サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロ、小径車について、徹底的にユーザー視点で初心者向けに解説するブログ。パーツのインプレッションや輪行のコツも取り上げます。

カテゴリ: 安全運転・盗難防止

以前、「日本で一番ウインカーを出さない県は岡山県らしいので、事故発生件数を調べてみた結果 」という記事を書いた。 記事内でも触れているが、岡山県では自動車のドライバーがウインカーを出さずに曲がることが多い。 そのことを取り上げたニュース記事も多い。 ...
以前、「日本で一番ウインカーを出さない県は岡山県らしいので、事故発生件数を調べてみた結果 」という記事を書いた。

記事内でも触れているが、岡山県では自動車のドライバーがウインカーを出さずに曲がることが多い。

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そのことを取り上げたニュース記事も多い。

【衝撃の事実】「ウインカー合図なし」トップは岡山県 JAF全国ネット調査結果2016

ウインカー出さない危険な“岡山ルール” 交通マナー全国最悪の実態とは?

これは単なる印象の問題ではなく、数字として表れており、岡山県も岡山県警も是正に取り組んでいる。JAF「交通マナー」アンケートでも残念な1位を獲得してしまっている。岡山県在住の方に尋ねたところ、「そうです」と認めてくれた上で、「”ウインカー出しましょう”という促しのサインが道路脇に立てられているほど」とのこと。

上記記事を読んでくださった「岡山トヨペット 交通事故ゼロ・プロジェクト」の中の方からご連絡をいただき、「こんな撲滅キャンペーンの取り組みをしているんです」とご紹介してくださった。

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その特別サイトがこれ

でもって、啓発動画はこちら



四の五の説明するより、ご覧いただくのがよいだろう。


安全対策のために、車はもちろん、建物・人・ペットに至るまで、全てプチプチで包んでしまうという大胆な発想で事故のない平和な(架空の)世界が表現されている。

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登場する人々のピースフルな映像は微笑ましさすら感じるのだが、これって、よく考えたらアクティブではなく、パッシブなほうのセーフティですね…。

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※住民は漏れなくプチプチの防護服を着ている

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※登校する子供らも

「岡山県のドライバーはウインカーを出さないのは仕方ないので、歩行者や自転車が自衛するしかない」とあきらめているかのようにも見えて、少々怖い。車に弾き飛ばされる人々が笑顔なのが、その気持ちを加速させる。

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※笑顔怖い

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※なんかシュール

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※プチプチ防護服のおかげで轢かれても怪我しない(という設定)


ちなみに、岡山県では50分に1回交通事故が起きているという…。1日29件の交通事故。年間だと10,585件。

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なお、動画に登場するプチプチで作られた服は、プチプチをアート作品として表現する津村 耕佑氏のデザイン。

内閣府のサイトには、平成29年 春の全国交通安全運動として、4月6日(木)~15日(土)の10日間が実施期間となっている。その真ん中の4月10日(月)は「交通事故死ゼロを目指す日」となっているそうな。


事故死はゼロでなくてよい日なんて、1日もない。こういった人の命にかかわる施策は、期間限定ではなく、ぜひevery day で実施いただきたいものだ。

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最後は、プチプチではなく、ウィンカーを出しましょう!というメッセージで締めくくられる。

この動画は、岡山の街がより安全で楽しい街になるような取り組みをさまざまに行っている岡山トヨペットさんが「交通事故ゼロ・プロジェクト第3弾」として、 「ウインカーを出そう」と啓蒙するために制作した。一人でも多くの岡山県民の方々が、 交通安全に対する意識を高めてもらえるきっかけになればとのことだ。

セットも大がかりだし、手間もお金もかけて制作されていることは、動画を見ればすぐわかる。自動車販売会社がここまでの行動を起こすのはすごいと思う。これをキッカケにウインカーを出さないことによる人為的事故が減ることを願う。

運転マナーを守る大多数のドライバーからすれば、「ウインカーを出さないなんて、なんなの?何を考えてんの?それが危険だってこと、小学生でもわかるでしょう!」ってなると思う。自分もそう思う。

で、同時にこうも思う。「自転車のウインカー」とも呼ぶべきハンドサインを、すべてのサイクリストが実行できているかというと、ほとんどできていないな…と。まず、ママチャリでハンドサインを出す人がいない。皆無と言ってもいい。そしてママチャリ人口が圧倒的に多い。ハンドサイン以前にスマホ&逆走&イヤホンが横行するとんでもない有様。

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ロードバイクに乗るサイクリストでも、ハンドサインを出さない人のほうが多い印象。個人的な感覚値としては、全ローディの7割はハンドサインを出さないんじゃないかな。

ドライバーからしたら、

自転車って、どっちに曲がるか直前までわかんねーんだよな
車が止まるのが当然だとばかり、無茶な右左折や横断をしてくるなあ
バックミラーもないのに、後方確認しないって追い越しとか、怖くないのかな

って思っておかしくない。

これって、自動車以上にもっと批判されてしかるべき。事故の時に自動車ほどの惨劇にならないだけで、マナーが守れていない割合でいえば、自転車界なんて無法地帯ですからね。

ということで、ウインカーが習慣になっていない方々にはウインカーを出すクセをつけていただきたいのと同時に、ハンドサインが身についていないサイクリストの皆様にはぜひハンドサインを始めていただきたい。(ただ、片手運転が苦手って方もいるので、そういう場合はムリしない。それで落車したら不幸すぎるので)

イラストにもしておきましたよ。

ハンドサイン1


ハンドサイン2



直感的に分かるものだし、難しくはないはず。ぜひできるところから実践くださいまし。



オクサマは「一人(ソロ)では絶対にサイクリングにでかけない」というポリシーがある。彼女がサイクリングするのは、自分と一緒であることが条件。ダホンを2010年に買って、今日にいたるまで、ずっとそうである。 一人で走ることが多い自分とは対照的。自分はむしろ一人で ...
オクサマは「一人(ソロ)では絶対にサイクリングにでかけない」というポリシーがある。彼女がサイクリングするのは、自分と一緒であることが条件。ダホンを2010年に買って、今日にいたるまで、ずっとそうである。

一人で走ることが多い自分とは対照的。自分はむしろ一人でマイペースでのライドが好き。好きなタイミングで休んだり、行き当たりばったりにコースが選べて気楽なのだ。

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なぜオクサマは一人で走らないのか、その理由を訊いてみたら、「なるほど」と思った。他の女性も似た理由でソロライドしないのかなーと感じたので、紹介してみますね。

女性サイクリストには、「あるある」かもしれない。

安全面での不安

最大の理由がコレ。 もしも事故ってしまった場合、ソロだと助け(救急車とか110番)が呼べなかったり、自力で移動できなくなる可能性がある。その危険を考えると、「とてもじゃないが、一人で走るなんてムチャなことはできない」ですって。

これまでに、「グループライドで仲間がいて助かった…。一人だったら立ち往生してたね…」ってトラブルに遭遇したことは何度もある。よって、2人以上であれば、助け合うことができるというオクサマの意見はごもっとも。

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※ヤビツの帰りにパンクしたとき

事故のことは自分も常に意識しているので、彼女の不安はよくわかる。(まあ、自分はそのリスクは承知でソロライドするんですが)

ちなみに、オクサマが事故を過度に怖がる理由は、自身のライディングスキルにまったく自信がないから。これは謙遜ではなく事実でして、彼女は手放し運転ができないどころか、片手で給水すらできない。ハンドサインも出せない。
※なお、補足しておくと20インチのミニベロはバランスを失いやすいので、手放し運転はそもそもしてはダメですよ。(自分もしない)

水が飲みたくなると、「止まって!」と私を呼び止め、安全な場所で一時停止して両足を地面につけて飲む。夏場は10分毎に呼び止められるので、ペースが上がらないこと甚だしい(笑)。

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※立ち止まるオクサマ@霞ヶ浦

下り坂も苦手意識があるようで、むちゃくちゃおっかなびっくり走る癖がある。握力があまりなく、ハイスピードでのブレーキコントロールが不安なのだとも証言していた。

まあ、スキルに過信するよりも、少々ビビっているくらいで自転車はちょうどいいと思っているので、彼女の姿勢は正しいと思う。

修理、交換スキルを持っていない

パンク修理ができないことも、ソロで走れないもう一つの理由。世の中の大半の女性サイクリストは、「メカのことはわからんし、興味ない!」と思うのだが、オクサマも同じ。自分の周囲の女性サイクリストを見渡しても、メンテナンススキルはほぼない…人がほとんど。 自転車で走ることは好きだけど、「メカをいじるのイヤ。クリーナーとか油で手が汚れるのも耐えられない」のだそうな。

オクサマは、パーツ名称をなにひとつ理解してない。覚える気もない。ホイール、フレーム、サドル、シートポストあたりの「サイクリストとか関係なく、常識用語だろ?」って言葉も知らない。

ましてや、クランク、ヘッドチューブ、チェーンステー、チェーンリング、カセットスプロケット、リアディレイラー、などの単語なぞ、チンプンカンプン。 たぶん、知っている言葉はブレーキ、タイヤ、ハンドル、シート、チェーン…くらいかと思われる。

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※メンテもカスタマイズも100%夫&メカニック任せなオクサマ


夫 「自分でせめてタイヤ交換できるくらいになりたいと思わない?」

妻 「思わない

夫 「出先でパンクしたらどうするの?あなたのボードウォークのタイヤ、デュラノにしたから、パンクリスクはコジャックよりも高いんだよ?」

妻 「あなたがいるからいいの

夫 「オレがいなかったらどうする?」

妻 「一人では走らないから大丈夫

夫 「パンク修理ってカンタンだよ。数回練習すれば誰でもできるよ」

妻 「あなたがやってくれるから、必要性を感じない

夫 「じゃあ、パンク以外のメンテナンスはしようという意思はあるのかしら」

妻 「ない。ぜんぶまとめてよろしくお願いします

夫 「あなたにとって、自転車とは?」

妻 「楽しく走るための道具。以上。そのための準備、整備、修理、部品交換、クリーニングには1ミリも興味ないし、今後もないの

夫 「はい…」


彼女にとって、さしづめ自分は「並走するJAF」といったところのようだ。 ここまで徹底してスキルがない以上、たしかにソロで走ることは控えておいたほうがいいと思った。

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方向音痴で道がわからない

3つめの理由は、「地図が読めないレベルで方向音痴だから」だった。オクサマは『方向音痴選手権』の日本代表を目指せるのではないかと思うほどの凄腕。

「スマホがあれば問題ないじゃん。知らない土地でも地図アプリがあれば走れるじゃん」というのはぐうの音も出ないほど正論だ。しかし、それはあくまで男性目線での意見。

くわしくは、ちょうど1年前にアイティメディアでの連載に書いたこの記事を読んでいただきたいのだが、最新の地図アプリをもってしても、オクサマはいまだに迷子になる。
※自宅半径2キロ外になると、彼女は東西南北の感覚を失い、世界がワンダーランドに変化するらしい(笑)。

>> 超方向オンチな妻が「iPhoneの地図アプリ」を諦めた理由

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都内勤務の男性であれば想像してみてほしい。「虎ノ門駅から新橋駅を徒歩で目指せ」とか、「新宿駅から北参道駅に歩け」とか、「日本橋駅から東京駅に行きなさい」言われたら、「あぁ、あっちね」とすぐに歩き出せると思う。

地図を脳内で描き、現在地や見ている風景とシンクロさせて、おおよその位置と距離がイメージできる…のが男性。だが、オクサマにそんな芸当はできない。(べつに芸当ではないのだが…)

そんなオクサマが、一人で片道50キロ走ることなど不可能。闇雲に走ることはできるだろうが、帰宅できない。輪行スキルもないので、完全にゲームオーバーになる。

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性差による脳みその違いって本当に不思議だな~って思う。こんなオクサマなので、最初から最後まで自分が前を牽いてあげないと彼女は走れない。


余談だが、オクサマは「地震予知」の不可思議な能力があって、揺れる数秒前に、「…来る!揺れるよ…」と、見事に言い当てる。的中率はほぼ100%。ナマズか。

才能は人それぞれ、と思った次第。 


以上、オクサマは 1.事故が怖い 2.修理スキルがない 3.方向音痴 の3つの理由でソロライドができないことがわかった。

「わかるわ~」、「あたしも同じだわ~」って女性もいらっしゃるのではないだろうか?

経験豊かな男性陣におかれましては、このような女性サイクリストの不安を取り除き、華麗にエスコートしていただければ幸いです。

 

2016年はロードバイクで3,500キロ、ミニベロで2,500キロ、合計6,000キロ走った。無事に、事故なく過ごすことができて本当に良かった。 これまで6回にわたって、海外の自転車事故動画を紹介してきましたが、今回はその第7回目です。 ※オクサマも無事故です>> 【明日は我が身 ...
2016年はロードバイクで3,500キロ、ミニベロで2,500キロ、合計6,000キロ走った。無事に、事故なく過ごすことができて本当に良かった。

これまで6回にわたって、海外の自転車事故動画を紹介してきましたが、今回はその第7回目です。

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※オクサマも無事故です

>> 【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション
>> 【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2
>> 【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3
>> 【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6

Cycling accident on dash cam



事故発生時間:1分17秒

クルマのダッシュボードに置かれたレコーダーの映像。事故現場はラウンドアバウト(環状交差点)なので信号はない。なお、ラウンドアバウトとは、海外でよく見られる交差点の一種で、3本以上の道路を円形のスペースを介して接続したもの。(くわしくはウィキペディアをどーぞ)

最初の1分8秒まではなにも起きないのでスキップしてOK。左側通行であることから、英国かと想像できる。

1分10秒、右側からロードバイクの男性が現れる。クルマの右側を走っており、(この国がどこかは不明だが)厳密には道交法違反なのではないだろうか。

急いでいたのであろうか、男性ローディは一時停車した後、ダンシングで一気に加速して右カーブを走ろうとするのだが、シッティングに移った瞬間にタイヤがスリップして横転。 幸いにして、ローディに目立ったケガはなく、すぐに立ち上がって道路脇に避難していた。

まだスピードに乗る前だったので、たいして痛そうな落車ではない。とはいえ、「やっぱ、ヘルメットって重要だよな…。むき出しの頭をコンクリートに打ち付けたら、タダでは済まんぞ。スピード出している、出してないなんて関係ない…」と思わされた。

路面は塗れていないし、バイクもさほど傾いていない。にもかかわらず横転したのでビックリした。この程度でもロードバイクってコケることってあるのか…。強いて言えば、「道路端の砂のせいで」タイヤがグリップを失ったと考えられる。

道路端は砂、砂利、ガラスの破片などが雨水で流されてきて、そのせいでパンクすることがあるので、自分はなるべく走らないようにしているんだけど、このようにスリップ転倒の原因にもなるので、お気をつけいただきたい。

蛇足だが、事故の瞬間、歩道にいた女性が驚いて立ち止まる。落車する姿をサイクリストではない人に見られることはもんのすごく恥ずかしい。妙齢の美しい異性に目撃でもされようものなら、ショックで2日間くらいは凹む(経験済み)。

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※オシャンティ空間の表参道でこけようものなら、トラウマになる

学び

  • 道路脇はなるべく走らない
  • 道交法は守ろう
  • ヘルメットは絶対に着用する
  • 異性に落車を目撃されると恥ずかしい

Road Cycling Crash Carbon Fiber Top Tube Cracked



事故発生時間:15秒

駐車場内での落車事故。車や歩行者は絡んでおらず、完全な単独事故である。「ほとんどスピードも出ていない状況でコントロールを失ってしまうことってあるんだ…」と、ビックリした。

一体何が起きたのか、1回視聴しただけではわからなかったので、数回繰り返して原因がわかった。どうやら、舗装道を走っていたら、未舗装部分があって、そこに乗り上げてしまったようだ。

で、砂利のせいでタイヤが軽くスリップする。体勢を立て直そうともがくも、バイクは暴れ続け、ブレーキが間に合わずに停車していたトラックに追突したわけだ。 ものすごいスピードを出していたわけではないので、大きなケガはなさそう。骨折もなかったと証言している。しかし、お気の毒なことに、カーボンフレームが破損してしまった…。

なんでスピードを落とさないんだ。止まれるだろ」って思うかもしれない。自分も最初は「なんで止まらんの?」思った。

ここからは想像だけど、きっとこのローディさんは停車することもできた。でも、彼は停車せずとも、左にライン取りして、トラックをよけることが「できる」と予測して走り続けたのだろう。しかし、砂利が予想外に悪さして、時間がかかりすぎた…ような気がする。トラックがなければ、落車は免れたのではないだろうか。

ローディさんは、コメント欄で事故をこう振り返っている。
バカな事故をしちゃった。ライン取りを間違えて、砂利道に乗り上げてしまって、バイクを止められずにトラックに追突したよ。トラックも自分自身も無事ではあったけど、トップチューブに亀裂が入ってしまった・・・。
誰もいない駐車場って、ふと気が緩んでしまうものだけど、こんな事故が起きることもあるので、乗車中は常に緊張感を持って走ろう。

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※駐車場でも気を抜かない!

学び

  • 駐車場でも気を抜かない
  • 砂利道はロードバイクにとって危険
  • カーボンフレームは取扱い注意


Bicyclist Crashes Into Back of Car | Rear Ended



事故発生時間:24秒

これは怖い。ダウンヒルで前を走っていたクルマに追突してしまう落車事故。ヒルクライムをする方には似たようなヒヤリハットがあるのではないだろうか。

けっこうなスピードをだして山を下るロードバイク。前方にはフォルクスワーゲンゴルフが走る。十分な車間距離をとっているように見えるが、そうではなかった。前方からやってきた観光バスに、道を塞がれるようにしてゴルフが停車すると、気づくのが遅れたローディは必死の急ブレーキも間に合わず、バンパーに追突して落車する。

接触の瞬間までには減速できたようで、激しい転倒にはならなかったのが不幸中の幸い。ローディは着地の瞬間に左手を地面についてしまっていたが、インパクトが軽かったせいか、鎖骨骨折もしていないようだ。バンパーもかすり傷程度で済み、ドライバーさんも「いいよいいよ、大丈夫」と話していた。

ダウンヒルって気持ちよすぎるので、「ヒャッハーーー」って感じにぶっ飛ばしたくなる。ノーブレーキで疾走したい誘惑は常にある。が!ブレーキの制動力と停止までに必要とされる距離は頭に叩き込んでおいたほうがいい。

(人のいない、安全が確保された下りでブレーキをかけて確認チェックをする等) 「あら?思った以上にブレーキって効かないんだな…」って感じるかも。そこから逆算してダウンヒル走行していただきたい。なお、雨天での走行は乾燥路の走行の比ではないくらいブレーキが効きにくい。
※キャリバーブレーキとか、Vブレーキの場合です。ディスクブレーキはさほど差はないかなと。ただし、だからといって油断してはダメっす。

ダウンヒルの事故は、大ケガにつながる可能性が高い。慎重すぎるくらいでちょうどいい。くれぐれもムチャなスピードは出さないようにしましょう。

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※下るオクサマ@物見山

学び

  • 車間距離は十分に
  • 遠くまで目視し、前方確認を怠らない
  • ダウンヒルは、ちょっとビビるくらいでちょうどいい

以上、新年早々ですが事故動画コンピレーションをお届けしました。 2017年もどうか安全運転&無事故でお過ごしくださいませ。
m(__)m

 

自転車で事故は起こしたくない。 痛いし、バイクは壊れるし、人様に迷惑をかけるし、家族を心配させる。肉体的、精神的、金銭的、いろんなダメージしかない。 2010年に自転車を始めてから、2016年12月中旬まで無事故で過ごせてきたのも、安全運転の賜物だと思っている。な ...
自転車で事故は起こしたくない。

痛いし、バイクは壊れるし、人様に迷惑をかけるし、家族を心配させる。肉体的、精神的、金銭的、いろんなダメージしかない。

2010年に自転車を始めてから、2016年12月中旬まで無事故で過ごせてきたのも、安全運転の賜物だと思っている。なにしろ自分は、「超」がつくほどのビビり。 とくに下り坂はかなりスピードをおさえた走り方をする。グループライドで大勢で坂を下ると、もっとも遅いのはだいたい自分。

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※三本ローラーでコケたことは3回あります(怪我なし)

でも、己の力量を越えた走りをして事故っては元も子もないし、それこそ迷惑をかけてしまう。少々お待ちいただくことは、了承を得ながら走っている。

とはいえ、いくら本人が気をつけていても巻き込まれる可能性があるのも事実。気を緩めず、安全運転を心掛けたいし、みなさまにも心掛けていただきたい。

ということで、自転車事故動画をまとめてみました。

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※車道での落車はタダでは済まないです

「こういうシチュエーションで事故って起きるんだ」
「こうすれば事故は回避できたのでは」
「被害に合わないために、こんな工夫、あんな心がけをしよう」

等、いろいろ想定しながらご視聴いただきたい。

>> 【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション
>> 【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2
>> 【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3
>> 【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5

Car - Bicycle accident in Richmond Park, London



事故発生時間:37秒

ロンドンのリッチモンド公園付近でのクルマとの接触事故。ロードバイクの行く手を遮るように曲がってきたクルマに引っ掛けられ、落車。

日本と同じ左側通行の英国なので、状況はイメージしやすい。細い一車線道路でクルマが2台徐行になり、それを追い抜きたかったであろうローディが、なぜかクルマの右側(←ここ重要)から追い抜こうとした。

結果、右折しようとしていたMINIに弾かれた格好。どちらにも非があるが、右側から抜こうとしたローディのほうがが悪い。「減速=右左折の可能性がある」わけで、自転車はスピードを落としてクルマを優先させるべき。

MINIのドライバーにも「後方確認が不十分」という非はあるものの、「まさか右側から追い抜きはしてこないだろう」と考えていたと思う。

画面の下にスピード、ケイデンス等の数値を表示させていることから想像するに、トレーニング中だった可能性が高い。よって、「スピードを落としたくない、負荷をかけ続けたい」と考えて、ややムチャな追い抜き方をしたのだろう。

(日光の輝きも邪魔して)MINIがウインカーを出していなかったようにも見える。さらにタイミングが悪いことに、落車したローディの前に別のローディがいて、ちょうどウインカーの位置を消すように走っていた。

いくつかの要因が重なって事故が起きてしまったわけだが、そもそもは落車したご本人がいったんスピードを落とせば回避できたので、殘念である。

学び

  • クルマや他のサイクリストもいる場所で、過度に追い込んだトレーニングは禁物
  • クルマが徐行したら、「なにかある」と思って減速すべき
  • 走行中のクルマの右側を抜くのは危険でしかない

Car hit bike - BP Lane Cove - on cycleway



事故発生時間:19秒

オーストラリアでのクルマとロードバイクの接触事故。オーストラリアも左側通行なので、これも日本人にはイメージしやすいシチュエーションだ。

3人のローディが歩道をゆっくりめに走っている。ガソリンスタンドから出て、本線に合流しようとしていたクルマのドライバーは、本線を流れるクルマの流れに気を取られ、逆方向から来た自転車を見落とした。

ローディらは「ドライバーから自分たちはしっかり見えている(はず)」と思って加速してクルマの鼻先をすり抜けようとするが、自転車が接近していると気づいていないドライバーがアクセルを踏み込み前に出る。

前の2人は間一髪で逃げるも、3人めが間に合わずに弾かれる。なんと、前輪が外れて吹っ飛んでしまった。接触はたいしたことのないように見えるが、衝撃は大きかったようだ。

幸いにして、車体が人間が当たっていないこともあってローディに大きな怪我はない様子。すぐに立ち上がって歩道に避難できた。

ローディ側の言い分としては、「ちゃんと左右見ろよ!」であり、それは正論なのだが、ドライバーはどうしても本線(の自動車)に意識が向いてしまう。このような状況は街乗りでは非常に多く、誰でも巻き込まれる可能性がある。

ドライバーが本線に気を取られていたこと以外にも要因はあって、ローディがドライバーとのアイコンタクトを怠ったことも挙げられる。

事故予防の心がけとして自分が欠かさないのは、「ドライバーとアイコンタクト」を交わすこと。それができなければ、「相手は自分を認識していない」と判断し、減速するなり、停車する。

自分に優先権があったとしても、関係ない。こっちが轢かれたら意味がないからね。

学び

  • ドライバーとはアイコンタクト等でコミュニケーションしよう
  • 自分は相手から認識されているはず、という思い込みは事故の元
  • 歩道ではスピードは出してはダメ、原則徐行

Road bike crash with slo mo



事故発生時間:14秒

細い田舎道を走るローディ集団が、脇道から侵入してきた車に追突し、集団落車した事故。

見晴らしがよく、自分たち以外に誰もいない道路では、ついついスピードを出したくなってしまうもの。動画内のローディらは二列で、しかもけっこうなスピードを出していた。

車はけっしてムチャな運転はしていなかったようで、あくまで普通に徐行で侵入してきたのだが、樹木や塀のために死角があったせいで、互いに発見が遅れてしまった。気づいたときは、ブレーキが間に合わなかった。

ボンネットに乗り上げるように突っ込み、3人が折り重なるように落車。後ろから撮影していた自転車は、とっさに畑に飛び込むことでギリギリ避けることができた。出していたスピードからして、けっこうなケガになってしまった可能性が高い。もちろん、バイクは傷だらけ(もしくは廃車?)であろう。

この事故、仮に一列で走っていたら、全員がギリギリで接触を免れた可能性がある。並列走行であったがために、逃げ場がなかったのが殘念でならない。

サイクリングロードと呼ばれる場所では、つい「車が来ないから安心だ~」って気が緩んでしまうものだ。グループでツーリングともなれば、並列になって仲間とおしゃべりしたくもなる。でも、これは危険信号。

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※走りやすい場所は、つい気が緩みやすい

歩行者、犬の散歩、ジョガー、野球やサッカーをする人々はいるわけで、サイクリングロードという名称が付けられていたとしても、専用道路であることはまれ。あと、サイクリングロードではあるけど、車の走行もフツーに許されている区間もあったりするので、油断は禁物。

道路は、色んな人&モノが共有していることを忘れたくないものだ。
※なお、事故現場はサイクリングロードっぽいが、あくまで公道である。

学び

  • 脇道から何か(誰か)が侵入してきたときに備え、いつでも止まれるスピードで
  • 細い道では、一列で走ろう(車間距離も配慮しつつ)

以上、ロードバイク事故動画のまとめ&解説でした。年末年始は病院もお休みが多い。病院のお世話にならないよう、安全に楽しく走り納め(&走り始め)してくださいませ…。
(*^^*)

 

生身に近い格好で走る自転車で事故に遭遇すると大怪我は避けられない。安全運転が自分にとっての最大のテーマ&関心事なので、ときどきyoutube で自転車事故動画を探しては、学びが得られるものをブックマークしている。今回は、自転車事故動画紹介の第5回目です。Road Bike ...
生身に近い格好で走る自転車で事故に遭遇すると大怪我は避けられない。安全運転が自分にとっての最大のテーマ&関心事なので、ときどきyoutube で自転車事故動画を探しては、学びが得られるものをブックマークしている。

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今回は、自転車事故動画紹介の第5回目です。


Road Bike Crash pico do Jaragua


ピッコ・ド・ジャラグアはブラジル(サンパウロ)にある山らしい。

事故発生: 2分

カーブを曲がり切れずに道端の雑草に突進してしまい、タイヤをとられて転倒。減速しながら草に突っ込んだので、激しいクラッシュではなく、運転者も大したケガはしていない模様。

ただ、転倒の際にハンドルが真横に切れたようで、道路に再び突っこむようにして停止いている。もしも、タイミング悪く前から車が来ていたら、そのまま轢かれていた可能性が高い。 カーブに侵入する前に減速し、コーナリング途中はなるべくブレーキをかけないのが定石である。


Road bike crash - Slippery roads


イタリアのトスカーナ地方にあるラッダ・イン・キアンティでの事故。

事故発生: 33秒

時速45~50キロでのダウンヒル。その後のスラロームで時速30キロ台に落ちるものの、なかなかのハイペースで下っている。

時速30キロほどでぬれた路面のコーナーに侵入した際に前輪がグリップを失って転倒。 運転者は骨折等はない様子で、そのまま立ち上がって歩いてバイクをガードレールにもたれかけさせていた。

本人もコメント欄に「擦りむいたのと、痣が少々できただけで、大きなダメージはなかった」と書き込んでいた。

この事例も、前方から車が来ていなかったのが不幸中の幸い。ダウンヒルのように、勢いがつく状況で落車すると、反対車線にまで体(&バイク)が飛び出してしまう可能性が大。転倒そのものでケガはしなくても、二次災害に巻き込まれる可能性はあるわけで、ダウンヒル時はコントロールできる範囲のスピードで、細心の注意で運転せねばと心に誓った次第。


Road bike endo crash at 35 mph


動画が始まって数秒で事故が起きる。何の問題もなく走っていたロードバイクの前輪が前触れなくグニャッとぐらつき、立て直す間もなくコントロールを失って落車。35 mph=時速56キロなので、公道で出すスピードとしては相当に早い。というか、制限速度をオーバーしている可能性もある。

どうやら事故の原因は、、、

1.後輪がすべってスキッド状態になった
2.慌ててフロントブレーキをかける
3.後輪がグリップを急に取り戻してしまい、スピードに乗る
4.その勢いに前輪がついていけずに左右にぐらつき、転倒

のようだ。 

バイクははるか前方にふっ飛ばされていることからも、衝撃の激しさが分かる。

以下、ご本人コメント。
ヘルメットはしていたけど、頭蓋骨に骨折を負ってしまった。もしもヘルメットを着用していなければ、深刻なダメージを受けていたに違いない。頭蓋骨以外に骨折はなかったものの、体中に擦り傷と痣ができてしまった。この道は日常的に使っていて、慣れ親しんだ道だった。事故はいつだって起きる可能性があることを覚えておかねば

ヘルメットは命綱であることがよくわかる事故動画であった。


Port de Lers descent - cornering crash


事故発生: 1分40秒

カメラを取り付けたバイクではなく、そこに映っているもう1台のロードバイクが落車する。 視界もよく、さほどきつくなさげに見えるコーナーで、曲がり切れずにガードレールに突っ込んでしまう。

スピードの出し過ぎはこうなってしまうという例。ガードレールのがあったおかげでバイクは止まり、落車だけで済んだのは、ある意味幸運だったかもしれない。もしもガードレールがなかったら、崖から落下もありえるし、スピードを出し過ぎているとガードレールを乗り越えて飛んでいくこともある。

コーナリングは十分に減速して、安全すぎるほどに減速して曲がりたいものだ。スピードを競っても、アマチュアサイクリストには何のメリットもない。


追い抜こうとした女性ロードバイクが接触してクラッシュ

事故発生: 22秒

どこの国かわからないのだが、車道脇に自転車専用道路が設けられている。ものすごく高速でたくさんの自転車が走っているのだが、なんとこの自転車専用道路は対向からも自転車が走れる設計になっており、物凄い勢いでバイク同士がすれ違う。

これだけでも見ていて怖いのだが、ミニベロを追い抜こうとしたロードバイクが対向の自転車に激しくぶつかって吹き飛ばされる。追い抜こうとしたロードバイクも不注意だったし、追い抜かれるミニベロもロードバイクに接触しているし、いろいろな要因が運悪く重なって起きた事故。

それにしても狭い車幅で対抗できるような設計にしていることが、そもそも間違いのような気がするのだが…。


以上、5本の自転車事故動画を紹介しました。皆様におかれましても、どうか安全運転&無事故でサイクルライフをお楽しみください。

>> 自転車事故コンピレーションその3  
>> 自転車事故コンピレーションその4  
 

自分は自転車にさえ乗っていれば幸せな人間なので、汗だくで三本ローラーで回していても、夜中の22時過ぎに通勤で赤羽駅前を走っているときすらも楽しい。 しかし、「たくさん走る=事故の可能性が増す」である。当然、盗難リスクにもさらされる。自分の身と愛車は常に安全 ...
自分は自転車にさえ乗っていれば幸せな人間なので、汗だくで三本ローラーで回していても、夜中の22時過ぎに通勤で赤羽駅前を走っているときすらも楽しい。 

しかし、「たくさん走る=事故の可能性が増す」である。当然、盗難リスクにもさらされる。自分の身と愛車は常に安全に保ちたいもの。Global Cycling Network さんが「あなた自身とあなたのロードバイクを安全に保つ5つのコツ」という動画で啓蒙していたので、翻訳してお届けしたい。

★★★ 記事の終わりに、「有名講師陣によるロードバイク・セミナーの告知」も掲載しています。 ★★★


5 Ways To Keep You And Your Bike Safe


家族などに自分の居場所を伝えておく

短距離のライドであればその必要はないが、ロングライドや始めての場所に行くときは、家族や伴侶、親しい友人らに行き先と予定帰宅時刻を知らせておくとよいとのこと。

遭難リスクのある登山ではお馴染みの行動だけど、ロードバイクでもそれは当てはまる。とくにソロでツーリングをする際は必須。落車事故、接触事故を起こして、自分は身動き取れなかったら家族に連絡できない。グループライドの安心感はそこで、誰かが事故っても助けてくれる仲間がいる。

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勤務先の仲間と@霞ヶ浦

以前、グループライドで秩父の峠に登ったとき、知人のボトムブラケットが緩み始め、シャフトが片方向に寄ってしまい、フレームに干渉してペダリングできなくなってしまうというトラブルがあった。

幸いにして峠を下りきった後で、ゴールまであと10キロ弱だったこともあって、その知人には最寄り駅まで徒歩で歩き、輪行で帰宅できたのだが、かなりラッキーなケースだったと思う。(ちなみにその知人は輪行バッグを持たずに走っていたため、目的地に置いたままにしていた輪行袋を自分が代わりに取りに行き、車で送り届けて事なきを得た)

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一人ぼっちで機材トラブルやケガに見舞われると、その場から動くことさえできなくなってしまうことになる。これから寒くなる季節なので、なおさらこういった事故には遭遇したくないものだ。そのためにも、助け合える(もしくはせめて連絡手段がある)体制は準備しておきたい。

GPS情報を悪用されないよう工夫する

ガーミンなどのGPSログを収集してネット上に公開できてしまうデバイス(&スマホアプリ)をお持ちの方は、「どの情報を、誰に公開しているか」の公開範囲は再度チェックしたほうが良いかもしれない。

出発と帰宅場所を律儀にネット上の不特定多数に公開していると、その情報を逆手に利用されて盗難されてしまうリスクがある。なので、「ログインするのは自宅ではなく、数キロ走ってから。そして、帰宅してしまう前にログオフして自衛しよう」とコメントしていた。 (世知辛い世の中ですね…)

なお、自分はスタンドアローン型の安いサイクルコンピューターしか使っておらず、STRAVA等のアプリも使っていないので、あまり関係のない話ではある。ガーミン、お高くってぜんぜん手が出せない(汗)。

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※個人的にはスタンドアローンで何の問題もない

緊急連絡先等の情報を携行しておく

悲観的なことばかり書きたくはないのだが、もしもソロで遠出していて事故に見舞われ、自分で連絡ができないほどの危機的な状態になった場合に備え、いくつかの個人情報は携行しておくとよい。

Global Cycling Network がオススメしていたのは以下の4つ。
  • 氏名
  • 住所
  • 緊急連絡先
  • 血液型

自分はヘルメットの内側に、上記情報をメモしたシール(エマージェンシーカードですね)を貼り付けていて、そのことを書いた記事もある。ヘルメット内部であれば、救急隊員にきっと発見してもらえると思うから。なお、緊急連絡先は「オクサマの携帯電話と自宅電話番号」にしている。

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ここまで書いて、はたと思い出したのだが、昨年の春にスペシャライズドのPrevail にヘルメットを新調してから、これをするのを失念していた。さっそく、近日中に済ませておこうと思う。

>> ソロで事故って、身元確認できなかったら、「マジで死ぬんじゃね?」と思う

ただし、ヘルメットに個人情報をつけっぱなしにするわけなので、駐輪の際はヘルメットをバイクに引っ掛けておくのではなく、持ち歩くか、常にかぶっておきたい。

愛車は自宅内に保管する

当前ながら、安全面では屋内保管の一択。安全面はもちろん、結露も防げるし、サビや劣化も防止できる。それなりの価格のするロードバイクをお持ちの方は、屋内保管がほとんどだと思うが、スペースの問題等で「屋外に置かざるをえない」場合もあるだろう。

そんな場合は、防犯対策レベルの高い、極太&超頑丈なカギで地球ロックしておきたい。自分は携帯用ロックにABUS(アブス)を持ち歩いている。自宅保管用であれば、携帯性は考慮する必要が無いので、とにかく丈夫なものを選んでおこう。

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つい先日、こんな形でロードバイク窃盗犯が御用になるニュースがあったけど、これはかなり幸運なケース。自転車は、盗まれたらまず手元に帰ってくることはないもんね。

自転車盗被害者、ネットオークションで"待ち伏せ"成功! 出品突き止め容疑者逮捕(産経サイクリスト)

被害者の方は、盗まれた愛車がネットオークションに出品されると予想して、条件に一致する商品が出品されるとメールなどで通知が受け取れる「アラート機能」を使い自転車を“捜索”。出品された自転車を自ら落札し、フレームの傷も一致したことから警察に相談し、逮捕となったそうな。 (よかった)

ちなみに、6畳ワンルームに住む独身の友人は、居住スペースを奪われたくないという理由でバイクはベランダに起き、雨除けカバーを掛けているのだが、駐輪場に置いておくよりは比較的安全だと言えるだろう。

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なお、自分が玄関を出た自宅の敷地内に駐輪するときは、ホームセンターで入手した極太(直径4センチくらい)のオートバイ用のロックを使っているよ。

ぜったいに盗まれないバイクを買う

海外に、YERKAという名の、「ぜったいに盗まれないバイク」という触れ込みの自転車がある。このバイク、なんとダウンチューブを折り曲げ、シートポストを使って地球ロックする仕組みのバイクなのだ。 文字だとよくわからないかもしれないが、この動画を見れば構造が一目瞭然。



なるほど、この発想はなかった…という自転車である。クロモリだからできる芸当。多少場所を選ぶのは事実だが、これは安全極まりない。だって、自転車を盗むにはフレームを壊さねばならず、でもフレームを壊したら自転車の価値が失われるから。

yerka

お値段は499USドルで、なぜかチリでも販売されており、299.990ペソである。馴染みの薄い1チリペソは0.15537 円 (2016/10/14 時点)なので。。。計算すると46,600円くらい。 700C×28Cタイヤで、重さは12キログラム。ギアは固定のシングルである。

ママチャリ2台分のこの値段が高いか安いか・・・まあ、妥当ではないかと思う。


以上、 あなた自身とあなたのロードバイクを安全に保つ5つのコツをお届けしました。どうか皆様におかれましても、安全に秋冬サイクリングをお楽しみください。


告知:ロードバイク・セミナー開催情報!

本気でロードバイクを楽しむ・極める人のための『豪華一流講師陣による短期集中・座学&実走トレーニング・目指せ自己記録更新!』が開催されますよ。

講義回数は全 8 回で、実績ある講師陣による座学&実走を交えた、すごく実践的なイベント。しかもDVD6枚付き。ロードバイクを「安全に、目標高く、楽しむ」ために必須のテーマで講義・解説してくれるんですって。

講師陣02

講師陣は、なんと日向涼子さん、栗村修さん、須田晋太郎さん、藤田晃三さん、井上和朗さん、橋本謙司さん、現役選手ナドナド・・・。ロードバイクをしている人なら、まず知らないはずはない著名な方々。サイクルガジェット管理人も参加させていただきます(*^^*)。これは無茶苦茶楽しみ…。

コースは、11月3日から始まり、来年の2月11日まで全8回にわけて行われる。30名限定の募集で、定員に達し次第、受付終了となってしまうので、お早めにチェック&お申込みされてはいかがだろうか?

詳細とお申込みはイベント概要ページをご覧いただくとして、全8回のコース内容を記載しておくとこんなかんじ。

1回:ロードバイクの安全確保とメンテ/ホビーレースで勝負するための安全
(講師:藤田晃三さん・井上和朗さん)
2回:体のケア、ペダリングやポジションの基本(講師:須田晋太郎さん)
3回:栄養学・健康&ダイエット シーズンごと、レースカテゴリによるメニューの違い
(講師:日向涼子さん)
4回:実走でレベルアップ!宮ケ瀬湖畔・様々なコースを課題を持って走ろう!
(講師:須田晋太郎さん)
5回:ヒルクライム座学&今年の海外レース&チーム裏話、Jプロツアー総括
(講師:栗村修さん) 
6回:シーズンインに向けて、ヒルクライム&ロードレース パフォーマンスを引き出す機材力 あなたは機材のどこにどれくらい投資しますか?
(講師:橋本謙司さん) 
7回:冬トレ2 年間スケジュールと目標設定と出力トレーニング(講師:Jプロツアー現役選手予定)
8回:シーズンに向けた実走。ときがわベース及び周辺コースを使った講習(講師:Jプロツアー現役選手予定) 
 
 
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※講義の様子(講師との距離感が近い!人数限定なので、みっちりと学べる機会になるはず)
 
 

ちょっと前に、こんなニュースがネット上で話題になっていた。 ↓ ウインカーを出さない「岡山の不思議」 自己都合のルールがまかり通る!交通マナー全国最悪の実態(産経WEST) 自転車ならいざしらず、ウインカーを出さない車なんてほぼお目にかかったことがないので、ショ ...
ちょっと前に、こんなニュースがネット上で話題になっていた。

ウインカーを出さない「岡山の不思議」 自己都合のルールがまかり通る!交通マナー全国最悪の実態(産経WEST)

自転車ならいざしらず、ウインカーを出さない車なんてほぼお目にかかったことがないので、ショックを受けた。しかも、岡山県。非常識な人が多いという印象もないので、「なぜに岡山県…」と解せなかった。

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引用しながらニュースを要約すると、こんなかんじ。
車線変更時に方向指示器(ウインカー)を出す、という当たり前の交通ルールが、岡山県では守られていない。「自己都合による勝手なルールがまかり通っている例が散見される」、「基本的な交通ルールを守らない車両が、いまだ少なくない」。

これは、現職と前職の岡山県警本部長の県議会での実際の発言。ウインカーを出さない行為は「道路交通法53条」に違反しており、反則金が5~7千円、違反点数1点が科される。

細かいことを書くと、道路交通法では、ウインカーを出すタイミングを、「右左折:右左折をしようとする地点から30メートル手前」、「車線変更:進路を変えようとする3秒前」と規定している。

日本自動車連盟(JAF)
が発表したアンケート結果で、右左折の合図を出さない車が最も多い都道府県が「岡山県」だった。 そのアンケート結果は2016年の6月に行われ、JAFの公式サイトで発表されている。
「方向指示器(ウインカー)を出さずに、車線変更や右左折をする車が多い」という設問に、岡山県居住回答者の91%が「とても思う」、「やや思う」と回答し、全国トップになりました。

「思う」と回答する県民が9割以上…これは尋常ではない数値だ。いったい岡山県に何があるというのだ…。いつからそんな北斗の拳的な世紀末状態になってしまったというのか。岡山県のごくふつうの免許保持者を集めて、根掘り葉掘り話を伺いたいくらい。

原因がわからないのがモヤモヤする。 なお、全国第2位は香川県(90.7%)で、数値的には岡山県に匹敵する。全国平均が77.1%なので、それを大きく上回ったことになる。 ※77%って平均値も、「そんなにあるの!?」とは思うけど(^_^;)

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ちなみに、「とても思う」の回答比率が50%を超えたのは、岡山、香川の2県のみとのこと。これはもう、日常茶飯事といっても差し支えないレベル。岡山県を自転車で走るのが怖い気がしてきた。

また、「お住まいの都道府県の全般的な交通マナーについて、どう思いますか?」の問いに、「悪いと思う」、「とても悪いと思う」と回答した割合は岡山県が58.6%で、これは全国8位だったとのこと。全般的な交通マナーも悪い方に部類されている。

県警は取り締まりを強化し、交通マナー向上を目指した取り組みを続けるらしいけど、交通マナーキャンペーンが成功したって話、なかなか聞いたことがないんだよね…。

警察服を着た芸能人がニッコロ微笑んで、「ウインカー、出してるあなたは、ステキです」的な五七五調の標語を載せたポスターを街中の掲示板とか駅構内に張り出しても、1ミリも効果もないって思っているので、何かしら抜本的なアイデアというか、コペルニクス的な発想の転換が必要だと思う。
※とくにアイデアはないんですが…><

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なお、このニュースは、togetter でも話題になっていたね。

岡山県民による弁明も(笑)。


名古屋も(愛知県)も交通マナーが悪いことで有名だが、こんな発言も


ニュース、アンケート結果、ツイッター、県警の発言…を照らし合わせるに、岡山県がウインカーを出さない県であり、交通マナーも悪いという報道内容はほぼ実情を反映しているようだ。

で、いちおう都道府県別の自動車事故発生件数とも比較してみるのが良いだろうと思い、調べた結果がこれ。

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※事故発生件数順に1~15位を並べました


年間での交通事故発生件数を、県民人口で割ってみた。本来であれば自動車の台数で割るべきなのだが、とりあえず簡易的に人口を使った。

で、順位はこうなった。

1位:静岡県
2位:群馬県
3位:福岡県
4位:岡山県
5位:愛知県

なんと、交通事故発生件数トップクラスの東京、愛知、埼玉、北海道、大阪よりも上である。静岡県が1位だったのは予想外だった。岡山県は4位なので、県民一人あたりが交通事故に遭う可能性はかなり高い方に入る。ウインカー出さない問題も、いくばくかはこの結果に反映されているような気はする。

とまあ、ドライバーのマナーを散々指摘したけど、自転車なんて99.9%手信号を出していないからね…。車だけを非難できない。大半の自転車ユーザーが手信号を出さないことで、歩行者やドライバーにとってすんごい迷惑だってことは想像に難くない。

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NHKのチャリダーでも、ハンドサインの出し方特集の回があった

自分が車を運転しているときに痛感するんだけど、自転車って予備動作なく進路変更をしてくるから、行動を予測できないのよね。歩道>>車道>>歩道>>車道>>ってジグザクに車と並走してくる人、マジで怖い。車の右折レーンを、トラックと並走して右折していくママチャリ、見ていてこっちがヒヤヒヤする。

人の振り見て我が振り直せではないが、サイクリストも手信号(ハンドサイン)はしっかり出さなくては…と改めて思ったのであった。

かなーり関連している記事ですのでどぞ( ^^) _U~~

ロードバイクで走っているとき、しないほうがよい10のこと
ロードバイクのハンドリングスキルを向上させる5つの方法
ロードバイクで安全に集団走行するための、「声&ジェスチャー」によるコミュニケーション法
【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション



自転車通勤する日本人は少数派だが、それは英国でも同じらしく、ある調査によれば「自転車通勤人口はたったの9%」という結果が報告されているそうな。五反田駅からの眺め totalwomenscycling.comで「英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由(5 Top Reasons for Not Cycl ...
自転車通勤する日本人は少数派だが、それは英国でも同じらしく、ある調査によれば「自転車通勤人口はたったの9%」という結果が報告されているそうな。

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五反田駅からの眺め

totalwomenscycling.com
で「英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由(5 Top Reasons for Not Cycling to Work)」という記事を読んだのだが、興味深かったので翻訳して紹介したい。

参考記事
>>英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由 【その1:職場が遠い】 

第2位: 事故が怖い(26%)

自転車で事故を起こすと、ちょっとやそっとのケガではすまないこともある。なにしろ、スピード域が原付バイクに匹敵するし、車と併走するほどのスピードで走っているローディもいる。そのスピードで事故を起こそうものなら…ヘルメットしか守るもののないほぼ生身で道路に放り出されるわけで、想像するだけで恐ろしい。

英国も同様に事故を恐れる人は多い。まあ、日本よりもアグレッシブな運転をするサイクリストが多い印象があるし、事故動画をyoutube上で検索すると高確率で英国の動画が見つかる。

こんなのとか。



totalwomenscycling.com によれば、自転車事故よりも歩行者のほうが事故に遭遇する確率は高いそうで、「自転車だからと言って、極端に恐れることはない」と呼びかけてはいる。

ちなみに英国での自転車事故で亡くなった方は、年間で115名である。

参考までに日本のデータを紹介すると、平成26年の自転車事故の発生件数は、全国でおよそ11万件。自転車事故による負傷者は、平成26年はおよそ10万7,000千人。そして、自転車事故により死亡した人は540名である。

※引用元
1日に1人以上が自転車事故で死亡…統計から自転車事故を考える(FRAME)

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データのとり方は国によって差があるだろうから一概に断言はできないが、日本は英国の約5倍…。日本も相当な件数の事故が起きており、ケガで苦しんでいる方が大勢いらっしゃるということになる。

totalwomanscycling が提唱している事故予防のアドバイスは、「なにはともあれ愛車の整備をしっかりとしておく」こと。自分の整備不良のせいで走行中に事故を起こしたら、泣くに泣けない。(他の人を巻き添えにする可能性だってあるし)

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※自信がなければメカニックさんに頼ろう

もうひとつのアドバイスは、「交通標識を知っておく&車道走行のコツ&マナーを把握しておく」だった。 標識って、自動車免許を持っている人には常識だったりするけど、そうではない人もいる。学生さんや車を運転したことのない大人等、免許を持っていないと、「あの標識ってどういう意味なんだろ?」と首を傾げながら走っている…場合もある。

あと、自転車で車道を走るときのコツもあって、たとえば路駐した車の右隣を走るときは、ドアが突然開いたケースを想定して、ややマージンを開けて走行すべきとか、タクシーの挙動はふつうの自動車と違うので無理な追い越しは禁物だとか、夜間走行の際はリアフラッシャーひとつだとドライバーに見落とされる可能性があるので、複数(車体とヘルメット等)装着するとより目立って安全だとか、そういったノウハウがある。

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※ドアが急に開くこともあるので、マージンを取りつつ&後方をケアしつつ

あと、ドライバーや歩行者へハンドサインで自分の意図を伝える技術も必要。ハンドサインを出しながら車道を走るサイクリストって少数派だよね。恥ずかしさや照れがあるのはわかるけど、事故予防のためならなんてことはないので、これは「やる!他人がやってなくても、どう思われようが、自分はやる!」と決めて行うのがいいかなと。

ドライバー側の意見として言うと、ハンドサインを出してくれるサイクリストはありがたいし、車と自転車の双方が気持ちよく安全に走れる。ドライバーはウインカーやハザードランプ、ブレーキランプでコミュニケーションを取りながら走るのが当然のルールであり、同じ車道を走る自転車も同様に意思疎通すべきだと思うの。

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※自転車はマイノリティなので、車やバイクに合わせて走る

想像してほしいのだが、ウインカーもブレーキランプも付けないで走っているオートバイがいたら、大迷惑ではないだろうか?自転車がハンドサインを出さない理由はどこにもない。

車道を安全に走るためのコツは、関連書籍やムックを読むのが手っ取り早くて効率的だけど、ネット上に情報としてまとまっていてもいいよね…。自分でも、「車道を安全に走るためのコツ」をいずれ記事としてまとめてみようと思う。

第3位に続きます!


第1位から読む
>> 英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由 【その1:職場が遠い】  
 

皆様は、どんな天気予報アプリをお使いだろうか? 他人のスマホの画面をしげしげと眺める機会はあまりなく、人様がどんなアプリを使っているかは意外にわからないもの。サイクリストは屋外スポーツ&レクリエーションなので、必ず天気に左右される。よって、天気の動向(雨 ...
皆様は、どんな天気予報アプリをお使いだろうか?

他人のスマホの画面をしげしげと眺める機会はあまりなく、人様がどんなアプリを使っているかは意外にわからないもの。サイクリストは屋外スポーツ&レクリエーションなので、必ず天気に左右される。よって、天気の動向(雨はもちろん、風向きも)には非サイクリストよりもはるかに敏感なのだ。

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 自分が現在使っている天気関連のアプリは以下のふたつ。
ウェザーニューズは広く普及している名のあるアプリであること、画面の見やすさで選んだだけで、とくに機能面で他アプリより抜きん出ていることはないかな。でも、なんの不満もないアプリだ。

東京アメッシュはご存知、東京都下水道局が運営するウェブサイトで、東京および隣接都道府県の雨雲がリアルタイムで見れる。東京は当然全域、千葉、埼玉は9割、茨城、山梨は部分的に、長野、静岡、群馬はほんのちょっとだけカバーされている。
>> ウェブ版

amesh

2時間前から現時点までの雲の流れを画面再生できるので、

ああ、北北東にその程度のスピードで動いているのか。なら自分は無事だな
このままでは4~5時間後に雨に遭うから、早めに帰ろう

といった判断ができる。東京都に限って言えば、ズームで寄せることができるので、より正確に雨雲の状況がわかるのだ。東京アメッシュのおかげで、走行中に雨に見舞われた経験がほぼない。東京アメッシュは自分にとってなくてはならない、必須のアプリ。

デメリットは、範囲が狭いこと

しかし、残念なことにデメリットは「全国対応していない」こと。関東圏以外の人には関係ないアプリ(サービス)なのだ。運営が東京都下水道局なので当然ではある。こないだ「全国の雨雲が見れたらいいのにな…」とボヤいていたら、先輩サイクリストが「Yahoo!地図を使うといいよ」と教えてくださった。


(´・ω・`) 「地図アプリでどうして天気がわかるんですか?」

( ̄ー ̄) 「全国地図で雨雲がリアルタイムで見れるんだ」

(´・ω・`) 「え!すごい」

( ̄ー ̄) 「しかも、6時間後の流れまで予測再生してくれる機能もある」

(´・ω・`) 「なにそれ、カンペキじゃないですか」

( ̄ー ̄) 「ただ、予測はちょくちょく外れるけどね(笑)」


Yahoo!地図 - 地図検索・雨雲レーダー搭載の多機能マップ Yahoo!地図では、日本全国の地図情報及び航空写真を提供している。主要な施設名、地名、住所、郵便番号などから詳細地図の検索が可能。

 ウェブサイトによれば、雨雲レーダーの機能で最大6時間先までの雨雲の動きがわかる(※1)。「高解像度降水ナウキャスト」に対応しており、従来よりも16倍の高精細さで降水域を表示できるのだ(※2)。さらに、現在地に雨雲が近づいているとき、プッシュ通知も届くという至れり尽くせりぶり。
※1 気象庁が提供する250m解像度での降水短時間予報
※2 「高解像度降水ナウキャスト」対応は30分先まで

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全国地図上で雨雲がリアルタイムで見れるだけでも十分なのに、6時間先まで予測してくれて、しかもプッシュ通知が届く。これはインストールせねばならんということで、オススメいただいたその場でゲット。

いやー、よいアプリを教えていただいたとホクホクしていたら、先輩サイクリストさんは、さらに驚きの機能を紹介してくださった。

Yahoo!地図には「混雑レーダー」という機能があって、混雑しているエリアを、混雑状況を色で表現するヒートマップで確認できる。また、施設周辺の混雑状況を5段階の「混雑指数」で確認できるのでお出かけ前に参考にできる。

事故で電車が止まっているとき等、駅周辺がモーレツに真っ赤になるので、「これは何かあったな?」と察知もできるというワケ。花火の混雑確認にも使えそうだ。
※情報は早朝6時から深夜1時まで、20分間隔で更新される

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サイクリングにはもちろん、日常生活でも活用できる機能である。これはすごい。 どうやって混雑状況をモニタリングしているのかしら?と思うが、位置情報をアプリから飛ばしているからかと思われる。よって、正確には「Yahoo!地図をインストールしているユーザーの混雑状況」でしかないのだが、普及しているであろうアプリなので、現実をかなり再現できているとは思う。

天気予報とか、カレンダーとか、todoアプリって、ずっと同じものを使い続けていると、慣れと惰性のせいで「他のアプリに目が行かなくなる」ことがあるけど、こうやっていろんな人にオススメを教えていただくのは新たな発見があっていいですね。

で、後日、「Yahoo!地図で雨雲が見れるってことは、Yahoo!天気に同じ機能が備わっていないのはどう考えてもオカシイよな…」と思って、チェックしたらまったく同じ機能が備わっていた。

>> Yahoo!天気・災害 - 天気予報 / 防災情報


なお、Yahoo!天気は防災系の情報が充実していて、下記情報がチェックできる。サイクリングには直接関係ないかもしれないが、いつでも情報にアクセスできるようにはしておきたい。
  • 警報・注意報
  • 大雨警戒情報
  • 台風
  • 河川水位
  • 地震
  • 津波
  • 火山
  • 自治体の防災情報
  • 避難情報
  • 避難所マップ
  • 緊急・被害状況

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全国規模で雨雲がチェックしたいサイクリストは、Yahoo!地図Yahoo!天気でもどちらでもOKなので、ぜひご利用されてはどうだろうか。

もしかして、関東圏以外のサイクリストには「んなもん、常識だよ!」だったりするのかしら…
(´・_・`)

ところで、ここまで書いて初めて気づいたのだが、ウェザーニューズでも雨雲が全国規模で見れることが判明。

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ウェザーニューズでも見れるんだ…知らなかった><

気象のプロフェッショナル400名が、24時間365日サポートして、正確な天気情報をお届けしてくれる。ほとんどの機能は「無料」で利用でき、「広告表示」もない。

ということで、ウェザーニューズも捨てたものではないということです。今後はYahoo! もウェザーニューズもアメッシュも併用していこうと思う。

 

ミニベロは、(フレーム形状にもよるが)ボトルケージからボトルが落下しやすいという宿命を持つ。ロードバイクにはない弱点だ。 「ボトルが落らた拾えばええやん」くらいに軽く考えていたんだけど、先日、知人ブロガーのKeiさんが「Tyrell FXで落車しました、今回はボトル ...
ミニベロは、(フレーム形状にもよるが)ボトルケージからボトルが落下しやすいという宿命を持つ。ロードバイクにはない弱点だ。

「ボトルが落らた拾えばええやん」くらいに軽く考えていたんだけど、先日、知人ブロガーのKeiさんが「Tyrell FXで落車しました、今回はボトルをおとして自爆です」という記事で報告されていたのを読んで背筋が凍った。

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なんと、落下したボトルを踏んでしまい、落車したとのこと。「そんなことがあるのか…」と怖くなった。大きな怪我はなかったのが不幸中の幸いだけど、一歩間違っていたら大事故になっていた。交通量の激しい幹線道路で起こっていたらと想像するだけで震えが止まらない。

というわけで、改めて我が身を振り返りつつ、注意点をまとめてみた。

ダホンのMuでボトル落下させたことは数知れず

自分がダホンのMu に乗っていた頃、年に数回くらいの頻度でボトルを落とすことはあった。フレームがほぼ水平なので、ブレーキングの際にすっぽ抜けやすいのだ。

とくに、水がフルに近い状態(つまり重い)で落下させることが多かったんだけど、気にもしたことはなかった。「落としたら拾えばいい。電子部品ではないので、傷がつくくらい屁でもない」と割り切っていたから。

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※ボトルがほぼ水平なのがお分かりいただけるでしょうか

しかし、何かの拍子に後輪で踏んでしまうことがあるとは…。そんなこと、起きるわけがないって勝手に思い込んでいたけど、たしかにゼロではないよね。

2014年のジロ・デ・イタリアで新城選手は、他の選手が捨てたボトルが前輪に入り落車してしまう事故があった。右手薬指、小指に深い擦過傷、さらに尾てい骨を強打するケガを負ったそうだ。自分のボトルと他人のボトルの差はあれど、ボトルが原因で落車に繋がる可能性はおおいにあるということだね。改めて、自分も気をつけようと思った。

オクサマはキャメルバックを紛失した

今の愛車、タイレル(Tyrell)のCSI では、フレームにボトルが装着できない問題があるので、ボトルはサドルに装着させている。「MINOURA(ミノウラ) SBH-300 ボトルケージ ホルダー」を使い、ケージを2個取り付けてあるので、水とツール缶を挿せるようになっている。走行中に給水しにくいデメリットはあるが、落下の心配はほぼゼロ。

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しかし問題はオクサマのボードウォークで、フレームはMuほどホリゾンタルではないものの、いかにもボトルがすっ飛んでいきそうな浅い角度だ。オクサマのためにキャメルバックのポディウムチルを買ってあげた翌日、彼女はさくっと落下させて、あまつさえ落下させたことに気付かず、休憩所に着いてようやく「ボトルがない!」って慌てはじめた。

走っていたのは荒川のサイクリングロード。「落下させたら音と衝撃で気づくやろ」…と思ったんだが、彼女は「いつどこで落としたのか検討もつかぬ…><」って釈明。

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来た道を何キロも引き返して探索したが、見つけらなかった。転がって草むらに紛れ込んでいるかもとバイクを降りては何箇所かでガサガサしてみたけどダメだった。けっこうお高かったボトルが新品のままロストである。

これに懲りた我々は、ボードウォークに取り付けるボトルは「500円のやっすいボトルのみ!」と決めて現在に至る。あと、落下防止のためにケージをグイグイに曲げておいた。ボトルんぼ抜き差しはやりにくいが、落下させないための工夫である。

サドルにボトルを取り付けるのはオススメ

ケージをギッチギチにキツ目に曲げてからは一度もボトルは落下させていない。とりあえず効果はあるようだ。とはいえ、根本的な対策ではないし、再発の恐れもある。 下り坂で落としたら大事故になりかねないし、仮に後輪で踏まなくとも、「ギャアァ、なんか落としたぁぁ」って慌てて自爆しちゃう可能性もある。

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よって個人的なオススメはサドルケージ。「えー、ミニベロにつけるのかっこ悪くない?」、「似合わないんじゃ」って思うかもしれないし、実際にやっている人はかなり少ない。

以前はMu で1本挿せるタイプのケージを使っていたんだけど、1本だけだとツール缶の場所がないので、2本タイプを選んだ。サドルケージのほうが稀少でルックスも何気にイケるって思っているんですが、いかがでしょうか。

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※これはこれでカッコいいと思う

ボトルを目視できないことによる給水のしにくさも最初の1週間だけ。「お尻のこの辺にケージがあるな…」ってかんじで、じきに見ずともボトルの出し入れはできるようになる。ボトルをつかむために前傾姿勢になる必要もなく、走りながらの給水には意外に向いているのでは?っと思うほどだ。

落下の可能性も(ゼロではないが)圧倒的に低い。ミニベロでガンガンにツーリングに行くとか、ダウンヒルもするって方にはオススメである。

弱点は輪行できないこと

ただ、弱点がひとつあって、なんと輪行ができない!

CSIは折りたたみ式ではないので、ロードバイクのように両輪を外して輪行袋に入れる必要がある。ロードバイクの輪行って、バイクをリアディレイラー部分に取り付けたエンド金具とサドルの後ろの2点で自立させるのだが、ケージがガッツリと干渉してしまうのだ。

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※ハンドルを上に向けて自立させられない…

車載であれば、ひっくり返してリアシートに載せるだけなのでサドルとハンドルで自立させるので問題はない。(ボトルとツール缶は引っこ抜かねばならないが) 「あぁ、やはり折りたためるって、輪行においては最強に強いな」ってしみじみ感じているところである。

ということで、あちらが立てばこちらが立たずな悩ましい状況は続くが、皆様におかれましては「それぞれの用途」でもってどこにボトルを取り付けるかを決めていただきたい。

ロードバイクにかぎらず、自転車に乗るときに皆様はヘルメットを装着されているだろうか? スピードの出るロードバイクをノーヘルで乗る行為は、自分には恐ろしすぎてできない。事故って頭部に衝撃を受けたときのことを考えると、ヘルメットはマストアイテム。車でいうシー ...
ロードバイクにかぎらず、自転車に乗るときに皆様はヘルメットを装着されているだろうか?

スピードの出るロードバイクをノーヘルで乗る行為は、自分には恐ろしすぎてできない。事故って頭部に衝撃を受けたときのことを考えると、ヘルメットはマストアイテム。車でいうシートベルトと同義である。

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サイクリスト仲間で事故った方々は何人も知っていて、「ヘルメットがグシャリと潰れた…。被ってなかったら死んでたかも」という知人もいるし、「ノーヘルで落車して軽く頭をぶつけた。脳をCTスキャンで撮影して何事もなかったけど、一歩間違ってたら障害が残ったかも…」という友人もいる。

法律上ヘルメットの装着義務はないものの、ルールの有無に関係なく、自分の身は自分で守りたいものだ。

さて、Global Cycling Network にロードバイクのヘルメットの安全性について有益な解説動画があったので、翻訳してご紹介しよう。

Cycle Helmet Safety Standards Explained



まず最初に断っておくと、「高価なヘルメット=安全性が高い」ではない。値段と安全性は比例しない。自動車の世界だと、高価な車のほうが安全装備が充実していることはあるけど、自転車のヘルメットは大丈夫。ちゃんと試験をパスしているヘルメットであれば、どれを買っても安全性は確保される。

高いヘルメットは、安全性を犠牲にせずにベンチレーションの穴を多めに開けたり、軽量化したり、デザインがかっこよかったりするだけ。

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※自分が愛用しているのは、スペシャライズドのPrevail(プリベイル)。ベンチレーションが多く、すごく涼しい

自転車ヘルメットの規格は大きく3タイプ

  • 米国
  • ヨーロッパ
  • オーストラリア
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があって、それぞれ微妙に異なる。いぜれにせよ、メーカーは規格にマッチするようにヘルメットを必要に応じて改良していくのだが、たいていは頭が直に触れる内側の発泡スチロール材の密度。

メーカーはテスト事業者に同一タイプのヘルメットを複数個提供し、さまざまな状況でのインパクトテストに課せられる。 衝撃センサーが内蔵された人工頭部にヘルメットをかぶせ、1.2メートルと1.85メートルの2パターンの高さから平な金属板に落下させる。それも、ただ真っ逆さまに落とすだけでなく、複数の角度をつけてテストされる。

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※金属球に叩きつけます

さらに、平らな面への落下だけだと真の意味での安全性はわからないので、エッジの尖った金属台にも落下させる。このときの衝撃が、250~300Gを超えたらテスト不合格になる。 国の規格によって数値は多少変化し、ヨーロッパとオーストラリアは250G以下、米国は300G以下であることが条件だ。

衝撃テストに加え、しっかり装着できるかのテストも

これまたセンサー付きの頭部にヘルメットをかぶらせ、しっかりストラップを顎に通した状態で、前方から強い力で引っ張る。このとき、ヘルメットがずれずにしっかりと頭部に装着されているかをテストするというもの。

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※(衝撃で)後頭部が持ち上がっても外れないか?のテスト

ヘルメットに十分な強度があっても、クラッシュ時のGに耐えられず、斜めにずれてしまうようでは意味が無いからだ。ヘルメットテストは外側のシェルだけでなく、ストラップの強度と性能も対象になるというわけ。

動画内で、突然に日本特有のテスト手法が登場するのだが、「日本にはヘアオイルテストというものがあって、それは日本にしかないものだ」と紹介が入る。 24時間、ヘアオイルにヘルメットを浸してからテストをするらしい。これにどういう意味があるのかわからないし、とくに解説もなかったが、それだけ日本は慎重にテストしているといえる(と思う)。

テスト環境の気温と湿度も決められている

なお、気温は17~23℃、湿度は25~75%でなければならないと決まっている。さらに、マイナス20度と50度というエクストリームな状況下でもテストするようにと規定されている。都合、3つの状況下で同様のテストが繰り返される。

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※ヘルメットって、手作業の生産工程がけっこうあるらしい

結論

規格にパスしたヘルメットであれば、どれも安全性は確保されているので安心してOK。ちなみに米国、ヨーロッパ、オーストラリアの中で最も厳しいルールを課しているのはオーストラリア。 これまで紹介したテストに加え、さらにエッジの立った面への衝撃テストをせねばならない。なお、オーストラリアではヘルメット装着は法律で義務化されている。

ただ、それ以前に大事なことは、ヘルメットが自分の頭にキレイにフィットするかどうか。いくら高性能なヘルメットであろうが、フィットしていなければ意味は薄い。よって、ヘルメット購入前は試着することをオススメする。

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カッコいいな~って思って被ってみても、細すぎてコメカミが痛んだり、Lなのに頭に入らず、それ以上のサイズは生産されていなかったり……ということはよくある。大きさも形も千差万別なので、とにもかくにも装着して確かめること。 自分は昨年春からスペシャライズドの「Prevail(プリベイル)」を愛用している。

>> スペシャライズドの公式サイトはこちら

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日本人の頭の形をテストして、日本人に合うように設計されているとのことで、(自分には)ものすごくフィットする。しかもむちゃくちゃ軽い。さすが、三大ツールのトッププロが使うだけある。

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※デザインの好みは分かれるけど、手にとったときの周囲の反応は常に「か、軽い!!」で共通している

さらに、このスペシャライズドのブログ記事はオススメ。自分もこの記事を読んで、「Prevail にしよう!」って決心したくらいなので。

ヘルメットの選び方 :松田さん、トッププロがPREVAIL を使う理由ってなんですか?


というわけで、ロードバイクに乗る方は問答無用で、そうでない方もヘルメットはしたほうがいいよってお話しでした。ヘルメットメーカーは陰でいろんな企業努力をして、サイクリストの安全性を確保してくれているってことに感謝したい。
 

2016年7月号のJAF Mate に「駐車車両に衝突するバイク」という記事があった。夜間、オートバイが路駐車に衝突して運転手がお亡くなりになったときの原因を分析し、ドライバーにはなるべく路駐しないよう呼びかけを、ライダーには前方不注意にならないよう注意喚起する記事だ ...
2016年7月号のJAF Mate に「駐車車両に衝突するバイク」という記事があった。

夜間、オートバイが路駐車に衝突して運転手がお亡くなりになったときの原因を分析し、ドライバーにはなるべく路駐しないよう呼びかけを、ライダーには前方不注意にならないよう注意喚起する記事だった。

自転車乗りとしても、勉強になる内容だったので、記事を紹介しつつとるべき対策を考えてみたい。

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事故現場は愛知県の春日井市にある片側一車線の県道。600ccの大型バイクが、路駐していたワンボックスカーに激突した。しかもノーブレーキで。 現場は直線なので、警察も「見通しの良い直線道路でヘッドライトをつけたオートバイが路駐していた白いワンボックスカーを見落とすとは考えにくい。

断定はできないが、脇見運転か漫然運転によるライダーの前方不注視が事故の大きな原因であろう」とコメントしていた。

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警視庁の「交通事故死亡率の数値発表」によると、2015年は自動車にくらべて自動二輪車は4倍、原付は2倍超になっている。自転車と同じ、身体がむき出しの状態でしかも車並みのスピードで走るわけで、オートバイ事故の死亡率が群を抜いて高いことは容易に想像できる。

記事内で、元プロのオートバイレーサーで大阪国際大学人間健康科学科の山口直範准教授はライダーの誤解とバイクの特性が事故原因になっていると分析している。 山口氏いわく、
道路交通法には、原付を含めバイクが、常に道路の左端を走らなければならないとは書かれていないのですが、誤解されているのかずっと左端を走っているライダーが少なくない。
なんと!オートバイは自転車のように、道路の左端を走らなくてもOKらしい。知らなかった。たしかに、オートバイは「車が右から抜きやすいよう」と配慮して左端を走っている方が大半な気がする。とくにスピードの遅い原付はその傾向が強い。

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その結果、道路の左に寄せて路上駐車する車両に衝突するリスクが高まるのは当然のこと。
自転車はそもそも左端を走らなければならない乗り物なので、路上駐車や一時停車のタクシーに注意せねばならない。オートバイと同様のリスクがある。

バイクは、実は小回りが利かない乗り物なのです。自動車のようにハンドルを切ったら曲がるというものではなく、バイクの場合は、まず車体を曲がる方向に倒しこみ、それから二次的に旋回が始まります。つまり、バイクとは、衝突の危機などを一瞬の判断で回避するのは非常に難しい乗り物でもあるわけです。
バイクに乗らない人も、これは想像できるのではないだろうか。バランスの取りにくい二輪の乗り物は、車のように一気にハンドルを切ることができない。

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ミニベロは小回りが利く乗り物だ」とはよく言われるが、それはあくまで低速度でチョロチョロ旋回するのが得意なだけで、巡航中の障害物を回避するにはロードバイク同様に体重移動とバイク操作が欠かせない。急ハンドルを切ろうものなら、ふつうに転ぶ(スピードによっては吹っ飛ぶ、と表現した方がいい)。

小回りが利かないバイクでは、目線を先へ先へと送ることが必須であり、上手なライダーはみな、前走車の位置やウインカーをチェックするなど、常に先を読みながら走っている。
スピード領域はオートバイより低速だけど、ロードバイクもかなりのスピードが出るので、常に己の360度に注意を配りつつ、予測を立てながら運転する意識は必要。

とくに、自分は前走車のウインカーを(巻き込みを食らわないために)見落とさないようにしている。さらに、ウインカーを見るだけでは不十分で、ドライバーの動作も観察する。

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あ、オレの存在に気づいてないっぽい」と察知したら、速やかに減速して先に曲がらせる。仮にバックミラーでこちらを認識しているのがわかっても、左折しようとしている車を無理に直進して追い越す必要もないので、やはり一時停止して先に行っていただく。

さすがにウインカーを出さずに左折する車はめったにお目にかからないが、「ウインカー無しで車線変更する車」は少なくない。よって、ウインカーだけを信じてはダメ。 とまあ、こんな感じで車道をロードバイクで走るときはけっこう神経を使うものなのです。

バイクのヘッドライトは横方向の照射範囲が狭く、さらに原付の場合は、ライトそのものは暗い。
なんですって…。てっきりオートバイのライトは車並みに明るいのだと信じていたけど、数が1個だからというせいもあるのだろうか、車ほどの照射力を期待してはいけないらしい。 ということは、自転車側のこちらもオートバイ(と車)に見落とされないよう対策は打っておくべき。

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自分は前後にライトを装着するのを欠かさない。陽の落ちやすい冬場はもちろん、夏場であってもライトは装着しておくクセがある。起伏のある土地へのロングライドでは、かなりの確率でトンネルに遭遇するからだ。 秩父とか、ふつーにトンネルが連続することもあり、しかも一つ一つが長くて暗い!ライト無しでは恐ろしくて足を踏み入れることすら躊躇するレベル。

ちなみに使っているのは「オウルアイのハイラックス30」(フロント)と「BikeGuy」(リア)。この組み合わせでもう丸3年使い続けている。ハイラックス30はUSBの充電式なので、いつでもどこでも充電できるのがマル。

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※コンパクトなのに明るいです

以前は単四電池交換タイプを使っていたが、コスパが悪すぎるので切り替えた。 リアフラッシャーの 「BikeGuy」 もお気に入り。小型なのにかなり明るく、複数の照射パターンがあって目立つ。シートポストにつけるもよし、サドルバッグに装着するもよし、である。

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※これも、小さいのに照射力は十分あって、夜道で目立ちます

バイクや車からの視認性という意味では、リアフラッシャーはマストアイテム。夜中に車道を走る場合、フロントライトだけでは「ドライバーに見落とされるのではないか」という恐怖に襲われる。リアフラッシャーの電池が切れているだけで「乗るのはやめよう」って判断するくらい。

なので、リアフラッシャーはいつでも電池交換できるタイプ(ボタン電池)を愛用している。これであれば、仮に走行中に電池が切れてもコンビニや100均で予備を仕入れることができる。 とはいえ、これまで一度も電池が途中で切れたことはない。ふつうに使っていても1年~1年半は持つのだ。

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あと、「ちょっと照射パワーが弱まっているかな?」と不安を感じた時点で電池交換する習慣にしている(ペースで言うと1年越えたあたり)。ギリギリまで使い切るのではなく、安全マージンをとって早め早めに交換したほうが精神衛生上よろしい。

以上、皆様もこのような事故を他人事だと思わず、「見られる対策」を打ちつつ、安全運転をお心がけいただきたい。


自分はダウンヒルが苦手である。 ヒルクライムは(遅いけど)わりと好きなのだが、その後に来る下りですごく緊張する。理由はカンタンで、スピードが出て怖いから(笑)。 スピードに対する恐怖のリミッターが、平均よりかなり低いこともあって、わりと早い段階で「怖い怖 ...
自分はダウンヒルが苦手である。

ヒルクライムは(遅いけど)わりと好きなのだが、その後に来る下りですごく緊張する。理由はカンタンで、スピードが出て怖いから(笑)。

スピードに対する恐怖のリミッターが、平均よりかなり低いこともあって、わりと早い段階で「怖い怖い……ブレーキングしなくちゃ」ってなって、スピードを殺しながら下るのだ。 よって、仲間と走ると確実に待たせてしまうことになる。誠にもって申し訳ない気持ちになるのだが、コケて怪我するのだけはなんとしても避けたいのだ。

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とはいえ、できれば人並みの速度で風を切りながら下ってみたい気持ちもある。が、ダウンヒルの上手なやり方なんてだれも教えてくれないし、本を読んでもいまいちコツがつかめない。 そこで、Global Cycling Network を検索し、役に立つ動画を見つけることができたので翻訳しつつご紹介したい。

How To Descend Faster | GCN's Pro Cycling Tips

限界まで押してみる

いきなり「限界まで押せと言われて驚いたが、自分の限界を知ることは大事。自分に何ができて、何はできないのか、客観的に把握しておくことには意味がある。 しかし、だからといって急坂で無謀な運転はしてはダメ。失敗した場合のリスクがあまりにも大きいからだ。

ではどうやって自分の限界を知るか?それは、「自分よりスキルがあって、速く下ることのできる先輩ライダーの後ろにつく」である。スペースのマージンはしっかり確保しつつ、先輩の動きを観察しながら真似していくわけだ。

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観察するポイントはボディポジション、ブレーキングのタイミング、そしてライン取りの3つだ。 できるだけついていき、「これ以上はもうダメ(怖い、曲がる自信がない等)」と思ったら、追尾を諦めて離れればいい。これを繰り返せば、ダウンヒルのコツがつかめるだろう。

バイク上のポジション

ダウンヒルを効果的かつ素早くするには、身体も心もリラックスしている必要がある。緊張感が高まりすぎていると、その影響は身体にも現れる。ポジションはぎこちなくなり、筋肉は固く収縮してよいことはない。

恐怖感を感じるなら、いったん減速して、深呼吸を数回おこない、身体を弛緩させよう。下ハンドルを握り、肘を軽く曲げ、重心を落とす。このとき、「背中を低くしなければ!」と思う必要はなく、重心を下に持っていく感覚でOKなのだそうだ。

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ブラケットよりも下ハンドルを握るほうがより安全だし、重心も下げることができる。あと、ブラケットだと地面からの急な突き上げ時に指がすっぽぬけてしまうことがあるのを覚えておこう。ブラケットを握って下るのであれば、しっかり指をブラケット全体にかけて、外れないようにしておこう。

視線は前方(進行方向)に

これは自分もついついやってしまうので自戒を込めて書くのだが、下りがヘタな人はつい目の前の地面に視線を落としてしまう。

恐怖心がそうさせているのだと思うが、これはマイナス。 常に進行方向に視線を送ること。不思議なもので、進行方向に身体(とバイク)は向いていくものなのだ。

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※進行方向である、(道路の)色のついた部分に目線を持っていく

それに、進行方向を見るということは、路面の荒れやヒビ、石や砂利等の危険物を回避するのにも役に立つ。 スピードが出るダウンヒルだからこそ、視線は前に据えておく必要がある。

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※前を見ていれば、こんな感じに予測しながら走ることができる

ブレーキとコーナリング

コーナーでのブレーキのコツは、「コーナーに入る前に減速しておき、コーナリング中はなるべくブレーキを握らない」である。ハイスピードでコーナーに突っ込んで、慌ててブレーキをかけるのは危ないし、周囲の迷惑。

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※外側の足はおろして踏んばり、内側は持ち上げて地面との接触を避ける

これも上記の「前方を見る」に繋がるのだが、前を見れていれば予測しながら運転することができる。 なお、ブレーキングの際は前後輪の両方をかける。ただし、フロントブレーキをやや強めに。6:4=前:後が目安。

エアロダイナミックなポジションをとる

スピードが出れば出るほど、エアロダイナミックなポジションには意味がある。プロロードレースでこんなかっこうで走るシーンがあるが、素人はぜったいに真似してはダメ。

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一般ライダーでもできるエアロダイナミックなポジションとしては、腕をしっかりと内側に絞り込んで、頭を下げ、下ハンドルを握って、ペダルは水平に保つ…くらい。

これでも十分にハイスピードで走ることはできるし、これ以上の努力を積み重ねてスピードを追い求めるのは……本職レーサでもない限り、やめておいたほうがいいかもしれない。

以前、「自転車事故動画コンピレーションその3」を書いたけど、まだ続きがあったので紹介する。  人様の自転車事故動画を紹介して、あれこれコメントするのはあまり気持ちのいいことではないけれど、動画主さんもyoutube上で視聴されることを想定しているだろう。事故予防 ...

以前、「自転車事故動画コンピレーションその3」を書いたけど、まだ続きがあったので紹介する。
 

人様の自転車事故動画を紹介して、あれこれコメントするのはあまり気持ちのいいことではないけれど、動画主さんもyoutube上で視聴されることを想定しているだろう。事故予防のエッセンスを学ぶことができれば、動画主さんもきっと本望だと思うのだ(と信じる)。



オートバイのドライブレコーダーで撮影された動画。並走するサイクリストが、別のサイクリストと接触して転倒する。撮影場所はロンドンなので、クルマ(と自転車)は左車線を走っている。


接触の瞬間はちょっと遠目でよくわからないのだが、オートバイと並走していた自転車の目の前に、なぜか別のサイクリストが道を塞ぐように立っていたのだ。

※たぶん、道路を横断しようとしてきて、車の陰から飛び出してしまった形となり、出会い頭の衝突となったようだ。


道路をふつうに走るサイクリストは信号無視したわけではなく、あきらかな非はないといえる。ただ、カーブに差し掛かるコーナーだったので、少しスピードを抑えたほうが良かっただろう。ちょっとイザコザは起きたものの、互いにケガはなく、事故としてはまだマシなほうだ。


【得られた学び】

  • コーナーでは減速する
  • クルマとクルマの間から、横断者がひょっこり出てくるかもしれないと予測する



これもロンドンで撮影された事故動画。カメラには雫があり、路面は濡れているので、軽く雨が降っているようだ。ロードバイクは(けっこうなスピードで)まっすぐに走っている。直線で見通しは悪く無いはずなのだが、対向車線から右折してきたクルマにモロに激突して、サイクリストは宙を舞う。
 

滞空時間が長いので、さぞかし大きな衝撃だったのだろう。ぶつかった場所と、落下した場所を見比べると、7~8メートルは弾き飛ばされたようだ。驚きなのは、こんなにも長い距離を飛び、アスファルトの地面にたたきつけられたにも関わらず、サイクリストはすぐに立ち上がっていたこと。
 

動画はすぐに終わってしまったので、ケガの具合いは確認できないが、ヘルメットをしていたおかげもあると思う。もしもノーヘルだったらただでは済まないどころか、命を落としていてもおかしくない……。それぐらいゾッとする動画だ。


なお、自転車は完全に廃車だろう。フロントフォークはバッキリ折れて切断され、フロントホイールは吹っ飛んでしまった。
 

【得られた学び】

  • 雨天時に急ブレーキは効かないので、スピードはいつもより控えめに
  • 右折してくるクルマは自転車を見落としていることがある
  • クルマの挙動を観察しつつ、場合によっては道をゆずる
  • ドライバーとなるべくアイコンタクトを取ろうと試みる



これも左側走行の道路で起きた事故。国名はわからなかったが、それはまあどうでもいい。サイクリストのヘルメットのカメラから撮影された動画なのだが、しょっぱなからこのサイクリストはとんでもない交通法違反をしている。なんと、クルマの右側を走っているのだ。
 

左側が狭くて、すり抜けにくいのだろう。クルマの右側(中央線のそば)を走っている。コレを見ているだけで、事故が起きそうな気がしてならない。

案の定、脇の道から合流してきたクルマに見落とされ、あっけなく引っ掛けられて落車。しかも、サイクリストはバスの影から飛び出してしまっていたので、なおさら見落とされやすかった。

不幸中の幸いだったのは、スピードはゆっくりだったこと。そのせいで落下インパクトも弱く、(たぶん)大怪我には至ってない。しかもすぐさま近くのサイクリストや歩行者に助けられていた。


もうひとつラッキーだったのが、対向車線からクルマが向かってきていなかったことだ。衝撃は大したことはなかったが、軽い自転車はどんなに低く見積もっても3メートルは飛ぶ。実際、このサイクリストも反対車線まで飛んだ。


目の前に急に自転車が吹っ飛んできて、それをドライバーに「避けろ」と言うのは酷すぎる。タイミングが悪ければ、二次災害が起きていた。


コメント欄を見てみたら、サイクリストが道交法を違反していることをすごく批判されていた。まあ、当然ではある。
 

【得られた学び】

  • 道交法は厳守する(当たり前だ)
  • 「停車中のバスの向こう側には何が待っているかわからない」と肝に銘じる



これも左側車線を走っているので、状況は日本と同じ。そういう意味では、「なるほど、こういう事故も起こりえるのか」と我が身と照らし合わせることができる。なお、この動画はやたらと長い。再生するのは3:40からでOK。
 

状況をカンタンに説明すると、事故が起きるのは黄色いジャケットを来たサイクリスト。カメラで撮影していたサイクリストは、たまたま事故を撮影してしまった。


けっこう激しく雨は降っており、カメラは濡れているのでクオリティは低い。路面もずぶ濡れ…といった感じだ。サイクリストは、左折してこようとしたゴミ収集車に巻き込まれて弾き飛ばされる。このサイクリストが犯したミスはまず「ヘルメットをかぶっていない」こと。


転倒の瞬間をみる限り、路面に直にぶつけはしなかったようだが、分からない。べつにサイクリストの受け身がうまかったとかではなく、偶然助かっただけ。なお、ロードバイクはきっと何箇所も破損しているはず。もしかしたら、フレームが死んだかもしれない。


ゴミ収集車等、いわゆる「働く車」は後方視界の確認がしにくく、死角が生まれやすい。さらに「仕事中」なのでどうしても急いでしまうこともあるだろう。こういう業務系車両に出会ったら、なるべく自分は先に行っていただくようにし、並走しないよう心がけている。
 

【得られた学び】

  • ヘルメットは絶対にすべし
  • 雨天時はなるべく自転車で走らない
  • 業務用車両との並走は避ける
  • 常に自分の周囲に気を配り、危険要素がないか確認しながら走る


以上、4本の自転車事故動画のご紹介でした。

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どんなに安全運転をしていても、起きてしまうのが交通事故。自分は人一倍注意はしていると思ってはいるけど、人ごとではない。ただ、さまざまなケースから学び続け、対策を事前に打っておくことはできる。
 

そんななかでできることは、なにはともあれヘルメットは絶対に着用すること。できればグローブもするのが好ましい。


みなさまも、どうか安全運転で事故のないサイクルライフをお過ごしください。


過去記事の一覧

自転車事故コンピレーションその1
自転車事故コンピレーションその2
自転車事故コンピレーションその3 
 

これまで何度か海外の自転車事故の動画を取り上げてきた。 自分がロードバイクを運転するとき、もっとも重視するのが「事故なく、五体満足で帰宅する」こと。人よりスピードを出せるようになりたいという欲求は薄く、仲間よりも短時間で山の頂上に登れるようになりたいとも ...

これまで何度か海外の自転車事故の動画を取り上げてきた。

自分がロードバイクを運転するとき、もっとも重視するのが「事故なく、五体満足で帰宅する」こと。


人よりスピードを出せるようになりたいという欲求は薄く、仲間よりも短時間で山の頂上に登れるようになりたいとも思わない。


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しかし、いつまでも健康で、楽しく自転車に乗り続けられる人生を送りたいとは人一倍思う。よって、安全こそが自分にとっての最重要課題。


ときどき自転車事故を動画を観ては、「なるほど、このパターンがあったか」とか「こいういう状況では、心に隙が生まれやすいのだな」と気を引き締め直している。


というわけで、4本の海外での自転車事故動画を紹介する。







ペルー(首都のリマ)での撮影らしい。道路の右側を走るロードバイク(STIではないタイプ)を走らせていると、右隣から小型車(日産マーチっぽい)が頭を出してきて、出合い頭の接触。


ロードバイク側がけっこうなスピードを出していたようで、ブレーキングが間に合わず、避けることもできなかった。クラッシュ後に救急車で運ばれ、処置された脚の様子も見えるが、あちこちに痣も作ってしまっていて痛々しい。


ただ、クルマがムチャな飛び出しをしてきたというほどではなく、ロードバイクを見落としていただけ…のような気がする。

学び

  • 交差点ではスピードを落とす
  • クルマ(歩行者、サイクリスト、ランナー)が来るかもしれないと気にする
  • ドライバーが自分に気づいていないかもしれないと肝に銘じる







ロサンゼルスから東にちょっといったところにある、Glendora Mountainを坂道を高速で下っているときの単独落車。どうやら、ダウンヒル中にクリートが外れ、スピードを落とさないままはめ戻そうとしていたときに、ハンドル操作を誤ってコケたようだ。

後輪のホイールが完全にはずれてしまっていることからも、かなりの衝撃であったことがわかる。同伴者は「動くな、動くな!」と焦りながら介抱しようとしていた。コケられた本人は苦しそうに呻いている…。


時速35mphくらいでていたそうで、時速56キロに相当する。ロードレースをする人なら「時速56キロでの落車はヤバイ…」とピンと来ると思う。「この状況でコケたら、ただではすまんぞ…」である。


自分はチキンなのでこんなスピードは出さないけど、もてぎエンデューロの直線などの下りでは、エイエイっ漕ぐと時速50キロは超えてしまうので、人ごとではない。


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※山のダウンヒルもスピードが出やすいので注意



学び

  • ダウンヒル中に異変が起きたら、なにはともあれ減速して路肩で止まる
  • 下りはついスピードが出るので、意識して抑え気味に







OCBC Cyclingというイベントで起きた事故。クルマもおらず、道路をいっぱいに使って見通しも良い状況なので、事故は起きにくいはずなのが、こういう事故もあるという良い例。


前を走るロードバイクが、斜め後ろに別のバイクがいることに気が付かず、大胆に車線変更する。後輪が後続の前輪に当たり、あっけなく落車。


後輪と前輪が接触した場合、かならず前輪が負ける。ちょっとの横からの圧で、脚を払われたかのように宙を浮き、倒れてしまうのだ。


前走者は後ろを確認してから車線変更すべき。しかし、近づきすぎてしまっていた後続車もまずかった。


前を走るロードバイクの後輪に自分の前輪がかぶるほど近寄ってはいけないとよく言われるが、こういう事故が起きやすいからである。


こういう「急な車線変更」は、公道よりも開放感の味わえるイベントで起きやすい。イベントのときほど、周囲のサイクリストの挙動には注意し、周りにおかまいなしで車線変更をする人には近づかないこと。


もてぎエンデューロにか過去3回出場したことがあるんだけど、ハスって(ハスられて)の事故は何度も目撃している。

学び

  • 慣れない集団走行は注意
  • 見ず知らずの人とであればなおさら
  • 急な車線変更は慎む
  • 車線変更時は、必ず後方確認する
  • イベントはつい気が大きくなってしまうので、油断しない







アメリカのオレゴン州での事故。動画を見る限り、信号のない交差点のようだ。交差点を通過しようとしたサイクリストが、出合い頭にトヨタのハリアーに弾き飛ばされる。


まだそんなにスピードは出ておらず、サイクリストもすぐ立ち上がった。バイクにも大きな損傷は見られない。(絶対にどこかが破損しているとは思うが)


サイクリストは、「一時停止サインがあるじゃないか」と主張し、ドライバーは「ごめん」と謝罪している。


互いに保険会社の連絡先の交換と、免許証の確認をし、その後警察を読んで現場検証に続く。「膝をかなり強く打ったけど、大丈夫だと思う」とサイクリストは証言している。


衝突の瞬間をよくみると、クルマはサイクリストの身体ではなく、バイクに接触している(ように見える)。そのおかげもあってか、打ち身だけで済んだようだ。あと30センチずれていたら、もっと深刻な怪我につながっていた可能性が高い。

学び

  • 車の陰に自分が隠れてしまい、ドライバーに見落とされることはよくある
  • 早く目的地に着きたいという気持ちを抑える
  • そのために、時間に余裕を持ったスケジュールを組む
  • 保険会社等の連絡先はスマホに入れたり、カードを財布に常備する


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いかに自分が正当であったとしても。怪我すれば痛いのは自転車の側だ。そして生活に支障が出るのも自分。


みなさまも、どうか無事故で楽しいサイクリングライフをお過ごしください。


過去記事はこちら

自転車事故コンピレーションその1

自転車事故コンピレーションその2


 



安全に、無事故で走ることは、自分のサイクリング人生でナンバーワン・プライオリティ。 仕事と家族を抱える身としては、とにかく何が何でも五体満足で毎回帰宅しなければならない。 もちろん、不可抗力の事故に巻き込まれることはありえるので、リスクを完全なゼロには ...

安全に、無事故で走ることは、自分のサイクリング人生でナンバーワン・プライオリティ。

仕事と家族を抱える身としては、とにかく何が何でも五体満足で毎回帰宅しなければならない。


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もちろん、不可抗力の事故に巻き込まれることはありえるので、リスクを完全なゼロにはできないけど、やれる努力はすべてやるのがモットー。


自分の不注意や怠慢が原因で事故ってしまったら、悔やんでも悔やみきれないもんね。


ということで、今回ご紹介したい「車道を走るとき、気をつけていること」は、車のDピラーとその死角について。


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※前から順に、A>B>C>Dピラーとなります

ひとことで言うと、「車の死角を理解して、ドライバーに見落とされないよう注意しようぜ」って話です。


左後方は、ドライバーの最大の死角

車の形状と窓の位置、サイズにもよるので一概に断定はしないが、左後ろは一般的に見落とされがちなスポットだ。

自分は以前フォルクスワーゲンのゴルフとポロに合計して14年間乗っていたのでよく分かるんだけど、VWのハッチバックはとにかくDピラーが太くって、死角部分がかなりでかい。


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※ゴルフはさらにDピラーが太かった(写真のポロはまだマシなレベル)


そのことは十分認識していたので、斜め左後ろの死角を見落とさないよう左のドアミラーをチラチラ見たり、首を左に振って目視で「自転車やオートバイが近くにいないかな」と確認する習慣があった。


しかし、それを怠るドライバーが多いのは事実。自転車が死角にいると気づかないまま、平気で左折する車はとても多い。左後方に意識を配るのは、面倒くさいのだろう。


ドライバーのそういった習性を事前に把握していれば、「曲がってくるかもしれないから、いつでも止まれるスピードで走ろう」と注意することもできる。


とくに警戒しているのは、業務用ワンボックスのワゴン。社内に荷物がギュウギュウに詰め込まれているかどうかをサッと見て確認するクセがある。


サイドウィンドウがすべて塗装で塗られてあるタイプのワンボックスは、死角がぐんと増すので、さらに注意が必要だ。


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あと、肌感だけど、商用車は仕事で走っているので、配送に間に合わせるよう、(信号の変わり目に突っ込んでくるとか、蛇行運転して追い抜いて行くとか)やや強引な運転をするので、なおさら多めにマージンを確保するほうがいい。


実は、真横も意外に見落とされている

サイクリストは、「車の真横を並走していれば、ドライバーもこっちを認識し、注意して走行してくれるに違いない」と考えるかもしれないが、意外に見落とされると思う。


ドライバーの意識はまず前方、次に後方、最後に横……なような気がしている。

リアウィンドウにプライバシー用のスモークが貼ってあったりする車だと、なおさら気づかれにくいだろう。


サイクリストからしたら、「なんで真横にいるこっちを無視した走りをするの?見えてないわけがないのに、いじわるなの?」と憤るかもしれないが、単純に見えていない(かもしれない)のだ。意外にサイドミラーにも映らないしね。


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ドライバーの心理からしたら、「たかが自転車ごときが、車と併走できるわけがない」という思い込みがあって、自転車の性能を過小評価している可能性は高い。自分だって、自転車にハマるまでは、そんなふうに思っていた。


前に出ても、追い越し&急な左折がある

斜め後ろも、真横も見落とされるのならば、「じゃあ前を走ればいいだろう」と考えたくなるが、自分は無理して車の前に出ることは慎んでいる。なぜなら、ドライバーがそれを嫌がることを知っているから。


そもそも、自転車が自動車と速さを競うことが馬鹿げているし、どうせかないっこないのだから、抜きつ抜かれつみたいな目障りな行為はしないほうがいい。速さに勝る車にさっさと道を譲り、前に行っていただこう。


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イライラしたドライバーの中には、追い抜きざまに急左折してサイクリストの肝を冷やすようなことをしてくる人もいる。


車とは競わず、後方に十分なマージンを確保しよう


自分は、

  1. (とくに左斜め後ろの)死角に入らない
  2. 車とは並走しない
  3. 車の前にも出ない


の3点を心がけ、なるべくセーフティ・マージンを取って、「もし前方の車が急左折をしても、こちらが停止できるスピードで走りつつ、バックミラーとサイドミラーに自分が写り込むポジションで走るように気をつけている。


これがベストの方法がどうかは分からないが、自分はこの心がけで接触事故を起こしたことはない。今後もこの心がけを守るつもりである。



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みなさまの安全運転法や気をつけているマイ・ルールがあれば、ぜひ教えていただきたい。


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自転車で無事故でいるために心がけている、個人的な心がけ

みなさまは、道路に書いてあるひし形のマークの意味をご存知だろうか?2013年に行われた警視庁のアンケートでは、実に7割のドライバーが「知らない」と回答したそうで、つまり知っている人のほうが少ないことになる。 ※画像引用元はウィキペディア お恥ずかしい話だ ...

みなさまは、道路に書いてあるひし形のマークの意味をご存知だろうか?


2013年に行われた警視庁のアンケートでは、実に7割のドライバーが「知らない」と回答したそうで、つまり知っている人のほうが少ないことになる。


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※画像引用元はウィキペディア

お恥ずかしい話だが、自分もずっと忘れてて、こないだの免許証更新手続きのとき、「そういや、そうだった」と気付かされた。


ひし形のマークは、信号機のない横断歩道や自転車横断帯があることを示している。つまり、「この先に横断している人がいるかもだから、注意してね」という予告である。交通の教則にもちゃんと載っている。


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信号機のない横断歩道などの手前に2~3個続けて設けられる標示で、ウィキペディアによれば、「ひし形の対角線寸法は縦5m・横1.5mを標準とするが、広島県では縦4m・横1m、佐賀県では縦4m・横1.2mと小さめである。


外形線の肉厚も30cmが標準だが、佐賀県では15cm、石川県・山梨県・長野県・静岡県・広島県・山口県・熊本県では20cm」と、都道府県によってサイズがやや異なる。(ややこしい……)


あと、このマークには「幅員を狭く見せて、速度を抑制する効果」もあるそうな。なるほど、ちゃんと考えられているのである。


免許更新の教習のときには言われなかったけど、これ、軽車両である自転車も当然意識すべき標示だよね。だって、横断優先権は自転車ではなく、歩行者側にあるから。


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自転車はどうしても「周囲からナメられる乗り物」であって、歩行者の方々もわりと平気で自転車の目の前を横切ったりする。


こちらを「どうせ遅い」と思っているのか、それとも「スピードを落としてくれるだろう」と都合よく解釈しているのか(あるいはその両方か)わからないけど、とにかく自転車で走っていると、老若男女好き勝手に横切られる。スピードが出るロードバイクであろうが、お構いなしだね。


よって、車以上に横断帯での減速は必須。


ときどき、ハンドルに肘を乗せて走るママチャリを見るけど、とっさにブレーキがかけられないし、ハンドル操作もできないので極めて危険。ひどい人になると、両肘をハンドルに乗せて、のんびりタバコをふかしながら走ってたりする。


ローディの方々はそんな乗り方はしないだろうけど、ドロップハンドルの水平部分を握って一休みする瞬間はあるじゃないですか。あれも市街地では危ないので、よっぽど安全な状況でないかぎりはブラケットを握っていたほうがいい。


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※山道にも菱型マークはあります@嬬恋パノラマライン



自分がバーハンドル部分を握るのは、ひと気のない道でのヒルクライムとか、360度誰もいない状態でのサイクリングロードでのみにしている。


ということで、道路上の菱型のマークを見たら、そのちょっと先を意識して、いつも以上に安全運転を心がけてくだされ。

どんなに安全運転を心がけていても、ヒヤリハットな経験はするものだ。 そんな「さっきの危なかったな…」という経験は、自分だけの記憶にしておくのではなく、どんどんネットで共有してしまう方がいいと思う。 ということで、今回は「思い込みによるヒヤリハット」をご紹 ...

どんなに安全運転を心がけていても、ヒヤリハットな経験はするものだ。


そんな「さっきの危なかったな…」という経験は、自分だけの記憶にしておくのではなく、どんどんネットで共有してしまう方がいいと思う。


ということで、今回は「思い込みによるヒヤリハット」をご紹介したい。


サイクリストも、車のドライバーも絶対に経験しているはずだ。


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状況としてはこんなかんじ。サイクリストのあなたが車道を走っているとしよう。

  1. 信号のある交差点にさしかかろうとしている(直進するつもりで)
  2. 右斜め前には、車が平行して走っている
  3. 信号は青。余裕を持って通過しようとする
  4. 右斜前の車が「左折のウインカー」を出してきた
  5. あなたは「おっと、先に車を(左に)行かせるためにスピードを落とそう」と考える


ここまではよくあること。


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※思い込み、怖い

しかし、あなたは勝手に「ドライバーは信号で左折する」と決めつけてしまっていないだろうか?その車は、手前のファミレスの駐車場に入ろうとしているかもしれないというのに……。


信号で曲がるはずと勝手にイメージして、(車と接触しない程度に)スピードを落とさずに交差点に突っ込み、車の左折と入れ違いざまにひらりとかわそう……として、イメージとは違う手前で目の前に曲がられるとすごく焦る。


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そこで気づくわけだ。「あ、手前のファミレスに入りたかったのか」と。


ドライバーがウインカーを出すタイミングは人それぞれで個人差があるので、勝手に解釈しないでおきましょうという話だね。


ギリギリまで出さないのも困り者だが、十分すぎるほど手前からウインカーを出す人もいる。ドライバー的には良かれと思ってやっていることもあるので、一概に責めることはできない。


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こういう別パターンもある。

  1. (サイクリストの)あなたが脇道から本線に合流しようとする
  2. 本線を走る車が、右から近づいてくる
  3. ウインカーを出しているので、「ああ、左折するのか。じゃあ自分には関係ない」と安心して合流する
  4. 車はもう一つ奥の信号で曲がるつもりだったので、「なんで合流してくるんだ!」とクラクションを鳴らす


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お互いのスピードが早かったりすると、あっけなく接触事故になってしまう。サイクリスト側には、「だって、ウインカー出してましたよね?」という言い分があるのだろうが、ドライバー的には「そうだよ、1個先の信号で曲がるつもりだったんだよ」……と曲がる場所の認識が異なるわけ。


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中には、スピードを落とさず、本線側に膨らむように曲がってくる横着なサクリストもいる。あれは実に危険。


サイクリストは「大丈夫」と思っているのだろうけど、ドライバー側の意見として言わせてもらうと、「そのスピードで曲がりきれなかったら、車の前に飛び出してしまうよ。車がスピードダウンしてくれると都合よく決めつけるのは危険だよ」って思う。


このような、些細な認識のズレが事故の元になる。公道を走るときは「たぶん大丈夫」と楽観的に考えるのではなく、「かもしれない」と少し臆病でいるくらいがちょうどいい。


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どうか、皆様も安全運転でお過ごしください。


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こないだ、自動車免許の更新をしてきた。 クルマを中心とした講習だったんだけど、自転車乗りにも大いに関係ある話が聞けたので、自転車というコンテキストに合わせて紹介してみる。 「へぇ、知らなかったなー」と思ったのが、自動車のUターンの法規制について。いまは若干 ...

こないだ、自動車免許の更新をしてきた。

クルマを中心とした講習だったんだけど、自転車乗りにも大いに関係ある話が聞けたので、自転車というコンテキストに合わせて紹介してみる。


「へぇ、知らなかったなー」と思ったのが、自動車のUターンの法規制について。いまは若干緩和されているそうで、クルマにとっては、Uターン(転回)できる場所が増えているそうな。


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※外苑前の交差点です。

クルマにとっては便利なことで、自転車乗りには関係なさそうだけど、実は大いに関係があるのだ。


たとえばこんな状況を想像してほしい。


↓↓↓↓↓

中央分離帯のある国道を、ロードバイクで走っているとする。


交差点で対向車線からのクルマが右折待ちをしている。優先権はこちらにあるので、右折してこないのを確認しつつ交差点に侵入。


すると、同じタイミングでクルマも右折してきて、「ちょっとちょっと~」ってビビる。が、クルマは右折するつもりではなく、Uターンしようとしていた…。(よって、ロードバイクの通過お構いなしに侵入してきたわけ)


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※免許更新時の資料より抜粋



いかがだろうか。「わかるわ~。同じこと感じたことあるわ~」と頷いてくださる方も少なく無いと思う。



今後、Uターン車が増えれば増えるほど、ひやりとさせられるサイクリストも増えるだろう。この状況に因るクルマと自転車の接触事故も、もしかしたら増加するかもしれない。


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※表参道交差点は右折矢印信号タイプ。でもって、Uターン禁止標識はなかった。よって転回OKである。


自分も経験があるけど、転回してくるクルマって、まるで自分にぶつかってくるかのような気がして、自転車を運転しててビビるし、視線がクルマにどうしても向く。


よって、どうしても前方不注意になってしまうのだ。そのタイミングで(信号無視している)歩行者が横切ろうものなら……事故の可能性満載である。


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※青山一丁目の交差点(ホンダのビルのあるとこ)も、UターンOKな場所。

この法令は平成24年4月から施行されているそうだが、右折矢印の出るタイプの信号機のある場所は原則許されることになった。なお、当然ながら、あらゆる道路でUターンが許されているわけではない。


右折矢印信号であっても、「Uターン禁止の標識がある交差点ではUターンは不可」なのだ。つまり、どんな状況でもまず標識が優先される。


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※神宮前三丁目交差点も、右折矢印信号タイプ。転回禁止はされていない場所のようだ。


なお、埼玉県民だとわかると思うけど、たとえば国道16号とか、17号のバイパスは矢印はあるタイプの信号が多いけど、「Uターン禁止」って標識が出ているケースがほとんど。スピードが出る区間は、わりとUターン禁止になっていることが多い印象だ。


見知らぬ街へツーリングに行ったときなど、交差点でいちいちUターン禁止標識など目に入らないだろうから、せめて「右折矢印がる信号では、クルマがUターンしてくるかもしれないから気をつけよう」と思っておくのが、我が身を守るためにもよいだろう。


このことを知らないサイクリスト(&ドライバー)は多い気がするので、みなさんの初心者サイクリストのお知り合いにぜひ教えてあげていただきたい。

皆さまは、「右カーブと、左カーブってどっちがどっち」って、とっさに答えられるだろうか? いきなり答えを書くけど、自分から見て右に曲がっていくのが、「右カーブ」。左に曲がっていくのが「左カーブ」だ。 ※つまり、これは右カーブ 文字にすると当たり前なんだけど ...

皆さまは、「右カーブと、左カーブってどっちがどっち」って、とっさに答えられるだろうか?

いきなり答えを書くけど、自分から見て右に曲がっていくのが、「右カーブ」。左に曲がっていくのが「左カーブ」だ。


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※つまり、これは右カーブ


文字にすると当たり前なんだけど、突然、「次、右カーブだよ」ってダウンヒル中に言われたら、「え、右に曲がるの?それとも左?どっちだっけ!?」って焦りはしないだろうか。自分はなってしまうかもしれない。


そんなわけで、今回は安全にダウンヒルするための自分なりの心がけについて書くが、その前に左カーブと右カーブの特長について。


左カーブと右カーブの特長

左カーブの場合

対向車線は狭く見えて、手前の走行車線は広く見える。よって、視点は自分が走る走行車線に向かいがちになり、イン側へとハンドルを切ってしまいやすくなるそうだ。もちろん、スピードを出し過ぎると遠心力でセンターラインへと吸い寄せられてしまう。


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右カーブの場合

上記の逆で、対向車線が広く見えて、自分の走行車線は狭く見える。視線は対向車線に向いてしまいやすく、ハンドルも対向車線側に切りやすくなり、センターラインに近づいてしまったり、最悪踏み越えてしまう。


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べつにどちらがより安全などという話ではなく、どちらも注意を要する。ただ、人間の無意識の傾向を知っておいて損はないだろう。また、人によって「左カーブより、右カーブが苦手(もしくはその逆)」という苦手意識もあったりするようだ。


このあたりは、脳内でイメージしていただくと「うんうん」とわかっていただけると思う。



次に、ダウンヒル時の自分なりの心がけ。

ダウンヒルでは殿(しんがり)を走る

自分は登りをゼエゼエ言いながら走るのはわりと好きなんだけど、下りは怖いので苦手。


下りでトレインを組んですっ飛んでいくグループを見るたびに、「だ、大丈夫ですか、そのスピードで…。もし何かあったら確実に大怪我ですけど…」と心のなかでヒヤヒヤしている。


ローディ仲間らとヒルクライムに行くと、たいてい下りでものすごく距離を開けられてしまい、下りきった場所で仲間を待たせてしまう。非常に申し訳ない気分になるのだが、こればかりはどうしようもない。


どうせ遅くしか走れないので、割りきって殿(しんがり=最後尾)を走るようにしている。そうすれば、自分の後ろに迷惑をかけないで済むからだ。(少々待たせてしまうけど…)


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とにかく事故だけはしたくない。だから、路面を(砂や石がないか)しっかり観察し、グレーチングや橋などの継ぎ目の段差手前ではスピードダウンしてお尻を浮かせ、穴ぼこがあれば余裕を持って避けられるスピードで巡航するように心がけている。


とくに、初めて走る峠であればなおさら慎重になる。次のカーブがどの程度の角度なのか、路面は濡れていないか、荒れていないか?など、いくつもの不確定要素が重なって、怖くなってしまうのだ。


スピードに対する免疫がない

じつは「スピードに対する免疫のなさ」は生来のもので、車を運転するときもなるべくスピードは控えめにして、追い越し車線はなるべく走らない(追い越し車線にいると、それだけでドキドキしてしまう)。


高速道路をチンタラ走っていると、家族には、「もっとスピード出しなよ、軽自動車にも追い抜かれているよ」と文句を言われる。それでも、頑なにスピードは出さない。これはたぶん生涯変えられないと思う。


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きっと、スピードによる恐怖心の沸点が、平均よりかなり低いのだ。ダウンヒル中は、「もしたった今、急停車せねばならなくなったら、どうすればよいだろうか」なんてことを考えながら下っているので、そりゃあもう遅い遅い。でも、安全のためには譲れないのだ(笑)。


余談だが、実家にはプレイステーションの『グランツーリスモ』というゲームがあるんだけど、自分はまったく楽しめない。


だって、車同士がドッカンドッカンぶつかったり、コースアウトして壁に激突したりするんですもの。心臓に悪いので、こういうゲームには手を出さないことにしている。


個人的には右カーブが苦手(理由はうまく説明できない)

もしもズルっとタイヤが滑ったとき、右に倒れてしまうわけだが、とっさに右足のクリートを外せるか、あまり自信がない。というのも、クリートを外すのは常に左って習慣づけられているから……かもしれない。


走るのは左カーブのほうがしやすいけど、スピードは右カーブよりも控えめだ。なぜなら、左カーブは見通しが悪いから。カーブの先に何があるかわからないから、かなり慎重になる。逆に右カーブは自分のコースの見通しがよいので、その点はやや安心。


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個人的に厳禁なのが、ショートカット(アウト・イン・アウト)で走る行為。キツいカーブもラクに曲がれはするが、対向車線から車がはみ出してきたら、こちらの命はない。


スピードがつい出てしまう見通しの良い、綺麗な路面を気持よく下っていると、ショートカットの誘惑に駆られてしまうが、安全のためにはしないほうがよい。


殿は事故れない

いつも殿(しんがり)を走ってて痛感させられていることは、「仮に自分が落車したら、前を走る仲間は絶対に気づいてくれないだろうな」ってこと。

下っている間は誰しも自分のことで精一杯だし、後ろへの意識はどうしたって希薄になる。それは仕方がない。だからこそ、最後尾を走る自分は何がなんでも無事に下らなければならないのだ。


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徐々に気温は暖かくなってはいるものの、冬山はまだ路面が凍結しているかもしれないし、雪解けのために濡れているかもしれない。落ち葉もまだ路面に残っている場所もあるだろう。


くれぐれもダウンヒルは安全運転で、サイクリングをお楽しみいただきたい。