サイクリングは機材スポーツゆえ、ジョギングやテニスとは比較にならないほどハードルが高い。
自転車を始めてみたいな~って思っても、予備知識なしで飛び込めるものではなさそう。女性ならなおさらで、経験者の助けなしに始めるのはちょいと厳しい。
実際、オクサマも過去に同性の友人らから「どうすればいいの?」とアドバイスを求められることがあったそうで、そのたびに彼女なりに伝えていたらしい。
※まだジーンズで乗ってた頃・・・
サイクリングを始めたい(けど一歩を踏み出せない)女性がどんな不安を抱えているのか、オクサマがどんな助言をしているのか、自分も気になったので教えてもらった。
J( 'ー`)し 「いまどき、検索すればいくらでも見つけられるでしょ」
(´・ω・`) 「たしかに」
J( 'ー`)し 「ウェブの情報だけでお店の良し悪しはわかんない。店に行くのは試乗が目的。それと、店員&お店の相性を確認するためでもある」
(´・ω・`) 「相性は大事なんだ」
J( 'ー`)し 「そりゃそうよ。買ってからもお世話になるわけだからね」
(´・ω・`) 「試乗するってことは、いきなり車種を絞り込むってこと?」
J( 'ー`)し 「いや、それ以前に女性って男性よりポジションがシビアなんだよ。身長の低い人、小柄な自分はとくに痛感する。自分の体格に合うかどうかの確認だね」
(´・ω・`) 「たとえば、どんな部分をチェックするのかな」
J( 'ー`)し 「そもそもフレームが大きすぎる可能性があるってのがひとつ。それとブレーキレバーが遠すぎてに指が引っかからない、ハンドルまでの距離(リーチ)が遠くて苦しい、ハンドル幅が広すぎて腕に力が入らない、サドルの調節幅が不足している…とか、いろいろチェックすべきポイントがあるの」
(´・ω・`) 「サドルって、上下の調整幅のことだよね?」
J( 'ー`)し 「それもあるけど、前後もだね。ぎりぎりいっぱいまで前にずらしてもハンドルが遠いってこともある」
(´・ω・`) 「そういえば、あなたはSTIが握れなかったよな」
J( 'ー`)し 「うん、何をどう調節してもレバーに指が届かないから止まれない」
(´・ω・`) 「スペーサー入れてもダメだったもんな…。それでボードウォークのドロップハンドル化は諦めて、苦肉の策でブルホーン化したんだっけ」
J( 'ー`)し 「そうだね。だから実際に跨って走らせないと”自分に合っているかどうか”はわかんない。デザイン・色も大事だけど、それだけで決めちゃダメってアドバイスするかな」
◇ ボードウォークのハンドルをフラットバーからブルホーンに交換した
◇ 【小柄な女性でのOK!】 ボードウォークをフラットバーからブルホーンバーに替えてみてのインプレッション
◇ バーコントローラーとブレーキの角度を変えることでブルホーンバーを持ちやすくした様子をイラストで解説
J( 'ー`)し 「うん、自分への態度もあるし、他のお客さんとのやりとりも観察するよ」
(´・ω・`) 「そこまで?で、どんな部分をチェックするの?」
J( 'ー`)し 「親切、丁寧ってのは大前提として、特定の商品ばかりワケもなく勧めてくると(素人だと思って在庫処分品を当ててきてるな)(ノルマで必死なのかな)って察知するものだよ」
(´・ω・`) 「そういう第六感は働くんだ?」
J( 'ー`)し 「女性はそのへん敏感なんじゃないかな。機材の知識は乏しくても、店の都合なのか、こっちを思いやってのことなのかは感じるものだよ」
(´・ω・`) 「へー」
J( 'ー`)し 「とくにそう感じさせるのは、こっちの質問に真剣に答えてくれない店員さん。何を訊いても『でもですねー』って被せるように否定されちゃうと、もういいやって気分になってしまう」
(´・ω・`) 「店員さんをかばうつもりはないけど、男子はつい夢中になって解説してしまうときがあるからね。それに、良かれと思ってアドバイスしてくれていることもある」
J( 'ー`)し 「それは否定しない。まあ、程度問題かな。だからこそ他のお客さんとのやり取りも観察するの」
(´・ω・`) 「なるほど。理にかなってる」
J( 'ー`)し 「自分がされたくない接客を受けているお客さんを見たら、こっちも気分を害される。うわー、すごくつっけんどんな態度だなーとか、買わなそうって判断した途端に表情が急変したなーとか」
(´・ω・`) 「俺も同じことをされたことは何度もあるし、それはわかる気がする」
J( 'ー`)し 「個人的に苦手にしているのが、遠くからじーーーっとこっちを見てくるパターン。店員さんと上司っぽい人が私を見ながらインカムでヒソヒソ話してて、私は狩られる獲物なんだろーか…と居心地が悪かったな」
(´・ω・`) 「まるでアサシンに狙われるアクション映画の主人公のようだ(笑)」
J( 'ー`)し 「もしかしたら、何気ない業務連絡をしていただけかもしれない。でも、やり方が不気味なのはちょっと…」
(´・ω・`) 「ブラックボックス感はたしかに気持ちの良いものではないね」
J( 'ー`)し 「あと、今思い出してもモヤモヤするのは、あろお客さんが何も買わずに退店した直後に、上司っぽい人が店員に向かって接客のダメ出しをしてたのね」
(´・ω・`) 「あー、はいはい…」
J( 'ー`)し 「ここでああ言えば売れただろうが…もう一押しだったのに…ってかんじで詰められてた。説教ってほどの圧ではなかったけどね」
(´・ω・`) 「飲食店でもたまにあるね。厨房で店長がバイトにキツくダメ出しする声って、客席には意外に筒抜けなんだよな…。それをされると、せっかくの食事も美味しくなくなってしまう」
J( 'ー`)し 「ビジネスである以上、にこやかに接客しているだけじゃダメで、売り上げを立ててナンボって現実があるのはわかる。一方で、客に聞こえる表舞台でそれをやるのはスマートじゃないなーって」
(´・ω・`) 「接客業って難しいね」
J( 'ー`)し 「たいていの女性はメカに詳しくないから、メカニックさんの腕・スキルはぜんぜんわからない。でもメカニックさんらがバイクを組み立てたり、コンポをガシガシいじっている姿を見ると安心できていいね」
(´・ω・`) 「そういうものなんだ?」
J( 'ー`)し 「ここで買ったらこうやってしっかり整備してもらえるんだって伝わってくるから。綺麗な自転車がずらっと並べてあるのもいいけど、バックヤードが見えないと、え…売りっぱなしなのかしらって疑う」
(´・ω・`) 「まあ、ロードバイクを扱うお店で整備しないなんてことはありえないから、それはないと思うが」
J( 'ー`)し 「だろうね。であっても、整備しているシーンはお客さんにモロ見えしててぜんぜんいい。パーツが多少散らかってる&油で汚れてるなんてまったく気にならない。むしろ本格的雰囲気で良い印象を受ける」
J( 'ー`)し 「これは個人差あるかな。実際に行くまでは専門店のほうがいいだろうって思ってたんだけど、意外にそうでもないと知った。でも、女性専門店のほうが安心できるって友達もいたし、一概には言えない」
(´・ω・`) 「女性しかいなければ試着もしやすいだろうし、女性用商品が豊富で嬉しいんだろうなって思ってた」
J( 'ー`)し 「私もそう思ってた。でもパーツは男女もへったくれもないでしょ?性差があるのはせいぜいウェアくらい。だったら男女一緒くたの店舗の方が選びやすい」
(´・ω・`) 「そうなんだ。なんか意外」
J( 'ー`)し 「あと……これは偏見かもだけど、女性店員さんって専門知識が乏しくて頼りないかな…?機材の説明は私が聞いても ”そうなの?”って首をかしげるレベルだったことがある」
(´・ω・`) 「まあ、ガンガンに乗り込んでいるって女性店員さんばかりじゃないだろうし」
J( 'ー`)し 「一般的に男性のほうが自転車好きが多くて、機械いじりが得意で知識も豊富だよね。1を訊くと10も返ってくる印象。たまに熱くなりすぎる店員さんもいるけど微笑ましい。”この人、ロードが好きでしょうがないんだろうな~”って思う。自転車選びとかメンテナンスは男性メカニックさんにお願いしたい。だから女性専門店よりはふつうの店舗の方がいい」
J( 'ー`)し 「ボトル、ヘルメット、グローブの3つはマスト」
(´・ω・`) 「ヘルメットは言わずもがなとして、最初はペットボトルでもいいんでは?」
J( 'ー`)し 「そうなんだけど、蓋をいちいち開け閉めするのは意外に手間。冬グローブでキャップは回しにくいし、走りながら飲めないし」
(´・ω・`) 「なるほど」
J( 'ー`)し 「ボトルケージにもぴったりはまらなくて、すっぽ抜けるリスクもあるしね」
(´・ω・`) 「ふむ。で、グローブも必須?」
J( 'ー`)し 「だね。素手だと汗で滑って危ない。衝撃吸収の役割もある。最初は素手で走ってて手の平に豆ができたもん。だから夏用と冬用の2個は用意したい」
(´・ω・`) 「その3点以外に必要なモノはない?」
J( 'ー`)し 「あとは……アイウェア!それとパッド付きインナーだ!アイウェアは風除け、虫除け効果がでかい。コンタクトレンズしている人には目も乾燥しにくいのもGOOD」
(´・ω・`) 「サイクリング用ではない、ふつうのサングラスではダメ?」
J( 'ー`)し 「ダメだね。走っているうちに落ちてくる。段差衝撃でも飛ぶし」
(´・ω・`) 「そっかー。言われるまで気づかなかったが、それはあるな」
J( 'ー`)し 「風も横からモロに入ってくるね」
(´・ω・`) 「インナーも大事なんだ?」
J( 'ー`)し 「めっちゃ大事。女性はマストアイテムだと思う。お尻が痛くなくなる。あるとないとでは雲泥の差ってのは声を大にして言いたい」
J( 'ー`)し 「いや、むしろ勧める。私がやってないのにこんなこと言うのは矛盾しているけど、どうせ必要になるんだから、だったら最初から使うほうがいい」
(´・ω・`) 「それはどうして?プラペに慣れてからでも遅くないのでは」
J( 'ー`)し 「一度フラットペダルに慣れちゃうと、切り替えるキッカケが掴めないのよね。決心がつかないというか。やってもいいけどコケるの怖いなー、今のままでも走れるしなーってなって、ずっとそのままになる可能性が大」
(´・ω・`) 「最初からビンディングペダルを使えば、乗りこなせるようになるのも早い、と」
J( 'ー`)し 「そう。私のようにならないでほしい。それにロードバイクならビンディングシューズで走るほうが様になってかっこいいよ」
(´・ω・`) 「じゃあ、あなたも2019年に満を持してビンディングデビューを…」
J( 'ー`)し 「しないっつーの」
以上、オクサマの独断と偏見でしたが男性では思いつかない点も指摘してくれて、何気に学びがありました。
一番驚いたのが、女性なのに女性専門店にあまり期待していないという点。あと、バックヤードの作業姿はむしろ積極的に見せて欲しいってのも意外でした。
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自転車を始めてみたいな~って思っても、予備知識なしで飛び込めるものではなさそう。女性ならなおさらで、経験者の助けなしに始めるのはちょいと厳しい。
実際、オクサマも過去に同性の友人らから「どうすればいいの?」とアドバイスを求められることがあったそうで、そのたびに彼女なりに伝えていたらしい。
※まだジーンズで乗ってた頃・・・
サイクリングを始めたい(けど一歩を踏み出せない)女性がどんな不安を抱えているのか、オクサマがどんな助言をしているのか、自分も気になったので教えてもらった。
目次
- 1.複数の自転車専門店に足を運んで試乗する
- 2.店員さんをガッツリ観察する
- 3.作業場のメカニックさんを見るとなんとなく安心
- 4.女性用専門店が女性にとってありがたい存在・・・とは断言できない
- 5.いの一番に買っておくべきアイテム
- 6.ビンディングシューズを使うべきか?スルーでいいか?
1.複数の自転車専門店に足を運んで試乗する
(´・ω・`) 「何はともあれ店に足を運ぶ…と。候補の店はどう探せばいいの?」J( 'ー`)し 「いまどき、検索すればいくらでも見つけられるでしょ」
(´・ω・`) 「たしかに」
J( 'ー`)し 「ウェブの情報だけでお店の良し悪しはわかんない。店に行くのは試乗が目的。それと、店員&お店の相性を確認するためでもある」
(´・ω・`) 「相性は大事なんだ」
J( 'ー`)し 「そりゃそうよ。買ってからもお世話になるわけだからね」
(´・ω・`) 「試乗するってことは、いきなり車種を絞り込むってこと?」
J( 'ー`)し 「いや、それ以前に女性って男性よりポジションがシビアなんだよ。身長の低い人、小柄な自分はとくに痛感する。自分の体格に合うかどうかの確認だね」
(´・ω・`) 「たとえば、どんな部分をチェックするのかな」
J( 'ー`)し 「そもそもフレームが大きすぎる可能性があるってのがひとつ。それとブレーキレバーが遠すぎてに指が引っかからない、ハンドルまでの距離(リーチ)が遠くて苦しい、ハンドル幅が広すぎて腕に力が入らない、サドルの調節幅が不足している…とか、いろいろチェックすべきポイントがあるの」
(´・ω・`) 「サドルって、上下の調整幅のことだよね?」
J( 'ー`)し 「それもあるけど、前後もだね。ぎりぎりいっぱいまで前にずらしてもハンドルが遠いってこともある」
(´・ω・`) 「そういえば、あなたはSTIが握れなかったよな」
J( 'ー`)し 「うん、何をどう調節してもレバーに指が届かないから止まれない」
(´・ω・`) 「スペーサー入れてもダメだったもんな…。それでボードウォークのドロップハンドル化は諦めて、苦肉の策でブルホーン化したんだっけ」
J( 'ー`)し 「そうだね。だから実際に跨って走らせないと”自分に合っているかどうか”はわかんない。デザイン・色も大事だけど、それだけで決めちゃダメってアドバイスするかな」
◇ ボードウォークのハンドルをフラットバーからブルホーンに交換した
◇ 【小柄な女性でのOK!】 ボードウォークをフラットバーからブルホーンバーに替えてみてのインプレッション
◇ バーコントローラーとブレーキの角度を変えることでブルホーンバーを持ちやすくした様子をイラストで解説
2.店員さんをガッツリ観察する
(´・ω・`) 「店員さんの接客態度を見るのは相性を知るために必須だね」J( 'ー`)し 「うん、自分への態度もあるし、他のお客さんとのやりとりも観察するよ」
(´・ω・`) 「そこまで?で、どんな部分をチェックするの?」
J( 'ー`)し 「親切、丁寧ってのは大前提として、特定の商品ばかりワケもなく勧めてくると(素人だと思って在庫処分品を当ててきてるな)(ノルマで必死なのかな)って察知するものだよ」
(´・ω・`) 「そういう第六感は働くんだ?」
J( 'ー`)し 「女性はそのへん敏感なんじゃないかな。機材の知識は乏しくても、店の都合なのか、こっちを思いやってのことなのかは感じるものだよ」
(´・ω・`) 「へー」
J( 'ー`)し 「とくにそう感じさせるのは、こっちの質問に真剣に答えてくれない店員さん。何を訊いても『でもですねー』って被せるように否定されちゃうと、もういいやって気分になってしまう」
(´・ω・`) 「店員さんをかばうつもりはないけど、男子はつい夢中になって解説してしまうときがあるからね。それに、良かれと思ってアドバイスしてくれていることもある」
J( 'ー`)し 「それは否定しない。まあ、程度問題かな。だからこそ他のお客さんとのやり取りも観察するの」
(´・ω・`) 「なるほど。理にかなってる」
J( 'ー`)し 「自分がされたくない接客を受けているお客さんを見たら、こっちも気分を害される。うわー、すごくつっけんどんな態度だなーとか、買わなそうって判断した途端に表情が急変したなーとか」
(´・ω・`) 「俺も同じことをされたことは何度もあるし、それはわかる気がする」
J( 'ー`)し 「個人的に苦手にしているのが、遠くからじーーーっとこっちを見てくるパターン。店員さんと上司っぽい人が私を見ながらインカムでヒソヒソ話してて、私は狩られる獲物なんだろーか…と居心地が悪かったな」
(´・ω・`) 「まるでアサシンに狙われるアクション映画の主人公のようだ(笑)」
J( 'ー`)し 「もしかしたら、何気ない業務連絡をしていただけかもしれない。でも、やり方が不気味なのはちょっと…」
(´・ω・`) 「ブラックボックス感はたしかに気持ちの良いものではないね」
J( 'ー`)し 「あと、今思い出してもモヤモヤするのは、あろお客さんが何も買わずに退店した直後に、上司っぽい人が店員に向かって接客のダメ出しをしてたのね」
(´・ω・`) 「あー、はいはい…」
J( 'ー`)し 「ここでああ言えば売れただろうが…もう一押しだったのに…ってかんじで詰められてた。説教ってほどの圧ではなかったけどね」
(´・ω・`) 「飲食店でもたまにあるね。厨房で店長がバイトにキツくダメ出しする声って、客席には意外に筒抜けなんだよな…。それをされると、せっかくの食事も美味しくなくなってしまう」
J( 'ー`)し 「ビジネスである以上、にこやかに接客しているだけじゃダメで、売り上げを立ててナンボって現実があるのはわかる。一方で、客に聞こえる表舞台でそれをやるのはスマートじゃないなーって」
(´・ω・`) 「接客業って難しいね」
3.作業場のメカニックさんを見るとなんとなく安心
(´・ω・`) 「じゃあ、初心者の女性でも安心して行ける自転車店ってどんなのだろう?」J( 'ー`)し 「たいていの女性はメカに詳しくないから、メカニックさんの腕・スキルはぜんぜんわからない。でもメカニックさんらがバイクを組み立てたり、コンポをガシガシいじっている姿を見ると安心できていいね」
(´・ω・`) 「そういうものなんだ?」
J( 'ー`)し 「ここで買ったらこうやってしっかり整備してもらえるんだって伝わってくるから。綺麗な自転車がずらっと並べてあるのもいいけど、バックヤードが見えないと、え…売りっぱなしなのかしらって疑う」
(´・ω・`) 「まあ、ロードバイクを扱うお店で整備しないなんてことはありえないから、それはないと思うが」
J( 'ー`)し 「だろうね。であっても、整備しているシーンはお客さんにモロ見えしててぜんぜんいい。パーツが多少散らかってる&油で汚れてるなんてまったく気にならない。むしろ本格的雰囲気で良い印象を受ける」
4.女性用専門店が女性にとってありがたい存在・・・とは断言できない
(´・ω・`) 「やっぱ、女性専門店のほうが安心できるのかな?」J( 'ー`)し 「これは個人差あるかな。実際に行くまでは専門店のほうがいいだろうって思ってたんだけど、意外にそうでもないと知った。でも、女性専門店のほうが安心できるって友達もいたし、一概には言えない」
(´・ω・`) 「女性しかいなければ試着もしやすいだろうし、女性用商品が豊富で嬉しいんだろうなって思ってた」
J( 'ー`)し 「私もそう思ってた。でもパーツは男女もへったくれもないでしょ?性差があるのはせいぜいウェアくらい。だったら男女一緒くたの店舗の方が選びやすい」
(´・ω・`) 「そうなんだ。なんか意外」
J( 'ー`)し 「あと……これは偏見かもだけど、女性店員さんって専門知識が乏しくて頼りないかな…?機材の説明は私が聞いても ”そうなの?”って首をかしげるレベルだったことがある」
(´・ω・`) 「まあ、ガンガンに乗り込んでいるって女性店員さんばかりじゃないだろうし」
J( 'ー`)し 「一般的に男性のほうが自転車好きが多くて、機械いじりが得意で知識も豊富だよね。1を訊くと10も返ってくる印象。たまに熱くなりすぎる店員さんもいるけど微笑ましい。”この人、ロードが好きでしょうがないんだろうな~”って思う。自転車選びとかメンテナンスは男性メカニックさんにお願いしたい。だから女性専門店よりはふつうの店舗の方がいい」
5.いの一番に買っておくべきアイテム
(´・ω・`) 「では、お店も決まって自転車も買ったとして、揃えておくべきアイテムとして何を勧める?」J( 'ー`)し 「ボトル、ヘルメット、グローブの3つはマスト」
(´・ω・`) 「ヘルメットは言わずもがなとして、最初はペットボトルでもいいんでは?」
J( 'ー`)し 「そうなんだけど、蓋をいちいち開け閉めするのは意外に手間。冬グローブでキャップは回しにくいし、走りながら飲めないし」
(´・ω・`) 「なるほど」
J( 'ー`)し 「ボトルケージにもぴったりはまらなくて、すっぽ抜けるリスクもあるしね」
(´・ω・`) 「ふむ。で、グローブも必須?」
J( 'ー`)し 「だね。素手だと汗で滑って危ない。衝撃吸収の役割もある。最初は素手で走ってて手の平に豆ができたもん。だから夏用と冬用の2個は用意したい」
(´・ω・`) 「その3点以外に必要なモノはない?」
J( 'ー`)し 「あとは……アイウェア!それとパッド付きインナーだ!アイウェアは風除け、虫除け効果がでかい。コンタクトレンズしている人には目も乾燥しにくいのもGOOD」
(´・ω・`) 「サイクリング用ではない、ふつうのサングラスではダメ?」
J( 'ー`)し 「ダメだね。走っているうちに落ちてくる。段差衝撃でも飛ぶし」
(´・ω・`) 「そっかー。言われるまで気づかなかったが、それはあるな」
J( 'ー`)し 「風も横からモロに入ってくるね」
(´・ω・`) 「インナーも大事なんだ?」
J( 'ー`)し 「めっちゃ大事。女性はマストアイテムだと思う。お尻が痛くなくなる。あるとないとでは雲泥の差ってのは声を大にして言いたい」
6.ビンディングシューズを使うべきか?スルーでいいか?
(´・ω・`) 「あなたは2年前の2017年にビンディングシューズを履くって決意表明したものの、結局ビビっていまだに履いてない。ってことは、初心者女性には勧めない?」J( 'ー`)し 「いや、むしろ勧める。私がやってないのにこんなこと言うのは矛盾しているけど、どうせ必要になるんだから、だったら最初から使うほうがいい」
(´・ω・`) 「それはどうして?プラペに慣れてからでも遅くないのでは」
J( 'ー`)し 「一度フラットペダルに慣れちゃうと、切り替えるキッカケが掴めないのよね。決心がつかないというか。やってもいいけどコケるの怖いなー、今のままでも走れるしなーってなって、ずっとそのままになる可能性が大」
(´・ω・`) 「最初からビンディングペダルを使えば、乗りこなせるようになるのも早い、と」
J( 'ー`)し 「そう。私のようにならないでほしい。それにロードバイクならビンディングシューズで走るほうが様になってかっこいいよ」
(´・ω・`) 「じゃあ、あなたも2019年に満を持してビンディングデビューを…」
J( 'ー`)し 「しないっつーの」
以上、オクサマの独断と偏見でしたが男性では思いつかない点も指摘してくれて、何気に学びがありました。
一番驚いたのが、女性なのに女性専門店にあまり期待していないという点。あと、バックヤードの作業姿はむしろ積極的に見せて欲しいってのも意外でした。
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コメント
コメント一覧 (6)
奥様御自身が仰っていますが、「いや、むしろ勧める。私がやってないのにこんなこと言うのは矛盾しているけど、どうせ必要になるんだから、だったら最初から使うほうがいい」には違和感ありますねえ(笑)。最初からBinding PEDALを使うコトは、同時にBinding SHOESも必要となるのでイニシャルコストが高くなります。また、自転車自体に不慣れな方の場合、慣れないうちに立ちゴケして(こんな痛い思いするのは嫌だ!)となるリスクもあります。私は「慣れるまではFLAT PEDALを使え!」派ですね。実際、家内にもそう指示しましたし。車止めに脚ぶつけて悶絶する等(笑)、ただでさえ初心者は諸々自転車自体に慣れるまで痛い目に遭います。家内がようやく走行に慣れた頃に、強制的にSHOP連れて行って、SHOESを購入させました(PEDALはお下がり)。初心者にいきなりBinding PEDALって、やっぱり無理があるなあ。
cyclegadget
がしました
※メールありがとうございました。
私も妻の言葉には驚きました。一気にビンディングはなかなかハードル高い気はします。初心者であればなおさら。まあ、彼女の言葉には「自分がそうしておけばよかった・・・」という後悔が多分に含まれている気がしますね。
cyclegadget
がしました
でもこれって男でもそうですよね。
cyclegadget
がしました
意外に男女差はないのかも・・・と妻と話してて気づきました。男がされて嬉しいこと、嬉しくないことは同じって言えば同じなのかも。自転車の店に限らないでしょうけどね\(^o^)/
cyclegadget
がしました
私は手長16cm台(https://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/maintenance/sizechart.html)と成人としては相当手が小さく、写真を見る限りはオクサマと大体同じくらいのサイズに見えるのですが、R8000でレバーをMAXまで近づければ、ブラケットポジションから普通にブレーキ握れるしシフト操作できますよ。唯一「下ハンからブレーキをかけずにリアシフトダウン」が難しく、レバーが真横ではなく斜め手前方向に動いて軽くブレーキがかかってしまったり。でもゆるポタではさほど使わない操作のため「上ハンに握り返してシフトすればよい」と割り切っています。Di2化で解決することも可能ですしね。
cyclegadget
がしました
あ!そうなんですかーー。R8000は試させてなかったですね。たしかに操作で難があるシーンがあるかもですが、電動化で対策できる気も。情報ありがとうございます!\(^o^)/
cyclegadget
がしました