サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロを徹底的にユーザー目線で解説するブログ &YouTubeチャンネル。面白さ国内No1を目指します。大学生の娘と運営。インプレ、イベントレポ、安全で楽しいサイクリングのコツ、メンテのノウハウ、海外記事&動画の翻訳も。ねとらぼ、産経サイクリストで執筆。

カテゴリ: 安全運転・盗難防止

テレビやYouTubeでプロサイクリストの走りを見慣れてしまうと、ついつい彼らのマネをしたくなってしまう。あまりにもカンタン(そうに)やってのけるので、「自分にもできるんじゃ…?」と錯覚させられてしまいそうになるのだ。 もちろん、できるわけはない。 彼らはそれで飯 ...
テレビやYouTubeでプロサイクリストの走りを見慣れてしまうと、ついつい彼らのマネをしたくなってしまう。あまりにもカンタン(そうに)やってのけるので、「自分にもできるんじゃ…?」と錯覚させられてしまいそうになるのだ。


もちろん、できるわけはない。


彼らはそれで飯を食うプロであり、一般人は厳に慎むべきである。

そんな例がGlobal Cycling Network で紹介されていたので翻訳して紹介しよう。

6 Things To Leave To Pro Cyclists(プロに任せておくべき6つのこと)



目次


1.車を風よけに使う

強風の冬場など、ものすごくやってみたくなる。「このトラックの真後ろにつけたらどんなに楽に走れるだろうか…」と想像するのはサイクリストあるある。

だが、一歩間違えると車に突っ込む。レースで選手が(瞬間的に)やっていることはあるが、コントロールされた状況下での行為なので我々がマネできるものではない。

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まあ、常識的に考えて車の真後ろに着くなんて人はまずいないと思うんだけど、意外にありがちだと予想するのが「横風受けに車を使う」パターン。

横風を受けているとき、トラックとか背の高いワゴン車が並走する瞬間、風がピタリと止む。それが快適すぎて車と並走しがち人ありそうなことがあるんじゃないだろうか。(自分はその誘惑に駆られたことはある)

ちなみに車の真横はドライバーの死角ゾーンなので、しない方が良い。

2.バイク上でのフィジカルコンタクト

スプリントに向けた位置取りの準備のためとか、プロは絶対勝たねばならない状況下でフィジカルコンタクトを厭わない。なにしろセンチメートル、ミリメートルで戦う人たちなので。

しかし、コケたら怪我もするすし、バイクの破損にもつながる。単独より複数での落車の方が被害は甚大になりやすい。

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※こんなことする一般人はいないはずですが…

あと、体の接触がなくても、ハンドルバー同士が引っかかってもつれて落車…もある。これは(コンタクトするつもりがなくても)一般サイクリストでも犯しかねないミスなので、接近しすぎるのは禁物だ。

3.下りのポジションがエクストリームすぎる

その1.トップチューブに座る

自分の知る限り、フルームがツールで始めたのがキッカケでマネする人が続出した…と思う。空気抵抗を限界まで減らせるので、速く降ることは可能。しかし、あくまでプロの技術あってのこと。

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※速く下れることは確かだが…

穴ぼこにハマる or 突起物を乗り越えると金玉を潰すので、マジでやるべからず。バイクコントロールも途端に難しくなるので危険でしかない。

2.サドルの後ろまで体を後退させる

プロっぽくてかっこいい~、、、とは思うが、これもわざわざやることではない。

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※股間の前にサドルがある状態はやや異常

スピードが出た状態で急ブレーキを掛けるときだけ瞬間的に使うことはあっても、このままの姿勢で下るのは危ない。コーナーできちんと曲がらない。

3.ハンドルの上を握った状態で下る

ブレーキが握れないのでとっさの対応が不可能。

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あと、コーナーで詰む。これをするくらいなら、下ハンを握って走りましょう。

4.スーパーマン

やる人はいないと思うが・・・(コントロール不能で事故必至)。

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※そもそもどうやってこのポジションに移行するのか謎

4.バンダナを乗車中に外す

プロはやることがあるが、

  • まずヘルメットを取り外さねばならず、その時点で危険
  • バンダナを外す時、瞬間的に視界を覆ってしまう
  • ヘルメットを装着する時、手放し運転をすることになる

とリスクが意外に多い。

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自転車事故の予防には、リスク要因を最小化することにあり、あまりに危険要素が多すぎる。一般サイクリストは止まった状態で行おう。

5.手放し運転

肩や腕の筋肉をリラックスさせたいとか、ストレッチするときに瞬間的にやるのはいいとは思う。が、にしても安全が確保された状態で(街中とか、ありえない)。

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前後左右に人がいるグループライド(とかイベント)では絶対しないように。周囲の動きや路面の変化に対応できず、ほんのわずかの接触で集団落車を引き起こす。

ということで以上です。

「あれ?5つしかないじゃん?6個じゃないの?」って思うかもだが、そのうちの一つは「シャンパンを人に向かって吹きかけるべからず」だったので除いておいた(笑)。

6.その他、動画内のコメント欄の指摘

・走りながらおしっこする
※当然…(笑)、プロはするけど。

・ドーピング
※当たり前…(笑)

・ハンドルに肘を付きながら前かがみで走る
※プロトンの先頭選手がやってるシーンを見るが、これはレース環境下の道路の安全が確保された状態である。我々はいかなる時もブレーキングできるポジションで走りましょう。

・補給食のゴミを道に捨てる
※捨てる人、海外では多いみたいで、この手のクレームはよく目にする。その点、日本人はマナーがいいのと、美意識が高いのかなと思ったり。

・ライトや予備チューブを持たずに走る
※手ぶらで練習走するってプロ選手も中にはいて、「そうそうパンクなんてしないっしょ?」という理屈なんだけど、彼らのバイクはトップレベルのメカニックが万全のケアしているわけで、そりゃある意味当然。仮にトラブったらスタッフが駆けつけてくれる体制にもなってるだろう。

しかし、ホビーサイクリストは全て己で対処せねばならず、そのための装備は常に携行してしかるべき。

・走りながらストレッチ
※ストレッチが必要なほど疲れたら、大人しく一時停止してバイクから降りましょう。


以上、Global Cycling Network の「6 Things To Leave To Pro Cyclists(プロに任せておくべき6つのこと)」の翻訳紹介でした。


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自分は安全運転には人一倍気をつける性分でして(根が臆病)、走るときは常に事故らないよう…事故を起こさないよう…意識している。 その一環で「安全運転・盗難防止」という記事カテゴリを設けていたりする。 さらには心配性過ぎて、こんなツイートをしてしまうほど。 ...
自分は安全運転には人一倍気をつける性分でして(根が臆病)、走るときは常に事故らないよう…事故を起こさないよう…意識している。

その一環で「安全運転・盗難防止」という記事カテゴリを設けていたりする。

さらには心配性過ぎて、こんなツイートをしてしまうほど。



そんな臆病者の自分が最近始めた安全対策を3つご紹介します。

目次


800ルーメンのライト(キャットアイ)を導入

300ルーメンのOWLEYEを6年間愛用していた。都内やそこそこ街頭がある南関東の街中でならこれで十分。しかし、郊外での夜間は「なんとかなりはするが、もうちょい光量があってもいいな…」と感じていた。

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夜間走行時って、路面状況がどうなっているか知りたいじゃないですか。でかい穴とかクラックは早めに察知しないと命取りになる。

そこで買ったのが800ルーメンの「キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT800」。一昔前よりやや小ぶりで、これなら常時ハンドルに取り付けておいても気にならない。本体は軽くて剛性も高いアルミ製だ。

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400ルーメンとかちょっとづつ刻むのではなく、一気に3倍近くアップしてみたらこれが大正解でかなり目立つし、夜の視認性が格段にアップした。こんなことならもっと早く交換しておけばよかった…と悔いたくらい。ライトをアップグレードするなら、ケチくさいこといわずに一気に倍以上いこう。そのほうが効果を実感しやすい。

充電方法はUSB(Micro-USB)式なので、パソコン経由、外付けバッテリーの使用もOK。大容量、ハイパワーの3.6V-3100mAhリチウムイオン充電池を採用している。急速充電機能を備えているので、1A以上の入力で約5時間、0,5A入力で約11時間で滿充電できる。

Micro-USB で充電できるってのが何気にメリット大でして、OWLEYEはMini B ケーブルだったんですよね…。これだと専用ケーブルを携行しなくてはならず、 充電したい場所でできなかったりして、地味にストレスだった。

Micro-USB 経由で充電できるので、外付けバッテリーもキャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT800も両方充電できてしまう。(ケーブル規格が統一できると嬉しい)

  • もっとも明るいハイモードで2時間
  • 点滅モードでは80時間の長時間使用が可能

点灯パターンはよくある「ハイ、ミドル、ロー」の3パターン。明るさはハイ/800ルーメン、ミドル/400ルーメン、ロー/200ルーメン、ハイパーコンスタント/800ルーメン、点滅/200ルーメンだ。これだけあれば文句なし。

点滅モードは「ハイパーコンスタントモード」と「ややゆったりめのモード」と計5モードがある。さらに、(使ったことはないが)モードメモリ機能を搭載しており、ダブルクリックするとどのモードにいても素早く一番明るいモードへ切り替えもできる。(そんなシチュエーションがあるのかどうかよくわからないけど)

けっこう長持ちなのは良いことなのだが、それが仇となって「充電タイミングを忘れてしまう」ことがある気もするが、ちゃんとバッテリーインジケータ・充電インジケータ搭載なので切れる前に知らせてくれるので大丈夫かなと。

長年使ったOWLEYEはなかなか壊れる素振りがないので、娘へ譲渡して現役続行している。

余談だが、リアフラッシャーは親子で同じ Knog の「BlinerMini」を使っている。明るさ、サイズ感、デザイン、防水性、点灯パターンの多さで個人的に100点満点のスグレモノである。

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Knogのリアフラッシャー、『 BlinderMini 』がむちゃくちゃ明るい!しかもデザインが秀逸

おにぎりリフレクターをサドルに装着

「R250(アールニーゴーマル) おにぎりリフレクターDX テールライトポケット付 」も導入した。

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※こういうやつです

ブルベをする人にはよく知られたモノらしいが、自分は知らなかった。読者さんからオススメされて導入してみたのだが、これがあるだけで夜間走行がぐっと安心になる。なにしろ面積が広く、よ~く反射して目立つ。リアフラッシャーと併用しているが「鬼に金棒だな」くらい頼もしい存在。

かなり長めのベルクロストラップ2本で固定するので、どんなサドル形状にもマッチする。自転車タイプも選ばない。大容量のサドルバッグを装着しているときも、サドルむき出しの状態でも使えるのが嬉しい。ロードバイクだけでなく、ミニベロにも併用可能だ。1個持っておくだけで使いまわしできる。

それと、(自分はやってないけど)リアフラッシャーを中心部分に入れることもできて、コンボで使えば最強だろう。100円ショップとかにある安物を一個予備として入れておいてもいいかも。(ただ、ポケットが薄型でマチがあまりないので、薄型でないと入らない)

しかも安い!(アマゾンで1,350円)。お守りがわりに持っておいて損はない。

デメリットとしては、、、ルックスが若干ファニーになってしまうこと、くらいだろうか。しかし、安全度が増すと思えば見た目は些末なことだ。

シューズのカカトに反射シールを貼る

これまた後方視認性をアップさせるためにやったことなのだが、100円ショップで買った蛍光イエローの反射シールをシューズのカカトに貼った。雑誌だったかウェブの記事だったかで、「動いている部分に反射板がついていると車から視認されやすい」と聞いたので。であれば、常時動く足につければよかろうという判断だ。

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見た目は少々スポイルされるかもだが、見ようによっては「馴染んでる…?」気がしないでもない。

100円ショップで買うと、使い切れない!くらいたくさんある。余ったものはシューズ以外に使ってもいいだろう。

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最近始めた安全対策はこんなところです。「安全運転・盗難防止」のカテゴリ記事もお役に立つと思うので、ご覧になっていただければと。


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人様の事故を見て学ぶ自転車の事故動画コンピレーション、たまにはロードバイク以外ということで、MTBの事故動画ばかり集めてみました。 未舗装の山道を登ったり降りたり飛んだりする乗り物なので、さぞかし落車動画も多かろう……と予想した通り、山のように見つかりました ...
人様の事故を見て学ぶ自転車の事故動画コンピレーション、たまにはロードバイク以外ということで、MTBの事故動画ばかり集めてみました。

未舗装の山道を登ったり降りたり飛んだりする乗り物なので、さぞかし落車動画も多かろう……と予想した通り、山のように見つかりました(とくに海外のモノが)。

その中から興味深かった動画をいくつかピックアップします。


◇ Mountain of hell 2019 Glacier Big Crash

・事故発生時刻:1分21秒

Mountain of Hellという大量のMTBが氷河を一斉に下るイベント。ネーミングからして怖い。フランスでもっとも有名なダウンヒルイベントらしく、広大な氷河を無数のMTBが駆け下りる様子はまるでスキーのようで爽快。

すごく気持ちよさそうだけど、1台コケたらえらいことになるな…とは容易に想像できた。氷に食い込みやすいよう、おそらくブロックタイヤで走っていると思われるが、ハンドリングがかなりシビアなことは腕と肩の動きで伝わってくる。

こういうレースで落車が発生しないわけはなく、1台コケると、避けようと無理に進路を変えた後続車両と周囲のバイクが巻き添えを食らって雪崩のごとく落車が発生する。しかも氷の上なので倒れたらそのまま滑るように転げ落ちていく。

投稿主さんは、落車後に後続に追突されてふっ飛ばされたが、なんとかレースに復帰した模様。ヘルメットやプロテクターのおかげか、倒れた人のほとんどがふつうに立ち上がって再び走り出している。


◇ Mountain of Hell sees hundreds of bikers crash down icy cliff

・事故発生時刻: 11秒

同じくMountain of Hell での落車の様子。こっちは走者目線ではなく、駆け下りてくる様子を正面から撮ったもの。

しかし、Mountain of Hell は表高3400メートルから一気に2500メートル駆け下りるイベントなんだけど、「そもそもその高さまでどう移動してバイクを運ぶんだろう?」と思った。当然、リフトでしょうね…。

俯瞰で見ると「その台数でその幅の道に侵入したら確実に大量落車するやろ……」と思わせるに十分のクレイジーなレースであることがわかる。

事故とは関係ないところでも単独でコケまくっている。自転車は誘発事故がよくあって、誰かコケるとそれに呼応するかのように周囲のバイクもバランスを崩しまくる。Mountain of Hell はそれの極端なケースだと思う。

こういうダウンヒルイベントで怖いのは、落車そのものよりも後から来る後続車。倒れた自分に覆いかぶさるように突っ込んでくるバイクから逃げられるよう、すぐに後方確認するとか、脇に逸れて逃げ場を確保するのが大事だと感じた。(とっさにそれができるかどうかは疑問だが)

1落車する→2立ち上がる→3バイクを起こす→4跨ろうとする→5後続に弾き飛ばされて再度落車→2に戻る……的なカオスがそこらじゅうで発生している。


◇ Mountain Of Hell 2019 Start Glacier & Crash

・事故発生時刻: 1分13秒

これもMountain Of Hell の落車の様子。ヘルメットにGoProをつけて撮っている人が多いようで、これ系の迫力ある動画がけっこう見つかる。

画面下に時速が表示されているのだが、なんと時速80~85キロで下っている…氷の上を、だ。正気の沙汰ではない…。

ちょっとでもバランス崩したら即アウトな状況下、隣で並走していたライダーが前輪をハスらせて倒れ、巻き添えを食らう形で落車。こんなの絶対に避けようがない。


◇ MTB Hollybank Tasmania Creek Crossing Fall - Funny Accident

・事故発生時刻:  14秒

オーストラリア南海岸沖の離島にあるタスマニア州で撮られた動画。

川をMTBで横切るのだそうだが、もうコケる匂いしかしない(笑)。仲間らの励ましの中、女性が突っ込むも、スピード不足と角度の甘さのせいでコケ、水中にドボン。プロテクターとヘルメットのおかげで怪我はなく、笑い声であふれていた。


◇ RAW MTB crash compilation - Megavalanche - Part 2

・事故発生時刻:  すぐ&そして延々と…  

一般ライダーがフェスティバル的なノリで参加できるイベントであると同時に、(プロを含む)勝負を挑むガチ勢も多い。

Megavalanche(メガバランチェ)というMountain Of Hell に似たMTBダウンヒルレース。1995年以来フランスアルプスのAlpe D'Huezスキーリゾートで毎年開催されているイベントだ。

標高差2500m、全長3kmの雪山コースを1時間以上かけて駆け下りる世界最長のダウンヒルレースとのことで、Mountain Of Hell に負けず劣らずなクレイジーっぷり。一度も落車せず下るのが不可能じゃなかろうか…。

どちらもフランスで開催されているそうだが、フランスってMTB大国なんだろうか?それともただの国民症?こういう動画を見ているとMTB怖い…という気持ちになりかけるが、グラベルロードにはちょっと興味が湧いている。


ところで、盆休みに帰省したとき、弟の「SALSA」というグラベルロードを見せてもらった。グラベ以外にもエンデュランスロード、MTB、ファットバイクを作るメーカーのバイクで、写真はMTBをドロップ化したかのような、ややMTB寄りのクロモリバイクに乗せてもらったのだが、未舗装路をガンガン走れる楽しさはロードやミニベロでは味わえない感覚でとても楽しかった。

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※ハの字なハンドル(下ハン持つと安定感が出る)

関東圏在住だとグラベルを走らせる場所まで移動するのが大変…という事情はあるものの、1台あったら自転車生活が一段バージョンアップするのは確実。

「スリックタイヤにすれば街乗りもOK」とのことで、そんなん知ったら通勤マシンにしたくなってしまう(笑)。

ということで、無事故無違反で平和なサイクリング生活をお過ごしくださいませ。


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自分はJAFに加入しているので、毎月「JAFメイト」という会員向け冊子が送られてくる。業界ニュース、お出かけ情報、交通事故防止のノウハウ、安全運転のテクニックなどが紹介されており、結構自分は熟読している。 とくに重宝しているのが「ドライバーの行動心理」に関す ...
自分はJAFに加入しているので、毎月「JAFメイト」という会員向け冊子が送られてくる。業界ニュース、お出かけ情報、交通事故防止のノウハウ、安全運転のテクニックなどが紹介されており、結構自分は熟読している。

とくに重宝しているのが「ドライバーの行動心理」に関する情報で、自分も運転はするのでそれなりに分かって入るつもりではあるものの、「あー、そういう人もいるんだ」とか「高齢者はそんな行動をしやすいんだ」ってことがわかって勉強になる。

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こないだ知ったのは「つられ右折」というやつ。右折レーンで複数台並んでいるとき、前の車が右折したのに釣られるようにして並んで曲がってしまう行為をいうそうな。

なぜこれが起きるのかって解説と、サイクリストがどう対処すべきなのかを考えてみた。

目次


なぜ、つられ右折が起きるのか

右折レーンで一時停止する

ドライバーの緊張が一度解けてしまう

運転とは関係ないことを考えてしまう(シニア層はこの傾向が強いとのこと)

眼の前の車が右折する

(対向車線を目視で確認せず)釣られてアクセルを踏んでしまう 


この現象が「つられ右折」だ。

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対向車線の安全を確認することもなく、「前の車が行けたから、では自分も…」くらいの感覚なのだろう。しかし、当然ながら対向車線からの車との事故のリスクは非常に高い。

右折レーン待ちは小休止の時間ではないのに、車が完全停止してしまうことでついホッとしてしまうのだと思う。自分もその心理はわからないでもない。

つられ右折の怖さ

1台かと思っていたのが数珠つなぎのごとく2台連なることで、「直進車両が避けきれずに衝突するリスク」がまずひとつ。


もうひとつ怖いのが、そしてじつにあるあるなのが、「横断歩道を渡る歩行者を行かせるために先頭車両が一時停止することで、つられた後続車両が道を塞いでしまう→衝突するリスク」。むしろ、こっちのほうが怖い。

こっちが自転車だと、「突っ込んでこれないし、どうせ止まるだろ」ってかんじで悪びれずに道を塞ぐこともある。追突しないようサイクリストは注意したほうがいい。

自転車側にできる対策&心構え

右折車の挙動をみておくこと。できればドライバーとアイコンタクトをしたいが、広い幹線道路とかだと距離があって難しいことも多い。

意を決したように急発進してくることもあるので、(いざとなったら)停止できるスピードに減速しておくのもひとつ。まあ、いちいち交差点のたびにこれをやっていると疲れるし現実的ではないのだが。

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自分が強く意識していることがあって、それは「車と並走して、右折待ちの車の死角に入ったまま交差点に侵入はしない」である。

右折車から見落とされてしまうことで、巻き込まれ事故が起きやすい。サイクリストの心がけで予防できるので、覚えておいてほしい。交差点に進入するときは、自分が目視されやすい状態を保つことは最低限の自己防衛法だと思う。

自転車で車道を走るとき、気をつけていること 【車の左斜め後ろは走らない】

片側一車線と二車線の場合のドライバーの心理の違い

つられ右折とはちょっと違うが、サイクリストが知っておいて損はないのは、「一車線だとドライバーは無茶な右折をしがち」という点。

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/こういう道ですね\

ドライバー心理を考えると当然で、一車線で右折待ちをしていると「自分のせいで後続車両を塞いでしまっている。早く右折せねば迷惑をかけてしまう」と無意識に考えてしまうものだ。で、少々無茶な右折をしがち…となる。

自分は交差点に進入する際、対向車線が片側一車線だと「急アクセルで踏み込んでくるかもしれん」という気持ちを持ち、視野の中で挙動を観察しつつ、通過するかどうかを決めている。ジリジリ前に出てくるとか、焦っている様子がうかがえたらペダルを止めて「お先にどうぞ感」を見せて先に行ってもらう。

以前はスポーツカーとか若者が運転しそうな車種でとくに注意するようにしていたんだが、最近は車種に関係なく気をつける。なぜなら車種タイプと運転の横暴さ度合いは関連性があまりないから。

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個人的な印象だが、怖いのはむしろ老人と女性のドライバー。老人はそもそも注意力が散漫、女性は優柔不断なくせにギリギリのタイミングで「南無三!」って感じで急アクセルて切り込んでくることが多く、肝を冷やされる。

男性は「(行く、行かない)の判断→行動」がスムーズなのに対し、女性は「行こうかしら、行けるのかしら、やっぱりやめようかしら、でも行けるかもしれないわ、でも危険かもしれない、待って、行けそうな気もする、うーん無理かな……やっぱ行く!」ってかんじでギリギリで無茶な行動をしやすい。(あくまで傾向の話ね)

よって、軽自動車だから安全で、スポーツカーだから危険なんて決めつけはしない。

夜間は昼間の2倍気をつけよう

夜間はすべてのリスクが高くなる。右折車輌に轢かれる可能性しかり。ライトをつけていても車やバイクのそれより光量が弱くて目立たないので、見落とされやすい。そういう意味でも、なるべく明るいものを装着したい。

自分は5年ほど300ルーメンのライトを使っていたんだけど、800ルーメンのかなり光量強めのものに交換した。このおかげで夜間走行の安心感がかなり変わった。車や歩行者が遠くからでも自分を認識してくれていると感じられる。(明るくしすぎて目くらましにならないよう、街中ではMAXパワーで照らさないけど)


以上、「車のつられ右折」にはお気をつけくださいませ…。

【ロードバイク初心者に捧ぐ】ミニベロ時代は想像すらしなかった、ロードバイクで街中を走るときの注意点

交差点で己を守るために心がけていることリスト


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公道を走らせていただく身であるサイクリストとして、最低限のエチケット・マナーは守りたい。 Global Cycling Network で「How Not To Be A D**k On A Bike | Simple Cycling Etiquette(サイクリストとしてのエチケットについて)」という動画を観て、世界中似たような ...
公道を走らせていただく身であるサイクリストとして、最低限のエチケット・マナーは守りたい。

Global Cycling Network で「How Not To Be A D**k On A Bike | Simple Cycling Etiquette(サイクリストとしてのエチケットについて)」という動画を観て、世界中似たような問題を抱えているんだなーと思った次第。

ということで、日本語に訳してお届けしますね。



目次


交通ルールを厳守する

当たり前すぎていまさら感があるが、法規は守ること。「歩道を走らないようにね」って話していたので、イギリスでも歩行者通路は自転車は基本NGなようだ。

ちなみに、日常的に見かけることが多い交通ルール違反は、

  • 信号無視
  • イヤホン
  • 逆走(右側通行)
  • 無灯火

の4つ。

もはやママチャリユーザーにはルール順守を期待していない。ただ、ロードバイクに乗っている人がマナー違反するのを目撃するのは悲しい。

さすがにロードで逆走はめったにないが、イヤホンは地味に多いですね…。ヘルメットをしていないロード乗りのイヤホン着用率はけっこう高めで、試しにカウントしてみたら、10台中で9台がイヤホンやってた(自分調べ)。これってかなりの割合じゃないだろうか?

よって、ノーヘルのロード乗りには注意するようにしている。ただ、たまにヘルメットは着用しているのにイヤホンしている人もいて、「どういう安全意識なんだろう?」とは思う。

あと、最近はワイヤレスイヤホンが普及しているので、近づかないとイヤホンしているのかどうか見分けがつかないケースが増えてきた。これも非常に困る。

ハンドサイン(手信号)を出す

自転車には車のようなウィンカー、ストップランプがない。そこでハンドサインを有効活用する。事故を未然に防ぐため、車に対してこちらが何をするか&したいのかを知らせるのはすごく重要だ。

ハンドサインだけでなく、アイコンタクトしかり。こちらの意図が伝えやすいってのと、そもそもドライバーがよそ見していないかどうかの確認にもなる。サインを出したから好き勝手に動き回って良いということはないので注意しよう。

あと、ハンドサインは一緒に走る仲間へ危険物を示したりもできるし、声を併用すればさらに有効。2人以上のライドでは必ず行いたい。



赤信号で止まる

上の「交通ルールを厳守する」の繰り返しになるが、赤信号では止まること。自転車だとつい「歩行者意識」が働いてしまう気持ちはわかるが……。ママチャリはほぼ守らないが、ロード乗りでも守らない人はちょくちょく目にする。

いくら高級バイクを乗っていようが、「あー、そういう系の残念な人なのかー」と思いながら後ろ姿を見送っている。チームジャージ姿でやっている人を見ると、サイクリストとしてアレなだけでなく、日常の危機管理意識もさぞかし低いんだろうなと若干軽蔑はする。

交通量の少ない道を選ぶ

交通量の少ない道を選ぶのは、エチケットの意味合いもあるが、それよりも大きいのは「己の身を守る」ため。

2017-05-27 14.29.30

初心者は安心して走れるし、事故のリスクも低い。ただ、走ったことのない道を選ばねばならないこともあるし、遠回りをすることにもなるだろう。土地勘のない場所を選ぶ場合、行ってみて「思ったよりも険しい(or 自転車走行に適さない)道だった…」ってなっては遅い。

そのためには、事前にどんなルートかを地図(紙)かGoogle Mapで確かめておくのがよい。自分は、走ったことのない道を使う場合は事前にストリートビューで道路をチェックする習慣がある。

  • 交通量はどうか?
  • 道幅は十分か?
  • 車線の数は?
  • コンビニや自販機がありそうか?
  • 路面の荒れはどうか?
  • 駅はあるか?(緊急時に輪行できるかどうか)

などをチェックしている。

サイクリスト同士で挨拶をする

すれ違いざまにペコっとお辞儀するのはサイクリストあるある。交通量の多い場所や街中ではやらないが、田舎道とかヒルクライムだとやりがちだ。(登山客同士がすれ違うときに「こんにちはー」って挨拶するのと同じ)

やらなくてもいいことだけど、やると互いに気持ち良い。お辞儀してもノーリアクションだとちょっと悲しいが…(笑)。

2016-10-10 12.42.52

ドライバーに感謝の意を示す

ドライバーはけっこうな割合でサイクリストのために我慢してくれている。

交差点で待って先に行かせてくれるとか、狭い道路で対向車線から車が来るので追い抜けないとか、「あ、こっちに配慮してくれているな」と感じたら、手を軽く振る or 会釈するなどして感謝の意は伝えたい。さも当然かのように振る舞われるとイラッとくるものだ。

ごくまれに、普通に走っているだけなのにやたら幅寄せしてくる車とか、クラクションをひっきりなしに鳴らしてくる車もいるが、そういう連中の挑発には乗らないように。

コメント欄にあった「サイクリストにイラッとくる瞬間」

上記動画のコメント欄に「サイクリストにムカつく瞬間」とか「マナーについての意見」がたくさん書かれてあって、参考になったので、かいつまんでピックアップ&翻訳してみよう。


◇ 平気でゴミを道に捨てるサイクリストには辟易とさせられるさせられる。ゴミはポケットにしまって家に持ち帰るか、しかるべき場所で捨ててほしい。

◇ 登りで他のサイクリストを抜くときは、しっかり力を溜めて、深呼吸してから一気に加速して抜きつつ「こんにちは」と挨拶しているよ。全然余裕でこのスピード出してます感を漂わせながら!w

◇ こっちが挨拶しているのに無反応されると悲しくなるね…。僕に挨拶を返すより走りに集中したいんだろうなと思うことにしているよ。

◇ だから夜間に無灯火で走るなと言ってるだろうが!

◇ ロンドンでは赤信号でも平気で無視するサイクリストの多いことよ…。

◇ 車が僕を待ってくれたり、スペースを開けてくれたりするときは、こっちは満面の笑みで手を振ってお返ししているよ。そうすると、相手も同じようにしてくれる。些細なことかもしれないけど、サイクリストの印象をよくするから他の人にもマネしてほしい。

◇ 赤信号を無視した自転車に轢かれそうになったことがある。そいつは「馬鹿野郎!」と怒鳴りながら突っ込んで、そのまま車に激突しやがった。仕方ないので救急車は呼んでやったので、少なくとも僕のことを「馬鹿野郎」とは思わなかったんじゃないかな?

◇ すげぇ高級バイクに乗っているくせに、ヘルメットを着用しないサイクリストっていったいなんなの?

◇ ハンドサインを出す前には後方確認してほしい。抜こうとしているところで唐突に腕を伸ばしてくるサイクリストがいるが、ハンドサインってのは「そちらに行こうと思ってますよ」という意思表示であって、「今から曲がるから車は俺のために道を開けろ」って意味じゃないからね!

◇ 峠を下っているときの習慣なんだが、先の見えにくいコーナーでは後ろにいる車に「対向車が来るかもだから待って(抜かないで)」とハンドサインを出す。で、対向車が来ないことを確認してから、「どうぞお先に」と手を振るようにしてる。で、その先の信号とかでその車が止まってたら、「さっきのハンドサインって必要だった?意図は伝わった?」と確認するようにもしているよ。

◇ 歩行者も通行する道ではスピードを落としてほしい。犬の散歩をしてる人、子供もいたりするから。レースしたいならしかるべき場所でやってください。

◇ 1970年代から乗ってて今も現役サイクリストです。もっぱら田舎道を走ることが多いんだけど、経験が長いせいか、危険を察する第六感は養われまして、デカいトラックが来たら路肩に寄せて停止するようにしています。田舎道は路面が荒れていることも多く、無理して走るのは危険ですし。80年代に酔っ払い運転の車に接触されたことはあって、さすがにそれは予見できませんでしたね。まあ、避けることのできないトラブルもあるってことで、常に注意はして走りたいものです。


以上、「How Not To Be A D**k On A Bike | Simple Cycling Etiquette(サイクリストとしてのエチケットについて)」の翻訳紹介でした。


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ロードバイクで走行中に後方確認しなければならないシチュエーションってけっこうあるのだが、初心者にとってはこれがなにげに怖いらしい。 ロード歴が長いと、「そんなのできて当たり前じゃん?」なんだけど、娘を見ていると「走りながら後ろを見るなんて高等技術じゃん… ...
ロードバイクで走行中に後方確認しなければならないシチュエーションってけっこうあるのだが、初心者にとってはこれがなにげに怖いらしい。

ロード歴が長いと、「そんなのできて当たり前じゃん?」なんだけど、娘を見ていると

「走りながら後ろを見るなんて高等技術じゃん……後ろ見た瞬間に前になにか出てきたら激突するじゃん…」 

という不安があるそうな。

己の安全を守るためにも、それ以外の用途にも、ぜひスムーズな後方確認方法は身につけておくべき。ということで、Global Cycling Network の「ロードバイクに乗りながら後ろを振り返る方法(How To Look Behind You Whilst Cycling)」を翻訳&紹介してみよう。



目次


ロードバイクで安全運転するために必須のスキル

車道を走る乗り物のなかでもっとも遅いのが自転車なので、公道走行中は「抜かれ続ける」宿命にある。

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つまり追突、接触、左折時の内輪差による巻き込みなど、リスクは常にあるわけ。路肩に駐車された車の右側を通過するときは、後方をちらっと見てハンドサインを出す…といった作業は必要になる。

しかも、自転車だけがバックミラーを装備していない(自分で装着しない限り)乗り物。そのぶん、意識的にやらないと後方をぜんぜん見ずに危なっかしい運転をするハメになる。

やりかた(走り出す前)

練習は歩行者や車のいない環境でやろう。わざわざ練習なんて必要?って思うかもしれないが、タイミングや顔の角度、目線の置き方、ふらつかないコツ…けっこういろんな要素が絡む。

まず、右足だけペダルに載せた状態で、ハンドルを持つ。このとき腕は「気をつけ」よろしく真っ直ぐに。そして「顎を鎖骨に寄せる」ように振り返る。首を回そうとすると苦しいし、前傾姿勢だとそもそも回らない。

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後ろを向こうとしすぎてしまうと、肩もいっしょに動き、腕もそれに続いてしまう。意図せず曲がりだしてしまうのでとても危険。

日本は左側通行なので、基本的には右側を振り向くことができればOK。ただ、左側を振り向く必要性もシチュエーションによってはあるので、できれば両方向できるようになっておきたい。

やりかた(走行中)

次は走行中の練習。スピードを出す必要はなく、まずはのんびり運転しながら。後方に目をやる時間は一瞬だけ。短ければ短いほど良く、「車やオートバイが近づいていないかな」が目視できればいい。

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/腕はまっすぐ前を向いたまま、肩もなるべく動かさない\

これができるようになると、自信を持って公道を走れる。車がアプローチしているかどうかの確認はもちろん、グループライドで仲間がちぎれていないかの確認もできる。

信号の変わり目など、先頭は青で通過できたけど、後続が足止めを食らうのはしょっちゅうだし、メカトラブル(チェーン落ちとか)で後続が止まってしまったとき、先頭が気づかずにずーっと先まで走ってしまうってこともわりとあるある。自転車って音のしない乗り物なので、目視しないと存在に気づきにくいのよね…。

長い時間、安全に後方確認する方法

こんな方法もあるのか~と驚いたのが、「隣の仲間の背中を使って後ろを見る方法」。仲間の背中に手を置いてサポートとして使いつつ振り返れば、なるほどたしかに安定する。もちろん、やる前にひと声かけたほうが良いのは間違いない。

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前方方向はサポートしている仲間が確認してくれているので、比較的長い時間、後方確認ができる。大勢のグループライドとかで使える技だ。

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/並走ができるイベントとか河川敷では使えそうな技\

ただ、二人の息があっていないと共倒れになる危険性はあるので要注意。あと、Global Cycling Network の撮影が行われ得ている英国では二列走行が合法だが、日本はそうではない。よって、この技を使うケースはあまりないと思ってOK。

レースであれば、「肘の下から覗きこむ」のもアリ

首や体をひねる必要がないので、思い切りスプリントしながらでも後方確認ができる。この場合の後方確認はリスク確認というよりは、抜きにかかってきている敵選手がいないかの確認だろうが。

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せいぜい後方4~5メートルまでしか視野が届かないので、遠くを見る目的には適していない。すぐ近くに敵が迫っていないかがチェックできればOKってかんじで使う。

サーキットのレースだけでなく、ヒルクライムレースでも使えそうだ。前を走る集団を、進路を替えてスピードアップしてちぎりたいときとか、自分の左右の後方に人がいないか、ホイール接触しないようチェックするのにも使えそう。

バックミラーを使う

ヘルメットにミラーをマウントしたものを使えば、目線だけで後方確認できる。レギュレーションのため、レースでは禁止されるが、ツーリングでは便利。首を怪我しているとか、上半身の柔軟性があまりない人には有効だ。

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「ヘルメットにつけるのは見た目的にちょっと…」
「事故や落車したときのことを考えると(目への影響が)怖いなあ…」

というのであれば、「バーエンドにつけるタイプのバックミラー」がおすすめ。自分はミニベロとロードバイクに「キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー」を使っている。面積が広く、固定力が高く(走っててズレたりしない)、反射面がきれいで見やすい。デザインはシンプルなのでどんなバイクにも似合うのもマル。

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グループライドでは小刻みに後方確認せねばならないのだが、いちいち振り返るのは面倒なのであると助かる。ソロで走るときもやはり車の存在をなるはやで把握するために必須。一度使うと、これなしでは走りたくないって思うほど。

ちなみに、ぎゅ~~~っとバーエンドに押し込んで固定するものゆえ、気軽に脱着はできない。1個を複数バイクで併用するのはしんどい。バイク1台に1個付けておくことを薦める。

ひとつ注意点として、右にバイクを倒すとミラーが地面にヒットし、パコーーン!と外れて鏡面が飛んでいく(笑)。何度かやらかしたが、接続面がグラグラになったりはせず、固定力はGOODなままだ。

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手首に装着するタイプのバックミラーもあって、バーエンドタイプよりも目線移動が少なくて済むって意味ではこっちが好きって人もいるだろう。ただ、持ち手の角度によっては見えなくなってしまうのが個人的に難ありだが。


ということで、安全運転でお過ごしくださいませ…(^^)


【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか?

自転車で楽しく&安全に街乗りするための6+α のコツ


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大学1年生になった娘がロードバイクを買って3ヶ月たった。 もちろん生まれて初めてのロードバイクである。数回試乗したことはあるがそんなのは経験にカウントはできないくらいのガチ初心者だった。 購入以前はオクサマのボードウォークで80キロ前後のライドに出かけて ...
大学1年生になった娘がロードバイクを買って3ヶ月たった。

もちろん生まれて初めてのロードバイクである。数回試乗したことはあるがそんなのは経験にカウントはできないくらいのガチ初心者だった。

購入以前はオクサマのボードウォークで80キロ前後のライドに出かけてはいるので、「自転車で長距離、車道を走る」ことには抵抗はない。ただ、ドロップハンドルは初心者には鬼門というか、「得体の知れない特別な器具」意識があるようだ。

ポジションもフラットバーやブルホーンのようにはいかないし、試乗の際にも「前傾姿勢がなんか気持ち悪い…」とボヤいていた。

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まあ、若いし体力も柔軟性もあるので心配はしていないけど、事故のないよう細心の注意で指導してあげようと思う。

ということで、何をどんな順番で教えてあげるのがいいかな…?詰め込みすぎてもいかんけど、最低限知っておかねばならない安全習慣はなんだろう…?と思案しつつおこなってきたことを共有してみようと思う。

目次


まずはスニーカーで始める

いきなりビンディングシューズはどう考えても危険かなと。ロードバイクそのものが初体験なのでまずは本体の操作に慣れることが先決。よってフラペ+スニーカーで当面は行くことに。「3ヶ月を越えたので、そろそろSPDに挑戦したい」と本人は言っている。

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ちなみに、スニーカーでロードに乗るときは(外し忘れによる)落車の不安がない代わりに「靴紐がチェーンリングに巻き込まれない」ための対策が必要だ。チェーンが紐が噛むと足が止まってバランスを崩し、最悪落車する。紐はしっかり結び、余った部分は締めた紐に巻き込んでおくと安心。

河川敷&郊外メインに走って慣れさせる

前傾姿勢、硬いサドル、ドロップハンドル、STIの変速方法、ブレーキのかけ方、未体験のスピード域……ロードバイクは普通の自転車とは何もかも違う。前傾姿勢と操作に慣れるまでは車の来ない場所が安心して練習に集中できる。

幸い、自宅近くに荒川CRがあるので、まずはリラックスした状態で慣れさせてあげている。上達してきたら郊外の公園まで車載輪行し、交通量の少ない田舎道を走る…といったステップを踏んできた。

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公道そのものを怖がってはいないので、ここのステップは割と早く終わった。2回荒川CRを走ったらすぐに慣れた。

ちなみに、スポーツバイクというものが人生初体験だった2010年の我々夫婦は、最初の3ヶ月はひたすら荒川CRを往復しまくっていた。車との並走の仕方、距離感のとり方、信号での待ち方がイマイチ分からず、車道が怖かったのを覚えている。

痛みや不快感は遠慮せずに申告させる

ロード乗りが避けて通れないのがポジションの試行錯誤とそれにまつわる違和感(不快感、痛み)との付き合い方。最初のうちは「これでいいのか?」とか「もっと快適な場所や姿勢があるのでは?」と感じることもあった。

変なポジションを我慢したまま乗り続けるとそれが癖になり、正しいポジションが覚えられなくなる。だから、「うまく説明できないけどなんか乗ってて気持ち悪い」のなら遠慮なく言うようにと伝えている。

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※これは試乗車

いちおう、完成車状態だとハンドル幅が広すぎ(40mm)なので380mmの物に変更し、ステムも数センチ短くしてはあって、考えられる要因は潰してはいるけど、何もかも事前に予測できないのがロードバイクのポジションだ。

まあ、初めての体験なんだから違和感をうまく言語化できなくて当たり前。ガマンして辛いまま走るのはすごく苦痛だし、それが続くとロードに乗るのが嫌になる。矯正するなら早め…火は熱いうちに打つべしである。


・まずはショップでセオリー通りに組んでもらう

しばらく乗ってそれに慣れる

・違和感があればショップに相談する

・微調整してもらう(必要に応じてパーツ交換)


を繰り返すことになるだろう。

セオリーはあくまでセオリーでしかなく、それをいじってはダメってことはない。身長が同じでも手足の長さは違うし、柔軟性も差があるし、筋肉のつき方も人それぞれ。

ショップで都度、専門家に教えを乞う

やってはいけないのが「我流でポジションをいじる」こと。ポジションをいじるときは生半可な知識に頼らずメカニックさんに相談させる。中途半端な知識でいじりだすと迷子になる。

過去に自分はこれで痛い目に遭っている。





メカニックさんってホームドクターのようなものだと思ってて、ポジション以外でも操作や交通ルールや安全運転についてわからないことがあったらメカニックに質問するように伝えてある。

そのための最低限の用語や機材名は知っておくほうが話はスムーズで早い。そのためにウェブメディアや雑誌類は読ませ、意味不明な単語があったらまずはググらせ、それでもわからなかったら父に問い合わせる…という体制にしている。

ロードバイクならではのスピード域と車道に慣れる

何度もミニベロでロングライドを経験しているので車道走行はさほど心配はしていない。が、ロードの方がスピードは出るのでスピード域は最初は面食らうかも。

しばらくは平地メインにしておき、ダウンヒルの伴うヒルクライムは夏になってからにする予定だった。すでに奥多摩には一度連れて行ったので、峠がどんなものかというのは身を持って理解したようだ。



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/都民の森\

交通ルールを知る&そして守る

恐ろしいことだが、自動車免許を持っていない学生や若者は「そもそも標識の意味をわかってない」ことがある。ためしに娘がどれくらい知っているかテストしてみたら、案の定よくわかっていなかった。

あと、(交通違反だとわかっているのかいないのか)車の右折レーンから堂々と右折していくロードバイクをたまに見かける。たぶんわかってて横着しているだけのような気がするが、もしかしたら「自転車は車両=よって、車と同じように走ってよし」って信じているかも知れない。二段階右折はすでに叩き込んであるので娘の場合は大丈夫ではあるが。

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「自転車・原付は進入禁止」の標識もサイクリストは知っておくべき。河川を超える橋とか地下に潜るバイパスなどは所々で自転車・原付が走行してはNGな場所がある。

経験を積むと、遠目からでも「おっと、あそこは自転車じゃ通れんっぽい」って察知できるようになるが、そうではないと迷いなく突っ込んでしまうリスクが大。突っ込んでから引き返すのは危険すぎなので、ちゃんと理解させておく。

車、バス、タクシー等の挙動を知る

自動車免許がなく、車を運転したことがない娘は「ドライバーの心理に疎い」部分がある。車道を走る以上、これを知っているといないとでは事故のリスクが変わる。

そういう意味で最近いいなと思った学習材料が、自分の「自転車事故コンピレーション」の事故動画まとめ。これを一通り見ておけば、事故シチュエーションがイメージしやすいし、事故った時のダメージもわかる。


「思ってたより激しい…やばい…」


「こういう状況ではこういう事故が起きやすいのか…考えたこともなかった…」


と気を引き締めていたので、効果はあったと思う。皆さんの周囲に初心者サイクリストさんがいたら、ぜひ事故動画集を見せてあげてほしい。


※ようやくハンドサインも覚えたので、動画にしてみた

最低限のメンテナンスができるようになってほしい

何はともあれ、早急にできるようになってほしいのが下記の3つ。

  • 「空気を入れる」
  • 「チェーンの掃除と注油ができる」
  • 「ホイールの脱着ができる」

フロアポンプでフレンチバルブに空気を入れるのは簡単。2~3回繰り返せばすぐ覚えた。

チェーン掃除も比較的ラク。難しい作業ではない。チェーンは拭いたり油を挿す必要があるってことを知らなかったのが驚きだった。ママチャリだとノーメンテナンスなので想起することすらなかったのだろう。

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ホイールの脱着をやらせてみたら、案の定後輪で難儀していた。バイクをひっくり返して地面に起き、カセットの歯とチェーンの受ける部分を伝えつつ、5~6回繰り返させてみた。輪行したいならマストで覚えておけ、ということで数日かけて覚えさせた。

これら以外にも「パンク修理ができる」ようになってほしいが、さすがにいきなりは荷が重いかもなので、いったん保留。


※最近、ディレーラーハンガーが折れました…w

ということで、引き続き父親と一緒に乗りながら慣れさせていこうと思います。


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2ヶ月以上間が空いたが、久々に自転車事故コンピレーションをお届けする。国内外のYouTubeにアップされている自転車事故をいくつか取り上げている。同じような事故に遭わないための学びとしていただきたい。 なお、過去記事は「安全運転・盗難防止」のカテゴリから遡れます( ...
2ヶ月以上間が空いたが、久々に自転車事故コンピレーションをお届けする。国内外のYouTubeにアップされている自転車事故をいくつか取り上げている。

同じような事故に遭わないための学びとしていただきたい。

なお、過去記事は「安全運転・盗難防止」のカテゴリから遡れます(^^)

ドラレコ 自転車と車の接触事故



事故発生時刻:42秒

埼玉県内での事故。直線の片側2車線の幹線道路の交差点で、左折車と直進するロードバイクの接触事故。幸い、さほどスピードを出していない状況だったので落車もなく、ロード側の回避行動によって軽い接触だけで終わった。おそらく怪我もしておらず、お互いの車体には傷はついていないと思われる。

(接触の瞬間)チャリが当たりにいったように見えた」というコメントがあってそのとおりなんだけど、悪意によるものではなく、ふっとばされないよう重心を右にかけたかったから。していなかったら左側に倒れていた可能性が高い。自分が同じように接触したら、身を守るためにとっさに同じ行動をすると思う。

事故原因としては、ロードバイクが車と並走のわずか後方を走行していたから。つまりドライバーの死角になっていたわけ。ちゃんと確認していないドライバーにも非はあるが、自転車に乗る側は「自分が死角に入り込んでいないか?」という意識は常に持って走行してもらいたいものだ。

【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか?

Road bike accident inwolwing dog



事故発生時刻: 23秒

高速で直進走行中に、真横から横切ってきた犬に追突して前転落車した映像。あまりに突然のことでこれを回避するのは不可能と思われる。

犬からしたら「横切れる!間に合う!」と思ったんだろうけど、ロードバイクのスピードを見誤ったようだ。人間だけでなく、動物も過小評価するのが自転車のスピードかもしれない。

動物(鹿、犬、イノシシ、カンガルー)に追突→落車という事故は海外動画でたまに見かけることがあるが、日本でもふつうに起き得る。人里離れた場所でのダウンヒルで同じ目にあったら…下手したら命を落とす。自分ごととして捉えにくいかもしれないが、捉えましょう。

Road Bike Cycling Crash



事故発生時刻: 15秒

イベントか何かだろうか…見通しの良い緩やかな下りをけっこうなスピードで何台かのロードバイクが走っているとき、1台が前輪を縁石にぶつけて落車してしまう。カーブで曲がりきれず、膨らんでしまったのかなと。スピードが出ていたせいでかなりの衝撃に見えた。バイクにもけっこうなダメージがあったと思われる。

後続車両との距離は充分にあいており、二次災害はなく単独事故で終わる。周囲のライダーたちがすみやかに停止し、介抱に当たっていた。「911(救急車)を呼べ」、「後続車両が来たら減速させろ」とテキパキと動いてくれていたのが良かった。

怪我した人には「そのまま動かず、ヘルメットも脱いではダメ。膝は骨折していないようだが擦り傷はある。大事ではないっぽいよ」と声をかけてあげていたのも好印象。このように助けてくれる人がいたのは不幸中の幸い。ソロライドでこういう事故が起きたら…と考えると非常に怖い。

CYCLE ACCIDENT



事故発生時刻: 54秒

どこの国だろうか…東南アジアか南米か。車、バス、ピックアップトラック、オートバイが混在して走る中を、1台のクロスバイクも並走している。スピードが出ていないせいか、クロスバイクに乗った男性はフラフラと蛇行を(たぶん)楽しむかのように走っている。

で、フラフラしすぎて前輪がばたつき、収集できなくなって転倒した。真後ろを走っていたオートバイが急停車してくれたおかげで二次災害は免れたものの、轢かれていても文句は言えないマヌケな倒れ方である。

ヘルメットはしておらず、頭は少し打ったかもしれない(角度的に見えなかった)。眉間を抑えてうずくまる男性。まあ、スピードが出ていなかったからたいした怪我にはなっていないと思う。

左折しようとするピックアップトラックの左を後ろから追い越したり、注意力のない横着な走り方をするな~この調子では事故るのも無理はないかな~とは思う。これに懲りて、彼には安全運転を心がけてほしい。

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ホビーライダーも知っておきたい「プロサイクリストが遭いやすいケガ、典型的な5パターン」とその治療法について


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最近、痛ましい交通事故が多くて気が滅入る。信号を守っていても、暴走車が突っ込んできたらどうしようもないのがなんともやるせないというか、不条理すぎるというか…この感情の処理の仕方がわからない。 あらゆる可能性を先読みしたところで、防ぎきれない事故ってのは ...
最近、痛ましい交通事故が多くて気が滅入る。信号を守っていても、暴走車が突っ込んできたらどうしようもないのがなんともやるせないというか、不条理すぎるというか…この感情の処理の仕方がわからない。

2019-05-21 07.19.40

あらゆる可能性を先読みしたところで、防ぎきれない事故ってのはあるにしても、ある程度自衛できることもあると思ってて、自分が意識的にやっている「信号待ちのときのなるべく安全な位置どり」を紹介したい。

といっても今回は自転車に乗っているときではなく、歩行者のときの話である。

目次


横断歩道手前で信号を待っているときの位置どり

車道から5メートルほど離れる

車道近くにギリギリに立つのはよく考えてみれば怖い行為だ。ほんのちょっとのことで事故に巻き込まれる可能性がある。ベビーカーを車道ギリギリまで出して待っているママさんを見るとなんか落ち着かない。

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自分はあえて思い切り横断歩道から離れた場所に立つようにしている。さらに、交差点の中が見渡せるような位置どりも意識する。それだけで100%身が守れるかどうかは怪しいんだけど、せめてもの自衛策のつもり。

ロードバイクに乗ってて「危ないなー」って思うのが、横断歩道に車輪半分くらい晒してくるママチャリ。

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※この画像より1メートル前に出る人もいて怖い…

先を急ぐ気持ちはわかるが、1~2メートル先に出たところで大したことはないのでやめよう。かすった程度の接触でも大事故になる。

あと、歩道を出て車道の隙間(吹き溜まり的なスペース)で待っている歩行者もいるんだけど、あれ、怖くないのかな……?車が避けてくれると信じる根拠はなんなんだろうと思う。

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そんなことで命をリスクにさらすのは賢くない。

電信柱等の遮蔽物の影に隠れるように立つ

歩道が狭くてさほどマージンが取れない場合、ガードレール、電信柱、標識の柱…等を遮蔽物として利用する。これも100%ではないが、しないよりはマシかなって判断である。

遮蔽物がなければ、ガードレールのある位置まで下がるか、とにかく車道には近づかない。

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横断歩道を渡るとき

青になってもすぐに車道に飛び出さない

なぜなら信号の変わり際に突っ込んでくる車はよくいるから。とくにスピードが出やすいバイパス等は急に止まるのが難しいのか、「明らかに赤になってるのに…!」という遅れたタイミングで鼻先を横切っていくことも多い。  

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※青になってもひと呼吸おくようにしている


「こちとら、青信号で渡っているから何も悪いことはない」

「なぜ信号無視してくる車に気を使わにゃならんのだ。止まるべきはあっちだろ」


って思うかもだし、それは正論なんだけど、轢かれて痛い思いするのは歩行者なので…。

よって、青信号に変わっても自分は飛び出すことはせず、ひと呼吸おいて&右に目線を送ってから歩み出すようにしている。

右左折してくる車がないか、首を振りながら横断

自分は横断歩道を渡っている間は、こまめに首を振って全方位に意識を配るようにしている。

信号無視ではなく、正当に右左折してくる車がとくにそう。左折するドライバーは横断歩道上の歩行者を認識していることが多いが、右折車の目線は他の車に向く。死角からアプローチする場合は車の挙動に気を配ろう。

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非常に危険なのは、死角から勢いよく飛び出してくる自転車。歩行者以上に認識されにくく、まずドライバーは見落としてくる。

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というか、この角度から突っ込んでおいて「どこ見てんだ」って主張するのは身勝手にもほどがあるのではなかろうか。青信号なのでたしかに正当性はあるんだけど、そもそも横断歩道を自転車で突っ込む行為がね…。


右折する車はそれなりに横断歩道上の人間を認識してくれてはいるが、交通量の多い場所やスピード域が高い交差点だとどうしても意識が(対向車線の)車へと向く。対向車線の車が途切れた瞬間を狙って「エイヤッ」って意を決したように右折してくる車も多いので注意したい。

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90度で交わる交差点はそうでもないが、何気に危険なのがやや斜めに交わる場所。ドライバーの死角になりやすい&ドライバーはスピードを上げて通過しようとする心理が働くってことは覚えておいて損はないと思う。

横着な渡り方をしない

横着な渡り方とは「横断歩道を使わずに斜めに渡る行為」を指す。青信号に間に合わない!ええい、斜めに行ってしまえってことなんだけど、ドライバーからすると「いるはずのない歩行者が突如現れた」ってなって驚かせる。

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※歩行者、自転車の両方のパターンがある

驚くだけで済むならまだいいが、横断歩道を過ぎたら車はスピードアップするわけで、そのタイミングにドンピシャにハマると轢かれる可能性が大。これ、自転車でやる人も多い。

夜間はとくに注意

上記に書いたことは昼間も夜間も常に意識しているのだが、夜間は昼間の2倍は注意を払う。

個人的によく目撃するのが下記のパターン。


1.歩行者が点滅する青信号をあわてて渡っている

2.途中で赤に代わり、間髪入れずに右折車が勢いよく突っ込んでくる


というケース。

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車は横断歩道に人がいる可能性よりも「赤になる前に渡り切らねばっ」ってことに気を取られている。人の少ない夜間だと、躊躇なくノーブレーキで横断歩道を通過していくこともあって、見てるこちらの寿命が縮む。

自転車はまだライトがあるので自分の存在を知らせることができるが、歩行者は違う。反射板を備えた服装・カバンで自衛できなくもないが、やや心もとない。よって夜に横断歩道を渡るときはより一層注意しよう。


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春になって新しい生活が始まる季節は、まだ慣れていないせいもあって事故が起きやすい。最近、周囲でも「事故った」、「怪我した」という話を耳にする機会が増えているような気がする。 サイクリング人口が増えるのは喜ばしいことだけど、そのぶんトラブルの可能性も高ま ...
春になって新しい生活が始まる季節は、まだ慣れていないせいもあって事故が起きやすい。最近、周囲でも「事故った」、「怪我した」という話を耳にする機会が増えているような気がする。

サイクリング人口が増えるのは喜ばしいことだけど、そのぶんトラブルの可能性も高まるわけなので、逆に注意深く走るべき時期なのかもしれない。

ということで、20回目の自転車事故コンピレーションをお届けします。

ロードレース(クリテリウム)のゴール手前での単独落車

事故発生時間:1分3秒


守山野洲川クリテリウム(滋賀県)でのレースのゴール直前スプリントで起きた単独事故。後輪が浮いてバイクが右に流れ、縁石にぶつかって沿道にそのまま突っ込んでしまった…。かなりの衝撃であったことが予想される。沿道で観戦していた人が巻き込まれたっぽいが、無事だったのだろうか…。

コメント欄でも指摘があったが、スプリントに移行するためにダンシングしたとき、体重が不必要に前のめりに掛かりすぎ、加重が前ハンドルに乗ってしまって、リアのタイヤが浮き出してスリップしたようだ。瞬間的に一輪状態になり、コントロールを失ったと思われる。

日常で行う動作ではないので、大半のロード乗りにはまず起き得ない事故だとは思う。が、似た状況として「急坂でダンシングしようとして、後輪のトラクションが抜けてズルっと空転する」ことはある。

(ロードバイク車載動画)急に左折してきた車と接触未遂

事故発生時間: 25秒(接触未遂)


時速30数キロで走行中、並走する車が急に左折してきてあわや接触するって動画。間一髪でブレーキが間に合ったのは幸いだった。投稿主は車を追いかけ、ドライバーに「見えていなかったのか」を確認したそうだが、「見えてなかった」とのこと。

車はロードバイクを追い越してから左折したわけで、視界に入っていないわけはなく、単なる見落としである。自転車側は、「追い越していく車は、こっちの存在に気がついていないわけがない」と思い込みやすいので、こういうこともあると覚えておきたい。


同様のシチュエーションを避けるための自分なりの心がけとして、
  1. 交差点や信号では車はなるべく先に生かせる
  2. 近くにいる車がウインカーを出していないか常に気にする
  3. 仮にウインカー無しで曲がってきても、こっちは止まれるくらいに減速する

を自分は意識している。

風張峠ダウンヒル途中での単独落車

事故発生時間: 58秒


奥多摩湖や都民の森に行く人にはお馴染みの風張峠で起きた自爆事故。けっこうな斜度がある坂なので、自ずとスピードも出やすい場所だ。



ソロでのダウンヒル中、なぜかサイコンに気を取られ、手でいじりながら下っていたら前方不注意で路肩にホイールがHITして落車してしまった。

落車の瞬間、頭に浮かんだ言葉は「終わった・・・」

と投稿主はコメントしていたが、そこそこスピードが出ていた状況だったので、下手したら大怪我もありえたし、崖側だったらガードレールを飛び越えて落ちていた可能性もある。(幸い、ホイールのリムに擦り傷がついた&フレームは無傷、体も打撲程度の軽傷だったとのこと)

ダウンヒルの間はくれぐれもよそ見をせず、両手はブラケット(or 下ハン)を握っていつでもブレーキをかけられるようにしたい。仮にサイコンが不調だったとしても無視!

あと、これは自分の”あるある”なんだけど、ダウンヒル中に顔がかゆくなり、無性に手を伸ばしたくなる。が、「耐えろ!かゆみに耐えるんだ!落車に比べたらかゆみなどなんということはない!」と言い聞かせながら下るようにしている。

自転車学生を軽自動車がはねてしまう事故

事故発生時間: 7秒


赤信号で停まっている車の列の間を、ママチャリに乗った数台の学生がすり抜けようとして、曲がってきた車(当然、青信号)に弾かれた動画。本来なら横断歩道から渡るべきところを横着してしまった格好だ。

車の間から自転車が飛び出してくるとはドライバーは予想できるはずもなく、これは完全に自転車側が悪い。同じパターンで歩行者が車の間をすり抜けてくることもある。ロードバイクに乗っていても起こり得る事故なので、渋滞中とか信号待ちの車の列の間には注意を払いたい。

右折車が横断歩道を走行するママチャリをはねる事故

事故発生時間: 23秒


上の動画とシチュエーションは似ているが、こちらは自転車が横断歩道を走っており、車側からは「視界に入っていたはず」な状況。自転車側にしてみれば、「こっちが見えていない訳がない(しかも青信号だし)」って解せないだろう。

だが、右折する車ってどうしても目線が対向車線側に行くので、右からの侵入者は見落としやすいのだ。さらに言うと、Aピラーが死角になることもある。

右折車との接触

青信号だからといって安心しきるのではなく、「もしかしたら」って気持ちは頭の片隅に留めておきたい。ドライバーが前方不注意しやすいシチュエーションの一例として、歩行者&自転車は覚えておいて損はないと思う。


以上、皆様もどうか安全運転で楽しいサイクリングを…。


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車と自転車の接触事故の典型例のひとつに、「開いたドアに自転車がぶつかる」がある。タクシーの乗客を下ろす瞬間とか、路肩駐車した車から出ようとしたタイミングでドアが自転車に接触するアレである。 英語には「dooring」という動詞があるくらい日常茶飯事だそうで、そ ...
車と自転車の接触事故の典型例のひとつに、「開いたドアに自転車がぶつかる」がある。タクシーの乗客を下ろす瞬間とか、路肩駐車した車から出ようとしたタイミングでドアが自転車に接触するアレである。

英語には「dooring」という動詞があるくらい日常茶飯事だそうで、それは日本でも変わりない。

YouTubeで「dooring bicycle」で検索するとこんな感じのが見つかる。



これに相当する適当な日本語ってなんだろう?「ドアバンかな?」と思って調べてみたけど、どうやら駐車場でドアを開けたときに隣の車に当たることを指すようで、ちょっと意味が違う。

前触れなくドアが開くのに対して、サイクリスト側はなかなか対処がしようがないのが苦しいところ。いつでもかわせるようにマージンをとっておく…くらいしか対策はない(後述する)。

「いくらサイクリストが注意してても、完全には防げないよなあ」と思っていたある日、こんな記事を見て「この方法があったか!」と膝を打った。

車のドアと自転車の接触事故を減らすには? オランダ発の知恵がコレ

読めば一発でわかるが、要は「降車の歳、ドライバーはドアから遠いほうの手で開けるのを習慣化する」わけ。そうすることで「自然と上半身がツイストするので目線が後ろに行く=自転車の存在に気付きやすい」のだ。この方法は「ダッチリーチ(Dutch Reach)」と呼ばれている。

絵にするとこう。

キャプチャ

検索してみたら、Dutch Reach Project というオランダで全国展開している交通事故予防運動のサイトが見つかった。(英語です)

ダッチリーチが生まれた背景

自転車大国であることで知られるオランダは、当然ながら自転車と車の接触事故も起きやすい環境にあるし、実際に大きな社会問題になったそうな。

「こういう交通安全運動は掛け声だけで終わるんじゃない?本当に浸透しているの?」

と思うかもだが、オランダでは自動車免許取得の際にダッチリーチを学ばされる。ドライバーになる人全てがダッチリーチを認知する機会があることで、国家レベルで普及を図っているというわけ。さすが自転車大国だけある。

さらに、子供らは学校でダッチリーチを教育されている。幼少期からやっていれば身につくのは間違いない。

ダッチリーチ(Dutch Reach)は後席の乗降にもとても有効

ダッチリーチはドライバーだけではなく、むしろ後席の人にこそ有効。なにしろ後席はサイドミラーがないので危険度が高い。ドライバーだけが気をつければいいのではなく、車に乗る人すべてが実践する必要があるのだ。

なお、ダッチリーチをしようがしまいが、車のドアを開けるときの習慣として「まずほんの少し開いて自転車やオートバイに”ハイ、出ますよ~いまドアを開けましたよ~”」とアピールするのは大事。これがあるとよける準備ができる。いきなりグオッ!と一気に全開にしないこと。上記動画はそれをやってしまったがために起きた。

2016-10-22 13.47.44

何かを習慣化するとき、個々人の努力とか心がけという曖昧なモノに頼るとうまくいかないのでシステムに組み込め、とはよく言われるがまさにそれだと思う。早起きしかり、ダイエットしかり。

試しに自分もダッチリーチ(Dutch Reach)をやってみた

上半身がドア側に向くので後方視界を確保しやすい。首だけを回すよりも自然に目線が後ろを向く。

運転席にいる状態で左手でドア解除ノブに手を伸ばすと、ステアリングホイールに腕が触れてしまうけれど、できなくはない。車の構造によってはやりにくいかもしれないが、不可能ではないはずだ。もちろん、助手席や後席であればダッチリーチはしやすい。

50年前からオランダではダッチリーチ(Dutch Reach)が常識という衝撃

驚いたのは、なんと「50年前からオランダではダッチリーチが常識」という点。そんな前から取り組んでいたならば、ダッチリーチがかなり普及していることだろう。

実際、導入前と比べてオランダでの事故発生件数は大きく減少したとのこと。 機材も不要でノーコストですぐできるのもGOODだ。これ、どの国でも誰でも今日から真似できる。右側通行か左側通行かも関係ないし、大人も子供も老人も誰でも実践できる。

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日本でも「自転車は車両」という意識がかなり浸透しているし、車道を走る自転車は増えてきた。とくに人と乗り物が密集する都内では歩道を自転車で走るのは難しい。おのずと車道側に追い出される格好になり、つまりは接触事故が起きやすい環境が整いつつある。

車に乗る機会が多い人はぜひマネてほしいし、ご家族にも伝えて欲しい。

自転車側でやれる予防策3つ

ダッチリーチからはちょっと離れるが、ドア接触事故を避けるために自転車側にもできる対策はある。個人的に実践しているのは3つ。

1.挙動の読みにくいタクシーとは距離を取る

タクシーは危険。自転車などお構いなしに前に割り込んだりドアを開けたりする。乗客の指示に従わなくてはならないので致し方ない面もあるが、そのぶんこっちはより注意しないとダメ。自分はタクシーの左側はなるべく通過しないようにしている。後席ドアは客の意思とは関係なくドライバーが開け締めするので、ダッチリーチもへったくれもない。

2.渋滞で停止中の車の列を通過する際はスピードは控えめに

信号待ちなどで車の列がズラーーーっとできているとき、側道を勢いよく通過してしまいたい気持ちになるが、いつでも止まれるくらいまでスピードは落とす。車のドアが開く可能性はあまりないが、車と車の間から横断歩行者がヌッと現れることがある。死角なので非常に危険。かわす余裕もない。

キャプチャ2


もっと怖いのは対向車線からの右折車。これまた死角なので逃げられない。タイミングが合致するとふっとばされる。車の列の間を通過するときは横方向(とくに右)にも目線を送るようにしている。

キャプチャ3

3.右側を通過するときは十分なマージンを取る

路肩駐車した車の右側を通過するとき、「ドアがいきなり開くかもしれない」と意識しておく。そのためにはスレスレを走らずマージンをとる。自分がとる距離は「成人が正対するように立っていたとしても当たらない」くらい。

車から1メートル距離を取りましょうって言われるよりイメージしやすいのではないだろうか。

ということで、ダッチリーチは日本国民全員がやるべきだし、自転車側も予防策はしておきましょうねというお話でした。


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2019年3月3日、俳優の高嶋政伸さん(52)が車を運転中に自転車と接触する事故を起こしたというニュースを読んだ。 場所は麻布十番で、T字路を左折するときに接触。被害者の方は軽傷で、高嶋さんは事故後に自ら通報し、病院を訪れて女性に謝罪されたとのこと。生死に関わる ...
2019年3月3日、俳優の高嶋政伸さん(52)が車を運転中に自転車と接触する事故を起こしたというニュースを読んだ。

場所は麻布十番で、T字路を左折するときに接触。被害者の方は軽傷で、高嶋さんは事故後に自ら通報し、病院を訪れて女性に謝罪されたとのこと。生死に関わるほどの事故でなくてよかった。事故はすべての人間に起こり得る悲しい出来事ではあるが、心がけひとつでリスクを激減させることは可能だとも思う。

ということで国内外の自転車事故動画を5つ集めました。

2015.11.3 国道246号線 ロードバイク巻き込み事故

事故発生時刻:56秒


典型的な巻き込み事故。このパターンのヒヤリハットはローディなら誰しも経験しているはずなので、他人事ではないと思っていただけたのではなかろうか。

巻き込みと言うと、トレーラー等の大型車の内輪差で起きるパターンがイメージしやすいが、ミニバン(トヨタのウィッシュ?)のような乗用車でも巻き込まれることはある。幸いにして両者ともに減速した状態での接触だったので、自転車が吹っ飛ぶこともなく、軽めの接触で済んだようだ。

【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか?

動画を見る限り、ミニバンがウインカーを出しているかどうかが確認できない。ブレーキランプは光ったのだが、ウインカーを出していないように見える。動画投稿主も「ウインカーを出さずに曲がった」と書いているのでそうなのだろう。であれば、ロード側にも弁明の余地はある。

ロード側からすると「直進すると思ってた車が突然左折してきた」わけで、ちょっと気の毒。が、交差点で車を抜く行為はあまり賢明ではないと思う。巻き込み事故だけでなく、対向車線の右折車が死角から飛び出してくる可能性だってあるわけで、交差点ではペダリングを少し止めて、車を先に行かせるくらいの気持ちの余裕はあってもいいかと。あと、「対向車線から曲がってくる車がいるかも」という意識は常に持ち合わせておきたい。

【衝撃】誰が悪い?ロードバイク事故

事故発生時刻: すぐ


ちょっと信じがたい事故だったので、まさか作り物?CG?かと思ったくらい。ロシアのクラスノダールという街で起きた事故で、右側通行の道路をロードバイクが直進するところを、対向車線のゴルフがまるで狙ったかのように急左折して追突した。もちろん故意ではない。

ロードバイクは吹っ飛び、ライダーは停まっていたいた別の車に叩きつけられた。ローディはすぐに立ち上がったが痛そう…。というか、あの衝撃で弾き飛ばされてよく立てるな…。よくて大けが、ヘタしたら死んでいた可能性もある。

事故発生地点はめちゃくちゃ見晴らしがいい場所。昼間であっても見落としは起きる。相手が自分を認識しているかどうか過信しすぎないほうがいいと、この動画を見ると思わされる。

ロードバイク→たがが自転車→よって遅い(原付以下のスピード)」という認識のドライバーがほとんど。実際は原付並みかそれ以上のスピードも出せることは意外に知られていない。対向車は前を遮るように曲がってくるものだと考えておけば、「お先にどうぞ」と譲ることもできる。右折車を待たせる場合は、「お先に行かせてもらいますね」と手でジェスチャーを送るなどするのがいいと思う。

ロードバイクが見にくいです

事故発生時刻:事故ってはいない


トラックドライバー側の視点で撮影られたドラレコ映像。事故動画ではなく、「夜間はロードバイクは見えにくいですよ」という注意喚起をしてくれたものだ。投稿主に悪意はまったくない。あくまで「トラックなので視点は高く、見晴らしはよい。にもかかわらず夜はこんなにも自転車が目立たないんですよ」と知らせてくれている。

ちなみにロードバイクはちゃんとリアフラッシャーを点灯(点滅ではない)させており、走り方としてはなんの問題ない。ただ個人的には、点滅モードのほうが目立つのでは?とは思う。もしくは2個(シートポストとヘルメットとか)点滅させるのもアリ。

2個点滅させていると夜間でもすごく目立ち、認識しやすいとは自分が車を運転していて強く思う。仮に一つ電池切れをしても保険があるという意味で、リアフラッシャー2個体制はとてもいい考えだと思う。

ちなみに自分が愛用しているのはKNOG製のBlinder MINI NINER リアライト。

2016-12-10 08.42.39

点灯モードが複数選べてしかもかなり明るい。USB充電なので外出先でも外付けバッテリーで受電できるのもGOOD。ワンタッチで脱着できるので、BOMA,、タイレル、ダホンの3台に併用している。完全防水でコンディションを選ばないのもウレシイ。

Road Bike Crash

事故発生時刻:7秒


友人同士、2人で走っていた時に後続が追突、揃って落車…という比較的軽めの事故。スピードも出ていなかったので擦り傷くらいで済んだと思う。投稿主が「事故ったけど友達同士でまだよかったわー」って書いていたことだし。

事故原因は後続がサイコン(ガーミン?)の操作するために視線をハンドルに落としていたから。前が減速したことに気付かず、追突してしまったわけだ。サイコン、ふと気になることありますよね…。あと、スマホもハンドルにつけられるので、地図を見ながら走りたくなることもある。面倒でも立ち止まって行いたい。

これくらいの事故ならまだ笑って済ませられるだろうが、車が並走していたら二次災害に巻き込まれていたかもしれないわけで、公道上ではやはり気は抜かないほうがいい。低速走行だとつい気が緩んでしまうが、油断禁物だと肝に銘じさせてくれる動画だった。

WATCH: Cyclist crashes into deer on Mt. Lemmon

事故発生時刻:すぐ


アメリカ、アリゾナ州のレモン山で起きた事故。なんと、高速でダウンヒル中のロードバイクが、前を横切った鹿の横っ腹に激突してしまった。これは予見しようがない。なんというタイミングの悪い事故であろうか…。

ローディは前方に一回転して落車、頭から落ちていないのが不幸中の幸いか。無傷ではいられないだろう…。追突の衝撃でトップチューブとダウンチューブが破断してしまっており、完全に廃車になってしまった。

このような事故は日本でもふつうに起こり得る。山岳地に行けば鹿、イノシシ、猿はわりとふつうにいるし、ヒルクライムしていると見かけることはある。やっかいなのは「野生動物は動きが予測できない」という点。人間を恐れず突っかかってくることもあるし…。あと(自分は経験がないが)熊だって出没することはあるので、ゆめゆめ他人事と思ってはならない。

2017-09-23 14.28.44 HDR

ということで、安全運転でまいりましょう…。


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公道を走る以上、自転車と車は切っても切り離せない。自転車専用道路はひじょーに少なく、99%以上は車道なので。 ロードバイクデビューしようとするとき、「車がバンバン走る車道は怖い」という人は多い。自分も都内に足を踏み入れるまでは数ヶ月要した。住み慣れた埼玉 ...
公道を走る以上、自転車と車は切っても切り離せない。自転車専用道路はひじょーに少なく、99%以上は車道なので。

ロードバイクデビューしようとするとき、「車がバンバン走る車道は怖い」という人は多い。自分も都内に足を踏み入れるまでは数ヶ月要した。住み慣れた埼玉県内で練習したのもいい思い出である。

2019-02-02 07.43.14

オクサマは1年近く車道を嫌がり、川沿いのサイクリングロードか交通量の少ない県内の田舎道しか走りたがらない時期もあった。

まあ、全国交通事故件数からすると埼玉は愛知に次ぐトップ2か3を維持しているので、埼玉県内が自転車にとって安全というのはただの幻想に過ぎないのだが(笑)。

車道には慣れた今でもトラックやダンプなどの大型車は怖いってサイクリストは多いはず。(恐怖・・・というよりは神経を使うという表現が合っているかも)

数年前になるが、Global Cycling Network が「トラックやタンクローリーとサイクリストの共存。どうすればもっと安全に走れるようになるのか」という動画が公開されていて今更ながら視聴した。絵的な面白さはまったくないが、ドライバー側の意見が聞けて学びが多かった。



動画の翻訳だけでなく、コメント欄の意見とか自分がトラックの近くを走るときに心がけている車道での所作なども含めてご紹介したい。

目次


大型トラックは左折時に(内輪差を考慮して)いったん右に膨らむ

大型車……とくにホイールベースが長い車ほど内輪差が大きくなる。よってコーナーの角に接触しないよう、いったん外(右)に膨らむ傾向があるのだが、この動作がサイクリストに「道が広がった=抜ける」と思わせてしまうので危険。

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大型車と同じタイミングで交差点に入る場合、右に膨らむ挙動を見せたらそれは左折の予備動作だと思ったほうがいい。無理せずスピードダウンしよう。

ウインカーが光っていないか意識する

サイドミラーにウインカーがついている車種、あるいは「サセツします。ゴチュウイください」などと警告音を鳴らしながら曲がる車種もあるが全てがそうとは限らない。車体の真横を走っていると、ウインカーが見えないことも多く、左折し始めてからようやく気づくこともある。これはタイミング的にやや手遅れ。

2019-02-02 07.42.58

動画に登場した現役トラックドライバーによれば、「ホイールベースが長いトラックのほうが右左折の(外に膨らむ)予備動作があるためサイクリストは気づきやすく、意外に危険性は低い」と指摘していた。

「むしろ危険なのはホイールベースがが短めのトラックだったりする」という意見もあった。まあ、私的にはどっちも危険です。とにかく大型車からは離れましょう。

ドライバーの真横は意外に死角なので見落とされやすい

懐に入り込みすぎているとミラーの死角になりやすい。トップミラーという物があると助手席真下付近が見れる。たしかに大型車を観察しているとそういう補助ミラーもあることに気づく。ただ、このミラーを運転手が常に確認してくれているとは限らない。(確認頻度は低そう)

サイクリストはサイズいかんに関わらず、トラックとの並走は極力避けるのがいいと思う。ちょっとでも「あ、並走しちゃってる」と感じたらスピード落として先に行かせよう。

あと、信号待ちでも横には立たないほうがベター。できれば車体の後ろに。難しければ前に出てドライバーの視界に入る。

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※混んでたらおとなしく後ろで待つ

ただ、トラックの前に出るのって、トラックドライバーからすると「いちいち抜かなくっちゃいけない」わけでストレスになるとは思う。べつに車と勝負しているわけではないのだから、あまりでしゃばらないようにしたい。

トラックの前に出れば安全なのか?

大型車の前に出てしまうのは、少なくとも横にいるよりは死角に入る可能性は低い。しかし、これも時と場合によりまして、あまりにも車体に近すぎるとこれまた死角に入る。

2019-02-21 08.17.31

補助ミラーで見てもらえるからOKと考えるのではなく、強制的に視界に入るようにグッと前に出ておくのが賢明。

真後ろも当然ながら死角

言うまでもないことだけど、真後ろに着くのは危険でしかない。まあ、向かい風のときは「このでっかいトラックの後ろにつけたらさぞかし楽なのに…」と妄想することはあるが、妄想だけに留めておこう。

後輪よりもやや後ろを走る

視界に後輪が入るくらいのポジションを取っておくと、急に左折されても巻き込みを回避できる。逆に「今この瞬間に曲がられたらアウトだな…」って状況に長くとどまらないこと。交差点でなくても、とにかく並走は避けるべし。

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大型車に限らず、どんな車両とでも心がけている自分の距離感は、「もしもウインカーなしで急左折されても、余裕を持ってブレーキングできる」である。これのおかげでヒヤリハットはほぼ経験していない。

ギリギリの真横を走り抜けない

動画内でのインタビューでドライバーが「停車中に車体のギリギリ真横を高速で追い抜かれるのが怖い」と話していた。自転車は音もなく急に視界に現れるのでヒヤッとするのだろう。

2019-02-02 07.46.21

あと、駐車中の大型車を右側から抜くとき、運転席のドアをかすめるように走るのはまずい。ドアが開いたら巻き込まれるか、タイミングによっては右に弾き飛ばされる(車道側に飛ぶので危険)ので、1~1.5メートルはマージンをとろう。

結論

  1. 大型車とは並走しない(先に行かせる)
  2. 常に「ドライバーに認識されているか」と自問自答を
  3. 交差点では左側から追い抜こうとしない
  4. 追い抜く際は1メートル以上のマージンを取る
  5. 信号待ちでは前に出ない…が吉

2019-02-21 08.23.55
※「D」のポジションで

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最後に、バーエンドにバックミラーを取りつけるのは事故予防に効果的でして、自分はロードバイク、ミニベロ両方に装着しています。


以上、Global Cycling Network の「トラックやタンクローリーとサイクリストの共存。どうすればもっと安全に走れるようになるのか」の翻訳紹介でした。

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最近はすっかり自転車通勤することもなくなり、電車通勤する日々が続いている。かれこれ1年以上。よって、通勤ネタで記事を書くことができないのがちょっと残念。 だからといって街乗りができていないかというとそんなことはなく、むしろ積極的に都内に出かけることは多い。 ...
最近はすっかり自転車通勤することもなくなり、電車通勤する日々が続いている。かれこれ1年以上。よって、通勤ネタで記事を書くことができないのがちょっと残念。

だからといって街乗りができていないかというとそんなことはなく、むしろ積極的に都内に出かけることは多い。仕事ではなく、純粋なソロライドを楽しむために都内を走るのはけっこう楽しいものなのだ。

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※佐久市を北斗の拳でアピールする謎の広告

週末、終日は無理でも、半日時間ができるとサッとバイクを取り出して都内を走り、途中にスタバとかでお茶して帰宅する。これだけでも良いリフレッシュになる。かかる費用はお茶代のみ。

まあ、15年以上の見慣れた景色ではあるので、感動!とか衝撃の発見!ってものはないのだけど、東京は無数に名所旧跡、神社仏閣、歴史博物館や資料館があり、歴史好きには飽きがこない街である。

サイクリングのとっかかりとしても街乗りは手軽だし、移動手段として考えてもとても優秀。通勤するもよし、レクリエーションとして乗るもよし。

自分は積極的に街乗りをオススメしたいのだが、とはいえ交通量は郊外や他府県の比ではなく、事故のリスクもそれなりにある。

今は自分の中での笑い話で、「埼玉県内は走れるが、都内は交通量がハンパないから無理」って恐れていた時期がずっとあった。あるとき、決心して川口市から荒川大橋を渡って都内に入ったものの、赤羽岩淵駅交差点での大量のトラックや車に圧倒されて一歩も進めなくなり、Uターンして逃げ帰ってきたことがある。

街乗りならではの事故予防のコツ・注意点もあるので、それはぜひ知っていただきたい。

自転車を街乗りしたいけど、ちょっと不安だな…という人のためにGlobal Cycling Network が「街乗りのための6つのコツ(6 Top Tips For City Cycling)」という動画を出していたので、自分の体験談を交えつつ、翻訳して紹介しよう。



目次


街中の快適サイクリングのコツその1: 事前に計画を立てる

通勤のために乗るのであればこれは必須。職場までの所要時間は単純な距離では測れない。信号の数、交差点の数、道の走りやすさ、坂の有無でけっこう変わるものだ。

ぶっつけ本番で自転車通勤を始めるのは危険なので、週末に予行演習はしておきたい。

自分はどこに行くにもGoogleマップでルートを検討する。知らない土地に行くときはなおさら。「この道は走りやすそうだ…あっちの峠もうまそうだぞ……」と妄想を膨らませるのが大好物。小一時間くらい地図を眺めていられるのは男子あるある。

余談だが、社会人2年目とかの1995年はカーナビがまだ高価で自分はつけていなかった。なのでスキーに行くときは分厚い「マップル(東海版)」を後部座席に常備し、山の中で「えーっとここは●●峠と■■峠の間の▲▲村のはずだから、ここを右折して道なりに行けばスキー場だな、たぶん」とかしながらたどり着いていた。

よくそれで行ったこともないスキー場にたどり着けていたな…犬か。携帯電話はもっていたが、GPSとかスマホアプリとかなんもない時代だったことを考えると、隔世の感がある。

閑話休題。

あとは、

  • 最短距離で行くのか?
  • 迂回してでも快適性をとるのか?

も考えねばならない問題で、これは好き好きで決めていいと思う。どっちも試しておき、気分でルートを変えるのもいいだろう。

レクリエーションライドであれば、そこまで綿密なプランは不要。ノープランでぶらぶらしてみる、気になった道を冒険してみる(ここにつながっていたのかーってアハ体験もできる)ってのもアリだし、それがむしろそれが楽しかったりする。

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※新宿御苑です

街中の快適サイクリングのコツその2: 安全の確保

これは無茶苦茶大事。なによりも大事。街中は道路が複雑に入り組んでおり、サイクリスト以外の歩行者や車両もわんさか。自転車はマイノリティなので、道路は車に最適化されているし、歩道は基本的に歩行者のもの。最近は自転車レーンも整備され始めてはいるけど、部分的されているに過ぎない。

自転車はマイノリティ=無視されやすい

ということなので、相手が止まってくれるとか、道を譲ってくれるとは考えない方がよい。歩行者も車も驚くほど平気で自転車の前を横切ろうとする。あと、ママチャリも平気で割り込んでくる。いちいち腹をたてるのではなく、「そういうものなんだ」くらいに考えておきましょう。

自転車で街を走ると「日本の道路は自転車は置いてけぼりにしたまま進化してきたんだな」ということを痛感すると思う。とはいえ、道路は綺麗に整備されているし、走りやすいことにかわりはないが。

街中の快適サイクリングのコツその3: 見る工夫と見られる工夫

これも安全に関連する事柄。前後のライトはマストアイテムだ。自転車のライトは己の視野の確保以外にも、「自分の存在を知らしめる」役割もある。

日が落ちるのが早い秋冬はもちろん、長時間サイクリングするなら帰宅が日没に間に合わないこともよくある。自転車通勤であれば、言わずもがな。

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ライトはピンキリで、1万円を超えるものもあれば、100円ショップで買えるものもある。個人的な体感値で言うと、フロントライトは「300ルーメン」あれば街乗りなら十分のはず。あまりにも弱々しい光だと、車に見落とされるリスクがある。価格は4000〜5000円くらいだろう。リアフラッシャーは明るさの選択肢はそんなにないが、これもなるべく明るいものを。迷ったら明るいほうを選んでおきたい。3000円前後で手に入る。

それに加え、リフレクター(反射材)を備えたバックパックやサイクリング用ウェアを着ればさらに安全である。

「反射板ごときが役にたつの?」と思うかもだが、車のヘッドライトをよく反射し、驚くほど遠くから視認できるものである。

街中の快適サイクリングのコツその4: 楽しさを取り入れる

バニーホップの練習とか、スタンドスティル(静止したまま自立すること)を取り入れれば街乗りも楽しいよ、という提言…らしい。GCN的には。 

街中は段差がよくあるので、盛大なバニーホップまでは不要だが、軽く抜重してフロントタイヤを浮かし、ガツン!と衝撃を与えないように走れるとフレームに優しい。

ただ、スタンドスティルの練習は人のいない場所で十分にやってからトライするようにしよう。
※できるようになりたいと思いつつ、つい「できてもさほどメリットないし…」と考えてしまい、未だに自分は練習をしたことがない(笑)。

それと、動画では紹介されていなかったが、自分なりのご褒美スポットがあると街乗りは楽しくなる。たとえばワンコインで食べられる「たい焼き」とか「大判焼き」の店などは街を知るようになると頭にインプットされるので、近くに来たら立ち寄ってみる。

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冬の時期だと、自分は偶然見かけた街の和菓子屋に飛び込み、いちご大福を買うこともある。店によってアンコの味と量、包み方、イチゴの酸味が違って楽しい。

街中の快適サイクリングのコツその5: 交通ルールを守る

これは……言わずもがな。当たり前の事のではある。信号を守るのは当然として、多いのがイヤホンですね……。

最近はワイヤレスも増えており、ぱっと見ではイヤホンをしているように見えない。(悪い意味で)自転車で音楽を聴きやすいテクノロジーが整ってしまっている。

どうしても音楽を聴きたいのであれば、骨伝導タイプのイヤホンであれば法律に触れることなく使えるらしいが……個人的には、そこまでして音楽を聴くことはしない。身の安全が第一なので。

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※輪行移動時に映画を見るためBluetoothイヤホンは持っている

出先にポータブルスピーカーを持っていき、河川敷とか宿泊先でお気に入りの音楽を楽しむのはアリだと思う。 (暖かい季節限定)

【自転車がさらに楽しくなるHack】 ポータブルスピーカーをサイクリングに持っていく

街中の快適サイクリングのコツその6: 楽しむ

楽しむ・・・?これってコツにカウントしていいの?GCN雑すぎない?とは思ったが、「楽しむマインドを持ちましょう」という意図だろう。6個挙げるって企画したものの「あれ?5個で終わったぞ…なんか考えなくちゃ…」ってなった予感(笑)。

街には郊外にはない別の楽しさがあって、いろんな建物やスポットがあって飽きがこないのが良い。

オクサマと「アドリブ史跡めぐり」をやったら意外に好評だった。やり方は簡単で、まず山手線の内側まで走る。iPhoneでGoogleマップを起動し、「史跡」で検索。表示されたものの中で興味を引く場所に向かう。これを数キロごとに繰り返す。

こないだやったのは、まず巣鴨まで行き、「巣鴨プリズン」という跡地(池袋のサンシャインそばの公園内にポツンと石碑があるのみ)に行き、そのすぐ近くにあった空襲慰霊碑に寄り、新宿ゴールデン街そばにある花園神社に行き、骨董市を見物した。

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それから新宿御苑まで足を伸ばし、小一時間ほど散策したのちに渋谷へ行き、NHKビル真向かいにある「二・二六事件慰霊碑」を見て帰ってくる…という統一感のないシティライドをやってみた。

※二・二六事件慰霊碑とは
1936年に青年将校らが起こしたクーデター未遂事件「2・26事件」で死没した方々を慰霊するための碑(観音像)で、渋谷税務署の隣にある。慰霊碑の前で告白すると成功しやすいと女子高生の間で人気らしい(なんで?)。青年将校の霊が若者を応援してくれるらしいが・・・なお、オカルト的なことを言うとNHKには反乱将校の亡霊が出るとか、軍靴の音が聞こえる…なんて情報も。


どこに行くかは、その時にいる場所で出た「史跡」の検索結果しだい。何ひとつ計画しないままきまぐれに半日過ごしてみたが、「こんなところに、こんな歴史的遺産があったとは…!」と驚きに満ちており、わりと楽しかった。これを全国津々浦々の街でやったらさぞかし楽しいだろう。

ただ、上記で紹介した(花園神社以外の)場所は記念碑なので過度な期待はしないでほしい。観光スポットをイメージして行くと「思ってたのと違う」となると思う。自分は記念碑とか墓跡で当時の歴史や過去の人々に想いを馳せる・・・のが好きなのでやっているだけ。

動画のコメント欄で紹介されていたその他のコツ

視聴者のコメントにも役立つものがあったのでピックアップしてみる。

「GoProとかのアクションカメラを装着して走ると保険になっていいよ。こっちがカメラをしていると分かると、乱暴な運転はしてこないので安全対策にもなる」

「白線に注意!とくに濡れている時は滑りやすくて危険だよ」

「バスやトラックの内輪差に注意して。交差点で大型車に無理なすり抜けを仕掛けると、巻き込まれることがあるよ」

「フロントライトの取り付け角度に注意しよう。上げすぎると対向車への目くらましになってしまう」

「いつも同じ道を走る。道や信号を熟知できて安全だよ」

「パンク対策として丈夫なタイヤを使おう。あと、少なくとも2本の予備チューブは持とう」

「バックミラーかな。後ろからアプローチしてくる車の存在に早めに気付けて助かっている。今ではバックミラー無しで運転するのがイヤなくらいだ」

「自信を持って車道を走ることだ。目立たないようコソコソするほうが危険。自信を持って走れば、車やオートバイも認識してくれるし、同じ車道をシェアする仲間だと考えてくれるものだ。ただ、自信を持って走るのは、傍若無人に走るのとは違うからね」

以上、Global Cycling Network の紹介内容に自分の経験を交えて「自転車で街中を走るコツ」をまとめてみました。

冬場はヒルクライムがしにくいし、超ロングライドも体が冷えてやや億劫になる。寒い季節こそ、シティライドが楽しい。北風の直撃も防げるし、適度に暖をとりつつ休憩できるし、暖かい食べ物を楽しむことも可能。暖かくなると遠出したくなるものなので、まだ寒いいまのうちに街中サイクリングをお楽しみくださいませ。


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人の事故見て我が振り直そう…をコンセプトに始めた自転車事故動画のコンピレーション。2019年一発目をお届けする。 5本の自転車事故動画を紹介する。1本はアメリカ、4本が日本国内である。 Bicycle Crash @ 24 MPH - Pine & Boren - Seattle, WA ◇ 事故発生時間:8秒 ...
人の事故見て我が振り直そう…をコンセプトに始めた自転車事故動画のコンピレーション。2019年一発目をお届けする。

5本の自転車事故動画を紹介する。1本はアメリカ、4本が日本国内である。

Bicycle Crash @ 24 MPH - Pine & Boren - Seattle, WA


◇ 事故発生時間:8秒
アメリカはワシントン州シアトルでの事故。24MPHは時速38キロに相当する。そのスピードで右カーブに突っ込み、大きく膨らんだかと思ったがタイヤがグリップを失って横転。

乗っていたバイクはミニベロ。ミニベロで時速38キロは相当な速さだ。遅刻しそうとか、止むに止まれない理由があったのかも。が、タイヤが小さいほどグリップ力がないのでもっと減速すべきだった。仮に転倒していなくても、カーブ途中の遠心力でかなり外に膨らんでしまっているので別の事故の可能性だってあった。

あと、ミニベロはクロスやロードよりも安定性に欠け、ハンドルが左右にブレやすい。自分はミニベロではなるべくヒルクライムしないようにしているが、その理由は「登りは良くても、下りが危険」だから。オクサマを峠に連れていくときはお互いミニベロだが、下りはむっちゃ安全運転するよう心がけている。

学び

  • ミニベロでのスピード出し過ぎは危険が増す
  • 交差点侵入時はむしろ減速気味に

安全確認を怠ったタクシーと逆走自転車との事故


◇ 事故発生時間: 6秒
ゆっくり逆走してきたママチャリが、道路を横断してきたタクシーに轢かれる。スピードが出ていなかったのと、接触したのが前輪だけだったが不幸中の幸いか。自転車に乗っていた男性はボンネットにもんどりうつが、頭も打っていないようですぐに起き上がった。ケガもほぼないかなと。

タクシーも前方不注意だった非はあるものの、逆走している自転車も悪い。タクシー側からすれば、左側通行する車&自転車に注意が向くはずで、まさか右から自転車が来るとは想定していないだろう。もう1台止まっていたタクシーが死角になってしまったのも原因のひとつと考えられる。(ドライバーの視線は左側に向いており、自転車の来た右は向いていない)

自分は車を運転するとき、一方通行の道を無視してくる自転車は「ごくふつうにいる」と想定している。車はさすがに逆走してくることはまずないが、自転車が逆走するのは日常風景なので。
※そもそも自転車は逆走が許されているケースも多い

学び

  • 一方通行の標識は自転車、歩行者は無視をする
  • 逆走しているときは車から見落とされやすいと肝に銘じる

2018 1205 自転車事故寸前


◇ 事故発生時間:19秒
細い車道で事故未遂。ミニバンの後を走るロードバイク(時速30キロ)が対向車線の右折車にあわや激突するところだった。ミニバンが完全に死角になっていたので、ロード側も対向車側も「まさか」という気持ちだっただろう。

車はロードバイクであろうがママチャリだろうが、「チャリ=遅い=右折しても問題ないだろう」と認識しがち。ロードバイクが原付き並のスピードを出せるとは思っていないことがほとんどなので。

ディスクブレーキでフルブレーキングして衝突を避けたとのことだが、こういう動画を見ると、「ディスクブレーキすげえな…」って思う。キャリパーブレーキだったらもうちょっと制動距離が伸び、接触していたかもしれない。

交差点への侵入前は「右左折してくる車&オートバイがいるかもしれない」と心がけるようにしたい。前方にミニバンやトラックがいて視界が遮られるときはなおさらである。自分は交差点の見通しが悪いときは、ペダリングをちょっと緩めて「すばやく止まれるような体制」で通過するようにはしている。

学び

  • フルスピードで交差点に進入しない
  • 死角には「何かあるかも」の精神で
  • 公道ではやや臆病なくらいがちょうどいい

車庫入れの盲点…死角の自転車が見えて無い時に有りがちなこと


◇ 事故発生時間:18秒
似たようなヒヤリハットは経験した人も多いはず。車が家の駐車場に入庫するとき、ぐわっとハンドルを切って斜めの状態を作るものだが、後方確認を怠るとこれが起きる。

自宅に着いたという安心感が気を緩ませているのかもしれない。よく「自動車事故は遠くの出先よりも、自宅近くで起きる」と言うが、これも事故のひとつのパターンだろう。

スピードはさほど出ていないので仮にぶつかっていたとしても大ごとにはなってはいないだろうが、怖いのは死角に入った小さな子供。親(&祖父母)が我が子(&孫)を自宅前で車を動かした際に轢き殺してしまった…というニュースを年に1回ほど見るが、同じ親として本当に心が痛む。

ちなみに自分は、子供らが幼い頃はオクサマが家の敷地内に連れて入るまでは視界から外さないように意識してた。子供が車の前を通るかもしれないのでギアはニュートラルにしてサイドブレーキをかけ、さらにブレーキをしっかり踏むことで事故予防をしていた。

入庫前は前後左右をしっかり確認してから行いたいものである。

学び

  • 家に近いと気が緩むと覚えておく
  • 車を旋回させるときは巻き込まに注意
  • 自転車は無音で近づいてくると知る

死角から狙うJK自転車ミサイル


◇ 事故発生時間:20秒
これはひどい。が、非常によく見かけるヒヤリハットだ。死角から横断歩道を渡ろうと飛び出してきたママチャリと自動車が危うく接触するところだった。事故っていたらドライバーに非があるってなる可能性が大だが、これはドライバーがかわいそう。しかも自転車は自分が事故要因を作ったことに気づいておらず、そのまま立ち去っている。

歩行者信号は青だったわけだし、スピードを落とさずそのまま横断歩道を渡りたいママチャリの気持ちはわかるが、死角から飛び出すのは悪手。自己防衛として「ドライバーが自分を認識しているか・いないか」はドライバーにアイコンタクトを送るなどして確認したい。轢かれて痛い思いをするのは生身の人間のほうである。

学び

  • ドライバーの死角から飛び出さない
  • 車の前を横切るときはドライバーとアイコンタクトを

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以上、5本の自転車事故動画をご紹介しました。
2019年もどうか安全にお過ごしくださいませ…。


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ロードバイクに乗っているとき、脳裏の片隅に常にあるのは「事故の可能性」。そして「ケガのリスク」。これはプロであろうが、ホビーライダーであろうが同じ。むしろ、スキルに乏しい後者のほうがよりその可能性は高いかもしれない。 過去10数回以上、「自転車事故コンピ ...
ロードバイクに乗っているとき、脳裏の片隅に常にあるのは「事故の可能性」。そして「ケガのリスク」。これはプロであろうが、ホビーライダーであろうが同じ。むしろ、スキルに乏しい後者のほうがよりその可能性は高いかもしれない。

過去10数回以上、「自転車事故コンピレーション」として、国内外の自転車事故動画を集めてまとめて記事にする、ということを続けているのも、事故は対岸の火事ではなく、誰にもいつでも起こり得る出来事であるということを伝えたいから。(&自分への戒めと警告でもある)

2017-12-10 20.25.23

その心がけのおかげか、自分はこれまで事故には一度も遭っていない。今後もそうあり続けたいものだが、事故の可能性は常にある。

自転車で家を出るときは、「もし事故で自分が今日死んでしまったら、家族と出かけ際に交わした言葉が最後の言葉になるのか…」と考えてしまうのはサイクリストあるあるなのではなかろうか。心配性が過ぎるような気もするが、その思考の癖はずっと抜けない。

さて、ということで事故は等しく誰にでも起きる。自転車による事故では、具体的にどの部位にどんなケガを負いやすいのか?その症状や治療の方法はどんなものか?を知っておいて損はない。

Global Cycling Network で「ホビーライダーも知っておきたい「プロサイクリストが遭いやすいケガ、典型的な5パターン」とその治療法について(5 Most Common Injuries In Pro Cycling & How They're Treated)」という動画がアップされていて、とても勉強になったので翻訳してお届けしたい。



取材に答えてくれたのは、EF Education First Drapac p/b Cannondale のチームドクター、Kevin Sprouse さん。

ケビンさんは、「何をもってして”よく発生する”と定義するかは難しいので、個人的によく見かける話をさせてもらいますね」と断りを入れて話してくれた。よって、以下に5つ挙げたものはランキングではなく、順不同である。

目次


プロサイクリストが遭いやすいケガ その1 【Road Rash(アスファルトでの擦りむき傷)】

いわゆる、皮膚がアスファルトによってズル剥けしてしまうやつ。考えただけで鳥肌が立つ。プロ選手の間では、「そんなのケガのうちに入らん」と笑われることもあるそうだ。が、痛いし、ジクジクして不快だし、治るのにも地味に時間がかかる。

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そんなときにケビンさんが使うのは、医療バンデージ。ドラッグストアでも扱っている商品で、長いレース中に切らすと買いに走ることもあるそうな。

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傷口にくっつかないよう表面加工がされたガーゼで、そこに抗生物質軟膏を塗ってから貼り付ける。

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粘着テープで皮膚に付着させるのだが、それだけだと走っている途中に剥がれてしまうので、ネットをかぶせる。とくに膝、肘など稼働する場所に使うことが多い。

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今説明したものはドラッグストアに普通に売っているものばかりで、医療従事者でなければ買えない or 使えないものではない。

プロサイクリストが遭いやすいケガ その 2 【Clavicle Fractures(鎖骨骨折)】

鎖骨を折ってしまうのは、サイクリスト事故あるある。なぜあるあるなのかというと、落車の仕方に関係があって、通常は「真っすぐに放り出される」ように落車することは少ない。

衝突を避けようとしたり、障害物を回避しようとしてどうしてもハンドルをねじることになる。するとホイールが斜めになり、体は斜め方向に放り出されることに。落車の瞬間、人間の反射で腕でかばおうとしてしまう。

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/説明するケビンさん(左)\

腕が受けた衝撃は、手のひら、腕の骨を伝わり、S字の形状をした鎖骨に伝わる。もっとも弱い骨である鎖骨がウィークポイントとなって折れてしまうのだ。(逆に言うと、鎖骨が衝撃吸収してくれた結果とも言える)

鎖骨は・・・というか、あらゆる骨はトレーニングで鍛えようがなく、プロであろうがなかろうが等しく折ってしまう。もちろん、病院で手当てを受けねばならない。

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鎖骨骨折の治療には、手術をしない「保存式」と、手術して金属プレートで補強する「プレート式」がある。前者は切開しなくて済むが、治癒に時間がかかるのと、骨がきれいにくっつきにくい。反面、手術すれば比較的すみやかに日常生活に復帰できるし、骨もきれいにつくが、1年後くらいに除去の再手術を受けねばならない。どっちにもメリット、デメリットはある。

以前、産経サイクリストで書かせていただいた連載、『私の落車』でも、鎖骨を折った男性の事故の経緯や治療に要した時間、日常生活での不便さを紹介した。合わせてお読みいただきたい。

飛んできたコンビニ袋をつかもうとして車に衝突 鎖骨にプレートを入れて1年を過ごす(産経サイクリスト)  

ツール・ド・フランスでは、各ステージのゴール地点にエックス線検査機が用意されている。これは非常に珍しいことで、通常のレースではそこまでの準備はなされない。

「用意されるのはツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアだけ」と語っていたが、日本国内はどうなのだろう?国内のトップレベルのレースでそこまで事務局が準備を整えられるのか…というと、たぶん整えられていないかなと。救急車を配備しておく、くらいはしているとは思うけど。

骨折の疑いがあっても、検査機がないと選手がかわいそう。場所によっては病院にだとりつくまでに何時間も待たされることになる。

ちなみにツール・ド・フランスの各チームは超音波デバイスを持っており、簡易的に骨折の有無を確認できる。

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デバイス表面にゲルを塗り、患部に当てるとワイヤーにつないだタブレットに画像が投影され、骨折していればはっきり目視で確認できる。

プロサイクリストが遭いやすいケガ その 3 【Wrist injuries(手首のケガ)】

鎖骨だけでなく、手と手首もケガをしやすい場所だ。橈骨(とうこつ: radius)は手首と肘の間の腕の骨の1本で、親指につながっていくほうのヤツ。落車でもっとも傷めやすい箇所のひとつである。

舟状骨(scaphoid)も同様に傷つけやすい。この骨は手関節にある8つの手根骨のひとつで母指(親指)側にあり、手根骨の中でも重要なもの。船底のような彎曲をしているので舟状骨と呼ばれる。

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/このへんの窪みにあります\

なかなか治りにくい箇所でもあり、小さな破片が残ってしまうこともある。その場合は手術で除去することも。

プロサイクリストが遭いやすいケガ その 4 【Knee injuries(膝のケガ)】

医者であるケビンさんの経験から言うと、

膝は落車で傷めることもあるが、それより多いのは単純にオーバートレーニングによるもの。もしくはポジションが合っていなくて、膝に負荷をかけてしまった場合に起きる。

とのこと。

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走り過ぎて痛めるのはまだわかるとして、プロ選手がポジションがずれるとか、ありえないっしょ?メカニックがいて万全の体勢だし、違和感あったらマッハで気付くんじゃねーの?って思ったが、そうでもないらしい。

治療方法うんぬんを論じる前に、まず行うのは原因の究明。膝に着目するのではなく、ペダリングの動きを確認する。

  • 足の動きはスムーズか?
  • シューズはフィットしているか?
  • クリートの種類を変えてはいないか?
  • サドルの高さをいじっていないか?

何もいじった記憶がなくても、何かの拍子でシートポストがいじられ、いつのまにか1センチ下がってしまってた…ということは稀にだがあるらしい。それに気づかずに乗ってトレーニングし、「なんか膝が痛い」ってなるわけ。グランツールに出場するレベル選手でも、そんなことがあるんだってちょっと驚きだった。

というわけで、膝の治療をするには、まずは膝から離れ、「何が膝に負荷をかけているのか?」と根本原因を特定するのが先決になるそうな。

これは非常に示唆に富んでいて、人間は体が痛くなったらその痛い部位に何か問題があると考えやすい。腰痛が典型的で、腰が痛いときって腰そのものよりもむしろ姿勢が崩れていたり、ハムストリングスの柔軟性が欠けているせいで引き起こされたりする。 

プロサイクリストが遭いやすいケガ その 5 【Concussion(脳震盪)】

選手の命にもかかわることなので、ケビンさんもかなり神経質になるのが脳震盪。年間を通じて脳震盪のシーンには多数でくわすとのこと。

頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、目のかすみが出ることもあれば、ひどいケースでは記憶の消失、ろれつが回らない、呼吸・脈拍不整などが起きることもある。

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脳震盪の診断は難しく、医者の主観に左右される。(骨折のように)エックス線で何かが現れるわけではないし、外傷もなければ、血液検査をすれば発見わけでもない。

微妙な判断を即断で求められることもあって、選手が頭を打って脳震盪は起こしていないっぽいけどレースを続行させてよいか、それとも棄権させるか?激しく迷うこともあって、結論は「迷ったら棄権させる」だ。

ただ、棄権させた選手が後にピンピンしていたら、「後悔で頭を掻きむしって死にたくなる」とも。

でも、「無理して続行させて取り返しのつかない事態を招くよりは、大事をとったほうがいい」というポリシー。

これは言っておきたいんだが、脳震盪の症状はすぐには表面化しないことも多い。落車して頭を打ち、すぐさま症状が出ることはむしろ少ないくらいだ。

落車後しばらくは元気であっても、その後悪化することは十分にありえる。選手の身体を慮った、正しいやり方だと思う。

以上、Global Cycling Network の「ホビーライダーも知っておきたい「プロサイクリストが遭いやすいケガ、典型的な5パターン」とその治療法について(5 Most Common Injuries In Pro Cycling & How They're Treated)」のご紹介でした。


皆様がケガと事故に無縁で、安全で楽しいサイクリングをお楽しみいただける助けになればこれ幸いです。( ◠‿◠ )

私の落車(連載アーカイブ) 

サイクリストが恐れるシミー現象 予防法、対策はあるのか?  


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ときどきYouTubeで自転車の事故動画を探しては、学びがあるモノに関してご紹介しているのだが、今回は17回目。悲しいことに、自転車事故動画がなくなることはなく、検索するたびに新規投稿が見つかってしまう。 ということで、5本の自転車事故動画を紹介する。すべて日本国 ...
ときどきYouTubeで自転車の事故動画を探しては、学びがあるモノに関してご紹介しているのだが、今回は17回目。悲しいことに、自転車事故動画がなくなることはなく、検索するたびに新規投稿が見つかってしまう。

ということで、5本の自転車事故動画を紹介する。すべて日本国内の動画である。 

2018-11-18 13.45.57
※秋葉原の歩行者天国にて

物陰から飛び出す3人乗り自転車を回避する



◇ 事故発生時間:23秒
ドラレコ動画。市街地の交差点に右側走行(つまり逆走)してきたママチャリ女性が、一時停止せずに交差点に進入し、車に接触しそうになって転倒。車側がとっさに避けたため接触はなく、転倒のみで済んだ。倒れたのは気の毒だが、自業自得ではある…。

女性のママチャリは自動と幼児を載せており、3人乗り状態。重心が高いので横に振られると容易に倒れてしまう。3人の誰もヘルメットはかぶっていなかったが、スピードが出ていなかったおかげで怪我はなかったようだ。

逆走自転車はこのように接触事故を起こしやすい。この動画はドラレコだが、これが左側を走っている自転車だとしても事故が起きていただろう。右側走行でいきなり交差点に入られたら、ほぼ死角からなわけで避けようがない。ちゃんとルールを守っている人にも危険が及ぶわけで、非常に迷惑な行為である。

学び

  • 「逆走してくる人がいるかもしれない…」という意識は常に持っておくこと。(本来はおかしい話なのだが)

自転車 事故の瞬間 どちらが悪いの?



◇ 事故発生時間:7秒
横断歩道を走る2台の自転車。2台がそれぞれ交差するように入れ替わろうとした瞬間、互いの前輪と後輪が接触し、前輪が触れたほうが吹っ飛んだ。

スピードは控えめだったおかげで、吹っ飛んだものの頭は打たず、なんとか持ちこたえることができたのは良かった。ただ、足を傷めたような素振りは見せていた。

コメント欄を読むと、「過失の割合から言えばコケた方が分が悪い」との意見が大半を占めていた。たしかにコケなかったほうは自転車帯のほうを走行していたわけで、その理屈はわかるような気はする。ただ、双方に責任はあるとは思う。

不幸だったのは、双方の間に1人の歩行者がいたせいで死角を生んでしまったこと。歩行者がいなければ、自転車の二人は互いの存在に気づけて、スピードダウンするなりして接触を避けられたと思う。

学び

  • なるべく斜めのライン取りは控える

事故の瞬間 赤信号で飛び出した自転車にバイクが



◇ 事故発生時間:40秒
これはかなりの衝撃映像…。青の横断歩道が赤になったにもかかわらずママチャリが侵入し、青信号で走ってきたオートバイに接触した。ママチャリに乗っていた方は、奇跡的に間一髪でオートバイにぶつからず、荷物と自転車が吹っ飛んだだけで済んだが、気の毒なのはオートバイの方。転倒し、バイクは滑るように吹っ飛び、運転手もゴロゴロと転倒した…。無傷のワケがないと思うコケ方である。

これは完全に自転車側に落ち度がある。直前まで横断歩道が青だったので、行けると勘違いしたのだろうが、命知らずな侵入の仕方としか思えない。これで渡りきれると思ったとしたら、ちょっとどうかしている。

それにしても、重いオートバイは驚くほど飛んでいくのだと知った。二次災害は(おそらく)起きていないようのが不幸中の幸いだろうか…。

学び

  • 青信号に切り替わった瞬間でも、勢いよく飛び出さない
  • もしかしたら、ギリギリで渡れると思った人が侵入してくるかもしれない…と意識する

自転車事故



◇ 事故発生時間:6秒
夜、信号無視をして交差点に侵入して車の前を通過しようとして(しかも無灯火)、真横から車に当たられて吹っ飛んでしまった。サイクリスト側の怪我の様子はまったくわからないが、ただでは済まない当たり方だった。自転車も全損したのではないだろうか。ホイールが取れて飛んでいく様子が見える。

ただ、車は青信号なので非はない。サイクリスト側が完全に悪い。案の定というべきか、「裁判結果が10:対0で自動車側の過失0で決定しました」とのこと。サイクリストには気の毒だが、これは仕方ないかなと。

このように、夜間は視界が非常に限られる。信号無視することがいかに危険な行為であるか、自らを危険に晒す行為かがわかると思う。ライトを転倒していたら、ひょっとしたらドライバーが一瞬だけ早く発見してくれていたかもしれない。しかし、信号無視していたら灯火もへったくれもないと思うが…。

なんとなくだが、一定数のサイクリストは、

車はこっちが見えているはず
きっとスピードを緩めて自分を先に行かせてくれるに違いない
多少遅れての交差点通過は許してくれる

という、自分に都合の良い思い込みがあるように感じる。厳に慎みたい。

学び

  • サイクリストはライトを付けること!(前後ともに)
  • 信号無視しすると、ツケは自分に回ってくる

【信号無視・逆走・事故】赤信号自転車と接触逆走



◇ 事故発生時間:31秒
ちょっと信じられないほど危険な動画。青信号で横断歩道を渡るクロスバイクの鼻先を、勢いよく信号無視して通過しておきながら、そのまま対向車線を逆走して逃げていった…。いくつもの違反を犯してしまっている。

当たったというよりは、かすったというかんじだろうか。サイクリストは前につんのめるようになりつつも、足を出してコケずに済んだ。怪我もなく、自転車も無事のようだが、紙一重で重大事故になっていただろう。

青信号で横断歩道を渡っていたら、まさか車が信号無視してくるとは思わないだろう。これはサイクリストに落ち度はない。ただ、このような目に合わないために自分が意識しているのは、青信号になってすぐに飛び出す…のではなく、一瞬だけ発進を遅らせること。これは自転車に乗っているときだけではなく、車を運転しているとき、歩行者のときも同じ。「めんごめんご~」って感じに赤になっても突っ込んでくる人(自転車、車)はたまにいるのでそうしている。

1~2秒発進が遅れたところで、べつに人生になんのマイナスももたらさない。急いだって仕方ないし、数秒を急がなくてはならない時点でスケジュール配分を間違っている。余裕をもって行動したい。

学び

青信号になっても、(念の為)いきなり飛び出さない


どうか、無事故でお過ごしください…。


過去記事リンクも載せておきますね。

自転車事故コンピレーション その16(無事故&安全運転でいこう)

自転車事故コンピレーション その15(注意一秒、ケガ一生)

自転車事故コンピレーションその14(日本での事故)

自転車事故コンピレーションその13(日本での事故)

【事故動画から学ぶ】自転車事故コンピレーション その12

【事故動画から学ぶ】 自転車事故動画コンピレーション その11

【安全運転マジ大事】 自転車事故動画コンピレーション その10

【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その8

【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4

【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3

【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2

【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション


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人間の犯すミスとか事故は、ある程度パターン化できるものだ。自転車事故もそう。まったく同じではなくとも、似た状況でヒヤッとした方もいると思う。 YouTubeにアップされた人様の自転車事故から学び、己の安全を守る企画「自転車事故コンピレーション」も今回で16回めに ...
人間の犯すミスとか事故は、ある程度パターン化できるものだ。自転車事故もそう。まったく同じではなくとも、似た状況でヒヤッとした方もいると思う。

2018-09-17 15.09.34

YouTubeにアップされた人様の自転車事故から学び、己の安全を守る企画「自転車事故コンピレーション」も今回で16回めになる。
※1~15回の動画は記事終わりにリンクをまとめてあります。

高校生 自転車 飛び出し 危険運転 ハプニング


※事故発生時間:22秒(事故ではなく、未遂)

田舎道。自転車に乗った高校生(おそらく)が後方を確認せずにいきなり右折。抜き去ろうとしていた後続車が追突しそうになった。学生さんは前方だけを見て、車が途切れた瞬間を見計らって90度折れるかのように右折したわけだが、「後ろから車両が来るかもしれない」という想像力が欠如していた様子。車側がとっさに停止したからよかったものの、ふっ飛ばされてもおかしくなかった。

これ、イヤホンをしたままでもする人がいて、マジで怖い。せめてイヤホンをしていなければ、「後ろにいるよ」とフリーの回転音(とかエンジン音)で接近していることを気づかせることはできるけど、イヤホンしてたらお手上げ。急に曲がってこないかドキドキしながら追い越すハメになる。

っていうか、動画アップした人のコメントを読んだら、「自転車の方はイヤホンをしていました。車が来るのがわからなかったようです。ホーンを鳴らしたが気づいてもらえませんでした」と書いていて、一時停止してよーーく確認したら、たしかにイヤホンしてるわ…。聴覚を塞がれた状態で後方確認せずに右折できるその怖いもの知らず(?)な行動は、若者ならではなのだろうか…。

( ´ー`)y-~~ イヤホンしながら自転車で走って快適かい?  

自転車乗りながらの片耳イヤホンはNG! 埼玉県警に電話確認したよ  

自転車で無事故でいるために心がけている、個人的な心がけ  


ただし、三本ローラーとか電車で移動中のワイヤレスイヤホンは快適である。

ソニーのBluetoothワイヤレスイヤホンが快適すぎて三本ローラーに乗りまくってしまう件  

BIKE CRASH IN NEW YORK CITY!


※事故発生時間:5秒

ニューヨークでの自転車と歩行者の接触事故。再生5秒でいきなり事故る。交差点の青信号を通過しようとした自転車に対し、歩行者(女性)が信号無視して横断しようとして自転車が止まれなかった。

けっこうなスピードだったので歩行者はふっ飛ばされ、自転車も転倒。乗ってた人の怪我の状態がよくわからないが、コメント欄を読む限りほぼ問題なかった様子。歩行者は避けることができず、その場に立ちすくしてとっさに手を伸ばして身を守ろうとするも、もちろん意味なし。それにしても、左手に持ったスマホを落とさずしっかり持っていたのにちょっと驚いた(高いしね)。

これは歩行者に非がある事故だった。動画があると訴訟用の資料としても使えるので、GoPro を装着しておくのはナイスな自衛行為のような気がした。ニューヨークのようなカオスな街ではなおさらかも。

HARD CRASH! Massive crash road bike race - Peloton


※事故発生時間:28秒

アルゼンチンでのアマチュアレースで起きた事故。落車原因は映っていないので不明だが、密集状態でかなりのハイスピードだったので、バイク同士がなんらかの理由で接触したと思われる。動画主は落車地点からやや離れていたので間一髪で切り抜けたが、周囲の後続バイクが次々に落車。バイクと人が多数吹っ飛んだ…。

レースで落車が起きると、後続はとっさに左右に避けようとし、それに巻き込まれて別の場所で二次災害が発生することも。たまたま道路右側に雑草ゾーンがあってそこに逃げ込めた何台か(動画主含む)は切り抜けられたものの、ガードレールや壁だったら後続は全滅だったかもしれない…。

こういうのって、起きてしまったら後ろはどうすることできない。レースでの集団走行の恐ろしさを垣間見た気がした。

自分はエンデューロレースとかで集団で走るのがどうしても怖く、ついつい単独走行してしまう。風圧を一身に受けるので辛いんだけど、事故に巻き込まれる可能性は低いので…。

2018 Castelli # 4 Masters --- Crash


※事故発生時間:20秒

2018 Castelli # 4 Mastersというアマチュアレースイベントでの落車事故。細かく説明するより、動画を観たほうが早い。ライダーが三人並んだタイミングで肩が接触し、一人が転倒。それを避けようとして横に動いた瞬間にもう一人も転倒。真ん中のライダーは片足のクリートが外れるもなんとかバランスを保ってレースに復帰。なんの関係もない後続ライダーが巻き込まれて人の山が築かれていく…。

急に横から接触されると、ロードバイクとはかくもたやすくバランスを失ってしまうのかということがよく分かる。とくに、最初に落車した人は後ろから接近されていることに気づかすに微妙に走行車線を替えているのだが、事故の最初の原因になっているかなと。

こういったレース状況下ではハンドサインも出さない(出せない)し、不特定多数なので声も互いにかけあわないし、さらに後方確認する余裕もない(ハイスピードなので)…と、事故が起きやすい要因がたくさんある。事故はいつ何時起きるかわからない。ほんのちょっとの原因が大惨事を引き起こすことがよくわかる。

Ghisallo cup VICC race day #2 crash lap including slowmo


※事故発生時間:36秒

Ghisalloとはイタリアにある教会の名称らしいので、たぶんイタリアでのアマチュアレースかなと。時速48キロのハイスピードでコーナーに突っ込んだ数台のバイクのうち、1台がスリップ転倒し、後続2台が巻き添えを食らった。必死に回避を試みたようだが・・・まあ、避けれるわけも無いと思う。誰が乗り手でも落車するかなと。

それにしても、時速48キロでコーナーに侵入するの怖くないですか?自分だったら恐怖心が先に来て、ここまでアグレッシブな走り方はできないです…。

Mont Tremblant Gran Fondo crash 2018


※事故発生時間:29秒

Mont Tremblant Gran Fondo というグランフォンドイベントでの追突事故。モン・トランブラン(Mont-Tremblant)は、カナダのケベック州のローレンシャン高原にある市である。

22秒の時点で一人のサイクリストが叫び声をあげて倒れる(原因は不明)。それを見た他のサイクリストらが心配そうに振り返るのだが、よそ見していたバイクが、停止したバイクに気づかずに追突、互いに転倒してしまった。つまり、典型的な二次災害である。

低速だったため互いにケガもなく、バイクも壊れなかったようで、「大丈夫か?」、「ああ問題ない。君は?」、「僕も大丈夫」といった具合にレースに復帰していった。

自転車は事故が起きると、不思議とその周囲で連鎖反応的に事故が続く・・・ということをよく耳にするが、こういうのもそのひとつの形なのだろう。


というわけで、今回はレース事故がやや多めでしたが、レースしない人でも学びは多いはず。どうぞ安全運転、無事故でお過ごしくださいませ…。


過去記事リンクも載せておきますね。

自転車事故コンピレーション その15(注意一秒、ケガ一生)  

自転車事故コンピレーションその14(日本での事故)

自転車事故コンピレーションその13(日本での事故)

【事故動画から学ぶ】自転車事故コンピレーション その12

【事故動画から学ぶ】 自転車事故動画コンピレーション その11

【安全運転マジ大事】 自転車事故動画コンピレーション その10

【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その8

【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4

【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3

【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2

【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション



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長期シリーズ化するつもりがなかった「自転車事故の紹介」だが、悲しいことに事故はなくならないので、検索するたびに新しいのが見つかってしまう。 事故は誰にも等しく起こりえる。事故予防のためのお役に立てばこれ幸いということで、5本の動画を共有しますね。 トレ ...
長期シリーズ化するつもりがなかった「自転車事故の紹介」だが、悲しいことに事故はなくならないので、検索するたびに新しいのが見つかってしまう。

事故は誰にも等しく起こりえる。事故予防のためのお役に立てばこれ幸いということで、5本の動画を共有しますね。

トレーラーが自転車を巻き込む事故



事故発生時間: 13秒

車道には大型トレーラー、歩道には自転車。ちょうど両者のスピードがシンクロするかのように並走している。これを見ただけで、大半のサイクリストは「イヤな予感しかしない…」と胸騒ぎがするのではなかろうか。

青信号でトレーラーは左折し、自転車は横断歩道を直進。そして、自転車はトレーラーの側面に追突してしまう。これ、自転車が一歩遅かったせいで側面追突で済んだけど、順序が逆だったら轢かれていた。

歩道と車道の事故図

しかも、側面衝突直後にトレーラーはすぐ止まれず、軽く自転車を巻き込んでいる。動画では確認できなかったが、最悪の事態を招いていないといいのだが…。

この場合、どうすれば事故が防げたか?

まずはサイクリストがスピードダウンして、運転手が自分に気づいているか確認したほうがよかった。 運悪く生け垣と街路樹があるせいで、トレーラー運転手は歩道にだれかいるか確認しにくかったことも考えられる。あと、バックミラー、サイドミラーのちょうど死角に入ってしまってもいるようだ。

自転車と車の併走はじつに危険で、自転車側は「真横にいるんだぞ。こっちに気づかんわけないだろ」ってかんじだろうが、 自転車からは車がよく見えても、その逆はさにあらず。クルマの運転経験がない人だと、「死角の感覚」がわかりにくいかもしれない。

車の死角
※意外に死角ってあるものです

あと、自転車(&歩行者)は横断歩道に侵入する際には、「自分に優先権がある」のは百も承知のうえで、「それでも右左折したクルマが突っ込んでくるかも」の精神で首振り確認はすべし。もうゼッタイに習慣にしておくべし。轢かれて痛いのは生身の人間のほう。

タクシーと自転車の事故です。決定的瞬間!



事故発生時間: 1分15秒

これも自転車とクルマ(タクシー)の並走がひき起こした事故。おそらく客が「あ、ここで停まって」とか急に要求したのかと。で、ウインカーも出さずにタクシーが路肩に寄せて急停車。並走していたクロスバイクの男性が弾き飛ばされて、前転するかのように落車。そして頭部も地面に打ったように見える。画像が荒いので確証はないが、どうやらヘルメットはしていないようだ。

解せないのは、もともとクロスバイクが先を走っており、タクシーは追い抜いてから左折しているという点。つまり、自転車の存在に気がついていないわけはない。にもかかわらず、自転車を無視するかのような乱暴な急停車。

もしかすると、ドライバーはせっかちなお客とのやりとりに気を取られて、注意散漫になっていたのかもしれない。

客が乗車していれば注文に振り回されるし、客がいなけりゃいないで路肩で手を挙げている人を探そうとするのがタクシーなので、つまり常に危険要素がある。

タクシーはとにかく動きが予想不能で危険でしかない。個人的には、タクシーには意識して近づかないようにしていて、どうしても接近する場面でもなるべくマージンを広く取っておくように心がけている。

死亡事故寸前~自転車が一旦停止無視で飛び出した



事故発生時間: 12秒

歩道のない細い道路を走るママチャリが、太い道路に左右確認せずにノーブレーキで侵入。あわやクルマに轢かれるところだった。ギリギリでかわせたか、ほんの少し接触したか、動画では確認できなかったが、ほんの少し接触したように見える。モロにぶつかってたら、タダでは済まないスピードだった。

細い道から太い道をなんの疑いもなく横断できる自転車側の神経がわからないが、身の危険を感じないのだろうか…。「なにか来るかもしれない」と本能的に身構えるはずだと思うが、そうではない人もいるということか。

それにしても、「ドライバーさん、よく停車できたな…」と妙に感心。紙一重で追突を避けることができ、互いにさぞかし肝を冷やしたことだろう。

【ドラレコ】逆走・信号無視の自転車乗りに悲劇が…【車載動画】



事故発生時間: 1分25秒

車道を逆走する自転車が、きちんと左側走行する自転車にぶつかりそうになる。避けた際に逆走自転車が側溝に前輪から落ちてしまう。かなり深めの側溝だったようで、ズコン!と落ちるも、スピードが出ていない状況だったので、大怪我はなさそう(すぐに立ち上がった様子)。

左側走行する自転車に否はないが、逆走バイクが落車したのを確認して立ち去っているようなので、「助けてあげたらいいのに…」とは感じた。

雑草が生い茂る田舎道とか、側溝の存在を見落としがちなので(逆走云々とは別次元で)、左側走行しているときも気をつけるに越したことはない。あと、怖いのが夜の田舎道。街頭もガードレールもなく、己のフロントライトのみしか光がない道では、側溝に突っ込んでしまうこともあり得る。

危険箇所では反射板が設置されていることもあるが、光源となるライトがないと意味をなさない。なので、郊外を走ることが多いサイクリストさんは照射力強めのライトを装備するのはマストだと思う。

プロのスタントマンが自転車事故を再現する交通安全教室



学校での交通教室のデモンストレーションの様子。車に轢かれたり、フルスピードで走る自転車同士が正面衝突するのが見れる。学校でのイベントなのでもっとほのぼのしているのかと思いきや、かなり激しくてちょっとびっくり。

うまく衝撃を吸収して受け身ができているのは、スタントマンだから。くれぐれも良い子はゼッタイにマネしないように…。

2017-06-30 17.15.11 HDR



過去記事リンクも載せておきますね。

自転車事故コンピレーションその13(日本での事故)

【事故動画から学ぶ】自転車事故コンピレーション その12

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【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション


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自転車事故の動画をYouTubeで探すと、圧倒的多数は海外動画。なので、これまでは海外動画ばかりを紹介してきた。 ふと、「日本の事故動画だって探せばきっとあるよな…」と思って検索したら出るわ出るわ。悲しいほどたくさん見つかってしまった。 今回は日本での自転車 ...
自転車事故の動画をYouTubeで探すと、圧倒的多数は海外動画。なので、これまでは海外動画ばかりを紹介してきた。

ふと、「日本の事故動画だって探せばきっとあるよな…」と思って検索したら出るわ出るわ。悲しいほどたくさん見つかってしまった。

今回は日本での自転車事故を5つ紹介する。

自転車と軽自動車の非接触事故 ドライブレコーダー映像



事故発生時間:19秒

渋滞で車が何台も連なっている横を通過するクロスバイクと、対向車線から右折してきた車があわやぶつかりそうになった。車のスピードがやや遅かったのと、クロスバイクの急ブレーキのせいで接触は免れたが、前輪のブレーキがロックして自転車を運転していた若い男性は前に放り出されて道路に落ちた。幸い、 すぐに立ち上がれて大きな怪我はなかった様子。

対向車線の車からはクロスバイクが見えなかったに違いなく、同様にクロスバイクも、車と車の間を横切るように急に車が現れたのは肝を冷やしたはず。

これと似たケースで、歩行者が車の間をすり抜けてくることもある。歩行者は横断歩道を渡るべきなのだが、周囲になかったり、横着したくなったりすることもある。雨天はさらに注意が必要で、道を急ごうとする歩行者がわりと平然と「車やバイクが気を利かせて止まるべきでしょ」ってな具合で横切っていくこともある。傘をさしていたり、雨合羽を着ていると、視界が遮られやすいのでさらに事故の危険性が増す。

ちなみにクロスバイクのブレーキはVブレーキだったが、制動力は強い半面、このようにロックもしやすい特徴も持つので要注意。

自転車とトラックのドア開き事故の瞬間 ドライブレコーダー映像



事故発生時間: 6秒

東京都内(上野のちょっと北?)での事故。路上駐車されていたトラックの横をけっこうなスピードでロードバイク(クロスバイク?判別つかず)が通過しようとしたところ、タイミング悪くトラック運転手がドアを開け、サイクリストを真横からヒットしてしまった。

サイクリストからしたら、予測できない方向からの衝撃なので受け身が取れるわけもなく、激しく放り出されて着地。スクーターもサイクリストの横にいたが、マージンがあったおかげで轢かれずに済んだ。これが車だったら、二次災害を生んでいた可能性が高い。

このパターンの事故は、「後方確認を怠ったドライバー」と「マージンを開けずに車の脇を通過してしまうサイクリスト」が引き起こす、わりとあるあるの事故パターン。

サイクリストが取れる自己防衛策としては、せめて1メートル(できれば1.5メートル)はマージンをとり、余裕をもたせておくこと。これくらいあれば、仮にドアが開いても避けられる。

マージンを作るにはサイクリスト側にも工夫が必要で、ハンドサインを出して後方車両に「右に寄りますよ」と合図を送るべし。停車車両のギリギリを通過しようとして、ハンドサインを出さない人もいるが、もしものときに為す術がなく危険すぎる。隣のレーンにせまるくらいの勢いになってしまうかもしれないが、マージンをなるべく確保するようにしたい。

自転車 歩道の段差は超危険!! 福岡県 事故 瞬間



事故発生時間: 4秒

段差を乗り上げられなかったママチャリの単独事故。道路を走っていて、並行する歩道に乗り上げようとし、タイヤが乗り上がらずに滑ってしまう。で、自転車は左に倒れ、人も左に投げ飛ばされてしまった。

人が倒れた方向が歩道側なのでまだ事故の規模としてはたいしたことないが、これでコケてもけっこう痛い。ママチャリはもちろん、ロードバイクやクロスバイクでも同様の事故は起こりえる。あと、危険なのはタイヤ経が小さいミニベロで、タイヤが段差で非常にとられやすい。

よって、ミニベロで並走する段差を乗り上げようとは思わないほうがいい。前輪を浮かせて「あらよっ」ってクリアできても、後輪が乗らずにズズズと滑って焦ることもある。

なるべく段差に対して直角に近い角度で侵入するようにしよう。

【交通事故】 左折車と自転車【大阪中環】



事故発生時間: 43秒

大阪での事故。赤信号で車も自転車も一次停止する中、後方からやってきた学生のママチャリがそのまま横断歩道を通過しようとし、出会い頭で車に引っ掛けられた事故。

ドライバーは自転車が90度曲がって侵入してくるとは想像しないだろうから、そのせいで発見が遅れたのだと思う。自転車側からすれば、「自分は青信号を守っているのだ」と相手を責めたくなるだろうが、相手に気づかれにくい横着な方法で渡っている時点でサイクリスト側にも非はある。

やってはいけないパターンの横断歩道の渡り方だが、自転車でついやりがちな行動でもある。とくに右折したい場合、あらかじめ青信号の歩道を渡っておけば、すぐに右折できるメリットがあるからね。

左折してくる車は横断歩道上の歩行者(&サイクリスト)の通過を待つビムはあるけど、それを当たり前のものだと思ってしまうとこのような事故が起きる。「相手から見えていないかも」、「見落とされているかも」という気持ちは常に持ち合わせておくほうが身のためである。

先を急ぐ車は、歩行者と歩行者の間をすり抜けるようにアクセルを踏んで激しめのスピードで通過することもある。左折待ちの車は「早く歩行者通過してくれねーかな…」と思っているわけなので、何も急いでそこに突っ込んでいく必要はない。ほんの少しスピードを落とし、先に行ってもらう心の余裕は持っておきたいものだ。

車と自転車の衝突事故



事故発生時間: 21秒

歩道を走るママチャリの女性が、スーパーらしき商業施設から車道に入ろうとした車に接触されてしまう。この場合、本来は車がママチャリに気づいて活かせるべきなのだが、おそらくドライバーは自身の右側(つまり、歩道ではなく車道)に意識が向いており、左側の注意を怠ったと見える。

ママチャリからすれば、「ちょっと、アタシが通過しようとしているのにどうして前に出てくるのよ」という気分だろうが、ドライバーの行動習性を理解しておくと、「あ、優先権は自分にあるけれども、こっちの存在に気づいてねえっぽいぞ…このまま進むとヤバそうだ」と徐行か一時停止する判断ができる。

自分は車を見かけると、常にアイコンタクトを取るようにしてこういった事故を防ぐように心掛けている。(サングラスを着用しているとか)ドライバーとアイコンタクトがとれなくても、顔の向きが明らかに自分に向いていない場合、「視野に入っていない=危険」とみなす。

ただ、今回のケースだと、助手席側からのアプローチなのでアイコンタクトはいずれにせよ難しいとは思う。アイコンタクトがとれないなら、クルマはどう行動するかわからないので、いつでも停止できるスピードでアプローチし、安全が確信できるまで油断しないように務めたい。

2018-06-01 19.04.37


以上、暖かな季節でますますサイクリングが楽しい時期ではあるが、事故ってしまってはすべて台無し。注意しすぎて損をすることはない。どうか、安全運転&無事故でお過ごしくださいませ。 m(__)m


過去のリンク一覧も掲載しときますね。

【事故動画から学ぶ】自転車事故コンピレーション その12 【事故動画から学ぶ】 自転車事故動画コンピレーション その11

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