サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

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2015年03月

Dahon(ダホン)のMu P8を2010年の秋に購入し、約4年半が経過した。これまでの総走行距離は18,000キロ弱。年間平均で、4,000キロちょい走っていることになる。愛着を持って大切にカスタマイズしてきたので、今も大好きだし、まるで体の一部のように感じるほどだ。 しか ...

Dahon(ダホン)のMu P8を2010年の秋に購入し、約4年半が経過した。



これまでの総走行距離は18,000キロ弱。年間平均で、4,000キロちょい走っていることになる。



愛着を持って大切にカスタマイズしてきたので、今も大好きだし、まるで体の一部のように感じるほどだ。


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しかし、いつかはきっと買い替えの時期が来る。いますぐにどうこうするつもりはないが、遠くない未来、新たなるパートナー(ミニベロ)購入を検討せねばならないだろう。


そこで、妄想レベルで次に買いたいミニベロを考えてみた。


題して、『25万円以上で買えるオススメのミニベロ』だ(笑)。

※あえてツッコミどころを残しています。


Tyrell(タイレル)

CSI

  • アルミフレームにカーボンバックの組み合わせ
  • フレームカラーは5色でツートンのカラーリング
  • 451の20インチホイールなので、406よりもスピードが出しやすい
  • SCHWALBE(シュワルベ)のDURANOは耐久性と軽さのちょうどいいバランスのタイヤ


フラットハンドルはShimano ULTEGRA 6800の11速だ。ブレーキやシフター、クランクまですべてフルアルテグラ。完成車で¥283,500(税抜き)。SRAM Force ドロップハンドル完成車もあって、これは¥298,000(税抜き) 。




Csi


どちらもなかなかのお値段である。ドロップハンドルモデルは税込みだと30万円オーバーだ。しかし、ドロップハンドルモデルの重量はなんとたったの7.5キロ……。これはもはやふつうのロードバイクの重さである。ミニベロではちょっと考えられないスペックだ。

フォールディングのミニベロの場合、クランプなどの接続パーツが増えてしまうため、どうしたって重くなる。ハイエンドモデルでも9キロ台がほとんどのところ、7.5キロは誇張もお世辞もなく、「驚異的」のヒトコトに尽きる。

ほぼ30万円のミニベロではあるが、これはもはや文句のつけようがない仕様だ。個人的に、オレサマが今もっとも買いたいミニベロがタイレルのCSiなのだ。


FSX

FSXは折りたためるミニベロだ。タイレルの中でも折りたためるモデルは少ないが、数少ないフォールディング式。

ただし、ホイールサイズは同じ20インチでも406サイズ。なので451のCSiよりは走行性能は劣る。あくまで比較しての話であって、ミニベロのくくりの中では相当にスペックは高い。406ホイールの折りたたみ式ミニベロの中では、最速レベルと呼んでいい。



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フレームはアルミだが、フォークはモノコックのカーボン製。重量はCSiよりも1キログラム重い8.5キログラム。フォールディングバイクとして、この軽さはすごすぎる。

参考までに、オレサマのダホン(Dahon)のMu P8がデフォルトで11.5キログラムだった。それにコストをかけにかけ、ようやく辿り着いたのが8.3キログラム。費やしたコストは……15万円は下らない(笑)。バイク本体を6万円ほどで買ったので、合計で20数万円かかっている。そう考えれば、「ありえなくはない」のだ。


フラットバーハンドルと、ドロップハンドルの2種類から選べるが、個人的に断然オススメしたいのは「ドロップハンドル」だ。


フラットバーハンドルを1年半使ってからブルホーンバーにカスタムしたオレサマに言わせれば、フラットバーでロングはキツイし、ダンシングもしにくい。せっかくタイレルを買うなら、ドロップハンドルで長距離を高速で移動したいだろう。迷わずドロップハンドルにしておきたい。




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コンポーネントがスラム(フォース)であるというのが、使ったことのない人からは不安要素かもしれん。そんな方は、この方のブログ記事が参考になるかも
※検索してて、たまたま発見した

  • シマノから乗り換えても、半日も乗れば慣れる
  • 多段変速ができて便利
  • シフトアップもダウンもやや重め(シマノと比べて)


ダホンやTERNに比べて、「折りたたんだときのサイズがややデカイ」のが問題ではある。ただ、ダホン(Dahon)のMu P8で何度も輪行している身からすると、「どれだけ小さく折りたためるか」は大した問題ではない。

それよりもよっぽど重要なのは“重さ”だ。軽ければ、多少かさばっても問題ない。しかし、その逆は大変だ。という意味で、タイレルのCSiは輪行に超絶最適とは言わないが、ほとんど苦にならないであろう。



KHS(ケーエイチエス)

P-20RA

KHSのP-20RAもよさげなミニベロである。アルミフレームで折りたためないミニベロだ。輪行するときは前輪を外し、ハンドルを折りたたむ必要があるので、手軽にさくっと電車に乗れる……バイクではない。電車に乗るにも、車に載せるにも、いわゆる折りたたみ式自転車としてはやや手間取る。

車重もそこそこあって、9.4キログラム。ミニベロの中では10キロを切ったら「軽量モデル」と呼んでいいと思うので、P-20RAもまあ軽量ではある。タイレルよりも重いが、これはタイレルが軽すぎるのであって、けっしてP-20RAが重いわけではない。



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現に、TERNの「VergeX30h(268,000円:税抜き)」ですら10.3キログラムあるし、フラッグシップモデルのVergeX20(370,000円:税抜き)ですら9.8キログラム。37万円出しても10キロを切るのがやっとであるのがわかるだろう。9.4キロのも十分に軽量であることがわかっていただけたと思う。


P-20RAはじつに美しいシルエットを持つ。ブルホーンバーにバーコントローラーのシフターという組み合わせも少ないので、街でかぶる可能性も低い。



ブルホーンバーとバーコンの組み合わせって、個人的には極めて使いやすくて乗りやすく、大好きな組み合わせ。でも、このカスタムをする人は少数派だね。



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※左: ブルホーンバー&バーコントローラー(デュラエース)

※右: ドロップハンドル&アルテグラ(6800系)




シフトチェンジのたびに手のひらをバーコンに持っていかねばならないので、車でいうところの「マニュアル操作ちっく」になる。この動作を楽しいと思えるか、面倒くさいと感じるか、かな。



万人に向くのはドロップハンドルとSTIの組み合わせだろうが、この組み合わせでも十分すぎるほど楽しいし、ロングライドでも疲れないよ。


Tern

Verge X18

Verge X18も悪くはないチョイスだろう。価格は259,000円(税抜き)。シルバーにポリッシュされたフレーム。目を引くツートンカラー。ディープリムホイール。ドロップハンドル。いかにも走りそうな佇まいである。



ただ、重さは残念ながら10.2キログラム。重さ的には大したメリットはない。タイレルと比べるとかなり見劣りする。


あと、25万円を越えるバイクなのに、シフターとフロントディレーラーがSORAなのが残念。リアディレーラーはULTEGRA-6700と一昔前のモノ、でもって9速だ。カセットはカプレオ、クランクがFSA。ややコストダウンされているのが気になる。



この辺は、買った後のカスタマイズとしてお楽しみにしておくのもいいだろう。



Verge



以上、25万円以上で買えるオススメミニベロでした。


個人的にはタイレルのFSXがいいなーーー。ステキな王子様が現れて、オレサマのために買ってくれないかしら(笑)。


フィアットのパンダの走行がまもなく1万キロになる。極めて満足して愛用しており、日々の足から、長距離のお出かけ、ロードバイクを積んでの輪行もちょくちょくやっている。イタリア車は初めてだったので、故障や初期不良がないかとビクビクしていたが、ほぼ問題はない。今回 ...

フィアットのパンダの走行がまもなく1万キロになる。



極めて満足して愛用しており、日々の足から、長距離のお出かけ、ロードバイクを積んでの輪行もちょくちょくやっている。イタリア車は初めてだったので、故障や初期不良がないかとビクビクしていたが、ほぼ問題はない。



今回は、パンダを購入する前には「ステキな機能だな!」と思ったものの、買った後は1回も使っていない、「(オレサマにとっては)便利そうで意外に使う機会のない機能」をご紹介しよう。



パンダ購入を検討している方の参考になれば幸いだ。

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数回試しただけのアイドリングストップ機能

アイドリングストップ機能を何度か試してみたのだが、結論は「これは不要。むしろ使いたくない」である。



なぜかというと、信号で右折するときの右車線で停車中、エンジンが切れてしまうと、再度かかるまでのタイムラグが生じてしまい、意図したタイミングで走れない。



むしろ危険な気がしてので、二度と使わないことにした。

Aaaa

※ボタンを押すと、機能がオフになる(ややこしい)



アイドリングストップ機能のメリットとして、燃費向上があるが、ディーラーの営業さんに聞いた話では、「アイドリングストップ機能でエンジンをかけるときに消費するガソリンを食うので、トータルで見ればじつは大して貢献していない」のだそうだ。



なんだ、そうなのか。なおさら使う理由がないので、安心して使わないでおく。



あと、ヨーロッパではアイドリングストップ機能はさほど重宝されていないそうで、「燃費が気になるならディーゼルに乗れば?」的な風潮もあるそうだ。(あくまで聞いただけの話なので、裏は取ってないが)


ということで、「メリットよりもデメリット多し」という判断である。


シティモード

この機能を使うと、パワステが軽くなる。駐車時に女性でも軽々とハンドル操作ができるということだが、パンダはべつに大型車でもなく、デフォルトでも重いと感じたことはない。車重も1トンちょいだし、エンジンは超軽い2気筒エンジンだからね。


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今でも十分に軽いから、これ以上ハンドルを軽くする意味はない」のはオクサマも同意見。なので、シティモードは1回使っただけで終わってしまった。


パンダごときのコンパクトカーに、こんな機能は無用!である(笑)。


リアシートの真ん中のシートベルト

天井に格納されるアイデアは見事で、コレがあるお陰でシート上にバックルが散乱せず、使いやすい構造になっている。



使わないシートベルトがだらりとシートに鎮座しているのって、気持ち悪いし、みっともないもんね。



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※天井に収納するのはうまいアイデア



でもね、そもそもパンダのような全幅が1645ミリしかないようなクルマのしアシートに3人並んですわるのはやや無謀。というか、無理なの。



ヘッドレストはいちおう3つあり、3人座れる配慮はされているが、実際に大人3人乗ったらギュウギュウ詰めになり、苦痛だ。実家でオトンとオカン、弟らを乗せたとき、5人乗車になったが、これが大不評。(そりゃそうだ)



パンダは5人家族が選んではいけない車だ。あと、身長が180センチ以上ある人にパンダのリアシートはキツイ。膝がシートに当たるだろう。

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※後席中央は使い物にならん。ディッシュの箱でシート幅をイメージしてください(笑)。


オレサマは身長が173センチ。そのポジションに前席を合わせてリアシートに乗ると、手のひら1枚とちょっとのスペースがあり、これならまあ大丈夫。175センチくらいまでが、パンダを快適に使える体格だと思ってもらって良い。



補足すると、つま先をフロントシートの下にすっぽり滑りこませることができるので、きちんとした姿勢で座ることができるのは利点だ。



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あと、リアシートは座面がフロントよりやや高いので、見晴らしが良いのだ。窓が大きいことも相まって、日差しがよく入り、景色がよく見えるよ。



まあ、パンダは4名乗車(身長は175センチ)までと割り切った方がいい。ということで、リアのヘッドレストは不要だね。



以上、「使ってみたけど、いらねえなコレ」って思った機能を紹介しました。




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フォローするわけじゃないけど、パンダは大好きだよ!これまでの人生で乗った自動車で、もっとも愛着が湧いて大好きな車。



外から眺めて美し、中に乗り込んで愛し、走らせて楽し」の三拍子そろったステキなイタリアン・カーであることを断言する。

愛用しているミッションワークショップのメッセンジャーバッグ「MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) Rummy(ラミー)」だが、2012年の2月に買ったので丸3年以上使ったことになる。これまで、もっぱら通勤とサッカーの移動のために使ってきた。とくに冬場の荷物(着 ...

愛用しているミッションワークショップのメッセンジャーバッグ「MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) Rummy(ラミー)」だが、2012年の2月に買ったので丸3年以上使ったことになる。



これまで、もっぱら通勤とサッカーの移動のために使ってきた。とくに冬場の荷物(着替えとかタオルとか)が多くなる時期は、モンベルのバックパックではまったく荷物が入りきらなかったので、大容量のRummy(ラミー)はものすごく重宝するのだ。



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【自転車で荷物を運ぶ!】 1年使ってわかった、メッセンジャーバッグのメリットとデメリット

ミッションワークショップのメッセンジャーバッグ、RUMMYのロングインプレッション



上の記事でも書いたけど、「MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) The Rummy(ラミー)」は呆れるほどタフで頑丈。晴れの日も雨の日も使ったけど、一度もトラブったことはない。



糸のほつれは見つからないし、傷らしい傷も見当たらん。もちろん、浸水もゼロ。とにかくノートラブルなので、天候が危ういときや、ノートパソコンなどの大切な荷物を運ぶときは、迷わず「Rummy(ラミー)」を引っ張りだす。



ただ、夏場は小ぶりのバックパックで済むので、活躍するシチュエーションは少なくなる。これまでは、夏場以外の「晩秋~初春」に使うことが多かったかな。それに、大型のメッセンジャーバッグは面積が広いので、夏に背負うと猛烈な汗をかくことになるからね。


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ただし、ノートパソコンを運ばなくてはいけないときは、(背中部分が湾曲した)モンベルのバックパックには入らないので、「Rummy(ラミー)」を使う。



ところで、メッセンジャーバッグを買う前にもっとも気になるのは、そのサイズ(と容量)ではないだろうか?



自分のライフスタイルにマッチしたサイズでないと、大きすぎてスカスカになったり、逆に小さすぎて荷物が入りきらなくなる。自分にとってちょうどいいサイズがほしいに違いない。



「Rummy(ラミー)」は、世間に流通している一般的なメッセンジャーバッグよりは大型だ。気合入れて荷物運ぶぞ!って用途に適している。



これではややデカすぎと思う方は、「MISSIONWORKSHOP(ミッションワークショップ) Monty」にしておいた方がいい。こっちのサイズのほうが、日常的な通勤や通学に適していると思う。(こっちとさんざん迷って、「ええいっ!大は小を兼ねるわい」と「Rummy(ラミー)」を選んだので)



「Rummy(ラミー)」は軽くポタリングするのには向かない。ロングライドにも向かないね。そもそも、メッセンジャーバッグはロングライドに適していない。片方の肩で背負うので、どうしても負荷が偏ってしまうのね。



メッセンジャーバッグは、通勤等の「そこそこの量の荷物を運ばねばならないシーン」にはマッチするが、レジャーライドには向いていない。快適に運べる距離は、個人的な体験をベースにして言うと、片道25キロまでかな。それ以上だと徐々に方が辛くなるだろう。



ということで、「Rummy(ラミー)」にどれくらいの荷物が入るのかをくわしく解説してみるよ。


「Rummy(ラミー)」にちょうどいい分量の荷物

メインの荷室

  • シューズ(現地用のシューズやサッカーシューズ)
  • 着替え(冬場は多くなるけど、ラミーならオールシーズン大丈夫)
  • その他、かさばる荷物ならなんでも(PCのACアダプターとかマウスとか)


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※どんどん放り込めます。




スリット

  • ノートパソコン(13インチが余裕で入る。15インチでもOK)
  • ノートや書籍(マチもそこそこあるので、書籍も入ってしまう)

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※15インチのノートPCもOK(写真は12.1インチ)



サブポケット

  • 財布
  • 携帯
  • カギ
  • 文房具


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ざっとこれくらい入れると、ちょうどよい感じ。



逆に荷物(着替え)の少ない夏場は「Rummy(ラミー)」だとメインの荷室がスカスカになっちゃうくらいだね。


通勤するときの荷物

ある冬の日の自転車通勤での荷物。



これでも「Rummy(ラミー)」にとっては余裕の量だね。


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まずかさばるセーター、シャツ、タオル等を底に敷き詰めます。その上にACアダプターやマウスやiPhone用予備バッテリーやiPad miniや文庫本をドカドカと乗せていく。



夜は冷えるので、ウィンドブレーカーも入れておく。



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フロントのジッパーを開け、ノートパソコンとノートを入れる。書籍も入るよ。写真のレノボは12.1型(ワイド)だが、15インチでも大丈夫。


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フロントに2つ大きめのポケットがあり、ここに財布、iPhone、鍵類、名刺、文具等を入れる。頑丈なベルクロに加え、バックル付きなので、落下の心配はない。

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※ガジェットの備品はかさばるけど、メッセンジャーバッグなら気にならない。




これで完了。「Rummy(ラミー)」はロールトップ式のメッセンジャーバッグなので、くるくるを巻いて、ベルクロで固定する。



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「Rummy(ラミー)」を使っててもっとも恩恵を感じるのが、太いストラップとガッチリとしたバックル。バックルの固定力がとにかくしっかりしてて、どれだけ走っても安定しているのだ。

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ストラップも太いので肩に食い込まず、痛みを感じにくい構造になっている。安っぽいメッセンジャーバッグはここがヤワ。


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※文庫本と比較してみた。ストラップの太さがお分かりいただけるだろうか?




ただのファッションではなく、本当に使えるメッセンジャーバッグが欲しい人は、バックルとストラップをしっかりとチェックしたほうがいい。つい表の色やデザインやオーガナイザーの使い勝手が気になってしまうだろうが、メッセンジャーバッグで一番重要なのは、


1.荷物がしっかり入るか

2.安定して背負うことができるか

3.背負った状態で快適に走れるか


だもんね。



重いものは下に、軽いものは上に

かばんに物を入れるときのセオリーとして、重量物は下に入れたほうが安定するよね。シューズ類は下に入れているよ。



硬いものは外側に、柔らかいものは内側(背中側)に

サッカーのスパイクはソールが硬い。背中側に配置すると、尖ったポイントが背中に当たって「イテテテ」となることがある。こういった先の尖ったものや箱状のものはなるべく背中に直接当たらないような配置にする。



コンビニでの支払いがしやすい

メッセンジャーバッグで便利なのが、コンビニとかで支払いするとき。



ストラップを緩めて、クルッと回転させるだけで財布にアクセスできるので、いちいち降ろさなくてよいのよ。サッとスマートにレジを通過できるんだ。 バックパックだとこの手間があるので、お釣りや商品を受け取るのに手間取ってしまう。


MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) The Rummy(ラミー)


以上、ミッションワークショップのメッセンジャーバッグ、「Rummy(ラミー)」を3年ちょっと使ってみてのロングターム・インプレッションでした。

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ITMedia ヘルスケアでサイクルガジェットとして新連載を始めた。

こないだ公開したのは下の2記事。



半年で10キロやせなかったら10万円あげます――小鳥ピヨピヨ・清田いちるさん

Facebookの飲み会写真は非表示にします――デイリーポータルZ・林雄司さん



各界の“引っ張りだこで忙しい人々”の習慣をお聞きしているんだが、いろんな方の話を伺っていると、自分も取り入れてみようって気になるよね。ということで、オレサマも朝食に工夫をしているのでご紹介してみようと思う。


シリアル中心

パン食を「シリアル中心」に切り替えた。グラノーラ系のナッツやドライフルーツがふんだんに入っている物を選んでいる。



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※散らかったデスクがお見苦しくてスマン(笑)。


ケロッグ ブランフレーク フルーツミックス

※ほぼこればっかり食べてる



以前は菓子パンをモシモシ食っておったが、カロリーの高さがヤバイ。メロンパンとか400-500キロカロリーもあるもんね。調子に乗って2個食べようものなら、1日必要な総カロリーの半分を菓子パンでカバーしてしまう。しかも、摂取しているのは糖分のみで栄養価値は低い。



「これではアカン!」と思ったのだ。




シリアルにはさらに日本食品製造 プレミアムピュアオートミールを混ぜて、ミューズリー風にしている。オートミールは保存料や着色料の入っていない自然なもの。




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※乾燥してサラサラしているよ




アメリカに住んでいた学生時代は、「ケッ!あんなグチャグチャでドロドロの気持ち悪いもん、食えるかいな」と見向きもしなかった。一口足りとも食べなかった。(←食わず嫌い)



しかし、四十路を越えた今、ドライのままシリアルに混ぜて食うと、うまいな。じつにうまい。腹持ちもいい。




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※こういうシリアルを選ぶときもある。これもおいしい。





オートミールの何が素晴らしいって、「タンパク質、脂質、糖質、ナトリウム、カリウム、鉄分、ビタミン(E、B1、B6)」がバランスよく含まれていること。




鉄分って、日本人が日常の食事で不足しがちな栄養分らしいので、それを補えるって意味でも大変ありがたい。




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※職場のデスクに常備してます。牛乳は会社近く24時間スーパーで調達




あとね、なにより食物繊維が豊富なので、お通じがすこぶる良いんですわ。(お食事中の方、申し訳ない)



3日に1回のやや便秘体質だったオレサマが、毎日になったもんね。調子いいときは1日2回とかもある。




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日本食品製造 プレミアムピュアオートミール 



おかげで、胃腸がいつもスッキリしてて、気分も体調も良いである。(まあ、お通じの良さは牛乳の影響もあるだろうけどね)


オートミールって、ぐっちゃぐちゃのお粥みたいにして食べるものって思ってて、それに苦手意識がある人も少なく無いと思う。(かつてのオレサマがそうだったように)。


でも、ドライのままシリアルにまぜたり、ヨーグルトに乗せるだけならそうはならない。抵抗感は薄まるので、だまされたと思って試してみて(笑)。



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※スカイの選手はオートミールを毎日食べるんだってさ!




果物も少し食べる

バナナやオレンジ等、包丁を使わないで済む果物を職場に常備している。朝ひとつ食べるので、5個(本)入りで1週間もたせているよ。



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※手が汚れないので、ついついバナナを選んでしまう。




バナナ大学というサイトがあった。バナナの栄養価とか効能がくわしく解説されているよ。もちろん教育機関ではなく、日本バナナ輸入組合という団体が運営しているサイトである(笑)。



というわけで、こんな生活を続けているのだ。体調はずっとよく、ここ3~4年は無病息災。インフルエンザはもちろん、風邪すらひいたことがないよ。



いつまでも楽しくロードバイクに乗るため、この生活を継続するつもりです。
\(^o^)/

ついこないだ、ダホン(Dahon)のMu P8のホイール修理で入院していたのだが、またもや入院となってしまった。原因は、フロントタイヤのセンターがズレてしまっていたため。発見してくれたのは、経験豊かな職場の先輩ローディ。オレサマのダホン(Dahon)のMu P8をひと目見て ...

ついこないだ、ダホン(Dahon)のMu P8のホイール修理で入院していたのだが、またもや入院となってしまった。



原因は、フロントタイヤのセンターがズレてしまっていたため。



発見してくれたのは、経験豊かな職場の先輩ローディ。オレサマのダホン(Dahon)のMu P8をひと目見て、「前輪のセンターがズレているよ」と指摘してくれた。



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え!?センターがズレてるってどういうこと??」と尋ねたら、

ほら、正面から見ると、タイヤの中心がほんの少しだけ片方に傾いているのがわかります?


「そんなことあるの??」と、慌てて見てみたら、ホンマや…。言われなければわからないくらいではあるが、確実にズレておった。気のせいであって欲しかったが、そうではないレベルでズレている。



「ホイールを新品に交換したばっかやのに、なんでやろ?」と思って、次の日ショップに駆け込んだのだった。



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※最近、入退院が多いDahon(ダホン)Mu P8





大将はフォークとホイールを見るなり、

うん、こういう問題はエンドを削るくらいしか方法がないんですよ。あるいは、ホイールがふれていないかどうかのチェックですね。新品ホイールなので、その問題はないとは思うのですが


ホイールを回転させている限り、とくに問題なくまっすぐに回っているように見えるのだが、真正面から見るとほのかに右側にズレている(傾いてはいない)のが、どうしても気になる。指摘されるまではなんとも思っていなかったが、ひとたび指摘されるとむちゃくちゃ気になりだした(笑)。



ちなみに、これまで運転していて一度も違和感は感じたことはないし、運転しながら見るフロントタイヤに違和感を感じたこともない。しかし、問題の予兆だったりすると嫌だし、フロントフォークに万が一のことが起きたら、大事故につながりかねない。

※最近、某メーカーの折りたたみ式マウンテンバイクのフレームが折れて大事故になった例もあるしさ。

参考記事

自転車:走行中突然ボキッ 転倒し重傷 訴訟に(毎日新聞 2015年03月01日)




ということで、なにはともあれ、入院させてくわしくチェックいただくことになったのだ。しばらくは通勤もBOMAのRefale(リファール)でおこなうことにしよう。



4年半乗っているので、そろそろあちこちにガタがきているのだろうか。それとも、「新しいバイクを買いたまえ」というミニベロの神様の啓示なのかもしれない。

20150307_130440



次のバイクの候補をそろそろ考えておこうかな……。オクサマにはナイショで(笑)。


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アイティメディアヘルスケアで、新連載が始まった。その名も、「“引っ張りだこな人々”の習慣」だ。 「健康」が気になりだした人に贈る活用ガイド - ITmedia ヘルスケア 各界の忙しい人々(=引っ張りだこで仕事が休めない)に、自身で取り組まれている健康維持のコ ...

アイティメディアヘルスケアで、新連載が始まった。



その名も、「“引っ張りだこな人々”の習慣」だ。



Healthcare


「健康」が気になりだした人に贈る活用ガイド - ITmedia ヘルスケア



各界の忙しい人々(=引っ張りだこで仕事が休めない)に、自身で取り組まれている健康維持のコツをお聞きしてゆく企画である。



サイトのdescriptionによれば、

『"不健康な生活を何とかしなければならないと思いつつ、具体的な行動に踏み出せていない人に対して、“今よりかっこいい自分”になるために必要な知識をお届け。食事や睡眠、運動といった、健康維持にかかわる要素を改善するのに役立つ“健康ガジェット”やヘルスケアアプリ、健康関連サービスの活用法なども紹介します』

とのこと。



ローディのみなさんも、きっと健康には常日頃気をつけていらっしゃるはず。そんな健康意識の高い方々に、ぜひお読みいただきたい。



初回記事はギズモード・ジャパンの長老にして、「小鳥ぴよぴよ」を運営する清田いちる氏だ。



半年で10キロやせなかったら10万円あげます――小鳥ピヨピヨ・清田いちるさん




なぜこの連載を考えついたかというと、オレサマ自身がもともと健康志向が強かったのに加え、ロードバイクを始めてからその意識がより一層強まったから。



きっと、周囲のローディ先輩方の意識の高さに刺激を受けたことが原因だと思う。そして、「自分以外の方々ってどんな食生活を送っているのかな?」、「どんな運動習慣をお持ちなんだろう?」、「ガジェットやアプリをどうやって生活に取り込んでいるのかな?」と気になりだしたのだ。



そんなことをずっと考えていた矢先のオファーだったので、この企画を提案し、採用となったわけ。



ということで、隔週くらいのペースで更新していくよ。



オレサマの属しているIT業界からスタートするけど、それ以外の世界の人々のお話もお伺いするつもりです。

ミノウラのMOZ-ROLLER(モッズローラー)を使い始めて、丸3ヶ月だったんだけど、買ってみてどうだったか。生活がどう変わったかをお伝えしたい。走った距離は1,200キロほどなので、1ヶ月で400キロくらいだね。 1回あたり25キロ(45分)走り、それを週4回で100キロ。月 ...

ミノウラのMOZ-ROLLER(モッズローラー)を使い始めて、丸3ヶ月だったんだけど、買ってみてどうだったか。生活がどう変わったかをお伝えしたい。



走った距離は1,200キロほどなので、1ヶ月で400キロくらいだね。



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1回あたり25キロ(45分)走り、それを週4回で100キロ。月換算して400キロってわけね。


1回立ちごけはしちゃったけど、ケガはないし、バイクは無事(笑)。

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【再現ドラマで完全解説】 三本ローラーから落車するとこうなる 三本ローラーの上で「ゼッタイにやってはいけないご法度」を伝授いただいたので共有するよ




ロードバイクで過ごす時間が冬でも落ちなかった

ふつう、寒い冬は走行距離が落ちる。それは当然だ。でも、三本ローラーのお陰で、12,1,2月ずっとコンスタントに乗れた。フォームを忘れないし、バイクに乗ることに慣れた身体をキープできる。



もし三本ローラーがなかったら、たぶん3ヶ月の走行距離は200キロもいってなかったはずだ。


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2ヶ月も乗らなかったら、走るための筋肉も衰えるし、フォームを取り戻すことも大変。



あと、使ってみてしみじみ感じることだけど、フォームをじっくり見つめなおすことができるので、バランスが向上しただけでなく、フォームもキレイになったのだ。


スキマ時間に運動できるのが超絶気楽

冬に外でバイクを走らせるには、それなりに着替えしなくちゃだったり、装備が必要。自転車通勤するにせよ、着替えとかタオルもいるし、なにかと面倒なんだよね。



三本ローラーの何がラクって、シャツと短パンだけでできてしまうこと。ローラー台を開いてセットし、汗受けの新聞紙を敷くだけでOK。準備するのに3分も必要ないのだ。


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会員制フィットネスクラブに通うことも考えたんだけど、三本ローラーのほうがよっぽど楽だし、長続きするような気がする。フィットネスクラブって、そこまで移動したり、車を駐車したりするのがそもそも面倒。それに、帰宅したらもう営業時間過ぎてるってこともあるしね。



ちなみに、時間があるときはローラーを回した後で体幹筋トレもしているよ。きついけど、いい運動になるよ。

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自信を持って外で走ることができる

三本ローラーってやっぱり不安定じゃない?だから、乗っている間は気が抜けないの。で、ローラーに慣れてしまうと、公道を走るのがむちゃんこラクに感じるんだ。



これって、たぶん三本ローラーやってる人なら、「だよねー」とナットクしてもらえると思う。



うまく説明できないんだけど、きっとバランスがよくなっているんだろうね。知らず知らずのうちに、フォーム改善されているんだと思う。


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ただ、個人的にダウンヒルが苦手なんだけど、こればかりはローラーで鍛えることができないから。ダウンヒルに慣れるには、何度も山を登っては降りるってことをしなくちゃいけないだろうね。



三本ローラーで鍛えられるのは、フォームと平地を一定速度で淡々と走らせるスキルまで、かな。


筋力アップした実感はない

軽いギアでケイデンスを高めにして漕いでいるせいもあろうが、パワーアップしたとはまったく思わない。というか、そもそも筋力アップは期待していなくって、バランス向上、フォームとペダリング改善、有酸素運動って考えていた。なので、予想どおりではあるね。



筋力アップを望むなら、固定ローラーをチョイスすべきだと思う。


ミノウラのMOZ-ROLLER(モッズローラー)



以上、3ヶ月三本ローラーに乗ってみての現状報告でした。


今後も季節に関係なく、定期的に家で乗るよ!


一つだけ心配なんだけど、夏場はどうしよう?クーラーをガンガン効かせながら走るしかないだろうなぁ。なにしろ、真冬の部屋でストーブ消しててもボッタボタと大量の汗が滴り落ちるからねぇ。

三本ローラーや固定ローラーを使っている人は、汗対策でお悩みのことと思う。室内でローラーを回していると、びっくりするほど汗をかく。フローリングの床でやるとすぐにわかるが、「ビッタビタやんけ……。自分の汗だからまだ耐えられるけど、他人のだったら気持ち悪いなー ...

三本ローラーや固定ローラーを使っている人は、汗対策でお悩みのことと思う。



室内でローラーを回していると、びっくりするほど汗をかく。フローリングの床でやるとすぐにわかるが、「ビッタビタやんけ……。自分の汗だからまだ耐えられるけど、他人のだったら気持ち悪いなー」って思うもんね。



そしたら、娘がこんなものを作ってくれた。

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たかが汗ってバカにできないのよ。なぜなら、塩分を含んだ汗がステムのネジに入ると、錆の原因になるからね。よって、たいていのローラー乗りの方々は、フレームとステム周辺にタオルを置いて、汗が直接フレームに滴り落ちないようケアしているものである。



オレサマも最初の頃は2枚のタオルで耐えていた。1枚は頭に巻いて額や目から汗が落ちるのを少なくする。


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もう1枚は、ハンドルにふわっとのせておく。頭にタオルを巻いても汗はやはりポタポタ落ちる。1回あたり45分間漕ぐので、終わるころには床はベッタベタ。



フローリングのときは終わってから念入りに拭き取り、畳のときは古新聞を敷いておく。




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※愛用しているローラーは、ミノウラのMOZ-ROLLER(モッズローラー)です。




ミノウラのMOZ-ROLLER(モッズローラー)





娘が作ってくれたのは、ダンボール製のフレームカバー。



画用紙で型をとって、専用設計してくれた。大きすぎるとガタガタするし、走行中に落ちてしまいそうになる。隙間から汗が入り込まないよう、念入りにガムテープで紙の部分を塞いでいく。



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スローピングしたフレーム、ステムの硬さ、トップチューブの幅にぴったりおさまるように、何度も乗せては切ったり、削ったりしながら、1時間半かけて作ってくれた。



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もちろん、バイト代は取られたけどね……(笑)。



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※フレーム形状に沿った形でカッティング(笑)。



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※ふむふむ、これなら汗から守ってくれそうだ。




で、実際にローラー台で使ってみたらいい感じ!カタカタ音もせず、フレームにぴったりとハマっている。「これはよかったわい(^^)」と喜んで走っていた。

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そしたら、落ちた汗がスローピングしたトップチューブの坂を下ってゆき、汗の水たまりが末端に集中していくではないか……。



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※ギャァァァァァ、汗がぁぁぁぁ /(^o^)\


あと、左右の折り目にも汗が入っていく……。結果、1回使っただけで水分を含んでゴワゴワになってしまった(笑)。




娘にそれを伝えたら、


しょせん、紙だもんね……あ、納品は済みましたので ( ̄ー ̄)ニヤリ


と笑っただけであった。




保証期間は無いみたい><




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※まあ、乾かしながら使えばしばらくはもってくれるかな。




5回ほど使ってみたけど、意外に壊れないよ!ガムテープでしっかり目張りすればダンボールでもいけてしまうのだ。が、娘いわく「フレームの形に合わせるのがすんごい面倒だった」とのことだった。



MINOURA(ミノウラ) サイクルトレーナー用汗落ち防止ネット



※ローディ以外には、一体何のための商品かさっぱりわからないだろう(笑)。一反木綿みたい。




MINOURA(ミノウラ) サイクルトレーナー用汗落ち防止ネットって対策商品もあるけど、レビューを見る限り、レビューは分かれている。



「タオルで事足りる」って人もいるし、「買ってよかった。プロ気分を味わえる(笑)」って方もいらっしゃる。



オレサマは……しばらくは娘のダンボール製汗落ち防止カバーでがんばります(笑)。



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3月7日(土)、さいたまスーパーアリーナで行われた「MINI LOVE -MINI VELO LOVERS FESTA ’15」に行ってきた。 何しろ、主だったミニベロメーカーが勢揃いしてくれるのだ。しかも試乗までできてしまうとなれば、行かずにはおられない。ということで、サイクルガジェットと ...

3月7日(土)、さいたまスーパーアリーナで行われた「MINI LOVE -MINI VELO LOVERS FESTA ’15」に行ってきた。


何しろ、主だったミニベロメーカーが勢揃いしてくれるのだ。しかも試乗までできてしまうとなれば、行かずにはおられない。ということで、サイクルガジェットとして取材させていただいたよ。


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会場入口のすぐ横で、カスタムバイクコンテストが行われていた。



もうちょっとこう、盛り上げる工夫があるのかしらと期待していたんだが、ただバイクが並べられていただけで、あまりコンテスト感はなかった(笑)。



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コンテストというからには、来場者が投票でもできる仕組みなのかしらと思っていたが、どうやらそういうものではなく、主催者側の独断というか、好みで選ばれるものらしい。



それにしても、ここに集まったバイクがもうマニアック過ぎて呆れるやら笑いが止まらないやら、である(もちろん、いい意味で)。




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会場では「世界に一つだけのDAHON Curve D7」のブログでおなじみのKei 氏にもお会いできたよ。



オレサマと同じダホンに乗っているブロガーさんで、それはそれはマニアックなカスタマイズをしている方だ。案の定、コンテストにも出品されていらっしゃったので、間近で拝見させてもらった。ドロップハンドルには105のSTI。それにショートVブレーキの組み合わせだ。




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※16インチでドロップハンドル…タダモノではない……。



ちゃんとブレーキ引けますか?トラベルエージェント無しで大丈夫ですか?」と質問したところ、「まったく問題なく引けていますよ」とのこと。




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※フレーム下に輪行バッグを取り付けたほうが、サドルに括りつけるよりも「さっとアクセスできてGOOD」とのこと。




よく見ると、オレサマと同じシュートVをお使いのようだ。うーむ、これを見ていたら、オレサマもドロップ化したくなってきたぞ……。



三日月状のボトルケージは、見た目はスッキリしてカッコイイ。ところが、「ちょっとした段差でボトルがかんたんに外れてしまう。使えないので、ふつうのに戻そうと思います」ですって。そうなんだー。


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ミニベロの展示場では、なかなか実物をみる機会のないKHSとタイレルに目が向いた。とくにタイレルは高いだけあってパッと見ただけで他のミニベロとは一線を画しているような印象だ。

塗装はカドワキパウダーコーティングという製法が採用されていて、とても美しい。写真やウェブサイトでは伝わってこない塗装のクオリティの高さは、現物を見るとよく分かる。




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※こちらは参考出品されていたチタンフレームのFX。デュラエース採用。カーボンホイールを装着。お値段、なんと120万円。



とくに目を引いらのがKHSのP-20RAと、タイレルのFSXの2台。



見た瞬間に「こ、これはいいモノだ…」と生唾を飲んで直感したね。KHSのP-20RAは完成車で25万円。(税抜き)


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※ソフトテールがKHSのアイデンティティだよね。シートステーの上端にあるゴム樹脂がショック吸収をしてくれるんだって。



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※25万は安くないけど、この至近距離で観れば、それだけのモノだって思えるよ…。




ミニベロで25万円って、相当に効果な部類に入るけど、すでに心が麻痺しているので、「がんばれば買える……!」って思ってしまった。自分自身の思考回路が理解不能で恐ろしいね(笑)。


オレサマのダホン(Dahon)のMu P8と同じブルホーンバーにバーコントローラーという使い慣れた組み合わせ。ホイールが451なので、今使っている406よりも高速巡航できるのが強みである。ちなみに、FSXは406ホイールね。



タイレルのFSXは318,500円。(税抜き)

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※ツートンカラーがかっこよすぎて身悶えしそう。




もはや、ミニベロの価格ではなく、ロードバイク、しかもミドルグレードのそこそこよい車種が買えてしまう。ミニベロ好きのオレサマであっても、さすがに「ど、どうしよう…」と躊躇してしまうレベルだ。



しかし、近くに寄って食い入るように見つめると、価格が高いのもナットクなのよね。たとえばタイレルのFSX。 コンポはスラムのフォース


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※メカデザインそのものは、さほど奇抜ではなく、シマノユーザーのオレサマでも受け入れやすいデザインだ。




ちなみにスラムのコンポーネントは高い順に「レッド(RED)」、「フォース(FORCE)」、「ライヴァル(RIVAL)」、「エイペックス(APEX)」ね。



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※スラムってすげーカッコいいじゃん・・・。




ということは、FSXはそこそこよいコンポーネントが採用されていることになる。チェーンリングもカッコよくって、フレームによくマッチしているわ。




個人的に、ミニベロにシマノのチェーンリング(アルテグラやデュラエース)は重たいような、野暮ったいような、ちょっと似合わないような気がしている。




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※デュラエースはチタンフレームになら似合うな……。(゚A゚;)ゴクリ



スラムはその点、ミニベロに似合うデザインかな。スラムは使ったことはないが、一度トライしてみたいね。


ツートンカラーのフレームも美しい……。カラーの組み合わせは何種類かあるそうだ。オレサマはこの組み合わせに惚れた。




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真横から見てもうっとりできる見映えだが、フロントフォークのうねりの角度もよい。実に良い。塗装の素晴らしさは、近くで見れば見るほど際立つ。



ずーーーっと眺めていたかったのだが、さすがにそうもいかず、後ろ髪を引かれる思いでタイレルブースを後にした。



今すぐにミニベロを買い換える予定はないけれど、「もし買い換えるなら」って妄想をしたら、FSXかP-20RAがいいな…って思ったね。まあ、先立つモノが手元にないので、買えはしないんだが(笑)。



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※ちなみに、FXはたたむとこんなかんじ。ダホンやTernほど小さくはならないが、輪行は問題なくできるし、車のトランクにも積めそうだ。



なお、KHSさんもタイレルさんも、ブースの方がものすごく丁寧かつ気さくに説明してくれて、すごく親しみを感じたよ。「あぁ、この人達、心底ミニベロを愛しているんだろうなあ。自分のプロダクトに自信があるんだろうなあ」って情熱をヒシヒシと感じた。






せっかくここまで来たので、何かおみやげでもと思って購入したのが「GENTOS(ジェントス) LED セーフティバンド



リアのフラッシャーはダホンにもBOMAのRefale(リファール)にも装着しているので十分ではある。



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※BOMAのリファール(refale)のライトは1年以上たっても電池がまだ使えるよ。





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※Dahon(ダホン)のMu P8のはエネループでときどき充電してます。





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GENTOS(ジェントス) LED セーフティバンド



ただ、今以上に明るくしておいて損はないし、路上ではなるべく目立つようにしておいたほうが身のためだ。



複数つけている人を見ると、「お、たしかに目立つなあ。これならドライバーに見落とされることはないだろうな」って思うの。



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※すげー明るい。点滅させることも可能。




ということで、オレサマも2個めのフラッシャーを用意することにした。自転車だけでなく、夜のジョギングにも使えるので、利用頻度は多そうだ。オクサマと共用しようと思う。

愛車パンダ(FIAT)の走行距離が9,000キロを越えた。 昨年の秋にエアバッグの故障があった以外は、大きなトラブルには見舞われていない。いわゆるイタリア車につきまとう「すぐ壊れる」というイメージは杞憂に終わっている。 だが、1点だけ、「あれ?ここだけダメになっ ...

愛車パンダ(FIAT)の走行距離が9,000キロを越えた。


昨年の秋にエアバッグの故障があった以外は、大きなトラブルには見舞われていない。いわゆるイタリア車につきまとう「すぐ壊れる」というイメージは杞憂に終わっている。



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だが、1点だけ、「あれ?ここだけダメになってしまうの、早くない?」と思ったのが、ワイパーのゴムの劣化スピードだ。



半年たつかどうかのあたりで、”キーキー音”を発するようになった。これがまたけっこう盛大なビビリ音。最初は小さなキーキー音だったのが、あっという間にグワーーーッグワーーーーーッという無視できない音に変化した。



毎日の通勤で使うオクサマは変化を顕著に感じるらしく、「雨の運転のとき、すんげー気になるの……」と言い出した。



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オレサマは、「いくらなんでも半年でゴムがダメになることはないと思うの。もう少し辛抱して使ってみてほしいの」と説得し、数ヶ月はだましだまし過ごしてきた。が、もはや車内の会話に差し支えるレベルになってきたので、交換することになったのだ。



で、ようやく本題。(前置きが長くなってスマン)



2本のゴムで3本分のワイパー交換ができちゃった

ディーラーで、前後交換していただいたのだが、おもしろいことが起きた。ふつう、前後のワイパーゴムを交換するには、3本必要だ。前が2本、後ろが1本。よって、ゴムは3本必要になる。ところが、パンダや500(チンクエチェント)は2本で済んでしまうのだ。



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※助手席側のワイパーが極端に短いことにお気づきだろうか…?


理由は、助手席側のワイパーが極端に短いため。あまりにも短いのでゴムを切断して使うそうだが、あまったゴムで後ろも賄えてしまうんだって。なるほど、助手席側のワイパーとリアのワイパーを足して、ちょうど1本のゴムを消化することになるわけだ。



500(チンクエチェント)の場合

運転席側はそこそこ長さがあるのに、助手席側ワイパーが極端に短い。



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※こちらはチンクエチェント(500)だ。ほぼパンダと同じワイパー構成。



パンダの場合

ワイパーの形状がチンクエチェントとほんのりと異なるが、長さの比率は似たようなものだ。両方とも全幅が短いコンパクトカーであることが影響している。



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ということで、ゴム2本分の料金で済んでしまったよ。

※もちろん、どのメーカーのワイパーゴムを使用するかどうかで異なるので、常にこうだとは断言できないが。



なお、FIATのディーラーのメカニックさんにうかがったところ、


半年でワイパーゴムを交換すると決めています。視力がそれほど良くないので、夜間時の雨天走行だとフロントガラスにつく雨水が反射して、見えづらくなってしまうんです。それが嫌なので、拭き残しの線が出てきたなと思ったら、すぐに交換してしまいます。いつも快適に走れて、精神衛生的にも良いですよ


とのことだった。へぇぇぇぇ。


それを聞いてオレサマも「そうしよう」と決めた。


ワイパーゴムは1本1,500円前後なのでケチるものではない。そもそも、消耗品だしね。



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パンダの運転が楽しい理由が判明

蛇足だが、パンダや500(チンクエチェント)のハンドリングってなんでこうもスパスパっと気持ちよく切れるんだろう??って不思議だった謎が、雑誌を読んでいたら解けた。



もともとエンジンが軽い上、車重も1トンちょいしかないし、ホイールベースも2300ミリと(国産コンパクトとくらべても)かなり短いのが理由だが、さらに「ハンドルとフロントタイヤの距離が短いから」らしい。



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※うまく説明できなくて心苦しいのだが、ハンドルの軸と前輪の距離が短いほど、スパッスパッってキビキビしたハンドリングになるんだって。


改めてパンダを横から眺めてみると、なるほどたしかにその通りだ。ホイールベースが2300ミリしかなく、エンジンフードの突き出しも短い「チョロQ」的なルックスはそのせいだったのか。



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※ちなみにこれはチンクエチェント(500)の内装。パンダとは一味違った、かわいいデザインだ。



フィアット500のすべて

※くわしいことは、これに書いてあったよ。パンダとチンクエチェントの比較もあるよ。



以上、パンダのメンテナンス・レポートでした(笑)。パンダって、乗れば乗るほど楽しいなぁ~。

年明け早々にダホン(Dahon)のMu P8の愛用ホイール、「キネティクス プロ(Kinetix Pro)」が割れて破損し、お陀仏になった。その後、Aクラスの「エークラス(A-CLASS)FOLEX PRO 20」を導入した。 FOLEX PRO 20 がどんなホイールかをまとめると・・・ サイズ: 2 ...

年明け早々にダホン(Dahon)のMu P8の愛用ホイール、「キネティクス プロ(Kinetix Pro)」が割れて破損し、お陀仏になった。



その後、Aクラスの「エークラス(A-CLASS)FOLEX PRO 20」を導入した。



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FOLEX PRO 20 がどんなホイールかをまとめると・・・

  • サイズ: 20インチ(406mm)対応の軽量ホイール
  • スポーク: 4×5スポークデザインが特徴的
  • リム: A-CLASS EXAアルミニウム合金
  • 幅:  74mmフロントハブに対応
  • 対応カセット: シマノ8S、9S、10S (※11速には未対応)



100キロほど走ってみたので、以下インプレッションです。


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サイクルガジェット、キネティクスプロ(Kinetix Pro)やめるってよ





乗り心地はややマイルドになった

以前使っていたキネティクスプロ(Kinetix Pro)が硬すぎたってのもあるので、エークラス(A-CLASS)FOLEX PRO 20が柔らかいのではない。あくまで比較しての話ね。初めてフォレックスプロに乗ったのなら、すくなくとも柔らかいとは感じないと思う。


キネティクスプロは無茶苦茶硬かったんだなー」と改めて痛感。




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身もフタもない話をすると、そもそもミニベロのホイールはスポークテンションが相当に高めにされているので、何に乗っても大差ない。つまり、「ミニベロのホイールはデザインで決めてしまえばいい」というのがオレサマの持論。



リムハイトの低さが気になる

スポークはカンパっぽくて気に入っている。しかし、リムハイトがやや低いのが玉にキズ。デザインについては個人差あるのであくまで個人的な感想ではあるが、自転車のホイールは「リムハイトが高いほうがカッコイイ」のが一般論。



そういうセオリーからすると、フォレックスプロ(FOLEX PRO)のリムハイトはごくふつう。この点、キネティクスプロ(Kinetix Pro)はリムハイトが高めに設定されていて、レーシーな雰囲気がかっこよかった。見た目の軍配はキネティクスプロに上がる。




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上がキネティクスプロ(Kinetix Pro)で……




下は今回導入したフォレックスプロ(FOLEX PRO)ね。

1センチほどこっちのほうがリムハイトは低い。




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リムハイトが高いとエアロ効果が高いとか、そういう機能的な話ではない。ぶっちゃけ、ミニベロのスピードは30キロ前後で頭打ちになる。エアロ効果云々を語る乗り物ではない。あくまで、見た目の自己満の問題である(笑)。



フリーが爆音で心地よい

文字で伝えにくいのだが、フリー音がものすごくデカイ。音がしないほうが好きな人もいれば、あえて音が鳴るほうが好みという人もいる。



ちなみにオレサマは後者。フリー音をさせながら走っていると、クルマでいうところのエグゾースト音を轟かせている感じがして、ムラムラくるのだ。



「じゃあ、音がすることのメリットってあるの?」と問われれば、答えは「ない」。ナッシングである(笑)。



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エークラス(A-CLASS)FOLEX PRO 20



しいて言うなら、前方を走っているママチャリ等がこちらの存在に気づきやすくなったので、スッと道を開けてくれる。あと、見通しのよくない住宅街の交差点とかね。




フォレックスプロ(FOLEX PRO)ではまだ100キロしか走っていないので、もっともっと乗り込んで、くわしいインプレッションとか耐久性、経年劣化をお伝えしていくね。



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美しいぜ……オレサマのDahon(ダホン)のMu P8……。

先日、ダホン(Dahon)のMu P8で走ってて珍しいトラブルに遭遇した。こんなこともあるんだーって経験だったので、ぜひ共有しておこうと思う。 結論から言うと、「地面に落ちていたビニール袋を踏んで、プーリーに巻き込んでしまった」のだ。走れなくなったわけではなく、ま ...

先日、ダホン(Dahon)のMu P8で走ってて珍しいトラブルに遭遇した。こんなこともあるんだーって経験だったので、ぜひ共有しておこうと思う。

結論から言うと、「地面に落ちていたビニール袋を踏んで、プーリーに巻き込んでしまった」のだ。走れなくなったわけではなく、まあなんとか走って帰宅はできたがその時の様子はこんなかんじ。



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※生まれて初めての体験でしたわ……。


いきなりペダルが回らなくなって焦る

仕事先からダホン(Dahon)のMu P8で自宅に戻る途中に起きた。時間は夜の9時半ごろ。川口市内の車道を走ってたら、いきなりペダルが回らなくなった。

瞬間的に「パンクかっ!?」って冷や汗をかいたのだが、どうやら違う。



バイク本体は慣性で転がっているし、タイヤに異変はなさそうだ。パンクでないとしたら、ブレーキシューがホイールに当たっているのかもしれん。その場では、ふたつしか原因は思いつかなかった。

とりあえずペダリングを止め、バイクを歩道に運び込み、前後のタイヤを触る。問題ない。両ホイールを空転させてみる。これも問題なし。なぜだ?なぜペダルが回転しないのだ?前にも後ろにもがっちりと何かに押さえつけられたかのように動かない。


ビニール袋が盛大にからまった

バイクをひっくり返してみて、「あら!」と驚いた。

ビニール袋がテンションプーリーにしっかりと巻き込まれてしまったのだ。ふつう、ビニール袋が落ちていたら避けて走るが、現場はやや暗くて路面状況が確認できなかったのだ。



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※翌日、ショップにて


指で掴んでグイグイと引っ張ってみるが、ビクともしない。プーリーとケージの間にぐるぐる巻になっており、とてもじゃないが素手でなんとかできるレベルではない。うーむ、困った。


しかも、ものすごい北風が吹いていて、じっとしていると体温がどんどん奪われてしまう。指もかじかんで、細かな作業もできない。冬場のトラブルはこれが怖い。


余談だが、冬のパンクは萎える。なにしろ、寒さで震えながら交換作業をさせられるハメになるからね。夜間だと輪をかけて最悪で、作業できる程度の光をもとめて、バイクを手で押してさまようこともあるよ(笑)。



だから、冬はどの季節よりも空気圧チェックは欠かさないし、パンクに対して敏感になっているのだ。



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※冬場のパンク修理はマジで死ねる(笑)。


落車しなくてひと安心

閑話休題。とりあえず、指で剥がせるだけビニールを「おりゃーーーー」と無造作に引きちぎった。なんとかテンションプーリーが回転し、ペダルが回るまでは回復させた。あとは、ゆっくりと走って無事に帰宅できたよ。

ビニール袋を踏んでしまうと、タイミングによってはこのような事故が起きる。プーリーに絡まった瞬間は、スピードを出しておらず、ゆるゆると漕いでいたので、さほど衝撃はなかったものの、これがグイグイとスピードアップしているときだったら、バランスを失っていたかもしれない。



帰宅してからそんなことを考えていたら、少し怖くなってきた。



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プーリーをバラしてビニール袋を剥がし取る

自宅で爪楊枝で押したり、引っ張って格闘したものの、自力では取れなかった。というか、まったく取れる予感すらなかった。

翌日、ショップに持ち込んで、プーリーを外してなんとか解決。




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誰でもできる自転車メンテナンス




ある程度は自分でメンテできたほうがいいけど、すべてを自力でできるようになる必要はないと思ってて、「自分の手には負えない」って思ったら速攻でお店に持っていくようにしているよ!


ということで、たかがビニール袋と侮ることなかれ。異物はなるべく踏まないよう、気をつけて走行してくださいね。

オレサマのミニベロ、ダホン(Dahon)のMu P8にはSPDを採用しておる。 SPDは2012年の7月に導入した。2回ほど立ちゴケはしたものの、このときからずっとビンディングペダルを使っている。二度とフラットペダルに戻るつもりはない。SPDラブ、である。 この夏で丸3年になる ...

オレサマのミニベロ、ダホン(Dahon)のMu P8にはSPDを採用しておる。


SPDは2012年の7月に導入した。2回ほど立ちゴケはしたものの、このときからずっとビンディングペダルを使っている。二度とフラットペダルに戻るつもりはない。SPDラブ、である。



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この夏で丸3年になるけど、いまも同じクリート(とシューズ)を使い続けているよ。クリートはぜんぜん削れておらず、交換の必要性すら感じない。ちなみにペダルはシマノのPD-A600を愛用している。



ショップで確認しても、「全然問題ない。交換しなくてOK」って言われているので、素人判断ではない。ロードバイクのLOOKペダルなんて、1年で2回もクリートを替えた。SPDの寿命の長さに驚かされている。

※ただ、SPDシューズはけっこうガタが来ているけどね(笑)。



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※写真下がSDPで、上はLOOKです。




クリートに問題はないが、気になりだしているのが「SPDペダル(PD-A600)」の経年劣化具合。

使いはじめの頃はペダルのバネを最弱し設定して、ちょっとでも危険を感じたらクリートが外せるようにしていた。慣れてくるに連れ、締め具合をやや強めに調節しなおした。



使っている方なら同意いただけると思うんだが、ある程度の固定力がないと、足がふわふわする感じがして、気持ち悪いんだよね

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※ネジを回すことで、ホールドテンションに強弱をつけることができます。




で、今になって「それでも締め付けが弱いかな」と感じだしたのだ。そこで、強めに締め直すことにした。作業はアーレンキーで数ノッチ「+(強)」に向かって回すだけ。これで脱着がいいかんじに「カチン!(着)、バチン!(脱)」できるようになったのだ。

PD-A600のバネが先に折れるか、クリートが擦り切れるか、どっちであろうか。目視だけではバネの劣化具合はわからない。まだまだいけるような印象はある。


SHIMANO(シマノ) PD-A600

※コンパクトでデザインも良い。気に入ってます。



久々にSPDシューズの裏側を眺めてみたら、左足にネジが欠損してた。プラスチック状のパーツが浮き上がってしまっている。別のネジが保持してくれてはいるものの、あんましよろしいことではなさそうなので、近日中にネジをはめ込んでおくつもり。



放っておいたら、砂や小石が詰まって、ネジが入らなくなる可能性もあるしね。




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※手前のSPDシューズのアーチ部分のネジが飛んでいってしまった……。


2014年の秋に美ヶ原でヒルクライムしたとき、こんなかんじの砂利(というか、石がゴロゴロしてる未舗装路)を800メートルほど歩いたんだけど、一発でLOOKのクリートが死んだの。



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※パンクが怖くて、つい降りて歩いてしまった。




クリートの脱着面がペラッペラの紙みたいになったもん。翌日、「おいおい!こんなんはめたら、パキーンって割れるんちゃうか」って焦ったよ。

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※1日でこんなになってしまうこともあるのね……。



そういう意味では、SPDって寄り道や観光混じりのロングツーリングをするような人には最高だと思う。ロードバイク(BOMAのリファール)にもSPDを導入しようかなって考えているくらい。



そもそも、オレサマはバリバリのレースはしない。せいぜいエンデューロレースかヒルクライムレースにしか出場しないしさ。(今持っているLOOKペダルとシューズがもったいないからすぐに替えるつもりはないけど)


そんなわけで、SPDはすんげー持つってお話でした。初めてロードバイクに乗るって人で、鬼漕ぎするような人ではないなら、SPDを検討してみてはいかがでしょう。



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PD-A600の裏側はこの通り傷だらけ。1週間かそこらでこうなっちゃいます(笑)。でも、使用にはなんの支障もないよ。


自転車を輪行で運ぶとき、あるいは車のトランクやシートに載せて運ぶとき、じわじわとではあるが気になっていたことがある。 それは、「ホイール同士のスポークが接触して、カチカチ音を立てる」である。 スポークは強烈なGに耐えるためにもともと高いテンションがかか ...

自転車を輪行で運ぶとき、あるいは車のトランクやシートに載せて運ぶとき、じわじわとではあるが気になっていたことがある。



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それは、「ホイール同士のスポークが接触して、カチカチ音を立てる」である。



スポークは強烈なGに耐えるためにもともと高いテンションがかかっているから、ちょっとやそっとスポーク同士が触れたくらいではなんともないのは理屈ではわかる。



周囲の先輩ローディに訊いても、「心配するほどのことじゃない」と一笑に付される。



でもね、ホイールもフレームも、縦方向の圧力には強くても、真横からの圧には弱いじゃない?



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だから気にするなって言われても、



トランクにホイールを重ねるときは、「大丈夫かのう・・・横方向に圧がかかるのはよろしくないのではないかのう・・・


とか


輪行で運ぶときは、「心ない乗客がつま先でスポークを真横から蹴って、歪めてしまわないかのう・・・


と心配だったのだ。



そこで対策として、車ではホイールとホイールの間に毛布を緩衝材として割り込ませた。これでいくばくか衝撃が緩和される。




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※後席でカチカチ音を立てるのが、なーんとも精神衛生上よろしくない。




輪行ではなす術がないので、己の身体をバイクと乗客の間にすべりこませ、バスケットボールのスクリーンプレイよろしく接触が起きないように試みた。(輪行は便利だけど、精神的に疲れる理由がコレ)



そんなあるとき、同僚が、「ホイールバッグ (1本用)が余っているから、あげる」と言ってくれた。



ホイールバッグがあれば、スクロケットの汚れを気にしなくて済むので、ありがたく頂戴したのだが、意外にもホイールバッグがあることで、スポークの接触もしなくなったことが判明した。




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これで安心してホイールをトランクに積められるし、カチカチ音に悩まされることもない。ホイールバッグって、こういう効果があるんだね。



余談であるが、スプロケットの油汚れは車載のときは悩ましい問題だ。



「スプロケットカバーをひとつ用意した方がいいかな~」と思いつつも、「面倒だし、コンビニのビニール袋を噛ませておけばええわ」とモノグサなことをしていた。




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このおかげで、汚れとカチカチ音のふたつの頭痛の原因が解消された。全後輪用にふたつあってもいいが、後輪用のひとつだけでも十分なような気がする。とりあえず、当面は後輪をカバーするだけでがんばってみようと思う。



ホイールバッグ (1本用)になんて、意味なんかないだろ?」って思っていたが、十分に意味があることがわかった。




ホイールバッグ (1本用)


スプロケットのある後輪に装着するといいよ!

前輪用に持っていてもいいけど、とりあえず後輪用1つあれば輪行や車載で活躍してくれるはず。


2014年の末に購入したASUSの「ASUS Chromebook C300MA 」。細かな不満はなくもないが、おおむね満足しているよ。 主な使い方は、「メール返信(Gmail)を中心とした仕事、ブログとか記事の執筆(Google Drive, Evernote)、たまったRSSリーダー記事の閲覧」で、利用場所は ...

2014年の末に購入したASUSの「ASUS Chromebook C300MA 」。細かな不満はなくもないが、おおむね満足しているよ。

主な使い方は、「メール返信(Gmail)を中心とした仕事、ブログとか記事の執筆(Google Drive, Evernote)、たまったRSSリーダー記事の閲覧」で、利用場所は自宅と外出先が半々くらい。



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2月使ってみて、感じることをインプレッションとしてまとめたよ。

参考記事

ASUS『C300MA』でChromebookの実用性を徹底検証 (DIME)






【改めて感じる長所】 1.軽さは正義だ

ロードバイクもそうだが、持ち歩くものは小さくて、薄くて、軽いほうがよい。これは紛れもない事実。



ASUSの「Chromebook C300MA」は1.4キログラム。MacBookPro (13インチ 1.57キログラム)より軽い。よって、持ち歩くのが苦にならない。薄さもまずまずなので、バックパックに入れても容量を食わないのもマル



この軽さのおかげで、週末も常に携行し、出先での空き時間を使って記事のドラフトを書くようにしてる。

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【改めて感じる長所】 2.バッテリーの持ちが良すぎる

バッテリーを心配しなくてよいのが、こんなにもストレスフリーなこととは思ってもいなかった。


ほぼ丸1日、外出先で仕事した日も、半分近く残ってた。始めのうちはバッテリー消費を気にして、液晶の明るさをやや控えめにしてたんだけど、今はMAXしてる。だって、ぜんぜん減らないんだもん(笑)。明るいほうが仕事しやすいしね。



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※ACの電源はほぼ持ち歩かないレベル。出先で電池が切れたことはない。




続きまして、「このへんはいまいちだな・・・」と感じる部分を。


【改めて感じる短所】 1.オフラインで作業できないのが、地味に辛い

知ってて買ったんだから構わないはずなんだが、ちょいちょい「ローカルにおいておいたあのファイル(Word, Excel, 画像)が手元にあればな…><」と出先で悔しがったことは何度かあった。


「Google Drive に入れておけ」って話なのはわかってる。でもさ、先を見越してあらゆるデータをぶっこんでおけないもんねぇ。想定外の資料をチェックしたいとき、アクセスできない辛さはある。



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なので、クロームブックで作業するときは、「これとこれをする!よって、そのためのデータをクラウドに置いとく!あの作業はしない!」って決めておくことにした。



【改めて感じる短所】 2.Google Drive にデータ突っ込んでおいても、それを取り出す手間が…

ブログを管理画面上で書いてて、「じゃあ、写真を挿入しよう」ってなったとき、Google Drive で選択してアップロードするわけだけど、やはりローカルに置けるWindowsよりは遅い。クリック数も増える。写真挿入が煩雑なのがもっとも不便と感じる部分。


文章をGoogle Drive に書き込んでいくのはストレスではない。ただ、がーーーって書き込めばいいだけだもんね。で、どんどん自動保存をかけてくれる。だからデータのロストもまず起きない。



個人的にはEvernote のほうが一覧性が高く、どこにどのメモを残したかも見つけやすいので、メモとか下書きはEvernote もフル活用しているよ。



ちなみに外出先でのネット回線はiPhoneのテザリング。動画再生等を避けておけば、仕事するぶんにはたいしたデータ量は要しないので、「ヤバイ、データのMAX容量を越えちゃいそうだ」ってなったことはないね。



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※AC電源が軽くて小さいので、携行に助かるよ。



以上、Chromebook C300MAを2ヶ月使ったインプレッションでした。



週末はどこに行くにもほぼ持参している。週末の作業効率度が格段にUPしたよ。休みの間に幾つかでもメール返信しておけば、週明けの仕事にもとっかかりやすい。いいことばかりだ。



オレサマは自宅でもメインマシンとして使っているが、サブ機としても大活躍すると思う。