サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロを徹底的にユーザー目線で解説するブログ &YouTubeチャンネル。面白さ国内No1を目指します。大学生の娘と運営。インプレ、イベントレポ、安全で楽しいサイクリングのコツ、メンテのノウハウ、海外記事&動画の翻訳も。ねとらぼ、産経サイクリスト、MarkeZine等で連載も。

カテゴリ: 安全運転・盗難防止

関東や関西等、人口密集地に住むサイクリストは「交通量の多い道を走る」ことに慣れています。まあ、慣れていくしかないってのが実情なんですが。 最初は公道に出るのが怖くて川沿いしか走れなかったのが、今はバス、トラック、タクシーがばんばん通る道路も平気になって ...
関東や関西等、人口密集地に住むサイクリストは「交通量の多い道を走る」ことに慣れています。まあ、慣れていくしかないってのが実情なんですが。

最初は公道に出るのが怖くて川沿いしか走れなかったのが、今はバス、トラック、タクシーがばんばん通る道路も平気になってしまいました。人間はあらゆる刺激に麻痺していく生き物ですね…。

これから自転車を始めようと思っている人と話すと、ほぼもれなく「(郊外はともかく)街中の車道が怖い」とおっしゃいます。「怖い→でも100%避けるのは不可能→とはいえ怖い」というループから抜けられず、購入まで至らないそうな。

ということで、私が街乗りするときに注意していることをまとめてみます。

Global Cycling Networkも同じテーマで動画にしていたので、そこの内容ともかぶります。



目次


メンテナンスをする

Global Cycling Networkはことあるごとに「メンテの重要性」を力説してます。

「すべての基本だし、わかりきっているんだから、わざわざ言わなくてもいいんじゃない?」って気もしますが、やはりそれだけメカトラブルが多い証拠なのかもしれません。

クルマのように車検制度があれば、事故につながる古いパーツや消耗品は整備士さんが交換してくれますが、自転車は全部自分で面倒を見ないといけないですからね。

個人的には街中で故障するほうが田舎でするよりマシな気はします(ショップへの駆け込みや輪行という手段があるので)。

ドライバーから見られる工夫をする

前後のライトは当然として、それ以外にも「明るめの色の服装」「反射材」も気にするとさらにGOOD。

サイクリングウェアにはどこかに反射素材があしらわれていることが多いですが、それだけだとやや心もとないので、シューズのかかと、ヘルメット、バッグにも反射シールを貼ると安全性が高まります。
※100均ショップで反射シールは買えます。それを利用するも良し(剥がれやすいが)

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ちなみに、2個リアライトしている人ってめっちゃ目立って遠くからでも視認性が抜群じゃないですか?なので私もリアライトをヘルメット&バイク本体の2箇所につけてます。

ハンドサインを怠らない

周囲に意図を伝えるためのハンドサインは結けっこう大事。クルマと違ってウインカーとブレーキランプがないので、ドライバーからは予測不能なんですよね。なので積極的に使っていきたい。

2つ注意点があって、片手運転が怖いって人はすぐさまやらなくてもOK。まずは瞬間でも片手で走れるよう慣れていきましょう。できるようになると走行中に給水もできます。なお、オクサマは片手運転が怖くてできないそうで、ハンドサインはできません。あと、信号停止がないといつまでも給水できません。

もうひとつはバイクの追い越し。スレスレを走り抜けるオートバイもいるので、ハンドサインを出したタイミングで接触するリスクがあります。なので私はハンドサインを出す直前にバックミラーを見る&少し後方確認する癖をつけています。



日中でもデイタイムライト

曇りの日、霧が濃い日はとくに。そうでない晴天でもデイタイムライトしている人はやはり目立ちます。無意味なんじゃ?バッテリーの無駄では?って以前は思ってましたが、他のサイクリストがやってるのを見て「たしかに効果ある!」と感じたのでマネしてます。

唯一の注意点は「ライトの切り忘れ」。

明るいせいで点いているのを見落としてしまいがち。食事中とかコンビニ休憩時は切りましょう。暗くなったときに電池切れでは元も子もないので。
※私はモバイルバッテリーと充電ケーブルは常備してます(休憩の合間に充電することも)

道に詳しくなる努力をする

道に詳しくなると「あの交差点は車の流れ方が好かん」とか「あの幹線道路はアスファルトが荒れているから避けよう」という判断ができます。1本しかルートを知らないのと、複数のルートを持つのとでは心の持ちようも変わってくるので、道に詳しくなるのに越したことはありません。

超絶方向オンチの妻と娘には「ぜったい無理」って言われているんですが、Google Map を見ていればなんとなく土地勘つかめると思うんですけどね…。ますますわけわからんって言われるんだろうなぁ…。

◇ Google マップで「自転車ルートが使える」ようになった(国内10都道府県ですが)

ドライバーから予想されやすい動きをする

ハンドサインを出すのがベスト。意思表示の方法ですからね。

車線変更したいときは、ハンドサインと後方確認(チラッチラッという視線)を組み合わせると、ドライバーに察してもらいやすいです。

バックミラーは第3の眼

私はミニベロにもロードバイクにもバーエンドにバックミラーを付けてます。

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これがあるとないとでは街中走行の安心感が全然違いまして、視線をちょっと落とすだけでおおよその後方確認ができます。もちろん死角はあるので過信は禁物ですが、「あ~、大型車両が来るな~」とか「仲間がちゃんと後ろについているな~」がわかるだけでも助かります。

これがなかった頃は1日に何回後ろを振り向いていたことか…。

コスパ抜群なので、街中走行する方には強くオススメしたいアイテムです。

通勤用のミニベロにバックミラーを装着したら、びっくりするほど走りやすくなった件について

ただし、バイクを右側に倒すと地面にHITして吹っ飛びます。えいやって押し込めばもとには戻ります。あと、ガラスではないので割れることはないです。(10回以上飛ばしましたが今も健在)

路面でのポジションに気を使う

初心者の方は「怖さのせい」で、つい路肩に寄ってしまうものです。

が、これは逆効果。 いざというときの安全マージン(左に逃げるスペース)がないので、逆に危険なのです。

過去に、路肩に寄りすぎてペダルが縁石にぶつかって右側に落車した人を目撃したことがあります。タイミング悪いと轢かれます。

自転車は車道が基本なのでべつに遠慮する必要はありません。むしろ堂々と車道を走りましょう。(もちろん、なるべくクルマやバイクの通行の妨げにならない意識はしつつ)

車両の死角に入らない

バス、トラック、トレーラー、サイドの窓が塗りつぶされた大型商用バン等の大型車両は死角が多く、見落とされる可能性大です。なのでなるべく近づかないほうがいいし、並走なんてもってのほか。

なお、乗用車でも死角はあります。 クルマの真横はけっこうな確率で見落とされるし、左斜め後ろもしかり。 とにかく、車の近くを走り続けないことがポイントです。どんどん前に行ってもらいましょう。

【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか?

サイクリストから見た「車のつられ右折」の怖さ

夜は知ってる道を使う

夜に路面状況を知らない場所(つまり初めての道)を走るのはすごく嫌ってます。

走り慣れてる道だと「路面の荒れ」「キャッツアイ(道路鋲)の箇所」を覚えているので慎重になるべきポイントが分かるんですが、知らない道はず~っと気を張ってないといけません。

そういう意味でも、いろんなルートを開拓していると安心して走れる場所が増えます。限界はありますが、家の周囲はまんべんなく走っておいて損はないです。

路面状況に気をつける

  • マンホール、グレーチング(金属類)
  • キャッツアイ(踏んだら終わり)
  • 白いペイント(濡れていると滑りやすい)
  • 砂や砂利(吹き溜まりにある)
  • 轍(わだち)・穴・ヒビ
  • ゴミ置き場(割れたガラスが散乱していることも)

あたりでしょうか。

複数台で走る時は車間距離あける

止むを得ず急停止もあるし、トレインなんてもってのほか。あと、ハンドサインが間に合わず、前走者が咄嗟に穴ぼこを避けることがあります。後ろにピッタリ付いていると発見が遅れて餌食になります。

落車やパンクの原因になるので、車間距離は開けましょう。
目安は「急ブレーキをかけられても問題ない」距離感かなと。

「べき論」を持ち出して勝手にイライラしない

街中は信号無視するママチャリで溢れています。なんなら、信号を守るロードバイクよりもルール無視のママチャリのほうが速いことも。

なんだあいつ…という気分になるのはわかりますが、赤の他人です。放っておきましょう。 間違っても競争心を芽生えさせないように。

軽車両通行不可の標識に気を配る

不慣れな土地だと、いつの間にか軽車両禁止区間に迷い込んでしまうことがあります。立体交差は高い確率で軽車両通行不可です。手前に標識がないかご注意ください。

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あと、まれに有料道路に入り込んでしまうお年寄りがいるそうですが、さすがに普通の方ならその間違いは犯さないかなと。

余談ですが、静岡の富士市(街頭も少なく真っ暗)を夜間に走ったとき、道に迷って有料道路に入りかけ、クラクションを鳴らして「自転車はダメだよ!」って言ってくれた人のおかげで我に返った経験があります。あのときは肝を冷やしました…。

路肩に駐車した車のドアに注意

急に開くことがあります。スレスレを走ると避けようがありません。1.5mは距離をあけて十分なマージンをとり、万が一に備えてます。そういう意味でもバックミラーがあると便利です。


日が暮れるのが早い季節になってきたので、つい先を急いでしまいたくなる気持ちになるものですが、どうか安全運転で(^^)


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今回は第27回目となる自転車事故コンピレーションをお届けします。 人の事故見て、自分の行動を見直すキッカケにしていただければ。 【ドラレコ】事故の瞬間 右直事故【Driveman1080】 事故発生時間:16秒 典型的なサンキュー事故です。 動画内では「過失割合は70 ...
今回は第27回目となる自転車事故コンピレーションをお届けします。
人の事故見て、自分の行動を見直すキッカケにしていただければ。

【ドラレコ】事故の瞬間 右直事故【Driveman1080】


事故発生時間:16秒


典型的なサンキュー事故です。

動画内では「過失割合は70(車):30(バイク)」で車のほうが過失割合が高かったそうですが、バイク側もかなり油断していたとしか言えません。

車と車の間が空いている場合、まず間違いなくその間を何かが通過してきます。
通過するにしても最徐行でないと危険。

なんなら、車両間隔が詰まっていても、歩行者やママチャリが間からヒョコッと横断してくることはありますからね…。しかもわりと堂々と悪びれることもなく。

すり抜けは非常に危険を伴うってことは覚えておきましょう。

車対自転車!! 危機一髪あわや接触事故でした!!


事故未遂時間:36秒

東京都杉並区でのヒヤリハット事例。

自転車が後方確認をせず進路を変更したことで、直進しようとしていた車とあわや接触。
ドライバーの急ブレーキで事なきを得ましたが、間一髪でした。

自転車からすれば、後方から車が接近しているのはヘッドライトが射しているのでわかるはず。にもかかわらず横着したのは「立ち漕ぎしていたから」だと思います。立ち漕ぎだとハンドサイン出せないし、後方確認もしにくいですからね。だとしても、なんの言い訳にもなりませんけれども。

車が自発的に減速してくれる、車が減速するのがマナー、自分は交通弱者だから優先されるべき…って考え方は危険しかないのでしないようにしましょう。

【交通事故】高校生轢かれる 全治二か月 ドラレコ


事故発生時間:1:28

高齢者が運転する軽自動車に高校生が轢かれた動画。
車が赤信号で加速し、正面から追突。

フロントガラスは派手に割れ、高校生は思い切り弾き飛ばされましたが、 左手親指付け根の関節を骨折(手術)と、あごを10針縫う怪我で済んだのはまだ不幸中の幸いだったかも…。

よく見ると、前を走っていたバスも信号の変わり目をやや強引に通過してますね。ちょっと加速してます。高校生は通過したバスの後に交差点に侵入してきているので、まさかもう1台むちゃな信号無視をしてくる車がいるとは思わなかったのでしょう。

青信号を渡っていた高校生になんの非もないですが、あえてアドバイスするなら信号の切り替わるタイミングは車が突っ込んでくることもあるので、「ひと呼吸おいて出発」するのがよいかな…でしょうか。
※横断歩道では、私は「車が(停止に備えて)減速しているかどうか、確かめてから歩き始める」というマイルールを設けています。

横着したドライバーが突っ込んでくる場合もありますし、単純に反射神経や反応速度が衰えた高齢者が運転していることもありますので。

How To CRASH Your BICYCLE



事故発生時間:8:02

New York(ブルックリン)での落車動画です。
※長い動画なので7分40秒までスキップしてOK

それにしてもかなり乱暴な運転をしてます。

信号無視、歩行者の間のすり抜け、蛇行走行などやりたい放題なので同情の余地はないかなと。

センターラインの延長線上にあった「盛り上がり」のせいで前輪が浮き、グリップを失って倒れました。センターラインと同色だったので、発見が遅れてしまったのでしょう。

まあ、ちゃんと自転車に乗っていれば「そもそもセンターラインを越えての右折」なんてしないわけで、完全に本人の自業自得ですが。

日本だと「キャッツアイ」と呼ばれる道路鋲のほうが馴染みがあるでしょう。反射板が埋め込まれた銀色の、サイクリストなら間違いなく避ける例のアレです。正式名称は「チャッターバー」。

本来はドライバーに対して、道路から外れて中央分離帯を越えたり、壁やガードレールに衝突しないよう視覚的に警告するためのものです。

これが自転車にとっては天敵でして、上記動画はふんわりした程度の隆起なので、ゆっくり通過すれば落車は免れるかもですが、走行中にキャッツアイを踏んだらまず確実にアウトです。

夜間とか不慣れな道だと見落としやすいので、くれぐれもご注意ください。

Bicycle Crash Into Curb at speed


事故発生時間:28秒

カーブを曲がりきれず、段差に突っ込んで前転落車した動画。

走り慣れた地元の道だったそうですが、投稿者も「あまりにもハイスピードで侵入しすぎてしまった」とコメントしています。

ブレーキを掛けたがリアが滑り出し、曲がるのを諦めてバニーホップで段差をクリアしようとしたけど間に合わなかった

そうな。

倒れている彼を車は救護せず、ふつーに通過していたのがいたたまれません…。

慣れている道だと、つい油断しがちですが、帰宅するまでがサイクリングです。

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落車事故、起こしたくないですよね。世界中の自転車事故動画を定期的に探しているせいもあって、けっこうな数の事故動画を見てきたんですが、事故はゼッタイ起こしたくないし、巻き込まれたくない…。 自分は立ちゴケは何度か経験していますが、走行中の落車(自爆)は1回 ...
落車事故、起こしたくないですよね。世界中の自転車事故動画を定期的に探しているせいもあって、けっこうな数の事故動画を見てきたんですが、事故はゼッタイ起こしたくないし、巻き込まれたくない…。

自分は立ちゴケは何度か経験していますが、走行中の落車(自爆)は1回のみ。

5年くらい前にミニベロで道路を横切ったとき反射板(キャッツアイ)を踏み、バイクもろとも吹っ飛んだことがあります。一瞬何が起きたのかわからなかった…。減速していたので擦り傷と打撲だけで済みました。 

Global Cycling Networkの2018年の動画に「落車事故を起こさないための5つのTIPS」というのがあって、コメント欄の情報含めて有益だったので翻訳して(&自分の心がけも加えて)紹介してみます。


※上記TIPSについて語っているのは「3:00~9:10」の間です。

目次


集団で走るスキルを身につける

レースはもちろん、ファンライドでも集団で走るとホイール同士が近くて不安定な状況になります。ホイールって軽く接触するだけで後続がふっとばされる(フロントホイールのほうが軽いので)わけで、集団では1人が落車したら全滅ってことも。

初心者ってホイールが接触すると弾かれるってことを知らず、悪気なくホイールをかぶせてくることがあるので、そういうときは教えてあげましょう。

回避するには練習あるのみ。指示出ししてくれるボス(経験者)がいると始めやすいです。人の真後ろにはつかず、ちょっと横にずれるのがコツ。前方視界が確保しやすいし、前の急な停止等でも逃げるスペースも確保しやすい。あとは頻繁なコミュニケーションも大事。ハンドサインや声で穴とか石とかの存在を互いに示しあうと安全に走れます。

あと、前走者はなるべく「急なアクションをしない」こと。
急ブレーキ、急な進路変更は後続を慌てさせるので。

ビンディングペダルを外せずに立ちごけ

慣れてしまえば体が自然に反応するものですが、初期段階は考え事しながらとか、景色に見とれてしまってペダルが固定されていることを忘れて立ちゴケ…ってなることがあります。すべてのサイクリストが通ってきたはずの道。

肉体的な痛さはたいしたことはないですが、精神的ダメージが強い。
割合的には1:9くらい(?)。

まず「やっちまった!恥ずい!早く起き上がらねば!」って感情が来て、痛みは後から。これは海外でも同じようでダンさん(右の人)は「Hurts your pride(自尊心を傷つける)」、サイモンさん(左の人)は「Embarrassing(恥ずかしい)」と表現していました。

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ビンディングペダルを外すには「足首をひねるだけ」なのでメチャクチャ簡単。ただ、集中しているときは僅かな力で外せるのに、存在を忘れてしまうとほぼなすすべなく倒れる…いう不思議な存在です。

未経験者は「足をひねれば回避できるなら、倒れ始めてから反応すれば間に合うでしょ」と言うんですが、間に合わないんですよこれが…。気づいたらもう遅いのが立ちゴケなのです。

完全に回避できるわけではないものの、心配な人はペダルのバネのテンションを弱めておくのはアリ。あと、脱着の際に足元には目をやらないこと。視線は常に前です。

機材がちゃんと動くように整備しておく

ブレーキ、チェーン、スプロケット、タイヤ…の機材がちゃんとメンテされており、ボロボロになっていないこと。

アタリマエのことで、落車と関係なくない?って思ったんですが、タイヤが摩耗しているとパンクやバーストのリスクはありますし、ブレーキがちゃんと利かないと生死にかかわります。

摩耗したスプロケットってチェーンにトルクかけた瞬間に歯飛びしますよね?よほどパーツ交換をサボらないかぎり起きないでしょうけど、ダンシングのときに歯飛びすると足がズコッと抜けて冷や汗をかくことはあります。 

加えて…

  • クイックがちゃんとハマっているか?(輪行で脱着機会が多いと緩みやすい)
  • リムブレーキが開放されたままではないか?(同上)
  • クリートのネジは緩んでいないか?(たまに増し締めを)
  • ヘッドにガタがないか?(めったに緩みませんが無整備のママ長期間乗ってるとなります)

あたりも注意すると良いです。

ライディングスキルとバランス感覚を養う

MTBのバックグラウンドを持つピーター・サガンは「ロードレースで落車事故をしたことがほぼない」そうな。バランス感覚とか車体コントロール能力がプロサイクリストの中でも群を抜いて高いんでしょう。

ダンさんもMTBの経験があり、その経験が生きたのが「冬の凍った路面で滑ったけどとっさに持ちこたえたシーン(7:20)」。

ふつうの人なら確実に落車してたであろう角度に傾いたのに、おっと!って感じで復帰したのすごい…。パニックになってないし、しかも倒れた方向のペダルも瞬時に外していました。何気に並走してた人が無事だったのもお見事。 (↓をクリックするとすぐそのシーン再生します)



いろんな種類のバイクでいろんなシチュエーションで走るのはスキル向上に役立つものです。タイヤが滑ったり、バランスを失いかけても「あ、経験したことあるやつだ」と自信を持って対処できます。バニーホップもそうで危険回避に役立ちます。

MTBの経験は数えるほどしかない自分ですが、乗るたびに自分がいかに舗装された路面で楽をしていたか…を思い知らされます。翌日は上半身がバッキバキに筋肉痛になってしまうんですが、体の使い方が下手ってことでしょう。

MTBで集中的にトレーニングしたら、さぞかし鍛えられるだろうな…。

コーナーではちゃんと減速する

基本中の基本ですが、事故が起こりやすいシチュエーションです。曲がるときは減速する、限界まで攻めない。峠の下りは落ち葉が溜まっていたり、落ち葉の下に石や枝が隠れていたりして、乗り上げたらかなりの高確率で落車します。

あと、砂と砂利も怖いですね。吹き溜まりのようになっている路面は街でもどこでもあるし、直前まで存在に気づきにくいものです。なのでスピードはほどほどに…。


以下、コメント欄にあった視聴者からのTIPSやアドバイスも集めてみました。

目線&視線

『Never look at the crashing rider(s). Look for your escape route. 』
落車した人を見ない。行きたい方向に視線を送る(さもないと吸い寄せられてしまう)

『When you're riding, always remember to look where you want to go, never at where you DON'T want to go. 』
きついコーナーを曲るときは「行きたい方向に目線を送る」こと。行きたくない方向、行ってはならない方は見ないこと。

路面状況

『Avoid white lines and other road markings especially when they’re wet. Skating rink isn’t in it! 』
路面が濡れているときは白線マーク等の塗装に注意する

『Scan the road surface to avoid potholes and any other obstruction. 』
穴や障害物を発見できるよう路面状況を常に観察する

『If riding on tramway ways (sometimes that way is shared with regular road or it just crosses it), cross the rails at an angle, as close to 90° as possible, to avoid the wheels getting stuck in the rails. 』
路面電車が走っている街中の話だが、線路を超えるときは90度の角度で。斜めに侵入するとタイヤが吸い込まれる危険性がある

『Constantly keeping an eye out for parking cars and the drivers opening their doors without looking or even worse, a passenger behind the driver. 』
路肩駐車した車のドアが「開くかもしれない」と予測しながら走る。ドライバーはわりと気を使うものだが、リアシートに座っている人は(バックミラーがないのもあって)平気で開けてくることがある。

減速

『Best bit of advice I've ever been given is to do all your braking before you reach the corner. 』
コーナーに侵入する前に減速しておく!こと

整備

『How to avoid a crash? The worst crash I've ever had was due to an under-inflated front tyre. I came off a 90 degree corner at 25 mph. So always check that your front tyre is correctly pumped up. 』
フロントタイヤの空気圧の不足のせいで走行中にハンドルが90度に曲がって落車したことがある。空気圧は毎回ちゃんと入れておけ!

装備

『Use your light when riding at night over a path in a forest that you know by heart - keeps your from missing the branch that fell on it and saves you from counting your bones with bruised ribs. I know, unfortunately.』 
夜間はライトを使う。障害物や穴、大きな段差を見落とさないために。

テクニック

『Practice getting up off your seat smoothly, so you don't kick back. I've seen this bring riders down in a compact group on a climb. 』
シッティングからダンシングにスムーズに移れるよう練習しておく(急に立ち上がるとキックバックを起こし、瞬間的にバイクが後ろに下がり、後続に接触するリスクがある)

『My best piece of advice was to look at the the persons hips in front of you, not the rear wheel in front of you. Keeps the bigger picture in view . 』
前を走っている人のホイールを見てはダメ。視線は前に高く保ち、視界を広くとろう。

『i try to think 5 seconds ahead of me usually if something happens thats the time i can react its worked for me for 8 years not crash in that time but now i said that lol 』
常に「5秒先」の未来を予測しながら走ることで素早くリアクションを取れる。

『Crash Advice: Ego heals much faster than the body. Meaning at some point you need to ditch it instead of trying to save it. Unclip; jump off; throw through the legs; dive into the hedges (softer than tarmac). The worst injuries (face or collar bones) tend to be from hanging on too long and trying to save it… 』
ダメだと思ったらペダルを外してバイクから飛び降りたり、草むらに突っ込むのもアリ。何が何でも体制を立て直そうとしてできなくて、最悪のシチュエーションを迎えてしまう…ということはある。エゴを捨てろ。

『The method to the corner (steeper and faster) is to keep your knee tucked in near the top tube as opposed to letting it hang out the way your chum demoed during your promo for the up coming cornering spot. Letting your knee hang outward (due to being afraid of falling) shifts your center of gravity off the line between you and the wheels and downward towards the ground (where you don't want it to be) giving you less traction and a greater tendency to slip. Tuck your knee in and you will have more force along the line from your bum through to the wheel's point of contact with the road, putting your center of gravity outward where you really want it to be. 』
コーナーでは両膝をトップチューブにくっつけるように引き寄せておく。恐怖心があるとイン側のヒザを外に向けたくなる意識が働くが、重心が中心からずれてアンバランスになる。結果的にトラクションを失いやすくなり、スリップ転倒のリスクが生じる。両足は畳んで、お尻→サドル→ホイールに一直線にかけて体重を乗せること。

ケアレスミス

『don't try to fix a loose bar-end plug while riding 』
走行中に緩んでいるバーエンドのキャップを直そうとしない。(バックミラー調整も同様)

『Best advice - always keep your thumb wrapped under the bar and relax your grip, arms and shoulders, that way if you hit a a pothole or object, your hands aren’t knocked off the handlebars and you can absorb the shock. 』
ハンドルのフラット部分を持っているとき、親指を上に乗せるのではなくしっかり握ること。段差で手が弾かれて落車ってことがある。

『2 ways: 1 assume the traffic is out to get you - not merely negligent. 2 keep the testosterone-driven risk-taking idiot under some control 』
調子に乗らないこと、闘争心むき出しにして走らないこと。感情をコントロールすること。

レース・イベント

『From my wife (after I crashed in a crit race..was technically crashed into, not my fault) - "Stop riding crit races". 』
レースで事故って以来、妻から「クリテリウムレースには出ないで」って言われてる

『1.never overlap wheels 2. react 1st by doing nothing 3. Look where you want to go, not at the people crashing all around you. 』
レース中はホイールをオーバーラップさせない。周囲で事故が発生したときの最初のリアクションは「何もしない&パニックにならない」。事故を起こした方向を見ない

『If you are racing Crits then keep your elbows out in the corners to absorb someone contacting you and practice being bumped. 』
クリテリウムレースのコーナーでは「肘をわざと開いて自分のスペースを確保する」ってのをする。あと人に当たられること、接触する(される)ことにも慣れておく


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YouTube不定期で調べている世界の自転車事故動画。今回が26回目です。 事故は対岸の火事ではなく、自分にもいつでも起こり得ることだと気を引き締めています。 今回は6個選んでみました。 CYCLIST RUNS INTO MY MOTORCYCLE ※事故発生時間:42秒 オートバイとロードバ ...
YouTube不定期で調べている世界の自転車事故動画。今回が26回目です。
事故は対岸の火事ではなく、自分にもいつでも起こり得ることだと気を引き締めています。

今回は6個選んでみました。

CYCLIST RUNS INTO MY MOTORCYCLE


※事故発生時間:42秒

オートバイとロードバイクの接触事故。右折しようとしたロードバイクとインコースから抜き去ろうとしたバイクの「どっちが悪いのか論争」が起きてますが、どっちもどっち。たしかにインから抜こうとしたバイクにも非がありますが、ロードバイクもなぁ…。信号無視するわ、イヤホンしながら走るわ。自分の都合のいいときだけ交通ルールを主張するのはダサい。

ねとらぼでも記事になってます。

これどっちが悪いの? 交差点で自転車とバイクが接触 事故映像きっかけに海外で大激論

【監視カメラ事故映像】中国/タクシーに自転車衝突!


※事故発生時間: 25秒

客を降ろしたタクシーが、180度旋回しようとしたところにタイミング悪く自転車が突っ込んでしまってます。タクシーってもと来た道を強引に引き返すことってよくするので、挙動には気をつけるべきですね。

後席の窓を突き破って上半身が車内に突っ込んでしまって見た目的には大惨事ですが、幸い軽症ですんだとのこと。ある意味、窓がクッションになってくれたのかもしれません。

【ドラレコ】事故寸前 バイク vs 自転車に乗った少女


※事故未遂時間: 13秒

事故は発生していなくて未遂で済んでます。右折するオートバイと、並行して走る自転車(子供)があわや接触するところでした。子供は視野が狭いし、運転手の視点で考えられないので、大人側が慎重に行動すべき。

バイク側はどうしても対向車線に気が向いてしまい、横断歩道の目視チェックは二の次になることも多いです。フルフェイスヘルメットだとよけい左右の視界も限定されやすいとは想像できますし。

ちなみに自分が横断歩道を渡るときは、右折車に巻き込まれたくないので常に車やバイクの動きを観察するようにしています。

こちらが参考になります。

サイクリストから見た「車のつられ右折」の怖さ

交差点で己を守るために心がけていることリスト

左折巻き込み事故寸前 A dangerous driver


※事故未遂時間:16秒

「自転車を抜いた直後に左折する車」…というサイクリストにはあるあるすぎるシチュエーション。なぜこんなことをする?ほんの数秒を待てないのか?とも思いますが、人間はそういうものって心得ましょう。まれに明らかに嫌がらせっぽく急左折してくる車もいるので注意。

これも同じパターンです。



「ぜったいこっちに気づいている」ってときでも曲がってくる車はいます。「車に通せんぼされたら、自転車側が止まらざるを得ない」というのを知っているから強引になれるのかなと。これがオートバイだとそこまで無茶しない印象です。一言でいうとナメているってことですね。

私は並走する車が、

  • ウインカーを出しているか
  • ブレーキランプが一瞬でも光ったか
  • 左に行きたがっている素振りを見せているか(左にかすかに寄っている)
  • ドライバーの視線が左を向いているか

をチェックするようにしています。

自転車動画 サンキュー事故を防ぐ方法 自転車目線


※事故未遂時間:31秒

渋滞で車の列ができているところを自転車がすい~~~~っとすり抜けしていくとき、サンキュー事故は起きやすいです。右折車には自転車が死角から飛び出してくる形になり、かなり危険。クリーンヒットされると真横に弾き飛ばされます。

これと似た状況で、車ではなく歩行者が車の間から横切ってくることもあります。横断歩道まで行くのが嫌でショートカットするパターン。

車両間隔が詰まっているからサンキュー事故はないはずって思い込んでいると、人とぶつかる可能性があります。すり抜けはなるべくしない、もしくは徐行で進むようにしましょう。

2019-02-02 08.31.40

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中古ロードバイクの売買はさほど珍しいものではなくなってきました。メルカリやヤフオク!のようなC2Cもあるし、中古品を専門で扱うリアル店舗もあります。もはや市民権を得た感じ。 Global Cycling Networkに「Tips For Buying A Used Or Second-hand Road Bike(中古のロ ...
中古ロードバイクの売買はさほど珍しいものではなくなってきました。メルカリやヤフオク!のようなC2Cもあるし、中古品を専門で扱うリアル店舗もあります。もはや市民権を得た感じ。

Global Cycling Networkに「Tips For Buying A Used Or Second-hand Road Bike(中古のロードバイクを買うときのコツ)」という動画がありました。海外だと店を介在させない直のやりとりのもポピュラーなのでこういう動画の需要があるのかなと。

中古ロードバイク を買うときに役立つ情報だったので翻訳して(自分の意見も添えつつ)紹介します。



目次


元オーナーと直に話す

なぜ売ろうと思ったのか質問する。売却の理由は?どれくらい乗ったのか?そもそも自身がサイクリストなのか?(←ココ重要)

自転車が趣味じゃないのに、サイクリストじゃないのに、めちゃくちゃ高価なバイクを売ろうとしていたら……ちょっと不自然すぎるので疑うか追加質問したほうがいいです。あり得ないほど得をする掘り出し物って存在しません。ぬか喜びして飛びつかないこと。

もちろん「乗るつもりで買ったけど、いろんな事情で結局乗らなくなったから売ることにした」って可能性もあります。その辺はケースバイケース。そういう情報は直にオーナーと会わないとわからないので、会うことなく購入を決定しないほうがベターでしょう。

ブレーキシューの減りとリムの汚れ

シューのすり減り具合でどれくらい乗っていたかがわかります。シューだけでなく、ホイールのリムの磨耗も同時にチェックすること。

バーテープの摩耗具合

完成車状態からあった元々のものなら、あまり乗ってない証拠。個人的意見ですが、メンテナンスの歴史とか、ちゃんと手入れをしていたかは”バーテープの状態”に現れると思ってます。バーテープがきれいな人は部屋も整理整頓していそうな気がします。 

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シートポストを抜いてみる

長期間放置したアルミフレーム&アルミシートポストだと、固着して抜けないことも。買ったあとでシートポストを動かせないとわかるのは問題なので、とりあえず動かせるかどうかはチェックしましょう。仮に抜けなくても、よほどのひどい状態でない限りショップなら抜いてもらうことはできますが。

シートポストがカーボンだと、トルクを掛けて締めすぎたせいで破損仕掛けていることもあります。やはり一度抜いて状態を確認しておきたいです。つまり、オーナーに会うときにはアーレンキーセットを持参する必要があるということです。

ケーブルの摩耗具合

「フレームのヘッドの横」と「アウターケーブル」が接触する部分の摩耗具合を見ます。アウターケーブルがフレームに触れた状態で乗り続けると塗装が剥がれてくるもので、ここを見るだけでもどれくらい乗ったか一発で分かるもの。大切に管理していたオーナーならクリアシートかパッドを付けているはずです。

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※養生していれば問題ないことがほとんど

ケーブルを交換した時期

アウターとインナー、シフターとブレーキ、それぞれのケーブルをいつ交換したか?あるいは一度もしていないか?を確認します。知っておくことで次回の交換時期の目安もわかります。この質問に答えられないとしたら…あまり良いサインではないでしょう。

タイヤの交換歴の有無

買った状態のままなのか、1回でも交換したことがあるのかをチェック。新品二近くても数年放置してたって場合はゴムが劣化していることもあります。インナーチューブもしかり。

ホイールのリム面の劣化

リムブレーキタイプなら、リム面が凸凹していないかチェックします(指で触ればわかる)。そんなに乗っていないバイクなら、リム面の劣化は少ないはず。なお、ディスクブレーキのバイクならローターの磨耗をチェックしましょう。

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チェーンは伸びていないか

チェーンチェッカーがあれば一発で確認できる。なかなか普通の人は持っていないので、わざわざそれだけのために買う必要はないかも。まあ、チェーンは交換できますし。これも「どれくらい乗っていたか」の証言と照らし合わせて確認すれば良いでしょう。

カセットやチェーンリングの摩耗具合

破損や欠けがないかはもちろん、変速したときに歯飛びしないかも見ます。磨耗が進むとカセットの歯が薄くなっていきます。歯飛びするかどうかは手でクランクを回すだけだとわからないこともあるので、実際に乗ってみるのがベスト。

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ボトムブラケットの下

忘れやすい場所ですが、ボトムブラケット周辺も目視チェックします。遠慮なくひっくり返させてもらいましょう(縦に持ち上げるだけでOK)。ボトムブラケットが無事でも、ケーブルガイドが割れていたり、ケーブルが傷んでいることはあるので。

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チェーンステーに小キズがついていないか

チェーンが当たって細かな傷ついていないかのチェック。まあ、傷ついていたとしても深刻な問題にはなりえなくって、単なる見た目の話。普通に乗っていれば不可抗力でチェーンが当たることはあるし、輪行のためにホイール脱着すればどうしてもチェーンステーには薄い傷はついてしまうものなので、神経質にはならなくて良いかと。

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オリジナルじゃないパーツが付いていた場合

カスタマイズが施されていて、ホイールやサドルが新しくなっていれば、(好みに合えば)それはラッキー。カスタム歴はオーナーに聞けばわかるはずです。 

サドルやホイールが新しくなっているのは喜ばしいですが、フォークが標準のものでなかったら「事故歴の可能性がある」ので身構えたほうがいいです。そういう意味で「メーカーの出荷スペック」は事前に予習しておきましょう。5年以内のバイクならネットで情報が見つかるはずです。 

フォークってまず交換することはないし、劣化するほど乗り込むことも一般サイクリストだとないので、交換されていたら高い確率で「必要に迫られてやった」と考えるのが無難です。そのことは率直にオーナーに質問するべし。納得できる回答が返ってこなかったら、そのバイクは選ばないでおきましょう。 


……と、こうやって元オーナーの話を聞きながら「バイクの歴史」を総合的に判断します。買ったあとですぐに交換が必要そうな部分があれば、値引きの交渉材料に使ってもいいでしょう。つまりバイクの状態を正確に把握することは、自分のためでもあります。


上記が動画内で語られていたことで、個人的に追加確認したいポイントは以下3つ。

保管場所はどこだったか?

屋内だったか?(屋外だったら一眼見てわかるけど)

固定ローラーで使っていたか?

個人的な好き嫌いですが、固定ローラーはどうしてもフレームに負荷がかかるので、トレーニングで使われていたフレームをあえて買おうとは思いません。三本ローラーは許容範囲。

雨天で乗ることがあったか

レースでガンガン使ってきたバイクであれば、少々の雨天決行はあるものなので、そこはちょっと気になるかも。まあ、オーナーがちゃんとメンテナンスしてきたってことであれば問題はないですが。 


再びGlobal Cycling Networkで語られていたことに戻ります。
ここからは「実際にバイクに触れながら」チェックするポイント。

ヘッドのベアリングのガタ

ぐらついていないかのチェック。バイクにまたがって、フロントブレーキかけた状態で前後にゆする。フレがあればカクカクとした軋みを感じられるし、ひどいと目視でもわかるほど。

ボトムブラケットのガタ

ボトムブラケットにガタ付きがないかは、クランクを握って横方向に揺らして確認できる。カクカク動けば丸ごと交換することになる可能性大。

ホイールのベアリングのガタ

タイヤを握って横方向に揺らしてみる。グラグラ来ていたらベアリングの調整か交換が必要になる。

ホイールが「True」か?

「True=本物かどうか」という意味ではなく、ストレートか?フレていないか?という意味。ホイールを回して真正面から見たり、(リムブレーキモデルなら)ブレーキシューを目印にしてグラつきをチェックします。フレていたらうにうに動くので一発でわかります。

もちろん、フレていてもショップで調整してもらえばいいだけの話。ただ、コストはかかるのでその辺は値引きできないか交渉してみましょう。

ディスクブレーキのホイールでも同様にスピンさせてチェック。ローターが斜めになっていたりするとシューに触れてチッチッと音がします。

事故歴があったかどうかを見分ける方法

オーナーに聞けばわかることですが、「家族の所有物を処分するので詳しいことはわからない」かもしれません。そんなときにチェックできるポイントはいくつかあって、

1 リアディレイラーに傷がある

落車があればまず間違いなくリアディレイラーに傷がつきます。ちなみに自分のパナモリは後ろから娘に突っ込まれたことがあって、そのときについた傷が残っています。(動作に問題はないです) 

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2 サドルの横にほつれ、破れがある

落車するとサドルも地面に触れます。サドルのこの部分は破損しやすいです。普通に走っていてもサドルは磨耗していくものですが、ピンポイントで目立つようなら落車を疑うこと。

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※とくにこの位置

3 バーテープ、シフターに傷がある

ここも落車時に地面に必ず当たる。普通に使っていて局地的にバーテープが破れることはないし、シフターに傷がつくこともないです。

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※シフターの先っちょの傷は風でバイクを倒してしまったときのもの

とはいえ、傷があった=そのバイクはダメ!ってことではなく、フレームに影響を与えない軽い落車ってこともあるし、なんなら立ちゴケでもそんな傷はつくものです。むしろ完全な無傷の中古バイクってまず見つからないはず。なのであまり過敏になりすぎるのもどうかと思います。

最後に、深刻なダメージが予想される「買うべきではないフレーム」について。パーツ類は交換すればリフレッシュできても、骨格であるフレームはそうはいきません。フレームに問題があったら、他の全てが良くても却下です。

ハンドルを90度以上回してみる

事故で正面から強い衝撃が加わると、ハンドルがぐるっと回転して(ジャックナイフですね)フレームにぶつかります。ハンドルとトップチューブが交わる点に傷や凹みの形跡がないかチェックします。

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※トップチューブに当たるまでハンドルを回します

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※接触する部分を確認しましょう(左右両方!)

フレームの長さが左右で違わないか?

アルミやクロモリの金属フレームの場合、リアエンド~トップチューブの先端までの長さを両サイドからメジャーで測ります。目視で歪みは見抜けません。もし長さが左右で違ったら何らかの理由で曲がっているので、そのようなフレームはいくら安かろうが、どんなに憧れのフレームであろうが、買ってはダメ。

実際に試乗させてもらう

最後に、実際に乗せてもらいましょう。スニーカーで構いません。フレームサイズやハンドル幅の確認もできるし、バイクの最終チェックにもなります。

異音が発生しないか?ブレーキはきくか?ハンドルやBB周辺にグラつきは感じないか?軽くたちこぎしたり、前後すべてのギアを変速してスムーズに動くか、歯飛びしないか確認すること。不具合があれば、ちょっと走らせるだけでわかるものです。


以上、中古バイクを買うときの参考になれば(^o^)


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日本や海外の自転車事故動画から見て学ぶコーナーです。いつの間にか25回目になりました。事故の状況ってテキストや音声で説明されるより、動画が一目瞭然で分かりやすいですよね。 ということで5本チョイスしてみました。 車載カメラ 自転車転倒! 間一髪! ドラレコ ...
日本や海外の自転車事故動画から見て学ぶコーナーです。いつの間にか25回目になりました。事故の状況ってテキストや音声で説明されるより、動画が一目瞭然で分かりやすいですよね。

ということで5本チョイスしてみました。

車載カメラ 自転車転倒! 間一髪! ドラレコ Close Call



◇ 事故発生時間:20秒
歩道の歩行者とクロスバイクが接触して、クロスバイクの女性が道路側に投げ出された。車のスピードが出ていなかったから止まれたものの、ふつうに走ってたら轢いてしまっていたであろう恐ろしい状況。すぐに立ち上がってバイクの確認をしていたので、大事ではなかった様子。

あまり目撃したことのないケースだが、ガードレールがない歩道ならばいくらでも起こり得る。こういうときって、てっきり歩行者側が吹き飛ばされる(自転車の重量のせいで)と思っていたんだけど、バランスの悪い自転車が倒れることもあるのか…と知れた。これが子供だったら、ほんのわずかな接触で道路に転落…ってこともある。

銀座 自動車と自転車事故



◇ 事故発生時間:すぐ
信号のない小さな交差点で、ママチャリがワンボックスカーに轢かれてしまう。前輪を持っていかれたが、間一髪で身体は車に当たらなかった様子。(ドライブレコーダーで撮影していた)駐車中の車が死角になってしまったか…?

女性は派手に倒れたものの、すぐに起き上がっていたので大きな外傷はなかったのではないかなと。もうあと30センチずれていたら、命に関わることになっていたと思う。何度見ても肝が冷える…。

信号がない、歩行者がちらほらいる、小さな交差点…といういくつもの条件が重なると、自転車側の心理は「そんな無茶するドライバーはいないだろうし、徐行してくれるはず」という思い込みが生じやすい。交差点ではいつでも止まれるスピードで通過せねばと思わされた。

Cycling Gravel crash, unconscious and multiple facial fractures



◇ 事故発生時間:2:49
海外のどこかの田舎道。一本の道路で見通しは良い。けっこうなスピードで走っている(ストレートでは時速54kmほどまで上がってた)中、砂が多いコーナーでスリップ転倒してしまう。コーナー進入時に減速していたとはいえ、それでも時速25~27kmだったのでこれだと砂にが耐えきれないと思われる。

街中だと砂がたまるってことは考えにくいが、四方が担保とか畑とかだと風で飛ばされ&吹き溜まりに集められ、小さな砂のプールができていることはよくある。田舎道ほど砂や砂利には気をつけたい。あと、郊外ほど路面の修理は追いつかないものなので、デカい穴がそのままになっててまじでビビることがある。

余談だが、自分の住む鎌倉では、海岸沿いの道路脇にまあまあの量の砂が溜まってて驚くことがある。雨でも流されないのだろう、ずーっと残っているので海岸前を走るときは砂のことも頭に入れつつ走るようにしている。

My Little Bros Bicycle Accident !



◇ 事故発生時間:14秒
少年が手放しでMTBを走っていて、肩が洗濯物に接触して倒れる動画。いかに手放し運転がほんのわずかなことでバランスを失ってしまうのか…というのがよく分かると思う。MTBならけっこう安定しているんじゃないの?とも思うのだが、接触した瞬間は少年が軽く身体を傾けてゆるーく曲がろうといたので、それも影響しているとは思う。

POPで楽しい編集が施されていたので、きっと少年はかすり傷くらいで済んだ…ことを祈りたい。

Bike accident at east coast park, Singapore



◇ 事故発生時間:20秒
シンガポールの公園内の道路で起きたロードバイクと歩行者の接触事故。見通しの良いランニング&サイクリングコースなのだろう、車はいない比較的安全な場所。ロードバイクはめちゃくちゃスピードは出しておらず、クルーズしているくらい。

道路を横切ろうとしていたらしい歩行者の存在に手前から気づき、減速をしてやりすごそうをしたのだろうが、おそらく互いにお見合いになってしまったのか、動きがかぶって避けきれなかった…ようだ。

公園内だとつい安心&油断しがちだが、こういうこともある。個人的には公園内でランナーや犬の散歩する人が多い場所は控えめなスピードで走れるミニベロで走るのが良いと思う。

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ということで、安全運転でお過ごしくださいませ…。

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国内外の自転車事故動画を見て事故予防を喚起するこのシリーズ、今回で24回目になりました。今回紹介するのは海外動画5本です。 CRASHING at 30mph... road rash on my nipple?! ※事故発生時間:すぐ 海外のアマチュア選手の練習中に起きた事故。3台がトレインを組ん ...
国内外の自転車事故動画を見て事故予防を喚起するこのシリーズ、今回で24回目になりました。
今回紹介するのは海外動画5本です。

CRASHING at 30mph... road rash on my nipple?!


※事故発生時間:すぐ

海外のアマチュア選手の練習中に起きた事故。3台がトレインを組んでいる状態で、後続(B)の前輪が先頭(A)の後輪に接触(いわゆるハスった状態)して2台とも転倒。接触の直前にBが後ろを振り返って後続を確認したタイミングでAが左にスライドし、Bの前輪に接触してしまった…。ということのようだ。後方確認はレースでは欠かせないが、振り返るタイミングを誤るとこういうことになりかねない。

時速50キロほど出ていたものの、路面が比較的綺麗で車も走っておらず、本人も「身体中すり傷だらけになったし、乳首も怪我したよw」と振り返っていたくらいなので大事には至らなかった様子。

Torrential Rain Causes Bike Crashes at Road World Championships


※事故発生時間:すぐ

2019年9月24日にイングランドのヨークシャーで開催されたUCIロードワールドチャンピオンレース起きた転倒事故。原因は水溜りで、ハンガリー人のAttila Valter とデンマーク人の Johan Price-Pejtersen がタイムトライアル中に激しく落車。

水がショックを吸収してくれたようで、大きな怪我はなかった模様。両選手ともそのままレースに復帰した。

ここまで深い水溜まりに突っ込むと、プロ選手といえどどうしようもない。

Nearly number 16: Video captures near death bicycle crash in Park Slope


※事故発生時間:すぐ

ニューヨーク(ブルックリン周辺)の監視カメラに映った事故映像。車が行き来している道をシティバイクに乗った39歳の男性が急に曲がろうとしてトラックに追突された。かなり無茶な左折をかましているので車は避けようがない。バイクは全損、男性は大怪我をして意識を失ったが命は落とさずに済んだ。完全な正面衝突ではなかったのが不幸中の幸いか。死んでいてもおかしくなかった。

ニューヨークの交通マナーは相当悪いが、それは車に限った話ではなく、自転車もひどい。一人のサイクリストが、ニュースキャスターの街頭インタビューに「サイクリストが交通放棄を守ればもっと安全な社会になると思う」と答えた直後に赤信号を無視して走り去ったのは笑ってしまった。

Tour de France 2019: Périchon crashes on Stage 4


※事故発生時間:すぐ

2019年のツールドフランス(第4ステージ)での盛大な落車事故。集団が走っている真ん中に中央分離帯があって、それを避けきれずにコフィディスのピエール=リュック・ペリション選手が突っ込んでしまった。スピードが出ていたのバイクと選手は宙を舞ったのだが、「大きな怪我はなかった」そうで、ホンマかいな…。

ちなみに映像はチームメイトのナトナエル・ベルハネ選手によるもので、彼も巻き込まれて落車している。

Cycling Race Crash Ends in Cuddle || ViralHog


※事故発生時間:35秒

2019年8月にロシアで行われたMTBレースでの落車事故。映像は舗装路なのだが、直線を走ってきた2人の選手の一人が横に押し出されるようにして倒れ、そのまま観客席側にバイクもろともなだれ込んできた。

幼い子供に直撃してしまう!と思った瞬間、落車した選手がとっさの判断で子供を抱きかかえて直撃を回避。子供に怪我はなかった。まさに間一髪だった…。 

自転車レースを観戦するとき、スプリントが起きるような場所に小さい子供を連れて行くのは危険かもしれない…と思わされた。落車が起きなくても、目を離した隙に道路に飛び出してしまう可能性もあるわけなので。


というわけで、こういう動画を見ていると身の引き締まる思いです…。皆様も安全運転でお過ごしください。

2020-02-24 10.05.05


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ときどき思い出したタイミングで集めている「YouTube上の自転車事故動画」です。事故とかトラブルは古今東西、国や時代を問わず、似たような原因で起きるもの。事故事例を知っておくことで、予防になります。 というわけで、今回は7つご紹介します。 交通事故 【事 ...
ときどき思い出したタイミングで集めている「YouTube上の自転車事故動画」です。事故とかトラブルは古今東西、国や時代を問わず、似たような原因で起きるもの。事故事例を知っておくことで、予防になります。

というわけで、今回は7つご紹介します。

交通事故



【事故発生時間:29秒】

雨天のゆるい左カーブで起きた事故。道路を横断しようとした老人(ママチャリ)に車が横から追突してしまった。見通しはさほど悪くはないのだが、事故直前に横から出てきた車が視界を覆ってしまい、ママチャリが死角に入ってしまったのが原因。かなりの衝撃だったようで、もしかしたら大怪我だったかもしれない。

老人は反射神経も鈍っているのだろう、危険を察知してもどうしようもなく、身体が固まってしまったようだ。まあ、誰でも轢かれる直前はこうなってしまう気はする…。ちなみにシニアの方々が運転するママチャリは異常にスピードが遅かったりして、横断までにすごく時間がかかることがあるのは覚えておいたほうがよい。

自転車事故 危険潜む交差点 中高生は6割以上が出合い頭



静岡市の中学校で生徒を対象に行われた自転車の交通安全教室の様子。中学生と高校生の自転車事故の6割は出合い頭が占めており、一時停止の標識がある場所や左右の見通しが悪い交差点では一時停止をして安全確認するように!という呼びかけがなされた。

【マナーの悪い 自転車 】あわや交通事故 【飛び出した自転車にバイクが・・・】ナイケン=NIKEN乗車中】



【事故発生時間:すぐ(未遂ですが)】

オートバイが走行中に、信号もなにもない場所でママチャリが横断してきたときの様子。ライダーの急ブレーキで事故にはならなかったものの、ほんの一瞬でもよそ見をしていたら突っ込んでいたかも知れない。こういう横着なことをする自転車はわりと多く、なんなら「車(バイク)がスピード緩めるのは当然でしょ」と後方確認もせずに飛び出してくる人もいる。

Common bicycle crash causes



自転車でよく起きるちょっとした自爆系落車を集めたもの。え?こんなんでコケるの?ってくらいコケるときはあっさりコケる。こんなシチュエーションでコケることってあるんだ~という勉強になる。

MUST WATCH!!! Bike accident (Wayanad)



【事故発生時間:20秒】

インドにあるケララ州の北東にある地区でのダウンヒル事故。投稿者が「This is what happens when you don’t apply brakes before every curves(カーブの手前でブレーキを掛けないとこういうことが起きるよ)」とコメントしている通り、スピードを出しすぎてカーブを曲がりきれずにコーナーに突っ込んでしまった。もっとスピードが出ていたらカードレールを飛び越えて放り出されていたかも知れない。ダウンヒルはスピードは控えめに。

ScROOed on Australia Day: Kangaroo 1, Cyclist 0



【事故発生時間:すぐ】

オーストラリアで、道路を横切ろうと飛び出してきたカンガルーに突如サイクリストが激突される。サイクリストはあっけなく転倒するも、カンガルーは元気に飛んで去ってしまった。元気だな…。

Cyclists chased by an ostrich. The funniest thing you'll see today



【事故発生時間:すぐ(事故ってはいませんが)】

南アフリカの喜望峰(Cape of Good Hope)で偶然にサイクリストがダチョウに出くわしたシーン。かなりの長時間をロードバイクと並走している。ちなみにダチョウはMAXで時速70kmで走ることができ、しかも時速60km なら1時間以上走り続けられるそうな…。つまりロードバイクについていくなぞ朝飯前なんでしょう。


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ということで、2020年も安全運転でお過ごしくださいませ…。


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ロードバイクに乗り出した人がどこかのタイミングで考える「ビンディングシューズ」。 早い人はいきなり使い出すし、フラペで数年過ごしてからようやくトライする…ってかんじで人それぞれなので、一概にいつデビューするのがいいとは言えないのだが、始める直前はものすごく ...
ロードバイクに乗り出した人がどこかのタイミングで考える「ビンディングシューズ」。

早い人はいきなり使い出すし、フラペで数年過ごしてからようやくトライする…ってかんじで人それぞれなので、一概にいつデビューするのがいいとは言えないのだが、始める直前はものすごく不安になるものだ。

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※右のアルミホイルは防寒用の苦肉の策です…

そこで、ビンディングシューズデビューする人向けに「クリートの安全なハメ方、コケないための予防法、コケやすいシチュエーション、コケてしまったときの心構え」についてまとめてみようと思う。

目次

まずはクリートの安全なハメ方について。

右足がハマらないときは軽くブレーキかけるとはめやすい

右はハメた状態でスタートするのだが、まずここで手間取ることがある。前輪がふらつくとクリートが捉えにくいので、軽くブレーキをかけてみよう。それだけでかなりハメやすくなるはず。

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右足に体重を思い切り乗せない

クリートがなかなかハマらないからといって、オラッと右足で踏みつけないこと。体重が乗って右に倒れるリスクがある。自分はこれをやらかして、ハメた瞬間に立ちゴケしかけた。

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左足が一発でハマらなくても焦らずペダリング

右足はハマり、左足が地面についた状態からスタート。前に漕ぎ出し、素早く左足もクリートを装着するのだが、あれ?あれ?ってかんじでなかなかはまらないことがある。そんなときは右足をもう1周させて前に進めばいい。止まってしまうとコケるが、推進していれば大丈夫なので。

ハマらなければ、2、3回ペダリングしながらハメるだけなので、焦りは無用である。


つづきまして、コケないようにする予防法です。

停止中は右に体重をかけない

右(車道側)に倒れることはなんとしても避けなければならない。そのために、信号待ちとかでは左に重心を乗せておくこと。その際、バイクもやや左に倒すとより確実。あと、右足は6時の位置だと体重が乗りやすくて危険なので、自分は12〜1時あたりで待機する習慣がある。

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※ちょっと極端にバイクを左に倒してみた図

信号のやや手前から左のクリートは外しておく

使い始めは緊張感もあってクリートを外すことを忘れはしないが、慣れてきた頃が一番怖い。考え事をしたり、キレイな景色だなーとか意識が別のことに向くと、左足を外すことを忘れてしまう。

しまったと気づいたときはもう遅く、倒れ始めたら足は出ないのでコケてしまう。

なので前方に赤信号があれば、ギリギリまで待つのではなく、早めにクリートは外しておく。この心掛けだけでリスクのほとんどは消える。

危ないのは緊張感が抜けた時期。自分も初立ちゴケは鮮明に記憶していて、2週間目くらいのとき歩道でコケた。赤坂御所のそばの豊川稲荷の交差点で、車道から歩道に乗り上げて信号待ちをしようかなと考え、足元のことを忘れて停止し、あっと思ったときはすでに地面で横になっていた。車道の緊張感から解放されてホッとしてしまったんだと思う。ビンディングシューズなんて楽勝じゃん〜コケるわけなんかないやん〜と舐めていた自分をぶん殴りたい…。

完全に慣れてしまうと無意識に足をひねる癖がつくが、最初の一ヶ月ほどはくれぐれも油断しないでほしい。

右側を外す練習もしておく

頻度は少ないが、右足を外さねばならない瞬間もある。左足での練習しかしていないと、とっさに反応できないものなので、両足の脱着練習を欠かなさいように。

なぜかわからないが、かかとを外側にひねるって動作が苦手な人は一定数いて、自分は力を入れずにひねるのができてしまうんだけど、力をいれてフンヌー!ってかんじで捻っている人も見かける(女性に多い印象)。

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力点の位置と角度がズレているだけなので、「私はこんな事もできないほど筋力がないんだ…」と落ち込む必要はない(←わりと多い)。苦手な人は「お尻(太腿の付け根)で回そうとする」のだが、そうではなく、「足首をだけを捻る」意識だけでよく、太腿やふくらはぎの筋肉はほぼ使わない。

それでも外れにくいってことであれば、ペダル側のネジを最弱にしておこう。


そして、コケやすいシチュエーションです。

左足で縁石を勢いよく蹴ると滑る

ビンディングシューズの底面はスニーカーのようなグリップ力はない。信号待ちからスタートってときに左足でエイッと縁石を消し出すとズルッと滑ることがある。それで落車まではしないものの、ヒヤッとはするので右足に力をかけるのも忘れないように。

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※こういう反射板踏むと滑る(笑)。

低速で小さい旋回をするときは注意

狭い路地や駐車場などで180度旋回するときは内側のクリートは外しておくのが吉。ハンドルがジャックナイフ気味に詰まって瞬間的にスピードがゼロになることがあり、そうなるとコケる。

落車って巡航中に起きることはまずなくて、むしろ低速&車道以外の場所って状況が危ない。

とっさに急停止するとコケやすい

準備できていればほとんどの立ちゴケは回避できるが、咄嗟の急停車だと足が追いつかないことがある。脇道から急に子供が飛び出してきたとかって場合、止まることに全神経が行ってしまって足のことを忘れてしまいがち。

ビンディングシューズに完全に慣れてくると、急ブレーキと同時にクリートもバチッと無意識に外すことができるようにはなる。

信号のない交差点を通過するときなど、もしかして…って状況ではあらかじめ左足だけ外してそーっと通過するのもアリである。

2019-12-01 08.06.21 HDR


最後に、それでもコケてしまたときの対処法です。

手の保護のためにグローブをはめておく

素手だと手と指を汚しやすい。できればフルフィンガーグローブをしておこう。ヘルメット装着は言うまでもない。

腕で体重を支えようとしない

なぜなら腕で倒れる体重を支えるのは不可能だから。最悪鎖骨骨折につながるので、コケるときは両腕はブラケット持ったままで。柔道の受け身のように、腰からコロンと丸まるように倒れると意外に痛くもなく、怪我もしない。痛みよりも羞恥心が先に来るだろう。

倒れたら素早く立ち上がる

車道だと後続車両もいるので、素早く両足のクリートを捻って外し、さっと立ち上がろう。


蛇足ですが、FAQも。

バイクに傷がつかないか心配

人の体が先に地面に触れるので、意外にバイクは無傷であることが多い。ただ、右側に倒れてしまった場合はリアディレイラーがヒットしていないか、ディレイラーハンガーが曲がっていないかのチェックはしよう。

どこで練習すればいい?

車のない安全な場所がオススメ。駐車場やサイクリングロード、河川敷あたりから始めよう。いきなり車道デビューはリスクが大きすぎる。

どのペダルシステムがいい?

用途によるので優劣は付けられない。自分はLOOKを半年〜1年使った後にSPDへ移った。理由はLOOKのペダル交換頻度の高さにまいったのと、足首に遊びを持たせたかったから。LOOKは面が広くて踏みやすかったのだが、膝が固定させたような印象があって窮屈に感じていたのでおさらばすることにした。

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あと、ミニベロとロードで別々のシューズを使い分けるのが面倒だったので、統一もしたかった。ミニベロにはゴツい見た目のLOOK は似合わない。SPDとかクランクブラザーズのような小ぶりなペダルがマッチする。やってロードもそっちに合わせた.

SPDはかれこれ7年以上使っているが、トラブルはゼロだし、一度もクリート交換をしたこともない。パナモリで使っているのがそれなのだが、快調そのもの。壊れるまで使い続けるつもりである。

コスパの良さや歩きやすさを重視する人にはSPDはうってつけだと思う。

どんなシューズがオススメ?

これも人それぞれなので断言できないけど、個人的にはヒモタイプよりはバックルやベルクロ式がベターかなと。ヒモはしっかり縛りにくくて固定力で劣る。しっかりペダリングできることは妥協しないほうが良い。あと、解けてしまった場合にチェーンリングに絡まるリスクもゼロではない。事故の可能性はなるべく排除しておこう。

自分は次に買うならダイヤル式のタイプにしたい。できればダイヤルひとつではなく、ふたつで固定するタイプ。足全体を包み込むようにホールドしてくれるのと、脱着がラクって部分が選ぶポイント。


ということで、ビンディングシューズで走るときはくれぐれもご注意くださいませ…。




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テレビやYouTubeでプロサイクリストの走りを見慣れてしまうと、ついつい彼らのマネをしたくなってしまう。あまりにもカンタン(そうに)やってのけるので、「自分にもできるんじゃ…?」と錯覚させられてしまいそうになるのだ。 もちろん、できるわけはない。 彼らはそれで飯 ...
テレビやYouTubeでプロサイクリストの走りを見慣れてしまうと、ついつい彼らのマネをしたくなってしまう。あまりにもカンタン(そうに)やってのけるので、「自分にもできるんじゃ…?」と錯覚させられてしまいそうになるのだ。


もちろん、できるわけはない。


彼らはそれで飯を食うプロであり、一般人は厳に慎むべきである。

そんな例がGlobal Cycling Network で紹介されていたので翻訳して紹介しよう。

6 Things To Leave To Pro Cyclists(プロに任せておくべき6つのこと)



目次


1.車を風よけに使う

強風の冬場など、ものすごくやってみたくなる。「このトラックの真後ろにつけたらどんなに楽に走れるだろうか…」と想像するのはサイクリストあるある。

だが、一歩間違えると車に突っ込む。レースで選手が(瞬間的に)やっていることはあるが、コントロールされた状況下での行為なので我々がマネできるものではない。

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まあ、常識的に考えて車の真後ろに着くなんて人はまずいないと思うんだけど、意外にありがちだと予想するのが「横風受けに車を使う」パターン。

横風を受けているとき、トラックとか背の高いワゴン車が並走する瞬間、風がピタリと止む。それが快適すぎて車と並走しがち人ありそうなことがあるんじゃないだろうか。(自分はその誘惑に駆られたことはある)

ちなみに車の真横はドライバーの死角ゾーンなので、しない方が良い。

2.バイク上でのフィジカルコンタクト

スプリントに向けた位置取りの準備のためとか、プロは絶対勝たねばならない状況下でフィジカルコンタクトを厭わない。なにしろセンチメートル、ミリメートルで戦う人たちなので。

しかし、コケたら怪我もするすし、バイクの破損にもつながる。単独より複数での落車の方が被害は甚大になりやすい。

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※こんなことする一般人はいないはずですが…

あと、体の接触がなくても、ハンドルバー同士が引っかかってもつれて落車…もある。これは(コンタクトするつもりがなくても)一般サイクリストでも犯しかねないミスなので、接近しすぎるのは禁物だ。

3.下りのポジションがエクストリームすぎる

その1.トップチューブに座る

自分の知る限り、フルームがツールで始めたのがキッカケでマネする人が続出した…と思う。空気抵抗を限界まで減らせるので、速く降ることは可能。しかし、あくまでプロの技術あってのこと。

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※速く下れることは確かだが…

穴ぼこにハマる or 突起物を乗り越えると金玉を潰すので、マジでやるべからず。バイクコントロールも途端に難しくなるので危険でしかない。

2.サドルの後ろまで体を後退させる

プロっぽくてかっこいい~、、、とは思うが、これもわざわざやることではない。

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※股間の前にサドルがある状態はやや異常

スピードが出た状態で急ブレーキを掛けるときだけ瞬間的に使うことはあっても、このままの姿勢で下るのは危ない。コーナーできちんと曲がらない。

3.ハンドルの上を握った状態で下る

ブレーキが握れないのでとっさの対応が不可能。

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あと、コーナーで詰む。これをするくらいなら、下ハンを握って走りましょう。

4.スーパーマン

やる人はいないと思うが・・・(コントロール不能で事故必至)。

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※そもそもどうやってこのポジションに移行するのか謎

4.バンダナを乗車中に外す

プロはやることがあるが、

  • まずヘルメットを取り外さねばならず、その時点で危険
  • バンダナを外す時、瞬間的に視界を覆ってしまう
  • ヘルメットを装着する時、手放し運転をすることになる

とリスクが意外に多い。

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自転車事故の予防には、リスク要因を最小化することにあり、あまりに危険要素が多すぎる。一般サイクリストは止まった状態で行おう。

5.手放し運転

肩や腕の筋肉をリラックスさせたいとか、ストレッチするときに瞬間的にやるのはいいとは思う。が、にしても安全が確保された状態で(街中とか、ありえない)。

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前後左右に人がいるグループライド(とかイベント)では絶対しないように。周囲の動きや路面の変化に対応できず、ほんのわずかの接触で集団落車を引き起こす。

ということで以上です。

「あれ?5つしかないじゃん?6個じゃないの?」って思うかもだが、そのうちの一つは「シャンパンを人に向かって吹きかけるべからず」だったので除いておいた(笑)。

6.その他、動画内のコメント欄の指摘

・走りながらおしっこする
※当然…(笑)、プロはするけど。

・ドーピング
※当たり前…(笑)

・ハンドルに肘を付きながら前かがみで走る
※プロトンの先頭選手がやってるシーンを見るが、これはレース環境下の道路の安全が確保された状態である。我々はいかなる時もブレーキングできるポジションで走りましょう。

・補給食のゴミを道に捨てる
※捨てる人、海外では多いみたいで、この手のクレームはよく目にする。その点、日本人はマナーがいいのと、美意識が高いのかなと思ったり。

・ライトや予備チューブを持たずに走る
※手ぶらで練習走するってプロ選手も中にはいて、「そうそうパンクなんてしないっしょ?」という理屈なんだけど、彼らのバイクはトップレベルのメカニックが万全のケアしているわけで、そりゃある意味当然。仮にトラブったらスタッフが駆けつけてくれる体制にもなってるだろう。

しかし、ホビーサイクリストは全て己で対処せねばならず、そのための装備は常に携行してしかるべき。

・走りながらストレッチ
※ストレッチが必要なほど疲れたら、大人しく一時停止してバイクから降りましょう。


以上、Global Cycling Network の「6 Things To Leave To Pro Cyclists(プロに任せておくべき6つのこと)」の翻訳紹介でした。


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自分は安全運転には人一倍気をつける性分でして(根が臆病)、走るときは常に事故らないよう…事故を起こさないよう…意識している。 その一環で「安全運転・盗難防止」という記事カテゴリを設けていたりする。 さらには心配性過ぎて、こんなツイートをしてしまうほど。 ...
自分は安全運転には人一倍気をつける性分でして(根が臆病)、走るときは常に事故らないよう…事故を起こさないよう…意識している。

その一環で「安全運転・盗難防止」という記事カテゴリを設けていたりする。

さらには心配性過ぎて、こんなツイートをしてしまうほど。



そんな臆病者の自分が最近始めた安全対策を3つご紹介します。

目次


800ルーメンのライト(キャットアイ)を導入

300ルーメンのOWLEYEを6年間愛用していた。都内やそこそこ街頭がある南関東の街中でならこれで十分。しかし、郊外での夜間は「なんとかなりはするが、もうちょい光量があってもいいな…」と感じていた。

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夜間走行時って、路面状況がどうなっているか知りたいじゃないですか。でかい穴とかクラックは早めに察知しないと命取りになる。

そこで買ったのが800ルーメンの「キャットアイのVOLT800」。一昔前よりやや小ぶりで、これなら常時ハンドルに取り付けておいても気にならない。本体は軽くて剛性も高いアルミ製だ。

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400ルーメンとかちょっとづつ刻むのではなく、一気に3倍近くアップしてみたらこれが大正解でかなり目立つし、夜の視認性が格段にアップした。こんなことならもっと早く交換しておけばよかった…と悔いたくらい。ライトをアップグレードするなら、ケチくさいこといわずに一気に倍以上いこう。そのほうが効果を実感しやすい。

充電方法はUSB(Micro-USB)式なので、パソコン経由、外付けバッテリーの使用もOK。大容量、ハイパワーの3.6V-3100mAhリチウムイオン充電池を採用している。急速充電機能を備えているので、1A以上の入力で約5時間、0,5A入力で約11時間で滿充電できる。

Micro-USB で充電できるってのが何気にメリット大でして、OWLEYEはMini B ケーブルだったんですよね…。これだと専用ケーブルを携行しなくてはならず、 充電したい場所でできなかったりして、地味にストレスだった。

Micro-USB 経由で充電できるので、外付けバッテリーもキャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT800も両方充電できてしまう。(ケーブル規格が統一できると嬉しい)

  • もっとも明るいハイモードで2時間
  • 点滅モードでは80時間の長時間使用が可能

点灯パターンはよくある「ハイ、ミドル、ロー」の3パターン。明るさはハイ/800ルーメン、ミドル/400ルーメン、ロー/200ルーメン、ハイパーコンスタント/800ルーメン、点滅/200ルーメンだ。これだけあれば文句なし。

点滅モードは「ハイパーコンスタントモード」と「ややゆったりめのモード」と計5モードがある。さらに、(使ったことはないが)モードメモリ機能を搭載しており、ダブルクリックするとどのモードにいても素早く一番明るいモードへ切り替えもできる。(そんなシチュエーションがあるのかどうかよくわからないけど)

けっこう長持ちなのは良いことなのだが、それが仇となって「充電タイミングを忘れてしまう」ことがある気もするが、ちゃんとバッテリーインジケータ・充電インジケータ搭載なので切れる前に知らせてくれるので大丈夫かなと。

長年使ったOWLEYEはなかなか壊れる素振りがないので、娘へ譲渡して現役続行している。

余談だが、リアフラッシャーは親子で同じ Knog の「Bliner Mini」を使っている。明るさ、サイズ感、デザイン、防水性、点灯パターンの多さで個人的に100点満点のスグレモノである。

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Knogのリアフラッシャー、『 BlinderMini 』がむちゃくちゃ明るい!しかもデザインが秀逸

おにぎりリフレクターをサドルに装着

R250(アールニーゴーマル) おにぎりリフレクター」も導入した。

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※こういうやつです

ブルベをする人にはよく知られたモノらしいが、自分は知らなかった。読者さんからオススメされて導入してみたのだが、これがあるだけで夜間走行がぐっと安心になる。なにしろ面積が広く、よ~く反射して目立つ。リアフラッシャーと併用しているが「鬼に金棒だな」くらい頼もしい存在。

かなり長めのベルクロストラップ2本で固定するので、どんなサドル形状にもマッチする。自転車タイプも選ばない。大容量のサドルバッグを装着しているときも、サドルむき出しの状態でも使えるのが嬉しい。ロードバイクだけでなく、ミニベロにも併用可能だ。1個持っておくだけで使いまわしできる。

それと、(自分はやってないけど)リアフラッシャーを中心部分に入れることもできて、コンボで使えば最強だろう。100円ショップとかにある安物を一個予備として入れておいてもいいかも。(ただ、ポケットが薄型でマチがあまりないので、薄型でないと入らない)

しかも安い!(アマゾンで1,350円)。お守りがわりに持っておいて損はない。

デメリットとしては、、、ルックスが若干ファニーになってしまうこと、くらいだろうか。しかし、安全度が増すと思えば見た目は些末なことだ。

シューズのカカトに反射シールを貼る

これまた後方視認性をアップさせるためにやったことなのだが、100円ショップで買った蛍光イエローの反射シールをシューズのカカトに貼った。雑誌だったかウェブの記事だったかで、「動いている部分に反射板がついていると車から視認されやすい」と聞いたので。であれば、常時動く足につければよかろうという判断だ。

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見た目は少々スポイルされるかもだが、見ようによっては「馴染んでる…?」気がしないでもない。

100円ショップで買うと、使い切れない!くらいたくさんある。余ったものはシューズ以外に使ってもいいだろう。

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最近始めた安全対策はこんなところです。「安全運転・盗難防止」のカテゴリ記事もお役に立つと思うので、ご覧になっていただければと。


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人様の事故を見て学ぶ自転車の事故動画コンピレーション、たまにはロードバイク以外ということで、MTBの事故動画ばかり集めてみました。 未舗装の山道を登ったり降りたり飛んだりする乗り物なので、さぞかし落車動画も多かろう……と予想した通り、山のように見つかりました ...
人様の事故を見て学ぶ自転車の事故動画コンピレーション、たまにはロードバイク以外ということで、MTBの事故動画ばかり集めてみました。

未舗装の山道を登ったり降りたり飛んだりする乗り物なので、さぞかし落車動画も多かろう……と予想した通り、山のように見つかりました(とくに海外のモノが)。

その中から興味深かった動画をいくつかピックアップします。


◇ Mountain of hell 2019 Glacier Big Crash

・事故発生時刻:1分21秒

Mountain of Hellという大量のMTBが氷河を一斉に下るイベント。ネーミングからして怖い。フランスでもっとも有名なダウンヒルイベントらしく、広大な氷河を無数のMTBが駆け下りる様子はまるでスキーのようで爽快。

すごく気持ちよさそうだけど、1台コケたらえらいことになるな…とは容易に想像できた。氷に食い込みやすいよう、おそらくブロックタイヤで走っていると思われるが、ハンドリングがかなりシビアなことは腕と肩の動きで伝わってくる。

こういうレースで落車が発生しないわけはなく、1台コケると、避けようと無理に進路を変えた後続車両と周囲のバイクが巻き添えを食らって雪崩のごとく落車が発生する。しかも氷の上なので倒れたらそのまま滑るように転げ落ちていく。

投稿主さんは、落車後に後続に追突されてふっ飛ばされたが、なんとかレースに復帰した模様。ヘルメットやプロテクターのおかげか、倒れた人のほとんどがふつうに立ち上がって再び走り出している。


◇ Mountain of Hell sees hundreds of bikers crash down icy cliff

・事故発生時刻: 11秒

同じくMountain of Hell での落車の様子。こっちは走者目線ではなく、駆け下りてくる様子を正面から撮ったもの。

しかし、Mountain of Hell は表高3400メートルから一気に2500メートル駆け下りるイベントなんだけど、「そもそもその高さまでどう移動してバイクを運ぶんだろう?」と思った。当然、リフトでしょうね…。

俯瞰で見ると「その台数でその幅の道に侵入したら確実に大量落車するやろ……」と思わせるに十分のクレイジーなレースであることがわかる。

事故とは関係ないところでも単独でコケまくっている。自転車は誘発事故がよくあって、誰かコケるとそれに呼応するかのように周囲のバイクもバランスを崩しまくる。Mountain of Hell はそれの極端なケースだと思う。

こういうダウンヒルイベントで怖いのは、落車そのものよりも後から来る後続車。倒れた自分に覆いかぶさるように突っ込んでくるバイクから逃げられるよう、すぐに後方確認するとか、脇に逸れて逃げ場を確保するのが大事だと感じた。(とっさにそれができるかどうかは疑問だが)

1落車する→2立ち上がる→3バイクを起こす→4跨ろうとする→5後続に弾き飛ばされて再度落車→2に戻る……的なカオスがそこらじゅうで発生している。


◇ Mountain Of Hell 2019 Start Glacier & Crash

・事故発生時刻: 1分13秒

これもMountain Of Hell の落車の様子。ヘルメットにGoProをつけて撮っている人が多いようで、これ系の迫力ある動画がけっこう見つかる。

画面下に時速が表示されているのだが、なんと時速80~85キロで下っている…氷の上を、だ。正気の沙汰ではない…。

ちょっとでもバランス崩したら即アウトな状況下、隣で並走していたライダーが前輪をハスらせて倒れ、巻き添えを食らう形で落車。こんなの絶対に避けようがない。


◇ MTB Hollybank Tasmania Creek Crossing Fall - Funny Accident

・事故発生時刻:  14秒

オーストラリア南海岸沖の離島にあるタスマニア州で撮られた動画。

川をMTBで横切るのだそうだが、もうコケる匂いしかしない(笑)。仲間らの励ましの中、女性が突っ込むも、スピード不足と角度の甘さのせいでコケ、水中にドボン。プロテクターとヘルメットのおかげで怪我はなく、笑い声であふれていた。


◇ RAW MTB crash compilation - Megavalanche - Part 2

・事故発生時刻:  すぐ&そして延々と…  

一般ライダーがフェスティバル的なノリで参加できるイベントであると同時に、(プロを含む)勝負を挑むガチ勢も多い。

Megavalanche(メガバランチェ)というMountain Of Hell に似たMTBダウンヒルレース。1995年以来フランスアルプスのAlpe D'Huezスキーリゾートで毎年開催されているイベントだ。

標高差2500m、全長3kmの雪山コースを1時間以上かけて駆け下りる世界最長のダウンヒルレースとのことで、Mountain Of Hell に負けず劣らずなクレイジーっぷり。一度も落車せず下るのが不可能じゃなかろうか…。

どちらもフランスで開催されているそうだが、フランスってMTB大国なんだろうか?それともただの国民症?こういう動画を見ているとMTB怖い…という気持ちになりかけるが、グラベルロードにはちょっと興味が湧いている。


ところで、盆休みに帰省したとき、弟の「SALSA」というグラベルロードを見せてもらった。グラベ以外にもエンデュランスロード、MTB、ファットバイクを作るメーカーのバイクで、写真はMTBをドロップ化したかのような、ややMTB寄りのクロモリバイクに乗せてもらったのだが、未舗装路をガンガン走れる楽しさはロードやミニベロでは味わえない感覚でとても楽しかった。

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※ハの字なハンドル(下ハン持つと安定感が出る)

関東圏在住だとグラベルを走らせる場所まで移動するのが大変…という事情はあるものの、1台あったら自転車生活が一段バージョンアップするのは確実。

「スリックタイヤにすれば街乗りもOK」とのことで、そんなん知ったら通勤マシンにしたくなってしまう(笑)。

ということで、無事故無違反で平和なサイクリング生活をお過ごしくださいませ。


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自分はJAFに加入しているので、毎月「JAFメイト」という会員向け冊子が送られてくる。業界ニュース、お出かけ情報、交通事故防止のノウハウ、安全運転のテクニックなどが紹介されており、結構自分は熟読している。 とくに重宝しているのが「ドライバーの行動心理」に関す ...
自分はJAFに加入しているので、毎月「JAFメイト」という会員向け冊子が送られてくる。業界ニュース、お出かけ情報、交通事故防止のノウハウ、安全運転のテクニックなどが紹介されており、結構自分は熟読している。

とくに重宝しているのが「ドライバーの行動心理」に関する情報で、自分も運転はするのでそれなりに分かって入るつもりではあるものの、「あー、そういう人もいるんだ」とか「高齢者はそんな行動をしやすいんだ」ってことがわかって勉強になる。

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こないだ知ったのは「つられ右折」というやつ。右折レーンで複数台並んでいるとき、前の車が右折したのに釣られるようにして並んで曲がってしまう行為をいうそうな。

なぜこれが起きるのかって解説と、サイクリストがどう対処すべきなのかを考えてみた。

目次


なぜ、つられ右折が起きるのか

右折レーンで一時停止する

ドライバーの緊張が一度解けてしまう

運転とは関係ないことを考えてしまう(シニア層はこの傾向が強いとのこと)

眼の前の車が右折する

(対向車線を目視で確認せず)釣られてアクセルを踏んでしまう 


この現象が「つられ右折」だ。

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対向車線の安全を確認することもなく、「前の車が行けたから、では自分も…」くらいの感覚なのだろう。しかし、当然ながら対向車線からの車との事故のリスクは非常に高い。

右折レーン待ちは小休止の時間ではないのに、車が完全停止してしまうことでついホッとしてしまうのだと思う。自分もその心理はわからないでもない。

つられ右折の怖さ

1台かと思っていたのが数珠つなぎのごとく2台連なることで、「直進車両が避けきれずに衝突するリスク」がまずひとつ。


もうひとつ怖いのが、そしてじつにあるあるなのが、「横断歩道を渡る歩行者を行かせるために先頭車両が一時停止することで、つられた後続車両が道を塞いでしまう→衝突するリスク」。むしろ、こっちのほうが怖い。

こっちが自転車だと、「突っ込んでこれないし、どうせ止まるだろ」ってかんじで悪びれずに道を塞ぐこともある。追突しないようサイクリストは注意したほうがいい。

自転車側にできる対策&心構え

右折車の挙動をみておくこと。できればドライバーとアイコンタクトをしたいが、広い幹線道路とかだと距離があって難しいことも多い。

意を決したように急発進してくることもあるので、(いざとなったら)停止できるスピードに減速しておくのもひとつ。まあ、いちいち交差点のたびにこれをやっていると疲れるし現実的ではないのだが。

2019-08-03 16.50.46

自分が強く意識していることがあって、それは「車と並走して、右折待ちの車の死角に入ったまま交差点に侵入はしない」である。

右折車から見落とされてしまうことで、巻き込まれ事故が起きやすい。サイクリストの心がけで予防できるので、覚えておいてほしい。交差点に進入するときは、自分が目視されやすい状態を保つことは最低限の自己防衛法だと思う。

自転車で車道を走るとき、気をつけていること 【車の左斜め後ろは走らない】

片側一車線と二車線の場合のドライバーの心理の違い

つられ右折とはちょっと違うが、サイクリストが知っておいて損はないのは、「一車線だとドライバーは無茶な右折をしがち」という点。

2019-08-03 10.48.54
/こういう道ですね\

ドライバー心理を考えると当然で、一車線で右折待ちをしていると「自分のせいで後続車両を塞いでしまっている。早く右折せねば迷惑をかけてしまう」と無意識に考えてしまうものだ。で、少々無茶な右折をしがち…となる。

自分は交差点に進入する際、対向車線が片側一車線だと「急アクセルで踏み込んでくるかもしれん」という気持ちを持ち、視野の中で挙動を観察しつつ、通過するかどうかを決めている。ジリジリ前に出てくるとか、焦っている様子がうかがえたらペダルを止めて「お先にどうぞ感」を見せて先に行ってもらう。

以前はスポーツカーとか若者が運転しそうな車種でとくに注意するようにしていたんだが、最近は車種に関係なく気をつける。なぜなら車種タイプと運転の横暴さ度合いは関連性があまりないから。

2019-08-03 07.54.03

個人的な印象だが、怖いのはむしろ老人と女性のドライバー。老人はそもそも注意力が散漫、女性は優柔不断なくせにギリギリのタイミングで「南無三!」って感じで急アクセルて切り込んでくることが多く、肝を冷やされる。

男性は「(行く、行かない)の判断→行動」がスムーズなのに対し、女性は「行こうかしら、行けるのかしら、やっぱりやめようかしら、でも行けるかもしれないわ、でも危険かもしれない、待って、行けそうな気もする、うーん無理かな……やっぱ行く!」ってかんじでギリギリで無茶な行動をしやすい。(あくまで傾向の話ね)

よって、軽自動車だから安全で、スポーツカーだから危険なんて決めつけはしない。

夜間は昼間の2倍気をつけよう

夜間はすべてのリスクが高くなる。右折車輌に轢かれる可能性しかり。ライトをつけていても車やバイクのそれより光量が弱くて目立たないので、見落とされやすい。そういう意味でも、なるべく明るいものを装着したい。

自分は5年ほど300ルーメンのライトを使っていたんだけど、800ルーメンのかなり光量強めのものに交換した。このおかげで夜間走行の安心感がかなり変わった。車や歩行者が遠くからでも自分を認識してくれていると感じられる。(明るくしすぎて目くらましにならないよう、街中ではMAXパワーで照らさないけど)


以上、「車のつられ右折」にはお気をつけくださいませ…。

【ロードバイク初心者に捧ぐ】ミニベロ時代は想像すらしなかった、ロードバイクで街中を走るときの注意点

交差点で己を守るために心がけていることリスト


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公道を走らせていただく身であるサイクリストとして、最低限のエチケット・マナーは守りたい。 Global Cycling Network で「How Not To Be A D**k On A Bike | Simple Cycling Etiquette(サイクリストとしてのエチケットについて)」という動画を観て、世界中似たような ...
公道を走らせていただく身であるサイクリストとして、最低限のエチケット・マナーは守りたい。

Global Cycling Network で「How Not To Be A D**k On A Bike | Simple Cycling Etiquette(サイクリストとしてのエチケットについて)」という動画を観て、世界中似たような問題を抱えているんだなーと思った次第。

ということで、日本語に訳してお届けしますね。



目次


交通ルールを厳守する

当たり前すぎていまさら感があるが、法規は守ること。「歩道を走らないようにね」って話していたので、イギリスでも歩行者通路は自転車は基本NGなようだ。

ちなみに、日常的に見かけることが多い交通ルール違反は、

  • 信号無視
  • イヤホン
  • 逆走(右側通行)
  • 無灯火

の4つ。

もはやママチャリユーザーにはルール順守を期待していない。ただ、ロードバイクに乗っている人がマナー違反するのを目撃するのは悲しい。

さすがにロードで逆走はめったにないが、イヤホンは地味に多いですね…。ヘルメットをしていないロード乗りのイヤホン着用率はけっこう高めで、試しにカウントしてみたら、10台中で9台がイヤホンやってた(自分調べ)。これってかなりの割合じゃないだろうか?

よって、ノーヘルのロード乗りには注意するようにしている。ただ、たまにヘルメットは着用しているのにイヤホンしている人もいて、「どういう安全意識なんだろう?」とは思う。

あと、最近はワイヤレスイヤホンが普及しているので、近づかないとイヤホンしているのかどうか見分けがつかないケースが増えてきた。これも非常に困る。

ハンドサイン(手信号)を出す

自転車には車のようなウィンカー、ストップランプがない。そこでハンドサインを有効活用する。事故を未然に防ぐため、車に対してこちらが何をするか&したいのかを知らせるのはすごく重要だ。

ハンドサインだけでなく、アイコンタクトしかり。こちらの意図が伝えやすいってのと、そもそもドライバーがよそ見していないかどうかの確認にもなる。サインを出したから好き勝手に動き回って良いということはないので注意しよう。

あと、ハンドサインは一緒に走る仲間へ危険物を示したりもできるし、声を併用すればさらに有効。2人以上のライドでは必ず行いたい。



赤信号で止まる

上の「交通ルールを厳守する」の繰り返しになるが、赤信号では止まること。自転車だとつい「歩行者意識」が働いてしまう気持ちはわかるが……。ママチャリはほぼ守らないが、ロード乗りでも守らない人はちょくちょく目にする。

いくら高級バイクを乗っていようが、「あー、そういう系の残念な人なのかー」と思いながら後ろ姿を見送っている。チームジャージ姿でやっている人を見ると、サイクリストとしてアレなだけでなく、日常の危機管理意識もさぞかし低いんだろうなと若干軽蔑はする。

交通量の少ない道を選ぶ

交通量の少ない道を選ぶのは、エチケットの意味合いもあるが、それよりも大きいのは「己の身を守る」ため。

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初心者は安心して走れるし、事故のリスクも低い。ただ、走ったことのない道を選ばねばならないこともあるし、遠回りをすることにもなるだろう。土地勘のない場所を選ぶ場合、行ってみて「思ったよりも険しい(or 自転車走行に適さない)道だった…」ってなっては遅い。

そのためには、事前にどんなルートかを地図(紙)かGoogle Mapで確かめておくのがよい。自分は、走ったことのない道を使う場合は事前にストリートビューで道路をチェックする習慣がある。

  • 交通量はどうか?
  • 道幅は十分か?
  • 車線の数は?
  • コンビニや自販機がありそうか?
  • 路面の荒れはどうか?
  • 駅はあるか?(緊急時に輪行できるかどうか)

などをチェックしている。

サイクリスト同士で挨拶をする

すれ違いざまにペコっとお辞儀するのはサイクリストあるある。交通量の多い場所や街中ではやらないが、田舎道とかヒルクライムだとやりがちだ。(登山客同士がすれ違うときに「こんにちはー」って挨拶するのと同じ)

やらなくてもいいことだけど、やると互いに気持ち良い。お辞儀してもノーリアクションだとちょっと悲しいが…(笑)。

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ドライバーに感謝の意を示す

ドライバーはけっこうな割合でサイクリストのために我慢してくれている。

交差点で待って先に行かせてくれるとか、狭い道路で対向車線から車が来るので追い抜けないとか、「あ、こっちに配慮してくれているな」と感じたら、手を軽く振る or 会釈するなどして感謝の意は伝えたい。さも当然かのように振る舞われるとイラッとくるものだ。

ごくまれに、普通に走っているだけなのにやたら幅寄せしてくる車とか、クラクションをひっきりなしに鳴らしてくる車もいるが、そういう連中の挑発には乗らないように。

コメント欄にあった「サイクリストにイラッとくる瞬間」

上記動画のコメント欄に「サイクリストにムカつく瞬間」とか「マナーについての意見」がたくさん書かれてあって、参考になったので、かいつまんでピックアップ&翻訳してみよう。


◇ 平気でゴミを道に捨てるサイクリストには辟易とさせられるさせられる。ゴミはポケットにしまって家に持ち帰るか、しかるべき場所で捨ててほしい。

◇ 登りで他のサイクリストを抜くときは、しっかり力を溜めて、深呼吸してから一気に加速して抜きつつ「こんにちは」と挨拶しているよ。全然余裕でこのスピード出してます感を漂わせながら!w

◇ こっちが挨拶しているのに無反応されると悲しくなるね…。僕に挨拶を返すより走りに集中したいんだろうなと思うことにしているよ。

◇ だから夜間に無灯火で走るなと言ってるだろうが!

◇ ロンドンでは赤信号でも平気で無視するサイクリストの多いことよ…。

◇ 車が僕を待ってくれたり、スペースを開けてくれたりするときは、こっちは満面の笑みで手を振ってお返ししているよ。そうすると、相手も同じようにしてくれる。些細なことかもしれないけど、サイクリストの印象をよくするから他の人にもマネしてほしい。

◇ 赤信号を無視した自転車に轢かれそうになったことがある。そいつは「馬鹿野郎!」と怒鳴りながら突っ込んで、そのまま車に激突しやがった。仕方ないので救急車は呼んでやったので、少なくとも僕のことを「馬鹿野郎」とは思わなかったんじゃないかな?

◇ すげぇ高級バイクに乗っているくせに、ヘルメットを着用しないサイクリストっていったいなんなの?

◇ ハンドサインを出す前には後方確認してほしい。抜こうとしているところで唐突に腕を伸ばしてくるサイクリストがいるが、ハンドサインってのは「そちらに行こうと思ってますよ」という意思表示であって、「今から曲がるから車は俺のために道を開けろ」って意味じゃないからね!

◇ 峠を下っているときの習慣なんだが、先の見えにくいコーナーでは後ろにいる車に「対向車が来るかもだから待って(抜かないで)」とハンドサインを出す。で、対向車が来ないことを確認してから、「どうぞお先に」と手を振るようにしてる。で、その先の信号とかでその車が止まってたら、「さっきのハンドサインって必要だった?意図は伝わった?」と確認するようにもしているよ。

◇ 歩行者も通行する道ではスピードを落としてほしい。犬の散歩をしてる人、子供もいたりするから。レースしたいならしかるべき場所でやってください。

◇ 1970年代から乗ってて今も現役サイクリストです。もっぱら田舎道を走ることが多いんだけど、経験が長いせいか、危険を察する第六感は養われまして、デカいトラックが来たら路肩に寄せて停止するようにしています。田舎道は路面が荒れていることも多く、無理して走るのは危険ですし。80年代に酔っ払い運転の車に接触されたことはあって、さすがにそれは予見できませんでしたね。まあ、避けることのできないトラブルもあるってことで、常に注意はして走りたいものです。


以上、「How Not To Be A D**k On A Bike | Simple Cycling Etiquette(サイクリストとしてのエチケットについて)」の翻訳紹介でした。


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ロードバイクで走行中に後方確認しなければならないシチュエーションってけっこうあるのだが、初心者にとってはこれがなにげに怖いらしい。 ロード歴が長いと、「そんなのできて当たり前じゃん?」なんだけど、娘を見ていると「走りながら後ろを見るなんて高等技術じゃん… ...
ロードバイクで走行中に後方確認しなければならないシチュエーションってけっこうあるのだが、初心者にとってはこれがなにげに怖いらしい。

ロード歴が長いと、「そんなのできて当たり前じゃん?」なんだけど、娘を見ていると

「走りながら後ろを見るなんて高等技術じゃん……後ろ見た瞬間に前になにか出てきたら激突するじゃん…」 

という不安があるそうな。

己の安全を守るためにも、それ以外の用途にも、ぜひスムーズな後方確認方法は身につけておくべき。ということで、Global Cycling Network の「ロードバイクに乗りながら後ろを振り返る方法(How To Look Behind You Whilst Cycling)」を翻訳&紹介してみよう。



目次


ロードバイクで安全運転するために必須のスキル

車道を走る乗り物のなかでもっとも遅いのが自転車なので、公道走行中は「抜かれ続ける」宿命にある。

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つまり追突、接触、左折時の内輪差による巻き込みなど、リスクは常にあるわけ。路肩に駐車された車の右側を通過するときは、後方をちらっと見てハンドサインを出す…といった作業は必要になる。

しかも、自転車だけがバックミラーを装備していない(自分で装着しない限り)乗り物。そのぶん、意識的にやらないと後方をぜんぜん見ずに危なっかしい運転をするハメになる。

やりかた(走り出す前)

練習は歩行者や車のいない環境でやろう。わざわざ練習なんて必要?って思うかもしれないが、タイミングや顔の角度、目線の置き方、ふらつかないコツ…けっこういろんな要素が絡む。

まず、右足だけペダルに載せた状態で、ハンドルを持つ。このとき腕は「気をつけ」よろしく真っ直ぐに。そして「顎を鎖骨に寄せる」ように振り返る。首を回そうとすると苦しいし、前傾姿勢だとそもそも回らない。

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後ろを向こうとしすぎてしまうと、肩もいっしょに動き、腕もそれに続いてしまう。意図せず曲がりだしてしまうのでとても危険。

日本は左側通行なので、基本的には右側を振り向くことができればOK。ただ、左側を振り向く必要性もシチュエーションによってはあるので、できれば両方向できるようになっておきたい。

やりかた(走行中)

次は走行中の練習。スピードを出す必要はなく、まずはのんびり運転しながら。後方に目をやる時間は一瞬だけ。短ければ短いほど良く、「車やオートバイが近づいていないかな」が目視できればいい。

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/腕はまっすぐ前を向いたまま、肩もなるべく動かさない\

これができるようになると、自信を持って公道を走れる。車がアプローチしているかどうかの確認はもちろん、グループライドで仲間がちぎれていないかの確認もできる。

信号の変わり目など、先頭は青で通過できたけど、後続が足止めを食らうのはしょっちゅうだし、メカトラブル(チェーン落ちとか)で後続が止まってしまったとき、先頭が気づかずにずーっと先まで走ってしまうってこともわりとあるある。自転車って音のしない乗り物なので、目視しないと存在に気づきにくいのよね…。

長い時間、安全に後方確認する方法

こんな方法もあるのか~と驚いたのが、「隣の仲間の背中を使って後ろを見る方法」。仲間の背中に手を置いてサポートとして使いつつ振り返れば、なるほどたしかに安定する。もちろん、やる前にひと声かけたほうが良いのは間違いない。

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前方方向はサポートしている仲間が確認してくれているので、比較的長い時間、後方確認ができる。大勢のグループライドとかで使える技だ。

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/並走ができるイベントとか河川敷では使えそうな技\

ただ、二人の息があっていないと共倒れになる危険性はあるので要注意。あと、Global Cycling Network の撮影が行われ得ている英国では二列走行が合法だが、日本はそうではない。よって、この技を使うケースはあまりないと思ってOK。

レースであれば、「肘の下から覗きこむ」のもアリ

首や体をひねる必要がないので、思い切りスプリントしながらでも後方確認ができる。この場合の後方確認はリスク確認というよりは、抜きにかかってきている敵選手がいないかの確認だろうが。

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せいぜい後方4~5メートルまでしか視野が届かないので、遠くを見る目的には適していない。すぐ近くに敵が迫っていないかがチェックできればOKってかんじで使う。

サーキットのレースだけでなく、ヒルクライムレースでも使えそうだ。前を走る集団を、進路を替えてスピードアップしてちぎりたいときとか、自分の左右の後方に人がいないか、ホイール接触しないようチェックするのにも使えそう。

バックミラーを使う

ヘルメットにミラーをマウントしたものを使えば、目線だけで後方確認できる。レギュレーションのため、レースでは禁止されるが、ツーリングでは便利。首を怪我しているとか、上半身の柔軟性があまりない人には有効だ。

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「ヘルメットにつけるのは見た目的にちょっと…」
「事故や落車したときのことを考えると(目への影響が)怖いなあ…」

というのであれば、「バーエンドにつけるタイプのバックミラー」がおすすめ。自分はミニベロとロードバイクに「キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー」を使っている。面積が広く、固定力が高く(走っててズレたりしない)、反射面がきれいで見やすい。デザインはシンプルなのでどんなバイクにも似合うのもマル。

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グループライドでは小刻みに後方確認せねばならないのだが、いちいち振り返るのは面倒なのであると助かる。ソロで走るときもやはり車の存在をなるはやで把握するために必須。一度使うと、これなしでは走りたくないって思うほど。

ちなみに、ぎゅ~~~っとバーエンドに押し込んで固定するものゆえ、気軽に脱着はできない。1個を複数バイクで併用するのはしんどい。バイク1台に1個付けておくことを薦める。

ひとつ注意点として、右にバイクを倒すとミラーが地面にヒットし、パコーーン!と外れて鏡面が飛んでいく(笑)。何度かやらかしたが、接続面がグラグラになったりはせず、固定力はGOODなままだ。

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手首に装着するタイプのバックミラーもあって、バーエンドタイプよりも目線移動が少なくて済むって意味ではこっちが好きって人もいるだろう。ただ、持ち手の角度によっては見えなくなってしまうのが個人的に難ありだが。


ということで、安全運転でお過ごしくださいませ…(^^)


【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか?

自転車で楽しく&安全に街乗りするための6+α のコツ


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大学1年生になった娘がロードバイクを買って3ヶ月たった。 もちろん生まれて初めてのロードバイクである。数回試乗したことはあるがそんなのは経験にカウントはできないくらいのガチ初心者だった。 購入以前はオクサマのボードウォークで80キロ前後のライドに出かけて ...
大学1年生になった娘がロードバイクを買って3ヶ月たった。

もちろん生まれて初めてのロードバイクである。数回試乗したことはあるがそんなのは経験にカウントはできないくらいのガチ初心者だった。

購入以前はオクサマのボードウォークで80キロ前後のライドに出かけてはいるので、「自転車で長距離、車道を走る」ことには抵抗はない。ただ、ドロップハンドルは初心者には鬼門というか、「得体の知れない特別な器具」意識があるようだ。

ポジションもフラットバーやブルホーンのようにはいかないし、試乗の際にも「前傾姿勢がなんか気持ち悪い…」とボヤいていた。

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まあ、若いし体力も柔軟性もあるので心配はしていないけど、事故のないよう細心の注意で指導してあげようと思う。

ということで、何をどんな順番で教えてあげるのがいいかな…?詰め込みすぎてもいかんけど、最低限知っておかねばならない安全習慣はなんだろう…?と思案しつつおこなってきたことを共有してみようと思う。

目次


まずはスニーカーで始める

いきなりビンディングシューズはどう考えても危険かなと。ロードバイクそのものが初体験なのでまずは本体の操作に慣れることが先決。よってフラペ+スニーカーで当面は行くことに。「3ヶ月を越えたので、そろそろSPDに挑戦したい」と本人は言っている。

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ちなみに、スニーカーでロードに乗るときは(外し忘れによる)落車の不安がない代わりに「靴紐がチェーンリングに巻き込まれない」ための対策が必要だ。チェーンが紐が噛むと足が止まってバランスを崩し、最悪落車する。紐はしっかり結び、余った部分は締めた紐に巻き込んでおくと安心。

河川敷&郊外メインに走って慣れさせる

前傾姿勢、硬いサドル、ドロップハンドル、STIの変速方法、ブレーキのかけ方、未体験のスピード域……ロードバイクは普通の自転車とは何もかも違う。前傾姿勢と操作に慣れるまでは車の来ない場所が安心して練習に集中できる。

幸い、自宅近くに荒川CRがあるので、まずはリラックスした状態で慣れさせてあげている。上達してきたら郊外の公園まで車載輪行し、交通量の少ない田舎道を走る…といったステップを踏んできた。

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公道そのものを怖がってはいないので、ここのステップは割と早く終わった。2回荒川CRを走ったらすぐに慣れた。

ちなみに、スポーツバイクというものが人生初体験だった2010年の我々夫婦は、最初の3ヶ月はひたすら荒川CRを往復しまくっていた。車との並走の仕方、距離感のとり方、信号での待ち方がイマイチ分からず、車道が怖かったのを覚えている。

痛みや不快感は遠慮せずに申告させる

ロード乗りが避けて通れないのがポジションの試行錯誤とそれにまつわる違和感(不快感、痛み)との付き合い方。最初のうちは「これでいいのか?」とか「もっと快適な場所や姿勢があるのでは?」と感じることもあった。

変なポジションを我慢したまま乗り続けるとそれが癖になり、正しいポジションが覚えられなくなる。だから、「うまく説明できないけどなんか乗ってて気持ち悪い」のなら遠慮なく言うようにと伝えている。

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※これは試乗車

いちおう、完成車状態だとハンドル幅が広すぎ(40mm)なので380mmの物に変更し、ステムも数センチ短くしてはあって、考えられる要因は潰してはいるけど、何もかも事前に予測できないのがロードバイクのポジションだ。

まあ、初めての体験なんだから違和感をうまく言語化できなくて当たり前。ガマンして辛いまま走るのはすごく苦痛だし、それが続くとロードに乗るのが嫌になる。矯正するなら早め…火は熱いうちに打つべしである。


・まずはショップでセオリー通りに組んでもらう

しばらく乗ってそれに慣れる

・違和感があればショップに相談する

・微調整してもらう(必要に応じてパーツ交換)


を繰り返すことになるだろう。

セオリーはあくまでセオリーでしかなく、それをいじってはダメってことはない。身長が同じでも手足の長さは違うし、柔軟性も差があるし、筋肉のつき方も人それぞれ。

ショップで都度、専門家に教えを乞う

やってはいけないのが「我流でポジションをいじる」こと。ポジションをいじるときは生半可な知識に頼らずメカニックさんに相談させる。中途半端な知識でいじりだすと迷子になる。

過去に自分はこれで痛い目に遭っている。





メカニックさんってホームドクターのようなものだと思ってて、ポジション以外でも操作や交通ルールや安全運転についてわからないことがあったらメカニックに質問するように伝えてある。

そのための最低限の用語や機材名は知っておくほうが話はスムーズで早い。そのためにウェブメディアや雑誌類は読ませ、意味不明な単語があったらまずはググらせ、それでもわからなかったら父に問い合わせる…という体制にしている。

ロードバイクならではのスピード域と車道に慣れる

何度もミニベロでロングライドを経験しているので車道走行はさほど心配はしていない。が、ロードの方がスピードは出るのでスピード域は最初は面食らうかも。

しばらくは平地メインにしておき、ダウンヒルの伴うヒルクライムは夏になってからにする予定だった。すでに奥多摩には一度連れて行ったので、峠がどんなものかというのは身を持って理解したようだ。



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/都民の森\

交通ルールを知る&そして守る

恐ろしいことだが、自動車免許を持っていない学生や若者は「そもそも標識の意味をわかってない」ことがある。ためしに娘がどれくらい知っているかテストしてみたら、案の定よくわかっていなかった。

あと、(交通違反だとわかっているのかいないのか)車の右折レーンから堂々と右折していくロードバイクをたまに見かける。たぶんわかってて横着しているだけのような気がするが、もしかしたら「自転車は車両=よって、車と同じように走ってよし」って信じているかも知れない。二段階右折はすでに叩き込んであるので娘の場合は大丈夫ではあるが。

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「自転車・原付は進入禁止」の標識もサイクリストは知っておくべき。河川を超える橋とか地下に潜るバイパスなどは所々で自転車・原付が走行してはNGな場所がある。

経験を積むと、遠目からでも「おっと、あそこは自転車じゃ通れんっぽい」って察知できるようになるが、そうではないと迷いなく突っ込んでしまうリスクが大。突っ込んでから引き返すのは危険すぎなので、ちゃんと理解させておく。

車、バス、タクシー等の挙動を知る

自動車免許がなく、車を運転したことがない娘は「ドライバーの心理に疎い」部分がある。車道を走る以上、これを知っているといないとでは事故のリスクが変わる。

そういう意味で最近いいなと思った学習材料が、自分の「自転車事故コンピレーション」の事故動画まとめ。これを一通り見ておけば、事故シチュエーションがイメージしやすいし、事故った時のダメージもわかる。


「思ってたより激しい…やばい…」


「こういう状況ではこういう事故が起きやすいのか…考えたこともなかった…」


と気を引き締めていたので、効果はあったと思う。皆さんの周囲に初心者サイクリストさんがいたら、ぜひ事故動画集を見せてあげてほしい。


※ようやくハンドサインも覚えたので、動画にしてみた

最低限のメンテナンスができるようになってほしい

何はともあれ、早急にできるようになってほしいのが下記の3つ。

  • 「空気を入れる」
  • 「チェーンの掃除と注油ができる」
  • 「ホイールの脱着ができる」

フロアポンプでフレンチバルブに空気を入れるのは簡単。2~3回繰り返せばすぐ覚えた。

チェーン掃除も比較的ラク。難しい作業ではない。チェーンは拭いたり油を挿す必要があるってことを知らなかったのが驚きだった。ママチャリだとノーメンテナンスなので想起することすらなかったのだろう。

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ホイールの脱着をやらせてみたら、案の定後輪で難儀していた。バイクをひっくり返して地面に起き、カセットの歯とチェーンの受ける部分を伝えつつ、5~6回繰り返させてみた。輪行したいならマストで覚えておけ、ということで数日かけて覚えさせた。

これら以外にも「パンク修理ができる」ようになってほしいが、さすがにいきなりは荷が重いかもなので、いったん保留。


※最近、ディレーラーハンガーが折れました…w

ということで、引き続き父親と一緒に乗りながら慣れさせていこうと思います。


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2ヶ月以上間が空いたが、久々に自転車事故コンピレーションをお届けする。国内外のYouTubeにアップされている自転車事故をいくつか取り上げている。同じような事故に遭わないための学びとしていただきたい。 なお、過去記事は「安全運転・盗難防止」のカテゴリから遡れます( ...
2ヶ月以上間が空いたが、久々に自転車事故コンピレーションをお届けする。国内外のYouTubeにアップされている自転車事故をいくつか取り上げている。

同じような事故に遭わないための学びとしていただきたい。

なお、過去記事は「安全運転・盗難防止」のカテゴリから遡れます(^^)

ドラレコ 自転車と車の接触事故



事故発生時刻:42秒

埼玉県内での事故。直線の片側2車線の幹線道路の交差点で、左折車と直進するロードバイクの接触事故。幸い、さほどスピードを出していない状況だったので落車もなく、ロード側の回避行動によって軽い接触だけで終わった。おそらく怪我もしておらず、お互いの車体には傷はついていないと思われる。

(接触の瞬間)チャリが当たりにいったように見えた」というコメントがあってそのとおりなんだけど、悪意によるものではなく、ふっとばされないよう重心を右にかけたかったから。していなかったら左側に倒れていた可能性が高い。自分が同じように接触したら、身を守るためにとっさに同じ行動をすると思う。

事故原因としては、ロードバイクが車と並走のわずか後方を走行していたから。つまりドライバーの死角になっていたわけ。ちゃんと確認していないドライバーにも非はあるが、自転車に乗る側は「自分が死角に入り込んでいないか?」という意識は常に持って走行してもらいたいものだ。

【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか?

Road bike accident inwolwing dog



事故発生時刻: 23秒

高速で直進走行中に、真横から横切ってきた犬に追突して前転落車した映像。あまりに突然のことでこれを回避するのは不可能と思われる。

犬からしたら「横切れる!間に合う!」と思ったんだろうけど、ロードバイクのスピードを見誤ったようだ。人間だけでなく、動物も過小評価するのが自転車のスピードかもしれない。

動物(鹿、犬、イノシシ、カンガルー)に追突→落車という事故は海外動画でたまに見かけることがあるが、日本でもふつうに起き得る。人里離れた場所でのダウンヒルで同じ目にあったら…下手したら命を落とす。自分ごととして捉えにくいかもしれないが、捉えましょう。

Road Bike Cycling Crash



事故発生時刻: 15秒

イベントか何かだろうか…見通しの良い緩やかな下りをけっこうなスピードで何台かのロードバイクが走っているとき、1台が前輪を縁石にぶつけて落車してしまう。カーブで曲がりきれず、膨らんでしまったのかなと。スピードが出ていたせいでかなりの衝撃に見えた。バイクにもけっこうなダメージがあったと思われる。

後続車両との距離は充分にあいており、二次災害はなく単独事故で終わる。周囲のライダーたちがすみやかに停止し、介抱に当たっていた。「911(救急車)を呼べ」、「後続車両が来たら減速させろ」とテキパキと動いてくれていたのが良かった。

怪我した人には「そのまま動かず、ヘルメットも脱いではダメ。膝は骨折していないようだが擦り傷はある。大事ではないっぽいよ」と声をかけてあげていたのも好印象。このように助けてくれる人がいたのは不幸中の幸い。ソロライドでこういう事故が起きたら…と考えると非常に怖い。

CYCLE ACCIDENT



事故発生時刻: 54秒

どこの国だろうか…東南アジアか南米か。車、バス、ピックアップトラック、オートバイが混在して走る中を、1台のクロスバイクも並走している。スピードが出ていないせいか、クロスバイクに乗った男性はフラフラと蛇行を(たぶん)楽しむかのように走っている。

で、フラフラしすぎて前輪がばたつき、収集できなくなって転倒した。真後ろを走っていたオートバイが急停車してくれたおかげで二次災害は免れたものの、轢かれていても文句は言えないマヌケな倒れ方である。

ヘルメットはしておらず、頭は少し打ったかもしれない(角度的に見えなかった)。眉間を抑えてうずくまる男性。まあ、スピードが出ていなかったからたいした怪我にはなっていないと思う。

左折しようとするピックアップトラックの左を後ろから追い越したり、注意力のない横着な走り方をするな~この調子では事故るのも無理はないかな~とは思う。これに懲りて、彼には安全運転を心がけてほしい。

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ホビーライダーも知っておきたい「プロサイクリストが遭いやすいケガ、典型的な5パターン」とその治療法について


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最近、痛ましい交通事故が多くて気が滅入る。信号を守っていても、暴走車が突っ込んできたらどうしようもないのがなんともやるせないというか、不条理すぎるというか…この感情の処理の仕方がわからない。 あらゆる可能性を先読みしたところで、防ぎきれない事故ってのは ...
最近、痛ましい交通事故が多くて気が滅入る。信号を守っていても、暴走車が突っ込んできたらどうしようもないのがなんともやるせないというか、不条理すぎるというか…この感情の処理の仕方がわからない。

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あらゆる可能性を先読みしたところで、防ぎきれない事故ってのはあるにしても、ある程度自衛できることもあると思ってて、自分が意識的にやっている「信号待ちのときのなるべく安全な位置どり」を紹介したい。

といっても今回は自転車に乗っているときではなく、歩行者のときの話である。

目次


横断歩道手前で信号を待っているときの位置どり

車道から5メートルほど離れる

車道近くにギリギリに立つのはよく考えてみれば怖い行為だ。ほんのちょっとのことで事故に巻き込まれる可能性がある。ベビーカーを車道ギリギリまで出して待っているママさんを見るとなんか落ち着かない。

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自分はあえて思い切り横断歩道から離れた場所に立つようにしている。さらに、交差点の中が見渡せるような位置どりも意識する。それだけで100%身が守れるかどうかは怪しいんだけど、せめてもの自衛策のつもり。

ロードバイクに乗ってて「危ないなー」って思うのが、横断歩道に車輪半分くらい晒してくるママチャリ。

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※この画像より1メートル前に出る人もいて怖い…

先を急ぐ気持ちはわかるが、1~2メートル先に出たところで大したことはないのでやめよう。かすった程度の接触でも大事故になる。

あと、歩道を出て車道の隙間(吹き溜まり的なスペース)で待っている歩行者もいるんだけど、あれ、怖くないのかな……?車が避けてくれると信じる根拠はなんなんだろうと思う。

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そんなことで命をリスクにさらすのは賢くない。

電信柱等の遮蔽物の影に隠れるように立つ

歩道が狭くてさほどマージンが取れない場合、ガードレール、電信柱、標識の柱…等を遮蔽物として利用する。これも100%ではないが、しないよりはマシかなって判断である。

遮蔽物がなければ、ガードレールのある位置まで下がるか、とにかく車道には近づかない。

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横断歩道を渡るとき

青になってもすぐに車道に飛び出さない

なぜなら信号の変わり際に突っ込んでくる車はよくいるから。とくにスピードが出やすいバイパス等は急に止まるのが難しいのか、「明らかに赤になってるのに…!」という遅れたタイミングで鼻先を横切っていくことも多い。  

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※青になってもひと呼吸おくようにしている


「こちとら、青信号で渡っているから何も悪いことはない」

「なぜ信号無視してくる車に気を使わにゃならんのだ。止まるべきはあっちだろ」


って思うかもだし、それは正論なんだけど、轢かれて痛い思いするのは歩行者なので…。

よって、青信号に変わっても自分は飛び出すことはせず、ひと呼吸おいて&右に目線を送ってから歩み出すようにしている。

右左折してくる車がないか、首を振りながら横断

自分は横断歩道を渡っている間は、こまめに首を振って全方位に意識を配るようにしている。

信号無視ではなく、正当に右左折してくる車がとくにそう。左折するドライバーは横断歩道上の歩行者を認識していることが多いが、右折車の目線は他の車に向く。死角からアプローチする場合は車の挙動に気を配ろう。

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非常に危険なのは、死角から勢いよく飛び出してくる自転車。歩行者以上に認識されにくく、まずドライバーは見落としてくる。

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というか、この角度から突っ込んでおいて「どこ見てんだ」って主張するのは身勝手にもほどがあるのではなかろうか。青信号なのでたしかに正当性はあるんだけど、そもそも横断歩道を自転車で突っ込む行為がね…。


右折する車はそれなりに横断歩道上の人間を認識してくれてはいるが、交通量の多い場所やスピード域が高い交差点だとどうしても意識が(対向車線の)車へと向く。対向車線の車が途切れた瞬間を狙って「エイヤッ」って意を決したように右折してくる車も多いので注意したい。

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90度で交わる交差点はそうでもないが、何気に危険なのがやや斜めに交わる場所。ドライバーの死角になりやすい&ドライバーはスピードを上げて通過しようとする心理が働くってことは覚えておいて損はないと思う。

横着な渡り方をしない

横着な渡り方とは「横断歩道を使わずに斜めに渡る行為」を指す。青信号に間に合わない!ええい、斜めに行ってしまえってことなんだけど、ドライバーからすると「いるはずのない歩行者が突如現れた」ってなって驚かせる。

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※歩行者、自転車の両方のパターンがある

驚くだけで済むならまだいいが、横断歩道を過ぎたら車はスピードアップするわけで、そのタイミングにドンピシャにハマると轢かれる可能性が大。これ、自転車でやる人も多い。

夜間はとくに注意

上記に書いたことは昼間も夜間も常に意識しているのだが、夜間は昼間の2倍は注意を払う。

個人的によく目撃するのが下記のパターン。


1.歩行者が点滅する青信号をあわてて渡っている

2.途中で赤に代わり、間髪入れずに右折車が勢いよく突っ込んでくる


というケース。

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車は横断歩道に人がいる可能性よりも「赤になる前に渡り切らねばっ」ってことに気を取られている。人の少ない夜間だと、躊躇なくノーブレーキで横断歩道を通過していくこともあって、見てるこちらの寿命が縮む。

自転車はまだライトがあるので自分の存在を知らせることができるが、歩行者は違う。反射板を備えた服装・カバンで自衛できなくもないが、やや心もとない。よって夜に横断歩道を渡るときはより一層注意しよう。


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春になって新しい生活が始まる季節は、まだ慣れていないせいもあって事故が起きやすい。最近、周囲でも「事故った」、「怪我した」という話を耳にする機会が増えているような気がする。 サイクリング人口が増えるのは喜ばしいことだけど、そのぶんトラブルの可能性も高ま ...
春になって新しい生活が始まる季節は、まだ慣れていないせいもあって事故が起きやすい。最近、周囲でも「事故った」、「怪我した」という話を耳にする機会が増えているような気がする。

サイクリング人口が増えるのは喜ばしいことだけど、そのぶんトラブルの可能性も高まるわけなので、逆に注意深く走るべき時期なのかもしれない。

ということで、20回目の自転車事故コンピレーションをお届けします。

ロードレース(クリテリウム)のゴール手前での単独落車

事故発生時間:1分3秒


守山野洲川クリテリウム(滋賀県)でのレースのゴール直前スプリントで起きた単独事故。後輪が浮いてバイクが右に流れ、縁石にぶつかって沿道にそのまま突っ込んでしまった…。かなりの衝撃であったことが予想される。沿道で観戦していた人が巻き込まれたっぽいが、無事だったのだろうか…。

コメント欄でも指摘があったが、スプリントに移行するためにダンシングしたとき、体重が不必要に前のめりに掛かりすぎ、加重が前ハンドルに乗ってしまって、リアのタイヤが浮き出してスリップしたようだ。瞬間的に一輪状態になり、コントロールを失ったと思われる。

日常で行う動作ではないので、大半のロード乗りにはまず起き得ない事故だとは思う。が、似た状況として「急坂でダンシングしようとして、後輪のトラクションが抜けてズルっと空転する」ことはある。

(ロードバイク車載動画)急に左折してきた車と接触未遂

事故発生時間: 25秒(接触未遂)


時速30数キロで走行中、並走する車が急に左折してきてあわや接触するって動画。間一髪でブレーキが間に合ったのは幸いだった。投稿主は車を追いかけ、ドライバーに「見えていなかったのか」を確認したそうだが、「見えてなかった」とのこと。

車はロードバイクを追い越してから左折したわけで、視界に入っていないわけはなく、単なる見落としである。自転車側は、「追い越していく車は、こっちの存在に気がついていないわけがない」と思い込みやすいので、こういうこともあると覚えておきたい。


同様のシチュエーションを避けるための自分なりの心がけとして、
  1. 交差点や信号では車はなるべく先に生かせる
  2. 近くにいる車がウインカーを出していないか常に気にする
  3. 仮にウインカー無しで曲がってきても、こっちは止まれるくらいに減速する

を自分は意識している。

風張峠ダウンヒル途中での単独落車

事故発生時間: 58秒


奥多摩湖や都民の森に行く人にはお馴染みの風張峠で起きた自爆事故。けっこうな斜度がある坂なので、自ずとスピードも出やすい場所だ。



ソロでのダウンヒル中、なぜかサイコンに気を取られ、手でいじりながら下っていたら前方不注意で路肩にホイールがHITして落車してしまった。

落車の瞬間、頭に浮かんだ言葉は「終わった・・・」

と投稿主はコメントしていたが、そこそこスピードが出ていた状況だったので、下手したら大怪我もありえたし、崖側だったらガードレールを飛び越えて落ちていた可能性もある。(幸い、ホイールのリムに擦り傷がついた&フレームは無傷、体も打撲程度の軽傷だったとのこと)

ダウンヒルの間はくれぐれもよそ見をせず、両手はブラケット(or 下ハン)を握っていつでもブレーキをかけられるようにしたい。仮にサイコンが不調だったとしても無視!

あと、これは自分の”あるある”なんだけど、ダウンヒル中に顔がかゆくなり、無性に手を伸ばしたくなる。が、「耐えろ!かゆみに耐えるんだ!落車に比べたらかゆみなどなんということはない!」と言い聞かせながら下るようにしている。

自転車学生を軽自動車がはねてしまう事故

事故発生時間: 7秒


赤信号で停まっている車の列の間を、ママチャリに乗った数台の学生がすり抜けようとして、曲がってきた車(当然、青信号)に弾かれた動画。本来なら横断歩道から渡るべきところを横着してしまった格好だ。

車の間から自転車が飛び出してくるとはドライバーは予想できるはずもなく、これは完全に自転車側が悪い。同じパターンで歩行者が車の間をすり抜けてくることもある。ロードバイクに乗っていても起こり得る事故なので、渋滞中とか信号待ちの車の列の間には注意を払いたい。

右折車が横断歩道を走行するママチャリをはねる事故

事故発生時間: 23秒


上の動画とシチュエーションは似ているが、こちらは自転車が横断歩道を走っており、車側からは「視界に入っていたはず」な状況。自転車側にしてみれば、「こっちが見えていない訳がない(しかも青信号だし)」って解せないだろう。

だが、右折する車ってどうしても目線が対向車線側に行くので、右からの侵入者は見落としやすいのだ。さらに言うと、Aピラーが死角になることもある。

右折車との接触

青信号だからといって安心しきるのではなく、「もしかしたら」って気持ちは頭の片隅に留めておきたい。ドライバーが前方不注意しやすいシチュエーションの一例として、歩行者&自転車は覚えておいて損はないと思う。


以上、皆様もどうか安全運転で楽しいサイクリングを…。


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車と自転車の接触事故の典型例のひとつに、「開いたドアに自転車がぶつかる」がある。タクシーの乗客を下ろす瞬間とか、路肩駐車した車から出ようとしたタイミングでドアが自転車に接触するアレである。 英語には「dooring」という動詞があるくらい日常茶飯事だそうで、そ ...
車と自転車の接触事故の典型例のひとつに、「開いたドアに自転車がぶつかる」がある。タクシーの乗客を下ろす瞬間とか、路肩駐車した車から出ようとしたタイミングでドアが自転車に接触するアレである。

英語には「dooring」という動詞があるくらい日常茶飯事だそうで、それは日本でも変わりない。

YouTubeで「dooring bicycle」で検索するとこんな感じのが見つかる。



これに相当する適当な日本語ってなんだろう?「ドアバンかな?」と思って調べてみたけど、どうやら駐車場でドアを開けたときに隣の車に当たることを指すようで、ちょっと意味が違う。

前触れなくドアが開くのに対して、サイクリスト側はなかなか対処がしようがないのが苦しいところ。いつでもかわせるようにマージンをとっておく…くらいしか対策はない(後述する)。

「いくらサイクリストが注意してても、完全には防げないよなあ」と思っていたある日、こんな記事を見て「この方法があったか!」と膝を打った。

車のドアと自転車の接触事故を減らすには? オランダ発の知恵がコレ

読めば一発でわかるが、要は「降車の歳、ドライバーはドアから遠いほうの手で開けるのを習慣化する」わけ。そうすることで「自然と上半身がツイストするので目線が後ろに行く=自転車の存在に気付きやすい」のだ。この方法は「ダッチリーチ(Dutch Reach)」と呼ばれている。

絵にするとこう。

キャプチャ

検索してみたら、Dutch Reach Project というオランダで全国展開している交通事故予防運動のサイトが見つかった。(英語です)

ダッチリーチが生まれた背景

自転車大国であることで知られるオランダは、当然ながら自転車と車の接触事故も起きやすい環境にあるし、実際に大きな社会問題になったそうな。

「こういう交通安全運動は掛け声だけで終わるんじゃない?本当に浸透しているの?」

と思うかもだが、オランダでは自動車免許取得の際にダッチリーチを学ばされる。ドライバーになる人全てがダッチリーチを認知する機会があることで、国家レベルで普及を図っているというわけ。さすが自転車大国だけある。

さらに、子供らは学校でダッチリーチを教育されている。幼少期からやっていれば身につくのは間違いない。

ダッチリーチ(Dutch Reach)は後席の乗降にもとても有効

ダッチリーチはドライバーだけではなく、むしろ後席の人にこそ有効。なにしろ後席はサイドミラーがないので危険度が高い。ドライバーだけが気をつければいいのではなく、車に乗る人すべてが実践する必要があるのだ。

なお、ダッチリーチをしようがしまいが、車のドアを開けるときの習慣として「まずほんの少し開いて自転車やオートバイに”ハイ、出ますよ~いまドアを開けましたよ~”」とアピールするのは大事。これがあるとよける準備ができる。いきなりグオッ!と一気に全開にしないこと。上記動画はそれをやってしまったがために起きた。

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何かを習慣化するとき、個々人の努力とか心がけという曖昧なモノに頼るとうまくいかないのでシステムに組み込め、とはよく言われるがまさにそれだと思う。早起きしかり、ダイエットしかり。

試しに自分もダッチリーチ(Dutch Reach)をやってみた

上半身がドア側に向くので後方視界を確保しやすい。首だけを回すよりも自然に目線が後ろを向く。

運転席にいる状態で左手でドア解除ノブに手を伸ばすと、ステアリングホイールに腕が触れてしまうけれど、できなくはない。車の構造によってはやりにくいかもしれないが、不可能ではないはずだ。もちろん、助手席や後席であればダッチリーチはしやすい。

50年前からオランダではダッチリーチ(Dutch Reach)が常識という衝撃

驚いたのは、なんと「50年前からオランダではダッチリーチが常識」という点。そんな前から取り組んでいたならば、ダッチリーチがかなり普及していることだろう。

実際、導入前と比べてオランダでの事故発生件数は大きく減少したとのこと。 機材も不要でノーコストですぐできるのもGOODだ。これ、どの国でも誰でも今日から真似できる。右側通行か左側通行かも関係ないし、大人も子供も老人も誰でも実践できる。

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日本でも「自転車は車両」という意識がかなり浸透しているし、車道を走る自転車は増えてきた。とくに人と乗り物が密集する都内では歩道を自転車で走るのは難しい。おのずと車道側に追い出される格好になり、つまりは接触事故が起きやすい環境が整いつつある。

車に乗る機会が多い人はぜひマネてほしいし、ご家族にも伝えて欲しい。

自転車側でやれる予防策3つ

ダッチリーチからはちょっと離れるが、ドア接触事故を避けるために自転車側にもできる対策はある。個人的に実践しているのは3つ。

1.挙動の読みにくいタクシーとは距離を取る

タクシーは危険。自転車などお構いなしに前に割り込んだりドアを開けたりする。乗客の指示に従わなくてはならないので致し方ない面もあるが、そのぶんこっちはより注意しないとダメ。自分はタクシーの左側はなるべく通過しないようにしている。後席ドアは客の意思とは関係なくドライバーが開け締めするので、ダッチリーチもへったくれもない。

2.渋滞で停止中の車の列を通過する際はスピードは控えめに

信号待ちなどで車の列がズラーーーっとできているとき、側道を勢いよく通過してしまいたい気持ちになるが、いつでも止まれるくらいまでスピードは落とす。車のドアが開く可能性はあまりないが、車と車の間から横断歩行者がヌッと現れることがある。死角なので非常に危険。かわす余裕もない。

キャプチャ2


もっと怖いのは対向車線からの右折車。これまた死角なので逃げられない。タイミングが合致するとふっとばされる。車の列の間を通過するときは横方向(とくに右)にも目線を送るようにしている。

キャプチャ3

3.右側を通過するときは十分なマージンを取る

路肩駐車した車の右側を通過するとき、「ドアがいきなり開くかもしれない」と意識しておく。そのためにはスレスレを走らずマージンをとる。自分がとる距離は「成人が正対するように立っていたとしても当たらない」くらい。

車から1メートル距離を取りましょうって言われるよりイメージしやすいのではないだろうか。

ということで、ダッチリーチは日本国民全員がやるべきだし、自転車側も予防策はしておきましょうねというお話でした。


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