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2013年02月

自転車で荷物を運ぼうとするとき、方法は大きく2つある。1つはバックパック、もう一つはメッセンジャーバッグだ。どちらも良し悪しあって、甲乙つけがたい。自分は、シチュエーションで使い分けをしているんだが、具体的には「1.荷物のタイプと量」、「2.走行距離」、「 ...

自転車で荷物を運ぼうとするとき、方法は大きく2つある。1つはバックパック、もう一つはメッセンジャーバッグだ。どちらも良し悪しあって、甲乙つけがたい。

自分は、シチュエーションで使い分けをしているんだが、具体的には「1.荷物のタイプと量」、「2.走行距離」、「3.天候」で使い分けるようにしている。

それぞれのメリットとデメリットを書いてみようと思う。まずは、バックパックから。

愛用しているのはモンベルのサイクールパック10ね。

モンベルの「サイクールパック10」を愛用している。値段は9,000円ちょいだった。容量は10Lとけっして大きくないが、日帰りツーリングや荷物の少ない日の通勤で活躍してくれている。

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バックパックのメリット

1.左右の重量バランスが均等

両肩2本のストラップでしっかり固定でき、重さが左右均等であることは、バランスを取って走る自転車にとって大きなメリットだ。バックパックの種類によっては、胸のバックル、腹部のバックルでも固定ができるのだが、モンベルのサイクールパック10はこの仕様なので助かる。

2.長距離走行に適している

バランスが良く、背中にしっかり固定されることで、一体感を得られる。ロングライドでも苦にならない。ダンシングしても、カーブで曲がっても、荷物が暴れないので、安心してスピードを出せる。

3.雨天に対応したレインカバーがある

コイツは自転車専用バックパックなので、レインカバーが装備されている。底にあるジッパーを開けると、そこに丸めて格納したレインカバーが現れる。多少の小雨なら、じゅうぶんしのげる。


ただ、このカバーだけだとiPhoneや財布への浸水が心配だ。なので、貴重品はビニール袋やジップロックに入れて二重の防水対策をしている。

バックパックのデメリット

1.運べる荷物は少量

重くなると、どうしても重力で下に引っ張られることになり、肩が痛くなってしまう。ベンチレーション効果のため、大きくえぐれた形状になっており、そのため荷物量が犠牲になる。

真っ直ぐな固いもの、たとえばノートPCは入れられない。タブレットも(押しこめばなんとか入りはするが)オススメしない。ノートや書類を運ぶのもはばかられる。財布、少量の着替え、携帯やカギ等の小物、補給食、タオルを入れたらほぼいっぱい。

2.背中が蒸れる

バックパックの宿命で、背中に大量の汗をかく。そして、蒸れる。夏場の不快さは半端ない。ベンチレーションがあるので、その点はマシなほうだが、でもやっぱり蒸れる。

夏場の汗はTシャツを替えてしまえばいいだけだが、キツイのは冬。冬場の汗は気持ち悪いだけでなく、体を冷やす。

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※写真ではわかりにくいかもだけど、背中の面が湾曲していて、ベンチレーション機能がある。このおかげで、比較的背中の発汗が軽減される。


3.荷物の出し入れが手間取る

これもバックパックの宿命。荷物の出し入れのたびに、肩から降ろす必要がある。頻繁に乗り降りしたり、荷物の出し入れをする使い方のときは、次第にうとましくなってくる。ただ、ロングライドなら苦にはならないだろう。

まとめ

サイクールパック10を使うのは、

  • 1.荷物が少なめのとき
  • 2.距離は長めのとき
  • 3.オールラウンドに使えるので、天候は気にしなくてOK


…というシチュエーションがよいと思う。逆に言えば、「荷物が多くて、距離が短め」の場合はメッセンジャーバッグが有利なんだが、その話は下記に掲載した関連記事をお読みくだされ。


モンベル(mont-bell) サイクールパック 10




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2012年の夏にビンディングシューズ(SPD)を使い始め、8ヶ月が経った。最初の1ヶ月で2度の立ちゴケを経験したが、それ以来は幸いにも無縁だ。※使っているのはシマノのPD-A600。アーレンキーで脱着強度を替えられます立ちゴケはできればしたくない。擦り傷程度とはいえ痛いし ...
2012年の夏にビンディングシューズ(SPD)を使い始め、8ヶ月が経った。

最初の1ヶ月で2度の立ちゴケを経験したが、それ以来は幸いにも無縁だ。

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※使っているのはシマノのPD-A600。アーレンキーで脱着強度を替えられます

立ちゴケはできればしたくない。擦り傷程度とはいえ痛いし、サイクルジャージに穴が開くこともある。なにより、大切な愛車(Dahon Mu P8)を傷つけたくない。あと、精神的にも来るよね(「やっちまった・・」感に苛まれる)
※とくに、人に目撃されたときの精神ダメージはでかい(笑)。

半年以上立ちゴケしていないとはいえ、油断は禁物。

ちょっと考えごとをして意識がおろそかになったり、外せばいいものを横着してハメたままで信号の切り替わるのを待ったりすると、3度めの立ちゴケに襲われる可能性はある。

それに、自分の不注意や責任以外でも、起こりえる。いくらこっちが注意深く走っていても、急な飛び出しもあるし、タイヤが滑って不可抗力でこけてしまう可能性は常にある。

大げさな言い方になるけど、車道を(ビンディングで)走るっていうことは、“命を賭けた行動”なわけで、いくら注意してもしすぎることはない。少なくとも、自分にはそう肝に銘じている。

んなわけで、自分なりの「立ちゴケしないためのコツ」を4つ紹介する。

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1.信号手前から余裕を持って左足を外す
基本中の基本。ギリギリまで嵌めたままにしないで、交差点に差し掛かったら意識して早めに外しておく。その際、足はペダルに添えて、ブラブラさせない(縁石に当たったりしないよう)こと。

ビンディングペダル使い始めの頃はものすごく意識することだけど、慣れてくるに連れてサボりだす。そして落車…となるので注意をば。


2.信号前等の徐行時は、常に「左足を上」に向ける
信号手前の徐行時等は、右足を下げ(6時の位置)、左足を上(12時)に向けている。理由は、ペダルを縁石等に接触させないため。ペダルって、ちょうど縁石に当たるくらいの位置にくるので、左足を下げていると、「ガツン!」って当ってしまう。

当たるだけで済めばまだしも、落車の可能性も大。自爆事故ほど無意味で悲しいものはないので、事故原因はなるべく減らそう。

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3.ムリなすり抜けはしない
信号待ちのとき、「アイドリング停車している車やバスの間をすり抜けて先頭にいたい」気持ちは当然の心理。十分なスペースがあれば自分もそうするが、ちょっとでも「狭いな」と思えば、車の後方で止まる。

お客さんが予想外のタイミングで降りてくるバスとタクシーには、とくに注意している。タクシーのドアが開いて、タイミング悪く弾き飛ばされたって話はときどき聞くからね…。

>> 朝日がまぶしくて…轍にハンドルとられ落車 ヘルメットのおかげで九死に一生(産経サイクリスト)

バックミラーにハンドルが引っかかってもマズイし、こけて車にぶつかるとトラブルになる。この場合、動いている自転車側が圧倒的に不利になるのは想像に難くない。

「10~20メートルすり抜けた所で、たいしたメリットはないさ」と自分に言い聞かせている。

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4.見通しの悪い交差点では、左足を外して進入する
飛び出しに遭遇して急ブレーキをかけると、クリートを外す時間的余裕を失い、立ちゴケする確率が高まる。

だから、飛び出しが「あるかもしれない」精神で交差点は通過するようにしてる。もちろん面倒だし、ほとんどが取り越し苦労に終わる。でも、月イチくらいの割合で、クルマや自転車が飛び出してきて、「おっと!」となる。「クリートを外しててよかった・・・」と胸を撫で下ろすことがある。

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※夜道の無灯火自転車は発見が遅れやすい


番外編として、「クリートの増し締め」も加えておこう。

クリートが緩んでくると、足をひねってもビンディングから外れなくなることがあるので、ときどき増し締めしておこう。

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走行中にクリートが外れなくなったら、それこそ命にかかわる。手で触っても緩み加減は感じ取りにくいので、レンチを入れて回してみること。「おっ、回ってしまった・・」となることもある。


ということで、皆さまも安全運転を…。



自転車のベルってつけてます? ママチャリなどのシティサイクルには必須なモノなんだけど、オレは「これがなければ、少し軽くなるな・・」などと考えることもあって、できれば取っ払ってしまいたい。 でも、ないと不便なので、いちおうつけてる。ただ、ベルを鳴らす状況 ...
自転車のベルってつけてます?
ママチャリなどのシティサイクルには必須なモノなんだけど、オレは「これがなければ、少し軽くなるな・・」などと考えることもあって、できれば取っ払ってしまいたい。
でも、ないと不便なので、いちおうつけてる。ただ、ベルを鳴らす状況って気をつかう。道交法上は、むやみに鳴らしちゃ駄目。歩道でりんりん鳴らせながら、「どけどけー」と歩行車をあおるなんてもってのほか。
<参考情報>
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厳格に運用されているわけではないのが実情だけど、いちおうルールとしてはこういうことになってる。でもね、どーしようもないとき、やむをえず鳴らすことはあるわな。


つか、鳴らさないと、むしろ危険と感じることもあるしね。
「右から抜かすよ(接触しちゃうから、寄ってこないでね)」的なサインとかね。
ただ、「走りながらベル鳴らす」って、意外に難しい」のよ。
というのも、オレの場合は、ハンドルにベルを付けるスペースがなく、ステムにタテに装着してるのね。だから、ベルを鳴らすときは、ちょっと手探りになってしまう。この、「目線は前を向いて道路状況を確認しつつ、とっさにベルに手を伸ばす」のが、なんか慣れない。そもそも片手運転だと危険なので、なるべくならハンドルから手を離したくない。
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※ステムにこんな感じでタテにつけているので、とっさの時に手が空振ることが多い(笑)
んで、対策として、熊よけ鈴を導入してみた。



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※モンベルで買った
ロードの人はやっている人がけっこういるね。段差や揺れで常時音が鳴りはするものの、やわらかな鈴なので運転していても耳障りではない。
こうすることで、常時マイルドな音を立てつつ、イザというときはベル鳴らすという2段構えになったのだ。これ、けっこう効果的で、前の自転車が勝手に音に反応して、避けてくれたり、後方に注意を払ってくれる。
あと、通常のベルだと鳴らされた方は「むっ」とするだろうけど、鈴だとやわからい感じで威嚇感がなくてマル。
「すいませーん、通らせてもらいますねー^^」ってかんじになる。




■どこに取り付ける?
ハンドルバーにつけてもみたが、これだと自分にとってうるさすぎたので、サドルにつけた。
これで音が若干遠のいたので、うるさすぎず、静かすぎずになったよ。カラビナ式なので、振動で脱落する心配もない。(よって、マジックテープ式はオススメしない)


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■どこで買える?
自転車屋さんで売ってるよ。ただ、シティサイクルメインではなく、ロードを扱っているスポーツバイクショップでないと置いてないかも。


あと、登山とかトレッキングのアウトドアショップにもあるね。オレが買ったのはモンベル(1,000円だった)で、種類も大小・音とさまざまあったよ。オススメするのは、小さめのほう。
音が控えめで、自転車につけても違和感ない。

「ミニベロのスピードって、どんなもんなの?」 「ミニベロの巡航速度って、時速何キロくらい?」 こういう質問が、yahoo知恵袋とかに投げられてたり、話題になることがある。 ミニベロに乗ったことのない人は、ミニベロのスピードのイメージがつきにくいようだ。ひと ...
「ミニベロのスピードって、どんなもんなの?」

「ミニベロの巡航速度って、時速何キロくらい?」


こういう質問が、yahoo知恵袋とかに投げられてたり、話題になることがある。



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ミニベロに乗ったことのない人は、ミニベロのスピードのイメージがつきにくいようだ。ひとえに、小さい車輪がもたらす、「なんか遅そう」とか「いっぱい」イメージ漕がないと進まなさそうなイメージのせいだと思う。つーことで、ミニベロの巡航速度について、ミニベロ乗りのオレがそろそろヒトコト言っておく。




ただ、ミニベロといってもピンキリなので一概に断言できない。あくまで、オレの愛車 Dahon(ダホン) Mu P8 をベースにお伝えしよう。




以下、Dahon(ダホン) Mu P8のスペック
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・タイヤ:20インチ×1.1インチ(406)ホイール
・クランク:53T
・スプロケット:11-23T
・ディレーラー:105(10速)
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※タイヤはこれ以上細くできないし、コンポもロードの物を使っている。つまり、ほぼミニベロロードね。



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<関連記事>
Dahon(ダホン) Mu P8 の タイヤ(SCHWALBE デュラーノ)、チェーン(105)、スプロケット(アルテグラ)にまとめて交換したよ

※2013年1月にアルテグラにカスタムしました。





でもって、オレの出すスピード
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・フラット&無風の巡航: 時速25~28km(都内の幹線道路)
・フラット&追い風の巡航: 時速28~32km(荒川等、サイクリングロード)
・フラット&追い風&トップギアでかなりマジ: 時速35~40km(荒川等、サイクリングロード)
・死に物狂いの鬼漕ぎ: 時速40~45㎞(怖いし危険なので、1回しかやったことない@某サイクリングロード)
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※時速25~28㎞で走ることがいちばん多いかな。




速い、遅いという感想は個人差があるので、このスピードをどう判断するかは皆さんにお任せする。ロードにはかなわないが、ふつうに走るクロスバイクとはじゅうぶんにツーリングに出かけられるレベルといえるだろう。




キモは次の3点に集約される。




■1.チェーンリングとスプロケットのギア比

自転車の速度なんて、つまるところ物理の法則で決まる。ギア比は嘘をつかない、誰が漕いでも同じだ(感じる負荷は人それぞれだけどね)。ざっくりで申し訳ないが、フロントギアが50T以上あれば、巡航で25kmは余裕といってよい。普段運動していない人でも、問題なく出せるスピードだ。



チェーンリングがコンパクトすぎると、がくっとスピードは落ちる。ホームセンターで2万円で売られているような粗悪品がいい例だが、チェーンリングが異常に小さかったり、クランクが短かったりするのがある。ああいうのだと、ママチャリ並みのスピードしか出ないし、漕ぎまくっても全然進まない、しんどいだけだ。



ギア比とは関係ないが、粗悪品のなんちゃってミニベロは絶対買わないほうがいい。完全な銭失いになる。ああいうのを買うくらいなら、ママチャリのほうがずっと実用的だ。






■2.ビンディングかフラペか
結論から言うと、ビンディングのほうが巡航スピードは高い。万人にオススメできるパーツではないが、速く(&長く)走りたい人にはうってつけのアイテム。



フラペ時代の巡航は時速25キロだったのだが、ビンディングに変えてからは時速28キロになった(風のほぼないフラットな道路で)引き足が使えるため、パワーロスが少なく、疲れにくいというオマケつきだ。



立ちごけが怖い人は、以下を参考にしてほしい。
* 【経験談】 立ちゴケしたとき後悔しないための、3つのアドバイス



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※手前がシマノのSPD(ミニベロ用)で、奥がSPD-SL(ロードバイク用)





■3.脚力
これを言うと身もフタもないが、スピードは本人の脚力に大きく依存する、当たり前だけど。カネに糸目をつけず、プロ用機材をふんだんに導入しようとも、脚がショボければ意味は薄い。



かといって、(マジなレースで競う人は別として)スクワットとか特別な筋力トレーニングは必要ないと思う。それをするくらいなら、どんどん自転車に乗ろう。そのほうが、自転車に乗るための身体をつくってくれるだろう。




<まとめ>

1.ミニベロで巡航時速25㎞は余裕、フラットな路面で無風なら時速30㎞も可能

2.ふつうに走るクロスに付いて行くのは可能

3.ミニベロをどんなにカスタマイズしようが、早さには限界があり、ロードには勝てない

4.所詮、ミニベロは趣味のバイクなので、割り切ろう

5.どうしても早さがほしいなら、ロードバイクに移ろう



105 (5800系) グループセット




105も11速化されて、ずいぶん良くなったね~(^^ゞ


いったんハマりだすと、止まらないのがカスタマイズの魅力。 Dahon(ダホン) Mu P8には、ずいぶんお金を投じてきた。本体は6万円弱で買ったが、カスタマイズ費用は概算で12万円。合計18万円。。。もはや、MU SLの値段だね。 シートポストに始まり、ホイール、ディレーラー ...
いったんハマりだすと、止まらないのがカスタマイズの魅力。
Dahon(ダホン) Mu P8には、ずいぶんお金を投じてきた。本体は6万円弱で買ったが、カスタマイズ費用は概算で12万円。合計18万円。。。もはや、MU SLの値段だね。



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シートポストに始まり、ホイール、ディレーラー、スプロケット、ハンドル、サドル、ペダル、クランク、チェーンリング・・・と次々に手を出していったカスタマイズも、とうとう行きつくところまで行ってしまった。だって、もう弄るところがない。「これ以上、ほぼ軽量化できない状態」である。
そりゃあ、スプロケをDURA-ACEにするとか、フォークをカーボンに替えるとか、ハンドルポストを切るとか、Vブレーキを軽量アルミにするとか、手がないわけではない。ただ、コストに見合わないのだ。
ショップの大将にも、


「そんなお金があるなら、ロード購入資金に貯金しておくほうがいいよw」
って言われてるしw。
なので、これ以上は積極的に軽量化目的でカスタムすることはないだろう。(何かの部品を交換したら、結果的に軽くなったってことはあるかもしれないけれど)



そんなことを考えていたら、あることに気がついた。


「そういや、今のDahon(ダホン) Mu P8の重量、測ったことがない」
けっこうな金額を費やしてきたし、正確な重さを知っておかねばならん。そこで、いきつけのお店に持ち込んで、計測させてもらうことにした。なるべく正確を期したいので、ボトル、TOPEAKのサドルバッグ、ライトといった外せるものは外したが、サイコンとサドルバッグのアタッチメントは車体につけたまま。
カタログ値では11.5kgだが、お店の大将いわく、


「たいてい、カタログ値より重いことが多いよ」
とのことだ。だとすると、仮に12kgジャストだとして、そこからどれくらい軽くなったのだろう。



ドキドキしながら計測器にひっかけると・・・「9.25kg」
12kg - 9.25kg = 2.75kg という計算になった。
でも、お店の大将は、


「でも、このDahon(ダホン) Mu P8はペダルがついた状態だよね。本来はペダルレスで計測するから、実質はもっと軽いよ」
そうか、そうだった。ビンディングペダルがついたママだった。アルテグラのPD-600Aは片足で145gなので、両足で290g。これを引けばいい。
ということは・・・ 9.25kg -  290g = 8.96kg
おお!\(^o^)/9kgを下回ったぞい。クロモリロードくらいの重量になった。ということは、これまでのカスタマイズで軽量化したのは・・・


12kg - 8.96kg = 3.04kg
3kg以上の軽量化を成し遂げたことになる。わーい。自転車の軽量化には、「100g = 1万円」という通説があるが、カスタマイズにかけたコストは12万円程なので、「100g = 400円」で実現できた計算になる。まずまずじゃないかな?
まあ、本体が59,000円だったので、その2倍以上のコストをカスタマイズに投じているわけで、自転車好きでない人には狂気の沙汰に感じられるだろうが・・・。


MU SLがカタログ値で8.9kg(ペダルレス)なので、ぴったりSLと同じ重さということになった。
そっかー、オレのDahon(ダホン) Mu P8もようやくSLのレベルまで来たか。なんか、感動。



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※うれしかったので、なんとなくチェーンを掃除し、オイルを挿した。



でも、正確な数値を知ると、「やっぱ、もっと軽量化したい」欲が沸き上がってくるのも確か。
お金をかけずに軽くするには・・・ハンドルポスト、切っちゃおうかなあ・・。