかも、閉園時刻もちゃんとインプットしている

    18.雨天走行に備えてシャンプーハット持ってる

    19.アルミホイルで防寒する、ワークマンのインナーを活用する等、身の回りの安価な製品を駆使する生活の知恵がある

    20.愛車のメンテナンスを怠らず、マシンはいつもピカピカ

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    ここまでで半分です。箸休めに美味しい天丼の画像をどうぞ@三浦半島


    21.かなり走っているのにパンク経験が極端に少ない

    22.骨折しても、びっくりするほど短期間で復活する

    23.ライド行こうと意気投合した瞬間に、スマホのカレンダーを開いて具体的な日程を決めてしまう

    24.「降水確率が40パーセント以上なら中止しましょう」、というわかりやすいラインを引いてくれる

    25.万が一に備えてアイディカードを携行してる

    26.電車輪行で、バイクが倒れないように固定する小道具を持っている

    27.すんごい軽装で輪行する

    28.輪行準備が鬼のごとく早い

    29.カジュアルに飛行機輪行できる

    30.行く先々の名物や、美味しいお店を知っている

    31.ビニールテープや結束バンドを携行してる

    32.ギア比とケイデンスだけで、出せる時速を暗算できる

    33.車名と聞いて、「それなら4台積めますね」と言い当てる

    34.「もうコレ以上、このクルマにバイク積めないよ…」と立ち往生していると、「いや、まだ行けるね」と手品のようにスペースを作ってしまう

    35.スプロケのギア数を目視で言い当てる

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    ※ラスト5個です。息継ぎに美味しいラーメンの画像をどうぞ

    36.フリーのラチェット音だけで、ホイールブランドと種類を言い当てる

    37.使ってないステムとサドルの本数が多すぎる

    38.自転車に興味のない人を、次々とサイクリストとしてリクルーティングしてきてしまう
    ※カリスマ性と、巧みな話術で引き込んでしまう

    39.ヒルクライム好きすぎて山の近くに引っ越してしまう
    ※実際に、以前の職場にいた…。坂バカが高じて、奥多摩に引っ越してしまった。

    40.ビブショーツを履いているサイクリストすべて
    ※自転車歴8年目だけど、まだ履けていない。今年はビブショーツデビューする予定なので、目下必死にダイエット中


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    以上、サイクリストが「こ、このローディ、ただ者ではない…」と感じる瞬間 40連発をお届けしました。

    「オレ、こんな瞬間にそう思うよ~」とか、「私はこうよ!」とかありましたら、リツイート&コメント欄にてお知らせくださいませ。 m(__)m


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