サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロ、小径車について、徹底的にユーザー視点で初心者向けに解説するブログ。パーツのインプレッションや輪行のコツも取り上げます。

2015年10月

ロードバイクにハマるとは、すなわちカスタマイズに没頭することを意味する。お金に余裕のある方であれば、資金力に物を言わせてフル・デュラエース化したり、高価なディープカーボンチューブラーホイールを装備したりすることができるが、大半の方々はそうではないはず。だ ...

ロードバイクにハマるとは、すなわちカスタマイズに没頭することを意味する。お金に余裕のある方であれば、資金力に物を言わせてフル・デュラエース化したり、高価なディープカーボンチューブラーホイールを装備したりすることができるが、大半の方々はそうではないはず。



だからこそ、「ホイールを新調すべきだろうか?」と逡巡したり、「コンポは105とアルテグラのどっちがよいのだろうか?」と自問自答することになる。



しかし! お金がなくてもカスタマイズは可能。大金を投下せずともロードバイクをアップグレードできる10個のノウハウを、Global Cycling Network(GCN)が紹介していたので、翻訳してお届けするね。



今回は前半の5個を紹介するよ。

その2はこちら








1.タイヤ

ホイールやコンポーネントをいじるよりも先に、タイヤ交換がオススメ。安い割に、走りへの影響が大きいからだ。レース用の軽量タイヤ、練習用の耐久性が高いタイヤ、それと太さも影響する。自分は23Cしか使ったことがないが、25Cを使うプロ選手も増えてきている。



今使っているのはPanaracer(パナレーサー) RACE L Evo2だが、次回は25Cを試してみようかと検討中だ。タイヤ交換が走りを変えるのは、ロードバイクに限った話ではなく、ミニベロでも同じである。


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パナレーサーRACEのLで三本ローラーを漕いだら衝撃体験を味わった



2.インナーチューブ

一般的にはラテックスのほうが、ブチルよりもパンクには強いと言われている。しかし、パンクするときはどっちにせよしてしまうものだ。高いチューブを長期間使うよりも、安価なチューブをこまめに交換するほうが、パンクに遭遇する確率は低いだろう。



ちなみに自分は「一度パンクしたチューブはパッチ修理せず、新品と交換する」と決めている。以前は「もったいないよな?」と感じて、パッチを当てて繰り返し使っていたのだが、あまりにもパンクが頻発しまくったので懲りた(笑)。チューブ交換で走りができ的に変化はしないだろうけど、パンクと無縁のロードバイクライフは実に快適だよ。

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なお、2015年のロードバイクでのパンクは、10月時点で1回だけである。(原因は尖った金属が刺さったため)




3.ハンドルバー

ハンドルの交換は、軽量化目的よりも(自分にマッチした)形状のものに交換することにより大きな意味がある。幸いなことに、アルミ製でもカーボン製と大差ない軽さのモノはあるし、価格もかなり抑えられている。



あと、重要なのがハンドル幅。自分はコントロール性を重視したいので、「肩幅よりもやや小さめ」の40センチのものを使っている。

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高級なモデルではなく、フィットしたアルミ製に替えるだけでも、走りを変えてくれるのだ。



4.ワイヤー類

ワイヤー類は過小評価されているが、操作感に大きく影響する。ロードバイクで走っていて、何が気に障るかって、ブレーキングやシフティングの操作がしっくりこないこと。ブレーキングがしっかりできないのは論外だけど、シフトチェンジが思うように決まらないのもけっこうなストレスになるし、走るモチベーションに関わってくる。



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インナーチューブと同じで、高いワイヤーを長く使うよりも、廉価版をこまめに交換しながら乗るほうが、末永く快適なロードバイクライフを楽しめるだろう。



5.サドル

高価なサドルであればあるほど、良いとは限らない。価格と軽さは比例するが、自分のお尻にフィットするかどうかは別問題。よって、現在使っているサドルが合わないと感じるのなら、値段で絞り込むのではなく、形状やサイズをいろいろ試して決めるのが良いだろう。



サドルを複数買ってとっかえひっかえ試すのは現実的ではないので、周囲の仲間のバイクに跨がらせてもらうのが手っ取り早い。安いものでも、お尻にマッチするサドルは十分にあるはずだ。


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ちなみに自分は試行錯誤の末、ミニベロもロードバイクもセライタリアの「SLR FLOW Ti316」にしている。両方ともいい感じにヘタってきているので、そろそろ交換したいなとは思っている。



同じモデルにしておくのが確実なのはわかっているが、なんとなく新しい物に挑戦したい気持ちもある。ただ、形状は大きく替えるつもりはない。


あわせて読みたい

セライタリアの「SLR FLOW Ti316」のインプレッション

ロードバイクをアップグレードするノウハウ【GCN動画より】 ~その2~

自転車をこれらから始めようと考え中の女性の方は、「車道が怖い」のではないだろうか。ママチャリで歩道を走り慣れている方なら、なおさらだと思う。車やトラックがバンバン追い抜いていく車道を走るのは、けっこうな決心が必要だよね。オクサマも初めはそうだった。ボード ...

自転車をこれらから始めようと考え中の女性の方は、「車道が怖い」のではないだろうか。



ママチャリで歩道を走り慣れている方なら、なおさらだと思う。車やトラックがバンバン追い抜いていく車道を走るのは、けっこうな決心が必要だよね。



オクサマも初めはそうだった。ボードウォークを買って、いざサイクリングに行こうとなったまではよかったものの、「車道はヤダ」と言って譲らない。


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※車道を走らずにどうサイクリングするつもりだったのだろうか……



「広い車道を走るから」とか、「交通量の少なめの道を選んだよ」となだめてもダメ。


「だって怖いもん (´・ω・`)」のひと言で、すべてが却下される。



これではサイクリングに行けないではないか…。ミニベロを買ってどうするつもりだったのかを尋ねたら、「歩道を走ればいいじゃん」とのこと。この答えにはズッコケてしまった。


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しかし、幸いにして自宅そばに芝川サイクリングロードがあったので、芝川沿いに走り、荒川に出ることができる。途中、横断歩道を数か所通過する必要はあるが、ほぼ車道を走らずに荒川(みはらし茶屋)までたどり着ける。みはらし茶屋を起点に秋ヶ瀬公園に向かったり、スカイツリーを見物しに行っていた。



で、どこに行こうとも、必ずみはらし茶屋まで戻り、そこから芝川サイクリングロードを走って自宅に戻る。このルートでない限り、オクサマは頑なにサイクリングをしようとしなかった。(「どんなに距離が伸びようとも、車道を走る恐怖よりはマシ」だったそうな)



いまでは車道にも慣れて、都内一周(70キロ程度)のサイクリングはできるようになったが、ここまで来るにはけっこうな時間がかかったのも事実。



そこでオクサマに、「具体的に、車道の何が怖かったの?」と問うてみたら、こんな答えが返ってきた。きっと、似たような問題(?)を抱えたご夫婦&カップルの参考になるかもしれない。


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※皇居(桜田門)にて



1.後方から(車やバイクに)猛スピードで追い抜かれるのがおっかない

死角から勢い良く追い抜かれるのが未体験で怖かったとのこと。たしかにこの気持ちは分からないでもない。



じつは、自分もミニベロに乗り始めて3ヶ月は都内を走ることができなかった。都内の交通量を見て、「こんなとこ走るの、自殺行為に等しくないか??」と恐れおののいたのだ。



今でも鮮明に覚えているが、ミニベロを買って3ヶ月目、それまで荒川と芝川のサイクリングロードしか走ったことがなかったのだが、意を決して一人で荒川大橋を越えてみた。



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赤羽岩淵駅前までたどり着いたんだけど、ダンプとトラックがけっこうなスピードで疾走するのを見て、「アカン、これ以上進めない……」と恐れおののき、そのままスゴスゴと引き返ってきたことがある。



慣れるとなんてことないけど、いきなり都内の交通量の多い国道を走るのはお勧めしない。まずは近所の交通量の少ない県道などから始めると良いと思う。


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2.車道のどこを走ればいいのかわからなくて落ち着かない

車道に慣れていない人の傾向として、“極端に歩道寄りを走る”がある。理由はカンタンで、車が怖いから無意識に距離を開けようとするのだ。しかし、車道のもっとも左寄りは自転車で走るのに適していない。というか、そもそも自転車や車の走行を意図したものでもない。



さらに、石ころや砂利が雨水で流されてきているし、ガラス片まで落ちていたりする。自転車好きには「道路の左隅を走るとパンクしやすいから避ける」のは常識だが、オクサマはそんなこと関係無かった。少しでも車と離れたかったのだそうだ。



「もっと車道の方を走りなよ。端っこだと危ないよ」と何度も伝えたものだが、なかなかオクサマは恐怖心が消えず、思い切り左端をノロノロと走っていたものだった。


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オクサマには再三再四、

  • 隅っこはパンクリスクが高まる
  • 自転車は車道を走ってもよい
  • 車からちゃんと認識されるよう、堂々と車道を走るほうがよい(ビクビク走られるほうが、むしろドライバーにはジャマ)
  • 後方の目視チェックをこまめにすべし


と伝えてきた。



ちなみに、自転車を運転しながら首をひねって後方確認する作業も、オクサマは怖がっていた。車のバックミラーに慣れきった人にとっては、いちいち振り返る動作すら「難しい」と感じてしまうものだそうで、今もあまり得意ではないそうな。


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3.車のサイドミラーに引っ掛けられそうで怖い

ボードウォークのハンドルはフラットバーだ。しかもデフォルトは(あらゆる身長に対応できるよう)かなり幅が広めになっており、たしかにハンドルが接触しそうで怖いと感じることがある。



自分のDahon(ダホン)のMu は早々にブルホーン化して、ハンドル幅を肩幅以下にしたため、狭い場所でも安心して走れるのだが、フラットバーではそうもいかない。



このことにはオクサマ本人も自分も長年気づけなくって、購入後4年以上経ってから、「ハンドルは広すぎて腕が疲れるんだけど、アタシの乗り方が悪いのかな…?」と相談を受けた。



「たしかにお前の言うとおりだわ。しかし、よくこの状態で4年以上も乗ってたな」って言ったら、「だって、自転車ってそういうものって信じて疑ってなかったんだもの」と返事が。


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※広すぎたハンドル幅をカットすることに



(初心者や一般女性など)自転車に詳しくない人は、与えられた状態のまま乗るのが当たり前であり、ポジションをいじるなんて思いつかないし、「パーツを切断する」なんて常軌を逸した行動は考えもつかないものなのだ。



で、ハンドルバーの両端とハンドルポストを、オクサマの体格にあわせて数センチ切断した。その様子は下記記事をどうぞ。

↓↓↓↓↓

関連記事

ハンドルバーを切断したおかげで、都内の車道をスイスイと走れるようになった話

オクサマ(身長146センチ)のために、ボードウォークのハンドルを大胆に切断



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ハンドルバーの短縮化が、じつは一番効果があった。



「車が怖い」、「どこを走ればいいかわからない」という最初の2つの理由は、つまるところ「(右手の)ハンドル先端がサイドミラーに引っかかりそう」に帰結していたのだ。この問題を解消したことで、オクサマは自信を持って車道を走れるようになった。いままでの説教と指導はなんだったのだ…とアゼンとするレベルである。


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※大喜びのオクサマ



恐怖心の根っこは、意外な部分にあったりすることをオクサマから学ばせてもらった。



男性諸氏におかれましては、(奥さんや彼女等)の発する「なんか、ヤダ」とか、「うまく言えないけど、乗り気じゃない」という言葉の裏に潜む、真の原因を根気よく探っていただきたい。もしかすると、我が家のように、本人すら気がついていないことが原因だったりすることもあるからだ。

サイクリングから帰ってきたとき、みなさんはどんな栄養補給をされていらっしゃるだろうか?自分は、アミノバイタルを飲み、バナナかおにぎりで空腹を満たすパターンが多かった。ある日、オクサマが「ロングライド後は、プロテインを飲んだほうがいいんじゃない?」と提案し ...

サイクリングから帰ってきたとき、みなさんはどんな栄養補給をされていらっしゃるだろうか?



自分は、アミノバイタルを飲み、バナナかおにぎりで空腹を満たすパターンが多かった。ある日、オクサマが「ロングライド後は、プロテインを飲んだほうがいいんじゃない?」と提案してきた。


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※たまに焼きおにぎりを作ったり



(´・ω・`) 
「プロテインなんて、ボディビルダーさんらが筋肉を増強させるために飲むためのモノであって、いくら100キロ走ったからといってサイクリングごときで飲むのは大げさじゃない?」



( ̄ー ̄)
「疲労した身体を回復させるには、ある程度の量のタンパク質が必要だよ。ちゃんと栄養補給しないと筋肉が落ちちゃうよ」



ちなみにオクサマは以前、ゴリゴリ系のスポーツジムでトレーナーとして勤めていたので、栄養素とか筋肉についてはアスリート並に詳しい。よって、そっち方面の話については、全面的に信用している。


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※我が家のキッチンには、数種類のプロテイン常備されている



たしかに、おにぎりとバナナではタンパク質は不足しているだろうし、8~9時間走ってヘロヘロな状態にアミノバイタル一袋では少々心もとない。



ということで、プロテインを飲んでみることにした。44年間生きてきて、人生初のプロテインである。



作り方はカンタンで、粉をカップに入れ、溶かして飲むだけ。


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(´・ω・`)
「冷水でちゃんと溶けるの?粉っぽいのイヤなんだけど」



( ̄ー ̄)
「大丈夫。しっかり振ればちゃんと溶けるよ。あと、ぬるい水で飲むプロテインはマジで不味いよ」



飲んでいるのはグリコの「ホエイプロテイン」(ストロベリー味)。オクサマの気分で味は変わる。「いろいろ試した結果、ストロベリーに落ち着いた。プレーンも悪くないけど」らしい。まあ、どうせ何を飲んでも美味しいわけはないって割り切っているので、自分は味に興味はない。



付属スプーンですり切り2杯をフタ付きのコップに入れ、冷水を200ミリリットル注ぐ。フタを閉めてよく振る。


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※うむ、たしかに一瞬で溶ける。



恐る恐る飲んでみた。



オクサマは「グリコのは総じて味が良い。知り合いのビルダーさんの間でも評判がいい」と評価しているんだけど、柔らかめのバリウムみたいな喉ごしが気持ちよくない。



「あれこれ工夫して、なんとか飲めるレベルに着地させました」ってメーカーの努力の跡は感じられる。しかし、「うまいか?」と訊かれたら、全力で「NO」と答えるね。



飲んだあとは、すかさずうがいで口の中を洗う。でも、まあ青汁的な「オエッ感」はさすがにないので、苦もなく継続できている。どうせ、飲むのは一瞬で終わるし。



プロテインを飲み始めた効果かどうかはわからないのだが、翌日は快調な気がする。疲れが残っていないというか、翌日も「ロングライドに行けちゃうな」くらいの気力が回復してくれているのだ。


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※こういうフタ付きの専用カップがあると計量しやすく、溶かしやすい



あと、驚いたのが「不思議とお腹が空かない」のだ。昼食を食べる暇もないくらい予定が重なって、忙しかった土曜に、しかたなくプロテイン一杯飲んでおいたのだが、夕飯まで空腹感に襲われなかった。オクサマは「それ、プロテインの効果だよ」って言ってた。



ただ、基本的に“栄養は食事から摂るべき”だと思っているので、プロテインは常用せず、三本ローラーでがっつり漕いだ後や、50キロ以上のライドの後にだけ飲むようにしている。


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※なるほど、タンパク質含有量はスゴイ


プロテインに関する疑問を、オクサマにぶつけてみた。

Q いつ、どんなときに飲んでいるの?
A 1時間のワークアウト後に飲んでいるよ。
※オクサマは毎朝、エクササイズビデオを見ながら運動している


Q 有酸素運動後でも飲んでいいの?(筋トレ後に飲むものじゃないの?)
A 有酸素のほうがカロリーは消費しており、身体を回復させるためにむしろプロテインは必要


Q じゃあ、軽いウォーキング後も?
A さすがに20分程度のウォーキング後くらいでは飲まないね


Q 1回の運動あたり、どれくらい飲めばいい?
A メーカー指定はだいたい1杯(200ミリリットル)。グリコのホエイプロテインの1回の摂取量の目安は、付属スプーン3杯(約20g)だよ。


Q 1日2回運動したら、そのたびに飲む?
A 飲む。筋肉を回復させるため。夜に運動したら、就寝前に飲む。


Q 飲み過ぎたら逆に太るんじゃ?
A 1杯100カロリー前後がほとんどなので、よほどじゃない限り大丈夫。ただ、タンパク質の摂取をプロテインだけに頼っちゃダメ。基本は食事から


Q どーゆーアミノ酸配合がいいの?
A バリン、ロイシン、イソロイシンの割合が1:2:1がベスト


Q 味はどのメーカーのが美味しいの?
A ビルダーの間では、「グリコが味も配合バランスもよい」って評判だけど、どれも大差ないと思う


Q 不味いのもあるの?
A まずくはなかったけど、とあるメーカーの美容系のプロテインを試したら、顔に吹き出物が出た。飲むのを止めたらすぐ消えたけど


Q なにそれ怖い
A 美容系添加物を混ぜまくってて、その匂いを消す&味を整えるためにさらに添加物が追加されていたのが理由だと思う。もう飲んでいない


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※ヒルクライム後はむっさ効く



いろいろ試した結果、グリコがベストという結論なのだそうな。ということで、オクサマのアドバイスに従ってグリコのホエイプロテインを飲み続ける予定。あんましおいしくはないけど……(笑)。

カナダ発のハイテクスポーツアイウェア、「Recon Jet」にアクションカメラのContour+2を接続し、バックモニターとして使ってみる実験の第2弾。日本国内の総代理店である、株式会社美貴本さんにRecon Jetをお借りし、実際に公道を走ってみた。 関連記事 レコンジェット ...

カナダ発のハイテクスポーツアイウェア、「Recon Jet」にアクションカメラのContour+2を接続し、バックモニターとして使ってみる実験の第2弾。



日本国内の総代理店である、株式会社美貴本さんにRecon Jetをお借りし、実際に公道を走ってみた。

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関連記事

レコンジェット(Recon Jet)&コンツァー+2(Contour)を組み合わせて、自転車用バックミラーを作ってみた ~その1~



ヘルメットに”後ろ向けに取り付けた”コンツァー+2(Contour)の映像をReconJetのディスプレイに映してみたのだが、家の周りを試走した感じでは上々の出来であった。


で、実際に公道を走ってみた動画こちら。






以下、感想をまとめてみたよ。




頭にオモリが乗っかっているかんじ

小型カメラとはいえ、155グラムのContour+2がヘルメットに乗っているのは「嫌ではないが、気にはなる」レベル。ただでさえ軽量ヘルメットのPrevail(スペシャライズド)なので、感じ方の落差が激しかっただけかもしれない。



100キロ以上のロングライドをこの方法で走りたいとは思わないが、街中を走る通勤や70キロ程度の軽めのライドでなら気にならないね。

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映像が左右で逆に映る

上記の動画が、ReconJetの(眼の)右下のディスプレイに映しだされる。映像は車のバックミラーのそれとは異なり、左右が反転しているのだ。



この逆転現象が実際に公道で使ったときにどう影響するのか? 頭がこんがらがって、危険ではないか?と心配しながら恐る恐る試してみたのだが、結論を言うと「ぜんぜん問題なし」だった。

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バックミラー以上に機能する

Contour+2はかなり広角で写し出してくれるため、広い範囲にわたった映像が見れる。これは非常に見やすく、手に取るように後方視界が確保される。車が接近してくる様子がまるわかり。バックミラー以上に便利だ。



自転車のハンドルに取り付けるバックミラーって、面積が小さいのに加えて湾曲な作りになっているので、距離感がつかみにくいよね。



段差を乗り越えたときに映像がブレることもなく、首を振っても目が回るようなことはない。それと、無線接続による映像のタイムラグはほぼないのもGOODだった。いくら映像が鮮明でワイドであっても、1秒以上前の情報では違和感があるし危険だ。そういう意味では、実用性は極めて高いと感じた。


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ただし、後方確認の際は目視と併用し、頼りきらない

もちろん、映像だけに頼ってしまってはダメ。前を走るママチャリを追い越すとき、振り向いて車が来ていないかどうかを確かめるものだけど、このときディスプレイに車が映っていれば、「おっと、危ない。車が通り過ぎるまでママチャリの追い越しは控えよう」と判断できる。



よって、振り返る手間がなくなるのだ。決して、「ディスプレイに何も映っていない、よし行ける!」という使い方はしないように。



あくまで、「(車やバイクが迫っていないか確かめるために)振り返る→車が来てた→車を先に行かせる」というプロセスを減らす目的でお使いいただきたい。

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バッテリー稼働時間は長くはない

残念ながら、バッテリー稼働時間は長くない。ブルートゥース接続した映像を延々とディスプレイに送るには、ReconJetとContour+2の電池をかなり消費させる。



今回の作業をしようとすると、ざっと1時間前後しかもたない。電池残量を気にせず乗るには、まだテクノロジーが追いついていない印象だ。


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個人的な希望&将来の展望

機能性はまったく問題ない。むしろ、予想以上によく見えるので、いい意味で期待を裏切られた。自転車の後方視界をサポートする方法として、ReconJetとCONTOUR(等のアクションカメラ)を組み合わせるのはアリだと思った。



ムチャな希望を承知で書くと、理想はアイウェアとカメラが一体型になっており、かつバッテリーがせめて丸1日(4~5時間)持続するとありがたい。もしくは、ヘルメットにカメラが内蔵されていてもいいね。


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今後、普及のカギになるのは、、、

  • 機材の軽量化」…重さは自転車にはマイナスにしかならない

  • バッテリーの持続時間延長」…日帰りサイクリングは短くて4時間、長くて8時間なので

  • 設定作業の省略&簡略化」…ワイヤレスの接続&設定作業はメカ音痴な人にはハードルになる

  • 物々しくないウェアラブルさ」…身につけていることを忘れるくらい自然な装着感


あたりではないだろうか。




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ところで、ここでひとつ大きなニュースが。9月28日にReconJetの価格が88,800円(税抜)から64,500円(税抜)に値下げされたそうな。



「(税込で)10万円近くの大金は、ふつーのサラリーマンの自分では手を出しにくい……」って思っていたが、これでお求めやすくなったね。オークリーのようなハイエンドなアイウェアを買うか、ReconJetにするかで悩むのもいいかもしれない。



なお、輸入元の美貴本さんは「サイクルモード2015」に出展するそうで、記念プレゼントキャンペーンを実施することになったそうな。Recon JETのブースに行って、ブースの写真をFacebookやTwitterにアップすると、ReconJetやTシャツが当たるんだって。うーむ、これは見逃せないではないか…。

※ちなみにサイクルガジェットは、サイクルモード2015(幕張開催分)を取材してくる予定です!(^^)



株式会社美貴本さん、ReconJet と Contour を試用させていただき、ありがとうございました!





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『第34回 東京ブロガーズミートアップ』に参加してきた。今回のテーマは「好きなブログを褒めちぎろう」である。ブログに対するほかの人の「嗜好、思考、重み付け」がわかるので、こういう会って意外な発見があるんだよね。それと、自分が好きなブログを他人に紹介することで ...

『第34回 東京ブロガーズミートアップ』に参加してきた。



今回のテーマは「好きなブログを褒めちぎろう」である。ブログに対するほかの人の「嗜好、思考、重み付け」がわかるので、こういう会って意外な発見があるんだよね。



それと、自分が好きなブログを他人に紹介することで、「自分ってなぜこのブログが好きなんだろう」って客観的に考えるキッカケにもなる。

東京ブロガーミートアップとは

ブロガーがブロガーと出会い、ブログを書く考え方と出会い、そしてブログを成長させて新しい世界と出会うことを目指す、ブロガーの勉強会。



実際、会で紹介された10個以上のブログは1つを除いて全部知らないものばかり。旅行とかガジェット系、雑多ニュース系ブログを自分はあまり読まないから知らないだけで、その世界ではかなり名のしれたブログらしい。後でゆっくり拝見させていただくつもり。



ちなみに、他の参加者が紹介したブログの中で、唯一自分が知っていたのが「ももねいろ」。お金(&節約)、育児、仕事、家、人生の様々な悩みの解決のためのブログである。レシピとか時事ネタを取り上げることもあり、どんな記事がアップされるかが当日までわからない。それが逆に面白さと味になっている気がする。



書いているのは、38歳の主婦&フリーランスなのだが、自分もRSSリーダーに登録して毎日読ませてもらっている。



一人の主婦が、背伸びをせず、女性ならではの優しさを込めて書いている雰囲気がえもいわれず良くって、うまく説明できないが自分も好きなブロガーさんだ。




さて、自分が東京ブロガーズミートアップでは、個人的に好き(というかリスペクトしている)人を紹介した。ブロガーではなく、ユーチューバーなのだが、ブログ・ライティングにも通じる部分があったので紹介させてもらったのだ。



そのユーチューバーはノースカロライナ在住の24歳のアメリカ人。大学を1~2年ほど前に卒業して、社会人になって間もないカイル・リンジーさんという男性。

Aboutheader

※画像引用元はSAABKYLE04



彼が運営するのが「SAABKYLE04」というYouTubeチャネル。扱っているのは自動車のレビューのみ。実家が自動車ディーラーということもあり、幼少期から車に囲まれて育った結果、カイルさんも車好きになってしまった。



大学在学中に、「暇つぶしに」と実家の車を手持ちのデジカメで動画撮影しては、YouTubeにアップしていたのだ。それで有名になろうとか、お金を稼ぎたいとは露ほども考えておらず、純粋に車が好きだっただけ。



ところが、これがなぜか評判になり、アクセスが伸びていく。カイルさんは手応えを感じ、次第に車の撮影とレビュー動画作りにのめり込んでいく。



実家のディーラーだけでは飽きたらず、ついに家を飛び出して近所のカーディーラーに「YouTubeで紹介したいので、車を撮影させてほしい」と頼んで回ることになった。


※カイルさん自己紹介ビデオ


お客でも何でもない、ただの車好きの学生の相手をするほどカーディーラーもヒマではない。最初は門前払いを喰らうこともあったそうな。



しかし、彼はめげずに「自分のチャネルがけっこうな人気である」、「かなりのビューを稼いでいるのでお店のPRにもなる」と訴え続け、ひとつ、またひとつと許可をとって回ったのだ。うーむ、なかなかの行動力の持ち主だ。



しかも、彼はカーディーラーから一切の謝礼を受け取らない。彼の動画のおかげで商談が増え、販売が伸びているディーラーはたくさんあるが、カイルさんは「それは僕の関知することではないから」と気にも留めない。彼は、ただ純粋に車を撮影してネットで紹介したいだけなのだ。



そんなカイルさんの運営する「SAABKYLE04」の登録数は約80万(2015年10月時点)ある。日本のユーチューバーのトップクラスのヒカキンとかはじめしゃちょーには及ばないが、かなりのクラスであることは間違いない。



しかも、自動車レビュー動画というニッチなセグメントでこの実績は素晴らしいという他ない。もちろん、自分も登録して、彼からの動画を楽しみに待っている。


※TV局に取材されたときの映像



なお、アメリカ国内の「自動車レビュー動画のチャネル」は群雄割拠で、多数の企業も参戦しているのだが、そのほとんどにカイルさんは(登録数で)勝っているのだ。



たった一人で撮影、編集、交渉、運転しているカイルさんが、企業より評価されているのは、興味深いと同時に「ネットの世界では、個人も企業も関係ない。個人だって、工夫次第で評価されることは可能だ」ということに気付かされるのだ。



カイルさんは「大手企業と正面から勝負しても面白く無い。僕は差別化を図りたいし、この分野でパイオニアになりたいんだ」と語っている。2つの差別化法もを持っており、彼は「徹底的にディープで先入観のないフラット目線な動画を作る」ことにこだわっている。




※ときには自動車に乗りながらナレーションしたり



彼の動画はムチャクチャ長い。大手企業のチャネルがせいぜい10分以下のところ、彼は30分前後、長いときで40分以上も1台の車を重箱の隅をつつくように細かくレビューしてくれる。ここまでやる企業はまずない。これがひとつめの彼の強み。



もう一つが、バイアスが一切かかっていないという点だ。彼はディーラーやメーカーから貸出車を提供されても、報酬を受け取らない。それが動画内容の信頼性を担保してくれている。「感じたことを、感じたまま、率直にレビューしてくれる」という強固な評価を得ているのはそのためだ。


※奥さんもいっしょに登場して、近況を語ったり



ここが、(仕事としてレビューしている)企業がどうしても勝てない彼だけの強みだ。では彼はどのように収益を上げているのかというと、察しの良い方はおわかりだろう、YouTubeからの広告収入である。そのお金でもって、彼は4台のマイカーを持てるくらいにはなったそうな。まあ、それくらいの仕事はしているので何の問題もないだろう(笑)。



さらに面白いのが、自動車レビューユーチューバーのカイルさんの本業はこれではない。本業はフルタイムの薬剤師だ。月〜金は普通に仕事をし、休日を使って交渉、貸出、撮影、編集、公開、ソーシャルシェア、取材をこなしている。



「休みはほとんどないよ」と笑うカイルさんだが、その表情に辛さはみじんも感じられない。楽しくて仕方がない様子だ。



彼の「企業にできないことをする」という差別化の視点は、多くのブロガーさんの参考になるのではないだろうか。自分は大いに触発されたよ。




※フィアットユーザーとしては気になる「500X」を延々とレビューしたり




そして行動力もあっぱれである。活動初期のころは、ディーラーの相手にされなかったり、周囲から「何やってんの」とか「くだらない」とバカにされたりもしたそうだ。母親ですら「意味のない、時間の無駄な行為をし始めた……」と呆れていたとのこと。まあ、ふつうの母親世代の感覚からしたら、そうかもしれないけれど(笑)。



このような障害を乗り越えて今がある。千里の道も一歩からとはまさにこのこと。自分も、カイルさんの爪の垢を煎じて飲ませていただきたいくらいである。



自分が好きなユーチューバーさんを熱く紹介してしまったが、『東京ブロガーズミートアップ』はいつ参加してもたいへん勉強になる。主催者のみなさま、参加させていただき、ありがとうございました!

ロードバイクに乗ってて、ひんぱんに交換するパーツといえば「クリート」ではないだろうか。マウンテンバイク用のSPDはかなり長持ちするが、シマノのSPD-SLとかLOOK、タイムはクリートがむき出しなので、みるみる摩耗する。「半年も持たない」って人が多い印象だ。自分も、LO ...

ロードバイクに乗ってて、ひんぱんに交換するパーツといえば「クリート」ではないだろうか。



マウンテンバイク用のSPDはかなり長持ちするが、シマノのSPD-SLとかLOOK、タイムはクリートがむき出しなので、みるみる摩耗する。「半年も持たない」って人が多い印象だ。



自分も、LOOKを使っていた頃は4~5ヶ月毎に交換していた。ちなみにいまはミニベロもロードバイクも両方SPDにしている。使っているのはシマノの「PD-A600」だ。ミニベロで使って丸3年以上経つが、いまだにクリートはびくともしない。むしろ、シューズのほうが先にダメになりかけている(笑)。

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※新品とボロボロのLOOKペダル



ロードバイクをLOOKからSPDに交換した経緯は、下記記事をお読みくだされ。

関連記事

ロードバイクのペダルをLOOKから『PD-A600』に交換したら、すっごく快適になった

 

ロードバイクのビンディングペダルをLOOKからSPDに交換した結果 【3ヶ月目のインプレッション】



いつもお世話になっている英国のサイクリング動画サイト、「GlobalCycling Network」に、“クリートの交換タイミングの見極め方”の動画があって、勉強になった。翻訳してご紹介しますね。


How To Know When To Replace Your Cleats






クリートの交換タイミングを間違えると、脚のケガにつながる可能性がある

たかがクリートとバカにすることなかれ。クリートが摩耗して薄くなったまま使い続けていると、徐々にポジションが狂ってしまう。



バイクそのものに問題がなくても、クリートが薄くなることで地味にポジションが変わってしまい、クリートを交換したときにイッキにポジション変化が起き、ヒザ等を傷めてしまうことがある。「ギリギリまで使ってやろう」とセコいことは言わず、早め早めの交換を心がけたい。


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見るべきポイントは2箇所

たとえば、シマノとLOOKのクリート構造は似ている。どちらも三角形でそれぞれの頂点がペダルにハマって固定する。チェックすべきポイントは2つあって、ひとつは「ペダルに引っかかる先っちょ」、もうひとつは「ペダルの上に乗るクリートのボディ」だ。



クリートが安全にペダルに固定されているかどうか、クリートがペダルのどの部分に乗っかっているかが大事。



クリートとペダルのコンタクトポイント

一見ボロボロのクリートでも、ペダルに引っかかるツメの部分が極端に薄くなっていなければOK。厚みがあるかぎりは使っても大丈夫。ペダリング中にぐらつきを感じたり、クリートをリリースするのがカンタンになりすぎたら、交換のタイミングだ。


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クリートのボディの厚み

コンタクトポイントよりも大切なのが、プラットフォームとなるクリートのボディ部分。ここが薄くなったり、ナナメに削れてしまうと、ペダルにしっかり固定されなくなる。



さらに、薄く摩耗したままで乗っていると、身体がそのポジションに慣れてしまい、新品に交換したときに身体がびっくりして、故障することもある。ポジションはじつにデリケートなモノなので、変化が大きくならないよう気をつけよう。

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スピードプレイの場合

LOOK、シマノと異なるデザインだが、考え方は同じ。(自分は使ったことがないのでよくわからないが)バネの摩耗が交換のサインとなる。交換の目安としては、5,000~8,000キロでの交換が望ましい。


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クリートの交換方法

まずゼッタイにやってはいけないのが、レース(&イベント)の前日の交換。せめて1週間前には交換は済ませ、体を慣らしておこう。



そして、新品のクリートが手元に届くまでは、クリートを外してはならない。クリートのポジションが微妙に狂ってしまい、元の位置を見つけるのに苦労する。



もともと取り付けられていた位置に正確に載せ替えるには、ちょっとした工夫が必要。用意するのはビニールテープ。4片つくる。ひとつを前に、もうひとつを後ろに、残りふたつをナナメに貼る。ようやくクリートを外してOK。靴底をキレイに拭き取り、ネジにグリスを塗って固着を防止する。

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靴底のマークや溝を信用しない

「靴底にロゴとか溝のパターンがあるからそれをガイドにすればいいじゃん」と思うかもしれないが、靴底のマークはけっこう雑につけられているものなので、信用しない方がいい。



同様に、ネジ穴の位置も左右の靴で完全に対称とはなっていなかったりする。穴の位置も信用しない方がいい。



もし、クリートの取り付け位置が左右で均等になっているか確認するために、定規で計測したいのなら、スタート位置は踵(カカト)から行おう。

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あと、個人的な体験談でいうと、SPDのクリートはむちゃくちゃ長持ちするが、クリートを留めているネジがまれに緩むので、ときどき増し締めしよう。



これまで数回、(ひんぱんに脱着する左足の)クリートが走行中に何度かグラグラになってしまったことがある。なお、LOOKのクリートが緩んだことは一度もない。


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三点で固定するLOOK(&シマノ)に対し、SPDは二点留めなのが理由だと思う。最悪、走行中にペダルから脚を外すことができず、立ちごけしそうになるよ(経験アリ)

自転車に出会ったのが2010年10月の5年前だったのだが、最初の2年間近くはウェアの知識もほぼなく、私服とかサッカーウェアで走っていたのだが、徐々にサイクリング専用のウェアを着用するようになった。 (羞恥心のせいで)まだビブショーツは試せていないけど、それ以外は ...

自転車に出会ったのが2010年10月の5年前だったのだが、最初の2年間近くはウェアの知識もほぼなく、私服とかサッカーウェアで走っていたのだが、徐々にサイクリング専用のウェアを着用するようになった。



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(羞恥心のせいで)まだビブショーツは試せていないけど、それ以外はほぼ購入してきたような気がする。



上から順に「サイクルキャップ」、「(半袖)サイクルジャージ」、「秋冬用アウター」、「ウィンドブレーカー」、「(季節に合わせた)専用インナー」、「アームカバー」、「グローブ」、「」、「(パッド付き)インナーパンツ」、「(七分丈とか五分丈の)サイクルショーツ」、「レッグカバー」、「サイクリング用ソックス」である。


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じつは、長袖のサイクルジャージだけはまだ買ったことがない。なぜなら、必要性がないと感じているから。長袖ジャージは秋~冬用アウターの下のミドルレイヤーとして使う道はたくさんあるはずなのだが、半袖ジャージで事足りている。というのも、半袖ジャージのほうが使い勝手が良いと思っている。



アームカバーを使い始めたのはたしか3年目の秋。半袖ジャージでは寒いけど、秋用アウターを着ると暑い季節ってあるよね。(気温18~21度くらいかな)



長袖ジャージを1着買おうかなって思ってショップに行き、物色していたところ、店員さんに「コストを抑えたいのなら、アームカバーって方法もありますよ」と勧められたのがキッカケ。



サイクルウェアの知識に乏しい自分は、その言葉を最初は疑った。「先をちょん切った長めのソックスみたいなもんを腕につけたとこで、役に立たんだろ」って思った。


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※10~11月&3~4月はとくに大活躍



率直に感想を伝えたら、店員さんは「いやいや、そんなことはない。見た目以上に保温効果が高く、秋冬は手放せないアイテムである」と、情熱的に訴えてくれた。実際に使っての感想を熱心かつていねいに伝えてくれたので、「そこまで言うなら」と買ってみたのだ。(1,000円ちょいだったので、長袖ジャージより安いということもあった)



翌日、半信半疑試してみたら、店員さんの言うとおりだった。体感気温がずいぶんと変わるのでいい意味で驚かされた。それ以降、秋(10月)~春先(4月)は常用するほどの、手放せないアイテムになった。年間の半分は使っている計算になるので、コスパが良いことこの上ない。



自分の中では、「半袖ジャージ + アームカバー = 長袖ジャージ」なのだ。



アームカバーの利点として、「暑くなったらさっと脱げる」がある。脱ぐのが面倒なら、手首まで下ろすだけでいい。グローブを外してバックポケットに入れて…ということすらしなくてよいのだ。



秋とか春先のような、寒暖差が激しい季節は、日中は半袖でいけるけど、夕方になるとイッキに寒くなるってことがあるので、そんなときにアームカバーはすごく重宝する。



2年半使い倒し、かなり伸びて伸縮性を失ってしまったので、今は2着めを使っている。(シーズンオフにバーゲンで900円で買った)



機能性(防寒性)の高い、冬用アームウォーマーってのもあるけど、自分が使っているのはフツーの秋用のモノ。あと、伸縮性を失うと腕からずり落ちてくるので、それが交換のサイン。



サイクルジャージって安くても6,000円はするし、長袖だとさらにお高くて、8,000円以上がザラなので、けっこうお財布へのダメージが大きい。半袖ジャージしか持っていなくて、長袖ジャージを買おうかどうか迷っている人は、まず「アームカバー」を検討してみてほしい。



1,000~2,000円くらいで長期にわたって使えるし、温度調整がしやすいってメリットもある。アームカバーを使うことで、半袖ジャージが年間を通してずっと使えるので、そういう意味でもコスパが高い。


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※なんだか、いつもルコックのウェアばかり着ているな……着たきりスズメであることがバレバレ(笑)。



まあ、ルックス的に長袖のほうがカッコいいってことはあるかもだけど、自分は実用性をとっている。



注意点として、ひとくちにアームカバーって言っても、保温性が異なるものがあることは覚えておきたい。冬とか秋であればアームウォーマーとも呼ぶね。やや厚手で保温性が高い。夏用のアームカバーもあるが、これは日焼け防止目的で使われる。よって、保温効果はない。



秋口には、ワゴンセールで安売りされている可能性が高い。「おぉっ!安いぞ~」と飛びつかず、自分が使いたいシーズン用のモノかどうかは必ずチェックしてから購入していただきたい。ちなみに自分は夏用アームカバーは使わず、日焼け防止クリームを塗っている。

自分のロードバイク、BOMAのリファール(refale)には6800系アルテグラ(11段)を使っている。まもなく2年になるので、近日中にブレーキワイヤー、シフトワイヤーを総取っ替えする予定。ワイヤー式のコンポーネントで充分に満足しているんだけど、電動コンポが気にならないか ...

自分のロードバイク、BOMAのリファール(refale)には6800系アルテグラ(11段)を使っている。まもなく2年になるので、近日中にブレーキワイヤー、シフトワイヤーを総取っ替えする予定。



ワイヤー式のコンポーネントで充分に満足しているんだけど、電動コンポが気にならないかと入ったらウソになる。


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コンポーネントを交換する予算はないので、もう数年は今のママでいこうと思うが、いつか電動化できる日を夢見て、いろいろと情報収集は続けている。今、もっとも注目しているのがSRAMの「RED eTap」。8月末にシクロワイアードさんが記事にしているが、それ以外には検索してもあまりこれといった新規情報が見当たらない。

↓↓↓↓↓


スラムがワイヤレス式ロードコンポ「RED eTap」を正式発表 (シクロワイアード)



ちなみにスラムをの日本代理店は愛知縁瀬戸市にある「ダートフリーク社」だ。ただ、公式ウェブサイトにも「RED eTap」の情報はない。ニュースもなければ、予告とか、予約受付とか、そういうコンテンツも一切ないのが不思議なところ。



ユーザーとメディアが騒いでいるわりに、メーカーと代理店はあまり積極的に情報開示をしていない印象。きっと、まだ発売まで時間があるからだろう。

参考リンク

SRAMグループ製品が新販売体制へ 国内代理店に決まった「ダートフリーク」に聞く今後の展開 (サイクリスト)



海外ではどうなのだろうと探してみたところ、あっさりと見つかった。サイクリングティップスで、スラムの無線電動コンポーネント「eTap」の詳細な記事(9月2日)が書かれていた。とても参考になったので、翻訳して紹介するね。


Will wireless shifting be a game-changer? SRAM introduces eTAP (無線のシフター「SRAM eTAP」はロードレースに変化をもたらすか?) サイクリングティップス


Etap

スラムがメディア向けにドイツでお披露目会を開催したそうで、そこに呼ばれたジャーナリストの方の声である。彼によれば、「3日間、じっくりeTAPを使った結果、ロードレースに革命をもたらす製品である」と確信を得たとのこと。



なぜ無線なのか?

スラムによれば、「(有線の)電動コンポーネントの最大の弱点は、接続ポイントのトラブルだ。ワイヤレスであれば、その問題が解消される」とのこと。※無論、バッテリー切れはその限りではない。



メリットはそれ以外にもある。コードレスゆえ組み上げるのがカンタンで、フレーム形状を選ばない点だ。ロードバイクのフレームではあまり問題視されないが、タイムトライアルやトライアスロン用のエアロ形状のバイクは、空気抵抗を考慮した作りになっており、ワイヤーの張り方が複雑&煩雑になっている。よって、無線のもたらす恩恵は大きい。


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いっぽう、無線コンポーネントのデメリットは「シフター、ディレイラーにそれぞれバッテリーを積まねばならない」ことだ。無線ゆえ、電気供給は2箇所必要になってしまう。



ETAP の概要

開発には4年の歳月がかかった。フィールドテストでの走行距離は100万キロを越える。電気シフトのパテント(450個)活用したとのこと。スラムのeTAPのユニークな点は、シンプルでわかりやすい操作性を確保したこと。右側をクリックでシフトダウン、左側をクリックでシフトアップ。左右両方を同時クリックでフロントディレイラーを動かせるのだ。



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<注意>

日本の雑誌の「サイクルスポーツ」内のeTAP紹介情報を読んだところ、なんと日本仕様は逆のようだ。「右でシフトアップ、左でシフトダウンする」と明記されている! 日本用には何らかの理由で逆らしい。(ただ、こればかりはどちらが正しい情報なのか、現物がないので判断しかねる)



タイムトライアル用のバイクには、 “Blip”シフターというものが使える。リモートのボタンでシフトアップ&ダウンができ、ハンドルバーの任意の場所に取り付けることが可能だ。なお、ロードバイクにも2つまでなら取り付けることができる。


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価格

  • eTAP (ロードバイク用グループセット) 2,758 ドル、 2,691 ユーロ、 2,059 ポンド
  • eTAP (エアロ用グループセット) 2,835 ドル、 2,785 ユーロ、2,140 ポンド
  • 2016年春に「世界同時発売」を検討中とのことで、日本の発売も同時期になる見込み



重さ

ロードバイク用グループセットはトータルで2,030グラム。(ブレーキケーブルとGPXボトムブラケットを含む)



ちなみにRed22(ワイヤー)は1,739グラム。



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電池の持ち

eTAPには4つの電池が必要だ。2個のCR2032を両方のシフターに。リチウムイオン電池をフロントとリアのディレイラーに。



CR2032は2年も持つ!これは嬉しい。シフターの電池消費量はごくごくわずかなのだ。


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ディレイラーの電池の持ちは、SRAMによれば「最低でも1000キロ(60時間)は走れる」とのこと。フル充電にかかる時間は45分。ディレイラーから取り外し、USB経由で充電できる。



電池残量表示はコンポーネント上で確認できる。仮にどちらかのディレイラーの電池が切れてしまった場合、前後の電池を入れ替えることが可能なので、なんとか帰宅することくらいはできるはずだ。(リアが切れても、フロントの電池を装着すれればいい…等)



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もちろん、予備の電池をサドルバッグに入れておいてもOKだ。なお、電池が仮に切れてしまった場合、ギアはその時点の位置で固定され、変速は不可能。



電池寿命を延ばすためにSRAMはけっこう苦労したようで、さまざまな工夫が施されている。各ディレイラーには加速度計が仕込まれており、操作後30秒経過するとスリープ状態に入り、待機電力の浪費を防ぐそうだ。



シフトレバーを15秒押し続けると、これまた通信を中断するので電池消費量を抑えることができる。



バッテリースペック

  • リチウムイオンポリマー
  • キャパシティ 300mAh
  • ボルト数 7.4v
  • 重さ 24グラム



使い方

シフト操作は初めてでもすぐに慣れる。ブラケット形状はワイヤーと変わることはなく、REDと同じ。クリック感も「いい感じ」で、厚手のグローブをつけたままでもシフトの操作感は伝わってくる。



ひとつだけあった違和感は、右シフターをクリックしたときに、「シフトアップしてほしいのに、ダウンするのか」という気がしたこと。ただ、これもしばらく乗れば慣れてしまうらしい。



この点に関しては、SRAM社内でも議論が起きたそうだが、結論として「大した問題じゃないよね」ということで落ち着き、右でシフトダウン、左でシフトアップになったとのこと。現時点では、シフティングのプログラムを換えるソフトウェアは提供されていない。



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インストール法

インストールはいたってカンタン。もちろん、ブレーキは従来と変わらない。使うツールはワイヤーグループセットと同じである。



欠点

電池の持ちはまずまず良いが、常に意識しておいたほうがいいだろう…とは思わされる。電池がいきなり切れてシャットダウンすることはなく、しこりのようなものは感じさせてるので、「あ、充電しなくちゃ」とは気づかせてくれる。



あと、LEDインジケーターはシフターを押したときにしか光ってくれないので、走行中に見るのはちょっと気をつかう。


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“Blip” リモートシフターはタイムトライアルバイクには装着しやすいが、ロードバイクだと置き場所に困る。



総括

これまで、電動コンポーネントは「ワイヤーコンポーネントの問題を電力で解消する」というアプローチで作られてきた。しかし、SRAM eTAPはロードバイクコンポーネントが持つ根本的な問題である、「ケーブル類を排除する」ことで革命をもたらした。



SRAMは単純にシマノやカンパニョーロの後追いをしたのではなく、電動コンポーネントを新しいレベルに進化させているようだ。



ということで、来年春の発売が楽しみである。



※画像引用元は「サイクリングティップス

Dahon(ダホン)のMu P8とボードウォークを購入したのが2010年10月。早いもので5年が過ぎた。疋田さんの『ものぐさ自転車の悦楽』を読んだのがそのひと月前の9月。あの本を読んだから、今の自分がいる。ミニベロの楽しさ、楽しみ方、選び方がとてもわかりやすく書かれており ...

Dahon(ダホン)のMu P8とボードウォークを購入したのが2010年10月。早いもので5年が過ぎた。



疋田さんの『ものぐさ自転車の悦楽』を読んだのがそのひと月前の9月。あの本を読んだから、今の自分がいる。



ミニベロの楽しさ、楽しみ方、選び方がとてもわかりやすく書かれており、「こりゃさっそくミニベロって物を自転車屋に見に行かねばっ」と思わされた。結果、夫婦揃ってダホンを購入し、今に至るというわけ。

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疋田さんにお目にかかったことはないが、もしお会いできたら「自転車の世界に自分を引き込んでくれた」お礼を申し上げるつもりだ。

※ラジオ番組『ミラクルサイクルライフ』は欠かさず聴かせていただいている


ミラクル・サイクル・ライフとは

TBSラジオ番組。日曜の18:30〜19:00放送の番組。毎回ゲストをお呼びしてのトークと、自転車にまつわるコラムトークがある。短い番組だが、内容は濃い。コンビを組む石井正則さんとの絡みも軽妙。派手さはないけど、自転車好きなら楽しめること請け合い。公式サイトはこちら





さて、今もツーリングと通勤で活躍してくれているDahon(ダホン)のMu P8が5年経ってどう変化してきたか、どの程度劣化してきたかをまとめてみるね。

※ボードウォークについては別記事で取り上げる予定



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走行距離

10月7日時点での累計走行距離は「18,990キロ」になった。ロードバイクを買う前はダホンに乗りまくっていたが、2014年1月にBOMAのリファール(refale)を買ってからは、イッキに走行距離が少なくなってしまった。



2015年は9ヶ月で1,500キロしか走っていない。年内で2,000キロ行くかどうか、ってところである。その代わり、ロードバイクでは9ヶ月で4,300キロ走っている。ざっと7:3でロードバイクのほうが多く乗っている。


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フレーム&フォーク

交換できないパーツなので、それなりに劣化しているような気はする。フレームを二つ折りにするヒンジはときどき増し締めしてやる必要があるが、それさえやっていれば問題なく乗れる。ショップの大将にもときどき診断してもらっており、「まだ、ぜんぜん大丈夫!」とお墨付きをいただいている。


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2回落車したことはあるが、フレームにほとんど傷はない。汚れる前に洗車&ワックスをしているので、光沢はしっかりとあるよ。


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ただし、ケーブルがフルアウターなので、フレームにこすれる部分の塗料が剥がれてくるのは宿命として受け入れねばばらない。塗料が完全に剥がれ落ち、下地の金属(アルミ)が見えてきてしまった。


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見た目的には目立たない場所なので気にならないんだけど、ここから腐食が始まるのもイヤなので、シリコンゴムのシールを貼って、コレ以上の摩耗を防いでおこうと思う。


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ブルホーンハンドル

あまりやっている人がいないブルホーンバーだが、ものすごく気に入っている。攻撃的なデザイン&高い実用性を兼ね備えたハンドルだと個人的には思う。


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ハンドルの先で変速するバーコントローラー(いちおうデュラエース)のクリック感は、マニュアル車を運転しているようで病みつきになるね。



ブルホーンにして3年半になるんだが、どこもぜんぜん劣化しないの。メンテらしいことなんてなにもしていないのに、操作感はすこぶるいい。



構造が単純だからだと思うんだけど、耐久性は抜群。バーテープも呆れるほど頑丈で、最後に交換して2年半以上経つけど、破れもホツレも弛みもなく、快適な握り心地なのだ。他のミニベロユーザーさんもブルホーンバーにすればいいのにっていつも感じている。

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ただ、腕の短い女性には向かないかも。身長147センチのオクサマには「ブレーキが遠すぎて無理!」だそうだ。



コンポーネント

デフォルトのグリップシフター(8速)をまずシマノの105(5700系の10速)に交換し、2年半前にアルテグラ(10速の6700系)にした。



今思えば、105でもアルテグラでも操作性がさほど変わるわけはないよなあ…と思うんだけど、じゃあまったく同じなの?と言われるとそうでもない。

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言葉にしにくいが、変速した瞬間のメカの動きの滑らかさ、タッチの軽さ、は少しだけど確実にある。機能以外の官能の部分に訴えてくるものが、アルテグラにはあるのよ(プラシーボかもしれんけど)。



あと、ルックスは格段の差があるね。アルテグラにしたとたん、「おぉ…わが愛しきDahon(ダホン)のMu よ…」って愛着が倍増した(笑)。



リアディレイラーの価格差は(海外通販を例にとると)、wiggleで7,000円(アルテグラ)に対して4,600円(105)と2,400円。ランチ3回分といったところか。数年に渡って使えるパーツと考えれば、アルテグラに投資するのはアリだと思う。

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※なお、シマノの105はボードウォークに移植して、今も元気に活躍中。



ワイヤー類

アウターケーブルは2年半以上交換していない。なぜなら、ショップの大将に「問題なし」と言われているから。 インナーは3~4回交換している。リアディレイラーを105、アルテグラって交換するタイミングと、あとはホツレが見えてきたら、すかさず換える。



工賃を含めたところで安いものだし、なにより命に関わるパーツなので、ギリギリまで使わないよう心がけている。アウターケーブルは、次回のインナー交換に合わせて新しくする予定。




ホイール

ホイールは3回交換した。デフォルトの安い鉄ホイールから「キネティクスプロ(Kinetix Pro)」にして、1回リムが割れて、メーカー保証で再度「キネティクスプロ(Kinetix Pro)」にしたが、2年後にまたしてもリムが割れた。


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※キネティクスプロ(Kinetix Pro)は2度割れた



このときはメーカー保証が切れていたので、交換できず、さすがにもう「キネティクスプロ(Kinetix Pro)」は使いたくなかったので、「A-class FOLEX Pro」に乗り換えて今に至る。乗り心地はどっちもアルミのクリンチャーなので硬い。しかし、若干は「A-class FOLEX Pro」のほうが角とれたマイルドさがある印象だ。

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A-class FOLEX Proはカンパのホイールデザインに似ている

「キネティクスプロ(Kinetix Pro)」のスポークが少ないレーシーなデザインはお気に入りだったのだが、スポーク1本にかかるテンションがむちゃくちゃ強いのであろう。レース用ならまだしも、日常用としてはオススメはしない。



タイヤ

パナレーサーのミニッツタフに1買い換えたが、パンクが頻発したのでそれ以来ずっと「シュワルベのデュラノ」の一択だ。数えていないが、かれこれ5~6回連続でデュラノを使い続けている。



1.1インチとそこそこの細さで回転性がよく、カラーリングも目を惹くデザインで、しかも耐久性がよいと三拍子そろったタイヤだと思っている。3,000~4,000キロで交換するようにしているね。

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いつも同じタイヤだと正直少し飽きてくるんだけど、わざわざ冒険する気にはならない。慣れ親しんだタイヤのほうが安全だしね。さらに細いアルトレモにすればスピードアップもするんだろうけど、周囲からは「耐久性が恐ろしく低いから、通勤でガシガシ距離乗る人には勧めないよ」と言われ、購入は見送っている。



なお、デュラノでのパンクは、年1回あるかどうかってところ。



シートポスト

シートポストはKCNCの軽量アルミのに交換して4年半になる。Muを買って、軽量化カスタムとして最初にとりかかったのがシートポストからだった。



持ち比べてみるとその差は歴然。ルックスもいっきにスポーティに変身し、たいへん気に入っている。交換する気持ちはまったくない。

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あと、高さを合わせやすいようにメモリが記されてあるのが地味が便利。輪行等で組み上げたときにさっと長さを合わせることができる。


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サドル

数種類ためしてみたが、落ち着いたのはセライタリアの「SLR FLOW Ti316」。尿道を圧迫しない穴あきタイプがお尻にマッチしているようだ。


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サドルばかりは良し悪しを断言できないので、多少の紆余曲折が誰しもあると思う。ひとつだけ言えるのは、「フカフカで柔らかいサドル=快適」とは限らないこと。



あと、雨や汗で濡れた場合は拭き取り、革製品であればそのための手入れをすると長持ちする。サドルって、意外にコストがかかるので、大事に使うことをオススメする。



サドルバッグ

トピークのダイナパック」をシートポストにつけて使ってきた。7,000円ほどだったが、これは買いだった。サドルバッグとは比べ物にならない収容力があり、デザイン性も良い。



リクセンカウルにも似たバッグがあるが、トピークのほうがルックスは良いと個人的に思っている。通勤時は弁当を運べるし、夏は塩飴とか補給食を入れておける。リュックを背負わず、バックポケットは携帯、カギのような小物だけにし、かさばるものはダイナパックに入れてロングライドに行けるのが強み。

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ただ、あいにく輪行時には使えない。シートポストを下ろすことができなくなるからだ。そんなときは、ダイナパックは外し、チューブ、マルチツール、パッチ、タイヤレバーを円柱状のツールバッグに入れて、サドルしたのボトルケージに挿す。


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「走っている途中で、落ちたりしない?」と不安に見えるかもしれないが、落ちることはおろか、緩んだことさえ無い。ケージに伸縮性があるため、しっかりと保持してくれるのだ。



チェーンリング

Muの唯一といってもいい悩みが、「チェーン落ちが頻発する」だった。ミニベロはチェーンラインがどうしてもリアディレーラーに向かって下がり気味になるため、フロントから外れやすくなるという宿命がある。これはMuだけではなく、ミニベロに共通した問題のようだ。



少なくとも、ダホンではよく起きた。チェーン落ちは些細な事で起きる。ふつうに流して乗っているとき、シフトアップしたタイミングと踏み込みの力加減でスコンと外れる。あっけないくらいカンタンに落ちる。

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あるいは、荒れた路面を通過するとき、チェーンが暴れてその勢いでポロリと落ちた。脚がスカッとから回るのは気持ちの良いものではないし、場合によっては落車につながる可能性もある。とくに、交通量が激しく、かつ道幅も狭い車道は肝を冷やすので、対策することにした。



防止策として、チェーンガードを導入してみた。それ以来、一度も落ちていない。どんなシチュエーションでも安心して踏めるので助かっている。



ビンディングペダル

Muを買った1年9ヶ月後にビンディング・デビューを果たした。3年3ヶ月、PD-A600のペダルを使い続けているんだけど、まったく劣化が見られないね。(掃除しているからだろうが)サビもない。脱着のクリック感は相変わらず良好。


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見た目もコンパクトかつシャープだ。SPDの中では最も軽い部類(両方で286グラム)に入る。ミニベロにSPDを導入するなら、PD-A600 は全力でオススメできる。



ブレーキ

デフォルトのVブレーキは音鳴りがひどかった。音調整のために何度かショップを訪れ、ブレーキブースターを装着するなどしてごまかしてきたが、それでも完全にゼロにするのは難しかった。そこでショートVブレーキに交換してみたら、一発で問題解消。



効きが悪くなるのでは?という心配もあったが、効きにとくに変化は感じていない。あと、ブレーキシューは船底付きタイプが剛性があってオススメ。ハンドルに振動が伝わってこないので、スピードコントロールが容易になる。

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以上、5年たってもぜんぜん快調に動いてくれるダホン(Dahon)のMu P8の劣化具合をお届けしました。



そろそろ買い換えてもいいかなと考えなくもないけど、たぶんしない。というのも、乗れば乗るほど自転車って愛著が湧いてしまって、手放したくなくなるから。



それと、フレームとフォーク以外は交換しているのでぜんぜん現役なのだ。ということもあって、まずは3万キロまでは大切に乗ろうと思う。

ロードバイクで出かける前には、安全のためにいくつかチェックしておくべきことがある。自力でメンテンスできる人も、お店にまかせきりの方ならなおさら事前チェックはしておこう。Global Cyclong Network(CGN)の動画に、「走行前のロードバイクのチェック法」という動画が ...

ロードバイクで出かける前には、安全のためにいくつかチェックしておくべきことがある。自力でメンテンスできる人も、お店にまかせきりの方ならなおさら事前チェックはしておこう。


Global Cyclong Network(CGN)の動画に、「走行前のロードバイクのチェック法」という動画があったので、翻訳しつつご紹介する。

How To Check Your Bike Before You Ride - Pre-Ride And Weekly Checks






もっとも重要なのは、ブレーキ

ホイールが回らない、チェーンのオイルが切れているくらいならまだしも、ブレーキが効かなかったら命に関わる。


ブレーキのチェック法としては、ハンドルを持ち上げてフロントホイールを回し、ブレーキをかけてみること。まずは、ブレーキそのものがきちんと動作するかどうかの確認。


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と同時に、ホイールがきちんとフォークにはまっていない場合もある。とくに輪行から戻ってきたときなど、疲れていてテキトーにホイールをはめたつもりが、実はきちんとハマってない……ということがままあるのね。


ホイールを回したとき、ブレーキシューがリムに当たるようなら、それを疑うか、もしくはキャリパーブレーキが片側に寄ってしまっていることが考えられる。


ロードバイクの機材トラブルって、起きている現象に対して、原因が複数あったり、複合的に発生していることがある。メンテナンスに慣れるまでは、原因を特定するのに苦労するかもしれない。


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※ブレーキシューが片方だけリムに当たってしまっているってのも、よるあるね


ブレーキレバーの引きしろ

ブレーキをキツ目にかけたとき、ブレーキレバーがハンドルに接触するようなら、ブレーキシューの交換時期だ。


ブレーキレバーを引いたとき、摩擦のような引っかかりを感じるのであれば、ブレーキレバー交換時期かもしれない。消耗までの期間は人それぞれなので、一概に「1年毎に交換すべき」とは言えないのが心苦しいところ。


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(周囲で聞いた話だが)しょっちゅう大会に出るホビーレーサーは1年毎にブレーキとシフターのワイヤー交換をまとめてする。そうでないサイクリストでも、だいたい2年を目安に取っ替えているようだ。



ちなみに自分のロードバイク(BOMAのRefale)ももうすぐ2年になるので、ケーブル類の総取っ替えを計画中。


空気圧

慣れてくれば、指で押しただけでどれくらいのエアが入っているかわかってくる。タイヤには必ず適正空気圧(最大~最小値)が記載されているので、それに則って入れよう。


タイヤの空気圧って初心者はかなり甘く見ていて、ロードバイクを買ったときにフロアポンプを買わない人が圧倒的に多い印象。



え?だって空気が抜けたらショップに行けばいいんじゃないの?



と真顔で言われたことが何度もある。


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フロアポンプって、むちゃくちゃ使用頻度が高いので、ショップに行って…じゃ間に合わない。ロードバイクかミニベロを買ったら、同時にフロアポンプも買うべき。


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※こういうフロアタイプのものでないと、ロードバイクのような高圧を入れるのは厳しい



ちなみに自分は乗るたびに毎回入れる。土曜にちょっとでも走ったら、日曜には再度入れなおす。面倒だけど、これをすることでパンクリスクを思い切り低減させられるって実感がある。


ちなみに6月から『Panaracer(パナレーサー) RACE L 』を使っていて、すでに2,500km走ったんだが、パンク経験ゼロなのは、この心がけのおかげだと思ってる。

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※軽量タイプだからたまにはパンクするだろうなあ…と覚悟していたんだけど、いまだ未経験。耐久性もあってGOODです。


クイックリリース

クイックリリースがグラグラした状態のママ走ってて、万が一外れようものなら……想像するだけで背筋が凍る。きっちりハマっているかどうか、指で引っ張ってみて動くようなら締めが甘い。いったん広げて、しっかりはめ直そう。


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以下は週1回くらいでOKのチェック項目。


↓↓↓

ヘッドセット

下ハンを握って、両方のブレーキをかけた状態で、バイクを前後に小刻みに揺らしてみる。グラつき感があるようなら、ヘッドパーツの増し締めをしよう。


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ヘッドのボルトが緩むと、ハンドルを支えきれずに、(最悪)ガクンと落ちてしまう。


ホイールの軸

タイヤを指でつまみ、左右に振ってみる。グラつきや遊びがないかどうかのチェックである。


ペダルの軸

上記同様、緩みや遊びの有無を左右に動かして確認する。


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※ペダルが緩むことはそうそうはないと思うが…


タイヤ

タイヤを回して、摩耗がないか、異物が入り込んでいないか、サイドカットしていないか、パンクの原因になりそうな細かな穴が開きかけていないか、を確認しよう。


タイヤの寿命も乗り方次第なので、これまた万人に当てはまる法則などないのだが、目安としてロードバイクだと4,000キロ、(タイヤ回転数の多い)ミニベロだと3,000キロ前後で交換するのがマイルール。


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※もっと短い距離でオシャカにすることもある。上記数字はあくまでマックス値ね。


最新版 ロードバイクの修理と整備



以上、ロードバイクを走らせる前のチェック項目について、でした。



ちょっとの心がけでトラブルの大半は防げるので、まだの方はぜひ習慣化されることをオススメするよ。

折りたたみ式のミニベロは、かなり小さく畳めるとはいえ、トランクに2台積むのは意外に難しい。大型ワゴンやワンボックスカーなら問題ないが、ハッチバックや(最近流行りの)コンパクトSUVだと「あれ?1台しか入らないぞ」となってしまう。たとえば、VWのゴルフやPOLO、BMW ...

折りたたみ式のミニベロは、かなり小さく畳めるとはいえ、トランクに2台積むのは意外に難しい。



大型ワゴンやワンボックスカーなら問題ないが、ハッチバックや(最近流行りの)コンパクトSUVだと「あれ?1台しか入らないぞ」となってしまう。たとえば、VWのゴルフやPOLO、BMW1シリーズやMINIだと確実に1台でトランクはいっぱい。


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先日、JEEPの新型SUVのレネゲードの実車を見せてもらってきたんだけど、けっこうなトランクサイズにもかかわらず、ダホンは1台しか積めなかった。「さすがにレネゲードなら2台なら難なく入るだろう」と想像していたので、ちょっと驚いた。




ちなみにJEEPレネゲードのトランクの広さはこんなかんじ。


↓↓↓↓↓↓


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※画像引用元はこちら(Jeep レネゲード 海外試乗レポート/九島辰也


ぱっと見、「ミニベロなら2台いけそうだけど」と思うかもしれないが、ダホン(Mu&ボードウォーク)に関しては無理だった。


※この動画の8分55秒に、トランクが映し出される。



これだけトランクスペースがあっても、2台は乗らないのは意外に感じられたのではないだろうか。


フォールディングバイクは、折りたたんだ様子を横から見るとまあまあ小さく見えるのだが、上から見ると実はかなり“厚みがある”のよね。


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※パンダのトランクはMu P8だけで埋まる(シューズやヘルメットは置けるが)



タイヤ2本が並んでいて、ディレーラーのメカ類やハンドルの厚みも加算されるので、じつは相当立体的なわけ。立方体に近いと思ってもらえればよい。


夫婦やカップルでミニベロを買い、クルマに載せて出かけようとなったとき、「あれ?載らないぞ」となるのは悲しいので、ミニベロをクルマで運ぶつもりの方は、車でショップに出向き、実車を見て&触って確認したほうがいい。思っているより、よほど大きいからね。




ダホンのEEZZや、ブロンプトンクラスのコンパクトに折りたたむのが得意なミニベロなら2台いけるケースもあるだろうけど、それでもけっこう窮屈だと思う。


昨年、オクサマと2台のダホンをフィアット・パンダに載せて奥日光に行ったとき、リアシートを倒して、寝かせて運んだ。シートをたたんで、(油で汚さないよう)毛布で床を養生して…と手間がかかったのよね。


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関連記事

【奥日光&戦場ヶ原でミニベロサイクリング】 オクサマ、2つのミスを犯して死にかけるの巻




こないだ久々にダホン2台をパンダで運ばなくちゃいけなかったんだけど、「面倒だからシートは倒さず、1台はトランク、もう1台はリアシートにそのまま載せちゃえ」って思って、毛布を敷いてヨイショと載せた。


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そしたら、難なくいけてしまって、「あ、この方法でいいんだ」って気がついた。1台をトランクに、もう1台をリアシートに載せて、ゴムバンドで固定してしまえば、山道だろうが高速道路だろうが倒れる心配なく運べてしまった。


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2台のミニベロと2人なら、パンダのような超コンパクトカーだって問題ない。いや、軽自動車だって大丈夫。なぜこの方法を思いつかなかったのか……灯台下暗しというか、当たり前過ぎて気づけなかったのか。



なお、ヘルメットやシューズ等の備品はリアシートの足元のスペースを使えば問題なし。


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ただし、タイヤ、チェーン、リアディレイラーがシートに触れると、汚れはかなり落ちにくいので、座面とシートバックに毛布等は敷いておくことを激しくオススメする。


自転車と旅【特別編】FOLDING BIKE

アリtoキリギリスの石井正則さんが、ミニベロで「名古屋喫茶店モーニング“弾丸!?”ツアー」してくるのコーナーが“愛知県出身の自分”には懐かしさも相まって面白かった。



Bicycle Photo magazine vol.2



自転車旅行に持参できる、コンパクトなデジカメが欲しいのだが、どれを買えばいいのか、かれこれ3ヶ月も悩み中。回答はまだ出ていない……。

7月にRecon Jet (レコンジェット)のアイデアソンを取材したとき、日本の代理店である「株式会社美貴本」の方々とお知り合いになれた。そのときのご縁で、数回にわたってRecon Jet をお借りして、インプレさせていただいている。 ※今回はホワイトをお借りした。 関連 ...

7月にRecon Jet (レコンジェット)のアイデアソンを取材したとき、日本の代理店である「株式会社美貴本」の方々とお知り合いになれた。



そのときのご縁で、数回にわたってRecon Jet をお借りして、インプレさせていただいている。

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※今回はホワイトをお借りした。

関連記事

スポーツの未来を変えるかもしれないヘッドマウントディスプレイ、『Recon JET』のアイデアソンに参加してきた



実際にRecon Jet を装着して都内を歩きまわったり、ロードバイクで試したりした記事はこちら。



カナダ発のハイテクスポーツアイウェア、Recon Jet のインプレッション ~その1 都内を練り歩く編~

カナダ発のハイテクスポーツアイウェア、Recon Jet のインプレッション ~その2 実際に公道を走る編~



Recon Jet がどんな製品化を知らない方のためにカンタンに説明すると、アイウェア上にディスプレイとバッテリーが搭載され、内部プロセッサーはGPSと多彩なセンサー(加速度計、ジャイロスコープ、高度計、気圧計、磁力計)が備わっている。



さらにはANT+、Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0)、Wi-Fi接続も可能で、スマートフォンとペアリングして発信者番号、SMSメッセージの受け取りや、ソーシャルメディアへのアクセスもできる。



要は、スマホとサングラスが合体した、(ランニングやロードバイク等の)スポーツに適したウェアラブルデバイスである。(製品リンクはこちら

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※プロが装着すると、カッコいい!


今回は、Recon Jet で発展形のアイデアを実験させていただいた。



取材時に自分が発案したアイデアなのだが、Recon Jet とContour(アクションカメラ) を組み合わせ、後方視界の映像をRecon Jet のモニターに映し出すことができれば、より安全な走行ができるのではないかという試みである。



Recon Jet ディスプレイにはスピードとか、心拍、地図、等などさまざまな情報をカスタマイズして表示させることができる。



そこにContourの映像を映すことができるなら、「バックモニターとして使ってみませんか?」と、美貴本さんに打診してみたところ、



面白そうなので、やってみましょう!



と力強いお言葉をいただいた。

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※これがコンツアー(Contour+2)というアクションカメラ。けっこう小型(手のひらサイズ)だ。




Recon Jet をカスタマイズするには、「Recon Engage」というサイト上からアプリをインストールする必要があるのだが、残念ながらContour のアプリはRecon Jet にインストールできない。



「このアイデア、企画倒れになってしまう!」と慌てたのもつかの間、美貴本さんの裏技で、Recon Jet にSNOW2用のContourカメラ用アプリを入れることができた。



アクションカメラのGoProやGarmim VIRB用アプリであれば、Engage経由でRecon Jet にインストールできるので、お持ちであればぜひ試してほしい。



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※記録媒体は、miniSDカード




では、機材の接続&ヘルメットへのカメラの取付作業をご覧いただこう。




Recon Jet とContour はブルートゥースで接続する。Contour アプリをRecon Jet に(裏ワザで)インストールし、CONTOUR+2 上のブルートゥースボタンを押せば自動認識してくれる。

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これだけで、Contour で撮った映像が、Recon Jet のモニターに映しだされるのだ。ずいぶんカンタンで拍子抜けした。




CONTOUR+2 をヘルメットに装着するか、サドルのどちらに装着しようか迷ったが、美貴本さんいわく、


サドルに取り付けると振動を直に受けてしまいます。ヘルメットのほうが、身体がショックアブソーバーになってくれるので、映像がブレにくく、視認性が高いでしょう


とアドバイスいただき、ヘルメットに装着することにした。

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※台座です




もちろん、レンズの方向は後ろ向きだ。まず、ヘルメット頭頂部に取り付けてみた。



Contour を台座に固定し、2本のストラップでヘルメットに巻きつける。固定力はしっかりしているので、グラグラすることはない。このへんは、さすがアクションカメラだ。

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※ヘルメットに括りつけ、CONTOUR+2を固定する。




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「映像も映る、よし!」とかぶってみたが、ReconJetのディスプレイには空しか映らない。あれ?




そうか、道路を映し出すには、カメラがやや下向きになっている必要があるのだ。ロードバイクやスポーツ系にカスタムした自転車は前傾姿勢になるので、なおさらそれを考慮してカメラの角度を検証した結果、このあたりがベストだとわかった。


↓↓↓↓↓


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取り付け位置はヘルメットの一番後ろ。見た目は「かなり下向きじゃね?」と感じるかもしれないが、結果、これがベスト角度だった。



Recon Jet のモニターに後方視界が見えるのは、なんだか不思議な感覚。

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ただ、いきなり公道に飛び出すのは怖いので、いったん自宅周辺で試してみたが、なかなかおもしろい。



イメージとしては、車のバックミラーがサングラス内に現れたかんじ。直視しすぎると前方不注意になって危ないけど、ざっくりと後方視界を得られるだけでもすごく安心感がある。


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自転車って、後方確認をけっこうする乗り物なので、その何割かでもサポートしてくれるのは助かる。



しかし、当然ながら、バックモニターの映像だけを頼りにするのは危険だ。あくまでサポートとして使うのが好ましいだろう。目視と合わせて使うこと。



実際に走ってみるまでは、「映像視野が狭すぎないだろうか? であれば実用に耐えないだろう」って心配していたのだが、これは問題なかったどころか、いい意味で期待を大きく裏切られた。なにしろ、CONTOUR+2 の映像がかなり広角で、ワイドに景色が映るのだ。

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数分走っただけで、「これは期待できる! さっそく車道で試してみたい」と思ったので、次回は車道でのインプレッションをお届けする。


実際に走ってみたよ!(関連記事)

レコンジェット(Recon Jet)&コンツァー+2(Contour)を組み合わせて、自転車用バックミラーを作ってみた ~その2~

産経サイクリストで連載させていただいている『私の落車』に3つ目となる記事、「トライアスロンのトレーニング中に乗用車と衝突 26日間の昏睡状態に…」を書かせていただいた。事故られた方々の体験談をまとめ、コンテンツ化することで、事故を未然に防ぐことを目的にしてい ...

産経サイクリストで連載させていただいている『私の落車』に3つ目となる記事、「トライアスロンのトレーニング中に乗用車と衝突 26日間の昏睡状態に…」を書かせていただいた。



事故られた方々の体験談をまとめ、コンテンツ化することで、事故を未然に防ぐことを目的にしていて、おかげさまでどの記事もよく読んで(&シェアして)いただいているのはありがたい。



さて、海外の自転車事故をまたしてもいくつか見つけたので、5つピックアップして紹介しよう。

関連記事

【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション





Cycle accident on camera, Collision with car




動画が始まって、いきなり6秒後に接触事故が起きる。自転車はさほどスピードは出していない状況で、対向車線からやってきたハッチバック車が右折するのだが、見通しがよいにもかかわらず自転車に気付かず跳ね上げてしまう。



車のドライバーは完全に視線が右を向いており、自転車を見落としている。自転車側からすれば、「オレが走ってんのに、なんで右折してくるの!?」って思っただろう。



自転車は日陰を走っており、さらにはドライバーには逆光で見えにくかった=誰もいないと判断した可能性がある。



自転車が学ぶべきは、「右折車は、自分を見落としているかもしれない」と頭の片隅にとどめておくこと。自転車から車が認識できていても、その逆もできているとは限らないからだ。



Cyclist - Pedestrian Accident




かなり横着なサイクリストが、車の間を高速ですり抜けるように走っている。ハンドサインはおろか、左右&後方の目視もほぼせず、どけどけーみたいなかんじ。見るからに危なっかしく、「こんな走り方をしていたら、命がいくつあっても足りないだろ……」とヒヤヒヤさせられる。


で、案の定、車と車の間を通って道を横切ろうとした女の子に追突。幸い、女の子は打撲だけで済んだようだ。 が、このサイクリストは反省の色を見せずに相変わらず危険な走行をし続けている。彼の行く末が心配だ…。



Car v cyclist




TTバイクで走ったり、ロードバイクで走るサイクリスト。けっこう速度を上げて走っている。幅寄せしてくる車に向かって、何度か叫んでいるが意味は聞き取れない。



動画開始後1分で事故発生。ものすごく見通しの良い道路で、対向車線から右折してきた乗用車に激突。直前でローディが急ブレーキをかけたが、間に合わない。身体を前方に投げ出され、地面に激突。



ローディからすれば、やはり「オレが見えないわけないだろ!?」って言いたくなるようなシチュエーションだ。



【事故らぬ先の杖】 車も自転車も、“相手の視点”をイメージすることが事故予防になる (ドライバー編)」にも書いたけど、車のドライバーって「早く道路を渡ってしまいたい」って心理があって、右折する先に目線が行ってしまうものなのだ。単純な見落としだと思う。あとは、ロードバイクのスピードを過小評価していたとか、だろうか。



Cyclist vs a Mirror




バス(左)とVWゴルフ(右)の間をクロスバイクで併走するサイクリスト。車と車の間を走るのは非常に危険な行為。車がちょっとでも寄せてきたら、逃げ場がない。



信号は青なので、サイクリストはそのままゴルフとバスの間をすり抜けようとしたが、右側を走っていたゴルフの前のワンボックスカーが右折しようとスピードを落としたため、ゴルフが停車。で、サイドミラーがハンドルにひっかかり、危うく転倒しかける。(が、なんとか持ちこたえる)



幸い、怪我はなかったものの、左側に車が突っ込んできていたら、轢かれていた可能性は大だ。ノロノロ運転する車の間をすり抜けたくなる気持ちはわからないでもないが、危険な行為なので慎みたい。



Getting Doored by a Taxi at Union Square




動画は長いが、事故は36秒時点で発生する。ユニオンスクエア(ニューヨーク)でバイクレーンを走行中のローディが、右側に駐車中のタクシーから開いたドアに激突して落車。



「ヒザに違和感を感じる」とは話しているが、大怪我はなく、すぐに立ち上がる。周囲の歩行者がすぐにかけより、「大丈夫?」、「救急車呼ぼうか?」と声をかける。



で、タクシーの運転手(英語を流暢には話せない外人さん)との口論発生。

  • ローディの主張  「バイクレーン上でドアを開けてはいけないってルールがあるのに、破ったドライバーが悪い」
  • ドライバーの主張 「自転車が見えなかった。客が勝手にドアを開けたのであって、自分が指示したわけではない」
  • 乗客の主張    「自転車が来ているとは想像もしなかった。駐車したから、ドアを開けても良いと判断した」


と議論はかみ合わない。



あまつさえ、ドライバーは「ドアがへこんだ、弁償しろ」と客に詰め寄る始末。そして泣き出す乗客(若い女性)



周囲は「Twitterに書け!」、「Facebookにポストしろ!」とヤジを飛ばす有様。中にはお菓子をボリボリ食べながら見物する人もいたりする(苦笑)。



ニューヨークに限らず、「タクシーのドアはサイクリストのお構いなしに開くもの」くらいの心持ちで走ったほうがよい。スピードを落とし、マージンを取っておきたいものだ。もちろん、ふつうの乗用車やトラックも同じ。



このローディは事故後、事の顛末をウェブサイトに載せ、動画がかなり拡散されたようだ。本名も顔出しもしている。


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事故に遭って楽しことはひとつもない。



どうか皆さまも動画の事故を他人事と思わず、いつ我が身に起きてもおかしくないと肝に銘じつつ、安全運転でお過ごしいただきたい。

自分はBOMAのRefale(リファール)以外にロードバイクを持っていない。ダホン(Dahon)のMu P8との2台体制だ。 「いつの日か、自宅にマイ自転車ルームを持てたとき、2台目のロードバイクが欲しいなあ」と夢見ることはあるが、仮に2台目のロードバイクを持てるとしたら ...

自分はBOMAのRefale(リファール)以外にロードバイクを持っていない。



ダホン(Dahon)のMu P8との2台体制だ。

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「いつの日か、自宅にマイ自転車ルームを持てたとき、2台目のロードバイクが欲しいなあ」と夢見ることはあるが、仮に2台目のロードバイクを持てるとしたら、街乗り目的で15万円くらいのエントリークロモリかカーボンのシクロクロスのどっちかにしたい。




当面購入の予定はないのだが、知識と情報だけは仕入れておこうと思い、Global Cycling Network(GCN)で紹介されていた「シクロクロスのロードバイクの組み方のコツ」をお届けしよう。




How To Set Up Your Cyclo-Cross Bike







ポジション

サドルの高さと前後位置はふだんのロードバイクと同じにするのが基本。ただし、あえて5ミリほどサドルを下げて乗ることを好む人もいる。理由は、荒れた路面を走るシクロクロスの場合、コントロール性を高めるために、ほんの少し腰を浮かせる必要があるから。このへんは好みで決めて良いとのこと。



動画に登場しているサイモン・リチャードソンさんは、「ロードでもシクロでもポジションを常に同じにしたいので、サドルの高さは変えていない」とのことだ。

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※ちなみにリチャードソンさんは、元プロサイクリスト。クロスカントリーマウンテンからキャリアを始め、2005年には23歳以下のチャンピオンにもなっている。


注意点として、クリートとシューズの変更がもたらすミリ単位の変化には気をつけるべし。サドルをロードバイクとまったく同じにしても、クリートとシューズの高さでズレてしまうことはあるからだ。



クリートのテンションも注意すべきポイント。泥や土のコンディションで走るシクロクロスの場合、テンションがきつすぎると砂がかんだときに外れにくくなる。かといってユルユルだとデコボコ道を走るときに外れてしまう。



よって、真ん中あたりがいいだろうとの結論だったが、ここも好みのわかれる部分なので、テンションを替えつつ、ちょいどよい場所を探そう。

Cross2



ハンドルバーの位置

シクロクロスとロードバイクの最大の違いはハンドルバーの位置に現れる。シクロクロスのほうが「1~2センチ高くし、1センチサドル方向に近づける」のがセオリー。


Cross3


理由は、シクロクロスではコントロール性がより求められるから。ハンドルバーが高くなるということは、下ハンが握りやすくなる。重心を下げて走るようなシーンがシクロクロスではよくあるので、下ハンを使う場面は多いのだそうだ。



ブラケット位置をすこししゃくって、角度をつける人もいる。これも同様にコントロール性を向上させるため。


Cross4


「ステムを短くするなら、シクロクロスでは小さめのフレームを選んだ方がいいの?」という質問には、「NO」だ。フレームサイズを替えるのではなく、ステムなどのパーツで調整したほうが良いとのことだ。



タイヤ

UCIはタイヤ幅を規制している。レースに出場するなら、コレは覚えておくべき数字。ちなみに「33ミリ」までである。タイヤに幅が記載されているから、それを見れば問題ないじゃんといいたいところだが、コトはそうカンタンではない。



というのも、空気圧によってタイヤ幅は微妙に変化する。もしもUCIがレース前にメジャーを持ってタイヤ幅をチェックしてきたら、「33ミリと記載されているけど、実際に計測したら34ミリありました。よって出場できません」となる可能性もなきにしもあらず。レースに出るなら、ここの確認は自己責任なので、注意されたし。

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なお、サイモン・リチャードソンさんは、トレーニングでは33~35ミリのタイヤを使っているとのこと。これくらいの幅があると、トラクションがよくかかるんですって。



テューブラーのメリットは、空気圧を下げつつ、スピードを犠牲にしない点だ。クリンチャーよりも高価で取り扱いに気を使うが、シクロクロスの世界でもプロはほぼチューブラータイヤを使う。



タイヤの空気圧

クリンチャーであれ、チューブラーであれ、空気圧はシクロクロスでは重要なファクター。一般的に、空気圧が低いとグリップがよくなる。ただし、トレードオフとしてパンクの危険性が増す。考慮すべきは、体重と路面コンディション。



ちなみに、動画に登場するサイモン・リチャードソンさんのオススメはこんなかんじ。

チューブラータイヤ

体重が70キロ……25PSI

※トップクラスはさらに低くする

※凹凸が激しい路面とか、スピードを重視したいなら、圧を高めにしてもOK



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クリンチャータイヤ

  • チューブラータイヤよりも高く入れなければならない(最低でも35PSIは入れるべし)
  • 40PSIが一般的
  • 体重が重い人やゴツゴツした場所なら、60PSIほしいところ
  • ただし、圧を高めるほどグリップと乗り心地が悪くなる


チューブレスタイヤ

これもシクロクロスではアリな選択肢。チューブの代わりにシーラントを入れるのだが、パンクの危険性がぐっと下がる。よって、かなり低い空気圧でも走ることができるのだ。ただ、選択肢が限られるのと、UCIの規定にマッチするかどうかを見極めなければならない。



ホイール

ロードバイクとさほど大きな違いはないが、体重のある人は頑丈なモノを選んでおこう。可能であれば、リム幅が広いホイールを使おう。そのほうが、幅が広いタイヤをしっかりサポートしてくれるし、ハンドリングもよくなるから。



ギア

プロは46−39Tのチェーンリングを使う。しかし、市販されているモノは46−36Tが主流。一般的なライダーであれば、46−36のほうが使いやすいだろう。


Cross9




スプロケットはワイドレシオなものが良い。11−28Tあれば十分だ。旧型のシマノユーザーは12-27Tしかなかったりするが、それもで問題なく使えるはず。


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注意点として、28T以上のスプロケットを選ぼうとすると、ディレーラーをロングケージ化する必要になる。ロングのデメリットとして、泥がつまりやすかったり、もげてしまうことが挙げられる。リアメカの砂や泥詰まりには注意し、いつも清潔に保っておこう。



ボトル

ふつう、シクロクロスではボトルを持たないことが多い。が、暑いコンディションでの練習だと水なしというわけにはいかない。ボトルを挿すのは「シートチューブ側」にすべし。


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ダウンチューブだと、下の写真のように、バイクを担ぐときに腕が干渉してしまうのだ。


Cross12




ロードバイクテクニック強化書





以上、シクロクロスのロードバイクを検討中の方々の参考になれば幸いである。それにしても、いつ観ても『Global Cycling Network』は面白い動画が満載だ。さすがプロの仕事である……。



まとめ

  • サドルはロードバイクと同じ
  • ハンドルバーは1~2センチ上げて、ステムは1センチ縮める
  • タイヤ幅は32−33ミリまで。(自己責任で確認)
  • スプロケットは11−28T、チェーンリングは46−39Tか46−36T
  • ボトルはダウンチューブではなく、シートチューブ

ロードバイク愛好家の方々のブログを100個以上RSSリーダーに登録して毎日読むのが日課だが、それとは別にずっと愛読しているブログがある。和田一郎さんの「ICHIROYAのブログ」だ。開始されて3年半ほどのブログなのだが、わりと早い段階でその存在を知り、その質の高さと面白 ...

ロードバイク愛好家の方々のブログを100個以上RSSリーダーに登録して毎日読むのが日課だが、それとは別にずっと愛読しているブログがある。



和田一郎さんの「ICHIROYAのブログ」だ。



開始されて3年半ほどのブログなのだが、わりと早い段階でその存在を知り、その質の高さと面白さに驚いた。「これはRSSリーダーに登録して、漏らさずチェックせねば!」と、それ以来欠かさず読ませてもらっている。



ICHIROYAのブログ」を読んで強く感じるのは、「人のぬくもり」だ。肩の力を抜ける安心感と言ってもいい。何かを激しく批判したり、攻撃することで存在感を見せる人気ブログは山ほどある。ただ、「なにもそこまでボロクソに非難しなくても…」と感じることもあるのだ。



心安らかに読めて、かつ読み応えのあるブログは少ない。和田さんはそういうブロガーさんである。



その和田さんが書籍を出版し、ブログ上で「献本&レビューを募集」されていたので、自分も名乗りを上げてみた。そして届いたのが『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語』である。


僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語





和田さんは勤続18年の百貨店を42歳で退職し、七転八倒しながら事業をご夫婦で立ち上げ、がむしゃらに働いて軌道に乗せ、3年前に始めたブログで一躍有名になり、商業出版も果たしている方だ。



衝撃的だったのは、退職直前に練っていた起業プランにダメ出しを受けまくり、退職したタイミングではそのプランを捨てていたこと。



当時、和田さんは奥さん、高校生と中学生のお子さんとの4人暮らし。お子さん達の進学を控え、ローンを抱え、人生で最も出費の多い時期だ。そんなタイミングで退職&無職……。



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「ヒリヒリするような焦燥感と戦っていた」とは和田さんの弁だが、このストレスは極めて過酷だったろう。語られているエピソードはどれもリアルで生々しい。



では悲惨な物語かというとまったくそうではなく、夫婦で二人三脚で奮闘し、幾多の困難を切り抜けている。



書籍にもブログにも共通することだが、和田さんはどんな状況でも、“ポジティブで楽観的なスタンス”の持ち主だ。直にお会いしたことはなく、ブログでの接点しかないけれど、読み進めながら、「やばいよやばいよ、どうする和田さん?」とか、「ちょっとちょっと、このピンチはどう脱するつもりなの!?」と、応援したい気持ちにさせられるのだ。



会社を辞める前 >> 逡巡 >> 退職 >> 想定していたビジネスアイデアがボツになる >> 無職の状態で数ヶ月過ごす >> その間、アイデアを出しては却下の無為な日々が続く >> 無数の試行錯誤と数々の出会いの末、海外向けにアンティーク・リサイクル着物を販売することを思い立つ >> 立ち上げ当初はeBayで販売しつつ日銭を稼ぐ >> 自社サイトを立ち上げる >> 強力なライバルが現れる >> 事業規模の拡大に伴い、人の問題が起きる >> 死ぬほど忙しくなり、夫婦喧嘩が絶えない >> ようやく事業が軌道に乗る……までの14年間を振り返っている。



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事実を時系列に並べたのではなく、その時々の心の揺れ、葛藤と悩み、挫折や試行錯誤、その後の行動が事細かに描かれている。「すごく面白いんだけど、ここまで書いていいのかな…」とこちらが心配したほどだ。奥様がたびたび作品の中に登場するのだが、「この内容で了承してくれるなんて、心の広い方だな…」と驚いた。



P171~173には「毎週1回、メールニュースを書く」というくだりがある。海外のお客さんに、慣れない英語を使って文章を書いていたそうで、10年間で600通(!)書いたそうだ。



10年間、毎週書き続けるのはカンタンなことではない。ここを読んだとき、「あぁ、和田さんのブロガーとしての素養がこんな場所でも発揮されたんだな」と想像してしまった。



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和田さんと自分とでは活動規模も取り組みの覚悟も次元が違うけど、「何事もやってみなければ、わからない」し、周囲に助けを求めたり、誘いの言葉をかけてみると「あっけなく、突破口が開く」ことがあるという点は100%同意である。



まさか自分に書籍を書くチャンスが訪れるとは夢にも思わなかった。それは和田さんもきっと同じだと思う。徒手空拳でその日その日を必死で生きていたら、ある日思いもよらない人(出版社)から、「その経験には価値がある」と指摘され、「え、そうなの?」ってキョトンとするかんじ。



いわゆる有名企業の経営者が書く(もしくはゴーストがまとめた)書籍は、どうにもきな臭かったり、上から目線の説教臭さが鼻について苦手なのだが、『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語』はそれとは無縁。




なにしろ、帯には

孫正義でもなくホリエモンでもない、市井に生きる中年脱サラリーマンの泣き笑い奮闘記

と書いてある。



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※今回は2冊めの著書。ちなみにプロフィールにもある1冊めは、『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』である。



飾りっけなし、見栄なし、直球ストレートで小規模な起業ってこんなかんじなんだと知るには最適の一冊だと思う。いつか自分のビジネス(という名の自分だけの居場所)を作りたいと思っている方に強くオススメしたい。



和田さん、献本いただき、ありがとうございました。


m(_ _)m