サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロを徹底的にユーザー目線で解説するブログ &YouTubeチャンネル。面白さ国内No1を目指します。大学生の娘と運営。インプレ、イベントレポ、安全で楽しいサイクリングのコツ、メンテのノウハウ、海外記事&動画の翻訳も。ねとらぼ、産経サイクリスト、MarkeZine等で連載も。

2015年06月

これまでに、いくつもの自動車ディーラーを取材させていただき、「ロードバイク&ミニベロが積めるのか?」を検証してきたのだが、数が増えてきたのでまとめておくことにした。 ※今後、随時更新します。 ロードバイクでの検証 ステップワゴン(ホンダ) トランク容量 ...

これまでに、いくつもの自動車ディーラーを取材させていただき、「ロードバイク&ミニベロが積めるのか?」を検証してきたのだが、数が増えてきたのでまとめておくことにした。

※今後、随時更新します。



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ロードバイクでの検証

ステップワゴン(ホンダ)


CX-3(マツダ)


ハスラー(スズキ)


ウェイク(ダイハツ)


パンダ(フィアット)



ミニベロでの検証

Smart forfour(メルセデス・ベンツ)


UP!(フォルクスワーゲン)


MINI(BMW)


チンクエチェント(フィアット)


パンダ(フィアット)

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※パンダには、BOMAのRefale(リファール)をこう積んでいます。(ホイールはトランク)



「このクルマも取材してきて!」ってリクエストがあれば、コメント欄もしくはこのページの一番下のメールアドレスまでご連絡ください。

荒川サイクリングロードからほど近い場所に住んでいるので、思い立ったらさっとサイクリングロードに出かけられる。車がいないため、比較的安全な環境ではあるのだが、サイクリングロードならではの事故もある。危険なのが「車道とサイクリングロードの接続部分」だ。 高 ...

荒川サイクリングロードからほど近い場所に住んでいるので、思い立ったらさっとサイクリングロードに出かけられる。



車がいないため、比較的安全な環境ではあるのだが、サイクリングロードならではの事故もある。危険なのが「車道とサイクリングロードの接続部分」だ。

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高架下でよく見かける、車道とサイクリングロードがつながる場所はこんな構造になっていることが多い。




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上の図のように、6パターンの走行ルートがあり、それぞれがわりとハイスピードで突っ込んでくることが多い。で、図をみればわかる通り、これだけ複雑に行き交うスポットにもかかわらず、信号もなければどっちが優先かもわかりにくい。事故が起きやすいわけだ。





さらに、こうやって「旋回するパターン」も含めると、合計10パターンの走行ルートがある。



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これまで、何度もママチャリ同士とかママチャリとクロスバイクとかの出会い頭の接触事故を目撃した。後方確認をせずに行きたい方向に侵入すれば、どうなるかはわかるものだが、それを怠ってしまうと思われる。けっして視界は悪いわけではないので、注意すれば避けられる事故ばかりだ。


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※たしかに、誰が優先なのかわかりにくい構造である





事故予防としてオレサマが意識しているのは下記の4つ。


1.スピードを落とす

当たり前のことだけどね(笑)。


サイクリングロード上をそのまま通過する場合、車道から入ってくるママチャリには注意すべし。いつでも止まれるスピードで下っているよ。勢いをつけて坂を登りたいところだが、ガマンガマン。



こっちに気づかずに侵入してくるママチャリはすごく多い。経験則でいえば、3台に1台はまったく注意を払わずに入ってくる。


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2.全方向を目視確認

スピードを落とせば四方に注意を配る余裕が生まれる。自転車だけでなく、歩行者やランナーも出入りする場所でもあるからね。首を振って確認しようね。


3.出入りの際は一時停止もしくは最徐行

車道からサイクリングロード、もしくはその逆の行動をしたい場合、いったん停車するか最低でも最徐行を心がけたい。ギリギリで交差して引っ掛けるよりは、相手を先に行かせてあげよう。


スピードが落ちる場所なので、ふらつくママチャリも多いから。左足はいつでも着地できるよう、ビンディングペダルは面倒でも外しておこう。


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4.ライトは点滅モードで目立たせる

夜間の話になるが、ライトで自分の存在を目立たせる。自分で自分の身を守るためには必須のアイテムだ。ライトは高くても良い物を使うって決めている。オレサマが使っているのはowleye(オウルアイ) ハイラックス30。400ルーメンあって、ものすごく明るい。


owleye(オウルアイ) ハイラックス30はUSB充電式で、最長連続点灯時間は強力モードで2.5時間、ノーマルだと5時間、点滅にすれば5時間もつ。重量はたったの58gで超軽量。


自宅&職場のPCで週1ペースで充電するとちょうどいいかんじ。走行中に切れたことは一度もない。電池が切れる30分前にはインジケーターが点灯して照らしてくれるよ。

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サイクリングロードは夜間は照明が届きにくく、真っ暗闇になりやすい。夜間に無灯火で走るのは、車道とは別の意味で危ないのだ。「自転車が走ってますよー」と視認していただくため、なるべく明るいライトを使おう。


ライトウェイの公式サイトには、詳細なインプレッションもあって参考になるよ。

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【買ってよかったシリーズ】 自転車ライトのOWLEYE ハイラックス30



以上、事故が発生しやすいサイクリングロードの紹介でした。スピードが出しやすい場所は、他の人にとってもそうしやすいと感じるわけなので、本能のままに走るのは慎んで、安全運転を心がけてくだされ。

ミニベロを買う前って、「どれくらい小さく畳めるのかな?」とか「車のトランクに収まるだろうか?」と気になるものだと思う。 先日、コメント欄で「ペダル交換をしてしまうと、折りたたみ時に干渉したり、輪行の際に歩行のジャマにならないか?」とご質問をお受けしたのだ ...

ミニベロを買う前って、「どれくらい小さく畳めるのかな?」とか「車のトランクに収まるだろうか?」と気になるものだと思う。



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先日、コメント欄で「ペダル交換をしてしまうと、折りたたみ時に干渉したり、輪行の際に歩行のジャマにならないか?」とご質問をお受けしたのだが、結論から言うと「ノープロブレム」である。それどころか、「デフォルトの折りたたみできるペダルこそ、さっさと交換したほうが良い」くらいに考えている。



(輪行等)歩行のジャマになったことはない

オレサマが使っているのはシマノのSPD、「PD-A600」だ。アルテグラグレードに相当し、SPDの中では最軽量クラス(288グラム)と呼べるもの。同じ形状のもので、下のグレードにPD-A520もある。



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※傷だらけ(笑)。




PD-A600がもっぱらアルミ製なのに対し、PD-A520は鉄が多くなるので、やや重いが、実用性と価格面で言えば、こっちのほうがお得かな。もちろん、クランクブラザーズのエッグビーター11のような174グラムしかないチタンモデルは別だよ。ペダルだけで5万円近くするしね(笑)。


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で、PD-A600はSPDの中ではかなり小ぶりなサイズ。ミニベロを持ち上げて歩いても、膝や太ももにまったく干渉しない。





まず、左ペダルを前にします。



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折りたたんだダホン(Dahon)のボードウォークを持って歩くときはこんな格好になる。



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右手でサドル、左手でフレームを持つ形だ。リアディレーラーは外側に向け、ペダルは水平に位置させる。折りたたむときに自動的に左ペダルが前にくるわけ。ほら、ぜんぜん干渉しないでしょ?


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歩いても大丈夫よ。



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トランクに干渉したこともない

これまで、チンクエチェントやMINIやUP!のトランクに乗るかどうかを試してきたが、ペダルの出っ張りのせいで積めなかったことは一度もない。ジャマになるのはサドルのほうだね。ペダルが仮に干渉しても、上下左右に動かして微調整できるから、なんとでもなってしまう。



もちろん、自宅で保管しているときも気になったことはないね。まあ、買って半年も経たないうちに、折りたたまずにバイクスタンドで保管してしまっているけど(笑)。



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※いまではボードウォークも折りたたまずにリビングに保管(笑)。




「折り畳めるからリビングに保管していいって約束だったのに何よ!ものぐさね!」とよく罵られたものだが、今ではご覧の通りボードウォークもバイクスタンドで保管しています。利用頻度が多いので、いちいち折りたたむことはしなくなってしまったのね。根気よく攻めれば、家族の意識改革も可能であるという例である。



折りたたみ式のペダルは、力が抜けて走りにくい

折りたたむことのできるペダルは、パワーが逃げやすい構造上の問題がある。力を入れて踏むと、しなるのよね。のんびりポタリングなら気にならないけれど、ロングツーリングだ通勤だって酷使し始めると、かったるくなってくる。なので、ダホン(Dahon)のMu P8購入後、数ヶ月でアルミのフラットペダルに交換したって経緯がある。



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※デフォルトのペダルはこんな感じ。折りたたみ時の横幅数値は狭くなるが、実用的メリットは別にない





その後SPDにしたので、そのタイミングでフラットペダルはボードウォークに移植した。オクサマも喜んでくれている。非力な女性でも、シャキッとした踏み心地はわかるんだよね。



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結論としては、「どうしても折り畳めないといけないんです」って事情がない限り、デフォルトのペダルはさっさと交換したほうがいいと思う。



さすがにビンディングペダルは怖いって人もいると思うので、そのような人はフラットペダルに交換すればよい。いろんなカラーリングと形状がショップにはあるし、値段も2,000~3,000円程度なので気軽に試すことができるよ。個人的には、コンパクトなモノのほうがカッコいいと思う。交換もカンタンだよ。
(*´∀`)



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サイクリストにとって、自分の愛車のメーカーの中の人にお会いするのはウレシイものだ。クルマでもそうだよね。ロードスター愛好家はマツダのイベントに喜んで行くし、スバルの開発者と交流したいインプレッサ乗りとかも少なく無いと思う。オレサマの愛車はBOMAのリファール ...

サイクリストにとって、自分の愛車のメーカーの中の人にお会いするのはウレシイものだ。



クルマでもそうだよね。ロードスター愛好家はマツダのイベントに喜んで行くし、スバルの開発者と交流したいインプレッサ乗りとかも少なく無いと思う。



オレサマの愛車はBOMAのリファール。埼玉県三郷市に本社(株式会社ASKトレーディング)があるんだけど、ご縁があって中の方(川村さん)にお会いし、試乗する機会をいただいた。



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試乗させていただいたのは、「Rasor(ラソア)



Rasor のコンポーネントは電動デュラエース! 「電動コンポはいいよ!一度使ったら紐(ワイヤー)には戻れないよ!」という話は周囲でよく聞かされる。電動が便利であるのは左脳(論理)では理解できるのだが、右脳(感情)でいまひとつピンと来ていなかった。



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途中で電池が切れたらどーすんの?

なにもかも機械任せにすることが正しいとは思えん。むしろ、操る喜びが失われてしまうんじゃねーの? 男は黙ってワイヤーだろ


という思いが、どーしてもぬぐいきれなかったワケ。





電動デュラエースとは、一度真正面から向き合わねばと思っていたところなので、ちょうどよい機会だったのだ。



ちなみにBOMAの中の人(川村さん)によれば、「Rasorは、リファールからの乗り換えがものすごく多い」らしい。いま、BOMAのラインナップの中で一番人気がRasorで品薄になっているとのこと。理由は、「硬いのに柔らかいフレーム性能のため」なんですって。固くて柔らかい?? 話が矛盾しているが、どういうことなのか。



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※サドルの高さをあわせて……




フレーム形状はエアロで見るからに硬そう。で、実際に硬いそうだ。柔らかいのはシートステー。ブレーキがBB側に付いているため、シートステーにブレーキを受け止めるだけの強固な構造が不要となり、ぎりぎりまで極細にできたとのこと。路面からの衝撃をこの細いシートステーが吸収してくるんだって。



つまり、シートチューブやトップチューブといった前半分は硬いので踏んだパワーを推進力に変える。でも、衝撃は細いシートステーでいなす。よって、レースにも投入できるポテンシャルを備えつつ、ロングライドでも疲れずに快適に走れる、という一台二役をこなせるというのだ。本格的なレーサーからツーリングローディまで、幅広く選ばれている理由だそうな。



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※シートステーは極細なのに、チェーンステーはガッチリというアンバランスな構造




説明だけを聞くと、「そんなうまい話、あるんだろうか?」と訝しんでしまうのだが、試乗して驚いた。



乗り心地が優しくてしなやか。ぜんぜん不快なところがない。カーボンホイールとチューブラータイヤのお陰もあるだろうけど、ザラザラした路面をけっこうなスピードで乗り越えても、お尻がぜんぜん痛くない。見た目がいかにも硬そうなだけに、ギャップ萌えである。




川村さん

坂でダンシングして、強めに踏んでみてよ。推進力を感じることができるからさ!



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江戸川CRに入る上り坂でえいっと踏み込んでみた。「なるほど、よく進むわ……踏み込むとカーンと反応してくれるが、乗り心地は失われないとはこのことか」とナットクした。文字だけですべてを伝えきる自信がないので、ぜひRasorは実車に乗って体感していただくことをオススメする。



唯一の欠点が「カラー展開がなく、マットブラック×ショッキングイエローの一色だけしかない」ということ。男性には似合うが、女性だと地味(あるいは男性的すぎる)と思う人がいるかもしれない。





あ、フレームの良さに感心しすぎて、肝心の電動デュラエースのインプレッションを忘れていた(笑)。



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ワイヤー好きのオレサマではあるが、電動デュラエースの快適性には呆れてモノが言えない(もちろんいい意味で)。リアのシフトアップはまあ想定内の操作性だとして、フロントメカのそれの気持ち良さといったら、文句のつけようがないね。笑いが止まらない。



「ジッ」と軽い電子音をさせて、スッとギアを上げ下げしてくれるのが素晴らしい。ロングライドの後半とかアップダウンの繰り返す地形で嫌になってくるのが「フロントメカの操作」だよね。指に力をかけずにフロントメカを操作できることの素晴らしさを知ってしまった。フロントだけ電動にしたいって強く思ったね(笑)。




操作性の良さ以外にうれしかったのが、ブレーキタッチのフィール。



「6800系(11速)のアルテグラは、6700系に比べて相当良くなった」という評判は散々聞かされているんだが、アルテグラユーザーのオレサマもデュラエースのタッチの軽さとコントロールのしやすさは「レベルがひとつ上や……」って脱帽した。これはモノが違うわ。



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※ルックのペダルがなかったので、仕方なくフラペで乗りました(笑)。




電動デュラエース、快適であるのは間違いない。ワイヤーに戻れない人が続出しているのもわかる気がする。



ただ、操作していて気になったのが、(前も後も)スイッチを押しても反応しないことがちょいちょいあった。押す角度、押す箇所、押す力のどれかがミスっているのだろうが、何度か押し込まないと変速してくれないことがあって、「ワイヤーならこういうことはないんだけどな」とは思ったね。まあ、このあたりの操作は慣れだけの問題ではあると思う。



結論としては、お金に余裕がある人は電動デュラエースにしてなんの不満もないだろう。ただ、これにしてしまうとロードバイク人生の上がりというか、これ以上カスタマイズの楽しみが無くなってしまうだろうが(笑)。いいお値段だし、個人的には迷うところだ。




例えば、「ワイヤーのデュラと電動アルテグラのどっちを選ぶか?」と問われたら、個人的には即答で「ワイヤーのデュラ」。



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電動とワイヤーのデュラエースで比較しても、個人的にはワイヤーを選ぶような気がする。やはり、スイッチのギアチェンジでは「操っている感が希薄」で物足りないんだよね。快適なのは認めるんだけど、ロードバイクって快適であることと同時に、意のままに自分の手足で操るのは醍醐味だって思っているから。



というわけで、「いつか、(ワイヤーの)デュラエースを買おう!」って心に誓った次第である。




川村さん、ありがとうございました!!


1ヶ月ほど前、ロードバイクのヘルメットを新調した。ずっとBBBのファルコンを使ってきたが、スペシャライズドのPrevail(プリヴェイル)に交換したのだ。いつも視聴しているGCN(Global Cycling Network)の動画に、「上手なヘルメットの選び方(How to choose a cycle helme ...

1ヶ月ほど前、ロードバイクのヘルメットを新調した。ずっとBBBのファルコンを使ってきたが、スペシャライズドのPrevail(プリヴェイル)に交換したのだ。



いつも視聴しているGCN(Global Cycling Network)の動画に、「上手なヘルメットの選び方(How to choose a cycle helmet)」という動画があって勉強になったので、翻訳しつつ紹介しますね。



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スペシャライズドのヘルメット、Prevail(プリヴェイル)が軽すぎてかぶっていることすら忘れそう








1.値段の問題

ロードバイク用のヘルメットは安くはない。1万円前後が中心価格帯で、ハイエンドモデルになると2〜3万円レンジもざらにある。初めて買うときは「え、こんなにするの?」って躊躇するのは間違いないだろう。



高いモノはちょっと考えてしまうよね。値段で折り合いがつかなくっても大丈夫。なぜなら、「安い=安全性が劣る」という意味ではないから。ショップにあるヘルメットは基本的に安全テストの規格をクリアしているものばかりなので、どれを選んでも問題ない。中を見て、シールを確認すればよい。



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では、高いモデルは何が違うのかというと、軽量化とベンチレーションのエアインテークの穴の多さだ。軽くて涼しいのに、安全性も同時に獲得しているから、高くなる。



高いからより安全って意味ではないよ。あと、好みの問題ではあるけど、高いモノのほうがカッコ良いデザインであることが多いね。



2.フィット

事故が起きたとき、フィットしていないヘルメットではきちんと頭を守ってくれない恐れがある。これではわざわざヘルメットをかぶっている意味が無い。そこで、お店に行く前に、頭のサイズをメジャーで測っておこう。おおよそのサイズを知っておけば、目安になるよね。



フィットの助けになる装備が“リテンションシステム”だ。後頭部にあるダイヤル等できっちりフィットするまで回して使う。最近のテクノロジーが備わったヘルメットには装備されていることが多い。



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※スペシャライズドのPrevail(プリヴェイル)のダイヤルは超快適でフィット感バツグン



動画では、「頭を振っても、お辞儀をしても大丈夫かどうか」って話していたけど、店頭のヘルメットをお辞儀で落っことしてはマズイので、首を左右に振るていどでよいのではないだろうか。締めあげても、頭部のどこにも痛みを感じないものを選びましょう。



3.利用シーンとコンディション

使う気候や天気にも気をつけよう。寒い地方であれば、ベンチレーションが充実しすぎていると、かえって寒いことになる。通勤で使う場合、視認性の高さや背面にリフレクターがあるかどうかも確認したい。ライトを付けたい人は、それができそうな構造かどうか、できればライトを持参して試させてもらってもいいだろう。


オレサマはサイクリングキャップの快適さを知ってからは、春夏秋冬つねに欠かさずサイクリングキャップを着用しているよ。


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サイクルキャップをかぶらないローディが多数派なのはナゼなんだぜ?



4.衝撃を与えたら、交換する

購入後、誤って落下させてしまった場合、見た目に変化がなくても交換すべきとのことだ。けっして安くないヘルメットを「見た目になんともないのに交換するなんて、もったいなさすぎる!」と感じるだろう。オレサマもそう思う。しかし、内部に亀裂が入ってしまったら、いざ事故のときに効果を発揮してくれない。



これまでヘルメットを落としたことはないが、それは細心の注意をもって扱っているから。万単位のモノが一発でアウトになってしまったら、2日間くらい落ち込む自信がある(笑)。



そういう意味では、「クラッシュリプレースメントポリシー(保証制度)」を確認しよう。中には、事故後に比較的安価で新品に交換してくれるメーカーもあるらしい。



ただ、日本で販売されているヘルメットにそのような制度が用意されているかはわからないし、メーカーによりけりだろう。気になる人は公式サイトで確認するか、ショップ店員さんに確認をすることをオススメする。



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※スペシャライズドのPrevail(プリヴェイル)の軽さを味わって、初めて気づいたんだけどね(笑)。



動画では触れていなかったが、個人的には「軽さ」はすごく大事だと思う。いくらデザインがかっこよくても、重ければロングライドでは快適ではない。




まあ、片道30キロ程度であればヘルメットの重みが苦になることもないだろうが、100キロオーバーのロングライドだと後半に確実に効いてくるよ。

ロードバイクのタイヤをパナレーサー RACE Lに交換したよ。これまでのタイヤ歴は以下の通り。▼ サーファス パンク頻発(1年9ヶ月で10回近くも!) 硬くて重い ミシュランのPro4 サービスクルス 尖ったところがなく、オーソドックスにいいかんじ 9ヶ月でパンクはわ ...

ロードバイクのタイヤをパナレーサー RACE Lに交換したよ。



これまでのタイヤ歴は以下の通り。


サーファス

  • パンク頻発(1年9ヶ月で10回近くも!)
  • 硬くて重い

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ミシュランのPro4 サービスクルス

  • 尖ったところがなく、オーソドックスにいいかんじ
  • 9ヶ月でパンクはわずか1回のみ

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今回オーダーしたのは、パナレーサー RACE Lである。

関連リンク

パナレーサーRACEシリーズ type D/A/L 乗り比べインプレッション(シクロワイアード)

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※新品なのに、すっごく薄い(耐久性はどうなんだろう)




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※柔かくって、リムにハメやすいね(速攻で終わる)




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※まっくろなタイヤのほうがカッコイイなー。カラータイヤは今後はやめておこうっと。


パナレーサーRACEはD、A、Lの3タイプあって、「D=耐パンク性能(Duro)」、「A=オールラウンド」、「L=軽い(Light)」となる。LとAで悩み、より軽量化したいがためにLを選んだ。



なお、3種ともに高いグリップ性能に定評ある「ZSGデュアルコンパウンド」を採用しており、走行条件に応じた味付けがされているとのことだ。



各モデルのインプレッションは上記のシクロワイアード記事で読んでいただくとして、パナレーサーRACE Lのインプレッションを引用してみよう。

▼▼▼


メーカー曰く「特に軽さを必要とする時の軽量タイプ」との事であるが、なるほど軽い。試乗コースの登り部分では、通常より1枚重いギアを選択しても普段と同じ入力負荷で登っていける。重量的な軽さと共に転がりの軽さのおかげで、タイヤだけでこんなに違うモノかと改めて感じさせられるほどだ。



まずは三本ローラーで走らせてみた。本当に記事通りの性能を体感できるのか? サーファスからミシュランPro4に交換したときは劇的な変化を感じることはなかったので、「過度な期待は禁物だ」と思いながらペダルを回してみる。



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な、なにっ!?(軽い……)



ひと漕ぎめから衝撃の軽さを実感した。これが同じホイールを履いたバイクなのか? 期待以上の差に驚愕した。ちなみに空気圧は変えておらず、「リア7.5bar」「フロント7.0bar」と条件は同じ。



いつもと同じ心拍負荷でペダリングすると、巡航速度が2~3キロ上がっている。「新品のタイヤってことを差し引いても、違いすぎる!」。気を良くしたオレサマはそのまま20分ほどスイスイローラーを回し続けた。



ギアを1つ下げてちょっと休もうかなと思って、ふと何速で走っているのか気になり、リアカセットに目を落としてさらに驚愕。なんと、いつもより一つ上のギアで漕いでいた。それに気づかずに乗っていたのだ。なるほど、道理で巡航速度がアップしているわけだ。



ギアを1つ落とし、いつものギアで走らせていると、足が軽すぎて落ち着かないレベル。よって、すぐに1段上げて走り続けた。



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いつも三本ローラーは1セット45分なんだけど、あまりにも走りが軽いので調子に乗って60分回したよ。ぜんぜん疲れなかった。



この軽さはきっとヒルクライムで効いてくるに違いない。記事から再度引用すると、


▼▼▼

登り区間のアベレージスピードが上がっている事が体感でき、自身の脚力が増したかの様な錯覚を覚えるほどだ。この軽さはヒルクライムを嗜むライダーにとっては間違いなく強い味方になるだろう。加えてこの軽さでありながらPTベルトがトレッド下に内臓されており、耐パンク性能にも配慮されているのは心強い。


ちなみに職場のローディ先輩も「パナレーサーRACEのLはヒルクライマーには人気ですよ」と話していたね。「Lは軽くて薄いから、持ちはAのほうが分がありますよ。普段使いにするにはもったいなくないです?(笑)」と言われたが、オレサマにとっては毎日が決戦なので、これでいいのである。




なお、気になる価格だがシクロワイアードの上記記事には定価で「5,680円(税込)」だったのだが、なるしまフレンド神宮店で3,500円ちょい(1本)だったよ。

※ただし記事は2010年のもの



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ミシュランPro4 サービスクルスは6,000円以上(1本)したので、1本あたり2,500円以上も安いことになる。消耗品でこの価格差はデカイ。



しかも、面白いことにパナレーサーRACEでもっとも高いのはDの6,480円(税込)で、AとLは同じ5,680円だった。てっきりLが一番高いと想像していたので、いい意味で計算が外れた。




パナレーサー RACE L






ということで、当面はパナレーサー RACE Lとお付き合いしようと考えている。ミシュランPro4もけっして悪くなかったんだけど、軽さと価格でぶっちぎりなのでパナレーサーRACEのLを選ばない理由がないのよね。



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ただ、まだ屋外の路上では試していないので、最終結論はくださないでおこう。ツーリングと通勤で試してから、またご報告しますね。

ミノウラのモッズローラーを昨年12月に買って、はや半年になる。もはや何キロをミノウラのモッズローラーの上で過ごしたのかはわからないほどの距離を走ってきた。少なく見積もっても、2,500キロは走っているはずだ。BOMAのRefale(リファール)に関しては、外で走るより三本 ...

ミノウラのモッズローラーを昨年12月に買って、はや半年になる。



もはや何キロをミノウラのモッズローラーの上で過ごしたのかはわからないほどの距離を走ってきた。少なく見積もっても、2,500キロは走っているはずだ。BOMAのRefale(リファール)に関しては、外で走るより三本ローラー上で走っている距離のほうが長い。



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そんなペースで走らせていると、三本ローラー上でしか気づけないこともあるもので、「タイヤの空気圧の差が、巡航速度にけっこう影響する」ことがわかってきた。


どういうことかというと、ローラーを回す前に空気圧を規定値まで入れると、あきらかに巡航速度がアップするが、2-3日放っておいたバイクに乗ると同じ速度を維持するのがツラくなるのだ。


ミシュランPro4に入れている空気圧は「7.5bar(リア)、7.0bar(フロント)」

ミシュランPro4の規定空気圧は他のタイヤにくらべてマックス値がやや低めで、「8.0bar」である。以前、マックスまでパンパンに入れて走ってたら、お尻がポンポン跳ねて走りにくかったので、すこし落としているのだ。ちなみにオレサマの体重は69~70キログラム。(身長は173センチ)


ちなみに現在はリアが7.5bar、フロントが7.0barに合わせている。

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【初めてのロードバイク】 適正空気圧がわからず、パンパンのMAXで乗ってしまったの巻


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空気を入れた直後の三本ローラーはとても快適

圧を調整した後と、数日放置したのとでは、ハッキリと走りの差を感じることができる。タイヤを手で触っただけではわからないが、走らせれば一発だ。ただの週末ライダーに過ぎないオッサンのオレサマですら、空気圧が正しいと巡航速度が2キロほど上がる。しゃかりきになって漕がなくても、タイヤの抵抗感が少ないせいか、気持よく回せるの。



ローラーに乗り始めの頃は、「日によって快適に回せるときと、そうでないときがある。いったいこの差はなんだろう?」と首を傾げていたものだった。体調の差だろうか? 疲れているのだろうか? とも考えたが、そうではない。乗り続けているうちに「空気圧のせいだったのか!」と気がつけたのだ。



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めんどうでも、空気は乗るたびに入れよう

社内のローディ先輩に空気圧の調整頻度について訊いてみたら、「乗るたびに入れてます。前日に走った距離や時間に関係なく、習慣として欠かしません。面倒でサボりたくなるかもしれませんが、パンクリスクがぐっと減るのでぜひやってください」とのことだった。


百歩譲ってエアの抜けにくいブチルチューブならまだしも、ラテックスチューブはただでさえエアが抜けやすいので、なおさらこまめにエアの補充をすべきである。


市販のフロアポンプの目盛りはけっこう雑(らしい)

あと、驚いたのだが、市販のフロアポンプのゲージの目盛りは大雑把なので参考値でしかないらしい。あてにしすぎてはダメなんだって。日常ではフロアポンプでかまわないが、本格的なレースに出場するのなら専用ゲージがあるといいそうで、前述の先輩はデジタル式の専用ゲージで圧を確認しているそうだ。


先輩はヒルクライムレースに好んで出場する人なので、空気圧にはシビアになるんだって。多めに空気を入れて、エアを抜きながら微調整して適正値にするとのこと。ちなみにパナレーサーの パナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージ を使っている。


パナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージ





ほんの2−3日間を空けただけで、エアは確実に抜けている。これを機に乗るたびにエアを入れることにしているよ。フロアポンプは玄関に置いておくことで、入れ忘れがなくなるね。



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余談だが、三本ローラーを漕ぎまくっていると、チェーンオイルを注すタイミングをすっかり忘れてしまうね。BOMAのリファール(refale)に1ヶ月以上も注すのを忘れて、昨日チェーンを触ってみたら、カピカピに乾いてて、「これでローラーを回していたとわ……」と焦った。


ミノウラのモッズローラー


すぐさまクリーナで洗浄して注油しておいたよ。屋内だからと油断していると、チェーンを劣化させてしまうかもしれないので、お気をつけいただきたい。


前回はBMWのMINIクーパー(3ドア)にミニベロが載るかどうかを検証した。今回も輸入車コンパクトカーの流れで、フォルクスワーゲンさんにDahon(ダホン)Mu P8を持ちこんで、『UP!』を拝見させていただいた。フォルクスワーゲン川口さん、ご協力ありがとうございます! ...

前回はBMWのMINIクーパー(3ドア)にミニベロが載るかどうかを検証した。今回も輸入車コンパクトカーの流れで、フォルクスワーゲンさんにDahon(ダホン)Mu P8を持ちこんで、『UP!』を拝見させていただいた。



フォルクスワーゲン川口さん、ご協力ありがとうございます!

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関連記事

BWMの MINI にミニベロは積めるのか?実際にディーラーで確認させてもらったよ




フォルクスワーゲンの『UP!』とは?

エンジンは1リッターで直列3気筒。トランスミッションは5速のセミAT。ルポの後継車という扱いで、フォルクスワーゲンのラインナップでは最小のモデルです。ウィキペディアのリンクはこちら



トランクは狭い印象だが、果たして載るのか?

リアハッチを開ける。トランクスペースは一見は狭い。パンダよりも気持ち小さいような気がする。しかし!フィアットとフォルクスワーゲンの公式ウェブサイトで確認したところ、なんと数値上はUP!のほうがパンダよりも広いことが判明。



UP!の荷室容量は251リッターで、パンダは225リッター。26リッターも差があるのだ。(トランクを畳まない状態の広さね)



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「深さでスペースを稼いでいるのか?」という気もするが、写真で比較してみても、UP!がパンダより深い印象はない。見た目はパンダが広いのに、実際はUP!のほうが容量で勝る。人間の感覚なんぞ、こんなものなのかもしれない。



ミニベロがばっちり収まった!

ダホン(Dahon)のMu P8を畳み、シートは倒さずにトランクに入れてみる。(もちろん、トノカバーは外す)




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ちょうどぴったり収まった。リアディレーラーはどこにも接触しておらず、ゴムバンドで固定さえすれば、安心して車を走らせることができそうだ。パンダと似た、垂直に切り立ったリアハッチのおかげで、背の高い荷物でもガラス面に触れないというわけね。





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リアの視界もしっかり確保されているよ。




ただ、パンダよりも開口部は狭い。サイドからリアのコンビネーションランプがせり出しているため、重い荷物の出し入れはパンダの方がはるかにやりやすい。UP!の場合、バイクをそぉーっと上から下に置くように持ち運びせねばならないのだ。

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UP!の床下スペースが秀逸

UP!のトランクも床のカバーは、一段下に下げることができるという特徴がある。スペアタイヤがそもそも装着されておらず、電動補修キットが内蔵されているのみなので、ここのスペースを有効活用しているわけだ。



ちなみに、電動の補修キットは、電力でエアとシーラントをタイヤ内に送り込むそうで、ジャッキアップが不要。時速80キロくらいまでのスピードで走れるんですって。最近はこの方法が主流なんだとか。




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そのおかげで251リッターなのだろう。しかも、トランクの床は取り外す必要がなく、そのまま下にキレイにスライドできてしまうスグレモノ。



パンダにも床下スペースはあるんだけど、発泡スチロール製の上げ底をゴッソリ抜く必要があって、これが相当に大きくてジャマ(笑)。家の中で保管するしかないけど、こんなでかいもの、どこに置けばいいというのか。寝室の押入れの上のスペースがたまたま空いていたので、(オクサマにはナイショで)そこに突っ込んでおいた。


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※パンダのトランク床を抜き取ると、こんなに大きなモノが……



UP!の走りは侮れないらしい

今回は、試乗はさせていただかなかったが、営業さんの話によると、「マニュアルモードで走らせると楽しいってよく言われます。エンジンブレーキをきかせながら走る男性のお客様が多いですね」とのこと。



セミATの変速ショックがあることが、国産の無段階ATに慣れている日本人ユーザーには賛否あるそうだが、カチカチと変速させて意のままに操るって意味では、こちらのほうが乗ってて楽しめるんだとか。


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この点はオレサマも大いに同意する。シングルクラッチのパンダも変速ショックは大きいのだが、ワインディングの山道などでマニュアルモードで走らせると、めっぽう運転が面白い。「変速ショックがある=不快」とも限らないのだ。



インパネデザインは簡素で色気はない

ストレートライン&左右対称な構成で、正直「ワクワクドキドキ」するデザインではない。が、日々の足として使い倒す道具と考えれば、むしろこれくらいでちょうどいいのかも。



エアコン等のダイヤルは目線を下げなくてもよい上の方にあるし、操作もしやすそう。実用性というキーワードにかけては、フォルクスワーゲンの右に出るものはいないような気がする。



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シートヒーターが内蔵されているモデルもある

UP!のもうひとつの特徴が、「シートヒーターが内蔵されている」ということ。運転席も助手席もだ。しかも、座面だけが暖かくなるのでなく、背中(肩のあたりまで)にも内蔵しているというから驚き。(High UP!の4ドアのみ)



「エンジンをかけて、すぐ暖かくなりますよ。エアコンが温まる前から効果を発揮します。特に女性に人気の装備です(^^)」


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とのこと。ボルボのような北欧の寒い車にしか採用されない機能だと思っていたが、フォルクスワーゲンのベーシックモデルに備わっているとは……。



オーナーズボイスが公式サイトに掲載されていた。購入検討中の方には参考になるかなと。



オール国産車&輸入車完全アルバム2015-2016



結論としては、「フォルクスワーゲンUP!のリアシートを畳むこと無く、ミニベロを積むことができる」である。もちろん、リアシートを倒せばミニベロ2台も積めるよ。



フォルクスワーゲン川口店さん、ありがとうございました!

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店舗情報

自転車の事故多発を受け、6月1日から改正道路交通法の一部が施行されて、“危険行為”をくり返す悪質な自転車に講習が義務づけられた。もともと安全運転志向のオレサマにとっては、「厳しく取り締まってくれるのは、むしろ好都合」くらいにしか思っていないので、ニュースに ...

自転車の事故多発を受け、6月1日から改正道路交通法の一部が施行されて、“危険行為”をくり返す悪質な自転車に講習が義務づけられた。



もともと安全運転志向のオレサマにとっては、「厳しく取り締まってくれるのは、むしろ好都合」くらいにしか思っていないので、ニュースにも別段注意は払っていなかった。法規制うんぬんに関係なく、自分はルールを厳守するつもりなので。



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そしたら、気になるデマというか、噂がネット上で取り沙汰されているではないか。



それは「片耳イヤホンなら取り締まり対象外(つまり、セーフ)」という噂である。仮に片耳イヤホンがOKだとして、そこまでして音楽を聴きたいのだろうか。命をかけてまで路上で音楽を聴きたい人たちの気がしれない。



さて、自分がネット上で見聞きした噂によれば、「東京都と埼玉県はNGで、神奈川県はOK」らしい。事の真意はわからないが、まずは自分の住む埼玉県ではどうなのか、埼玉県警に電話して問い合わせてみたよ。



以下の回答は“埼玉県警の回答”であって、全国一律に適用されるわけではないことをお断りしておく。



結論:片耳イヤホンは完全にNG

片耳イヤホンだからといって、罪が軽くなるとか、取り締まり対象外なるといったことはありません!」とのことだ。もう、回答出ちゃったね。根拠は、埼玉県道路交通法施工細則の第10条7号で、こう書かれている。



以下、引用。

高音でカーラジオ等を聴く、イヤホーン等を使用してラジオ等を聴くなど安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。


片耳イヤホンであったとしても、「運転に必要な交通に関する音が聞こえない状態になる」とみなされ、処罰の対象になるわけだ(5万円以下の罰金)。



なお、埼玉県独自の取り組みとして、無灯火、二人乗り、併走、片手運転(傘等)の違反に対して、「コバトンレッドカード」という紙が警告として与えられる。この警告には法的拘束力などはなく、自己啓発を促すものでしか無い。よって、変な話ではあるが何枚レッドカードを食らったとしても罰金を課せられることはないとのこと。この取り組みは今現在も継続中とのことだ。



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参考リンク

自転車の安全利用を呼びかける「コバトンレッドカード」を作成しました~県内各地で展開する交通安全キャンペーンなどで配付~



なお、埼玉県警が強調していたのは、「6月1日から新たなルールが設定されたわけではなく、変更もない。変わったのは、3年で2回赤キップをもらうと講習(5,700円)を受けなければならなくなるという取り決めが設定されただけ」ということだ。



スピーカーを自転車に取り付けて音楽を流すのはOK

念のため、スピーカーについても聞いてみた。結論は「スピーカーは問題ない」との回答だった。もちろん、ココで言うスピーカーとは「iPhone等をハンドルに固定して音楽を流す」行為を指している。

※大型ステレオのようなスピーカーを背負ったり、自転車にくくりつけて爆音を流しながら走るのはNGだよ。(そんなことをする人はいないと思うが)



埼玉県内では片耳イヤホンでもアウト!

大切なことなのでもう1回繰り返すけど、埼玉県内ではどんな方法であれイヤホンはアウトである。さいたま市ではなく、県内全域が対象だ。「え~、片耳だからいいじゃん」とか、「だって知らなかったんだもーん」という言い訳は通用しないよ。



罰金を課せられるから(or 講習が発生するから)しぶしぶ守る……という消極的な理由ではなく、己の身を守るため&人様に迷惑をかけないため、自転車での走行中はくれぐれもイヤホンは装着しないでいただきたい。音楽は自宅で、お風呂の中で、トイレの中でいくらでも楽しめる。





なお、東京都に関しては「ねとらぼ」のこの記事に書かれていたので参考にしてね。

「自転車走行中でも片耳イヤホンならセーフ」は本当? 警視庁に聞いてみた (ねとらぼ)


東京都では「片耳でも注意を受ける可能性がある」とのことだ。グレーな状況ではあるが、「じゃあやろう」とはくれぐれも考えないようにね!(笑)


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( ´ー`)y-~~ イヤホンしながら自転車で走って快適かい?

自転車に乗る皆さんにマネしてほしい、事故に遭わない&起こさない「生きる知恵」

オレサマの職場には、ありがたいことに手作りのバイクスタンドがある。しかも自分のデスクの真横にスタンドがあるので、愛車を横目に仕事できるのだ。仕事に疲れたとき、コーヒーをすすりながら、ホイールをカラカラと回してその音色に聞き惚れることもできるのだ。 ...

オレサマの職場には、ありがたいことに手作りのバイクスタンドがある。



しかも自分のデスクの真横にスタンドがあるので、愛車を横目に仕事できるのだ。仕事に疲れたとき、コーヒーをすすりながら、ホイールをカラカラと回してその音色に聞き惚れることもできるのだ。

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関連記事

職場に自転車ラックを設置してもいいか頼んだら、あっさり認められちゃったヽ(^o^)丿



このスタンドは他にも自転車通勤している同僚も使っていて、彼はジャイアントのクロスバイクで出勤しているんだが、数週間前のある日、仕事中にオレサマの真横で



「パーーーーーーン!!!」と乾いた銃声のような音が職場全体に鳴り響いた。一瞬、ビルの外で発砲事件でも起きたのかと思った。なんだなんだと騒ぎ出す社員、不安そうにあたりを見回す社員、音のしたほうにこわごわと視線を送ると……



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同僚のクロスバイクのタイヤが見事にバーストしてて、ばっくりと裂けていた。ほっと胸をなでおろす社員たち。タイヤを手にとってみると、ボロボロの雑巾のようではないか……。こんなに使い込んでいたとわ。




すぐに持ち主が、デスクから慌てて駆けつけてきた。



イヤーーーーずっと交換しなくちゃと思って、タイヤも買い揃えていたんだけど、忙しくって交換タイミングを逃してて……」と頭を掻いていた。



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ここまで乗ってはいけないという悪い意味でのお手本のようなタイヤである。それにしても、ラックにかけていた間に自然にバーストしたのは不幸中の幸いだった。帰宅中の走っているときにバーストでもしようものなら、落車&大怪我につながっていた可能性が大である。ほんと、ここでバーストしてくれて良かったよ。



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※ひび割れしまくり……





翌日、自宅からスペアタイアを持参して交換する同僚(笑)。



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ブレーキシューの溝もキレイになくなってしまっているよ……交換したほうがいいよ……(笑)。



あと、バイクが汚れているね……こまめに掃除していれば、タイヤ、ホイールを、ブレーキシュー等の消耗具合や異変に気づけるよ……。



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同僚 「サーセン! 以後気をつけます……


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なお、幸いなことに、自分自身が走っているときにタイヤがバーストした経験はない。



タイヤはミニベロの場合で3,000キロ前後、ロードバイクで4,000キロ前後で交換すると決めているよ。まだイケるかな?と思うくらいのタイミングで交換するのがオレサマなりのコツ。早め早めに交換するほうが、パンク回数も減ってチューブを消費する回数も減るし、なにより遅刻しなくなる。





つい2週間前、SCHWALBE(シュワルベ) デュラノを交換したばかり。



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このタイヤをかれこれ7~8本連続で使い続けているが、さすがに飽きてきた(笑)。モノは確実によいので、万人にオススメはできるのだが。



次回はさらに細め(0.9インチ)のシュワルベワンにしようと思っている。





新品(左)と3,000キロちょい走ったデュラノの比較。



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というわけで、タイヤはぎりぎりまで乗ろうとせず、早めに交換することをオススメしたい。同僚はこの件で懲りたそうだ(笑)。

サイクリングは、慣れてくるに従って荷物が減るものだ。初心者の頃は、「あれも必要だろう」、「万が一の事も考えてこれも」とついつい多めに着替えを用意したり、食べきれない補給食をバックパックに詰め込んでは、「重い……こんなに持ってこなくてもよかった……」と後悔 ...

サイクリングは、慣れてくるに従って荷物が減るものだ。



初心者の頃は、「あれも必要だろう」、「万が一の事も考えてこれも」とついつい多めに着替えを用意したり、食べきれない補給食をバックパックに詰め込んでは、「重い……こんなに持ってこなくてもよかった……」と後悔したものだった(笑)。



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いまでは荷物を背負うことも随分と減って、100キロ以下のライドなら背中のバックポケットだけで事足りる。アイフォン、自宅のカギ、キーロック、そしてサイフである。補給食は持たず、道中のコンビニで調達すればよし。

※ちなみにロングライドや不慣れな場所に行くときは、コンビニの場所が計算できないので、補給食(カロリーメイトひと箱)と2本のボトルを持つ。




アイフォンは汗で濡れて浸水してしまうのを避けるため、100均のポーチに入れる。家のカギとキーロックは別のポーチに入れる。お金とエマージェンシーカードとクレカを収納するためにコンパクトなサイフがあると便利。



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※たいていの荷物は、背中に収まるよ



さすがに普段使っている長サイフをそのままバックポケットに突っ込むわけにはいかないし、サイクリングに不要なカード類もたくさん入っているからね。



サイクリングに適した、ミニマムなお財布があったらいいなーって思っていた。そこで、ダホンつながりのブロガーサイクリストのKeiさんがおすすめしていたの「CHUMS Eco Small Wallet (エコスモールウォレット)」をCHUMS表参道店で買ってきた。



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参考リンク

サイクリング用にCHUMS Eco Small Walletを買ってみた (世界に一つだけのDAHON Curve D7)




CHUMS表参道店は初めて行ったんだけど、建物一棟まるごとCHUMS。まるで、一軒家のようだ。

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店内は広く、CHUMSの製品なら、ほぼすべてのラインナップが揃っているんじゃないだろうか? ウッディな雰囲気で、内装はポップで明るく、気持ちの良い空間だ。


2フロアあって1階はアパレルやポーチ、サイフなどの小物がメイン。2階は主にバッグやバックパック類が展示されている。表参道のメインストリートから1本入った場所なので、とっても静かで街の喧騒がないのがGOOD。


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メインの表参道には店舗のサインはなく、事前にマップで調べておかないと、「どこで曲がるんだっけ?」ってなりそうになるのでそこだけ注意ね。(PDFの地図はこちら


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Eco Small Walletはべつにサイクリング用に作られたものではないが、結果的にとても適しているね。バックポケットにちょうどスッポリおさまるし、薄手のつくりなので背中が膨らんだりしない。三つ折りしたのをベルクロ式で開け、小銭入れはジッパーで開閉する。


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CORDURAのポリエステル素材と完全防水仕様ではないものの、背中の汗程度ならものともしない。カード類も3~4枚入れられるよ。


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「ジップロックをサイフ代わりにすればいいじゃない」というのはもっともな意見。そうする人もたくさん人いるし、それはそれで合理的だ。オレサマもずっとそれでやってきたんだが、紙幣とコインが交じり合って取り出しにくいし、流石にちゃんとしたお店で支払いをするときは店員さんの視線が痛い(笑)。


ジャストサイズのサイフがないかなぁと探していた矢先だったので、CHUMS Eco Small Wallet(エコスモールウォレット)はビンゴだったわけだ。


CHUMS Eco Small Wallet





リング付きなのでカラビナに引っ掛けて使えば落下防止にもなるね。カラー展開も豊富なので、きっと気に入る色が見つかると思う。サイクリング以外でも、ちょっとしたおでかけに使っているよ。



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※地味に便利です




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※バックポケットにちょうどスッポリ入ります (^^)



おまけリンク

CHUMSの公式ブログ とか 公式オンラインショップもあるよ!財布以外にもいろいろ見てみたい人はどぞー。

先日、サイクリングティップスの記事に、「こんなサイクリストにはならないでおこう」という記事があったので紹介した。今回はその逆で、「こういうサイクリストになろうよ」という記事だ。外国人が考える理想的なサイクリストとはどういうモノか、興味深く読んだので翻訳し ...

先日、サイクリングティップスの記事に、「こんなサイクリストにはならないでおこう」という記事があったので紹介した。



今回はその逆で、「こういうサイクリストになろうよ」という記事だ。外国人が考える理想的なサイクリストとはどういうモノか、興味深く読んだので翻訳して、コメント付きで紹介しよう。



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Do be THIS CYCLIST ※英語です




積極的に冒険しよう

ロードバイクに限らず、自転車に乗ることは冒険である。知らない街、訪れたことのないカフェでの朝食、見たことのない風景、未知の道路や坂、すべてが新しい発見だ。どんどん走って、開拓していこう。



ロードバイクに乗りはじめると、あっという間に地元を制覇してしまい、「まだ知らない場所」を求めてどんどん遠くに行きたくなるものだ。気にはなっていたけど、わざわざ行くまでではない……という場所はロードバイクだと出かけやすい。未知の街を走っていると、まるで日帰り旅行をしているかのような気分になるよね。



ときどき停まって、バラの香りを楽しもう

きれいな空気をいっぱい吸い込もう。美しい景色に出会ったら、一時停車して楽しもう。写真を撮ろう。余裕のあるスケジュールを組んで、ライド後に仲間とコーヒー・ブレイクして会話を楽しんだり、ライドの振り返りをしよう。



いかにも海外の記事なふうな表現だが、走ることだけではなく、道中も楽しみましょうねというメッセージだね。「先を急ぐな。瞬間瞬間を満喫しろ」ということなのだろう。



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何も考えず、ひたすら走る

トレーニング過多になっている人なら、たまにはガーミンやサイコンを外してひたすら走ってみよう。いつもは気になるワット数やケイデンス、走行距離は斜度は忘れて、走ることだけを純粋に楽しもう。戦うだけ、人より速く走るだけがロードバイクの楽しみ方ではない。



ガチで乗っている人はついついトレーニングを意識してしまうかもしれないが、たまには純粋に走りを楽しむだけのライドがあってもいいんじゃないの?ってことね。



地元のバイクショップをサポートしよう

地元のショップで買い物をしてお金を落とすことは、コミュニティに貢献することでもある。ショップと顔見知りになり、会話を楽しみ、人間関係をつくっていく。メカニックとパーソナルな関係があると、バイクの特性もわかってもらえるし、適切なサービスを受けられるものだ。



常にショップで買うべきだ、ネットで買うのは間違いだと言うつもりはない。フェーストゥフェースでの付き合いは、ネットのディスカウント以上のものが得られることが少なくないものだ。



5年前のオレサマは自転車のずぶの素人だった。パンク修理、ブレーキ調整といった初歩も知らなかった。プロのアドバイスはとても貴重。そのお陰で、危険なカスタマイズ、楽しめない改造にハマってしまうこともなく、お財布に優しい楽しみ方を徐々に学ばせてもらえた。言うなれば、自転車ショップのメカニックはファミリードクターのような存在だ。



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フレンドリーなローディでいよう

自分が模範になろう。笑顔を見せよう。道を譲ろう。安全運転を心がけよう。周囲から見て「予測されやすい」運転をしよう。ハンドサインを出す、うなずく、アイコンタクトを送ることをしよう。バイクに乗っていないときに実践しているマナーを、サドルの上でもやろう。路上で困っている人を見かけたら、助けの手を差し伸べよう。サイクリングの輪を率先して広げよう。



ハンドサインを出すのは、始めのうちは照れくさい。「なに気取ってんの?」的な視線を感じるかもしれない。しかし、だれもそんな目では見ない。むしろ、「後続車のことまで考える、マナーのきちんとしたジェントルマン(レディ)だな」って思うだろう。



前を走るアカの他人のローディさんが、親切にハンドサインで路面に落ちた空き缶や岩を指ししめてくれると、追いかけて行って「ありがとう!」ってお礼したくなるもんね。だから、こういうことはやったほうがいいと思う。



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こんにちはと挨拶しよう

ロードバイクに乗っている人は、サイクリングという趣味でつながる仲間である。声をかけよう、信号で偶然他のローディと並んだら、「やあ」、「こんにちは」と挨拶して会話を楽しもう。



このあたりのカジュアルな声掛けは、日本人には抵抗があるかもしれない。少なくとも、オレサマは信号で偶然並んだ人に、「( ・∀・)ノィョ-ゥ」と声をかけはしない。でも、山頂で一休みしているときなどは、「かっこいいバイクですね!」って声をかけることはある。



サイクリングロードや山を走ってて個人的にうれしい瞬間は、対向車線を走ってきたローディと会釈をするとき。べつに声を交わすわけではないんだが、「あぁ、サイクリスト仲間のつながりっていいな」って感じる。山登りをしている人が、すれ違いざまに挨拶をするようなものだと思う。



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恐怖を乗り越える

新しいことにチャレンジしよう。舗装路しか走ったことがなければ、グラベルを試したら? 坂を登ったことはある? センチュリーライドに出場したことは? シクロクロスをやってみる? もしやりたいと思いつつもやっていないのだとしたら、それはなぜ? やらない理由があるの?



知識がないのなら、人に訊いてみよう。専用バイクがなければ、仲間のを借りてみよう。クリニックに参加して学ぶのもいい。つべこべ言わず、グズグズせず、さっさとイベントに申し込んでしまおう。失うものは何もない。新しい経験が待っているぞ。



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バイクの種類を変えてみるとか、走ったことのない道へ繰り出すとか、ソロライドしか経験がないのにイベントに参加していいのかとか、新しい挑戦はたしかにちょっと躊躇する。もっとも手を出しやすいチャレンジは、個人的には「イベント参加」だと思う。



いきなりガチンコのレースは気後れするだろうが、競わないイベントも最近は多く、数千円で参加できるものがほとんど。マイペースで友人や恋人(夫婦)と楽しむよい方法だ。アカの他人だらけであっても、たくさんのサイクリストと同じゴールを目指して走るのって、高揚感が味わえてウキウキするよ。



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他人のアドバイスに耳を傾けよう

他人に学ぼう。他のサイクリストから学ぶことは多い。質問することを恐れる必要はない。だれだって、かつては初心者だったのだから。



サイクリングがポピュラーになってきたとはいえ、機材スポーツゆえ、ほとんどの人にとってはハードルを感じるものだ。ジョギングはシューズさえあれば即始められるが、ロードバイクはさすがにそうはいかない。機材購入以外にも覚えるべき乗車ポジションやメカ操作があり、ミスはそのままケガや事故につながる。



「なんだか面倒(怖い、分からない)だから、ロードバイクは諦めよう」ってなっている人はまだまだ多いはず。経験者が率先してレクチャーしてあげたり、自分の体験や失敗を伝えることはすごく意味がある。



オレサマも何人もの先輩ローディから、雑誌やネットには書かれていない数えきれないほどの活きたアドバイスを頂戴した。微力ながら、自分もその一役を担えればと思ってサイクルガジェットを続けている。



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サイクリングクラブやコミュニティに与えよう

肩肘張って、意気込まなくてもいい。できることから始めればいい。ボランティアを名乗り出たり、自分より経験が薄いローディに助言してあげるのもいいだろう。自分のスケジュールとスキルの中で出来る範囲で貢献しよう。



上記に似ているね。自転車の仲間同士、あるいは仲間の輪を越えてギブアンドテイクすれば、まだまだ自転車ファンって増えていくはず。



知らない人と走ろう

自転車に乗ってみたがっている友人はいる? いたら、ライドに誘ってあげよう。新しい仲間の輪が広がるかもしれない。もしかしたら、友人には自分一人でメンテナンスするスキルがないかもしれないけど、かまわない。その人ができるところから始めればいい。あなたの経験と忍耐力を必要とする人はいるのだ。



グループライドは「気を使うし、周りのペースに合わせなくっちゃいけないからソロがいい」という人は少なくない。たしかにそのとおりだとおもう。でも、仲間と走るメリットもたくさんあって、会話が弾む、辛い坂も登り切ることができる、トラブル発生時に助け合える、知らない場所に連れて行ったり、連れて行ってもらえる……などなど無数にあるよ。



個人的には、ヒルクライム時に仲間がいるといないとでは雲泥の差があるって思ってる。仲間がいたから激坂を乗り越えられた。一人だったら、早々に心が切れる場所でも、励まし合いながらだと登れてしまうものなのだ。



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以上、サイクリングティップスの提唱する、「こんなサイクリストになろう」でした。




海外ならではの視点で情報発信してくれる貴重なサイトなので、今後も有用な記事があったら紹介していきますね。

自動車のトランクにロードバイクやミニベロが積めるかどうかを検証する企画、今回はBMWさんに行ってきた。ウェイク(ダイハツ)、ハスラー(スズキ)、CX-3(マツダ)、チンクエチェント(フィアット)と来て、ついに高級レンジのBMWである。サイクルウェアなんかで行ったら ...

自動車のトランクにロードバイクやミニベロが積めるかどうかを検証する企画、今回はBMWさんに行ってきた。


ウェイク(ダイハツ)ハスラー(スズキ)CX-3(マツダ)チンクエチェント(フィアット)と来て、ついに高級レンジのBMWである。サイクルウェアなんかで行ったら相手にされないかも……と一抹の不安を抱えてMINIにのディーラーに足を踏み入れたのだが、女性の店員さんが快くご対応くださった。


MINI浦和さん、ご協力ありがとうございます!

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MINIはフレンドリーなお店ですから、気軽にお越しくださいね!」とのことだ。あー、よかった。



今回検証したのは、オレサマの愛車、Dahon(ダホン)のMu P8。大型なMINI クロスオーバーや Paceman(ペースマン)に問題なく積めるのはわかりきっている。そこで、最小モデルの3ドアのクーパーで検証させてもらった。

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※3ナンバーだが、全長はコンパクト



モデルチェンジでさらに一回り大きくなったとはいえ、全長は3,835mm とVW POLOより短い。全幅は1,725mm で3ナンバー。 全高はやや低めの1,430 mm である。


たしかにMINIクーパー(3ドア)は小さい。しかし、パンダの全長は3655mm なので、3,835nmmの全長がけっして短いわけではない。ちなみにパンダだとダホンのMu もボードウォークも1台であれば、リアシートを畳むことなくトランクに載る。さて、MINIではどうかとトランクを開ける。


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※第一印象はパンダと大差ない。トノカバーさえ外せばいけそうな気がする。



どっこいしょっと……入った!バンザイ!と思ったのもつかの間、

営業さん 「うーん、入るには入ったんですが、リアゲートが閉まらないような気がします


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ゆっくりとリアゲートを下げていくと、なるほど、スローピングしたデザインのため干渉してしまう。バイクはきっちりとトランクにハマっているので、これ以上動かす余裕はない。


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※ゲートが接触して、閉められない。



ということで、残念ながらMINIクーパー(3ドア)にはダホン(Dahon)のMu P8が積めないことが判明。


営業さん 「いや、待ってください。片方のリアシートを倒せばいけるかも


6:4分割の6を倒して、再度積み直してみる。倒したことで生じた空間にサドルを逃してやり、バイクをほんの少しナナメにして押し込んでからリアゲートを恐る恐る下ろしていくと……。


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※片方のシートを倒して、スペースをつくってみる


やった! 無事に閉まった! ガラスとフレームの間に数センチあるので、このスキマに毛布で養生すれば問題ない。リアディレーラーがシートに接触しそうだが、目視した限りでは問題はない。


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※キレイに閉じたよ!\(^o^)/

フレームをバンドできっちり締め上げれば、バイクは固定できそうだ。フレームを傾けて、タイヤをリアシートにもたれかけると、バイクは動かない。いいかんじである。


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※運転席から振り返るとこんなかんじ。見た目は不安定だが、しっかり固定されている。



というわけで、「MINIクーパーの3ドアでも、リアシートを片方倒せばミニベロが載る」という結論です。両方倒せば、もちろん2台のミニベロを運べるね。


ただ、車内を傷つけない&汚さないように2台乗せるとなれば、多少の試行錯誤は必至であろう。養生用の毛布が数枚は必要すべし。MINIほどのプレミアムコンパクトカーになると、チェーンのグリスでシートを汚したら相当に凹むと思うから(笑)。

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ちなみに、(目視での印象だが)ロードバイク積載は無理だと思う。よほど小さいフレームであれば、押し込めないこともないだろうが、ハンドルを折り曲げたりせねばならず、間違いなく苦労するね。ワイヤーにかかるテンションも心配だ。


なお、MINIクーパーにはルーフレールのオプション設定はないので、レールを要するキャリアは使えない。(サードパーティ製でイケるのはあるかもだけど)


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どうしてもMINIに乗りつつ、ロードバイクも運びたいなら、クロスオーバーしか選択肢はないかな。それにしても、MINIとルーフキャリアの組み合わせってリア充感満載で超カッコいいね。いつか、こういう車が似合う男になりたいものだ。


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※クロスオーバーにはルーフキャリアの設定があり、このように自転車を搭載することができる



ちなみに、「ノーマルのクーパーとクーパーSとサイズは違うの?」という質問もあるだろうからお答えすると、Sはノーマルよりも数センチでかい。しかし、それは外側のパーツによるもので、内装やトランク容量はまったく同じとのことだ。



というわけで、MINIをご検討中のサイクリストの方々の参考になれば幸いである。



MINI浦和さん、ありがとうございました!

ニューモデル速報 インポート Vol.28 MINIのすべて



NEW MINI STYLE MAGAZINE




MINI浦和の紹介動画も見つけたので、合わせて紹介しますね。





店舗情報

MINI浦和

営業時間 : AM10:00 ~ PM8:00 火曜日定休(祝日除く)

まとめ記事の一覧はこちら(^^)

【取材記事まとめ】 ロードバイク&ミニベロが自動車に積めるかどうか

過去の取材記事はこちらにまとめています。

ロードバイクに乗るとき、常に考えることは「どうか無事にケガなく帰宅できますように」ってこと。これはいつも意識する。車だとここまでハッキリ考えないんだけど、ロードバイクはコケたら即ケガなので、どうしても不安感があるのだと思う。 そんな折、ドコデモさんという ...

ロードバイクに乗るとき、常に考えることは「どうか無事にケガなく帰宅できますように」ってこと。これはいつも意識する。



車だとここまでハッキリ考えないんだけど、ロードバイクはコケたら即ケガなので、どうしても不安感があるのだと思う。



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そんな折、ドコデモさんというサイクリストブロガーが運営する『ロードバイクの「ロ」』の中で、こんな記事を読んだ。





クラブ・ロードロの良さを残しつつ、参加者の安全を守り、他の人に迷惑をかけないための最低限のルールを考えてみた




くわしくは上の記事を読んでいただくとして、ドコデモさんが挙げる注意事項をまとめると、

  • 道交法や自転車乗りとしてのマナーを必ず守る
  • エマージェンシーカードを携帯する
  • メンバー間でトラブルになるような行為は控える
  • 自転車保険に加入する

の4つだ。この点にはオレサマも激しく同意する。


交通ルールを守る

グループライドでルールの認識が異なる人といっしょに走ると、「2段階右折をする人」と「右折レーンで車と一緒に曲がってしまう人」の2パターンがある。「え~~~、そこで右折しちゃうの~~?(待って~)」ってなってしまうことが、まれにあるのね。



自転車が車の右折レーンを使って曲がることは道交法では認められていないので、2段階右折を守りたいものだ。



あと、4人以上のトレインになると、前の2台は信号を通過できたけど、後続が赤信号に引っかかってしまうのもあるあるだよね。なので、先頭車は「最後尾の人が通過できるかどうか」を意識した、余裕ある信号通過をお願いしたい。もし千切れたら、適当な場所で後続を待ちましょうね。



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OSTRICHの輪行袋、L100を買った

三浦半島に輪行でツーリングに行ったときの記事内で、「サドルが突き出る式の輪行バッグはJRルール的にNGですよ」と指摘を受けたので、新たにOSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 超軽量型 [L-100]に買い直した。



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これで輪行も安心である。ご指摘くださった方々、ありがとうございました。

m(_ _)m

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※エンド金具も付いているので、リアディレーラーもばっちり保護してくれる。





自転車保険は絶対加入しておくべし

新たに加入するのもよいが、自宅の火災保険の「個人賠償責任特約」でカバーされていることもあるので、事前に加入済みの保険をチェックするといいだろう。二重に支払わなくて済むからね。



子供による自転車の事故が訴訟に発展し、賠償命令が下った例もちょいちょい見かける。

関連リンク

母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は… (産経WEST)

自転車死亡事故、4700万円賠償命令 東京地裁 (朝日新聞)



メンバー間の勧誘行為はろくな結果にならない

(具体例は挙げないが)大人の趣味の世界ではたまに起こることあるね。こーゆー行為がいい結果になったことって、これまでの人生で一度も目撃したことがないので、まあ控えておきましょう(笑)。



「安全運転」とはちょっと趣旨が違うけどね。



エマージェンシーカードの携行に激しく同意

エマージェンシーカードはオレサマも常に携行している。頭を強打して意識を失ったとしても、住所、嫁の携帯、血液型などの情報はわかるようにしておきたい。



裸の状態の紙で持っていると汗で濡れてすぐにダメになってしまうので、浸水防止のためにプラスチックのシートで包んで、セロハンテープで目張りしているよ。財布に入る名刺サイズなので、まだの人はこのPDFをプリントして用意しておくことを激しくオススメする。


関連記事

ソロで事故って、身元確認できなかったら、「マジで死ぬんじゃね?」と思う



グループライドで仲間が負傷した場合、その人の家族に連絡を入れたいところだが、さすがにそこまで情報共有していないだろう。



そんなとき、「なんかあったら私の財布の中にエマージェンシーカードありますんで」とヒトコト伝えるだけでOK。仲間が全員このカードを持っていれば、スムーズな救助活動につながる。



最後に、もうひとつ個人的に加えたいのが、グループで走るなら「予備チューブを携行する」は必ず守りたい。



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タイヤ交換の仕方がわからなくても、周囲が助けることはできる。でも、予備チューブがないのはいただけない。エアポンプやタイヤレバーがあっても、予備チューブがなければ意味は無い。修理パッチでなんとかなることもあるが、外でのパンク修理は基本的にチューブの取り替えだから。


SCHWALBE(シュワルベ)700x18-28Cチューブ


パンク修理ができず、グループの足止めの原因になってしまうのはいただけないよね。交換スキルの有無に関係なく、サドルバッグにせめて1本、できれば2本を入れておこう。



フィアットのパンダを購入して1年経ったので、1年点検してもらったついでにチンクエチェントに試乗させてもらいつつ、オクサマのボードウォークがトランクに乗るのかを検証させてもらった。 結論から言うと、ボードウォークは載せることができなかった。パンダと比較し ...

フィアットのパンダを購入して1年経ったので、1年点検してもらったついでにチンクエチェントに試乗させてもらいつつ、オクサマのボードウォークがトランクに乗るのかを検証させてもらった。


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結論から言うと、ボードウォークは載せることができなかった。


パンダと比較して、チンクエチェントの全長は110ミリ短い。加えて、屋根から丸く下がってくるルーフが干渉してしまい、バイクそのものはトランクになんとか押し込めても、肝心のリアハッチが閉められないのだ。


トランクを倒せばもちろんいけるが、シートをそのままで搭載するのは不可であった。

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※ぱっと見はパンダと大差ないのだが……



ミニベロは、たたんだところでそれなりの高さがある。よって、リアゲートが閉められるかどうかが大きな問題になることが今回わかった。


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※トランクを倒さずに載せることはできる。


ダホンの場合、ハンドルポストを根本から折って畳むのだが、折った箇所がむき出しになり、ここがリアガラスに当たるわけ。さらに、この場所にはリアのワイパーの稼働箇所がちょうどくる部分でもあって、やはりリアハッチの角度が寝ているとぶつかってしまうのだ。


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※ご覧のとおり、トランクゲートが閉まらない


パンダはごらんのとおりリアゲートがほぼ直角に立ち上がっているので、ミニベロもすんなり収納できる。トランクスペースのリットル容量も大事だが、ミニベロを運ぶには形状も抜きにはできないことを今回学んだね。


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※リアゲートがほぼ垂直のパンダは問題なく閉まるのだ



試しに、リアシートを倒し、どれくらいのスペースがあるかも確認させてもらった。


リアシートをすべて倒せば、相当に広いスペースが生まれる。二人乗りと割りきってしまえば、ミニベロを2台積むこともできるね。ただ、寝かせて置くことになるので、毛布は敷いたほうがいい。でないと、リアシート背面に傷がつく。

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※2ドアクーペと割り切ればいいのだ


助手席を一番前まで押し出し、シートバックを前方に倒せばロードバイクが載せられるかも?と思ったのだが、さすがにそこまでは試せなかった。目視だけの印象だが、ギリギリ載せられるか……イヤ、かなりキツイな……といったレベル。


仮に詰め込めたとしても、ロードバイクに窮屈な思いをさせることになりそう。ディレーラーやワイヤー類にへんなテンションがかからないか不安。


ロードバイクはムリをすればなんとか押し込めるかもしれないが、相当に工夫しないと乗せられなさそう。載せるなら、2台のミニベロまで、かな。

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さて、試乗もさせてもらったので、そのインプレッションをば。※パンダと比較しつつ。


明るさ、POPさ、開放感がすごい

樹脂製ではあるが、ボディ同色の明るいインパネのパネルが目を惹く。サンルーフも影響しているはずだが、とにかく明るくてPOPできもちいい。


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※とっても カワ(・∀・)イイ!!



営業さんによると、「室内空間はパンダより狭いので、意図的に明るい内装にして、心理的な閉塞感を緩和しています」とのこと。うむ、たしかにチンクエチェントはお世辞にも広いとはいえない。しかし、気持ちのよい空間であるのは間違いない。


外は雨がぱらついていたが、晴れ晴れした気分になれた。なるほど、こりゃあ人気者なわけだ。ちなみにサンルーフははめ殺しのタイプのみで開かない。(日除け用の収納式のシェードはあるよ)

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※残念ながら、パンダには設定されていなかった。やっぱりサンルーフはいいですな。


パンダよりも走りが軽い

車重がパンダよりやや軽いせいでもあるだろう。走りがとにかく軽快なのだ。ハンドルが軽く、アクセルを踏み込むとスッと前進する。同じツインエアエンジンなのだが、エンジン音も心なしか軽い。


走りは軽快だが、ダンパーはやや固めで、地面に張り付くような接地感はある。このへんはドイツ車にも通じる、欧州車を感じさせる部分。フニャフニャな脚の車より、個人的にはこっちのほうが好み。


うっ……認めたくないが、パンダより運転が楽しい……」と感じたことを正直に告白しておく。ただ、大人が快適に過ごせるのはフロントシートのみ。リアシートはエマージェンシー用か子供専用と考えたほうが良い。

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※どの角度から見てもレトロな雰囲気が伝わってくる


フィアット500生活





営業さんに、チンクエチェントの購入層も訊いてみた。


老若男女、男女は半々、女性は指名買い多し

購入層はこうって決まっておらず、文字通り老若男女がお客のさんだそう。男性はBMWのMINIと比較することがこれまでは多かったが、現行のMINIは大きくなりすぎて、もはや競合しなくなったそうな。


今現在は、これといった明確な競合がいないのがチンクエチェントである。女性はデザインから入る人が多いそうで、指名買いするパターンの人が多い。




以下、おまけ: 500Xの情報も教えてもらったよ。※公になっている情報です。



FIAT 500Xはでヨーロッパ市場と北米市場向けに投入されたコンパクトクロスオーバーSUVで、日本上陸は2015年後半(予定)とのこと。上位車種はなんと9速AT搭載(上位モデルのみ)なのだ。


ジオメトリーは「4250mm(全長) 1800mm(全幅) 1600-1620mm(全高)」だ。イメージとしては、アルファロメオのジュリエッタの全幅と同じで、全長は100mm短く、背が高くなったかんじ。


エンジンは直列4気筒で、 1.4Lガソリンターボ、直列4気筒 1.6/2.0Lディーゼル、直列4気筒 2.4Lガソリンの3種類があるが、どれが日本に来るかまではわからない。
※ ウィキペディアのリンクも参考までにどうぞ。



500Xの動画はすでに海外で多数アップされているので、視聴して面白かったものを見繕っておいたよ。




いかにも明るいカリフォルニアって雰囲気で、中年のおっさん二人が好き放題に批評する姿が好ましい。日本のお行儀のいいインプレッション動画にはないフランクさがある。


「シートが快適だな」、「アメリカ人にはちょっと小さいぜ」、「エアコンはよく効くな。カリフォルニアの猛暑でもイケるぞ」、「走りはスポーティでいい」、「フロントシートは快適だが、リアシートはちと狭い」、「(兄弟車である)JEEPのレネゲードとは似ても似つかない仕上がりだ」等とコメントしている。







上の動画の続き。「Fiat 500X vs Nissan Juke vs Chevy Trax vs MINI Countryman 4台」のマッシュアップインプレッション。車好きの兄ちゃんがそのままオッサンになってしまった感じの2人が、好き勝手にぶった切ってて、掛け合いがリズミカルで面白い。



こーゆーあけすけな批評、日本の自動車評論家はぜったいやらないよなー。日本人のインプレッションが面白くないのは、彼らのように振りきっていないからだと思う。




最後の動画は、ロゴマークをガムテープで覆って隠して、通りすがりの人に「この車、どこのなんだと思います?」って尋ねる実験。





大半の人が「フィアットぽいね」と答えている。初見にもかかわらずほぼフィアットだと感じさせたということは、500のデザインをしっかり受け継いでいるってことだね。中には、フォルクスワーゲンかアルファ・ロメオと間違える人もいたけれど。



おばあさんの一人が、「えぇっ!?これが500ですって?私が知っている500と違うわー」って目を丸めて驚く姿がかわいい(笑)。

500magazine(チンクエチェント・マガジン)



※日本導入されたら、間違いなく試乗したい1台だ



以上、話が脱線しましたが、チンクエチェントでもシートを倒せばミニベロは積めるということと、500X上陸が楽しみですねって話でした。


合わせてお読みいただきたい!

【取材記事まとめ】 ロードバイク&ミニベロが自動車に積めるかどうか

フィアットの新型クロスオーバー車、「500X」の打ち出し方が日本と海外でまるで違う