サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロ、小径車について、徹底的にユーザー視点で初心者向けに解説するブログ。パーツのインプレッションや輪行のコツも取り上げます。

カテゴリ: 修理・メンテナンス

皆様はどのくらいの頻度でパンクに見舞われてしまうだろうか? 乗り方にもよるし、バイクやタイヤの種類にもよるので一概には言えないけど、少ない人で2~3年に1回。しない人は全然しなくって、「5年間でパンクゼロです」とか「パンクした記憶が思い出せない」ってことも ...
皆様はどのくらいの頻度でパンクに見舞われてしまうだろうか?

乗り方にもよるし、バイクやタイヤの種類にもよるので一概には言えないけど、少ない人で2~3年に1回。しない人は全然しなくって、「5年間でパンクゼロです」とか「パンクした記憶が思い出せない」ってことも。

「パンクしない=乗っていない」わけではなく、むしろ年間走行距離はかなり長いのに、不思議とパンクしない人もいる。

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※いつか使ってみたいコンチネンタル

逆に、多い人で年に3~4回くらいだろうか。もし数ヶ月ごとにパンクするのであれば、タイヤ、チューブ、乗り方、メンテの何かがマズイと思う。ふつう、年に何度もパンクすることはない。

ブリジストンがパンクしないタイヤの実用化を2019年に目指しているそうだけど、べつにこれの発売を待たずとも、パンクリスクを最小限にするコツはある。

>> パンクしない自転車タイヤ、ブリヂストンが開発 2019年に実用化目指す(ITmedia)

自分はここ2年半ほどパンクしていないので、自分の心がけを紹介してみよう。 


ライド前に空気圧を規定値入れる

この心がけができている人はパンクしにくいし、できていない人は定期的にパンクする…と断言してもいいくらい大事な習慣。乗る前にフロアポンプで規定値の空気圧を入れるだけなのだが、ついサボってしまいたくなるのだろうか。
※目盛り付きのモノにしましょう!ロードバイクの場合、空気圧がわからないタイプは致命的というか、ほぼ意味をなさない。

昨日入れたばっかりだし、大丈夫だろ(まだ硬いし)」って考え方も捨てる。百歩譲って、前日に入れたのならまあ問題はない…はずだが、問題はその甘えが2日、3日…と伸びてしまうこと。慣れは恐ろしいもので、徐々に空気を入れないことが習慣化してしまう。

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自分はロードバイクもミニベロも「前 7.0 bar」 「後 7.3 bar」 入れることにしていて、日をまたいだら必ず空気を入れ直す。その日に乗った距離は関係ない。よって、ライドの前日に入れるのではなく、出発直前に入れる。(体重は69キロです)

べつに難しいことは何もない。習慣の話だ。面倒だなとか、忘れがちってことであれば、玄関にフロアポンプを置いておけばいい。ものぐさな自分はそうしている。

泊まりがけのイベント、もしくはグループで走りに行く場合、自分はフロアポンプを持参する(車載輪行であれば)。後部座席に放り込むだけで大した荷物にはならないし、「空気入れ忘れてた…」って人はいるものなので貸してあげるため。

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※フロアポンプは玄関に常備

段差に突っ込まない

車道から歩道に乗り上げるときの段差ありますよね。あれに乗り上げる瞬間の衝撃でパンクしてしまうことがある。リム打ち(スネークバイト)パンクと呼ばれるが、これも心がけで予防できる。

リム打ちパンクとは、タイヤのチューブが段差をガツン!と乗り越えるときに受けた衝撃でリム(タイヤビード)にできる小さな2つの穴のこと。まるで蛇が2本の牙で刺したかのように見えるのでスネークバイトという物騒な名前がついている。ママチャリやMTBのような頑丈なバイクであればなかなか起きないが、細いタイヤを履くロードバイク、ミニベロはふつうに起こり得る。

パンクには「鋭利なものを踏んでしまう」不可抗力型のパンクと、「メンテを怠る、雑な走り方をする」自業自得型のパンクの2種類があるのだが、リム打ちパンクは後者にあたる。自業自得型のパンクほど、バカバカしいものはない。

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既定値の空気圧が入っていれば、段差程度の衝撃でパンクすることはない。「リム打ちパンクをやってしまった=空気圧が不足していた」可能性が高い。

予防法は、(まず空気圧をちゃんと入れるのは大前提として)前荷重を抜くだけでもけっこう防げる。乗り上げる瞬間に、ハンドルにかかる体重を少し抜くことで、ショックを軽くする感じ。大きめの段差であれば、タイヤがぶつかる直前にハンドルを上に数センチ引き上げる(前輪だけのバニーホップ的な)とショックが半減される。

「バニーホップは怖いよ、そんなに飛べないし」であっても大丈夫。腕の荷重を抜くだけでずいぶんとタイヤには優しくなるから。

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また、リム打ちパンクは凸型の段差だけでなく、凹型(つまり穴ぼこ)の下に落ちる系の段差でも起きる。夜に凹型段差に遭遇すると急にハンドルが落ちるので、「うおぉぉ!」ってビビる。かなり怖い。怖いだけでなく、パンクリスクもある。

「歩道を走らないから、段差の心配なんてないもんね~」って油断して、穴ぼこにオチないようご注意あれ。

ゴミ置場近くは走らない

これも心がけ。ゴミ置き場はガラス片が落ちている可能性が非常に高い。破片は目に見えない。ほんの砂粒程度のガラス片でも、自転車のタイヤをパンクさせるには充分。これ系のパンクは運に左右されてしまうのは仕方ないとして、わざわざガラス片が落ちているであろう場所を走ることはない。

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※こういうとこね

ゴミ置き場はゴミが置いてなくても、かぶせるネット等が目につくから比較的手前から発見できる。発見したら、後方を確認しつつ、ちょっと膨らんでよける・・・と良いと思う。

タイヤ交換時にチューブは交換する

タイヤの走行距離を覚えている人は多いと思う。サイコンを目印に計測しているかもしれないし、メンテナンスノートをつけて記録している方もいらっしゃるだろう。

ちなみにロードバイクだと4,000~5,000キロ、ミニベロだと3,000~4,000キロが走れる距離の目安。一般的なサイクリストだと、年に1回の交換で事足りるかなと。

「タイヤの走行距離なんてわからないよ~」って方は、次回からメンテナンスノートをつけてはどうだろう。手のひらサイズのノートにメモっておくだけ。複数台バイクがあれば、それぞれ区別してメモっておこう。

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※2011年からつけてます

  • 何月何日にタイヤ交換…
  • 今月の走行距離…
  • 何月何日にサイコンの電池入れ替え…


などとメモっておくと、「あー、すでに3,500キロ走ったか。そろそろタイヤ交換を考えておかねば。今度はどのタイヤを試そうかな」とか準備もできる。

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※2017年はこんなかんじ

で、タイヤのことはわりと注意していても、中のチューブの劣化まで気にしている人はどれくらいいるだろう。「穴も見当たらないし、まだ使えるな…」とタイヤ交換はしてもチューブはそのままってことはないだろうか。

しかし、チューブも劣化するので定期的に交換した方がいい。(頻度は個人差あると思うが)自分の目安は「タイヤ交換時に、チューブもいっしょに新品にする」である。リムテープ(ホイールのリムに巻かれているテープ状のモノ)はあまり気にはしないが、目視して凹凸が見えるようであれば交換する。チューブもリムテープも安いものなので、ケチらないでおこう。

砂利道は押して歩く

舗装された街中を走っている限り、砂利道に遭遇することはまずないが、サイクリングロードとか、公園の中とか、川沿いではときどき見かける。構造上、仕方ない場合もあれば、工事中でアスファルトが剥がされていることも。

そんなとき、ママチャリ感覚で「あらよーっと」と突っ込むのはあまりオススメしない。まあ、ちゃんと空気の入ったタイヤであれば、砂利程度でパンクすることはほとんどないのだが、タイヤの隙間に小さな石の破片が入り、徐々にめり込んでスローパンク・・・・してしまうこともまれに起きるから。

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グラベルロードとか、シクロクロスではない、ふつうの23c、25cタイヤを履いたロードバイク、あるいはミニベロであれば、バイクから降りて手で押して歩きましょう。歩行が憚られるほど砂利道が延々と続くようなら、そもそものルート設定のミス。素直に引き返しましょう。

そういえば、ツール・ド・とちぎ観戦に行ったとき、海外選手が砂利道でバイクを押さず、肩に担いで持ち歩いているのを見て、「もしかして、レース前に万全をきたすため、そこまでしてパンクしないよう心がけているのか…!?」って思ったんだけど、実際どうなんでしょう。日本人選手はわりと無造作に砂利の上を転がしていたので、自分の考え過ぎかもしれない。

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以上、自分が気をつけているのはこんなところ。たったこれだけで、グンとパンクリスクが減る。ほとんどが心がけ次第なので、今日から実行できる。パンク修理ってけっこうな足止めになるし、グループライドだと周囲の迷惑にもなる。そして夏や冬の暑い&寒い季節の交換作業はすごくストレス。

ということで、皆様がパンクと無縁&ストレスフリーなサイクリングライフが送れますように…。
m(_ _)m


サイクリングウェアは総じて高価。これは疑いようのない事実。 自分はサイクリングを始めて1年以上、専用ウェアを買っていなかった。「ペラペラのうっすいシャツがなんで1万円もするの・・・高すぎるでしょ」って訝しみ、代わりにサッカーウェアを使っていた。もしくは、 ...
サイクリングウェアは総じて高価。これは疑いようのない事実。

自分はサイクリングを始めて1年以上、専用ウェアを買っていなかった。「ペラペラのうっすいシャツがなんで1万円もするの・・・高すぎるでしょ」って訝しみ、代わりにサッカーウェアを使っていた。もしくは、カーキスボンの膝下を裁断して、それをハーフハンツとして使っていた。当然かっこ悪いし、サイクリストっぽくない。

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※死ぬほどダサい

ただなんとなく、「サイクリングウェアは高いから、手は出さないでおこう」と考えていたのだと思う。半袖サイクリングジャージを買ったときも、秋になるまで待って、夏物ワゴンセールで50%オフで1枚だけ仕入れたくらい。

まともにウェアを一式揃えたのって、サイクリング開始して2年経ってからだったような気がする。

totalwomenscycling.com の「How to Make Expensive Cycling Kit Last Longer(高価なサイクリングウェアを長持ちさせる方法)」という記事を読んで、「ウェアが高いのは海外でも同じなんだな」と思った次第。そこで、翻訳してご紹介してみようと思う。

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totalwomenscycling.com が取材したのはアソス。アソスのアパレル実験施設で働くシモナ・フェビさんへの取材である。

実験室では、40度のお湯で洗います。使うのはごくふつうの市販洗剤。さらに、リン酸塩入りの洗剤も実験に使います。本来は使ってはいけない洗剤ですが、それに気づかず使ってしまうユーザーのことも想定して、あえて厳し目の条件下でテストしています。

我々は、お客さんがするであろう最悪のシナリオから逆算して実験しているんですよ。それに耐えうる製品にしておくことが大事です。ただい、せっかくの投資をして安くはないアソス製品を使うのであれば、ちょっとは大切にケアしても損はしないと思うんです。


個人的なアソスに対するイメージは、「Raphaと並ぶ高級サイクリングアパレルメーカー。モノは素晴らしいのだろうが、お値段がけっこうお高いので、リッチな人しか所有できない」である。さすが高級アパレルだけあって、耐久性はしっかりテストしているようだ。

アソスがお勧めするのは、30度のぬるま湯と専用の液体洗剤の組み合わせですね。専用洗剤とは、アソスのウェアを洗うための専用の青い液体洗剤です。素材を傷めず、長持ちさせてくれます。

洗剤によってはかなり強力なものもあって、色落ちや素材へのダメージになる場合があるので注意してください。部屋着や下着のようなモノには適しているでしょうが、デリケートなサイクリングウェアには向いていません。

洗濯機の回転数も気にすべき要素。最近の新しい機械だと、回転数を指定できるものもあります。スポーツ用のウェアは傷みやすいので、そういったウェアを選択するときに使えます。

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※Raphaです

回転数が指摘できる洗濯機があるなんて、知らなかった。まあ、常識で考えて、回転数は低めにして、水温も低めのほうが、デリケートなサイクリングウェアには優しいのは想像できる。

ちなみにサイクリングウェアだと600〜800rpmにとどめておきたいですね。それ以上の高速になると、素材を痛める可能性があります。あと、サイクリングウェアを洗濯機に放り込む前には、裏表を逆にしておくこと。色やデザインがある外側を守るためです。

サイクリングから戻ってきて、脱いだウェアを洗濯カゴに入れてほったらかしにするのはどうなのでしょう?翌朝とかヘタをすると2日ほど洗わないサイクリストもいるかもしれませんが、ウェアには非常によろしくないです。


洗うときはひっくり返すことで表のプリントや印刷を守るのはわりと常識。べつにサイクリングウェアだけでなく、Tシャツでも同じことが言える。カセットスプロケットTシャツや、リアディレイラーTシャツの製作をお願いしているメーカーさんも、「洗濯時はひっくり返すとプリントが痛みにくいです」と話していたのを覚えている。

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※洗濯機に入れる前、ひっくり返してプリントを保護する

数日間でも放っておくと、臭いや汚れがこびりつき、元のコンディションに戻すのは難しい。フェビさんによれば、「帰宅したらソッコーで洗うこと!人間がシャワーをすぐ浴びたいのと同じで、ウェアもすぐ洗ってあげましょう」だそうな。

泊まりがけでのサイクリグに出かけ、滞在先に洗濯機がない場合はどうするか。「1日だし、まあそのまま洗わずに干しておけばいいんじゃないの~」という気もするが、シャワーに持ち込んでさっと水洗いするだけでも随分と違うそう。ほったらかしにするよりぜんぜん良い。

サイクリングから戻ってきた後って、「あー、疲れた。シャワー浴びて、飯だ飯だ!」ってなってしまうのよね…。あるいは、疲れすぎてソファーで寝落ちしてしまうとか。

自分がよくやるのは、シャワーに持ち込んで、石鹸で軽く揉み、表と裏側の両方を泡まみれにしてお湯で流すこと。

ただし、30度未満のぬるま湯で洗うよう指示されているウェアの場合は、シャワーだと暑すぎてダメージになる。そんなときはシンクで手もみして洗いましょう。

シモナ・フェビさんによる、サイクリングショーツを長持ちさせる洗い方

1 ちょっと冷たいかなと感じる程度のぬるま湯で洗う(30度は体温より低いので、実際はちょっと冷たいと感じるくらい。暖かいって感じた時点でそれは30度以上である)

2 できれば洗剤、なければ石鹸で汚れ、臭い、汗や油脂を落とす

3 ショーツは裏表ひっくり返す。内側を重点的に洗う

4 洗濯機で回すとしたら1分間あたりの回転数が800rpm以下に抑えること

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上記4点を守れば、デリケートなサイクリングウェアを長持ちさせることができそうだ。ウェアは消耗品とはいえ、大切に使えば最低でも3年は持つ。自分は丸4年使い続けたサイクリングジャージも今も着ており、まだまだ健在。

以上、totalwomenscycling.com の「How to Make Expensive Cycling Kit Last Longer(高価なサイクリングウェアを長持ちさせる方法)」の翻訳紹介でした。


みなさまのウェアが、長きに渡って愛用できますように…。



ロードバイクのタイヤの空気圧はいくつにするのが正解なのだろうか?周囲のサイクリストに確認すると、けっこう個人差があって、「ふーむ、どれが正解なのだ?」と逆に悩みが深まることも。 そもそも、空気圧の表記はBARとPSIの2種類がある。どちらが主流なのかはよくわか ...
ロードバイクのタイヤの空気圧はいくつにするのが正解なのだろうか?周囲のサイクリストに確認すると、けっこう個人差があって、「ふーむ、どれが正解なのだ?」と逆に悩みが深まることも。

そもそも、空気圧の表記はBARとPSIの2種類がある。どちらが主流なのかはよくわからないが、日本で買えるたいていのタイヤには、サイドウォール(タイヤの横)に両方の数字が記載されている。基本的に、空気圧はその中に収まるように入れればオーケー。

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ちなみに、BARの読み方は「バール(バーではない)」。(←そうだったんだ…調べて判明w) 。PSIは、「Pound per Square Inch」の略である。

ロードバイクにおいての、おおよその目安となるのが7BARで、これをPSIで表すと101PSI。つまり、「7BAR=約100psi」である。いわゆるスポーツタイプ(クロスバイクやロードバイク)の空気圧は7BAR(100PSI)となるので、体重や乗り方や道路コンディションによって微調整を加えていくかんじ。

ただ、「表記が2種類あって、基準が7BAR(100PSI)なのはわかったけど、じゃあ自分のタイヤはいくつの空気圧にすべきなの?」という疑問が湧いてくると思う。ということで、Global Cycling Network の「Bike Tyre Pressure Explained(自転車の空気圧についての説明)」という解説動画を翻訳紹介してみよう。



なにはともあれ、自分のバイクのタイヤをチェックする

どの空気圧にすべきか悩む前に、まずしなければならないのは「自分のタイヤのサイドウォールに記載された空気圧の許容範囲の確認」である。あったりまえのことですが、自分のタイヤの空気圧の上下限、空で言えますか?たとえば自分のロードバイクにはパナレーサーの Race L Evo3 を、ミニベロにはシュワルベワンを履かせているのだが、それぞれこんなかんじ。

  • パナレーサー Race L Evo3 :7~10.5 bar(100~150PSI)
  • シュワルベワン:7~11 bar(100~160PSI)
※シュワルベワンは、ミニベロ用タイヤだが、もはやロードバイク用を20インチ用にしたかんじ

空気圧は、MAXとMINの間に来るようにセッティングしよう。これは安全のためにも知っておくべき数値。絶対にやってはいけないのが、基準値を越えた圧にしてしまうこと。最悪の状況では、バーストもありえるので、くれぐれもご注意を。
※若干のセーフティマージンは確保されているだろうが、命をかけて確認するようなことではない

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※タイレル(Tyrell)のCSI に装着している、シュワルベワンです

正確な空気圧を毎回入れられるよう、フロアポンプを用意しておく

PSIとBAR両方のゲージが記載されたフロアポンプを買っておき、乗るたびに空気圧をチェックしてほしい。ゲージのないミニポンプでは正確な圧がわからないし、そもそも腕が死ぬほど疲れる。あくまで出先でトラブルに遭遇した場合の非常用と考えるべき。

こういう自立するポンプですね。

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それに加えて、指に空気圧を覚えさせるのもひとつ。タイヤのサイドウォールを両側から指でつまんで、思いっきり潰してみる。7BAR入っていれば、ほぼほぼ凹むことはない。かすかな凹みを感じるくらいなら大丈夫。ムニムニと余裕で潰せるようなら、空気圧がぜんぜん不足している。
※感覚的なアドバイスだが、あくまで参考までに。

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※ぐっと両サイドから押し込んでみよう

タイヤの太さと乗り手の体重の関係

一般論として述べると、細いタイヤのほうがより高圧が必要で、体重が重いほど空気圧は高くせねばならない。

さらに説明を加えると、グリップも考慮せねばならなくって、あまりにも高すぎる空気圧ではタイヤと地面の接地面積が少なくなり、グリップが悪くなる。体重をタイヤに載せたとき、ほどよく変形するのが好ましい。 (その「ほどよさ」が難しいのだが…)

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グリップと空気圧の最適解については、昔から様々な研究がなされており、とある研究によれば、タイヤの高さの15%ほど変形するときにおいて、もっともグリップを発揮する…らしい。しかし、ロードバイクのタイヤにおいて、その15%を計測するのは至難の業…というかムリなので、あまり意味はない(笑)。

転がり抵抗と空気圧の関係

かつてサイクリング界では、「(パンパンに空気の入った)硬いタイヤのほうが転がり抵抗が低く、よって速く走るには高めの空気圧で硬いセッティングすべき」という考えが浸透していた。

科学が進歩し、実験室で比較調査する時代になると、たしかに高めの空気圧のほうが転がり抵抗が低く、速く走れる結果が出た。しかし、実際の外界の道路は凸凹があって実験室のようには走れない。

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柔らかめにセッティングされたタイヤのほうが、凸凹のショックを吸収してくれる。しかも、場合によってはそのほうが速く走れることもある。凹凸のショックを受け止めきれない硬いタイヤでは、逆にスピードが落ちてしまうこともある。

パンクリスクと空気圧の関係

では、空気圧は低めにして乗れば良いのか」というとそうでもない。空気圧が低すぎるとパンクリスクが増えてしまう。固くすべきなのか、柔らかめにしたほうがいいのか、なかなか難しいところだ。

柔らかすぎるとパンクリスクが増すだけでなく、コーナーリングのコントロールがしにくくなるし、そもそもそれってすごく危険なこと。くどいようだが、ちょうどよい空気圧にすべきなのだ…。

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※圧が不足すると、リム打ち(スネークバイト)パンクしてしまう

で、結局いくつの空気圧にすればいいの?

動画の中で、サイモンさんは「理想の空気圧は◯◯BARです」とは言及していない。それは本人も自覚しており、動画の最後で具体的な数値に触れる。

サイモンさんの体重は73キロ。23c、25c、28cでの彼のそれぞれの空気圧は以下の通り。

  • 23c:フロント95PSI リア100PSI
  • 25c:フロント80PSI リア85PSI
  • 28c:フロント60PSI リア65PSI

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自分は体重70キロなので、サイモンさんより少し減らしても良さそうだ。目安としては、体重が1キロ減るごとに1PSI下げる。つまり、サイモンさんに倣うと、彼より体重が3キロ軽い自分は…

  • 23c:フロント92PSI リア97PSI
  • 25c:フロント77PSI リア82PSI
  • 28c:フロント57PSI リア62PSI

にすれば良いということが分かる。逆に体重が重い人は、1キロ上がるごとに1PSI増やしていけば良い。たとえば体重が80キロであれば…

  • 23c:フロント102PSI リア107PSI
  • 25c:フロント87PSI リア92PSI
  • 28c:フロント67PSI リア72PSI

となるわけ。

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ちなみに、BARで計算しようとすると、25キロの体重変化で1BAR増減することになるのだが、大雑把すぎる単位なので、PSIを使ったほうがより最適値が導き出しやすい。

「わーい、自分の最適値がわかったぞ」と走り出す前に

体重とタイヤサイズ(太さ)でだいたいの数値を算出することは可能だが、サイモンさんは「ちょっと待った」と語る。

計算式に頼るのもいいけど、大事なのはちゃんと自分で乗って走って確かめることだ。なぜなら、人によって走り方は違うし、感じ方も異なる。もっと言えば、ふだん走る道路コンディションにだって差はあるから。

路面がきれいな場所に住む人は高めの空気圧でも快適だろうし、凸凹道が多い地域の人はそれに合わせて微調整した方がいい。

表記されている数値の間でいろいろ試してみよう。怖がらないことだ。ただし、安全第一でね。

自分も最近はちょいちょい空気圧を替えて実験しているところ。サイモンさんのオススメ数値でも試してみようと思う。

最後にサイモンさんからもうひとつ注意点をば。

そうそう、もうひとつ忘れないでほしいのが、見るべきは「タイヤの空気圧」だけではないってこと。カーボン製の軽量クリンチャーホイールなどでは、ホイールそのものにマックスの空気圧が記載されていることがある。その場合、ホイールで許されているMAXの空気圧を越えて入れてしまわないように。

自分のkitt Design のバトンホイールがまさにこれで、ホイールに許されたMAX空気圧は8.5BAR(123PSI)まで。まあ、ふだんフロント7BAR、リア7.3BARで乗る自分には全く問題ない数値だけど、これが逆転する場合もありえるので、そういった特別なホイールを持っている方はチェックいただきたい。

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※目立つようにシールが貼られています(英語で読めなければショップで確認しましょう)

まあ、アルミのクリンチャーホイールであればまず問題ないし、そもそもホイールにMAX空気圧は記載されてはいないのでご安心を。あと、チューブラーホイールなら、ホイール側に上限圧が設定されていることはまずない。
※ホイール側でMAX圧が決められている場合、Warningのシールがリムに貼られています。

余談になるが、初心者サイクリストほど「高めの空気圧を入れたがる」傾向がある気がする。高めの方がパンクしにくいだろうし、転がり抵抗が減ってキビキビと走れると考えるから…だと思う。

自分がまさにこれで、ロードバイク購入直後にタイヤに記載されたMAX値(9BAR)入れて走っていた時期がある。「カッチカチにすれば、きっとパンクしないだろう」とばかり、オラオラとポンピングしまくっては悦に入っていた。

しかし、サドルに振動がガンガン響いて尻が悲鳴を上げたので、すぐに辞めた経緯がある。何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしなのだと学んだ。

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空気圧については、ロードバイクセミナーでも学んできたので、参考にどうぞ。

>> MAXのパフォーマンスを引き出すには、どの機材でカスタマイズすべき? ヒルクライム、エンデューロ、ロングライド別に解説いただいた


以上、Global Cycling Network の「Bike Tyre Pressure Explained(自転車の空気圧についての説明)」という解説動画のご紹介&翻訳でした。 適正な空気圧で、安全にロードバイクをお楽しみくださいませ…。



皆様は、どんなタイミング、間隔でチェーンの洗浄を行なっているだろうか? どんなに高価なフレームでバイクを組んでいようとも、チェーンが汚いと、「あれ?大事に使っていないのかな」って思ってしまう。その逆にチェーンが綺麗だと、その人の愛車への愛情が推し量れて ...
皆様は、どんなタイミング、間隔でチェーンの洗浄を行なっているだろうか?

どんなに高価なフレームでバイクを組んでいようとも、チェーンが汚いと、「あれ?大事に使っていないのかな」って思ってしまう。その逆にチェーンが綺麗だと、その人の愛車への愛情が推し量れて、ちょっと嬉しくなる。

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きっと人それぞれのルーチン、取り決めがあると思うのだが、自分のを紹介しておくとこんなかんじ。

  • 乗るたびに乾いたウェスで乾拭き(ルブは注さない)
  • 月2回、チェーンルブを注す(もちろん注す前に乾拭きする)
  • 月イチで、パーツクリーナーで汚れを落とし、よく乾拭きしてからルブを注す

ざっと、200キロごとにルブを注しているイメージ。人と比べたことはないけど、たぶん「わりとこまめ&大事にメンテナンスしているほう」な気がする。

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チェーンを大事にしない人、多すぎないかしら?

初心者サイクリストの方々に目立つのだが、チェーンをノーメンテナンスで乗っている人が多い。すごく多い。油でギトギトに汚れていても、チェーンはいちおうは回転してくれるので、乗れるといえば乗れるので、放置してしまっているようだ。

しかし、メンテしないとチェーンの寿命は恐ろしく短くなってしまう。乗り方や距離にもよるけど、下手すると本来の寿命の半分で成仏してしまうことも。

しかも、初心者サイクリストの方々はチェーンが劣化している、伸びきってしまっていることに 気づけないことも多くて、いつの間にかスプロケットまでオシャカにしてしまう。いくら消耗パーツだからといって、ダブルでダメにしてしまうのはお財布にも自転車にも優しくない。

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チェーンは劣化が目に見えないので、ついメンテナンスを怠ってしまうのであろう。汚れに気づいたとしても、「真っ黒で汚い…」から触りたくなくなる。そしてますます劣化が進むという負のスパイラル。

乾拭きは走った距離に関係なくやろう

自分がもっとも大事にしているのが、「乗った直後に乾拭きする」こと。何キロ走ったら拭く、短距離なら拭かない…ではなく、チョイノリであろうがなんだろうが必ず乾拭きする。

この一手間で、チェーンの寿命がグッと変わる。乗っている間に拾った空気中&地面からのホコリと砂、チリをほったらかしにすると、次に乗ったときに研磨剤のような効果を発揮してしまい、チェーンをゆっくり削ってしまう。目に見えない摩耗なので分かりにくいが、確実に劣化は進行する。

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※スーパーの袋にシャツの切れ端を大量に突っ込んであります

乾拭きなんてほんの一手間。1分もかからない。帰宅直後は疲れてさっさとシャワーを浴びたい気分だろうが、ちょっと辛抱して乾拭きしよう。

自分は玄関先にシャツの切れ端を大量に詰め込んだビニール袋を置いていて、いつでもサッとチェーンが拭ける体制にしてある。ちょっとした工夫で、サボりにくい仕組みをつくっているわけ。

パーツクリーナーをぶっかけるだけだったが…

月イチの洗浄では、パーツクリーナーをチェーンにぶっかけるだけだったのだが、それだけでは「完全に汚れを落としきれていない…」不満があった。チェーンを外してヒタヒタに浸せば良いのだが、ちょっとめんどう。チェーンは装着したままで、もっと根こそぎ汚れを落とす方法を捜し求めていたのだ。

そんなとき、ご連絡くださったのが、通販会社の「GearBest」さん。

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ご提供いただいたのが、Bicycle Cycling Chain Cleaner Wash Toolというチェーンクリーナー。チェーンを挟み込むようにして、回転ブラシとパーツクリーナーで一気にキレイにしてくれるモノだ。一度試してみたいと思っていたところだったので、ありがたく頂戴した。

3ステップのカンタン操作

使い方はシンプル。Bicycle Cycling Chain Cleaner Wash Tool本体にパーツクリーナーをヒタヒタに入れ、チェーンを挟むように閉じ、クランクを回すだけ。あとは勝手に内蔵ブラシが回転してゴリゴリと汚れを落としてくれる。

ビョーンと伸びるパーツがあって、「これはなんだろう?」と首を傾げたのだが、プーリーに引っ掛けて、クリーナー本体をばたつかないようにさせるためである。これがないと、クランクの勢いに負けて、暴れてしまう。

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※この部分を…

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※このように引っ掛けます


ひとつだけ注意点として、バイクは水平に置くこと。さもないと、せっかく注いだパーツクリーナーがこぼれてしまう。あと、勢いよく回すと本体から黒いチェーンクリーナーが飛び出してくるので気をつけてほしい。

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※パーツクリーナーを入れて…

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※グリグリとクランクを逆回転させるだけ

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汚れを落としたあとは、しっかり乾拭きしてからチェーンルブを注すこと。それで完了。

本体も掃除しておきましょう

Bicycle Cycling Chain Cleaner Wash Tool を使ったあとは、水でキレイに汚れを落とし、玄関先かベランダにでも置いて乾燥させましょう。単純な構造なので壊れる心配もないし、何度でも繰り返し使えます。なにより、パーツクリーナーがみるみる黒くなるサマが面白い。ピッカピカになったチェーンって、見てて本当に気分がいいですね。

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※ディレーラーハンガーやプーリーの掃除もお忘れなく

なるべくコストをかけずにチェーンをキレイにしたいのであれば、用意すべきは以下の3つ。
  • パーツクリーナー
  • チェーンルブ
  • 不要になったTシャツ

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※美しい…じつに美しい…

あと、マストではないけど、バイクスタンドがある方が作業が捗る。スタンドなしでチェーン洗浄するのは、できなくはないが相当にしんどくて時間がかかる(というか、ママチャリのようなスタンドがないスポーツ系ならなおさら)。安いものだし、ずっと使えるし、バイクを屋内に設置するには必須の定番商品なので、バイク1台に1個用意しておくと良い。

チェーンクリーナーって、探すといろいろ見つかりますね。

ということで、Bicycle Cycling Chain Cleaner Wash Tool でときどき根こそぎ汚れを落とすと気分が良いというお話でした。チェーンの汚れはサイクリストとして褒められたモノではないので、常に美しく保ちたいものです。



自分はアルミのミニベロ(ダホンのMu)から乗り始め、フルカーボンのロードバイク(BOMA の Refale )、次にカーボンバックのアルミミニベロ(タイレルのCSI)に乗っている。今持っているのは、BOMA の Refale とタイレル(Tyrell)のCSI の2台で、クロモリは持っていない。 ...
自分はアルミのミニベロ(ダホンのMu)から乗り始め、フルカーボンのロードバイク(BOMA の Refale )、次にカーボンバックのアルミミニベロ(タイレルのCSI)に乗っている。今持っているのは、BOMA の Refale とタイレル(Tyrell)のCSI の2台で、クロモリは持っていない。

一度は所有してみたいのがクロモリのロードバイク。なぜクロモリが欲しいのか、良いと思うのか、言葉ではうまく説明できない。

BOMA の Refale を買う前は、じつはクロモリも検討リストに入れていて、パナソニックのORC06も一時期は真剣に考えた。迷いに迷ってカーボンを最終的に選んだのだけど。

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ロードバイクを買うまでの意思決定編見積もり・注文編その他パーツ編納車&インプレ編もよろしければどうぞ。
 

クロモリは「乗り味が良い」とか、「バネ感が独特」とはよく評されるけど、それがいったいどんな感触なのか、体感できていない。たぶん、クロモリの本領は、軽く試乗しただけではわからないのだと思う。できれば100キロほど走って、確かめてみたいものだ。

とくにクロモリを購入する予定はないけど、Global Cycling Network で、クロモリに関する勉強になる動画、「クロモリに関する、あなたの知らない6個の事実(Is Steel Real? | 6 Things You Didn't Know About Steel)」を観たので、翻訳してご紹介したい。



なお、動画では「鉄(steel)」と言及されているが、指しているのは純粋な鉄ではなく、クロモリだと解釈くださいませ。

クロモリってなんですの?

クロモリはそのほとんどが鉄で構成されているが、いろんなものが混ぜられている。4130と表記されるクロモは、以下の成分が含まれている。なお、4130とは、銘柄ではなく工業規格のこと。

  • 0.28~0.33 カーボン
  • 0.4~0.6 マグネシウム
  • 0.8~1.1 クロム
  • 0.15~0.25 モリブリデン
  • 0.04 リン
  • 0.04 硫黄
  • 0.2~0.35 シリコン
steel
※クロモリに微量のカーボンが含まれているなんて、初めて知った…

鉄(クロモリ)は重いのか?

重い。これはもう否定のしようがない。軽いバイクを求めるなら、カーボンでファイナルアンサー。クロモリだとフレーム重量が1.5キロ前後あるのが、アルミでは1.1キロになり、カーボンなら700グラムのものまである。

ちなみに、ロード界最軽量と謳われているトレックの「エモンダ SLR10」だと、フレームだけでなんと690グラム!キャノンデールのスーパーシックスは710グラム。スペシャライズドのS-Works Tarmac SL4で897グラム。

なぜクロモリが重いのかというと、物質としての密度が高いから。チタンの2倍、アルミの3倍、カーボンの6倍も密度が高い。

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とはいえ、密度だけで重量が決まるわけではない。さもないと、カーボンはクロモリぼ6分の1の軽さにならなければいけないから。しかし、実際は半分程度の重量である。

そこで、鉄という素材に着目しよう。鉄には色んな要素と特徴があって、引っ張り強度、金属疲労に対する強度、耐久性、そして硬さ、である。

硬さで言うと、鉄はチタンの2倍、アルミの3倍ある。クロモリが他のバイクよりも重くなるのはここが関係してくる。「形状と壁の厚さ」である。

太いフレームは、半分の直径の細いフレームより2倍重くなり、8倍硬くなる。アルミフレームは、フレームを太く、固く、壁を厚くしつつ、同時に軽く作ることができ、クロモリではそれが難しい。素材そのものの密度が高いので、あっという間に重量がかさんでしまうからだ。

クロモリは乗り心地が良いのか?

重量ではカーボンとアルミに負けてしまうが、クロモリの良さは「乗り心地の良さ」にある……と言われている。自分はしっかりとクロモリに乗ったことがないので正直なところ、ちゃんと体感していないのだが、クロモリ=快適とは一般的に広く言われている。

文章や言葉でクロモリの乗り味を描写するのはかなり難しい。バネ感とかしなりという単語はよく耳にする。クロモリメーカーのcolombus は、「elastic response」と表現するのだそうな。訳すと、バネ感だろうか。

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たしかにカーボンとクロモリでは乗り心地、乗り味が異なる。それは間違いのない話だ。

ただ、クロモリとカーボンの特徴とか良し悪しは宗教論争的な一面もあり、サイモンさんも「クロモリバイクはこうで、カーボンバイクはこうとは断定したくない。だって、クロモリもカーボンも、いろんなバイクがあるからね。一般化はできないよ」と話している。

ここでクロモリの特徴のもうひとつ、「エンジニアリングのしやすさ」がある。クロモリは比較的いじりやすく、加工しやすい素材である。

クロモリはカスタマイズに適しているのか?

クロモリのフレームは、チューブごとに厚さや太さを変えることができる。乗り手の好みや体重などの特性に合わせたカスタマイズができるのが、カーボンやアルミにはない喜びであるはず。

カスタマイズすると言うよりも、「チューブから選んで、自分だけのフレームをオーダーできる」と表現したほうが適切か。既製品のフレームでは大きすぎるという小柄な女性を知っているが、自分の体格に合わせたオーダーのクロモリに乗っていらっしゃった。愛着のわくバイクだそうで、さぞかし大事なフレームなのだろうと思う。

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クロモリは修理しやすいのか?

一般的にはYES。凹んだりしても、クロモリは修理がしやすく、よって長きに渡って乗れる。ただし、高級なクロモリフレームの中には、火であぶられることを嫌うものもあるそうな。あと、カーボンでも修理が可能な技術も現れ始めている。よって、明快な正解はない。

クロモリは錆びやすいのか?

これも一般的に言えばYES。雨天ライドをした後などはしっかりと水分を拭き取ってあげましょう。錆びやすいとはいえ、ちゃんとメンテナンスすれば問題はない。

外側はちゃんとペイントされていること、内側にはサビ防止スプレーを1年に1回吹き付けてあげる。それだけでほぼ問題ない。ハイエンドクロモリの中には、腐食防止加工されたモノもあって、それであればほぼなにも特別なことをしなくても錆とは無縁である。

以上、Global Cycling Network の「クロモリに関する、あなたの知らない6個の事実(Is Steel Real? | 6 Things You Didn't Know About Steel)」でした。


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※パナソニックの「ディスクブレーキ × クロモリフレーム」もステキな組み合わせですね…


クロモリは最新ロードバイクの技術じゃあないけど、クロモリでしか得られない良さがある…というのはなんとなく分かる。クロモリを所有してはいないので、ハッキリとは断言できないけどね。

予算とスペースの問題さえクリアにできるのであれば、フル105の安めのクロモリを通勤マシン&ちょっとした街乗り用バイクとして使いたい。まあ、当面は許されない行為ではあるので、「クロモリに関する書籍やムック」でもこっそり読みつつ、心にしまっておこうと思う。


買うならパナソニックかアンカー……とだけは決めている(笑)。



 

2015年8月にカンパニョーロのシャマルミレ(SHAMAL MILLE)を購入して、ちょうど19ヶ月になる。 7,000キロ走行して、初めてブレーキシュー交換をした。リムがプラズマ電解処理されており、通常のアルミリムよりも頑丈とのことなので、もっと早くにシューがダメになるかと ...
2015年8月にカンパニョーロのシャマルミレ(SHAMAL MILLE)を購入して、ちょうど19ヶ月になる。

7,000キロ走行して、初めてブレーキシュー交換をした。リムがプラズマ電解処理されており、通常のアルミリムよりも頑丈とのことなので、もっと早くにシューがダメになるかと思っていたけど、予想をはるかに超えて持ってくれた。

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ということで、久しぶりにロングタームインプレッションをば。

>> ロードバイクのホイールを、ゾンダから『シャマル ミレ』に交換して興奮しています

>> シャマルミレ(Shamal Mille)で100キロ走ってきたので、インプレッションするよ(シェイクダウン編)

>> カンパニョーロのアルミクリンチャー、「シャマルミレ」で2,000キロ走ったインプレッション

前後のブレーキシューがでキレイになくなった

シャマルミレの購入前は、「ブレーキシューが早くなくなるっぽいよ、消耗が激しいらしいよ」と各方面から聞かされていたが、そうでもなかった。

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※キレイに溝がなくなりました

シュー単体の価格も、シマノのそれに比べて2倍弱くらいするので、「速攻でシューが磨耗したら堪忍やで…」と戦々恐々としていた。そのことがあったので、嬉しい誤算であった。

雨天で走行したことはエンデューロでの数回だけ。そこそこ山にも行っているし、下りも走っているが、長持ちするって印象だ。まあ、三本ローラーでそこそこ距離稼いでるけど…。

リムは完全な無傷

シャマルミレの購入を決意した、機能面での大きな理由が、「リムが長持ちする」ことだった。

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※シャマルミレのリム面はまったくもってキレイ

フツーのアルミリムは、使っているうちにリム面に髪の毛のような細い(とか溝)ができてしまう。シューが当たる部分が劣化していくんですよね…。まあ、そのように設計されているからであって、自然の摂理なのだが、ホイールを掃除しているときにキズに気づき、「アゥゥゥゥ…」と悲しい気持ちになることはそれまでにあった。(ゾンダを使っていたころ)

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※ゾンダです

シャマルミレにはそれがなく、まるで新品のよう。前後のリム面を入念にチェックしたが、目視できるキズはない。19ヶ月使って、ほとんど劣化らしい劣化が見当たらない。リムが守られるなら、ブレーキシューが多少早く削れても構わない(まあ、それも起きていないのでなお良しである)。今後も、リム面の劣化は注視していこうと思う。

雨天時の制動力は2割増し(アルミリムに比べて)

雨天でもブレーキが効くという触れ込みのプラズマ電解処理されたリムだが、実際にどうだったか。結論からいうと、多少の雨天であれば、制動力はアルミリムよりはよい。

感覚値でしかないが、シャマルミレが10だとすると、ゾンダ(アルミリム)が8といったところ。「うおぉぉぉ、すげぇぇぇぇ」って感じではなく、「ほほう、たしかにちょっと効きが良くなるぞ」くらいの印象。

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※左がシャマルミレです

とはいえ、2割の制動力は助かる。とくに感じるのが、下りでのコントロール性の差だ。指先にあまり力を入れなくても、十分に減速でき、快適に下ることができる。

あとはロングライドですね。ブレーキ操作にかかる握力が軽減されるおかげで、終盤になっても手首が疲れないのだ。

ガツンと効く!というよりは、見えないところでジワジワ効果がある…印象である。

しかし、豪雨ではプラズマ電解処理リムもへったくれもない

リムがちょっと濡れている…くらいであれば効きが良いシャマルミレではあるが、豪雨だと関係ない。びっくりするほど制動力は落ちる。まあ、これはキャリパーブレーキ共通の限界なので、シャマルミレ云々の話ではない。

「やはりディスクブレーキとは違うんだな」と思った。

これまで、富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、筑波サーキットのすべてで雨天走行を経験したのだが、豪雨だとどうこう言ってる場合じゃない。もはや関係ない。

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※雨降りしきる富士スピードウェイにて


>> 土砂降りの雨の中、筑波サーキットで8時間耐久レースに参加した

>> 富士スピードウェイで、雨天時のエンデューロを安全に走るコツを教わってきた


感覚値で申し訳ないのだが、こんな感じだろうか

  • 乾燥路:10
  • 小雨:8〜9
  • 豪雨:4〜5

豪雨だと半分になる気がした。それを最も感じたのが富士スピードウェイのエンデューロでの下り。いつもの感覚でブレーキしても、タイヤが回転してしまう。

ここは(その気になれば)時速60キロ出せるほどのストレートがあるのだが、雨天でそんなスピード出す自信がない。むしろ、車間スペースは多めにとって走るよう心がけた。

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※筑波サーキットにて

筑波サーキットではさらにひどい雨で、視界が遮られるほどの視界のなかをヤケクソで走った。ここは平坦基調なので怖さはあまりなかったが、コーナリングの減速にはかなり気を遣ったね。

結論: プラズマ電解処理リムを過信してはいけません


シャマルミレの所有欲は高い

19ヶ月使っていても、全然飽きないし、デザインも大満足している。正直、他に欲しいアルミクリンチャーホイールはない。ずーーーっとシャマルミレでいい。

1,400グラムとアルミのクリンチャーとしてはほぼ最高峰の軽さ。(カーボンチューブラーと比較したらダメよ)

硬い(&ロングで疲れやすい)と言われるシャマルミレだが、じつはゾンダのころと疲労度はまったく差がない。ゾンダはスチールのスポークのおかげでロングライドも快適〜という話はよく聞くし、それは事実だと思う。

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が、自分はシャマルミレの反応の良さ、シャキッとした感じが好きで、不快感はない。ホイールそのものの硬さは、カーボンフレームがいなしてくれているような気がする。

「ロングライドで、シャマルミレとゾンダのどっちが快適か?」と聞かれたら、自分は「どっちも大差ないが、強いて言うならゾンダ」と答える。

「じゃあ、上りや下りではどうか?」と訊ねられたら、「圧倒的にシャマルミレがよい」と自信を持って回答する。硬さ=反応の良さで、とくに登りはシャキッとしている。しっかりと力をかけて登れる印象。下りの安定性もすこぶるよろしく、安心して下れるのだ。

ただ、ホイールの印象は個人差が大きい。同じシャマルミレに乗る知人は「硬いわ~」って言うし、「同じなわけないじゃん。ゾンダのほうがぜんぜん快適やろ?」とも言われる。自分のお尻が鈍感なのかもしれない。

シャマルミレは、チョコで完全に覆われたポッキーである

低めのリムハイトのせいで横風の影響もほぼなくて、オールラウンダーと呼ぶにふさわしい。性能は大いに満足しているが、デザインの満足度はそれ以上に高い。

太くて存在感あるアルミスポーク、G3の2:1:2:1:2:1……の独特な組み方、リムの先までひたすら黒一色の高級感ある佇まい。ポッキーにたとえると、全部チョコで覆われているかんじ。じつに美味しそう。

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ホイール購入前の方へも自分からのアドバイスは、「惚れたホイールを買え!」に尽きる。妥協しないこと。すると必ず飽きる。他人のホイールに目移りする。そして遅かれ早かれ浮気することに…。

ホイール購入の相談をロードバイク好きな人に相談すると、まるで自分が買うかのように張り切ってアドバイスをくれたり、検索しまくってこれがいいだの、あれはやめておけだと、それはそれは消化しきれないほどの情報が降ってくる。

それはたしかにありがたく、貴重な情報ではあるのだが、惑わされすぎてはいけない。他人がどんなにオススメしても、ピンとこないデザインであればパスするべし。「最終判断は自分の趣味嗜好で決める!」という砦は守ろう。

それくらい、ホイールでロードバイクの印象は変わってしまう。激変といってもいい。

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※ゾンダくんはまだ生きてます

なお、もともと履いていたゾンダ(Zonda)は、お世話になっているショップのKくんの愛車で余生をおくってます。もう使ってはいないけど、ゾンダは間違いなく良いホイールです。プロが練習に使うホイールとして、広く知られている。「初めてホイールを交換したいんだけど。予算は5~6万円かな~」って人にオススメしてる。

最近では、「亀が無理してロードバイク乗ってみた」のきっかさんも、購入したそうだ。

現行モデル、「シャマルミレ C17」はワイドリム化しているので、25Cが履けるタイプだ。タイヤの幅の選択肢が増えたのは嬉しいニュースである。

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以上、カンパニョーロのアルミクリンチャーホイール、「シャマルミレ(SHAMAL MILLE)」のロングタームインプレッションでした。

引き続き、愛用します…。\(^o^)/

車やオートバイのボディをコーティングする、 ガラスコーティング剤ってあるじゃないですか。 表面に薄い膜を作ることで、汚れが付きにくく、水洗いでキレイになるやつです。あれの自転車版もあるんですよね。磨くとフレームがピカピカになり、それはそれはうっとりと愛車 ...
車やオートバイのボディをコーティングする、 ガラスコーティング剤ってあるじゃないですか。

表面に薄い膜を作ることで、汚れが付きにくく、水洗いでキレイになるやつです。あれの自転車版もあるんですよね。磨くとフレームがピカピカになり、それはそれはうっとりと愛車を愛でることができるんです

でもですよ…

無題


そうなんです、キレイになるのはうれしいけど、1年にそう何度も磨かないような気が……。私はクレストヨンド社の『ガラスの盾』をタイレル、ダホン、BOMAの3台のフレームメンテに使っているんですけど、そうそうひんぱんに使うものでもない気がしていました。

自転車フレームにしか使えないんではちょっとな~。他にも用途があればいいんだけど」と、クレストヨンド社代表、守谷さんに伝えたら、

使えますよ

ですって。

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「『ガラスの盾』 は30個以上の用途があります」
「え~、そうなんですか!?早く教えてくださいよ!いま初めて知りましたよ」

ということで、『ガラスの盾』の用途を35個ピックアップしてみたので、ひとつづつ検証してみましたよ。

そもそも『ガラスの盾』って?

自転車用ガラスコーティングで、塗布後すぐにガラス系の被膜を作り、フレームの輝きを引き立てます。 繰り返し塗り込むことで皮膜を強くし、効果が増し、持続力が強くなります。しかも、「石油系溶剤フリー」なので、樹脂を溶かしません。(これ重要)

というのも、石油系溶剤を含むケミカルは強い塗装には汚れを落としつつテカりを出せますが、、、実は弱った塗装には向かないんです。

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使い方

専用クロスにスプレーしてフレームや樹脂部分を軽く拭くだけ。 すぐに輝き、ツルツル感が得られます。繰り返し塗るほど効果が増しますよ。

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※専用のマイクロファイバータオルが付属してきます

1.自転車フレーム(アルミ)

まずは愛車のタイレル(Tyrell)のCSI。アルミフレームですがもちろん使えます。付属のウェスにちょっと吹き付けて、フレームをキュッキュッと磨く。これを繰り返します。ピカーン!と輝きますね。

そうそう、施工前にはバイクを洗っておきましょう。車のワックスを掛けるときと同じ工程です。

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2.自転車フレーム(カーボン)

「カーボンにも使えるのか?」もちろんです。タイレル(Tyrell)のCSI はカーボンバックなので、シートステー、チェーンステーがカーボンなのですが、気にせず『ガラスの盾』で磨けます。カーボンに塗ると、独特の鈍い輝きを放ちます…(うっとり)。

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※当然、フルカーボンバイクもOK

3.自転車フレーム(クロモリ)

さらに、クロモリにも使えます。オクサマのミニベロ(ダホンのボードウォーク)はクロモリでして、キレイに磨き上げることで光を放ちます。早い話、『ガラスの盾』が使えない自転車フレームはありません。チタンフレームもステンレスも大丈夫。

つまり、 複数台の自転車を持っていても、『ガラスの盾』1本でメンテナンスできます。

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4.クランクやディレーラー等の金属パーツ

「フレームには使えるけど、クランクやリアディレイラー、フロントディレイラーの金属パーツに塗布したらまずいのかなあ…」なんて思っていませんか?ぜんぜんOKなのです。

クランクとディレーラー類がきれいなバイクって、印象が良いですよね。シルバーパーツの多いデュラエース(9000系)のクランクもピカピカになり、一粒で二度美味しい気分です。

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※デュラエースがピッカピカや…

5.スポーク

ブレーキシューで地味に汚れるスポークの掃除って、面倒でついサボってしまうんですよね…。一本一本拭くのがなにげに時間かかってしまうんです。で、気づいたときは、黒いよこれがびっちりと・・・。スポークの掃除も怠らないように!

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※リム面は塗らないように

6.スマホの画面

なんと、スマホの画面もコーティングできるんですって。これはデカイ!保護フィルムを貼ってあってもなくても使えます。やってみると分かりますが、「なんだとっ」とうなるほどツルツルのスベスベになり、指の動きが超快適!もっと早く知りたかったなー。スマホを使う全ての人にこの気持ちよさを伝えたい。

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※同僚のスマホを磨く

7.タブレットの画面

スマホでいけるのだから、当然タブレット端末もいけます。それにしても、タブレットってスマホ以上に指紋と指の脂が目立ちますよね。ジャージでゴシゴシこすっても、汚れが伸びるだけでぜんぜんキレイにならん…。

スマホよりも画面が大きいぶん、指の移動距離も長いので、スマホ以上に滑らかな操作感がウレシイです。

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※Global Cycling Network もスイスイ観れる

8.テレビのスクリーン

スマホ、タブレットと来たら次はテレビ。理屈では同じだからいけるはず…と確認したら、ノープロブレム。よかった。小さいお子さんがいる家庭で手の届く高さにテレビがあると、スクリーンを触られて汚れるものです。

コーティングしておくことで、サッと一拭きでキレイに。しかも、『ガラスの盾』の原料は(直接飲んだらさすがにダメですが)、問題のない安全性を確保しています。これは大きな安心材料。

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※好きな番組がバレバレ(^_^;)

9.パソコンのディスプレイ

「まてよ…テレビが許されるなら、パソコンのディスプレイもいけるのか?」 ご名答。大丈夫です、いけます。デスクトップのスクリーンはそうそう指で触ることはないですが、ノートパソコンって開閉のたびにどうしても指が画面にあたるじゃないですか。指紋がついて、「ぐぬぬ…」となりやすい。しかも、それに気づくのは出先のカフェ。「紙ナプキンで拭いても脂が広がるだけで、キレイにならんではないか!」というストレスから解放されます。

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※同僚のPCもキレイにしてみました

せっかくのMacBook Proも、スクリーンがベタベタ汚れていてはかっこ悪い。画面がきれいなだけでなんとなくテンションも上がり、仕事も捗るものです。PCを使わない日がない自分は、自宅&職場のノートPCに『ガラスの盾』を愛用しております。

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※自宅のPCです

10.腕時計

腕時計って、若い方はしない傾向にありますよね…。「時間なんて、スマホで分かるじゃん」という理屈です。自分も長らく腕時計はしない派だったんですが、昨年から防水仕様の腕時計を使い始めました。理由はサイクリング中でもさっと時間を確認できるため。

集合時間、補給食のタイミング、日没の時間、職場への到着時刻ナドナド、時間を知りたい瞬間って多いんですよ。走りながらスマホ操作はできないし、サイコンで確認するにも、モード切替のためにボタンをカチカチするのは危険。なので、腕時計がちょうどいいという結論になりました。ガラス面はもちろん、金属バンドにも使えますよ。

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11.メガネ

メガネはどんなに気をつけても2日で汚れますよね。あれ、なんででしょうね?そのたびにハーハーと息をかけてTシャツの裾で拭くんですけど、シミがなかなか落ちなくてイライラ…。

指紋程度の軽い汚れなら、そのまま『ガラスの盾』を吹き付けて拭き取ってしまってOK。きれいになるだけでなく、キズ防止にもなって一石二鳥です。もちろん、両面に塗布してあげましょう。

12.サングラス &アイウェア

これもメガネ同様、指紋と汗で汚れるんですよね。サイクリング用のアイウェアはメガネ以上に汚くなります。自分は、ライドから帰宅すると、いの一番にアイウェアを水洗いして、タオルでよく拭き取って干しておくのが日課。アイウェアってお高いですし、1回買ったら長期間愛用したいですもんね。アイウェアレンズの劣化防止にもなるのがじつにありがたいです。

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13.(車の)サイドミラー

およそ考えつくあらゆるガラス、鏡面に『ガラスの盾』は使えるのですが、車にも使える場所が多々あるのです。サイドミラーは走行中ずっと使いますし、視界の確保は命にも関わるので、常にキレイにしておきたい。

「自分では拭かないなぁ…ガソリンスタンドでやってもらうのが掃除のタイミングかな?」な方は少なくないはず。自分でやっちゃいましょう。

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14.(車の)バックミラー

バックミラーって、角度を微調整しているうちに、指紋だらけになってしまう……。夫婦で1台を共有していると、乗るたびに「ミラー角度がズレとる!」ってなりませんか。

でもって、バックミラーの汚れって、気づいてもウェスとか濡れ雑巾がないので、ティッシュでごまかすしかないです。でも、ティッシュではぜんぜん汚れが取れないんですよね…。

15.(車の)フロント&リアガラスの内側

これ、衝撃だったんですけど、なんと「フロントとリアの窓ガラスの”内側”に使える」んですよ…。内側、というのがミソ。ドライバーなら、ここで「なんだと!」とヒザを乗り出してくれるハズ。というのも、外側は撥水コート剤で水弾きをよくすることはできても、内側ってこれといった決め手になる掃除方法がなかったんですよ。少なくとも私はそう。

濡れ雑巾、ティッシュ、タオル、ウェス等、いろんなモノを試しては見たんですが、決定打がなかった。で、夜間とか雨天時に「視界が悪いぞ…くっそ…」となる。『ガラスの盾』で丹念に吹いたら、透き通るような視界が確保できました。

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なお、『ガラスの盾』を使うのは、事前にガラスクリーナーとかでキレイにしてあげてからが良いでしょう。自分はタバコはすいませんが、ヤニでびっくりするほど汚れていることもありますので。

16.カーナビ

カーナビもいけますよ。最近はタッチパネルタイプのカーナビが増えてきましたので、画面タッチの回数が格段にUPしました。直感的に操作できてウレシイのですが、代わりに汚れやすいという宿命があります。カーナビがキレイだと、走っていて気分がいいですよね。

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なんだか、自転車以上に自家用車(パンダ)がピカピカになっていきます(笑)。

17.宝石とか貴金属

男の私には無縁の宝石や貴金属。が、女性陣はなにかしら持っていますよね。ホコリがつかないよう、ジュエリーケースに保管しているかと思います。ネックレス、指輪、イヤリング、ブレスレット等をキレイにし、輝きを保つことができます。

率先してお掃除して奥さん(彼女)の機嫌を取っておけば、新しいホイール購入の許可が下りやすくなる(かも)しれません…。

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18.サイクルコンピューター、ガーミン

顔から滴り落ちる汗で汚れやすいのがサイコンとかガーミン。サイクリスト以外にはさっぱり伝わらないでしょうが、高価なガーミンは汚したくありません。面積も小さいので、ささっと拭くだけ。一瞬でメンテが終わります。

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19.食卓テーブル(アクリル、ガラス、ニスの木)

代表の守谷さんのお宅では、食卓に『ガラスの盾』がまるで醤油差しのように置かれていて、汚れに気づいたら家族ぐるみで使っているそうな。アクリル、ガラス、金属等のテーブルはピカピカになります。

「木のテーブルには使えないの?」と思って訊いてみたら、「いける」とのこと。なぜなら、たいていの木製テーブルは、水分が染み込まないようニスが塗られています。まれに、木目がそのまま露出したアウトドア雰囲気の木には、残念ながら使えません。(染み込んでしまうからです)

20.オートバイ

もともと、クレストヨンド社は車やオートバイのボディを守るコーティング剤メーカーなので、オートバイは得意分野。カウル、タンク、フェンダー等、ロードバイク以上に使える場所が多いです。

なお、バイクにとんと無頓着な自分は「カウル」という単語を理解できなかったんですが、画像検索してわかりました。風圧を整流させるために、エンジンや車体を覆う部品ですね。ロードバイクにおけるフレームみたいなもの。もちろん、バックミラーにも使えますよ。

カウル
※これがカウルか…

21.イヤホン&ヘッドホン

イヤホンとヘッドホンにも使えると聞き、驚きました。「イヤホンのどこに使うんだ…?」と首を傾げたのですが、全体を覆うように塗布してOK。皮脂汚れ防ぐ効果があるとのこと。

ただ、ヘッドホンは耳に当たる部分がモフモフの樹脂なので適していません。外側のシェルとか、左右をつなぐブリッジに使ってあげてください。ヘッドホンって大きいので、汚れていると目立つんですよね。

22.自転車のヘルメット

汗ばんだ手でさわりまくるヘルメットは、ぜひともキレイにしておきたい。「汚くなっているのは百も承知だけど、なんだか洗うのって面倒なんだよな~」とついついメンテナンスを怠ってしまうものですが、長持ちさせたいなら掃除してあげましょう。表面のシェル側だけでOKです。

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※手入れすることで、寿命が伸びる

23.釣り具(ロッド、リール)

自分は釣りをしませんが、釣り道具もロードバイク同様で「価格の幅が大きい」ことは知っています。それこそ、一月分のお給料が吹っ飛ぶような釣り竿とか、カーボンロッドとかもあるそうな。さぞかし釣り好きな方々は竿を大切に扱い、お手入れされていることでしょう。

守谷さんによれば、「竿はもちろん、リールのメンテナンスに『ガラスの盾』を使っている人もいますよ」とのこと。リール!!!リールといえば、シマノ。シマノと言えば自転車パーツ。リールを掃除するのは、さしづめリアディレイラーとフロントディレイラーの掃除に相当するでしょうか。

24.オーディオ機器&HDDプレーヤー

いわゆる自宅のリビングとか、お父さんの部屋にあるオーディオ機器ですね。大事に使っているお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか。塗布するのは、よく指が触れるディスプレイ等の操作パネル。最近はオーディオ機器がどんどん小型化していますので、『ガラスの盾』を使うにしても、大量吹きかける必要が無いので助かります。

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※オーディオ機器は持っていないので、インパネをキレイにしてみました

25.ポータブルオーディオ機器

ポータブルオーディオ機器と聞いたときは、「iPod nanoとか?」と思いましたが、それだけでは無いそうです。なんでも、手のひらサイズの小型アンプというものがあるそうで、スマホよりちょっと大きいくらいのサイズ。持ち歩きができて、それはそれは素敵な音色を奏でるのだとか。

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※こんなモノがあるなんて…初めて知った

しかも、お安いものではなく、自転車とかカメラのごとく深い沼の世界らしいです。画像検索して見てみましたが、いかにも高価そう。「これは大事に使いたい機械に違いない…」って思いましたね。

26.カメラ

カメラのレンズ、液晶ディスプレイ、ボディの全面に使えます。「これもデカイ!」と思いました。自分はカメラに凝る人間ではなく、すっかりスマホだけで撮影するズボラさんですが、カメラにこだわる方は大勢いますもんね。

レンズを指で触って「うぎゃー」とか、カメラ好きな人あるあるではないでしょうか。あと、最近の一眼レフやミラーレスは液晶タイプも多いので、『ガラスの盾』が活躍するシーンは多そうです。

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27.フィギュアケース

お気に入りのフィギュアやプラモデルにかぶせるケースは、透き通るほどキレイに保っておきたいものの筆頭。自分は初代ガンダムにドハマリした世代で、小学生の頃は必死にズゴックとかドムとかグフをラッカーで塗っては勉強机に飾り、悦に入っていたものです。当時はケースの存在は知りませんでしたが、知っていたら間違いなく買っていたでしょう。

ちなみに私は連邦よりも、ジオン側のモビルスーツが好き。黒い三連星のドム三機を初めて目にしたとき…腰のスカートとふくらはぎの力強い造形、そして黒とグレーのカラーコンビネーションに心を撃ち抜かれました。ガイアとオルテガとマッシュはわりと早めにアムロに倒されましたが、個人的にはもうちょっと長生きしてほしかったです。

28.冷蔵庫

冷蔵庫のドア、側面にも使えます。家事をあまりしない自分からすると、「それってメリットなんだろうか…」と思いかけたのですが、台所に立つ人にとってはなにげに大事。たとえば我が家は冷蔵庫の横に炊飯ジャーを置いてあって、ご飯をよそうときとか、米粒が飛んだりするんです。

あと、濡れた手でキッチンペーパーを取ろうとして、水しぶきがかかったり…。

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※我が家の冷蔵庫は、ガラスコーティング云々以前の問題かもしれない

いつの間にか汚れてしまうものなんですね。そうでなくとも、数え切れないくらい毎日開け閉めしているので、手垢まみれになっているのは間違いないです。

29.革靴

いわゆるビジネス系革靴に使えます。いわゆる専用の防水スプレーほどの際立った撥水性はないですが、汚れを防ぎ、お手入れがカンタンになります。ネット業界で15年以上になる自分は、「私服&スニーカー」ばかりで革靴を履く機会がほぼないんですが、冠婚葬祭で年に数回履くことはあります。

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※オクサマの靴をキレイにしてみました

で、そのたびにやってしまうのが、当日の朝の出かける間際に、「きったねぇぇぇぇぇ!」と気付くミス。必死に磨くも…あまりキレイにならず、そのまま出かけます。

30.革財布

「革靴で使えるということは、革財布もOKなのか?」…ご安心を、OKなのです。財布って、靴以上に手や指で触る部分なので、油断するとすんごく汚くなりますよね。とくにサイクリストは、汗ばんだ指で触る機会がどーしても増えます。人って、何気に他人の財布を観察してますよね……。

新卒のころ、上司に「財布にはその人の格は現れるもんや」と言われたときは、「そんなもんか?」と聞き流していましたが、今ならわかります。ステキだなって思ってた方の財布がみすぼらしいと、なんだか見てはいけないものを目撃してしまったかのような、言い様のない残念感に襲われます。

【注意点】
財布や靴、鞄などの革製品の部分ですが一部、ニス無しの無垢の木と同じで革の種類によってはシミになったり、油分が取れて逆にツヤがなくなったりするものがあります。革製品にご使用の際は目立たないところでお試しください。

31.物干し竿&ベランダの柵

最初、「物干し竿&ベランダの柵をキレイに保てる」と聞いたとき、「それがなにか…?」って思ったんですが、とんだ間違いでした。というのも、雨風で着いた汚れ、水垢、ホコリにまみれているんですよね。竿と柵が汚れてると、せっかく洗った服が汚くなってしまう。

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ふだん洗濯をオクサマに任せっきりなので、そのへんの苦労を知りませんでした。洗濯物を干す前に竿を拭くとか、布団を乗せる前に柵を拭く、という工程があるらしいんです。洗濯する人なら共感できるポイントではないでしょうか。

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※サビッサビ…

32.アタッシュケース

ビジネスマンの方であればもれなく持っているアタッシュケース。いわゆる仕事鞄ですね。『ガラスの盾』が使えるのは、表面が皮、樹脂、金属系のモノ。これは自分だけの習性なのかもしれませんが、持っているカバンでその人の仕事を想像したり、仕事できる人かそうでないかが見え隠れするような気がするんですよね。

なお、TUMIとかブリーフィングのようなバリスティックナイロン系は染み込むのでNGです。

33.固定電話の受話器

若い人の中には「使ってない、そもそも回線をひいてない」って方も多いかもですが、だいたいどの家庭にも置いてます。総務省の調べ(2016年)では、20代は1割の普及ですが、世帯全体での普及率は76%。

徐々に失われつつはあるものの、まだまだ存在感はあります。固定電話は家族全員が触るものなので、汚れるスピードも早い。関係ないですけど、固定電話ってちょっと使わないうちにすっごくホコリたまりますよね…。

34.便座

抗菌機能はないけれど、便座が汚れにくく、掃除がしやすくなります。おトイレ掃除をもっぱら奥さん(彼女)に任せている方は思いつかないかもしれませんが、家事をしている方には喜ばれる機能。ちなみに私はトイレを汚すと、むちゃくちゃオクサマにブチ切られます…。
※ 「将来的には抗菌の付加価値をつけたい」(守谷さん談)

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※本物よりはイラストのほうがいいですね(お食事中の方も想定して)

35.風呂や洗面所の鏡

お風呂と洗面所の鏡って、洗っても洗っても水しぶきがすぐにかかって汚れますよね…。ただの水しぶきも、放っておくと水垢になるし、なにしろ落としにくい。よって、「もういいや…鏡が汚いままでも死ぬわけじゃないし」と諦めの境地に入るものです。

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※我が家の洗面台があまりにも汚かったので、自粛(笑)

これも『ガラスの盾』で薄いガラスの皮膜をつくっておくことで、ささっと拭くだけできれいになります。

検証終了

さて、ということで、35通りの『ガラスの盾』の用途を全て試してみました。

自転車にしか使えないのかと思い込んでいましたが、キッチン、リビング、風呂場に、オフィス、電化製品や趣味にまで、幅広く使えるんですね。

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※天井がキレイに見えます

個人的に感激したのは、スマホとタブレット画面がびっくりするほどツルツルになったこと。フリック入力もスクロールもすごくしやすい。なんだこの快適性。スマホの画面なんて、保護シールを貼っておしまいで、それ以上することなどないと思っていたので、衝撃でしたね。

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あと、完全に個人的な趣味になってしまうんですが、カーボンバトンホイールを美しく保てることが嬉しいのなんの…。リム面に当てないよう注意して塗る必要はありますが、大切なホイールも、フレーム同様に美貌を維持できるのが素晴らしい。

それでは、皆様もステキなメンテナンスライフを。

代表の守谷さんからのメッセージ٩(๑´3`๑)۶

ハートもガラスのクレストヨンド代表の守谷です^^; 手前味噌ですが、私自身「ガラスの盾」を実際使って感動した体験をこの度、サイクルガジェットさんに取り上げていただきました。

自転車専用と謳っておりますが、まだまだ可能性を秘めた製品だと思います。ぜひ、皆様も色々な物をトゥルッ、トゥルッにして感動体験していただけたら嬉しいです。


>> クレストヨンド公式サイト

>> 『ガラスの盾




「Speed Wobble」 という単語を、Global Cycling Network を観ていて初めて知った。Wobble とは「グラグラする」という意味で、ロードバイクで高速スピードを出しているときに、バイクがグラグラ、ガタガタと震えだし、コントロールが効かなくなることを指す。 Wobble = ...
Speed Wobble」 という単語を、Global Cycling Network を観ていて初めて知った。Wobble とは「グラグラする」という意味で、ロードバイクで高速スピードを出しているときに、バイクがグラグラ、ガタガタと震えだし、コントロールが効かなくなることを指す。

Wobble = ぐらぐらする、よろよろ歩く、動揺する、ぐらつく、震える

自分はこれまで一度もSpeed Wobble の経験がない。皆さまはいかがだろうか。

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Global Cycling Network のプレゼンターの皆さんも「聞いたことはあるが、Speed Wobble を体験したことはないんだよね」とコメントしている。どうやら、誰にでも必ず起きるものではなく、その発生メカニズムも解明されていないらしい。

高速で走っているとき(とくに下り)にSpeed Wobble は絶対に起きてほしくないものだが、せめて原因を知っていれば、なんらかの対策はできるはず。

ということで、「ハイスピード下でロードバイクがグラグラ揺れてしまう現象の対処法(How To Solve Speed Wobble On Your Bike)」を翻訳してお届けしよう。



原因その1: ホイールのアライメントが出ていない

ホイールがまっすぐに装着されていないというヒューマンエラー。パンク修理とか輪行で脱着して、急いでホイールを戻したりすると、クイックリリースがきちんとエンドにハマっていないことがある。

両輪がまっすぐに装着されていないことで、互いのホイールのゆらぎ、ぶつかり合い、共鳴して振動を引き起こすというわけだ。

アライメントはパッと見ではなかなか見分けがつかないので、ホイールを取り付けたときはホイールを回し、ナナメに取り付けていないか、ブレーキシューがリムに触れていないかをチェックしよう。

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リムがブレーキシューに当たるんだよな~。キャリパーがズレているのかな~」ってブレーキ本体を調整していたら、そもそもホイールが正しく装着されていなかっただけ……は、典型的なサイクリストあるあるだと思う。

まずはこれが考えられる第一の原因。

原因その2: 重心を後ろにかけすぎている

下りでは、やや重心を後ろに置き、前転を防ぐのがセオリーだけど、これがSpeed Wobble の原因になることもあるそうな。

メカニズムとしては、

1.重心が後ろに行き過ぎる

2.前輪にしっかりウェイトが乗っていない

3.あたかもシートチューブを中心にして、前輪がピボット運動をし始める

4.フレーム前部と前輪が(大袈裟に言うと)左右に揺れる


ということらしい。言葉だとわかりにくいかもしれないので、画にしてみた。

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※シートチューブを中心にして、バイクがブルブルと震える

ただ、これが起きやすいのは昔の柔らかめのフレームで起こりやすいだけで、現在のフレームは剛性が高いので、原因にはなりにくいらしいとのことだ。

原因その3: 走り方、ペダリングの癖で起きることも

バイクそのものにではなく、ライダーが原因でSpeed Wobble が発生することもある。信じられないが、気温が低くて身体が凍えると、その震えでSpeed Wobble を引き起こすこともある。もしくはペダリングの癖とか、上半身が人よりも左右に揺れやすい走り方をする人のも、起こりやすい。

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※寒さ対策、大事

もうこうなってくると、原因がどこにあるのかわからなくなってくる。ピンポイントで原因究明するのは、なかなか難しい。一つ一つ、想定される要因を潰していくしかなさそうだ。

原因その4: バイクのサイズが身体に合っていない

Speed Wobble は、小さすぎるフレームを使っている人に起こりやすいそうだ。加えて、ヘッドチューブの角度とトレイル値も影響する。

トレイル値とは、操縦管芯線(操縦軸または頭管軸)をずーっと延ばして路面と交わる点と前輪タイヤのハブ軸から垂直に降ろした線の接地点の長さのこと。

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※三角形の底辺の部分がトレイル値です

トレイル値が多い、少ないのどっちが良い悪いという話ではなく、フレームのキャラクターをわける要因になる。トレイル値が多ければ(ヘッドが寝ていれば)ハンドリングは重くなり、少ない(角度が立っている)とハンドルがクイックになる。

で、Speed Wobble が起きやすいのは、ハンドリングがクイックになりやすいトレイル値が少なめ、のケースらしい。

あと、小さめのフレームを使うと、そのぶんシートポストが長く突き出ることになるし、ヘッドのスペーサー量も増えてしまう。ひいては、フレームがたわみやすくなる要因となり、Speed Wobble につながりやすい。

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※小さいフレームを好んで使う方も、まれにいらっしゃる

原因その5: 手放し運転

これは言うまでもないことだが、ハンドルにウェイトがかかっていないわけで、「そりゃあ、ぐらつきやすくなるだろ」ということは直感的にわかるはず。

平地であればまだしも、下りで手放しは、Speed Wobble のリスクだけでなく、とても危険なので、積極的におこなうことではない。

Speed Wobble に遭遇したときの対処法

Speed Wobble の対処法だが、まずは体重をバイクの中心に持っていく。そして、身体をなるべく地面に近づけて、重心を下げる。

もしくは、サドルから少しだけお尻を浮かせて、体重を両ペダルに乗せて重心を下げるのもアリ。そのとき、片足を6時の方向に下げるのも有効だ。そうすることで、シートチューブが回転のピボットになるのを諌める効果がある。

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さらに、可能であれば、腕をリラックスさせてサスペンションとして使いつつ、下ハンを握るのもGOOD。まあ、ブラケットを握っているときにSpeed Wobble が起きて、「おやおや、では下ハンに切り替えますか。どっこいしょっと…」、なんて悠長なことは現実的にはできない気もするが、知識として持っておきたい。

急ブレーキは禁物

Speed Wobble に遭遇したことは無いので想像だが、きっと反射的に「ブレーキをかけたい!スピードを落とさねば!」って考えると思う。しかし、ロードバイクにおいて急な動作は禁物。パニックブレーキはダメ。最悪、身体がふっとばされてしまうこともある。

フロントブレーキはかけずに、リアブレーキのみをゆっくりかけて、止まるのではなく、減速させる。徐々に減速させて、Speed Wobble が収まるまで落ち着いてからフロントブレーキを使おう。

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以上、Global Cycling Network の「ハイスピード下でロードバイクがグラグラ揺れる Speed Wobble という現象の対処法」をお伝えしました。

動画内では触れられていなかったが、単純にバイク・メンテナンスが行き届いておらず、ネジが緩んでいることもありえる。まあ、その場合はハイスピードを出すまでもなく、乗り始めてすぐにあきらかにオカシイって気づけるだろうが。

増し締めをする、定期的にショップに持っていき、メカニックさんに診断してもらうのは、自分の身を守るためにも有効なので、メンテナンスに自身のない人はプロのお世話になっていただきたい。


※ 告知 ※
大好評のリアディレイラーTシャツに続き、カセットスプロケットTシャツも作りました。これまで多数の方々にご購入いただいているのですが、なんと男性率100%。女性のお客様はゼロでございます(笑)。

「女性用サイズを作っていなかったからではないか」と考え、女性サイズのカセットスプロケットTシャツを作ってみました。色はトロピカルピンク。

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※こっち見んなw


さて、初の女性購入者は現れるのであろうか…。



こないだ、ある女性サイクリストと会話してて、ものすごく驚いた。その女性は何年もロードバイクに乗っている経験者なのだが、なんと「リアのホイール脱着が死ぬほど苦手」だと言うのだ。 輪行のために一度外すと、目的地で組み立てるのに30分はザラにかかるらしい。下手を ...
こないだ、ある女性サイクリストと会話してて、ものすごく驚いた。その女性は何年もロードバイクに乗っている経験者なのだが、なんと「リアのホイール脱着が死ぬほど苦手」だと言うのだ。

輪行のために一度外すと、目的地で組み立てるのに30分はザラにかかるらしい。下手をすると、その殆どの時間をリアホイールの装着に費やすほどで、夏場など汗だくになりながら、「はまらん…はまらん…どうしてっ…」って何十分も悪戦苦闘するそうな。

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よって、「自宅でメンテするときはリアホイールは絶対に外さない」し、「電車や飛行機輪行の際はものすごく時間に余裕を見て出発する」とのこと。なお、車での輪行はワンボックスカーを所有しているおかげで、ホイールはそのままで積めるので問題ないとのこと。

どうしても脱着をしなければならない状況下では、youtube等で「リアホイールの脱着方法」と検索して、それとにらめっこしながらどうにかするんですって。

その女性いわく、「だって、女性はメカに弱いっていうじゃないですか(^_^;)」

それにしても、経験豊かな女性サイクリストでも、メカに対する抵抗はなかなか消えないものなのかもしれない。

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以前、「【案ずるより産むが易し】 ロードバイクのリアホイールの脱着方法(GCN動画紹介)」という記事を書いたことがあった。Global Cycling Network でも紹介しているということは、苦手意識を持つサイクリストは国境を超えて存在するということだろう。

文字で説明されるよりも、日本語で解説してくれている動画のほうがいいのは当たり前。日本の動画を探し回った結果、わかりやすい動画が見つかった。



バイクプラスさんの動画のようだ。ステップ・バイ・ステップで丁寧に説明してくれている。初心者の方にもわかりやすいはず。

クイックリリースとキャリパーブレーキの開放までは誰でもできるんだけど、問題は「リアディレイラーを後ろに引っ張りつつフレームを持ち上げ、チェーンをスプロケットから外す(脱着)」ことと、「チェーンをスプロケットにあてがい、リアホイールをエンドにキレイにはめる(装着)」なのだと思う。

コツさえつかめば、力を入れずともスコンと合体してくれる。たとえば、自分も最初は苦労していたんだけど、「外すときはリアディレイラーを右手で掴んで、クイッと軽くねじるように持ち上げると、ホイールがエンドからするりと外れるよ」とアドバイスを受けてから、とたんに脱着、装着が苦にならなくなった。

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というか、リアディレイラーを一切触らずに外すのは、かなり難儀する。 (ここからは自分の勝手な想像なのだが、)メカに弱い女性は「得体の知れない精密機械のリアディレイラーを触ってはいけない!」って思い込みがあって、そのせいで脱輪させるのに苦労しているのではないか。

もうひとつ、ワールドサイクル24さんの動画を紹介しよう。



こっちはかなり豪快というか、男前。キャリパーブレーキ開放とクイックリリースを開くまでは当然同じなんだけど、右手で後輪を地面に押さえつけ、左手でサドルを持って、フレームを一気に持ち上げる。リアディレイラーを触ることもない。

まあ、リアホイールもフレームも頑丈なのでこれくらい豪快に打着しても何の問題もない。

補足しておくと、フレームはまっすぐに持ち上げて、ブレーキシューに当たらないようにすること。そして、ブレーキの開放を忘れないようにすること。急いでいるときなど、オラァってホイールを外そうとして、ブレーキシューに引っかかってしまって慌てる…ことが稀にあるので(笑)。

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ただ、上の2つの動画では 「だって、お店のプロがやっているんですもの。動きがスムーズすぎて参考にならないわ…」 ・・・と、ナットクできない女性もいるかもしれない。自分もそう思う。上手すぎて、初心者が引っかかるポイントにあまり触れていない気がするから。

そういう意味では、こちらの動画のほうが参考になる。初心者の方が苦労しながらはめている姿に、「そうそう、あたしもここで苦労するのよ」と共感する方は少なくないはず。



実際、この方はキャリパーブレーキを開放しないまま作業しており、苦労して外し&はめた直後に、「開放し忘れてた…」と気づいていた。自分も何度もやったことなので、すごく既視感があった。

あと、こちらの動画で気になったのは、「(クイックリリースの)ナットを緩めている」こと。フロントホイールでは必要な行程なのだが、リアホイールではナットをいちいち緩めなくても脱着が可能。

リアホイール脱着、装着方法をまとめると、、、

ステップ1: 準備

1.ギアを一番重くする(小さいギアに合わせる)
2.キャリパーブレーキを開放する
3.クイックリリースを開放する

ステップ2: 脱着

4.フレームを持ち上げつつ、リアディレイラーを後ろにひねる
5.後輪の軸が、リアエンドから外れる
6.後輪をフレームからさらに引き離し、チェーンから抜いて脱着完了

ちなみに、オクサマにこのステップを言い聞かせて、「自力でリアホイールを脱着して、装着できると思う?」と訊いてみたら、「緩めてバコッと外すだけでしょ、カンタンじゃん。そんなの朝飯前だと思うわ」と大見得を切っていたので、今度実演させてみる予定です。


 

遠出のサイクリングの強力な相棒、我が家のパンダ(フィアット)の走行距離が27,000キロを越えた。購入は2014年5月なので、18ヶ月目を迎えたということになる。月間の平均走行距離は1,500キロ。 前回は2月にオイル交換をしたのだが、その際にメカニックさんに「パンダは2年 ...
遠出のサイクリングの強力な相棒、我が家のパンダ(フィアット)の走行距離が27,000キロを越えた。購入は2014年5月なので、18ヶ月目を迎えたということになる。月間の平均走行距離は1,500キロ。

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前回は2月にオイル交換をしたのだが、その際にメカニックさんに「パンダは2年から2年半でバッテリーがお亡くなりになる傾向なので、今年の冬に入る前にバッテリー交換は済ませておいたほうがいいでしょうね」 と言われていたのを覚えておいたので、交換することになった。
※実際に点検したら、死にかけていた。 メカニックさんの言葉によると、

自動車のバッテリー上がりは冬に起きやすいってイメージですが、それは逆で、夏場の酷使でボロボロになったバッテリーが冬に息絶えてしまうってパターンが多いんですよ。なので、寿命が近づきつつあったら、「冬までもたせよう」と思うのではなく、あえて夏場に交換するほうがよかったりします。

なんですって。 なお、パンダ、チンクエチェントのバッテリーの寿命は、使い方や負荷のかけ具合いにもよるが、早くて2年、どんなに長持ちしてもギリ3年とのこと。ただいたいのオーナーさんが2年~2年半で交換されているらしい。

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「それ以外に不調はないですか?」と確認され、「そういえば、助手席側の窓を下げるとビビリ音がします」とお伝えしたところ、これもわりとパンダメンテナンスあるあるだそうで、理由と対策をいくつか伝授いただいた。

窓関係のトラブル原因と対策

ドアへの浸水防止のゴムパッキンが圧着してしまい、ゴムとガラスが擦れてビビリ音を出す。国産車よりその辺の精度が甘いのか、ゴムの質が違うのかわからないが、そういうことらしい。窓が濡れているときにそれは起きやすい。

言われてみれば、常にビビリ音がするわけではなく、雨上がりとか、結露がついているときにのみ発生している気がする。

対策としては、「ゴムの内側を濡れ雑巾などで、掃除してあげると良い」とのことだった。 これもメカニックさんに聞かされたトラブルのケースとして、ごくごく稀に、「パキン」と、プラスチック部品が折れるような音が窓の中からすることがあるとのこと。ドア内部で窓を支えている樹脂が折れるとこんな音がするらしい。

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※リアウィンドウはここまでしか開きません。が、手動なので窓落ちリスクはゼロ

何かの拍子に窓に体重をかけてしまうと、重みに耐えきれずに樹脂が折れることがあるのだという。 「窓に体重をかけることなんてあるかしら?」と思ったのだが、たとえば洗車後に窓を乾拭きしていて、窓の縁までしっかり不幸として、窓を少し下ろし、「ヨイショヨイショ」と押さえつけるように拭いているときに、つい体重がグッと乗っかってしまうとか。

別ケースとして、お年寄りの方が、クルマに乗ろうとしてつまづき、開いた窓に「おっとっと」とつかまって体重が乗り、内部がパキンと折れてしまう…。いずれにせよ、開いた窓に上から圧をかけることは(パンダに限らず)ご法度である。

ただ、確率的な話でいうと、窓落ちが起きやすいのはパンダではなく、チンクエチェントのような2ドアタイプ。理由は「窓面積が大きく、ガラス面そのもの1枚あたりの重量が4ドアタイプよりかさむ」から。万だよりもチンクエチェントのほうが、窓を支える樹脂パーツの経年劣化が激しい。ちなみに「窓落ち」は、パンダではほとんど起きないトラブルだそう。

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※写真はアバルトです

タイヤの劣化具合も確認した

走行距離27,000キロ時点では、タイヤはまだまだ大丈夫で、もうあと14,000~15,000キロ走れるとのこと。40,000キロはいけそうである。

メカニックさんに教えてもらった豆知識だが、「溝が縦に入っているタイヤは水はけがよく、雨天に強い」のだ。横の溝ではなく、縦の溝であることがポイント。さらに、細かな溝がたくさん入っているタイヤは、ロードノイズが少なく、静寂性が高いタイプ。

タイヤの選び方については、下記サイトが勉強になった。

タイヤサイズの見方(ミスタータイヤマン)  
【プロに聞くタイヤ選び】燃費、安全、快適性…現状の不満点から考えるベストなタイヤとは(Response) 

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アバルト500が気になる

店頭のアバルト500を見せてもらった。アバルト(Abarth )とは、チンクエチェントをチューンナップした車種。形はチンクエチェントだが、中身はまったく違う。

ウィキペディアの抜粋になるが、アバルトは1949年にトリノに設立され、おもにフィアット車を用いての自動車競技への参加、自動車部品や改造車の販売などを行っていた。 1971年にフィアットに買収され、自動車競技部門に関与するなどしていた。1990年代以降にはフィアット車のモデル名に名を残す、いわゆる社内ブランドとの位置付けになっている。

現在はフィアットの自動車部門を統括するフィアットオートモービルグループ社のもとに、アバルト&C.社(Abarth & C. S.p.A.)が再組織されており、2007年に発売された乗用車フィアット・500にも、アバルトの名を冠するモデルが設定されている。

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※内装がセクシー

これがなかなか可愛くてカッコイイ。135馬力で286万円(ATは302万円&価格はどちらも税込み)。「しかし、ロードバイクが積めないからな~」と思っていたら、後席を倒してロードバイクやミニベロを乗せ、車検に持ち込み、バイクを組み立てて帰宅していくお客様もいますよ、とのこと。チンクエチェントにロードバイクって載せられるんだ…。

両輪を外して工夫すれば、なんとかギリ1台は積めそうな気がするが、苦しそうではある。 以前、チンクエチェントのトランクにボードウォークが積めるかどうかをテストさせてもらったことがあるのだが、ミニベロ2台もギリギリであろう。

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※後席スペースはミニマム(写真はチンクエチェント)

後席を倒せば、折り畳み自転車であれば問題ないだろうが、ボードウォークに加えて、折りたためないタイレル(Tyrell)のCSI まで載せるのは、確実に無理であることは試さなくてもわかる。いつか乗ってみたい気もするが、自転車乗りとして、積極的に選べる車種ではなさそうだ。

まあ、最終手段としてルーフキャリアという手もあるが、「自転車用キャリアは純正では出ていないです…」とのこと。ただし、メカニックさんご本人が、「チンクエチェントに自転車用キャリアを取り付けた人を街中で目撃したことはあるので、THULE、INNO、TERZOの3大キャリアメーカーであればなんとか取り付けは可能だと思います」とも話されていた。

アバルトの屋根にロードバイクを積む…やってみたいような、みたくないような(笑)。

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※パンダなら、この積み方で2台のロードバイクが積載できて便利

アバルト500にはオートマも用意されている。オートマ限定免許のオクサマでも運転できてしまうではないか…。サスペンションはそこそこ固めだし、パンダより(曲線を多用したボディゆえ)見切りが悪いので、車両感覚はパンダのほうがつかみやすいとのことだが、車幅はパンダより2センチ短いし、取り回しに問題はない。

タイヤ幅が大きくなるので、ノーマルのチンクエチェントやパンダよりは最小回転半径がやや大きくなってしまうデメリットはあるが、大した問題ではない。

まあ、いますぐ購入は考えられなく、当面はパンダを乗り続けるが、何年後かの夢として、アバルト500は心にしまっておくことにしよう(笑)。


ということで、引き続きパンダのロングターム・インプレッションは継続していきますね。
 
 

ツール・ド・フランス出場チームのメカニックさんは、いわば自転車メカニックのトップ中のトップ。寿司の世界で言えば、ミシュラン三ツ星の銀座一流の店の職人…といったところだろう。 そんな一流のメカニックの方々に、「自転車メンテナンスのコツ」を教わったらなんと答 ...
ツール・ド・フランス出場チームのメカニックさんは、いわば自転車メカニックのトップ中のトップ。寿司の世界で言えば、ミシュラン三ツ星の銀座一流の店の職人…といったところだろう。

そんな一流のメカニックの方々に、「自転車メンテナンスのコツ」を教わったらなんと答えてくれるのか、を取材したGlobal Cycling Network の動画を翻訳して紹介しよう。

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Pro Mechanics' Top Tips | Tour De France 2014


なお、撮影されたのは2014年のツール・ド・フランス会場。なので、現在のチーム名とはやや異なる(スポンサーの関係で)。

ガーミン・シャープのGeoff Brown さん

いつも自転車をキレイに保つこと!1週間に10分でいいから、愛車の掃除をしよう。チェーン、前後のディレイラー、タイヤ、ホイールをだ。

それだけで故障やトラブルの予防になるよ。サイクリストの大半のトラブルは、メンテンス不足(油汚れ、泥)に起因するのさ。
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愛車を屋内保管している人はおそらくキレイにしてあると思うのだが、これはマジで大事。チェーン、ブレーキ、コンポーネントの汚れは乗るたびにやったほうがいいと思う。

ウェス(無ければ着なくなったTシャツ)でさっと拭くだけなので、数分ですむ。フレームとBBは路面を向いた下側が汚れやすいので、ときどきひっくり返してみよう。ディレーラー類の掃除もやりやすいよ。パーツクリーナーとチェーンルブは必須だね。

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BMCレーシングのIan Sherburne さん

僕のアドバイスは、「ライドに出かける前に、タイヤに詰まった小石やガラス片がないかのチェックをする」だね。見つかったら、ツマヨウジ的なモノで取り除いてあげよう。

前のライドでタイヤに残った異物が、徐々にタイヤに入り込んでパンクの原因になるのさ。これを習慣にするだけで、パンクトラブルが減るよ。
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サイクリスト的には常識だけど、初心者からすると、「え、ロードバイクってそんなにパンクリスクがあるの?」と驚くことだろう。事実として、ママチャリに比べてロードバイクはパンクしやすい宿命にある。

でも、こういった心がけで一気にリスクを下げられるのもまた事実。自分のパンク予防の心がけは、「出発前に空気を入れなおす」である。このおかげか、2年近くパンクとは無縁だよ。

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ジャイアントシマノのMarcel Van Rossum さん

落車事故を起こして、バイク屋ヘルメットを痛めたら、お店に持って行ってプロのメカニックに診断してもらおう。壊れたまま(かもしれない)装備やバイクで走るのはとっても危険だからね。
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落車以外にも、バイクをぶつける等大きなショックが加わったらプロに診てもらうことをオススメする。見た目がなんともなくとも、エンド金具がゆがんでいるとか、アライメントが出ていないってことは十分にあり得るので。

あと、落車でヘルメットをぶつけたら、それは交換したほうがいい。一度大きなショックを受けたヘルメットは、同じ効果を発揮してくれないからだ。(ヘルメットは、自らが壊れることで頭部を守ってくれる構造だから)

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チームスカイのGary Blem さん

エンド金具のアライメントが正しくなっていること。交換可能な部品なので、ずれていたら交換すること。これを守っていれば十中八九はトラブルと無縁でいられるよ。
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見た目だけではわからないんですよね…。予兆としては、「変速に違和感がある」とか「シフトの上げ下げが気持ちよく決まらない」だろうか。専門工具でチェックしないと判別できないことも多々あるので、原因特定で悩んだら、素人判断せずにショップに駆け込もう。

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オリカ・グリーンエッジのAndrzej Pozak さん

タイヤの空気圧が大事。ちなみにオリカ・グリーンエッジはコンチネンタルを使っていて、空気圧は路面や天候に左右はされるけど、9 bar に設定しているよ。
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9 bar はちょっと高めだが、プロの世界なのでそういうものなのだろう。重要なのは、タイヤに明記された適正空気圧を守ること。たいていのロードバイクのタイヤであれば、7 bar 以上は入れらえるはず。

自分はフロントは7 bar で、リアは7.5 bar にしているよ。豆知識として、ツールドフランスのニュートラルカーに積まれているタイヤ圧は「7 bar で、リアは7.5 bar で統一」されていると雑誌で読んだ。

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ベルキン・プロサイクリングのVincent Hendriks さん

僕のアドバイスはブレーキシューだ。ちゃんと厚みが残っているか、時々確認してね。ブレーキに問題があると・・・死ねるよ(笑)。あと、電動メカをウチは採用しているんで、バッテリーがフルかどうかも注意している。電池切れになると変速できなくなってしまうんだ。
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ブレーキシューって、タイヤよりは一般的にもつので、ついつい交換時期を忘れてしまうことがある。が、古くなったシューは音鳴りしやすいし、最悪のケーズだとむき出しになった受け側の金属がリムを傷つけてしまうこともあって、そうなると高価なホイールをダメにしてしまう。

自分はカンパニョーロのシャマルミレに2015年8月に交換して、まだ一度もブレーキシューを交換していない。こないだ確認したら、いいかんじに減っていたので、そろそろ交換しようと思う。

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※カンパニョーロ指定の専用ブレーキシュー(良く効くけど、減りは早い)


以上、Global Cycling Network の 「Pro Mechanics' Top Tips | Tour De France 2014」をお届けしました。皆さんに共通しているのは、「愛車は大事にメンテしようね!」ってことだね。

「ロードバイクのメンテってどうやるの?」って方は、ロードバイクメンテナンスの書籍が参考になる。

プロのアドバイスをもとに、安全にロードバイクをお楽しみください。

 

ロードバイクのBOMA の Refale を2年半乗ったので、オーバーホールした。もちろん自分にメンテナンススキルはないので、お世話になっているショップにお願いした。 愛車をバラしてみて、そのサビびっぷりに自分もメカニックのKさんも驚いた。「シクロクロスでもやったんすか ...
ロードバイクのBOMA の Refale を2年半乗ったので、オーバーホールした。もちろん自分にメンテナンススキルはないので、お世話になっているショップにお願いした。

愛車をバラしてみて、そのサビびっぷりに自分もメカニックのKさんも驚いた。「シクロクロスでもやったんすか?(笑)」と聞かれてしまったくらい汚れとサビがひどかった。そのときの記事はこちらをどうぞ。

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※メカニックのKさん

「いやー、オーバーホールしておいてよかった、よかった」という結果だったんだけど、オーバーホールが終了して愛車が手元に戻ってきて何に驚いたかって言うと「ブレーキレバーの引きの軽さ」。あまりにも軽くて、思わずデュラエースと較べてしまったくらいだった。

メカニックさんいわく、「キャリパーを動かす軸の部分のサビを徹底的に落としたから」ですって。キャリパーブレーキの軸って鉄でてきているそうで、雨の中を走らなくても、水たまりを通過したときに数滴入り込んでしまったりする。

水は(水たまりのような)水滴だけではなく、湿度や夜露のようなものでさえ発生するので、「どんなに丁寧に乗っていても、床の間に大切に保管していても、キャリパーブレーキの軸のサビは避けることができないって思っておいてください」と念を押された。

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※BBも交換

ちなみに新品に交換したのは、BB、ヘッドパーツ、チェーン、スプロケット、ブレーキワイヤー(アウター&インナー)、シフトワイヤー(アウター&インナー)、パーテープ。 そのまま使い続けているのは、フロントディレイラー、リアディレイラー、ブレーキ前後、シフター(STI)。

ホイールのシャマルミレは2015年の8月に交換したばかりなので球当たりを調整しただけで済んだ。 あと、タイヤとチューブも交換時期を過ぎていたので合わせて交換した。2015年6月からパナレーサーのRace L Evo2を使っていて、距離は5,000キロに達しており、とっくに交換時期は過ぎていたのだ。

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パナレーサーのRace L Evo2は軽量モデルなので、そのぶん薄い。一般論でいえばパンクしやすいはずなのだが、一年間で一度もパンクしなかった。これまで使っていたサーファスには度重なるパンクで悩まされたし、その次に使ったミシュランのPro4もなんとなく相性が合わず、パンクはときどき起きた。

ちなみに周囲にミシュランPro3&4はいっぱいいて、皆さん満足されているようだ。個体差のせいかもしれない。 (※まあ、結構な距離を三本ローラーで稼いだので、「そらパンクしにくいだろ」とも思うが)

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※この写真のタイヤはミシュランPro3

面白いもので、自転車歴が長くなればなるほど、パンク回数も減っていく感覚がある。2ヶ月に1度(初心者)だったのが、年に2~3回(2~3年目)になり、年に1度起きるかどうか(5~6年目)となってきた。

べつに運がよいわけではない。なぜなら、年数が増えるに従って年間走行距離数(3,000キロ>>4,000キロ>>5,000キロ>>6,000キロ)は伸びているから。走行距離とパンク回数が反比例しているのだ。 たぶん、キモは「ちょっとした心がけを怠らない」にある。ということで、パンク防止のために自分が実践していることをまとめてみるね。

出かける前は必ず空気圧を規定値まで入れる

個人的にもっとも効果が高い(と思う)のがコレ。ロードバイクのような高圧が入るチューブは、時間経過とともに少しづつ空気が自然に抜ける。よって、乗るたびに空気を適正値まで戻してあげるのだ。

自分はロードバイクもミニベロも前7.0bar、後7.5barにしていて、常にこの数値を守っている。 「1日しか開いていないから、(空気圧を戻さなくても)まあいいだろう」って横着をしたくなる気分になることもあるが、パンク修理をすることに比べたら、空気圧を適正値にするなんてたいした手間ではない。

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極端な話、三本ローラーで回すときですら、常に空気圧を前7.0bar、後7.5barにしていた。(習慣化の意味を込めて) とにかく、ロードバイクで出かける前には必ずいつもの空気圧に合わせる!を習慣化しておくことだね。

自分はフロアポンプを玄関に置いている。そうすれば、出かける前についでに入れることができるから。フロアポンプは部屋の中に保管するよりも、玄関に置いておくことをオススメするよ。1年間パンクと無縁でいられたのも、これをサボらなかったからだと思っている。

ロードバイク初心者の方から、「フロアポンプって買ったほうがいいですかね?空気が抜けたらショップに行って入れさせてもらえばいいから、買わなくてもいいのかなって思うんですけど」と言われるのだが、たぶんママチャリの感覚でいらっしゃるのだろう。

ロードバイクとママチャリを同列で並べてはいけない。ロードバイクの空気は比べ物にならないくらい抜ける。よって、「ロードバイクの購入に合わせて、フロアポンプも買っておきましょう。なぜなら、日常的に使うものだから」とお伝えしている。

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※車載で行くときも、フロアポンプは携行する

路肩ギリギリを走らない

車道を怖がる女性に多いのだが、車を怖がるあまり、道の左へと吸い寄せられて、路肩に当たるかどうかのギリギリを走る方がいる。これ、危険回避のマージンがないって意味でも危険だし、パンクのリスクも高くなる。

道路上に落ちた砂、小石、ガラス片、ネジなどの金属物は風と雨で路肩に流れるようになっているのだ。 路肩はなるべく踏まないことが、パンクを予防するコツ。

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ちなみにオクサマは自転車を始めた1~2年目は車道走行をすごく怖がって、ぎりぎり端っこをノロノロ走っていたものだった。「ペダルが路肩に当たりそうでむしろ危ない」って走り方だったので、徐々に矯正していった経緯がある。

「交通量の少ない場所 >> 2車線の広い車道 >> 1車線の狭い車道」…という順序で連れだして、慣れさせた。その甲斐あって今では、「たいていの車道は大丈夫」になってくれた。

蛇足だが、オクサマのボードウォークは2010年10月の購入から今日に至るまで、なんとただの1回もパンクしていない。約6年間もノーパンクはなかなかすごいことではないだろうか。(空気圧チェックは自分の役目です…オクサマはフロアポンプの使い方さえ知りません><)

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※小石やタバコが…

段差では体重を抜く(もしくば軽く前輪を持ち上げる)

これも心がけのひとつなんだけど、街中を走っていると、ちょっとした数センチていどの段差があちこちにある。工事でできた継ぎ目、橋桁の金具、やや剥きだしたマンホール等がそれ。

そのままガンッと通過しても(適正な空気厚手あれば)問題はないが、自分はフロントハンドルを手元に軽く引っ張って(タイヤを気持ち浮かせて)、段差の角にぶつからないようにしてやる。スネークバイトのパンクリスクがグッと減るし、フレーム&フォークにもやさしいからね。 とくに折りたたみ自転車だったダホンのMuに乗っていた頃は、ヒンジの劣化を気にしていたので段差はなるべくマイルドに乗り越えるよう心がけていたよ。

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※スリップの危険性もあるので、乾燥していてもなるべく避ける

バージョンアップしたパナレーサーRace L Evo3 に交換した

ということで、自分にとってゲンの良いパナレーサーを継続利用することにした。すでにRace L Evo 2は廃版になったらしく、バージョンアップしたパナレーサーRace L Evo3 にした。デザイン上の変化はほとんどなく、無駄な装飾のないシンプルなデザインが気に入っている。

パナレーサーのインプレッションは以前に書いたけど、漕ぎ出しが軽くて、コーナーのグリップが良く、とても気に入っている。軽さと耐久性のバランスを重視するなら、オールラウンドのAシリーズ、耐久性と耐パンク性能を求めるならDUROのDシリーズがオススメ。

Race L Evo2 のインプレもどうぞ。

パナレーサーRACEのLで三本ローラーを漕いだら衝撃体験を味わった
パナレーサー Race L Evo2 で4,800キロ走った劣化具合とインプレッション

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ロードバイク用のタイヤは当面パナレーサーRace L Evo3で行くことにした。

レース用の薄い(可能性で言えばパンクリスクは高い)タイヤでも、ほんのちょっとの心がけ次第でパンクと無縁でいられるよというお話しでした。

個人的にもっとも効果がある心がけだと信じているのは、「乗る前に適正値に入れる!」こと。これが8割だと思う。 とは言え、どんなに気をつけていてもパンクするときはしてしまう。だから修理キット予備チューブは必ず携行しているよ。

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これから徐々に暑くなると、路肩でのパンク修理はキツい。場所によっては熱中症の危険もあるので、皆様におかれましてもパンクにはお気をつけください。

 

BOMA の Refale を2014年の1月に購入して約2年半になる。 基本的に雨天は乗らないし、こまめにメンテナンスもしているけど、やはり目に見えない部分での経年劣化はあるし、分解しないことには掃除できない場所もあるので、オーバーホールに出すことにした。作業をしてくれる ...

BOMA の Refale を2014年の1月に購入して約2年半になる。

基本的に雨天は乗らないし、こまめにメンテナンスもしているけど、やはり目に見えない部分での経年劣化はあるし、分解しないことには掃除できない場所もあるので、オーバーホールに出すことにした。作業をしてくれるのは、馴染みのショップのハクセン鳩ヶ谷。


途中段階の状態を見せてもらったんだけど、愛車のあまりの汚れっぷりに衝撃を受けた。


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なお、BOMA の Refale に決めるまでは紆余曲折があった。LOOKやパナソニックも候補に上がったんだけど、最終的にリファールに決めた顛末はこのへんに書いてある。



ベアリングは要交換&ヘッド内のサビが酷い

ヘッド内のサビがすごかった。垂れた汗がヘッドにどうしても染みこんでしまうそうで、メンテナンスあるあるだそうな。


作業してくれたメカニックのKさんは、「三本ローラーをよくやるでしょう?タオルを乗せて防止しているとは思いますが、影響がゼロではないと思いますよ」と話していた。


実際、中を見せてもらったけど、たしかに酷かった。


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※サビサビやんけ

あと、ベアリングもほぼダメになってて、ヘッドもBBも交換することにした。「使って使えなくはないけど、オーバーホールしたらまた数年は乗ると考えると…交換したほうがよいかも」というアドバイスにしたがって、総取り替えすることにした。


キャリパーブレーキのローラーも錆びてた

なかなか気づきにくい場所だけど、キャリパーを動かすスチール製のローラー部分もサビが見えていた。ここが錆びていると、ブレーキの動作に引っかかりを感じるようになってしまう。


ブレーキとタイヤは命を預ける重要なパーツなので、ケチらない」が信条の自分は、そこのサビもしっかり取り除いていただくことにした。


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※ここの汚れは、キャリパーブレーキをはずさないとなかなかできない


ためしに、掃除前と後のキャリパーブレーキを手で動かしてみたけど、びっくりするほどの差がある。


いくら晴れの日しか乗らないって決めていても、路面の濡れや湿気を拾ってしまうので、どんなロードバイクでもキャリパーブレーキのローラーのサビは避けて通れないらしい。せめて2年に1度はチェックするといいらしいよ。


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※掃除したキャリパーブレーキの動きの滑らかなこと!


ボトルホルダーの取り付けネジも錆びてた

なんと、ボトルケージのネジ穴すらも錆びていた。「ここはあまり錆びる場所ではないんですが…」とKさんは話していたので、やはり三本ローラーの影響があるのかもしれない。


というのも、ヘッドには汗防止のタオルをかぶせる習慣があるが、ボトルケージは何もしていない。しかし、考えてみればボトルケージはちょうど首元の真下にあって、汗がかかりやすい位置だから。


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※「塩の結晶ができてましたよ」とKさんは笑っていた(笑)

三本ローラーをする方は、ボトルケージに付着する汗に気をつけていただきたい。


リアディレイラーのねじ山も潰れていた

サビやベアリングの劣化は想像していたので、「まあ想定の範囲内」と受け止めることができたのだが、衝撃だったのがリアディレイラーのネジがぶっ壊れたまま乗っていたこと。

タップをかけておいたので、復活はしましたよ(*^^*)」というKさんの言葉に声に胸をなでおろしたが、そんなことってあるんすね…。


リアディレイラーって、そうそういじる場所じゃないから、故障の発見が遅れる可能性は十分にあるということが、遅ればせながら分かった。イベント前日とかでなくて、本当によかった。


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プーリーに固着した油汚れが手ごわかった

プーリーの汚れもかなり酷かったそうで、「落とすのにむっさ苦労しました…(Kさん)」とのことだった。リアディレイラーもプーリーも、入り組んだ構造をしているので、なかなか根本的に掃除できなくて、いつも悩む。

で、ついつい目に見える部分しか掃除せず、見えない部分の汚れが積算していくということなのだろう。


プロに解体してもらって、劣化も汚れもまっさらな状態に刷新してもらえるのは、やって思ったけどすごく気持ちいいし、安心できるね。お金はかかってしまうけど、それだけの価値がある。


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※Rotarのチェーンリングの裏側も、なかなか酷い汚れが付着していた


とくに、たくさんバイクに乗る人であればあるほど、傷むスピードは早くなるので、なおさら気にした方がいい。

完了したら、詳細をご報告します!

先日、タイレルのCSIに乗っていたとき、ちょっとした違和感をペダルから感じた。なんとなく、ちゃりちゃり音がするような気がするのだ。変速はするものの、なんだかおかしな感じがする。 オイルはちゃんと挿しているし、なにより新品のデュラエースだし、違和感があるはずな ...

先日、タイレルのCSIに乗っていたとき、ちょっとした違和感をペダルから感じた。


なんとなく、ちゃりちゃり音がするような気がするのだ。変速はするものの、なんだかおかしな感じがする。


オイルはちゃんと挿しているし、なにより新品のデュラエースだし、違和感があるはずない。にもかかわらず変な感触がぬぐえない。


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クランクを逆回しにすると、なんとなく引っかかる感触がある。しかし、原因はわからない。


原因がわからないまま、荒川までやってきて、車止めをすり抜けるためにバイクからいったん降り、よいしょっとCSIの前輪を持ち上げて、バイクを縦にしたとき異変が起きた。


なんと、後輪がロックしてしまい、動かなくなってしまったのだ。一瞬何が起きたのかわからず、焦った。ホイールになにかに引っかかったのか、チェーンが外れたのか、しかし、そのどちらでもない。


前輪を地面に戻し、リアホイールを確認したら、なんと後輪のクイックリリースが外れかけていたのだ。これではホイールが回るわけはない。


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あわててホイールをはめなおして事なきを得たんだけど、クイックリリースがずいぶんと緩く絞められていたようだ。指でレバーを触ったら、ややスカスカの感触だった。ペダリングの違和感の正体は、こいつである。


それにしても、クイックリリースが緩んだ経験は今回が初めて。「何かの拍子(段差越え or バニーホップ等)でホイールが走行中に外れていたら…」と想像しただけで怖くなった。


みなさん、どうかサイクリングに出かける前とか、輪行の前後はクイックリリースがちゃんと装着されているかを確認していただきたい。


ということで、Global Cycling Network で見つけた「クイックリリースの正しい使い方と装着方法」という動画を翻訳しておくね。


How To Use And Adjust Quick Release Skewers


ポイントをかいつまんで述べると、、、

 

1.レバーの操作はスムーズであること


ザラザラ感があると、しっかりはまりにくいし、外れてしまう可能性もある。手触りがよくなければ、掃除をしてルブを注す等しよう。


それでもダメなら、クイックリリースごと交換してしまうほうがよい。なにしろ、命を預けるパーツだからね。


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2.2個のバネは、狭いほうが内側を向くように


バネそのものが安全性の役に立つことはないが、無くてはならないパーツ。ホイールとクイックリリースが互いに接触しあわないために設けられている。


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3.ホイールをはめるときは、バイクを地面に置いて行う


クイックリリースを締める前に、ちゃんとホイールがフレーム(&フォーク)にはまっているか、チェックしよう。


バイクを逆さまにしてタイヤをはめると、しっかりホイールが中まで入っていないままレバーを締めてしまうこともある。その結果、ホイールがまっすぐに回らなくなることがある。自転車初心者あるあるなミスなので、ご注意いただきたい。


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※こういう状態からホイールをはめると、フォークとクイックリリースがしっかり噛まないことがある。オススメしない。

4.レバーの締め具合は、緩すぎず、キツすぎず


レバーを締めるときのキツさだけど、緩すぎると走っている衝撃で外れてしまいかねない。かといって、きっつきつに締めれば良いというものでもない。


何事もバランスなんだけど、動画内のダンさん(元プロ)は、「親指でグッと押さえ込める程度がちょうどいい」とのこと。あと、レバーを締めるときは、「必ず、両手でやるようにね」ですって。


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5.レバーは「ノン・ドライブサイド」に置く


クイックリリースのレバーは、左右どちらに装着しても問題ないのだが、基本的にはノン・ドライブサイド、つまりスプロケットやリアディレイラーの逆側が良い。


ホイール脱着や、メンテ作業時の邪魔にならず、作業もしやすい。それに、見た目的にもこのほうがカッコいいよ。


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※クイックリリースは、基本は乗車ポジションから見て「左側」に。あと、前後ホイールのクイックリリースの場所も合わせたほうがいいです。


ただし、ディスクブレーキの場合は逆で、レバーはドライブサイド、つまりリアディレイラー側に装着したほうがいい。なぜなら、熱を帯びやすいディスクのローターからは、なるべく離すほうが良いからだ。

6.レバーの角度にも気を遣おう


クイックリリースのレバーをどんな角度で締めようが問題はないんだけど、どうせならうつくしく、かつ安全にやっておきたいものだ。


フォーク、シートステー、チェーンステーにかぶるよう、まっすぐには締めないほうがいい。理由はカンタンで、指が入りにくくなり、脱着しにくいから。


フロントホイールの場合、レバーはフォークよりやや後ろに来るように締めよう。前に締めてしまうと、万が一スポークが接触した場合、レバーが開放されてしまう可能性がある。


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※(フロントは)進行方向に対し、やや後方に向かって


そうでなくとも、持ち運びなどの際にズボンが引っかかって、レバーを緩めてしまうかもしれないからね。


リアの場合は、レバーがチェーンステーとシートステーの間に来るポジションで締めるように。フロントと同じ理由で、接触&開放の危険性を回避するためだ。ちなみに、動画で話しているダンさん(元プロ)は、メカニックに「ここの位置で締めるように」と言われたらしい。


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※リアは両ステーの間に来るように


ちなみに、プロのレースで多重落車が起きると、無数のバイクがぐちゃぐちゃと絡み合うように倒れることがある。こういったとき、自車のクイックリリースを守るためにも、なるべく接触しないようなポジションに取り付けることに意味があるのだそうな。


たかがクイックリリースで大げさなことを書きはしたが、ロードバイクは安全に走ってナンボの乗り物。どうか、皆さまにおかれましては、クイックリリースの緩みにだけはご注意ください。(私も気をつけます…)

冬用のサイクリンググローブに、ROECKL社の「Rosselo」を買った。 200キロほどこのグローブで走ってみて、つけ心地も防寒性もカンペキと言っていいくらい気に入っているんだけど、ふと「そういえば、サイクリングの冬用グローブってどうやってお手入れすればいいのだろう? ...

冬用のサイクリンググローブに、ROECKL社の「Rosselo」を買った。

200キロほどこのグローブで走ってみて、つけ心地も防寒性もカンペキと言っていいくらい気に入っているんだけど、ふと「そういえば、サイクリングの冬用グローブってどうやってお手入れすればいいのだろう?適した方法はあるのだろうか?」という疑問がわいてきた。


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夏用グローブであれば、薄手だし、「石けんでシャワーを浴びながらゴシゴシ手洗いしてしまえばいいや」って感じに扱っていたのだけれど、厚手のグローブをお湯に浸したり、ガシガシもみ洗いすると傷めてしまうような気がしたのだ。

そこで、ROECKL社のお問い合わせ窓口にメールで質問させていただいた。なお、ROECKL社の製品は、千代田区東神田にある株式会社 百瀬製作所さんのお取り扱いだ。翌日、スポーツ事業部の方からとてもご丁寧な回答をちょうだいした。


ブログ掲載の許可を頂いたので、以下に引用しながらご紹介する。


Roecklweb


「Rosselo」のお手入れに関して

Rosseloの洗濯

  • 本製品は洗濯機での洗濯機は不可です(親指・人差し指部にタッチスクリーン対応の為に本革を使用しているのが理由です)。
  • 約30℃迄の水温にて、弱い力での手洗いをお勧めします。
  • 柔軟剤・洗濯用洗剤は使用せず、繊細な生地用のモノを少量ご使用下さい(ドイツ等、中央ヨーロッパでは「Kernseife」という固形石鹸が使用されています)。


なんと、洗濯機に放り込んではいけないらしい。本革でできた部分を傷めてしまうんですって。ぬるま湯で手洗いが基本である。よく覚えておこう。あと、「柔軟剤、洗濯用洗剤もNG」だ。

次に、正しく洗った後の乾かし方、保管方法も教えていただいた。


保管

  • 湿気の少ない清潔な場所にて保管下さい(カビ・匂い等防止の為)。

ふむふむ、ここは想像通りだった。風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが正しいマナー。さらに、いくつか追加質問にもお答えいただいた。


Q1 普通の固形石鹸を使っても良いでしょうか? 柔軟剤・洗濯用洗剤を使ってしまうと、どんなマイナスがあるのでしょうか?(ゴワゴワになる、防寒性能が失われる等)

A1. 柔軟剤とは、簡単にいうと繊維をコーティング処理する様なモノで、繊維同士による摩擦抵抗を軽減し、生地(衣類等)の触感を柔らかくします。同時に滑りが良くなり、静電気の軽減にも効果があります。


これが一般的なメリットと言われていますが、一方で吸汗(吸水)性に悪影響が出ることがあります。グローブの場合ですと、内部の汗・湿気の処理に悪影響が出ることが予想され、ベタつきの要因になります。


普通の固形石鹸や洗濯用洗剤を使用した場合、繊維間に洗剤が入り、同様に吸汗性に悪影響が出る場合があります。また、本革部の劣化・硬化に繋がる恐れもあります。


Q2 ぬるま湯だけ(石鹸や洗剤ナシ)でも効果はあるでしょうか?

A2. ひどい汚れや多量の汗等の対応として、ぬるま湯のみでは不十分な場合もあるかと思いますので、繊細な生地用の洗剤を少量しての手洗いをお勧めします。


Q3. 夏場の保管の際、洗って乾かした上で箱に入れ、煎餅菓子にあるような乾燥剤を添えておくことに意味はあるでしょうか?

A3. 保管に関しては、「湿気が少なく、清潔な環境下での保管」をお勧めしますので、乾燥剤を添える事は無駄ではないと存じます。



まとめると、

1.繊細な生地用の洗剤で、ぬるま湯を使って洗うこと

2.日陰で自然乾燥させること

3.オフシーズンは乾燥剤を入れておくのは、(多少は)意味がある


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冬用サイクリンググローブは安い買い物ではないので、大事に長く使いたいものだ。お手入れや保管法でお悩みの方の参考になれば幸いである。なお、お取扱店はこちら

株式会社 百瀬製作所さん、親切なご回答、ありがとうございました!

皆さんは、チェーンの掃除と注油を習慣にされているだろうか? チェーンが汚いまま走っていると、チェーンの寿命が縮まるどころか、スプロケット、チェーンリングといった他の(より高価な)パーツまで劣化させてしまう。 Global Cycling Network で、「正しいチェーンルブ ...

皆さんは、チェーンの掃除と注油を習慣にされているだろうか?

チェーンが汚いまま走っていると、チェーンの寿命が縮まるどころか、スプロケット、チェーンリングといった他の(より高価な)パーツまで劣化させてしまう。


Global Cycling Network で、「正しいチェーンルブの選び方&使い方」という動画が紹介されていたので、翻訳してお届けしよう。



How To Select Chain Lube For Cycling






ウェットルブ

濡れた路面や砂や泥のあるハードな環境で使うことを想定されたチェーンルブ。路面から飛んでくる砂がチェーンやパーツのスキマに入り込まないよう、粘度が高く設定されている。


ウェットタイプがハードな環境に適しているのなら、「いっそ、通年で使っちゃえばいいのに」と考える方が入るかもしれないが、実はそれはよろしくない。


なぜなら、粘度の高さがアダとなり、砂や小石を拾いやすくなってしまうのだ。結果として、汚れやすくなり、掃除にかける時間が増えてしまう。加えて、粘度が高いとディグリーザーで落とすのは少々手間がかかる。


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ちなみに自分が使っているのはウェットコンディション用のモノなので、ネットリしている。もちろん、注油後は1~2分ほど放置して、ルブが浸透するのを待ち、念入りに乾拭きしているよ。


ドライタイプはじつは使っていない。1本欲しいんだけど、大サイズを買ってしまったので、2年経っても使い切れていないのだ。(けっこう頻繁に使う方だけど、それでも1本使いきるのって数年かかると思う)


ドライルブ

ドライタイプのルブは、乾燥した路面を走るのに適したルブだ。粘度が低く、ベタつかない。ただし、軽さゆえ注油する頻度はウェットルブよりも高くはなる。ロングライド後、もしくは短めのライド数回後毎に注油してあげよう。

ドライルブの特長として「注油後にチェーンを乾拭きする必要がない。なぜなら、ドライなのですぐに乾燥してしまうからだ」と挙げられていたが、「本当に?」と思ってしまった。ドライ用をあまり使ったことがないので、そのへんの事実確認ができない。今度、詳しい人に訊いてみる。


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両方を持つとしたら、どう使い分けるのか

チェーンルブは安いものなので、両方用意しておいて、コンディションで使い分けてもいいだろう。


では、ルブの種類を換えるときに、いちいちディグリーザーで洗い流す必要があるのだろうか? 答えは「NO」。ウェット>>ドライ、ドライ>>ウェットどちらにおいても、その手間は不要で、そのまま重ねて注してかまわない。


ただ、シーズンでルブの種類を切り替えるときだけは、ディグリーザーでピッカピカに掃除するのは悪くないアイデアだ。


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もうひとつ注意すべきなのは、「どんな乗り方」をするか。1日中バイクに乗り続けるような使い方をするローディは、ウェットルブがベターである。


というのも、ドライルブは乾きやすいので、終日のロングライドで使うと、終盤まで持たないことがあるから。長時間乗る方は、ウェットルブをチョイスいただきたい。


パフォーマンスルブ

フィニッシュライン(FINISH LINE) セラミック ウェット ルブ)のようなセラミックルブとか、ハイドロダイナミックルブという、よりハイパフォーマンスな商品もある。チームスカイと共同開発されたとパッケージに書かれてあるとおり、シリアスなローディ向けのようだ。フリクションを徹底的に排除し、なめらかな走りを追求しているルブ。

日常的に使うのはもったいないので、レースのようなここ一番で使ってみるのもいいかもしれない。


チェーン以外への注油

注油すればいいのはチェーンだけではない。(頻度は低くてOKだが)それ以外の稼働パーツにも注油してあげよう。自分はスプレー式のルブを、思い出したときにときどき挿している。頻度は月に1回あるかないか。


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※ディレイラーやプーリーには粘度が低めのルブがいいと言われたことがあるので、このタイプを使っている

動画では、「シフターやケーブル類にも注油していい」と解説されていたが、具体的にシフターのどこにどれくらいの量を使うのかは、映像で紹介されなかった。あと、スポークのニップルにまで注油していたんだけど、一体何のためなのか、理解できなかった。これも今度知人のメカニックさんに訊いてみる。

【追記: ニップルを外しやすくするためですって】←訊いてきた


最後に、チェーンルブを注油するときのアドバイスとして、「事前にパーツを掃除しておく」である。汚れたチェーン(&他のパーツも)にそのまま注油しても、汚いままで十分な性能を発揮してくれない。


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自分は日常では乗るたびにサッと乾拭きし、月イチくらいの頻度でディグリーザーで根こそぎ汚れを落として、チェーンルブを注油する。ピカピカのチェーンにルブを垂らすのって、気持ちいいですよ。

ロードバイクのブレーキは消耗品だし、大きな負荷がかかる場所なので、遅かれ早かれ消耗する。ブレーキパッドは定期的な交換も必要だ。ただ、メンテナンスの仕方によっては長持ちするだけでなく、パフォーマンスを向上させることも可能だ。その方法をGlobal Cycling Network ...

ロードバイクのブレーキは消耗品だし、大きな負荷がかかる場所なので、遅かれ早かれ消耗する。ブレーキパッドは定期的な交換も必要だ。


ただ、メンテナンスの仕方によっては長持ちするだけでなく、パフォーマンスを向上させることも可能だ。


その方法をGlobal Cycling Network(GCN)の動画で解説していたので、翻訳しながらご紹介します。



How To Improve The Performance Of Your Brakes





ブレーキパッドの摩耗

まず、キャリパーを広げ、ホイールを外す。でもってブレーキシューを外す。シマノであればネジで固定されているが、「カンパニョーロにはネジはない」そうな。


ブレーキパッドには溝があり、溝が浅くなればなるほど効きは悪くなる。何もしないまま乗り続けると、終いには(金属製の)台座が露出してしまい、リムと接触してしまう。


これはなんとしても避けなければならない。リムを傷つけてしまうと、ホイールがパーになってしまうからね。


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ブレーキパッドの溝が充分にあっても安心してはいけない。パッドの表面がピカピカしていたら、それはおそらくブレーキのかけ過ぎによって熱を持ったリムの温度で溶かされたせい。これが見つかったからといって、慌てる必要はなく、サンドペーパー等な優しくこすってあげればよろしい。


最後に、パッドに金属片が刺さっていないかも確認しよう。目に見えるかどうかの小さな金属片は、不可抗力でリムに拾われて、パッドまで運ばれてしまう。もし見つけたら、取り除いてあげよう。


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ブレーキパッドのコンパウンド

リムの材質が変われば、ブレーキパッドの材質もマッチしたものに交換しなければならない。わかりやすいのが、アルミのクリンチャーからカーボンリムホイールへ交換したとき(もしくはその逆パターン)。


ブレーキパッドは、(保障の問題もあるし)メーカー指定のモノを使うほうが賢明だろう。仮に「(サードパーティ製の)高級ブレーキパッドにアップグレードしたい」場合、動画に登場する元プロのサイモンさんいわく、



高価なブレーキパッドを使ったこともあるけど、僕はあまり差は感じられなかったね



と話している。まあ、この辺の感じ方は人それぞれなので、そういう意見もある、くらいに思ってもらえればよいだろう。


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※奥の黒いのが普通のクリンチャー用ブレーキシューで、手前の青いのがシャマルミレ用のブレーキシュー

なお、自分の場合、ホイールをカンパニョーロの「ゾンダ」から「シャマルミレ」に交換したとき、同じアルミクリンチャーホイールだったにもかかわらず、ブレーキパッド交換を余儀なくされた。


シャマルミレのリムは、ふつうのアルミクリンチャー用パッドではなく、専用のものを使わねばならない決まりだった。こういったこともあるので、ホイールを換えるときは、正しいパッドを使えているかはショップのメカニックさんに確認したほうがよい。


パッドがダメになるくらいならまだしも、誤ったパッド選択でホイールを傷つけてしまったら、目も当てられないもんね。


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ブレーキパッドのアライメント

ブレーキパッドを新品に交換したら、パッドの面が正しくリムにあたっているかどうかのアライメント調整をしよう。ブレーキの性能を充分引き出し、安全に走るために欠かせない。


リムに対し、パッドがキレイに面で当たること。リムの上に寄りすぎても、下に寄りすぎてもダメ。ちょうど真ん中に当たるようにしよう。


もしパッドが鳴く場合、進行方向(つまり前方側)の面が後方よりもちょっとだけ先に当たるよう角度をつける。アーレンキーで台座を緩めて、角度調整する。


個人的にこの作業が苦手で、なかなか狙った位置に合わせることができない。非常事態を除いて、自分は必ずメカニックさんにお願いすることをマイルールにしている。命を乗せるパーツなので、専門家に頼んでいるのだ。


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ブレーキケーブル

ブレーキレバーをどれだけ引いたらパッドがリムに当たるようにするかは個人の好みもあって、正解はない。ただ、ひとつだけ確かなのは、ブレーキパッドが摩耗するに連れ、リムに当てるために長い距離を引く必要がある。


調整は簡単で、ブレーキにあるダイヤルでおこなう。とは言え、摩耗がいよいよひどくなってくると、ダイヤル調整でも対処できない。そんなときはアーレンキーでブレーキケーブルをゆるめ、ブレーキパッドを中に(リムに向かって)押し込み、ネジを締め戻す。


この作業も少々慣れが必要だろう。個人的には、この作業もあまり好きではなく、ブレーキに関することはなるべくプロに頼むように自分はしている。要は、自分の技術をあまり信用していないのだ(笑)。


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ブレーキキャリパー

キャリパーも経年劣化してしまうパーツだ。とくにバネがそれに当たる。摩耗がひどくなると、摩擦が増してバネがブレーキレバーを押し戻せなくなってしまうことがある。


ケミカルでなんとかしようとした経験はサイモンさんもあるそうだが、「一度として、戻らなくなったキャリパーブレーキを生き返らせることに成功しためしはない」そうだ。よって、ダメになったキャリパーブレーキはおとなしく交換するのがよいだろう。


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以上、ブレーキのパフォーマンスを向上させるためにできること、でした。


くどいようだが、自分でブレーキをいじることに不安を覚えるのであれば、その直感は多分正しい。素直にプロのお世話になろう。


自分でもできるようになりたければ、やり方をメカニックさんに教わるとよい。ちゃんとしたお店であれば、喜んで教えてくれるはずだよ。

パンクをするのはいつだってイヤなものだ。何度経験しても、「めんどくせーーーー」ってブルーな気持ちになるが、心がけ次第で発生リスクは激減させられる。自転車歴が浅かったころに比べ、5年経過した今ではパンクの発生頻度を4分の1くらいまでは減らせている印象だ。パ ...

パンクをするのはいつだってイヤなものだ。



何度経験しても、「めんどくせーーーー」ってブルーな気持ちになるが、心がけ次第で発生リスクは激減させられる。



自転車歴が浅かったころに比べ、5年経過した今ではパンクの発生頻度を4分の1くらいまでは減らせている印象だ。



パンクが起きる原因と対策について、Global Cycling Network (GCN)がためになる動画を公開していたので、翻訳して紹介しますね。








まず、自転車のパンク原因は大きく3つ。

  • 1.尖ったモノが外部からタイヤとチューブを貫くパターン
  • 2.リムがチューブを内側から傷つけて穴が空くパターン
  • 3.外部の衝撃で、チューブがタイヤとリムに挟まれて穴が空くパターン(いわゆるスネークバイト)


チェックポイントその1 リムテープ

リムテープがフラットかつ満遍なくリム内部をカバーしているか? スポークが通る穴をカバーしていないと、エッジが当たってチューブを傷つける。リムテープに異常があれば即効で付替えよう。



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チェックポイントその2 タイヤ

外側の目に見える摩耗はさほど神経質になる必要はない。パンク耐性は内側のファブリックの質で決まる。チューブ交換する時など、タイヤを外す機会があったら、穴が空いていないかどうかを確認。もし穴が貫通していたら、それは交換のサインだ。


見た目に問題がなくても安心できない。タイヤの内側に尖った金属片などが刺さったままになっている場合がある。指先でタイヤ内部を一周させて、突起物の有無をチェックしよう。指では抜けないくらいガッチリと食い込んでいたら、工具でほじくり出す。

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※勢い良く指をすべらせると、突起物が指に刺さってケガをすることがある。ゆっくり、慎重にね。



パンク原因になる金属片って、びっくりするほど小さいよ。「え!こんなシャープペンシルの芯のかけらみたいなのが原因だったの?」ってことはままある。徐々にタイヤに潜り込み、ゆっくりとパンクを引き起こすいやらしい存在なのだ。金属片の刺さりがないかどうか、チェックを習慣化しておこう。


チェックポイントその3 タイヤの空気圧

正しい空気圧を常に保つこと。正しいとは、「自分にとっての正しい空気圧」という意味だ。乗り手の体重とタイヤ幅でざっくり決まってくるが、一般論として、体重60~70kgの人なら、90~100PSI。80kg以上の体重があれば、110PSIかそれ以上をオススメする。


タイヤの空気圧が保たれていれば、少なくとも上記の3つの原因のウチ、3番のスネークバイトは起きにくくなる。

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※むき出しのマンホール、怖い(夜間は見落とすんだよね……)


タイヤについて、もう少々くわしく

タイヤの選択

どんなシチュエーションを走るかで、どのタイヤが適しているかはおおよそ決まる。タイヤの種類というよりは、幅の選択の問題だ。フラットでキレイな路面であれば、23Cで良いが、石畳とかダート混じりの凸凹な路面であれば、25Cかそれ以上のタイヤが適している。


幅が広い=空気量が多いことを意味し、ひいてはスネークバイトが起きにくいというメリットがある。

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幅広タイヤのトレードオフとして、ウェイトがかさむけれど、転がり性能はむしろ良くなるので、大した問題ではないだろう。


インナーチューブ

動画に登場するサイモン・リチャードソンさん(元プロ選手)は、


軽量化のために軽いインナーチューブを使う人がいるけど、僕はそうはしない。軽いインナーチューブのほうがパンクしやすいから。僕は重さには目をつぶって、安価なブチルチューブを使っている


と語っている。



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※自分はブチルしか使わない。使っているのは「ミシュランのブチルチューブ



ラテックスチューブは乗り心地がいいし、パンク耐性も高いが、個人で意見は変わるので、なんとも言えないところ。ただ、ラテックスは空気が抜けやすいので、日常的な使い方には向いていない。


インナーチューブはタイヤの幅に合わせて選ぼう。細いタイヤ用のインナーチューブを太いタイヤに使うと、タイヤの中で大きく膨れ上がってしまい、結果的にチューブの厚みが不足して、パンクしやすくなってしまう。


チューブレスタイヤ

チューブがないので、スネークバイトは絶対に起きない。パンクには強いタイヤであるが、専用のタイヤとホイールが必須なので、イニシャルコストが高くつくのが玉にキズ。体重が結構ある人だったり、荒れた路面を走る機会が多い人であれば、投資を一考するのも悪くない。


オマケ: 路面の選び方、危険の避け方

マンホールのエッジや穴ぼこを走らないのは当然として、道路の隅を走ることも避けたい。ガラス片や金属片等、パンク原因がたまりやすい場所だから。


もしガラスの上を通過してしまったのであれば、安全な場所に駐車して、タイヤに刺さっていないかを確認しよう。これだけでパンクのリスクは下げることができるよ。

Sokudou


たかがマンホールとバカにしてはいけない。低い角度からみると、けっこう尖っていることがわかるもんね。


ちゃんと心がけている人と、そうでない人ではパンク発生回数が格段に違うというのが自分の印象。3年間パンク無し!って人もいれば、年間で両手では足りない人もいる。心がけで減らせることができるなら、さっそく実践されてはいかがだろうか?
(*^^*)

ロードバイクに乗ってて、ひんぱんに交換するパーツといえば「クリート」ではないだろうか。マウンテンバイク用のSPDはかなり長持ちするが、シマノのSPD-SLとかLOOK、タイムはクリートがむき出しなので、みるみる摩耗する。「半年も持たない」って人が多い印象だ。自分も、LO ...

ロードバイクに乗ってて、ひんぱんに交換するパーツといえば「クリート」ではないだろうか。



マウンテンバイク用のSPDはかなり長持ちするが、シマノのSPD-SLとかLOOK、タイムはクリートがむき出しなので、みるみる摩耗する。「半年も持たない」って人が多い印象だ。



自分も、LOOKを使っていた頃は4~5ヶ月毎に交換していた。ちなみにいまはミニベロもロードバイクも両方SPDにしている。使っているのはシマノの「PD-A600」だ。ミニベロで使って丸3年以上経つが、いまだにクリートはびくともしない。むしろ、シューズのほうが先にダメになりかけている(笑)。

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※新品とボロボロのLOOKペダル



ロードバイクをLOOKからSPDに交換した経緯は、下記記事をお読みくだされ。

関連記事

ロードバイクのペダルをLOOKから『PD-A600』に交換したら、すっごく快適になった

 

ロードバイクのビンディングペダルをLOOKからSPDに交換した結果 【3ヶ月目のインプレッション】



いつもお世話になっている英国のサイクリング動画サイト、「GlobalCycling Network」に、“クリートの交換タイミングの見極め方”の動画があって、勉強になった。翻訳してご紹介しますね。


How To Know When To Replace Your Cleats






クリートの交換タイミングを間違えると、脚のケガにつながる可能性がある

たかがクリートとバカにすることなかれ。クリートが摩耗して薄くなったまま使い続けていると、徐々にポジションが狂ってしまう。



バイクそのものに問題がなくても、クリートが薄くなることで地味にポジションが変わってしまい、クリートを交換したときにイッキにポジション変化が起き、ヒザ等を傷めてしまうことがある。「ギリギリまで使ってやろう」とセコいことは言わず、早め早めの交換を心がけたい。


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見るべきポイントは2箇所

たとえば、シマノとLOOKのクリート構造は似ている。どちらも三角形でそれぞれの頂点がペダルにハマって固定する。チェックすべきポイントは2つあって、ひとつは「ペダルに引っかかる先っちょ」、もうひとつは「ペダルの上に乗るクリートのボディ」だ。



クリートが安全にペダルに固定されているかどうか、クリートがペダルのどの部分に乗っかっているかが大事。



クリートとペダルのコンタクトポイント

一見ボロボロのクリートでも、ペダルに引っかかるツメの部分が極端に薄くなっていなければOK。厚みがあるかぎりは使っても大丈夫。ペダリング中にぐらつきを感じたり、クリートをリリースするのがカンタンになりすぎたら、交換のタイミングだ。


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クリートのボディの厚み

コンタクトポイントよりも大切なのが、プラットフォームとなるクリートのボディ部分。ここが薄くなったり、ナナメに削れてしまうと、ペダルにしっかり固定されなくなる。



さらに、薄く摩耗したままで乗っていると、身体がそのポジションに慣れてしまい、新品に交換したときに身体がびっくりして、故障することもある。ポジションはじつにデリケートなモノなので、変化が大きくならないよう気をつけよう。

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スピードプレイの場合

LOOK、シマノと異なるデザインだが、考え方は同じ。(自分は使ったことがないのでよくわからないが)バネの摩耗が交換のサインとなる。交換の目安としては、5,000~8,000キロでの交換が望ましい。


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クリートの交換方法

まずゼッタイにやってはいけないのが、レース(&イベント)の前日の交換。せめて1週間前には交換は済ませ、体を慣らしておこう。



そして、新品のクリートが手元に届くまでは、クリートを外してはならない。クリートのポジションが微妙に狂ってしまい、元の位置を見つけるのに苦労する。



もともと取り付けられていた位置に正確に載せ替えるには、ちょっとした工夫が必要。用意するのはビニールテープ。4片つくる。ひとつを前に、もうひとつを後ろに、残りふたつをナナメに貼る。ようやくクリートを外してOK。靴底をキレイに拭き取り、ネジにグリスを塗って固着を防止する。

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靴底のマークや溝を信用しない

「靴底にロゴとか溝のパターンがあるからそれをガイドにすればいいじゃん」と思うかもしれないが、靴底のマークはけっこう雑につけられているものなので、信用しない方がいい。



同様に、ネジ穴の位置も左右の靴で完全に対称とはなっていなかったりする。穴の位置も信用しない方がいい。



もし、クリートの取り付け位置が左右で均等になっているか確認するために、定規で計測したいのなら、スタート位置は踵(カカト)から行おう。

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あと、個人的な体験談でいうと、SPDのクリートはむちゃくちゃ長持ちするが、クリートを留めているネジがまれに緩むので、ときどき増し締めしよう。



これまで数回、(ひんぱんに脱着する左足の)クリートが走行中に何度かグラグラになってしまったことがある。なお、LOOKのクリートが緩んだことは一度もない。


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三点で固定するLOOK(&シマノ)に対し、SPDは二点留めなのが理由だと思う。最悪、走行中にペダルから脚を外すことができず、立ちごけしそうになるよ(経験アリ)

ロードバイクやミニベロの「リアホイールの脱着が苦手」って人はいらっしゃるだろうか?自分も本格的に自転車の乗るまでは、「ギザギザ(←スプロケット)がついた後輪なんて、どーやって外すんだ? 外したとしても、複雑すぎて素人じゃ戻せないだろ…」って思い込んでいた ...

ロードバイクやミニベロの「リアホイールの脱着が苦手」って人はいらっしゃるだろうか?



自分も本格的に自転車の乗るまでは、「ギザギザ(←スプロケット)がついた後輪なんて、どーやって外すんだ? 外したとしても、複雑すぎて素人じゃ戻せないだろ…」って思い込んでいた。



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※ホイールを外すのさえ、初心者には一大決心だったりするよね…



ぱっと見は、リアホイールの脱着は(フロントに比べて)ややこしそうで複雑なスキルを要するかのように見える。リアディレイラーを触るのも怖かったりするしね。でも、コツさえつかめば大丈夫。2~3回つけたりはめたりするだけで、すぐにマスターできるよ。



Global Cycling Network(CGN)にわかりやすいレクチャー動画があったので、翻訳しながら紹介しよう。


How To Remove And Replace Your Rear Wheel






リアホイールの外し方

チェーンをいちばん重いギアに移動する

チェーンが外側(トップ側)に行くことで、スプロケットと絡まらずに外すことができる。あと、戻すときもチェーンをあてがう場所がわかりやすい。



脱着に慣れていない頃は、トップ側に移動するのを忘れてホイールを外してしまうこともある。が、心配は無用。ホイールを外したあとでシフターをカチカチとトップまで移動させればいい。



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ブレーキを開放する

ブレーキシューを広げることでタイヤがスムーズに取り外せるのだ。操作はカンタンで、レバーをクイッとひねるだけ。


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クイックリリースを開放する

レバーをひねるだけ。リアホイールの場合、クイックリリースをグルグルと回転させる必要はなく、開放するだけでOK。ホイールそのものの重みで外せるからだ。


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ホイールを外す

左手でトップチューブを握り、右手でリアディレーラーを後ろ方向に引っ張りながらゆっくり持ち上げる。するりとホイールが落ちてくるように外れる。これだけだ。


Hipparu





Hazureru



リアホイールを戻す

やることは上記のそのまま逆。リアホイールを地面に置き、トップ(一番小さな)ギアにチェーンを合わせ、リアディレーラーを下に押し込むと……フレームが下に落ちてホイールがスコッとハマってくれる。



ホイールがフレームに対してナナメになっているとキレイにはまらないので、そこだけ注意ね。


Hamekomu


はめ終わったら、ちゃんと奥まで、かつフレームと平行に装着できているかを確認する。真後ろからホイールを見てセンターになっているかをチェックしたり、BBとチェーンステーの付け根を目視するのもよい。



「なんかアンバランスだな」と思ったら、もう一度外してはめ直すなど、再調整しよう。



Kakunin

※センターになっているかどうか確認




次にクイックリリースを締める。取り外しのとき、回転させていなければ、そのまま締めるだけで適正なテンションがかかっている。どれくらいのテンションで締めるかだけど、馬鹿力で「おりゃ~」っと締め込むのはやり過ぎ。カチカチはダメだし、スコスコもダメ。手のひらでぐっと押し込めるくらいがベストね。



最後に、開放していたキャリパーブレーキのレバーを戻し、ホイールを回転させて平行でありつつ、ブレーキシューにリムが当たっていないかを確認しよう。これで完了だ。



ホイールの脱着ができないと、輪行ができないばかりか、パンクしたときの修理で苦しむことになる。輪行はまだしも、パンク修理ができないのはロードバイクを乗る上で死活問題よ。



真夏や真冬の作業は気温のせいで作業がけっこうなストレスになる。屋外でのパンク修理は時間との勝負。真冬は凍えて指はかじかむ。真夏は熱中症になりかねない。

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最新版 ロードバイクの修理と整備





ということで、ホイール脱着に自信がなければ、家で何回か練習してみましょう。なーに、3回も脱着したら身体が覚えてくれますよ。