サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロ、小径車について、徹底的にユーザー視点で初心者向けに解説するブログ。パーツのインプレッションや輪行のコツも取り上げます。

カテゴリ: 安全運転・盗難防止

自転車事故の動画をYouTubeで探すと、圧倒的多数は海外動画。なので、これまでは海外動画ばかりを紹介してきた。 ふと、「日本の事故動画だって探せばきっとあるよな…」と思って検索したら出るわ出るわ。悲しいほどたくさん見つかってしまった。 今回は日本での自転車 ...
自転車事故の動画をYouTubeで探すと、圧倒的多数は海外動画。なので、これまでは海外動画ばかりを紹介してきた。

ふと、「日本の事故動画だって探せばきっとあるよな…」と思って検索したら出るわ出るわ。悲しいほどたくさん見つかってしまった。

今回は日本での自転車事故を5つ紹介する。

自転車と軽自動車の非接触事故 ドライブレコーダー映像



事故発生時間:19秒

渋滞で車が何台も連なっている横を通過するクロスバイクと、対向車線から右折してきた車があわやぶつかりそうになった。車のスピードがやや遅かったのと、クロスバイクの急ブレーキのせいで接触は免れたが、前輪のブレーキがロックして自転車を運転していた若い男性は前に放り出されて道路に落ちた。幸い、 すぐに立ち上がれて大きな怪我はなかった様子。

対向車線の車からはクロスバイクが見えなかったに違いなく、同様にクロスバイクも、車と車の間を横切るように急に車が現れたのは肝を冷やしたはず。

これと似たケースで、歩行者が車の間をすり抜けてくることもある。歩行者は横断歩道を渡るべきなのだが、周囲になかったり、横着したくなったりすることもある。雨天はさらに注意が必要で、道を急ごうとする歩行者がわりと平然と「車やバイクが気を利かせて止まるべきでしょ」ってな具合で横切っていくこともある。傘をさしていたり、雨合羽を着ていると、視界が遮られやすいのでさらに事故の危険性が増す。

ちなみにクロスバイクのブレーキはVブレーキだったが、制動力は強い半面、このようにロックもしやすい特徴も持つので要注意。

自転車とトラックのドア開き事故の瞬間 ドライブレコーダー映像



事故発生時間: 6秒

東京都内(上野のちょっと北?)での事故。路上駐車されていたトラックの横をけっこうなスピードでロードバイク(クロスバイク?判別つかず)が通過しようとしたところ、タイミング悪くトラック運転手がドアを開け、サイクリストを真横からヒットしてしまった。

サイクリストからしたら、予測できない方向からの衝撃なので受け身が取れるわけもなく、激しく放り出されて着地。スクーターもサイクリストの横にいたが、マージンがあったおかげで轢かれずに済んだ。これが車だったら、二次災害を生んでいた可能性が高い。

このパターンの事故は、「後方確認を怠ったドライバー」と「マージンを開けずに車の脇を通過してしまうサイクリスト」が引き起こす、わりとあるあるの事故パターン。

サイクリストが取れる自己防衛策としては、せめて1メートル(できれば1.5メートル)はマージンをとり、余裕をもたせておくこと。これくらいあれば、仮にドアが開いても避けられる。

マージンを作るにはサイクリスト側にも工夫が必要で、ハンドサインを出して後方車両に「右に寄りますよ」と合図を送るべし。停車車両のギリギリを通過しようとして、ハンドサインを出さない人もいるが、もしものときに為す術がなく危険すぎる。隣のレーンにせまるくらいの勢いになってしまうかもしれないが、マージンをなるべく確保するようにしたい。

自転車 歩道の段差は超危険!! 福岡県 事故 瞬間



事故発生時間: 4秒

段差を乗り上げられなかったママチャリの単独事故。道路を走っていて、並行する歩道に乗り上げようとし、タイヤが乗り上がらずに滑ってしまう。で、自転車は左に倒れ、人も左に投げ飛ばされてしまった。

人が倒れた方向が歩道側なのでまだ事故の規模としてはたいしたことないが、これでコケてもけっこう痛い。ママチャリはもちろん、ロードバイクやクロスバイクでも同様の事故は起こりえる。あと、危険なのはタイヤ経が小さいミニベロで、タイヤが段差で非常にとられやすい。

よって、ミニベロで並走する段差を乗り上げようとは思わないほうがいい。前輪を浮かせて「あらよっ」ってクリアできても、後輪が乗らずにズズズと滑って焦ることもある。

なるべく段差に対して直角に近い角度で侵入するようにしよう。

【交通事故】 左折車と自転車【大阪中環】



事故発生時間: 43秒

大阪での事故。赤信号で車も自転車も一次停止する中、後方からやってきた学生のママチャリがそのまま横断歩道を通過しようとし、出会い頭で車に引っ掛けられた事故。

ドライバーは自転車が90度曲がって侵入してくるとは想像しないだろうから、そのせいで発見が遅れたのだと思う。自転車側からすれば、「自分は青信号を守っているのだ」と相手を責めたくなるだろうが、相手に気づかれにくい横着な方法で渡っている時点でサイクリスト側にも非はある。

やってはいけないパターンの横断歩道の渡り方だが、自転車でついやりがちな行動でもある。とくに右折したい場合、あらかじめ青信号の歩道を渡っておけば、すぐに右折できるメリットがあるからね。

左折してくる車は横断歩道上の歩行者(&サイクリスト)の通過を待つビムはあるけど、それを当たり前のものだと思ってしまうとこのような事故が起きる。「相手から見えていないかも」、「見落とされているかも」という気持ちは常に持ち合わせておくほうが身のためである。

先を急ぐ車は、歩行者と歩行者の間をすり抜けるようにアクセルを踏んで激しめのスピードで通過することもある。左折待ちの車は「早く歩行者通過してくれねーかな…」と思っているわけなので、何も急いでそこに突っ込んでいく必要はない。ほんの少しスピードを落とし、先に行ってもらう心の余裕は持っておきたいものだ。

車と自転車の衝突事故



事故発生時間: 21秒

歩道を走るママチャリの女性が、スーパーらしき商業施設から車道に入ろうとした車に接触されてしまう。この場合、本来は車がママチャリに気づいて活かせるべきなのだが、おそらくドライバーは自身の右側(つまり、歩道ではなく車道)に意識が向いており、左側の注意を怠ったと見える。

ママチャリからすれば、「ちょっと、アタシが通過しようとしているのにどうして前に出てくるのよ」という気分だろうが、ドライバーの行動習性を理解しておくと、「あ、優先権は自分にあるけれども、こっちの存在に気づいてねえっぽいぞ…このまま進むとヤバそうだ」と徐行か一時停止する判断ができる。

自分は車を見かけると、常にアイコンタクトを取るようにしてこういった事故を防ぐように心掛けている。(サングラスを着用しているとか)ドライバーとアイコンタクトがとれなくても、顔の向きが明らかに自分に向いていない場合、「視野に入っていない=危険」とみなす。

ただ、今回のケースだと、助手席側からのアプローチなのでアイコンタクトはいずれにせよ難しいとは思う。アイコンタクトがとれないなら、クルマはどう行動するかわからないので、いつでも停止できるスピードでアプローチし、安全が確信できるまで油断しないように務めたい。

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以上、暖かな季節でますますサイクリングが楽しい時期ではあるが、事故ってしまってはすべて台無し。注意しすぎて損をすることはない。どうか、安全運転&無事故でお過ごしくださいませ。 m(__)m


過去のリンク一覧も掲載しときますね。

【事故動画から学ぶ】自転車事故コンピレーション その12 【事故動画から学ぶ】 自転車事故動画コンピレーション その11

【安全運転マジ大事】 自転車事故動画コンピレーション その10

【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その8

【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4

【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3

【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2

【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション


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ロードバイクでのダウンヒルは実に気持ちが良いものである。が、相当なハイスピードが難なく出せてしまうので、事故ったときのダメージは計り知れない。(ヘタをすると命にかかわる) Global Cycling Network で「5 Cycling Descending Mistakes To Avoid(ダウンヒル時に ...
ロードバイクでのダウンヒルは実に気持ちが良いものである。が、相当なハイスピードが難なく出せてしまうので、事故ったときのダメージは計り知れない。(ヘタをすると命にかかわる)

Global Cycling Network で「5 Cycling Descending Mistakes To Avoid(ダウンヒル時に避けたい5つの典型ミス)」という動画が紹介されていて、非常に役に立つので翻訳してご紹介したい。



ダウンヒルでのミスその1: 下を向いてしまう

高速移動していると、つい足元に目線が行ってしまう。恐怖心がそうさせているのだが、これが曲者で、近距離を見ていれば安全かというとそうではない。むしろ頭を上げて視界を広げ、次に何が来るかの情報を常に仕入れておかねばならない。

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/視線は進む方向へ\

下を向くのと同じ心理で、 ガードレールや岩壁等にぶつかりたくないという恐怖心は逆に目線をそちらに向けてしまう。人は見ているものの方に近づいてしまう習性があるので、障害物はなるべく直視せず(もちろん視界に入れて)、視線は先へ先へと送るように。

ダウンヒルでのミスその2: 急ブレーキをかける

スピードを出したままコーナーに侵入し、曲がりきれずにあわててブレーキをハードにかけてしまう・・・のは典型的なダウンヒルのミスあるある。ブレーキは「コーナーに入る前」にかけ、十分に減速した状態でコーナーを曲がるのがコツ。

ブレーキングの際は、「前輪60%、後輪40%」くらいの意識で。前輪のほうがストッピングパワーが大きいのと、後輪はロックしやすいのがその理由。フロントをやや強めにかける意識で。

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コーナーに入る前にブレーキをかけるとスピードが落ちて、なんとなく「もったいない」気持ちになるかも知れないが、ダウンヒルにもったいないもへったくれもなく、安全に下ることが最優先だ。それに、コーナリングしつつ強くブレーキをかけると後輪がロックしやすくなり、バイクのコントロールを失いやすい。

とくに初めて下る道であれば、カーブの角度もわからないし、路面状況も未知なので、無理は禁物である。パニックブレーキをかけずに済むよう、やや慎重過ぎるくらいの気持ちでちょうどいいと思う。

ダウンヒルでのミスその3: ハンドルから手を放す

ハイスピードで片手運転をするのはひじょーーーに危険。ちょっとのバランスの乱れが落車につながる。ダウンヒル時は常に両手でしっかりとハンドルを握り、いつでもブレーキが引ける状態にしておくこと。

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よって、ダウンヒル時は無理してハンドサインを出さなくて良い。意思の疎通は声で行うようにしよう。

ブラケットをしっかり握らず(手を乗せているだけ) に走るのも同様に危険。ちょっとの段差で手のひらが弾かれ、あっさり落車…という話は何度も聞いたことがある。薬指と小指も曲げてブラケットを握りましょう。

ダウンヒルでのミスその4: 前の走者に近づきすぎる

ダウンヒル時に、トレインを組むかのようバイクを寄せ合って走る人はめったに見かけないが、たまに目撃すると、「前がブレーキ引いたら速攻クラッシュだぞ…」と不安しかない。

止まるのに距離を要するダウンヒル時は、平地よりも安全マージンが必要。路面状況やスピード、斜度などにもよるけど、せめてバイク3台分はスペースを確保しておきたい。

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/イメージとしてはこれくらい\


制動力が落ちるウェットコンディションはなおさらで、4~6台分開けておくのが賢明。やってみるとわかるが、路面が濡れていると「えっ!?乾燥路と全然違って止まりにくい!」ことがわかる。前走者がどんな動きをしても自信を持って対応できる距離感で下るようにしよう。

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自分は「ダウンヒル時はチキンでいるくらいでちょうどいいい」という考え方でして、慎重過ぎるくらいのマインドで下る。スピードを競うとか、人より速く下ろうなんて気持ちは微塵もない。仲間が自分より速くても、「スキル差があるから仕方ないわな」と考えて、追いかけはしない。待たせてゴメンとは思うが、五体満足の状態で帰宅することを最優先にしている。

余談だが、峠を登りきって「さあこれからダウンヒル」・・・のタイミングで「家族の顔を思い浮かべる」のが自分の習慣になっている。なんなら、下っている間もそうしてる。そうすることで安全運転に身が入り、無茶な走行を控えることができるから。

ダウンヒルでのミスその5: レースライン(アウト - イン - アウト)で走る

車の少ない峠の下りを走っていると、 アウト - イン - アウトで走る誘惑に駆られることがあるはずだ。そのほうがスピードを落とさずに下れて気持ち良いのは間違いないのだが、公道ではゼッタイにやってはいけない走り方である。理由は…言うまでもない。

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/このライン取りは命取り\

自分の車線を守り、そのために減速が必要なら甘んじて減速するべし。


以上がGlobal Cycling Network で紹介されていたダウンヒル時にやってはいけない5つのミスなのだが、個人的にひとつ付け加えたいのが、「ダウンヒルでのミスその6: 後ろを振り返る」こと。

ダウンヒル時に第一に考えるべきは己の安全で、ぶっちゃけ他人に気をかけている余裕はない。己の安全は各々で守るべきで、前走者が後続をいちいち気にしていたら身が持たない。よって、いちいち「ちゃんとついてきているかな…」と考えて後ろを振り向かないくてよし。

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千切れてしまったと感じたなら、前走者は下った先の安全な場所で待てば良いだけ。振り返ったせいで前方不注意になるほうがよほど危険だ。路面のほんのわずかな段差やクラック、枯れ葉、枝、砂、小石も、ダウンヒル時には凶器に変わる。

振り向いた瞬間にそれらにタイヤを取られたら…想像するだけで身の毛がよだつ。視線は何が何でも常に前に向けましょう。


ということで、Global Cycling Network の「5 Cycling Descending Mistakes To Avoid(ダウンヒル時に避けたい5つの典型ミス)」をもとに、5+1の合計6個のダウンヒル時に起きやすいミスあるあるをご紹介しました。 \(^o^)/

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これまで11回にわたってお届けしている海外の自転車事故動画。悲しいことに、いつ何時検索しても新しい事故動画が見つかってしまう。しかもそれらは全体のほんの氷山の一角にすぎない。 自転車事故は万人に平等に起こり得るので、他人事と思わず、学びを得たいものである ...
これまで11回にわたってお届けしている海外の自転車事故動画。悲しいことに、いつ何時検索しても新しい事故動画が見つかってしまう。しかもそれらは全体のほんの氷山の一角にすぎない。

自転車事故は万人に平等に起こり得るので、他人事と思わず、学びを得たいものである。

09

ということで、第12回目のまとめです。

Van and Cyclist Crash



事故発生時間:2分13秒

歩道を走るクロスバイクの女性が、横断歩道を直進で渡ろうとしたところにタイミング悪く左折してきた 商用バンに弾き飛ばされる。車のスピードが遅かったおかげで、サイクリストはほぼケガはなさそう。

この状況、当然ながら車側に非はあるんだが、サイクリストが無実かというとそんなことはない。女性は「青信号を渡ってんのよ、アンタなにやってんのよ?」と怒りをあらわにしているが、バン側だって「いや、こっちも青なんですけど」と主張するだろう。

サイクリストが轢かれた大きな原因は、歩道から横断歩道にノンストップでつっこんだこと。車が止まってくれると思っていたのだろうが、車のサイドミラーから歩道までは広く見渡せない。自転車が車道を走っていたのであれば、サイドミラーの確認でおそらく発見されたとは思う。

あと、商用バンは車体の後方と両面が白く塗られており、なおさら視界が悪い。こういう車からはサイクリストは視認されにくいと思ったほうがよく、なるべく近づかないほうが良い。

自分が同じ状況だったら、「車から自分は確実に視認されていない」と考え、横断歩道侵入時には徐行(いつでも止まれるくらいノロノロ)でドライバーとアイコンタクトする。このアイコンタクトがひじょーに大事で、ドライバーと眼が合えば「おっと、どうぞ」、「どうもありがとうございます」と無言の意思疎通ができるものだ。(アイコンタクトできなかったら、「こっちに気づいてねえな」と判断してストップし、先に曲がってもらうようにする)

Crash with a cyclist



事故発生時間:19秒

直線の道からナナメに曲がったところで、歩行者用横断歩道を直進してきた別のサイクリストに接触し横転。(コメント欄によると)接触したのは右の手首だったそうな。事故原因となった黒人男性サイクリストは助けようとせずにそのまま逃げてしまった。激しく転倒したものの、自力で立ち上がってなんとか復帰できたもよう。

信号は青だったわけで被害にあったサイクリストは非はないっていえば非はないし、コメント欄でも擁護する言葉が並んでいた。が、黒人男性のほうも青信号だったわけで(歩行者信号があるかどうか、動画からは確認しにくい、「こっちだって青信号を直進してたんだよ」という言い分はあると思う。

あと、交通量が多くて狭い道のわりにスピードはやや出し過ぎだったかな…とも感じた。横断歩道に差し掛かる手前でちょっとスピードを落とし、左右から人が来ないかな…という意識があれば防げたと思う。

ただ、事故原因を作ったサイクリストが介助しないのはマズかった。倒れたサイクリストは「待てや、ごるぁ!」と叫んでもそのまま逃走。警察もしくは救急車を呼ぶべきだった。

動画投稿者によれば、「お尻と左右の腕を擦りむいただけで大ケガはなかったよ。バイクもちょっとキズがついただけで済んだ」とのこと。

Cyclist Hits Pedestrian



事故発生時間:30秒

街中の工事現場的な状況。仮設の一方通行の道を数台の自転車が走っていて、道を横断する歩行者群に差し掛かるも、そのまま歩行者の間をぬうように通過しようとした一人が女性歩行者に接触。追突ではなかったのでケガも転倒もなく、大ごとにはならなかった。

歩行者用信号は設置されていたが、まだ利用できていないよう。が、歩行者は気にせず大勢横断している中にサイクリストが突っ込んでいったわけで、ここはサイクリストは止まるべき状況。

運が悪かったのは、別の歩行者のせいで自転車が死角になっていたこと。まあ、スピードが出ていなかったので互いに悪態をひとつ言い合うだけで済んだのは良かった。

よく、青の横断歩道で歩行者が歩いているにもかかわらず、信号無視して歩行者をすり抜けていく自転車を目撃する。こういうことは起きるので、歩行者の側もせめて横断歩道ではスマホ歩きはしないほうがいい。

Black cab u-turn Cycle crash



事故発生時間:22秒

ロンドンでの事故。信号のない場所でタクシーが右ウインカーを出してUターンしようとしたところを、車の右側、つまり道の中央から通過しようとしたサイクリストに接触&転倒。

サイクリストは「タクシーが停車するようだ。では外側から抜こう」と思ったはず。ところが、進路を塞ぐように曲がってきたので反応できなかった。タクシーは後方確認せずにUターンしようとしたのはマズかったが、サイクリストも「車はどんな挙動をするかわからない。ウインカーを出さずに右左折するかもだし、ハザードを出さずに急停車することもある」くらいに思っておいたほうがいい。

びっくりしたのは警察の反応。たまたま通りかかったであろうパトカーのバンが急停車し、ワラワラと警察官が出てきて介助に入った。

Cyclist hit by London Taxi



事故発生時間:13秒

これもロンドン。(なんか、事故動画ってたいていロンドンばっか見つかるなぁ…)

ゆっくり交差点に差し掛かったサイクリストが、左折しようとするタクシーに接触して転倒。スピードは出ていなかったのでケガはなし。バイクにもダメージはほぼなかったようだ。

最初は互いに

サイクリスト 「何やってんだよ~オレの進路を塞ぐなよ~」
ドライバー 「こっちが左折しようとしてんのに、なんで突っ込んでくるんだよ~」

的なことを言い合っている様子だったが、最後は双方が「いやいや、オレも悪かったよ。ごめんね!」と握手してわれている。事故動画ではほぼお目にかからないホッコリムードで終わってとても後味はよかった。

この状況、個人的にはドライバーに同情してしまう。曲がろうとしている車の前を塞ぐように通過しちゃダメだ。轢いてくださいと言っているような危険な行為でしかない。

車から自分はしっかり認識されており、自分の動きに合わせて車は止まるべき」って盲目的に信じているサイクリストにときどきお目にかかるが、その身勝手な思考がいつか身を滅ぼすよ…と思ってしまう。

まあ、自転車は停止すると再発進で体力が奪われるので、なるべく勢いをキープして走り続けたいって心理があるのは(同じサイクリストとして)わかる。クリートをいちいち外すのもめんどくさいしね。でも、車や歩行者は知ったこっちゃないし、「サイクリストって、なんでそんな横着をするの?ほんの数秒すら待てないの?動き続けないと死んじゃう生き物なの?」って思われることもあるだろう。


そろそろ春になり、お出かけする人も増えるし、新学期で新しい道に慣れていない学生さんらも多い時期だ。いつも以上に安全運転を心がけるべき季節である。

注意一秒ケガ一生という標語を心に刻み、安全運転でサイクリングをお楽しみくださいませ…。


過去のリンク一覧も掲載しときますね。

【事故動画から学ぶ】 自転車事故動画コンピレーション その11

【安全運転マジ大事】 自転車事故動画コンピレーション その10

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【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4

【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3

【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2

【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション


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サイクリストならみなさんご存知、ハンドサイン。お使いですよね。 そのハンドサインって人によって少しづつやり方が違うので、「なるほど、このタイミングか」とか、「そういう出し方があるんだな」と勉強になる。 と同時に、「ハンドサインって、本来はバラエティが ...
サイクリストならみなさんご存知、ハンドサイン。お使いですよね。

そのハンドサインって人によって少しづつやり方が違うので、「なるほど、このタイミングか」とか、「そういう出し方があるんだな」と勉強になる。

と同時に、「ハンドサインって、本来はバラエティが豊かであってはいけないよな…。だって交通表記の一種なのだから、ちゃんと全国一律で整備&統一されているべきだし」とも思う。

07


使用頻度が高いわりに、バラバラだと感じるのが「止まれ」サイン。自転車雑誌やTV番組、Web記事では、「止まれ」は、

  1. 手のひらを広げて
  2. ひじを曲げて手のひらを背中に持っていき
  3. 背中(or 腰)に当てる
が一般的だと思うし、そうする人がもっとも多い印象だ。

サイクリストの常識、非サイクリストの非常識

ただ、ねとらぼの「自転車の停止サイン「背中でパー」は通じない? 警視庁と自転車競技連盟に聞いてみた」を読むと、ちょっと不安になってくる。



というのも、サイクリストには常識の「背中(腰)でパー=停止」は、日本自転車競技連盟によれば、自転車競技では周りの選手に伝えるハンドサインとして世界中で通じるものだそうなのだが、道路交通法で定められている手信号の停止サイン「右手を斜め下方向に伸ばす」とは異なるため、一般的にはNGなんですって。

2018-02-19_07h43_05
※引用元(神奈川県警察自転車のルールとマナー


つまり、手を腰のハンドサインは禁止行為ではないけれど、通用する相手はサイクリストの仲間内だけですよ…。車や他の人には通じないと思ってね…ということ。

警視庁に確認すると、「集団で自転車を楽しむ際などの仲間内の合図として使用してほしい」とのこと。ううむ、「手のひらを腰に」はユニバーサルなサインではなかってことね…。

この停止サイン、自分はここ数年ずっと「腰に当てるべき」か「腰の右横にするか(腕を斜めに伸ばすか)」で迷っていた。周囲のサイクリストを見ていると、腰に当てるサイクリストが圧倒的に多くて9割くらい。

よって、「やっぱり、腰(背中)にもってくるのがスタンダードなのかなぁ、それに倣おうかなぁ」と思いつつも、同時に「右斜め下に差し出すほうが、後方からの視認性が高く、手もすばやくハンドルに戻せて安全なのでは」と感じていたため、マイノリティだとわかった上であえて斜め下に出ししていた。
(道交法的にはこれで正解なので結果敵に良かったことになる)

元アテネ五輪代表の宮澤さんの指摘で疑念が解消

そんなあるとき、いつも観てるNHKの「チャリダー☆」の南アルプスロングライドの回で、元アテネ五輪代表の宮澤さんが「停止のハンドサインは「背中に当てるのではなく、斜め下に差し出すがベターだ」と話してて、ようやく長年の疑問が解消した。

背中でパーも間違ってはいないんだけど、手をそこに持っていくまでの時間がタイムラグを生み、後方に伝わるのに時間がかかってしまう

とのご指摘。 

だから、腰に当てるのではなく、右下に伸ばすようにして示せばいい。意図がスピーディに後方に伝わるだけでなく、トレインからの視認性もいいからね

なるほど、理にかなっている。道交法的な点については指摘されていなかったが、とにかくそういうことである。これを見て、「そうか、それでいいのか!」とヒザを5回くらい叩いた。

自分の考え方がズレていないこともわかったので、今後は「手のひらは腰ではなく、斜め下に」と積極的に布教していこうと思う。

34


なお、ハンドサインを出すのは余裕があるときだけでOK。片手運転自体が危険運転になるので、小学生や高齢者などは無理しなくても大丈夫。

おバカなオクサマは、さらに細心の注意でもって導かねばならない

ぜんぜん話は変わりますが、ハンドサインネタということで…。

Y字路で右左折する場合、地味に考えません?「T字路と同じく、腕を左右に伸ばす…で問題ないのかなあ?」と。

いや、通常のサイクリスト仲間とのライドであればそれで確実に伝わるんですが、初心者というか・・・アホというか…ノータリンな人(オクサマのことです)はそれだと通じないことがあってですね…。

どういうことかというと、

Y字路の左のほうに行きますよ…というつもりで出したハンドサインを、その手前の小道だと解釈して曲がってしまうから。

いやいやいや、そんな細い路地に入るわけ無いでしょ!道なりに走ろうよ!っていうか、オレについてくればいいでしょう!ってなるんだけど、「だってそっちにサインを出したから」ってだけで何も考えずに出された方角に進路を取ってしまう(スーパーおバカ)なのです。

今は、ウェーブを描くように腕を動かして「ナナメ左行きますよ。直角じゃないですよ」と伝達するようにした。そこまでやってようやくオクサマのミスが減ったので、いまはこれで定着しました。

とにもかくにも、停止サインは「背中で手のひらをパー」よりも「手のひらでパーを右下斜めに突き出す」ほうが良いという話でした。


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YouTubeで自転車事故を検索して、紹介する自転車事故コンピレーションですが、続けているうちに11回目になってしまった。自転車事故は起きてほしくないし、起こしたくないが、どうしても起きてしまう。 以下の動画を他山の石とせず、いつ何時でも自分が当事者になってしま ...
YouTubeで自転車事故を検索して、紹介する自転車事故コンピレーションですが、続けているうちに11回目になってしまった。自転車事故は起きてほしくないし、起こしたくないが、どうしても起きてしまう。

以下の動画を他山の石とせず、いつ何時でも自分が当事者になってしまうかも…という気持ちでご覧いただきたい。

23

Collision Clapham Common - Snapped Bike

事故発生時間: 14秒

対向車線から右折してきた車に衝突。転倒はしなかったが、フレームを折る



信号が赤から青になり、加速し始めたロードバイクが、対向車線から右折してきて衝突。車の真横にロードバイクが突っ込んだ形だ。まっすぐにぶつかったため、サイクリストは転倒しなかったものの、ダウンチューブがバッキリと折れていることから、その衝撃の強さから伺える。おそらく、フロントホイールも破損していると思う。

幸い、サイクリストは頭は打っておらず、倒れてもいない。ただ、腕の痛みがかなりあるようで、倒れ込んでしまった。(その後、立ち上がってふつうに腕は動かせていることから、骨折していないことはわかる)

学び

視線は常に進行方向へ向ける」だろうか。 おそらくだが、このサイクリストは信号が青になり、顔を下に向けた状態で加速してしまったのだと思う。そのせいで右折車の発見が遅れ、ぶつかってしまった。

当たり前のことだが、たとえば発車時にクリートがうまくハマらず、ほんの一瞬だけ下を向いてノロノロ走る…とか、稀にやってしまいませんか。少しの間視線を逸らしただけでもバイクは進むし、そのせいで事故らないとも限らない。

Biker vs Parked Car - My First Driving Lesson

事故発生時間: 4秒

前方不注意のサイクリストが駐車中の車に衝突



サイコンを凝視していたと思われる男性サイクリストが、駐車中の車にもろに追突。車に気づかず走っていたので、ノーブレーキ。衝撃も相当あったようで、男性は口を切って出血してしまった。

ヘルメットとアイウェアをしていたおかげで、それ以外の目立った外傷はない。そのまま走り去ったので、腕や足も問題ないようだ。ただ、ホイールは大丈夫だったのだろうか…。リムが少し変形してしまっていないか心配。

車に乗っていた男性2人のうち、一人が降りて安否確認と車のバンパーのキズを確認をしていたが、とくに連絡先の情報交換することもなく別れた。車に傷がついていないわけがない衝撃なのに、キズだの弁償だの修理費だと一切主張せずサヨウナラ。

車に戻って、「いやー、突然後ろから衝突されたからビビったよな」、「ああ」、「くっくっく・・・いや、笑ってはダメなんだけど・・・笑わずにはいられない・・・」、「フフフ・・・まったくだ」、「で、その男性はケガ大丈夫だった?」、「口を切って出血してたけど、それ以外は問題なさげだよ」、「そりゃよかった」

って会話をしていた。なんか、牧歌的というか、のん気というか、事故動画のわりに後味の悪くない映像であった。

学び

下を向いて進まない、に尽きる。ふと視線を落としてサイコンを見てしまう瞬間あるよね…。「駐車中とはいえ、車だよ?あんなにデカい物体なのに、見落とすってどういうこと?」って思うかもしれないが、それだけ視界が狭まっている証拠でもある。

それと、この動画を観て、アイウェアってこういうときも目を保護してくれているんだなって思った。

Bicycle crash

事故発生時間: 5秒

ダンシング中に、クリートが外れ(?)、転倒し、仲間2人を巻き込んで落車



平地をダンシングでグイグイ進む3人の男性サイクリスト+撮影者1人。車はなく、スピードが出そうな場所だ。(理由は不明だが)ダンシングで漕ぐ一人の左クリートが外れ、バランスを崩し転倒。横にいた別のバイクを巻き込み、もろとも落車。そのすぐ後ろを走っていた3人めも対応できずにいっしょに倒れてしまう。

サイクリングでの事故って、原因はたいてい”正面(前)”にあるものだが、真横から巻き込まれることもあるという事例。ダンシングでトルクがかかった状態とはいえ、クリートが外れるって事象は自分は目撃したこともないし、自分が経験したこともない。なので、「こういう事故ってあるんだ…」と背筋が伸びた。

学び

もしかしたら、ビンディングペダル側の脱着ネジの調整が緩かった(弱設定だった)のかも。一度セッティングしたら、そう頻繁にイジる場所ではないのがクリートなのだが、たまには確認したほうが良い気がする。

あるいは、クリート側に問題があった可能性もある。クリートがボロボロで脱着しやすい状態だったとか、クリート本体がしっかりシューズに固定されていなかった説も否定できない。自分は、ときどき思い出したタイミングでアーレンキーでクリート(SPD)ネジを増し締めしている。(※ほんの4分の1回転でもネジが回ると、「うわ、増し締めしといてよかった…」ってなる)

Bicycle crash into car door

事故発生時間: 14秒



駐車中の車のドアが突然開き、サイクリストがドアに衝突(あるいは弾き飛ばされる)パターンの事故動画は何度も観た。ということは、それだけあるあるパターンなのだろう。ぶつかるタイミングが悪く、肩と腕がクリーンヒットしてしまった。

倒れたサイクリストは立てずにうずくまってしまい、車に乗っていた男性は後続車両に「☓(バツ)サイン」を出している。骨折しているっぽく、すぐに動けない…という意図なのだと思う。この衝撃だと、おそらく骨折は免れないような気がする。

不幸中の幸いは、対向車線まで弾き飛ばされなかったこと。タイミングがもう一瞬遅れ、真横から当たられると(横からの入力に弱い自転車は)ものの見事に吹っ飛ぶ。細い道路だと、反対車線まで届くこともあり、タイミングによっては二次災害が起きる。

学び

駐車車両の横を通過するときは、「もしかしたらドアが開くかも」という意識を持ち、ちょっとマージンを取って走るのがセオリー。ただ、道路事情によってはそれも許されないので、難しいときもあるのが現実。

ドライバー側もバックミラーで確認してドアを開けているのだろうが、自転車は小さくて見落としやすいし、死角に入って「純粋に見えてない」こともある。これが夜間だとなおさら見落とされやすい(夜間で無灯火だと、自転車側も文句は言えないだろうが…)。ライトを点灯させての自衛は必須だ。

さらに怖いのは、子供とか免許を持っていない(運転経験のない)成人は後方チェックが習慣になっていない。わりと豪快にによいしょ~と開けてくる人もいるので、注意が必要。

サイクリスト側がやってはいけないのが、視線をサイコンに落として、開いたドアを見落としてしまうこと。十分に避けられる時間があったにも関わらず、自分の不注意でドアパンチを食らってはたまったものではない。

自分は車の横を通過するときは、

1.なるべくマージンをとる
2.ペダルを止めて(or 緩めて)スピードを落とす
3.視線を落とさない&よそ見しない

…を肝に銘じている。

17-1


以上、11回目となる自転車事故コンピレーションでした。

検索するたびに新しい事故動画を発見してしまうのは悲しいこと。自転車事故はニュースにならないだけで、あらゆる場所で毎日数え切れないほど発生している。
※警視庁の発表によれば、2016年の自転車事故は都内で約1万件、全国で約9万件

事故で痛い想いをするのは、身体を剥き出して走っているサイクリスト側。どうか、最低限の装備(ヘルメット、前後のライト)は怠らず、細心の注意でもってお楽しみいただきたい。


>> 【安全運転マジ大事】 自転車事故動画コンピレーション その10

>> 【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9

>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その8

>> 【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7

>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

>> 【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4

>> 【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3

>> 【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2

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自転車での事故、起こしたくないし、巻き込まれたくないですよね。 皆様は常々安全運転されていらっしゃるとは思うのだが、いくら注意しても注意し過ぎってことはないです。世界各地で起きた自転車事故の瞬間をまとめてみました。 左折しようとした車が自転車を見落と ...
自転車での事故、起こしたくないし、巻き込まれたくないですよね。

皆様は常々安全運転されていらっしゃるとは思うのだが、いくら注意しても注意し過ぎってことはないです。世界各地で起きた自転車事故の瞬間をまとめてみました。

左折しようとした車が自転車を見落として巻き込む



事故発生時間: すぐ

場所:アイルランド

事故状況:
路肩に寄せて駐車しようとした車と並走していた自転車が接触した。互いに低スピードだったのでケガもなく、自転車も(おそらく)ノートラブルで済んだ事故。

学びのポイント:
車の左斜め後ろ(つまりドライバーの対角線上)を走っていた自転車は、Cピラーが死角となって見落とされた可能性が高い。サイクリストは車の左後ろを走るとき、「ドライバーから見えていない」ことを意識した方が良いという事例。

>> ロードバイク乗りは、クルマの死角に気をつけろ!(後方視界編)

車が突然後方から現れ、サイクリストをなぎ倒して逃走



事故発生時間: 2分40秒

場所:不明

事故状況:
右側レーンを走っていたサイクリストが、後方から突然現れた車に弾き飛ばされ、落車。すぐ後ろを走っていた(撮影していた)ほうも落車。サイクリストはきちんと側道を走っていたので非はない。

ドライバーは脇見運転をしていた可能性もあるが、動画とコメント欄を見る限り、ドライバーはそのまま逃走したようだ。海外では「サイクリストを目の敵にして暴言を吐いたり、わざと幅寄せして怖い目に合わせたり、最悪今回の事故のように接触してくることもある。

落車したサイクリストらは大きなケガはなかったようで、まずはなにより。それにしてもヘルメットの有用さがよく分かる動画であった。(着用してなかったらかなりヤバかった)

学びのポイント:
ドライバー側の悪意のある接触(だったとしたら)、避けようがない…。自己防衛にも限度がある。そういう意味では、ヘルメットは大事だということ。そしてドライバーレコーダー(の自転車版)を付けていると、裁判の証拠として提出できるであろう。

ダウンヒルのコーナーでブレーキングしてスリップ転倒



事故発生時間: 6分15秒

場所:スイス

事故状況:
かなりのハイスピードでダウンヒルする数名のサイクリスト。正直、再生した瞬間から「速い…速いよ…この状況で落車したらタダでは済まない速度域だよ…」とビクビクしながら観ていた。

車が少ないとはいえ、車線をまんべんなく使い切り、ときには反対側車線まで飛び出してS字コーナーをクリアしていくのは、「スピード出しすぎちゃうか…。つか、ダメだよ、危ないよ…」としか言いようがない。

右コーナーにつっこみ、コーナリング中にブレーキングしたようで、タイヤがグリップを失って右側に激しく落車。両ブラケットが激しく曲がり、バイクも損傷した可能性が高い。仲間に介抱されていたサイクリストは右肩と右足を傷めたようで、かなり痛そうな表情を浮かべていらっしゃった。 落車したバイクのすぐ後ろを別の仲間が走っていたようだが、車間距離が十分にあったようで巻き込まれはしなかったのが不幸中の幸い。

学びのポイント:
  • スピードは出し過ぎない!
  • コーナー進入前に十分に減速しておく(コーナリング中はブレーキせずに済むよう)
  • ヘルメットは何が何でも着用する
  • (グループ走行の場合)車間距離は広くとる

車と車の間をすり抜けようとしたとき、ドアが開いて接触転倒



事故発生時間: 10秒

場所:不明

事故状況:
赤信号で停止していた車の横を通過しようとしたサイクリストが、前触れ無く開いたリアドアに弾かれて転倒。ドアの開く瞬間と、サイクリストが運悪く鉢合わせしてしまった不幸なパターン。

コメント欄を読むと、車側(ドアを開けた女の子)を避難する声と、「赤信号なんだから、自転車もおとなしく停止しておくべきだった」と、サイクリストを避難する声が半々……といったところか。

この状況はタクシーでよくあるが、乗用車でもふつうに起こり得る。ドライバーはドアを開ける前に後方を確認する習慣があるものだが、免許を持っていない人はバックミラーで後方確認するクセが身についておらず、ガバッと大胆にドアを開くことがある。

学びのポイント:
  • 車のドアが開くかもしれない…と考えながら通過したい(常には難しいが)
  • 狭い場所ではムリに車の前に出ようとしない


安全運転で事故のないサイクリングをお楽しみくださいませ…。
m(__)m


>> 【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9
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雨天の中をロードバイクで走るのは楽しいものではないが、サイクリストである以上は避けて通れない。お天道様には人類は(まだ)勝てない。 雨天走行で完全にドライでいることはほぼ不可能と言ってよく、どんなに対策を講じても濡れるものは濡れる。 とはいえ、濡れ方と ...
雨天の中をロードバイクで走るのは楽しいものではないが、サイクリストである以上は避けて通れない。お天道様には人類は(まだ)勝てない。

雨天走行で完全にドライでいることはほぼ不可能と言ってよく、どんなに対策を講じても濡れるものは濡れる。

とはいえ、濡れ方と程度は服装の選び方でかなり変わる。冬の雨は、下手をすると風邪をひくこともあるので、コツを知っておいて損はない。



ということで、Global Cycling Network で紹介されていた「雨天でもなるべく快適にロードバイクで走るためのコツ(How To Ride In Rain And Wet Weather)」を翻訳してご紹介しますね。
※2013年の動画で、まだサイモンさんの話し方が今ほどこなれておらず、緊張感が見て取れる…(^^)

雨天走行のコツその1: アウターの選択

GORE-TEX等でできた、水を弾く完全防水型(全天候型)のハードシェルジャケットのほうが「防水性が高い=GOOD」なような気がするが、ロードバイクで走る場合はむしろソフトシェルがベター。ハードシェルは着心地がゴワゴワし、身体にもフィットさせにくい。

2017-11-15_07h15_30

レインジャケットは完全防水ゆえ通気性が悪く、湿気と汗が放出されずに中にこもる。結果、「外側はドライなのに、内側がベッタベタ…」状態になってしまって超不快。

ソフトシェルジャケットは、ある程度の浸水は許す代わりに通気性は高いので、熱や湿気が適度に入れ替わってくれる。「内側も外側もほどほどに湿っているけど、ベタベタじゃないし、わりとイケるんじゃね?」…と表現すればいいだろうか。そう、わりと「イケる」のである。実際、プロレーサーが雨天時に着用するのはソフトシェルのほう。
※ただし、土砂降りの雨だったら諦めてください(笑)

では、完全防水型のレインジャケットはいつ着るのかというと、クロスバイクとかシティサイクル(ママチャリ)等で短距離移動するとき。つまり、汗をかく強度の運動(&距離)ではないときに役立つ。

雨天走行のコツその2: シューズカバー

冬は必須のシューズカバーは、雨天時にも便利。用意するのは薄いタイプでOKだ。防寒性能の高いネオプレーンもいいが、厚手なのでややごわごわするのがデメリット。

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プロはシューズカバーを重ね着するそうで、まず薄手のシューズカバーをし、それでも寒ければ、薄手のネオプレーン製を装着する。足先だって、それ以外の体の部分のようにレイヤリングすればよいわけだ。

ちなみに自分のお手軽レイヤリングは、つま先にアルミホイルを履かせる…である。劇的に暖かい!わけではないが、無いよりは幾分かマシ。

>> 冬のロードバイクの足元防寒に、アルミホイルが超役に立つ

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/ 冬場はコレやってます \

ただ、さすがにアルミホイルだけで厳寒期(気温五度前後)は凌げないので、シューズカバーはひとつ持っておいたほうがいいです。(個人的には、厚いモノではなく、薄手で十分だと思う。それでも寒い季節だけアルミホイルを巻きましょう)

雨天走行のコツその3: サイクルキャップ

かぶるサイクリストは少数派だが、雨の日ははかどるアイテム。

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サイクルキャップには大きく2つの効果があって、

1.ツバの部分が雨が目に入るのを防いでくれる

サイクルキャップのツバは小ぶりで、「こんなモノに効果あるの?」って気がしないでもないが、着用するとハッキリわかる

アイウェアと額の間から雨水が入ってくるのをキレイにシャットアウトしてくれるのだ。

自分は雨天以外も(というか、乗るときは常に)サイクルキャップを着用する派でして、夕日の差し込みとか風邪の巻き込み防止にも効果があります。逆に、サイクルキャップが邪魔に感じたシチュエーションが皆無。ヘルメットと頭部がしっかり固定される感覚もあって、自分はサイクルキャップが手放せない。

>> サイクルキャップをかぶらないローディが多数派なのはナゼなんだぜ?

>> サイクルキャップが便利すぎて、手放せなくなってしまった

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2 多少の保温効果もある

ベンチレーションの多いレース向けのヘルメットは、夏は涼しくて気持ちいいけど、冬はそれが災いしてスースーするので、帽子を間にかませているわけ。

頭の寒さに弱い方はサイクリスト向けの(耳まで覆う)帽子をかぶるのもアリ。

>> サイクリングのファッションって何を着ればいいの?自転車歴6年のオッサンが時系列で己のダサい服装を振り返る

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/ 真冬でも耳はカバーなしでOKなタイプ \

雨天走行のコツその4: アウターの色

寒い季節は日の入りが遅く、日が暮れるのが早い。よって、歩行者やドライバーから視認されやすい派手めのアウターにしたい。ブラックや濃いレッドよりは、オレンジやイエローの蛍光色だととても目立つのでオススメ。
※ウインドブレーカーも同じ理由で原色の派手めがベター。

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店頭やウェブサイトでは「うわ…派手だなあ…こんなの恥ずかしくて着れないよ…」って感じるんだけど、公道に出てみると「あれ?そうでもないな(もうちょい派手なのを選んでもよかったかも…)」って感じるのはサイクリストあるある。

初心者は普段着の延長で「地味め」なカラーを選びがちだけど、「ちょっと派手かも?」って躊躇するくらいカラー(とデザイン)でちょうどいいくらいになるものです。

ちなみに自分はアウターをブラックにしてしまうというミスを犯しています…(5年以上使ってますが、買い替えがもったいないのでまだ現役)

せめて、ウインドブレーカーは視認性が高いものを…ということで、モンベルのを愛用してます。これ、むちゃくちゃ使いやすくて保温効果も高く、バカみたいに丈夫。「一生使えるんじゃないか?」って呆れるほど。

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/ ダウンヒルでも重宝 \

モンベルのインナー、アームカバー、レッグウォーマーには永年お世話になっているが、コスパがひじょーーーーによいです。
※ただ、デザインは地味めですが…

>> 自転車通勤を快適にする10個のテクニック

>> モンベルのウィンドブレーカーを2年間使い続けてみてのロングターム・インプレッション

>> 自転車用のウィンドブレーカーって高すぎね?

雨天走行のコツその5: バイクの対策

タイヤの空気圧をやや下げる

濡れた路面は滑りやすいので、タイヤの空気圧をいつもよりほんのちょっと(10~20PSIほど)下げることでグリップ力が増す。

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どれだけ下げれば正解ってわけではなく、乗り手次第。たとえば自分(体重68キロ)は、ふだんは前7.0BAR、後7.2BARなのだが、雨天であれば前6.8BAR、後7.0BAR…くらいで合わせるようにしている。

ウェットタイプのチェーンオイルを使う

チェーンオイルには大きく「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」があって、雨天時のオススメはウェットタイプだ。

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雨水でチェーンオイルって洗い流されちゃうの?」と思うかもしれないが、はい、流されます。雨天ライドから戻ってチェーンを触るとドロドロになっているか、キレイサッパリ落ちてカッピカピになっているかのどっちか。

ウェットタイプのほうが雨水に流されにくく、チェーンに残りやすい。ドライタイプは乾きやすく、水に弱い。サラサラしていて個人的にはドライタイプが好みなのだが、雨天には向いていない。

2017-11-15_07h17_42

ただし、ウェットタイプは平常時にはオススメしないかな…と。というのも粘度が高いため、タイヤに巻き上げられた空気中の埃や砂がチェーンに乗りやすく、汚れの原因になるからですね。

大半の時間帯はドライタイプを使い、どうしても雨の中を走ることになる日(雨天決行型のロング系イベントやエンデューロ)のみウェットタイプで補完する…というスタイルがベストだと思う。

マッドガード

泥除け、ですね。見た目が若干アレになってしまうが、雨天時はカッコよさとかスタイルだとか言ってる場合ではない。

2017-11-15_07h18_10

(雨天で走ることが年に5回あるかどうかの)自分はマッドガードは未体験だが、マッドガードを付けていないロードバイクの水の巻き上げは尋常ではない。

後輪が巻き上げる水しぶきでアウタージャケットの背中はガッツリ汚れるし、サドルバッグとサドルも砂がびっちりと張り付いてビビる。

前輪の水しぶきもなかなか厄介で、ダウンチューブが汚れるだけならまだしも、膝から下が常に水しぶきを浴びているようなものなので、寒くて気持ち悪いことこの上ない。

まあ、雨天で長距離を走る機会が多い方であれば、ワンセット持っておいて損はないだろう。

おそらく大半のサイクリストは、「マッドガードを買うほどでもないんだよな…そんなに頻繁に雨天ライドするわけでもないし、それに使わないときは家の中でジャマになるし…」と考えると思う。であれば、折りたたみ&脱着タイプの簡易版がよいだろう。

バイクの見た目もスポイルされないわりに、後輪の巻き上げを7~8割カットしてくれるので、あるとないとでは大違いである。

雨天走行のコツその6: 走る場所の工夫

サイモンさんの雨天ライドのコツとして、「ヒルクライムはしない」を挙げていた。登るということは、下りが待ち構えているということであり、濡れた状態で長時間下るのは恐ろしくツラい。

2017-11-15_07h18_28

「寒いダウンヒルはマジで地獄」なのだ。風呂上がりに体を拭かずに玄関の外に出るようなもので、ホント苦しい。

もうひとつ、サイモンさんのオリジナルトレーニング法だが、「雨天や極端に寒いコンディションでトレーニングせねばならないときは、家の近くを周回する」とのこと。

なぜこれが効果的なのかはご本人も「よくわからない」とは語っているが、

たぶん、悪天候になりすぎたらさっと帰宅できるって安心感があるからじゃないかな?その安心感があることで、結局は長時間トレーニングすることになるんだけどね(笑)

と語っていた。

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まあ、今後はWahooとかTacx Neo 等に代表されるインドアトレーナーがさらにハイテクかつスマートに進化するだろうから、屋内で快適にトレーニングできる時代になるのは間違いないだろうが。

>> ロードバイク専門トレーニングジム&カフェ、「CITTECGALIBIER」に突撃してきた(ジムスペース編)

雨天走行のコツその7: シャミークリーム

晴天時であればあまり使う機会はないシャミークリームだが、雨天時にはかなりオススメ。濡れた身体は摩擦に弱く、長時間こすられ続けると皮膚へのダメージとなり、違和感と痛みを伴う。

「使うときは乗り始める前」にが鉄則だ。

>> 【サイクリストで意見がわかれる】 シャミークリームを使うべきか、使わないべきかに対するアンサー

2017-11-06_07h20_13

雨天走行のコツその8: ブレーキ制動力を知り、安全な車間距離を覚えておく

濡れた路面はグリップが悪くなるのでスピードは控えめに&コーナリングはややゆっくりめに走る・・・のは常識として、ブレーキそのものの制動力も落ちるのでダブルで注意が必要。

キャリパーブレーキのブレーキシューも濡れ、リムの当たり面も塗れる。自分の感覚値だが、乾燥時のストッピングパワーが10だとすると、雨天は6.5~7.0くらいかしら。距離でいうと、1.5-1.7倍くらい長くなる。よって、雨天時は前を走る人とはバイク2台分くらいの距離を空けておくと安全だ。(ダウンヒルならさらに車間距離を開けたい)

2017-11-15_07h20_32

そして、濡れるととたんに滑りやすくなる「白線」や「マンホール」、「グレーチング」の上を通過するのは極力避けるようにしよう。 (とくにカーブでは!)


以上、Global Cycling Network の「雨天でもなるべく快適にロードバイクで走るためのコツ(How To Ride In Rain And Wet Weather)」を個人的な体験も織り交ぜつつご紹介しました。


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サイクリングの良さって、一人でも複数人数でも楽しめるってとこにある。チームスポーツと違って、ふらっとソロで出かけて、気の赴くままに走るだけで充分楽しい。 ところが、グループ(もしくは2人)でないと走れない人もいて、オクサマがそう。一人でサイクリングに出か ...
サイクリングの良さって、一人でも複数人数でも楽しめるってとこにある。チームスポーツと違って、ふらっとソロで出かけて、気の赴くままに走るだけで充分楽しい。

ところが、グループ(もしくは2人)でないと走れない人もいて、オクサマがそう。一人でサイクリングに出かけられない性格なのだ。

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「いったい、どうして?一人でマイペースで走れるからむしろ気が楽でしょう?」と問うと、「うまく説明できないけど、一人で走れない。なんとなく怖い」と、一人で走ることを拒否してきた。よって、オクサマが走るときは常に自分が伴走役として、彼女の希望に合わせてスケジュールを調整せねばならなかった。

そんなオクサマが、なんのキッカケがあったかわからないが、「一人でボードウォークに乗ってみるわ」と宣言し、平日の昼間、仕事の合間に本当に一人で走ってきた。2010年にボードウォークを買って、初めてのソロライドなので、ここまで来るのに7年間もかかったことになる。

なぜソロライドする気になったのか、どんな気持ちの変化があったのか、不安要員が消え去ったのか、あるいは克服できたのか、いろいろ質問してみました。

ジョギングだけでは物足りなくなってきた

筋トレやジョギングの趣味もあるオクサマは、サイクリングしない日にも運動はする。平日の朝に川沿いを一人で5~10キロ走るのが日課。たまに15キロに挑戦することも。しかし、「10キロ以上のジョギングは、キツいばかりで楽しくない」と不平を漏らす。
※なぜかジョギングは一人でできる

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/ 足だと来れるのに、バイクだと来れないってどゆこと… \

有酸素運動としてジョギングは優れているが、行為そのものは楽しめないらしい。そこで、「ジョギングばかりではなく、サイクリングを取り入れたら、楽しみながら運動できるんじゃないか」と考えた。これがまず一つ目のキッカケ。

なにしろ、自転車なら20キロ走ってもぜんぜん疲れない。ランニングでこの距離を走るのは相当に苦しいが、自転車なら楽勝だ。


(´・ω・`) 「20キロなら軽い有酸素運動にちょどいいんじゃない?でも、20キロじゃあ物足りないような気もするけど」

J('ー`)し 「できれば30~40キロ走りたいんだけど、仕事前に走るわけで、あまり疲労を貯めたくないからちょうどいいの


ということで、片道10キロ(往復20キロ)のルートを考えてあげることにした。

超絶な方向音痴なので遠出できない

オクサマはびっくりするほど方向音。スマホのグーグルマップを持ってしてもたやすく道に迷う。世界屈指の頭脳集団による最新テクノロジーもいまだオクサマの方向音痴っぷりには勝てていない。

どれくらい方向音痴かというと、これくらい酷い。

>> 超方向オンチな妻が「iPhoneの地図アプリ」を諦めた理由

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(´・ω・`) 「荒川の一本道を一緒に走ろう。途中で曲がることもないし、交差点もないから迷いようがないよね。ひたすら真っすぐ走ればいいからね」


って言い聞かせて走り出しても、一人で勝手に土手を上がってしまい、「ぜんぜん知らない場所にきてしまった!もうダメだ、帰れん!」って半べそをかくレベル。

そんなオクサマですら迷わないコースとなると、「同じ道を行って帰ってくるピストン式」しかなかろう。ゼッタイに迷わせるわけには行かないので、地元の川沿いを走らせることにした。

「川沿いに走り、見晴らし茶屋に着いたらそのまま180度回れ右をして戻ってくるように」と念を押し、コースの下見をして、「これなら大丈夫」とナットクできるレベルにまで落とし込んで、ようやく決心がついたようだ。
※すでに数え切れないほど走った場所なのだが…

彼女の不安の正体の紐解いていくと、「土地勘の無さ(&方向音痴さ)」が80%を占めているようだ。言い換えれば、迷う不安さえなくなれば、喜んで走るらしい。


(´・ω・`) 「迷っても、スマホで地図を見れば一発で解決だろ」

J('ー`)し 「地図が読めないので、地図アプリは役に立たない(ドヤァ)


いったい、なにをどうすれば地図アプリを持ってしても道に迷ってしまうのか……まったくもって自分には理解できない。(Google さんですら、彼女の方向音痴には勝てないとは)

02

パンクリスクが怖い

2010年にボードウォークを買ってから今日に至るまで、ライド中に1回もパンクしたことがない。丸7年近くパンクゼロ。コレはなにげにスゴイことだと思う。

まあ、走る前に必ず空気圧チェックはしているし、タイヤもKOJAKあたりの太め&耐久性高めのタイヤを履かせていたからだと思うが、この1年は(耐久性という意味ではやや劣る)シュワルベのデュラノ。

運がいいのか、体重が軽いからなのか、とにかくパンク経験がない。


J('ー`)し 「いままでゼロだからと言って、今後も遭遇しないとは限らないでしょ

(´・ω・`) 「まあ、そりゃあそうだが…パンク修理ができるようになれば、不安もなくなるよ」

J('ー`)し 「自分でパンク修理なんてゼッタイ無理

(´・ω・`) 「ですよね…」

J('ー`)し 「だから、万が一パンクしたら徒歩で戻る。片道10キロなら、まあなんとか徒歩で帰ってこれる距離なんだよ

(´・ω・`) 「なるほど、そういう理由から導き出した距離ってわけね」

J('ー`)し 「あと、30~40キロ走ると、補給食とか飲み物の確保の問題があるでしょ

(´・ω・`) 「いったんサイクリングロードを外れて、コンビニを探せばよいのでは…」

J('ー`)し 「荒川を一度離れたら、また川に戻ってこれる自信がない

(´・ω・`) 「……だから、補給しなくて済んで、ボトル1本で帰宅できる距離にしておきたいわけね」

J('ー`)し 「そういうこと

(´・ω・`) 「であれば、往復20キロまでにしておこう」

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ちなみにオクサマは、「フレンチ式の空気入れの使い方すら知らない」ので、それもレクチャーしておいた。これまで夫に任せっきりだった空気圧管理を、自分でもできるようになってもらわねば困る。
※百歩譲ってパンク修理はできないのは許すが、せめてフロアポンプで自力で入れられるようになってほしい。

一人で20キロ走った感想

一人で走った感想としては、「一人でできた!達成感があるし、楽しい」とのこと。今後の彼女のエクササイズのルーチンに組み込むそうな。めでたし。

さて、さんざん迷っている「ビンディングペダルの導入」に関しては、「履いてみたい気持ちと、コケる不安がせめぎ合っている」ステージから、「とりあえず固定ローラーの上で脱着できるまでは進歩」した。

>> オクサマ、自転車歴7年目にしてついにビンディングシューズを履くってよ

>> オクサマ、ついにビンディングペダル・デビューに向けて偉大なる一歩を踏み出す


歩みは遅いが、一歩一歩確実にオクサマは進歩している…。


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「完全無欠の自転車のカギなんて、存在しない」 「プロの窃盗団に狙われたら、どんなカギをかけていてもムダだ」 …なんてセリフをよく聞く。 それは事実だとは思うけど、だからといって大切な愛車を無施錠で駐輪するサイクリストも(あまり)いない。 カンペキでは ...
「完全無欠の自転車のカギなんて、存在しない」

「プロの窃盗団に狙われたら、どんなカギをかけていてもムダだ」

…なんてセリフをよく聞く。

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それは事実だとは思うけど、だからといって大切な愛車を無施錠で駐輪するサイクリストも(あまり)いない。

カンペキではないにせよ、ある程度、できる限りの盗難対策はとっておきたいものだ。

値段がかさむカギであればあるほど、丈夫で壊されにくい。ただし、重量も比例して増すので、携行性が犠牲となる。それぞれのサイクリストが、「まあ、堅牢性と重量をてんびんにかけると、現実的に考えてこの大きさまでだよな…」と妥協していると思う。

細いワイヤー錠はカッターで瞬殺できてしまうのは、(サイクリストの間では)わりと周知の事実だが、では丈夫なタイプであればどうか?本格的な大型カッターを使って、本気で壊しにかかっても、持ちこたえてくれるのだろうか?

それを実験していた動画があったので、翻訳してご紹介しよう。

Abus Bordo 6000 cut

金属プレートをつなぎ合わせた形状の「Abus Bordo 6000を壊す実験動画」。ドイツ製で、かなり丈夫な部類に入るカギだ。スチールのプレート(厚さ5ミリ)を重ねて連結された造りをしている。

実験をするのはもちろん窃盗団ではなく、自転車屋さんとおぼしき人物。交通量の多い道路、かつバイクショップの目の前で実演している。

動画撮影前にすでに数回、プレート部分の切断を試みたが、キズを付けることはできても完遂はできなかったらしい。



今回のアタック箇所はプレートではなく、”ブレート同士をつなぐコネクティングピン”の部分。ここにカッターをねじ込み、ぶった切ってみようという寸法。 たしかに、プレートそのものよりは突破しやすそうな気がする。

取り出したのは巨大なボルトカッター。長さは…50〜60センチくらいだろうか。日常生活ではまず目にしないサイズ。

最初の数回はうまく刃先をねじ込めず、力を加えようとしてもスコッと抜けてしまうが、キズをくわえていくうちに徐々に刃が入るスペースが生まれる。

やがて隙間が生じ、刃先をガッチリとピンに差し込むことができると、あっけなくピンが壊されてしまった。かかった時間はちょうど1分。動画を観ていると「けっこう手こずっているな…」と感じるが、わずか1分の出来事だ。

「このセキュリティレベルのカギが、1分で壊されてしまうとは…」とショックを受けた。

なお、コメント欄では賛否両論渦巻いていた。というか、批判のほうが圧倒的に多くて、「こういう動画をアップすることで、窃盗団に余計な知識を与えてしまっているだろうが!」という指摘が目立っていた。なるほど。 そういう気がしないでもない。

Kryptonite Evolution Mini VS Bolt Cutters

お次は「Kryptonite Evolution Miniを壊す動画」。撮影者は上記とは別の人。

U字ロックは海外ではかなり普及していていて、Kryptonite Evolution Miniもそう。65~85ドルくらいの価格で出回っているらしい。(不思議と日本ではU字タイプは人気が薄い)

実験に使ったロックには差込口に亀裂が入っているので、そこではない金属棒の部分にアタックする。



最初に使ったのは全長25センチほどのボルトカッター。「そのサイズではムリだろ…」と思ったとおり、まったく歯が立たない。切るどころか、ろくにキズもつけられない。やはりU字ロックは頑丈だ。

次に、36インチ(約91センチ)の大型ボルトカッターで再挑戦。オバケのようなカッターだ。こんなの街中で担いでいたら、ソッコーで警官に職質されるのは必至。

これを両手に持ってガシガシさせるも、やはりロックはビクともしない。

手だけの力で切るのは厳しいと判断し、片方のレバーを地面に着け、もう片方に体重を乗せて力任せにぶった切ろうとするも…。

切れない。ぜんぜん切れる予兆さえ見せずに耐えきった。クリプトナイトのU字ロックの威力、すごい。

Bolt cutters vs Kryptonite lock -- under 2 mins!

最後はKryptolok Series 2 という上記と同じクリプトナイト社のU字ロックの突破を試みる動画

動画主は、「盗み方のハウツーを紹介しているんじゃないよ。友人からもらって使ってみたんだけど、鍵を差し込んでも外すことができないんだ。だから、致し方なく切ることにしたんだ」と訴えていた。



取り出したのは、かなり大型のボルトカッター。前の動画同様、これも全長90センチ近くありそう。

体重を乗せまくってエイヤエイヤと力任せにパワーを掛けたところ、パツンと弾けるように切れた。あれ?クリプトナイトのU字ロックなのに、切れるの?

両サイドから歯が食い込み、それぞれ3分の1ほど歯が入ったところで、金属側が堪えきれずに破裂するように切れた。所要時間はたったの1分27秒。

見るからにくたびれたロックだったので、「単純に古かったせいで、経年劣化していたのでは…」という気もしたが、金属部分は腐食していない。

これは、クリプトナイトのU字ロックが脆弱というよりも、大型ボルトカッターの威力を褒めるべきなような気がする。

動画に登場したABUSとクリプトナイトのロックは、そのへんのワイヤーロックとは比べ物にならないほど堅牢で信頼性の高いモノだ。にもかかわらず、この結果である。

「大型ボルトカッターに狙われたらかなりヤバい」ことは、わかっていただけたのではないだろうか。 

52 HDR
/ 街中って、ホントに駐輪場所に困る… \


……と、ここで終わってしまうと悲しいというか、後味が悪いので、(知人に教わった)カギをかけるときのコツを紹介しておく。


それは、「鍵はなるべく高い位置にかけること」 である。


低い部分だとコソコソ作業できてしまうし、体重を利用したり、地面を使ってテコの原理でぶった切れてしまうからだ。

たとえばBBとかチェーンステー付近ではなく、トップチューブ周辺にロックを通す…という心掛けですね。周囲へのアピールにもなるし、鍵を壊そうとするとどうしても目立ってしまう。

まあ、おまじないレベルの効果しかないかもしれないが、覚えておいて損はないのではないだろうか。 



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サイクリストの間に衝撃が走ったバズフィードの記事をご存じだろうか。 自転車ツーリング中にシミー現象が発生して車と衝突し、大けがをする事故に遭ったが、ヘルメットのお陰で命拾いした大阪府の男性への取材記事である。 >> 「そのまま使っていたらと思うとぞっと ...
サイクリストの間に衝撃が走ったバズフィードの記事をご存じだろうか。

自転車ツーリング中にシミー現象が発生して車と衝突し、大けがをする事故に遭ったが、ヘルメットのお陰で命拾いした大阪府の男性への取材記事である。

>> 「そのまま使っていたらと思うとぞっとする」事故で大破したヘルメットが物語る(バズフィード)

衝撃的すぎる動画も公開されていたので、「あれか…」と覚えている方もいると思う。

事故は2017年7月26日に発生。琵琶湖1周ツーリングの途中、ゆるやかなカーブで突然ハンドル操作が効かなくなり、対向車線を走ってきた軽乗用車に衝突。時速約40キロのスピードが出ていたらしい。

時速40キロといったら、相当なスピードである。このスピードで事故ったら無傷ではいられない。いや、まず大ケガは避けられないし、ヘタしたら命を落とす。
※男性は額を10針、唇を4針縫う等の大ケガを負い、事故前日の夜からの記憶を失った。

自転車に取り付けられたカメラの映像で、カーブの途中からハンドル操作ができなくなり、小刻みに震えたまま直進して対向車線から来た車に突っ込む様子が確認できる。(何度見ても足が震える…)



男性サイクリストはさぞかし焦っただろうが、ドライバーもキモを冷やしたことだろう。

この現象、知ってるサイクリストは知ってるか、なぜ起きるのか?どうすれば発生を防げるのか?にはなかなか答えられないかも。

「こうすればカンペキ」という明瞭な回答はないのだが、わかる範囲で書きますと…

事故原因は『シミー現象』か

ハッキリした事故原因は不明だが、『シミー現象』の影響で、ハンドルがぶれたのではないか」と男性は推測している。

ウィキペディアによると、「シミー(shimmy)現象」とは…

走行中にバイクや自動車をはじめとし航空機や自転車などにおける車輪、車軸を含む舵取り装着全体の振動のことを称する。シミー現象が大きくなると舵取り装着が激しく首ふり振動するようになり操縦困難に陥る。

主に速度が80キロメートル毎時以下の低速度走行時において発生しやすく、40キロメートル毎時から50キロメートル毎時で発生したシミー現象を低速シミー、100キロメートル毎時から120キロメートル毎時で発生した場合は高速シミーという。

自転車の場合、低速シミーであることがわかる。 (※ちなみに海外ではshimmy ともwobble とも呼ばれるが、意味は同じ)

カンタンに言うと、それなりのスピード下で走行中にハンドルが上下左右にガタガタ震えて、ハンドル操作ができなくなる…現象のこと。一度起きたら、腕力で抑え込むことはまずムリ。一刻も早く減速して停止するしかない。

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他にもシミー現象の動画があるか調べたら、海外を中心にいくつか見つかった。


This what happened at around 40mph down hill. Road Bike High Speed Wobble 1st person view ( Shimmy)



40mphは時速64キロに相当する。つまり、むっちゃくちゃぶっ飛ばしている。公道で時速64キロ出している時点で相当にヤバいのだが、それはさておき、動画開始50秒くらいからシミー現象が起きる。

前後から車は来ておらず、歩行者もいない田舎道だったせいもあって、なんとか路肩に安全に停止することができた。

「マジで焦ったわ…」という心の声が聞こえて来そう。

履いているホイールはカンパニョーロのBORA(詳細銘柄までは読み取れなかった)で、リムハイトはわりと高め(50ミリ以上?)のモノであることがわかる。



Rapid Rich Stoodley ..... Evil Cycling Wobble !



こちらは下山中のロードバイクの後ろ姿を、車から撮影した動画。ミスマッチはBGMはさておき、1分20秒からシミー現象が始まる。シミー現象に襲われたロードバイクがどんな挙動をするかが収められた貴重な映像だ。

腕が激しく左右に揺れ、ハンドル操作できなくなったライダーは為す術無くあらぬ方向(対向車線)に向かっていく。もしも対向車線から車が来ていたら、正面衝突していただろう。落車することなく停止できたものの、これも見ていて身の毛がよだつ。


コメント欄を読むと、色んな意見が書き込まれていた。


ブレーキがオフセットになっていると起きる。片方のパッドともう片方に微妙なラグがあることで振動が起きるんだ

なるほど、それも一因になりえるな……


ブレーキボルトをしっかり増し締めして、ブレーキがオフセットになっていないかどうかを確認しよう

ボルトが緩んでいないかどうか、定期的な診断をすることで予防できそう


タイヤの空気圧が高すぎると起きるから、圧に注意すべき

そういうものなんだろうか?


ホイールを脱着した後は、正しい位置にホイールが装着されているか、必ず確認しようぜ

基本中の基本ですね。


タイヤ交換を考えたほうがいいんじゃね?

シミー現象以前の問題として、寿命を迎える前のタイヤ交換は大事


オレもこないだ遭ったわ~、しっかりハンドル握って死んでも離すな。あと、とにかく減速しろ

そう、なにはともあれ減速大事。

などなど…。

シミー現象の発生原因は複雑すぎてよくわからないが、我々サイクリストにできる心がけは、

  • 適正なタイヤの空気圧
  • タイヤの寿命に注意する
  • ブレーキボルトがしっかり締まっているか
  • ブレーキシューがオフセットになっていないか
  • ホイールがフレていないか

辺りだろうか。

日常的なメンテナンスはもちろん、定期的にショップで診てもらうとなお安心。なにしろ、命に直結することですからね…。

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なお、件(くだん)の大阪の男性は、

事故が起きる数カ月前に、3年以上使っていたヘルメットをちょうど買い替えたところだったんです。なので、前の古いヘルメットをそのまま使っていたらと思うと、ぞっとします。

ヘルメットを被っていたら絶対にけがをしないわけではないですが、確実にけがの程度は軽減してくれます。この写真を通じて、ヘルメットの重要性を改めて知ってもらえたらと感じています。

と語っていた。

本当にそのとおりだと思うし、軽症で済んだのは不幸中の幸いだった。ヘルメット、マジで命綱。

自分もヘルメットは3年以内に交換すると決めている。2015年5月に買って今も愛用中のスペシャライズドの「プリヴェイル」はもうすぐ2年半が経過するところ。遅くとも、来年の冬の間には買い換えるつもり。

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/ 2015年5月から使ってます \

ちなみにプリヴェイルは新作が登場してますね。ヘルメットは安くない買い物なので、じっくり検討する。


以前、Global Cycling Network のシミー現象に関する記事を翻訳したので、これも参考にどうぞ。

>> ハイスピード下でロードバイクがグラグラ揺れる「Speed Wobble」という現象の対処法


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愛車が盗まれてしまう…もっとも起きて欲しくない悪夢である。 賢明なサイクリストの皆様は、駐輪の際には厳重かつ何重にもロックをかけて愛車を守っていると思うが、物事に絶対は無い。万全を尽くしても被害に遭う可能性は残る。 / ABUSを愛用 \ 自分は幸いにして ...
愛車が盗まれてしまう…もっとも起きて欲しくない悪夢である。

賢明なサイクリストの皆様は、駐輪の際には厳重かつ何重にもロックをかけて愛車を守っていると思うが、物事に絶対は無い。万全を尽くしても被害に遭う可能性は残る。

43
/ ABUSを愛用 \

自分は幸いにして被害経験はないものの、周囲で「やられた…」と耳にすることはあって、その度に心が痛む。

盗まれないためには自衛するしかない。駐輪場所に気をつけるとか、複数ロックを持ち歩くとか、長時間放置しないとか、目の届く範囲に停めるとか、いろんな工夫はしているつもり。

ただ、それだけでは不十分かもしれないので、YouTubeで「リアルな盗難手口」とか「犯行が行われた現場」を撮影した動画を探してみた。

そしたら、わんさか見つかるじゃないですか…。


「こんなふうに盗難するのか…」とか「ほんの数分であっさり盗めるのね…」と実際の手口を目に焼き付けることで、気持ちを引き締め、愛車の保護に役立てていただきたい。

あと、ユニークな社会実験動画もあったので、あわせてご紹介してみます。

ロンドン警察の自転車盗難おとり捜査

Police Sting - London Bicycle Thief 1



イギリスの警察が仕掛けたおとり捜査。おとり捜査とはターゲットに犯罪の実行を働きかけ、犯罪が実行されるのを待って、対象者を検挙する捜査手法。地下鉄駅の前にエサとなる自転車をしかけ、窃盗犯が食いつくのを待って逮捕する、という寸法だ。

ちなみに日本は海外ほどおとり捜査には積極的ではない。犯罪意思のない者に対して、働きかけによって犯意を生じさせ、犯行に及んだところを検挙するのを「犯意を誘発している(犯意誘発型)」という考え方もある。

国家(捜査機関)の干渉がなければ、犯罪を行わなかったであろう者が犯罪を行うのだから、「国家が犯罪を創り出した」という理屈。実体的訴訟要件が欠け、免訴すべきということらしい。

それにしても、海外のおとり捜査は仕込みの度合いがハンパない。

バイクはロックで施錠され、あいくの至近距離の部屋に置かれた複数台のモニターで監視される。さらに、バイク周辺には私服警察官、自転車に乗った捜査官も待機し、いつでも現行犯逮捕できるようスタンバっている状態。(完全に本気だ)

怪しげな人物が近寄ってくるまでさほど時間はかからなかった。まず現れたのは自転車を押して歩く黒人男性。エサの自転車の近くで挙動不審な様子を見せる。捜査官らにも緊張感が走る。

果たしてその黒人男性は窃盗犯であった。周辺を見まわし、ショルダーバッグから取り出したワイヤーカッターを手にしてかがみこむ。ワイヤーを切ろうとした瞬間、一人目の捜査官がダイブアタックよろしく飛び掛かる。

窃盗犯はギリでタックルをかわすも、その後3人の捜査官にあっけなく取り押さえられる。

窃盗犯は自転車ばかりを狙っていた常習犯。前科持ち。犯行に使ったのは、そのへんのホームセンターで売られているごくふつうのワイヤーカッターだった。自転車のワイヤーロックは、そのていどの道具でカンタンに切れてしまえるということ。

なお、彼は逮捕され、6か月禁固刑に処された。

自転車盗難を目撃しても、通行人はほぼ通報しないことが証明された社会実験動画

Police investigate how easy it is to steal a bike



Avon and Somerset という街(イギリス)で行われた社会実験動画。

白昼のショッピングセンターで、歩行者も多数いる場所で堂々と自転車盗難をしたら、果たして警察に通報するか、行為を止めようとする人が現われるかどうかを実験したもの。

もちろん、犯行者を演じているのは警察関係者。枝の剪定に使うようなバカでかいカッターを肩に担ぎ、口笛を吹きながら獲物を物色する。もちろん、誰も気にもしない。

ガチャガチャとわざと目立つようにワイヤーロックを切り、自転車を持って立ち去ろうとする。驚いたのは、近くの通行人に「あ、ちょっとこのカッター持ってもらってもいいですか?」と手を借りようとしても、それでもなお誰も通報しなかったこと。

さらに、いかにも犯罪者っぽい怪しい服装で自転車に近づき、「ふんっ!」とバイクを引っ張ってワイヤーを引っこ抜いてバイクを盗んでも、何も起きなかった。つまり、自転車盗難は成功してしまったことになる。
※切れかかったボロボロのカギを意図的に使っていた


この件に対して「ここまであからさまに盗んでも、誰も通報しないなんて…」と、イギリスの警察も驚いていた。

街角でインタビューに答えた男性は、

「同じ場所で自転車を盗まれたことはあるよ。ちょうど犯行現場に出くわしたから追いかけて取り戻そうとしたんだけど、間に合わなかった」


別の女性は

「こんなにたくさんの人が行き来している場所で、堂々と盗めてしまうことが恐ろしいわ。ただ傍観するだけで何も行動をおこそうとはしないものなのね」

とも。


警察は「犯行や不審な行動を目撃したら、999(日本でいう110番)にコールしてください。通報は早いほうがいい。逮捕の可能性が高まりますので」と呼びかけてはいたが、それがをしたくてもできないのが現実なのだと思う。


「え、え??嘘?何が起きた?」、「怖い人かも」、「巻き添えを食いたくない」、「自分のバイクじゃないし…」、「もしかしたら所有者本人が、鍵を紛失して仕方なくそうしているのかもしれない」

…とか色々なことを考えて天秤にかけ、とっさの行動ができないのだろう。


その後、実験動画の撮影は続いたが、結局1件の通報もされなかった。



最後はこの動画。過去に何度も自転車盗難の被害にあったオーストリア人青年が試みた実験動画。

stealing bikes in salzburg



母親のママチャリを拝借し、ザルツブルクの街中でわざと人目に付くようにワイヤーロックを切って盗もうとする実験。で、いったい何人が通報するか、声をかけてくるかを調べたわけ。
※英語のサブタイトルが添えられていたので、内容がよく分かった。(あと、複数のカメラを使い分けていて、撮影技術も何気にうまい。きっと慣れているのだろう)

声をかけられたら、「あぁ、これは母親の自転車なんです。カギを紛失してしまったので、しかたなくワイヤーを切っているんですよ」と言い訳ができる状況で実験開始。


ほとんどの人は無視して通り過ぎるが、何人かは「ねぇ、何をしているの?まさかとは思うけど、人のバイクを盗もうとはしていないよね?」とか「本当に君のバイクなの?え、カーチャンの借りてきたの。ふーん…」と疑惑の目を向けるも、証拠がないので立ち去っていく。

あまりにも堂々かつのんびり切っている(30分もかけて)ものだから、犯行行為には見えないかもしれない。本気の窃盗であれば、どうしたって周囲を気にするし、焦りがあるはずなので。


あまりにも拍子抜けした青年は、調子に乗って「派出書の前」での実験に踏み切る。果たして、ソッコーでお巡りさんに声をかけられた彼は、取り調べのために所内に連行されてしまった。(まあ、事情を話して許してもらえたのだろうが、軽いお説教は食らったかもしれないw)

さすがに警察官は、彼の不振行動を看過しなかったようだ。(当然か)


結論だが、4か所で合計2時間「犯行」してみた結果、80%は無視し、18%がジロジロ見てきて、6人に「何をしている?」と声をかけられ、1人からは「こうすればもっと速く切れるよ」とアドバイスをもらう始末。警察に通報したのは一人だった。

これらの映像を見てわかることは、「人目に付く場所に駐輪したから安心」は、サイクリストの勝手な幻想でしかないということ。実際に犯行が行われる可能性はどこだってあるし、赤の他人がそれを阻止してくれるわけでもない。

所詮、他人の自転車を本気で守ってくれるはずはないのだ。


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/ ABUSのBordo lite(むっちゃ頑丈) \


ということで、改めて「愛車を守るのは自分だけ!心を引き締めて自衛するしかない」という結論に至った。

重さとのトレードオフになってはしまうが、なるべく頑丈なロックを複数使うことをオススメする。自分は(堅牢で有名な)ABUSとふつうのワイヤーロック併用なんだけど、そろそろABUSの2本体制にしようかと本気で考えている。


どうか、皆様が盗難とは無縁のサイクルライフを送れますように…。
( ◠‿◠ )


>> あなた自身とあなたのロードバイクを安全に保つ5つのコツ



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サイクリストは常に交通事故の危険にさらされているので、いくら知識があってもありすぎて困ることはない。自動車事故からも学ぶことはあるし、自動車事故で起きる現象は自転車事故でも起こりうる。 ということで、サイクリストの方々にぜひ知ってほしいのが、「(自転車 ...
サイクリストは常に交通事故の危険にさらされているので、いくら知識があってもありすぎて困ることはない。自動車事故からも学ぶことはあるし、自動車事故で起きる現象は自転車事故でも起こりうる。

ということで、サイクリストの方々にぜひ知ってほしいのが、「(自転車における)十勝事故に似た現象」だ。

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「十勝事故ってなんじゃらほい?」 という方のために説明すると、十勝事故という車同士の事故形態がある。別名、田園型事故とも呼ばれる。

北海道の十勝地方など、見通しの良い田園地帯で起きやすい衝突事故なのでこんな名前が付いている。べつに十勝地方だけで発生するわけではなく、平坦で見晴らしが良く、道路が碁盤の目のように交差するエリアであればどこでも起きる。

ウィキペディア情報を引用すると、

十勝事故(コリジョンコース現象) コリジョンコース現象(コリジョンコースげんしょう)とは、そのまま進み続ければ衝突するであろう一点に向かって等速直線運動をしている2つの車両や航空機同士が、視界が良好な場合であってもお互いを早期に視認することが著しく困難であるという現象をいう。

見通しの良い平原の真ん中の交差点等で発生し、実際に衝突してしまった場合には運転者・操縦者の著しい過失によるものと思われることもあるが、人間の視覚能力の特性に起因した現象であることに留意する必要がある。コリジョンコースとは、そのまま進めば衝突(コリジョン)する進路(コース)、つまり「衝突一直線」という意味である。

なんとなくイメージが湧くだろうか?図解してみよう。

一種の目の錯覚のようなもので、ある一点に向かって別方向から進み続ける2者は互いの存在に気がつきにくい。「いやいやイヤイヤ!車窓から見えているではないか。気づかないはずがないだろう」という考えはもっともなのだが、それが落とし穴。視界的には双方共に「あたかも動いていない(あるいはとてもゆっくり動いている)」かのように見えてしまう。

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視界の中では、互いの位置が大きく変わらないため、このように感じてしまう。さらに悪いことに、一時停止線が引かれていない田園地帯では、どちらが優先権があるのかもあいまいになり、そのせいで減速せずに交差点に突っ込み、気付いた時は衝突が免れない。スピードも出ているので被害も甚大になりやすい。

長々と十勝事故について述べていたが、ここからが本題。十勝事故と似た状況って都内とか街中でもふつうに起きるんだなと痛感させられたことがあった。

それはT字路で起きる

状況を図解するとこう。

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自転車は直進しており、脇道から車が本線に合流しようとしている場面が典型例だ。信号がないT字路がもっとも危険で、信号があっても直進方向しか規制しない信号だとやはり十勝事故は起こり得る。

左側通行の国ゆえ、ドライバーは「右→左→右」と確認して侵入する。ドライバーがもっとも気にするのは自動車、そしてオートバイ等。自転車の優先順位は低い。しかもスピードが比較的遅めゆえ、ドライバー側には「少々強引に合流しても大丈夫だろう。どうせあっちが減速するだろう」という意識が働きやすく、サイクリストが「え!?このタイミングで入ってくる?」と驚く割り込みかたをする。

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サイクリストの存在に気がついてくれていればまだ御の字で、遠慮がちに「ごめんねー」的に侵入してくれるのでまだ対処できるけど、「サイクリスト?いたっけ?」な感じで入り込まれるとこっちは肝を冷やす。

助手席側のAピラーが死角になる

ではなぜサイクリストの存在を見落とすのか?面積が小さいので気付きにくいのも理由だけど、もうひとつ大きいのが「Aピラー」。

Aピラーとは車の前(運転席に近いとこ)の左右の柱で、ここに歩行者や自転車が入りこんで見えなくなる瞬間がある。ドライバーさんなら「あるわー」って同意してくれるはず。

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でも、免許を持っていない人には「え、そうなん」ではないだろうか。車を日常的に運転する人はどの角度が死角になるかを理解しているので、「角度的にあのドライバーさんはオレを見落としているかもしれん。ここは無理せず減速しよう」という判断が随所でできるので、危険回避はしやすい。

ドライバーとアイコンタクトを取ろう

T字路で侵入してくる車に出会ったら、「アイコンタクト」してみよう。ドライバーが明らかにこっちを見ていなければマズい。スピードダウンして先に行かせよう。こちらを意識しつつ右折していれば、道を譲るなり、先に行くなり判断しよう。

アイコンタクト取りたいけど、Aピラーのせいで顔が見えないぞ…となったら、まず確実にドライバーはサイクリストに気付いていない可能性が大。自転車側に膨らんでくることもあるので、おとなしく減速すること。


自転車で走りながらドライバーとアイコンタクトって交わせるものなん?


という疑問があるかもだが、ぜんぜんできます。そして目線が合えば「お先にどうぞ」「先に行かせてもらうね」「どうもありがとう」等の意思疎通もできる。

サイクリストはむき出しで走るゆえ、自動車よりも有利な視界が確保できる。しかし、ドライバーはAピラー(&Bピラー、Cピラー)のせいで常に100パーセントの視界を得ているわけではないと覚えておくだけで、ちょっとは安全対策の打ち手が見えてくるのではないだろうか。

参考記事:錯覚が招く「衝突」 見通しはいいのに…(毎日新聞)


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自転車を何年にも渡って乗っていると、「え!こんなとこが壊れている!?身に覚えがないのにどうして??」と気づいて焦ることがある。なぜにこの箇所が傷が付いているのだろうとか、どういういきさつでここが曲がってしまったんだとか、首を傾げても答えは出ない。 2ヶ月 ...
自転車を何年にも渡って乗っていると、「え!こんなとこが壊れている!?身に覚えがないのにどうして??」と気づいて焦ることがある。なぜにこの箇所が傷が付いているのだろうとか、どういういきさつでここが曲がってしまったんだとか、首を傾げても答えは出ない。

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2ヶ月ほど前、タイレル(Tyrell)のCSI のフロントディレイラーのワイヤー調整ネジが曲がってしまったのがまさにそれで、ネジの頭がフレーム側にひん曲がっていた。フレームの左側を走るワイヤーを調整するパーツで、めったにいじることはない。ショップで別件で整備してもらった時に、メカニックさんに「あれ?曲がってますよ」と指摘されて気がついた。

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ちなみに、タイレル(Tyrell)のCSI はアルミフレームとカーボンバックのハイブリッド系フレームで、ブレーキワイヤー、シフトワイヤー共にフレームの外にむき出しになっている。

ネジが根元から曲がるとは、それなりの強い衝撃が加わったとしか考えられない。だからこそフレーム側に折れ曲がったはずだ。しかし、まったく身に覚えがない。電車輪行はCSI では1回もしたことがなく(輪行はロードバイクのBOMAでしかしないと決めている)、飛行機に積んだとか、宅急便で移動させたこともない。 ロードバイク以上に丁寧に扱っているのに、こんなことになるとわ…。

もしかして、車載輪行の際にどっかにぶつけたか?あるいは車内で荷重がかかっていたか?

と自問自答したが、それもない。そもそも、そんなピンポイントでショックを当てるのはまず不可能。後席に積むときはひっくり返して固定するので、ネジにはどこにも一切触れることもない。

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※こっち見んな

ひとつだけ「もしかして、あれか…?」と考えかけたのは、立てかけておいたのを風に煽られて倒したことが1度だけある。しかし、それを思い返しても、倒れたのは右側(リアディレイラーがむき出しの方)であって、曲がったネジがあるのは左側。なので、この可能性も消えた。

もしも風で倒れたのが原因だったとしたら、ネジ周辺のフレームにも傷が入ったはず。フレームはなんともないので、なにかしらの圧がピンポイントでかけられたとしか言いようがない。

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※黒いのはアルミのカス&溜まったホコリです

幸いにしてフレームは無傷だったので、ネジが曲がっていることを見落としていた。もしフレームに傷があれば、もっと早くに発見していたと思う。

とまあ、「あれでもない、これでもない」と過去の記憶をほじくり返したのだが、原因は結局わからずじまいだった。メカニックさんに「ふつうにシフト操作するだけで、調整ネジが曲がることってあるものですか?」と尋ねたら、「まず考えられない。何かの衝撃か圧力がかからないとこのように曲がることはない」とコメントしてくれたので、やはり何かがあったのでしょう。

ただ、可能性として挙げられるのは、ネジがやや緩まっている状態でフロントディレイラーを操作してしまうと、ワイヤーに引っ張られてネジがぐらついていくことはあるそうだ。自転車には「いつ、どうやって起きたかわからん」というトラブルもあるということですね。

ネジが曲がってはいるものの、フロントディレイラーはわりと問題なく動く。ワイヤーはふつうに引けてしまうのだ。これも発見が遅れた理由のひとつ。

メカニックさんには「そのままにしておくのはよろしくない。次に同じ場所に圧がかかったらネジが根元から折れるかも。なので、ネジは回さないように」と注意を受け、しばらくアウター縛りで走っていた。ネジがフレームの内側に残ってしまったら、取り外すのに相当難儀する。少なくとも、素人が自力で抜き取るのはまず無理。
※埼玉県南部と東京都内はアウターだけで走れるので助かった

02


さて、どのように調整ネジを交換するかであるが、 フローはこうだ。


フロントシフトワイヤーを引っこ抜く

ネジをゆっくり(折らないよう慎重に)回して抜く

ネジ受け側が黒く汚れているので、パーツクリーナーをかけて流し落とす(アルミが擦れてできたカスです)

新しいネジをはめて、シフトワイヤーを戻す

フロントディレイラーの調整をする

完成

以上である。

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※思った以上に長かった


「以上である」とかカッコつけて書いているが、メカニックさんに作業はお願いした。自力で行うスキルはないです…(^_^;)

ワイヤーがほつれていたらどうしよう…ワイヤーまで交換するかで羽目になってしまうかも…と不安だったけど、無事であった。さすがデュラエースということなのだろうか、ワイヤーはまったくノープロブレム。引き続き使います。

折れ曲がったネジはまだ折れる直前ではなかったものの、目視ではっきりわかるレベルでねじ曲がっていた。そのまま使い続けていたらある日突然、「フロントギアが変速できない!山なのにインナーに落とせない!」となって死んでいたかもしれない。深刻化する前に対処できてよかった。

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今回学んだことは、「愛車はこまめにショップに持って行き、プロに診てもらうこと」だ。プロは自分のような素人が見ていない部分に視線が行くし、些細な見た目の変化や操作上の違和感をサッと見抜く。ネジの緩み、ホイールのフレ、各種ワイヤーの伸びやほつれ具合、タイヤのサイドウォールのひび割れ、サドルの位置、ブレーキのかかり具合…などなど。

自分は、とくに問題を感じなくてもショップに行き、おかしな部分はないか診てもらうことを習慣にしている。ライド後の帰宅前に行くとか、ライド前に立ち寄ってみるとか。家からちょっと距離があるなら、ルート上にショップを置くのもよいだろう。

自転車って歯医者のようなものだと思ってて、問題がないときは人は行かないもの。問題が起きてから行くころには症状が悪化してて、「なんでもっと早く来なかったんですか」と言われてしまう。早期発見しておけば安く治療できたのに、ボロボロになってからメカニックさんに見てもらった結果、ひとつのパーツのダメージのせいで周辺パーツの劣化まで加速させてしまった…ってことは実にあるある。

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完全な余談だが、自分は半年ごとに歯医者で定期検診をしてもらっている。診察が終わるやいなや、半年後の予約をその場で入れる。強制的にスケジュール化しておかないと、忙しさを言い訳にして足が遠のき、深刻な事態が起きる…のは何としても避けたいから。

その心がけのおかげだと思うのだが、ここ3年ほどはまったく問題がなく、先生にも「歯石除去以外、やることないですよ (^^)」とおっしゃっていただけている。

メカトラブルを深刻化させないように、こまめにお店に行ってチェックしてもらうと結果的にお財布に優しいというお話でした。加えて、ロードバイクのメンテナンス書籍を活用して「自力でできること」を増やせば、もっと節約できる。


というわけで、愛しのタイレル(Tyrell)のCSI は完全復活です。

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車の運転が上手い人は、手前の信号とさらにもう一つ先にある信号も視野に入れているものだ。 遠くにある信号の変化に合わせてアクセル(&ブレーキ)操作をするので、スムーズな操縦ができる。それができてない人は、ぐわっとアクセルを踏んで、慌ててブレーキを踏む…と ...
車の運転が上手い人は、手前の信号とさらにもう一つ先にある信号も視野に入れているものだ。

遠くにある信号の変化に合わせてアクセル(&ブレーキ)操作をするので、スムーズな操縦ができる。それができてない人は、ぐわっとアクセルを踏んで、慌ててブレーキを踏む…といったせわしない動作をする。

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自転車にも運転のウマイ&ヘタはある。たとえば、グループで走っているときがそう。後方のライダーの視野は制限されているので、先頭がスピードコントロールしたり、赤信号では停止信号を出して全体の目の役を務める。 これが上手い人の後ろにつくと、とても安心して走ることができる。

ただですね…遠くに目をやって運転することは良いことではあるんだけど、手前もわりと注意して見ねばならない自転車ならではの事情がありまして。

勘の良い人はお察しかと思うが、トラックや車の右側のドアである。

突然開く車のドアに気をつけよう

路肩に駐車している車、タクシー、トラックなどの右側のドアって、わりと自転車にお構いなしに開く。ドライバーも右側ドアを開けるときは「後方から車かオートバイが接近していないか」はチェックしているのだが、自転車は見落とすことが多い。(対象物が小さいので、サイドミラーの死角に入りやすいって事情もある。あと、音がしないのも曲者) 

この動画は未遂事故。あわやのところで自転車がブレーキをかけて事なきを得る。


※間一髪セーフ

こちらは間に合わずにドアに激突した動画。ちなみにドア接触事故には3パターンあって、下記動画はドアに正面衝突してしまったもの。


※これは痛い…><

あとの2つは、追い越し間際にドアが開いて弾き飛ばされるパターンと、車の内側に吸い込まれるパターン。想像しただけでどっちも怖い。

マージンを確保して事故防止

接触防止のためにできることは、「マージンを取って通過する」に尽きる。もしもドアが開いても、さっとかわせるくらいの距離がよい。目安は1メートル。
30_1

1メートルってけっこうでかくない?っていうか、そんなに膨らんだら走っている車の邪魔になるんじゃ?

これくらいスペースを空けておかないと、とっさのときに逃げられないのだ。たしかに車線の幅によっては、後続車両の邪魔になる瞬間はある。しかし、安全には代えられないので、「右にちょっと寄りますよ…」とハンドサインを出して軽く膨らみ、駐車車両を追い越したら直ちに左車線に戻る。

よって駐車車両を追い越すときは、その車両のドアが開かないかってことと、後続車両の進路を塞いでしまわないか、の2点を意識する必要がある。これ、路上駐車が何台も連なっている場所だと地味にストレスである。

乗用車以上に怖い大型車両

経験則で書くと、商業車は時間に追われているせいか、自転車を見落とす傾向が高い。もしくは、見えてはいるけど、急いでいるので待っていられないのかも。

とくに怖いのがトラックとかダンプカー。なにしろドア1枚の面積がでかい。そんなドアに弾き飛ばされたらイチコロである。

サイドミラーは大きいので、サイクリストを捉えやすいとは思うのだが、運転席近くだと角度の関係で見落とされるような気がする。

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何年か前、2トントラックを日常的に運転する時期があったのでなんとなくイメージできるんだが、トラックとかSUVなどの背の高い車って、大型ミラーと高い着座位置のおかげで広範囲な視界を確保できる。

ただ、そのメリットと引き換えに、足元(運転席と助手席の真横付近)は死角になってしまいやすい。大型車両を追い越すときは、このことを意識して、スピードをしっかり落とし、十分なマージンを取るようにしている。

さらに、車の角からダンボールを抱えたドライバーさんがヌッと現れることもある。ドアだけでなく、人の飛び出しにも注意を要する。

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…とまあ、とかく車道を走るときはいろんなモノ、コトに注意を払わねばならない。遠くにある信号ばかり注視し、「あの信号が青のうちに渡りきったる!」ってもがくと手痛いしっぺ返しにやられるかもなので、どうかご注意いただきたい。

車の左側を通過するときも注意

ちょっと変則パターンで、乗降客のために中途半端な場所で一時駐車するタクシーは曲者。右側を通過するときは、急に車線に復帰してこないか注視せねばならない。

もっと怖いのは左側のドアが開くパターン。接客に気を取られている運転手は、自転車の存在などの気にせず、豪快にバコーン!とドアを開ける。乗客がわざわざ後方確認することはまずないし、そもそもドアを開けるのは運転手のほう。

自分はタクシーが近くにいるときは通常の3倍の注意力を発揮し、なるべく近寄らない。どうしても通過しなくてはいけないときは、自分の存在をしっかりアピールしつつ、いつ何時でも停止できるスピードでゆっくりアプローチする。

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タクシーの左側を高速で突っ切るのは極めて危険。右側以上にご注意くださいませ。

後席ドアは運転席以上に危険

さらにもうひとつ。後席ドアにも注意してほしい。

リアシートに座っている人は、バックミラーもないし、サイドミラーも使えないので、ほぼ確実にサイクリストのことなど脳裏にない。「どうやら車は来ていないようだ」と感じたら、迷いなくドアを開けてしまう。運転席だけでなく、後席が開く可能性も覚えておきたい。

サイクリストが忘れてはならないのは、「自転車は音がしない乗り物である」ってこと。とにかく自転車は車道では目立たない存在なので、サイクリストのほうが積極的に「見られる努力」をしよう。

自分は前後にかなり明るめのライトを付け、どの方向からも視認してもらえるよう心がけている。夜に無灯火で走ってて見落とされても、文句は言えないからね。

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※後席の人はサイドミラーもバックミラーも使えないことを覚えておく

フロントにはオウルアイのライト(かれこれ4年近く)、リアにはknog のBlinder mini Niner を付け、万が一のために百円ショップで買った小型リアフラッシャーも用意。

ライトの明るさは「ちょっと明るすぎるかな」ってくらいでちょうどいい。安すぎるモノは銭失いになるので、そこそこ良いものを選んでほしい。

個人的には300ルーメンあるクラスだと安心して走れるかなと。

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KnogのBlinder mini はなんと完全防水仕様。水にチャポンと浸しても光り続ける優れもの。ちなみに、百均で売っているライトは雨に降られたら一発で浸水して壊れます。価格の差は、こういう目に見えないところに現れるのであります。

>> 【カワイイだけじゃない自転車ライト】 Knogの新商品発表会で『Blinder Mini』の性能に驚愕した


どうか無事故で楽しいサイクリングを…。 \(^-^)/



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サイクリストとドライバーの間に横たわる溝は万国共通のようで、イギリスにおいても問題になっているようだ。 いや、むしろ海外の方が日本よりも激しいかも。口論やケンカ(殴り合い)になることもあるし、そういった動画も多数見かける。 日本で、ドライバーとサイクリス ...
サイクリストとドライバーの間に横たわる溝は万国共通のようで、イギリスにおいても問題になっているようだ。

いや、むしろ海外の方が日本よりも激しいかも。口論やケンカ(殴り合い)になることもあるし、そういった動画も多数見かける。 日本で、ドライバーとサイクリストが殴り合っている光景は、いまだかつてお目にかかったことがない。

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これ、つまるところは「双方の無理解」によることが多い。あるいは思いやりの欠如。サイクリストは車の免許を持っていることも多く、ドライバー側の視点には立ちやすい…とは想像できるが、その逆はなかなかない。

大半のドライバーは自転車(いわゆるスポーツ自転車ですね)に乗らないので、サイクリスト側の言い分、主張を理解しにくい。

totalwomencycling.comで読んだ、「10 Things Cyclists Wish All Drivers Understood(サイクリストがドライバーに知っておいて欲しいと望む10個のこと)」という記事があって、(部分的に同意しかねるものの)おおむねナットクできたので、翻訳して紹介してみよう。

サイクリストは駐車車両から1メートルほどマージンを取って走る

サイクリストは道路脇に駐車車両から意図的に距離を取って走る。サイクリストには常識だが、理由は「突然ドアが開くかもしれないためのマージン」だから。もちろん、ドライバーに対する嫌がらせではなく、安全確保のため。

しかし、ドライバーからすると、「もっと左に寄れや。邪魔だろ」と映る。ただ、自転車側からすると、「もしドアが開いて右側に弾かれたら大惨事になる」と考えるため、1メートルほどマージンを取ろうとするのだ。

これ、夜になるほど危険度が増す。ただでさえ存在感が薄いところを、無灯火で走るのは自殺行為。無灯火だったら、ドアが開いても文句は言えない。マージンを取る走り方をするのであれば 、せめて灯火はすること。

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トラフィックアイランドのせいで道幅は狭くなる

道路と道路の間に横たわる、中央分離帯的な存在のアレである。ここがある場所は道幅が狭くなるので、車がサイクリストを追い抜くのに適した場所ではない。トラフィックアイランドがある場所では、ドライバーの方々は通過するまでちょっぴり待っていただけるとありがたい。

ちなみに自分は、極端に工事現場など道幅が狭いところでは、車に無茶な追い越しをされぬよう、意図的に道路真ん中近くをダンシングで走りぬけ、道幅が回復したとたんに左に寄り、後続ドライバーさんに手で「ありがとう」サインを出すように心がけている。これでクラクションを鳴らされたことは一度もない。


追い越し直後の左折は危険

車が追い越し直後に左折して、急ブレーキ&冷や汗を流す…きっとすべてのサイクリストが経験していると思う。 18_1

まあ、自転車をなかなか追い抜けず、イライラしてしまう気持ちもわからないではないが、わざわざ追い越し直後に左折しないでもよいではないか…と言いたくなる瞬間だ。

もし自転車のブレーキが間に合わない場合、車に接触してしまうわけで、車に傷はつくし、傷害事故になってしまってお互いに不幸。

ただ、ドライバー側にも「だって、道幅が狭くて追い越せないんだもん。急いでいるんだもん」と言い分はあると思う。サイクリストもドライバーの事情にも思いをはせるべきで、なるべく車が追い越ししやすくなるよう、道路脇に寄るとか、スピードダウンするとよい。

自分は、車幅のあるダンプカーとかトレーラーが背後についたら、ペダリングを止めてスピードを落とし、「どうぞお先に」というサインを送るようにしている。この走り方をしていて、クラクションを鳴らされたことはない。きっと、自分の意図が伝わっているのだと思う。

対向車線がよく見えない状況なのに追い越しにかかる

これは車側の問題なのだが、カーブ等の見通しが悪い状況で自転車を追い越すのは極めて危険。中央車線を跨がなければならない道幅だとしたら、なおさら危ない。

自転車を追い越すのは、見通しの良い直線に限る方が良い。ただ、ダ山の九十九折のウンヒルだと、車はなかなか追い越しどころがなく、かなりイライラするだろうと想像できる。そのことはサイクリストも気配りすべき。

ダウンヒルはただでさえスピードが出やすく、つまり車は追い越しにくい…。であれば、サイクリスト側がスピードダウンし、後続車両に道を譲るほうが良い。車と並走してのダウンヒルなんて怖いし、急に幅寄せしてくることもある。(並走していると、死角に入ってしまって見落とされることもあるよ)

ドライバーのバックミラー、サイドミラーの視野の中に収まるよう走るのは、サイクリストのマナーであり、自衛行為である。

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わざとフラフラ走っているわけではない

自転車は左レーンをしっかり守って走るべきだが、まれに右にせり出すことがある。これは、べつにフラフラしているわけではなく、不可抗力によるもの。

グレーチング、穴ぼこ、石や空き缶などの落下物を避けるため、とっさに右に出ることがある。路面を常に意識して走ってはいるが、直前になって気づくこともあり、致し方ない面もある。

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が、ドライバーには「気まぐれな運転」に見えるかもしれない。車はちょっとやそっとの穴ぼこなんて気にせずに通過できるが、細くて軽い自転車はモロに衝撃を受けるので、どうしても逃げる必要がある。

雨が上がった後とかは、(転倒原因となる)濡れたマンホールを嫌がって、右側に寄せることもある。ドライバーには意味がわからないだろうが、すべては何かしら安全確保のための理由があるのだ。ドライバーの方々には、「サイクリストは基本的に一直線に走るが、ときどき左右に揺れることがある」と頭の片隅にとどめておいていただきたい。


二列走行は(イギリスの)道交法違反ではない

イギリスでは自転車の二列走行が効率で認められている。(日本はダメ)

ただ、この事実はイギリス国内でも一般的に認知されてはいないようで、二列走行するサイクリストらにむかってクラクションを鳴らしたり、「邪魔だ、どけ!」と怒鳴られるのが後を絶たないそうな。

ただ、読んでいて「なるほど」と思ったのは、大集団を車が追い抜く場合は、むしろ二列の方が抜きやすいらしい。10人の集団がいたとして、一列で一直線に並ばれてしまうと、さすがに全員追い抜くのに時間がかかり、ドライバーも躊躇してしまう。それが、2×5であれば、半分の距離で追い抜くことができるというわけ。

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というか、そもそも10名は公道を走る集団としては多すぎ。信号も一気に通過できないし、車の走行のかなりの妨げになる。下手をしたら渋滞の原因になりかねない。10名で走るときは5、5か、3、3、4に分かれて小集団で走りましょう。


サイクリングウェアを着ているからといって、べつにプロサイクリストを目指しているわけではない

べつにこのことはドライバーに知ってもらう必要はないと思うが…10個出すってタイトル決めたせいで、無理くりひねり出した感がないでもない(笑)。

サイクリストが何を着ようが他人の知ったことではないし、ドライバー(もしくはそれ以外の非サイクリスト)がサイクリングウェアをどう思おうが自由。それを着ていることを非難されるわけでもないしね。 まあ、レストランとか駅とか、サイクリスト以外の人が多数を占める空間で上下ピチピチスタイルでいると、白い目で見られる(こともある)。

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※ついにビブショーツを買いました…(心の準備ができていないので、着用はまだ)


ケンカ腰で接しないでほしい

サイクリストは攻撃的な人間ではない。もし我々サイクリストが車を追いかけて車窓をコンコンして文句を浴びせるとしたら、あなた(ドライバー)が危険な運転をしたせいだ」って書いてあったが、日本人の感覚からすると、それって十分に攻撃的な行為だと思う(笑)。

日本で自転車と車が怒鳴りあっている光景を目撃した記憶はないが、海外ではわりと日常的な風景で、こういう動画もたやすく見つかる。イギリスって怖いな…って思ってしまうね。

ガラの悪いドライバーはもちろんいるけど、「自転車=弱い存在」というポジションを利用して弱者ぶる行為は慎みたい。


サイクリストも1人の人間である

サイクリストだって家族を持ち、ときには車を運転し、仕事をする市民である。サイクリストも1人の人間でであることを覚えておいてほしい」と書いてあるが…それ、わざわざ言わなくてもいいんジャマイカ。そんなのお互いさまだし、ドライバーだって同じセリフを言うと思う。

ただ、これはその通りだなと思ったのは、「車はボディに囲まれているから安心感があって、安全が確保されているけど、むき出しで生身で操る自転車はそうじゃない。安全確保のためにかなり慎重な動きをする必要性があることは理解してほしい」という主張。ひとつの失敗が大怪我につながりやすい乗り物ゆえ、クルマよりは安全運転に敏感なのである。

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自転車に乗ることによって、ちょっとばかり貢献している

これも「それ、わざわざ言う?」って思ったのが、「我々は過剰な環境保護者ではないが、自転車に乗ることで排ガスを出さず、環境に貢献したいと考えている」というコメント。本音でそう言っているのかどうかは不明だが、ふつーのホビーサイクリストは楽しいから乗っているのであり、環境保護にむちゃくちゃ貢献したいなんて思ってない(と思う)。

結果的に移動も自転車でするようになって、「ガソリン節約できたぞ」、「なかなかエコ&お財布に優しい生活をしているなー」と思うことはあるが、環境保護だけ考えて乗っているわけではない。(ゼロじゃないけどね)

「サイクリストは排ガスを出してないし、渋滞緩和に貢献しているのだ」って、そりゃそうかもしれないが、声高に主張することではないと思う。それをドライバーが聞いて「なるほど!そのとおりですね、ありがとう」と感謝はしないだろう。


以上がtotalwomencycling.com に書かれていた「ドライバーの方々に知っていただきたいサイクリスト側の10個の主張」でした。 


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「海外の自転車事故を集めて、そこから学ぶ」というコーナー。今回で9回目になる。 身体をむき出しにして乗る自転車は、「転倒=怪我」を意味する。怪我をして良いことはひとつも無い。他人の事故を他山の石とせず、「もしも自分が同じシチュエーションだったとしたら…」 ...
「海外の自転車事故を集めて、そこから学ぶ」というコーナー。今回で9回目になる。

身体をむき出しにして乗る自転車は、「転倒=怪我」を意味する。怪我をして良いことはひとつも無い。他人の事故を他山の石とせず、「もしも自分が同じシチュエーションだったとしたら…」という気持ちでご覧くださいませ。
  
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強引に右折して轢かれる、自業自得な自転車

Reckless Cyclist Accident
※事故発生時間:再生開始すぐ



シンガポールからの衝撃動画。これはもうサイクリストに100%の非がある、言い訳の余地のない事故。むしろ、轢いたドライバーが気の毒になるレベルだ。

三車線もある広い道路を、車が対向車線から途切れなく来ているにもかかわらず突っ込んでいき、案の定弾き飛ばされる。「当たり前だろ、何考えているんだ」と言いたくなる。

動画内のコメント欄も、このサイクリストを非難する言葉で覆い尽くされている。

自業自得だ
何を考えているんだ?自殺願望でもあるのか?
脳みそがないのか?アフォサイクリストとしか言いようがない

そもそも、自転車が車の右折レーンを使うのは道交法違反。二段階右折をするのがルール。(もしかすると、シンガポールではそうではないのかもしれませんが…)

こんな走り方をする人は滅多にいないだろうが、横着が過ぎるとこういう目にあうよい例である。

クルマのドアに弾き飛ばされかける

Cycling accident in London GoProHero4
※事故発生時間:7秒~



ロンドンでの事故未遂動画。車道に駐車された車の運転席が前触れなく開き、あわや接触しかけるも、間一髪でブレーキが間に合う。イギリスは日本同様左側通行の社会なので、「あ、これに似たのは自分もあった」ってイメージがしやすいと思う。

サイクリストのオッサンは、開いたドアに向かって「うおおおおおおおい!」と大声を張り上げるのだが、これがドライバーの耳に届いたのかもしれない。ドライバーは慌ててドアを閉めかける。

自分は、身の危険を感じるシーンでは、身体が萎縮して声をあげない(あげられない?)タイプなのだが、音で警告音を出すことは、黙っているよりも効果的なのではないだろうか。

まあ、そのまま動画を再生すると、ワーゲンに道を遮られて「F◯ck!!」とか叫んでいるので、口の悪いオッサンのようだ(笑)。

信号無視で横断歩道を突っ走ってきた自転車が真横からふっとばされる

Bicycle Accident 2017-02-14 Columbus and Central
※事故発生時間:42秒~



アメリカのアリゾナ州(フェニックス)での動画。交差点に差し掛かった車は、青信号なのでそのまま交差点に進入しようとするも、赤信号を無視して飛び出してきたBMXを物の見事に真横から吹き飛ばす。

フロントガラスは割れて、飛んだサイクリストは画面から消える。「これはやばいのでは…轢かれたサイクリストはタダでは済まないぞ…」とビクビクしながら観ていたら、「す、すまん…」って感じで現れて、スタスタ歩いてバイクを拾いにいくではないか。

え、どこも骨折してないの?あの衝撃で無事なの?ってちょっと驚いた。ヘルメットのおかげで頭も守られたようだ。ヘルメットしてて本当によかったね…。

コメント欄に、「こいつ(サイクリスト)は一瞬車の方に目をやったぞ。それでも突っ込んできたってことは、振り切れるとでも思ったのか?」と書かれていた。自分は気づかなかったので、轢かれる直前を何回か再生し直して、「たしかにこの人、車が来ることを知ってて信号無視してる…」と気づいた。

被害者の彼は、「車は自分に気づいているだろうから、きっとスピードダウンしてくれるはず」って考えたのだと思う。(信号無視しておいてその主張は通らないが)

仮にここが信号のない交差点で、ただの一時停止サインしかなかったら、ドライバーはブレーキを踏んでくれたかもしれない。だとしても、相手に期待する運転の仕方はあまりに危険。「停止ラインに気づかず、止まってくれないかもしれない。むしろ、スピードアップして突っ切ろうとするかもしれない」と、やや悲観的に考えるのが吉だ。 

多くのサイクリストは、「クルマは俺(あたし)のこと、見えているっしょ?見えないわけないっしょ」って思い込む癖があるようで、車側が止まる(道を譲る)のが当たり前かのような横暴な運転をすることがある。事故って痛い思いをするのは、生身をむき出しにしたサイクリストだ。ちょっと臆病なくらいでちょうどいい。

濡れた木製の橋を渡ろうとしてスリップ転倒

Wife Bicycle Crash (Fall)
※事故発生時間:15秒~



濡れた橋をロードバイクで侵入し、滑って横転。さほどスピードは出しておらず、無茶な走り方はしていないし、カーブもさほど深くはない。それでもコケるという例だ。ウェットコンディションは慎重に走ったほうがいい。

濡れた木の橋なんて渡らないもーん。関係ないもーん

そんなことはなくって、アスファルトでもスリップは起きる。とくに怖いのがマンホールやグレーチング等の「金属」。そしてお馴染み「白線(横断歩道等)」である。この二つを避けて走り続けるのはかなり難しい。マンホールとグレーチングはなるべく踏まないように意識できるけど、白線はそこら中にあるので完全な回避はほぼ不可能。

後輪がスリップするのは、まだとっさの判断で立て直しできるものだが、前輪スリップはどうしようもない。100%コケる。

せめて、1 急ブレーキをかけないとか、2 バイクを倒さない、3 強くペダルを踏まない…の3点は守るようにしたいものだ。

幸いにして、コケた方は無事だったそうだ。コメントには、「Wife is ok and more importantly the bike is ok!(妻は無事だった。それよりもっと重要なのはバイクが無事だったことだ!)」ですって。完全にホンネが出てるぞ…(笑)。これを読んだ奥さんにぶん殴られていないことを祈る。


>> 【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション

>> 【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2

>> 【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3

>> 【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4

>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

>> 【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7

>> 【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション8


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これまで、海外の自転車事故動画を集めては紹介する…ということを繰り返してきた。ときどきユーチューブ動画を検索しては、「むぅ…この事故からは何を学べるのだろう」と感じた動画をまとめてきた。 今回も4件の自転車事故動画を発見したので、コメントを入れながら紹介 ...
これまで、海外の自転車事故動画を集めては紹介する…ということを繰り返してきた。ときどきユーチューブ動画を検索しては、「むぅ…この事故からは何を学べるのだろう」と感じた動画をまとめてきた。

今回も4件の自転車事故動画を発見したので、コメントを入れながら紹介していこう。自転車事故は対岸の火事ではなく、すべてのサイクリストが平等にさらされている危険である。

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※これまで4回ほどローラーから落車しています(ケガはゼロ)


オレ(私)はそんなマヌケな事故なんて起こさないよ

とは思わないようにしていただきたい。

オタワでの左折巻き込み事故

Cyclist struck on Ottawa bike lane

事故発生:37秒から



カナダの首都、オタワでの事故。日本同様、左側通行らしいが、左折しようとした商用バンがサイクリストを弾き飛ばす。信号直前まで互いに並走しており、ドライバーがサイクリストの存在に気づいていなかった可能性が高い。

車はそんなにスピードを出していたわけではないが、自転車はポーンと弾かれ、乗っていた人は頭を思い切り打つ。ヘルメットはしておらず、倒れたまま動けない。もしかすると、頭蓋骨を骨折したかもしれない…。

車道を走る以上、常に「ドライバーの視野に入る&死角には留まらない」ことをサイクリストは意識したほうがいい。ちなみに自分は車の真横を走ることはゼッタイにしない。スピードダウンし、先にクルマに行ってもらう。交差点の手前では、「左折してきても止まれるスピード」で走る。


( ´ー`)y-~~「ウインカーを見ておけばいいんじゃね?」


たしかにウインカーはひとつのサインにはなるが、(岡山県のように)ウインカーを出さずに曲がることが一般化している恐ろしい地域もあるので、全面信用してはならない。

>> 日本で一番ウインカーを出さない県は岡山県らしいので、事故発生件数を調べてみた結果

>> 日本一ウインカーを出さない岡山県が作った安全運転啓発動画がスゴイ

駐車しているクルマのドアが急に開き、サイクリストが餌食に

Bicycle crash into car door

事故発生:再生開始すぐ



すごく痛そう…。結構な勢い&ほぼブレーキをかける余裕がなかったようで、真正面から開いたドアに激突。肩と鎖骨部分を打ち付けているので、鎖骨を折ったかも。それくらいの衝撃。

これ、後方確認を怠ったドライバーに非があるんだけど、自転車側もそれを見越したライン取りをしなくてはいけない。マージンの目安は1メートル。

乗用車やタクシーに注意しなくてはならないのはもちろん、個人的に輪をかけて注意しているのが大型トラックとかダンプカー。車高が一段高い大型車両では、運転席から見落とされる可能性が高い。加えてドアそのものの面積も大きいので、勢いよくバーンと開いたら、逃げ場がない。

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※「開くかも…」と考えつつ通過しましょう


大型車両横を通過するときは、万が一に備えてやや大きめのマージンをとって走るようにしている。

あと、動画は昼間だが、さらに危険なのは夜間走行。無灯火だと高い確率で見落とされる。無灯火で走ってドアに弾き飛ばされても文句は言えない。フラッシャー(ライト)は己を守るために必須である。

並走する自転車同士が接触して転倒

Cycle Superhighway 5/8 Cyclist Crash - 'Is everyone okay?' edition

事故発生:再生開始すぐ



無茶な走り方をしているわけでもなく、スピードを出しすぎてもおらず、交通ルール違反もしていない。しかし、それでも事故は起きるというよい例。

信号が青になり、何台かの自転車が並走する形で一斉に走り出し、そのうちの2台が接触して一緒に倒れてしまう。


(-。-)y-゜゜゜「一体何があったんだ、すぐ近くにいるのになんで見落としているんだ」


という気になるが、意外に自転車って真横が死角になるものなのだ。車の運転もそうだけど、真横ってものすごく見落としやすい。しかも、タチが悪いことに、互いに「真横にオレ(アタシ)がいるんだから見えてるだろ。見えないなんてありえないだろ」って思い込みがあるので、なおさら危険発見が遅れやすい。自転車において「並走はリスキー」だと心得ていただきたい。

スピードが出ていないので双方重症ではないが、女性の方は右手を傷めたそうな。あと、ヘルメットを装着していない。この程度の落車でも頭を打ち付ける可能性は十分にある。
※女性はヘルメットしています!私の完全な見落とし(節穴かっ…)。コメント欄にてご指摘いただきました。ありがとうございました。

スピードが出てなければ、ヘルメットがなくても大丈夫だろう」という考えは、この動画をみれば「そうではない」ことがわかる。

サンタバーバラでのレース時の集団落車

Santa Barbara Road Race 2017, Cat 3 - Final Sprint Crash

事故発生:再生開始すぐ



アマチュアのロードレースでの集団落車。カテゴリーは不明だが、相当なスピードが出ている中での事故でかなり怖い。

原因は不明だが、前方で1台が落車し、後続が避けきれずに次々に巻き込まれる。急ブレーキをかけているのでホイールが完全にロックしているのもわかる。バイクコントロールもへったくれもあったものではない。

恐ろしいのは、倒れた中の1台が大きく跳ね上がり、バイクが道路外に吹っ飛ばされてしまう。乗っていた人も道路外に落ちそうになるが、間一髪で欄干にしがみついて難を逃れた。ちなみに、現場は地上30メートルフィート。落下していたら、この人は死んでいた可能性が高い。
※30フィートの間違いでした。よって9mですね。まあ、それでも十分に高いですが…コメント欄にてご指摘いただきました。ありがとうございました。m(_ _)m

先日の東名高速道路での起きたバスと乗用車の正面衝突事故が記憶に新しいが、勢いがついた乗り物は少々の高さをいとも簡単にクリアしてしまうことがある。

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自転車もそれは同じで、ダウンヒルのコーナーを曲がりきれずにガードレールに突っ込んで、乗り越えるように落下してしまう事故もある。

動画の落下未遂は不可抗力であり、乗り手に罪はないのだが、高速度域ではこのような常軌を逸した挙動をすることもあることを覚えておいてほしい。


以上、4つの事故動画を解説してみた。自転車というものは、ちょっとバランスを崩しただけでいともたやすくコケてしまうものだということが、よくわかるのではないだろうか。

どんなに安全運転を心がけようとも、巻き込まれることはあるし、不可避な事故もある。パッシブセーフティの一環として、最低限でもヘルメット、前後のフラッシャー(ライト)は必須である。あと、落車の際に手のひらを守ってくれるグローブは地味に重要。疲労軽減だけでなく、事故の際のプロテクターにもなるので強くオススメしたい。

海外の事故動画ではあるが、同じ事故はどこでだって起こり得る。どうか皆様におかれましても、安全運転で事故のないサイクルライフをお楽しみいただきたい。




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皆様はどのくらいの頻度でパンクに見舞われてしまうだろうか? 乗り方にもよるし、バイクやタイヤの種類にもよるので一概には言えないけど、少ない人で2~3年に1回。しない人は全然しなくって、「5年間でパンクゼロです」とか「パンクした記憶が思い出せない」ってことも ...
皆様はどのくらいの頻度でパンクに見舞われてしまうだろうか?

乗り方にもよるし、バイクやタイヤの種類にもよるので一概には言えないけど、少ない人で2~3年に1回。しない人は全然しなくって、「5年間でパンクゼロです」とか「パンクした記憶が思い出せない」ってことも。

「パンクしない=乗っていない」わけではなく、むしろ年間走行距離はかなり長いのに、不思議とパンクしない人もいる。

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※いつか使ってみたいコンチネンタル

逆に、多い人で年に3~4回くらいだろうか。もし数ヶ月ごとにパンクするのであれば、タイヤ、チューブ、乗り方、メンテの何かがマズイと思う。ふつう、年に何度もパンクすることはない。

ブリジストンがパンクしないタイヤの実用化を2019年に目指しているそうだけど、べつにこれの発売を待たずとも、パンクリスクを最小限にするコツはある。

>> パンクしない自転車タイヤ、ブリヂストンが開発 2019年に実用化目指す(ITmedia)

自分はここ2年半ほどパンクしていないので、自分の心がけを紹介してみよう。 


ライド前に空気圧を規定値入れる

この心がけができている人はパンクしにくいし、できていない人は定期的にパンクする…と断言してもいいくらい大事な習慣。乗る前にフロアポンプで規定値の空気圧を入れるだけなのだが、ついサボってしまいたくなるのだろうか。
※目盛り付きのモノにしましょう!ロードバイクの場合、空気圧がわからないタイプは致命的というか、ほぼ意味をなさない。

昨日入れたばっかりだし、大丈夫だろ(まだ硬いし)」って考え方も捨てる。百歩譲って、前日に入れたのならまあ問題はない…はずだが、問題はその甘えが2日、3日…と伸びてしまうこと。慣れは恐ろしいもので、徐々に空気を入れないことが習慣化してしまう。

無題

自分はロードバイクもミニベロも「前 7.0 bar」 「後 7.3 bar」 入れることにしていて、日をまたいだら必ず空気を入れ直す。その日に乗った距離は関係ない。よって、ライドの前日に入れるのではなく、出発直前に入れる。(体重は69キロです)

べつに難しいことは何もない。習慣の話だ。面倒だなとか、忘れがちってことであれば、玄関にフロアポンプを置いておけばいい。ものぐさな自分はそうしている。

泊まりがけのイベント、もしくはグループで走りに行く場合、自分はフロアポンプを持参する(車載輪行であれば)。後部座席に放り込むだけで大した荷物にはならないし、「空気入れ忘れてた…」って人はいるものなので貸してあげるため。

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※フロアポンプは玄関に常備

段差に突っ込まない

車道から歩道に乗り上げるときの段差ありますよね。あれに乗り上げる瞬間の衝撃でパンクしてしまうことがある。リム打ち(スネークバイト)パンクと呼ばれるが、これも心がけで予防できる。

リム打ちパンクとは、タイヤのチューブが段差をガツン!と乗り越えるときに受けた衝撃でリム(タイヤビード)にできる小さな2つの穴のこと。まるで蛇が2本の牙で刺したかのように見えるのでスネークバイトという物騒な名前がついている。ママチャリやMTBのような頑丈なバイクであればなかなか起きないが、細いタイヤを履くロードバイク、ミニベロはふつうに起こり得る。

パンクには「鋭利なものを踏んでしまう」不可抗力型のパンクと、「メンテを怠る、雑な走り方をする」自業自得型のパンクの2種類があるのだが、リム打ちパンクは後者にあたる。自業自得型のパンクほど、バカバカしいものはない。

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既定値の空気圧が入っていれば、段差程度の衝撃でパンクすることはない。「リム打ちパンクをやってしまった=空気圧が不足していた」可能性が高い。

予防法は、(まず空気圧をちゃんと入れるのは大前提として)前荷重を抜くだけでもけっこう防げる。乗り上げる瞬間に、ハンドルにかかる体重を少し抜くことで、ショックを軽くする感じ。大きめの段差であれば、タイヤがぶつかる直前にハンドルを上に数センチ引き上げる(前輪だけのバニーホップ的な)とショックが半減される。

「バニーホップは怖いよ、そんなに飛べないし」であっても大丈夫。腕の荷重を抜くだけでずいぶんとタイヤには優しくなるから。

02 HDR

また、リム打ちパンクは凸型の段差だけでなく、凹型(つまり穴ぼこ)の下に落ちる系の段差でも起きる。夜に凹型段差に遭遇すると急にハンドルが落ちるので、「うおぉぉ!」ってビビる。かなり怖い。怖いだけでなく、パンクリスクもある。

「歩道を走らないから、段差の心配なんてないもんね~」って油断して、穴ぼこにオチないようご注意あれ。

ゴミ置場近くは走らない

これも心がけ。ゴミ置き場はガラス片が落ちている可能性が非常に高い。破片は目に見えない。ほんの砂粒程度のガラス片でも、自転車のタイヤをパンクさせるには充分。これ系のパンクは運に左右されてしまうのは仕方ないとして、わざわざガラス片が落ちているであろう場所を走ることはない。

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※こういうとこね

ゴミ置き場はゴミが置いてなくても、かぶせるネット等が目につくから比較的手前から発見できる。発見したら、後方を確認しつつ、ちょっと膨らんでよける・・・と良いと思う。

タイヤ交換時にチューブは交換する

タイヤの走行距離を覚えている人は多いと思う。サイコンを目印に計測しているかもしれないし、メンテナンスノートをつけて記録している方もいらっしゃるだろう。

ちなみにロードバイクだと4,000~5,000キロ、ミニベロだと3,000~4,000キロが走れる距離の目安。一般的なサイクリストだと、年に1回の交換で事足りるかなと。

「タイヤの走行距離なんてわからないよ~」って方は、次回からメンテナンスノートをつけてはどうだろう。手のひらサイズのノートにメモっておくだけ。複数台バイクがあれば、それぞれ区別してメモっておこう。

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※2011年からつけてます

  • 何月何日にタイヤ交換…
  • 今月の走行距離…
  • 何月何日にサイコンの電池入れ替え…


などとメモっておくと、「あー、すでに3,500キロ走ったか。そろそろタイヤ交換を考えておかねば。今度はどのタイヤを試そうかな」とか準備もできる。

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※2017年はこんなかんじ

で、タイヤのことはわりと注意していても、中のチューブの劣化まで気にしている人はどれくらいいるだろう。「穴も見当たらないし、まだ使えるな…」とタイヤ交換はしてもチューブはそのままってことはないだろうか。

しかし、チューブも劣化するので定期的に交換した方がいい。(頻度は個人差あると思うが)自分の目安は「タイヤ交換時に、チューブもいっしょに新品にする」である。リムテープ(ホイールのリムに巻かれているテープ状のモノ)はあまり気にはしないが、目視して凹凸が見えるようであれば交換する。チューブもリムテープも安いものなので、ケチらないでおこう。

砂利道は押して歩く

舗装された街中を走っている限り、砂利道に遭遇することはまずないが、サイクリングロードとか、公園の中とか、川沿いではときどき見かける。構造上、仕方ない場合もあれば、工事中でアスファルトが剥がされていることも。

そんなとき、ママチャリ感覚で「あらよーっと」と突っ込むのはあまりオススメしない。まあ、ちゃんと空気の入ったタイヤであれば、砂利程度でパンクすることはほとんどないのだが、タイヤの隙間に小さな石の破片が入り、徐々にめり込んでスローパンク・・・・してしまうこともまれに起きるから。

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グラベルロードとか、シクロクロスではない、ふつうの23c、25cタイヤを履いたロードバイク、あるいはミニベロであれば、バイクから降りて手で押して歩きましょう。歩行が憚られるほど砂利道が延々と続くようなら、そもそものルート設定のミス。素直に引き返しましょう。

そういえば、ツール・ド・とちぎ観戦に行ったとき、海外選手が砂利道でバイクを押さず、肩に担いで持ち歩いているのを見て、「もしかして、レース前に万全をきたすため、そこまでしてパンクしないよう心がけているのか…!?」って思ったんだけど、実際どうなんでしょう。日本人選手はわりと無造作に砂利の上を転がしていたので、自分の考え過ぎかもしれない。

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以上、自分が気をつけているのはこんなところ。たったこれだけで、グンとパンクリスクが減る。ほとんどが心がけ次第なので、今日から実行できる。パンク修理ってけっこうな足止めになるし、グループライドだと周囲の迷惑にもなる。そして夏や冬の暑い&寒い季節の交換作業はすごくストレス。

ということで、皆様がパンクと無縁&ストレスフリーなサイクリングライフが送れますように…。
m(_ _)m


以前、「日本で一番ウインカーを出さない県は岡山県らしいので、事故発生件数を調べてみた結果 」という記事を書いた。 記事内でも触れているが、岡山県では自動車のドライバーがウインカーを出さずに曲がることが多い。 そのことを取り上げたニュース記事も多い。 ...
以前、「日本で一番ウインカーを出さない県は岡山県らしいので、事故発生件数を調べてみた結果 」という記事を書いた。

記事内でも触れているが、岡山県では自動車のドライバーがウインカーを出さずに曲がることが多い。

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そのことを取り上げたニュース記事も多い。

【衝撃の事実】「ウインカー合図なし」トップは岡山県 JAF全国ネット調査結果2016

ウインカー出さない危険な“岡山ルール” 交通マナー全国最悪の実態とは?

これは単なる印象の問題ではなく、数字として表れており、岡山県も岡山県警も是正に取り組んでいる。JAF「交通マナー」アンケートでも残念な1位を獲得してしまっている。岡山県在住の方に尋ねたところ、「そうです」と認めてくれた上で、「”ウインカー出しましょう”という促しのサインが道路脇に立てられているほど」とのこと。

上記記事を読んでくださった「岡山トヨペット 交通事故ゼロ・プロジェクト」の中の方からご連絡をいただき、「こんな撲滅キャンペーンの取り組みをしているんです」とご紹介してくださった。

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その特別サイトがこれ

でもって、啓発動画はこちら



四の五の説明するより、ご覧いただくのがよいだろう。


安全対策のために、車はもちろん、建物・人・ペットに至るまで、全てプチプチで包んでしまうという大胆な発想で事故のない平和な(架空の)世界が表現されている。

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登場する人々のピースフルな映像は微笑ましさすら感じるのだが、これって、よく考えたらアクティブではなく、パッシブなほうのセーフティですね…。

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※住民は漏れなくプチプチの防護服を着ている

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※登校する子供らも

「岡山県のドライバーはウインカーを出さないのは仕方ないので、歩行者や自転車が自衛するしかない」とあきらめているかのようにも見えて、少々怖い。車に弾き飛ばされる人々が笑顔なのが、その気持ちを加速させる。

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※笑顔怖い

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※なんかシュール

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※プチプチ防護服のおかげで轢かれても怪我しない(という設定)


ちなみに、岡山県では50分に1回交通事故が起きているという…。1日29件の交通事故。年間だと10,585件。

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なお、動画に登場するプチプチで作られた服は、プチプチをアート作品として表現する津村 耕佑氏のデザイン。

内閣府のサイトには、平成29年 春の全国交通安全運動として、4月6日(木)~15日(土)の10日間が実施期間となっている。その真ん中の4月10日(月)は「交通事故死ゼロを目指す日」となっているそうな。


事故死はゼロでなくてよい日なんて、1日もない。こういった人の命にかかわる施策は、期間限定ではなく、ぜひevery day で実施いただきたいものだ。

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最後は、プチプチではなく、ウィンカーを出しましょう!というメッセージで締めくくられる。

この動画は、岡山の街がより安全で楽しい街になるような取り組みをさまざまに行っている岡山トヨペットさんが「交通事故ゼロ・プロジェクト第3弾」として、 「ウインカーを出そう」と啓蒙するために制作した。一人でも多くの岡山県民の方々が、 交通安全に対する意識を高めてもらえるきっかけになればとのことだ。

セットも大がかりだし、手間もお金もかけて制作されていることは、動画を見ればすぐわかる。自動車販売会社がここまでの行動を起こすのはすごいと思う。これをキッカケにウインカーを出さないことによる人為的事故が減ることを願う。

運転マナーを守る大多数のドライバーからすれば、「ウインカーを出さないなんて、なんなの?何を考えてんの?それが危険だってこと、小学生でもわかるでしょう!」ってなると思う。自分もそう思う。

で、同時にこうも思う。「自転車のウインカー」とも呼ぶべきハンドサインを、すべてのサイクリストが実行できているかというと、ほとんどできていないな…と。まず、ママチャリでハンドサインを出す人がいない。皆無と言ってもいい。そしてママチャリ人口が圧倒的に多い。ハンドサイン以前にスマホ&逆走&イヤホンが横行するとんでもない有様。

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ロードバイクに乗るサイクリストでも、ハンドサインを出さない人のほうが多い印象。個人的な感覚値としては、全ローディの7割はハンドサインを出さないんじゃないかな。

ドライバーからしたら、

自転車って、どっちに曲がるか直前までわかんねーんだよな
車が止まるのが当然だとばかり、無茶な右左折や横断をしてくるなあ
バックミラーもないのに、後方確認しないって追い越しとか、怖くないのかな

って思っておかしくない。

これって、自動車以上にもっと批判されてしかるべき。事故の時に自動車ほどの惨劇にならないだけで、マナーが守れていない割合でいえば、自転車界なんて無法地帯ですからね。

ということで、ウインカーが習慣になっていない方々にはウインカーを出すクセをつけていただきたいのと同時に、ハンドサインが身についていないサイクリストの皆様にはぜひハンドサインを始めていただきたい。(ただ、片手運転が苦手って方もいるので、そういう場合はムリしない。それで落車したら不幸すぎるので)

イラストにもしておきましたよ。

ハンドサイン1


ハンドサイン2



直感的に分かるものだし、難しくはないはず。ぜひできるところから実践くださいまし。



オクサマは「一人(ソロ)では絶対にサイクリングにでかけない」というポリシーがある。彼女がサイクリングするのは、自分と一緒であることが条件。ダホンを2010年に買って、今日にいたるまで、ずっとそうである。 一人で走ることが多い自分とは対照的。自分はむしろ一人で ...
オクサマは「一人(ソロ)では絶対にサイクリングにでかけない」というポリシーがある。彼女がサイクリングするのは、自分と一緒であることが条件。ダホンを2010年に買って、今日にいたるまで、ずっとそうである。

一人で走ることが多い自分とは対照的。自分はむしろ一人でマイペースでのライドが好き。好きなタイミングで休んだり、行き当たりばったりにコースが選べて気楽なのだ。

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なぜオクサマは一人で走らないのか、その理由を訊いてみたら、「なるほど」と思った。他の女性も似た理由でソロライドしないのかなーと感じたので、紹介してみますね。

女性サイクリストには、「あるある」かもしれない。

安全面での不安

最大の理由がコレ。 もしも事故ってしまった場合、ソロだと助け(救急車とか110番)が呼べなかったり、自力で移動できなくなる可能性がある。その危険を考えると、「とてもじゃないが、一人で走るなんてムチャなことはできない」ですって。

これまでに、「グループライドで仲間がいて助かった…。一人だったら立ち往生してたね…」ってトラブルに遭遇したことは何度もある。よって、2人以上であれば、助け合うことができるというオクサマの意見はごもっとも。

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※ヤビツの帰りにパンクしたとき

事故のことは自分も常に意識しているので、彼女の不安はよくわかる。(まあ、自分はそのリスクは承知でソロライドするんですが)

ちなみに、オクサマが事故を過度に怖がる理由は、自身のライディングスキルにまったく自信がないから。これは謙遜ではなく事実でして、彼女は手放し運転ができないどころか、片手で給水すらできない。ハンドサインも出せない。
※なお、補足しておくと20インチのミニベロはバランスを失いやすいので、手放し運転はそもそもしてはダメですよ。(自分もしない)

水が飲みたくなると、「止まって!」と私を呼び止め、安全な場所で一時停止して両足を地面につけて飲む。夏場は10分毎に呼び止められるので、ペースが上がらないこと甚だしい(笑)。

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※立ち止まるオクサマ@霞ヶ浦

下り坂も苦手意識があるようで、むちゃくちゃおっかなびっくり走る癖がある。握力があまりなく、ハイスピードでのブレーキコントロールが不安なのだとも証言していた。

まあ、スキルに過信するよりも、少々ビビっているくらいで自転車はちょうどいいと思っているので、彼女の姿勢は正しいと思う。

修理、交換スキルを持っていない

パンク修理ができないことも、ソロで走れないもう一つの理由。世の中の大半の女性サイクリストは、「メカのことはわからんし、興味ない!」と思うのだが、オクサマも同じ。自分の周囲の女性サイクリストを見渡しても、メンテナンススキルはほぼない…人がほとんど。 自転車で走ることは好きだけど、「メカをいじるのイヤ。クリーナーとか油で手が汚れるのも耐えられない」のだそうな。

オクサマは、パーツ名称をなにひとつ理解してない。覚える気もない。ホイール、フレーム、サドル、シートポストあたりの「サイクリストとか関係なく、常識用語だろ?」って言葉も知らない。

ましてや、クランク、ヘッドチューブ、チェーンステー、チェーンリング、カセットスプロケット、リアディレイラー、などの単語なぞ、チンプンカンプン。 たぶん、知っている言葉はブレーキ、タイヤ、ハンドル、シート、チェーン…くらいかと思われる。

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※メンテもカスタマイズも100%夫&メカニック任せなオクサマ


夫 「自分でせめてタイヤ交換できるくらいになりたいと思わない?」

妻 「思わない

夫 「出先でパンクしたらどうするの?あなたのボードウォークのタイヤ、デュラノにしたから、パンクリスクはコジャックよりも高いんだよ?」

妻 「あなたがいるからいいの

夫 「オレがいなかったらどうする?」

妻 「一人では走らないから大丈夫

夫 「パンク修理ってカンタンだよ。数回練習すれば誰でもできるよ」

妻 「あなたがやってくれるから、必要性を感じない

夫 「じゃあ、パンク以外のメンテナンスはしようという意思はあるのかしら」

妻 「ない。ぜんぶまとめてよろしくお願いします

夫 「あなたにとって、自転車とは?」

妻 「楽しく走るための道具。以上。そのための準備、整備、修理、部品交換、クリーニングには1ミリも興味ないし、今後もないの

夫 「はい…」


彼女にとって、さしづめ自分は「並走するJAF」といったところのようだ。 ここまで徹底してスキルがない以上、たしかにソロで走ることは控えておいたほうがいいと思った。

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方向音痴で道がわからない

3つめの理由は、「地図が読めないレベルで方向音痴だから」だった。オクサマは『方向音痴選手権』の日本代表を目指せるのではないかと思うほどの凄腕。

「スマホがあれば問題ないじゃん。知らない土地でも地図アプリがあれば走れるじゃん」というのはぐうの音も出ないほど正論だ。しかし、それはあくまで男性目線での意見。

くわしくは、ちょうど1年前にアイティメディアでの連載に書いたこの記事を読んでいただきたいのだが、最新の地図アプリをもってしても、オクサマはいまだに迷子になる。
※自宅半径2キロ外になると、彼女は東西南北の感覚を失い、世界がワンダーランドに変化するらしい(笑)。

>> 超方向オンチな妻が「iPhoneの地図アプリ」を諦めた理由

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都内勤務の男性であれば想像してみてほしい。「虎ノ門駅から新橋駅を徒歩で目指せ」とか、「新宿駅から北参道駅に歩け」とか、「日本橋駅から東京駅に行きなさい」言われたら、「あぁ、あっちね」とすぐに歩き出せると思う。

地図を脳内で描き、現在地や見ている風景とシンクロさせて、おおよその位置と距離がイメージできる…のが男性。だが、オクサマにそんな芸当はできない。(べつに芸当ではないのだが…)

そんなオクサマが、一人で片道50キロ走ることなど不可能。闇雲に走ることはできるだろうが、帰宅できない。輪行スキルもないので、完全にゲームオーバーになる。

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性差による脳みその違いって本当に不思議だな~って思う。こんなオクサマなので、最初から最後まで自分が前を牽いてあげないと彼女は走れない。


余談だが、オクサマは「地震予知」の不可思議な能力があって、揺れる数秒前に、「…来る!揺れるよ…」と、見事に言い当てる。的中率はほぼ100%。ナマズか。

才能は人それぞれ、と思った次第。 


以上、オクサマは 1.事故が怖い 2.修理スキルがない 3.方向音痴 の3つの理由でソロライドができないことがわかった。

「わかるわ~」、「あたしも同じだわ~」って女性もいらっしゃるのではないだろうか?

経験豊かな男性陣におかれましては、このような女性サイクリストの不安を取り除き、華麗にエスコートしていただければ幸いです。