2016年5月29日 (日)

サイクリングが人生を豊かにする5つの理由

どんな趣味でもそうだけど、趣味は人生を豊かにする。

2010年からサイクリングにハマったけど、それまではサッカーとフットサルだった。


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「自転車って子供のオモチャじゃないのかねぇ……。ペダルを回して走るなんて、学生までだと思うなぁ。大人になったら移動手段は車の一択でしょ。汗水たらして走ることが、楽しいとは思えない」


これが、サイクリングに出会う前の嘘偽りのない正直な気持ちだった。


サイクリングにどっぷりとハマってしまった今は、そのすばらしさがよくわかるのだが、それを上手に言い表した動画をGlobal Cycling Network が作ってくれていた。


120%同意してしまったので、ぜひ翻訳してご紹介したい。



5 Ways That Cycling Can Improve Your Life





サイクリングは健康寿命を伸ばしてくれる

考えて見れば当然のことで、サイクリングをすると自ずとカロリー消費が増えるし、「痩せよう」という意識が芽生え、健康的な食生活を送るようになる。


体中の筋肉をバランスよく使うし、体幹筋力も鍛えられるのもプラス。さらに、極めて快眠を得られるようになる。趣味に没頭すればするほど、健康になってしまうという素晴らしいスパイラルである。


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友だちが増える

最初はソロで乗り始めるものだし、マイペースで楽しめるのがサイクリングの良いところ。でも、仲間とともに走る楽しさは一人では味わえない特別な体験だ。


たぶん、サイクリングって食事に似てて、美味しいものを一人で食べても当然美味しいんだけど、誰かと一緒に食べるとさらに美味しく感じるだろう。サイクリングもそれと同じ。キツい坂は楽になり、ただの景色も美しく見える。


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あと、仲間がいると経験や知識をシェアできるので、スキル上達も早くなり、よいことづくめ。


メンタルヘルスの向上

とある研究所が行なった実験によると、参加者に30分間エアロバイクを漕がせて、その後に記憶力、理論&計画性を図るテストを実施した。その結果、自転車はすべての項目においてプラスの影響を見せたのだ。


さらに、自転車にはプレッシャーを下げ、集中力を高める効果もあるとのこと。


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まあ、こういう科学実験の結果を聞くまでもなく、日常生活から離れ、普段は見ない景色を楽しみ、適度な有酸素運動をすることは大いにストレス解消になるね。


お金が節約できる

お金を節約したいって目的でサイクリングを始める人は少数派だと思う。でも、節約がひとつのキッカケになる事はある。

たとえば、車の月極の駐車料金は東京以外の関東でも12,000~15,000円はする。都内に限って言えば、場所にもよるが30,000円はザラ。


都心に近づけば40,000~50,000円も珍しくはない。車を手放す人が、その代替方法として自転車を選ぶことは多い。


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Global Cycling Network によると、車を手放すことで、年間6,000ドル(60万円ちょい)のコストカットができるそうな。


駐車場、ガソリン、任意保険、税金、整備、(オイル、タイヤ、ワイパー等の)消耗品……と考えておくと、なるほど、60万円という金額も「たしかに…」と思えてしまう。


あとは電車とバス代の節約。一回あたりの値段は数百円でしかないが、ちりも積もれば山となる。使い方にもよるけど、自転車で移動することが習慣になると、年間で数万円は楽に節約できる。


人生という単位で考えると、家のローンや教育資金、引退後の貯蓄に充てていくことだってできるし、そうでなくても、節約したお金で新しいバイクを購入することもできる。


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見たこともない景色を見せてくれる

個人的に「その通り!」と膝を打ったのがコレ。サイクリングをやっててよかったな~とつくづく思うのは、自転車に乗っていなかったら訪れることはなかったであろう街や景色に出会えたとき。

ツールド妻有(新潟)の越後、三浦半島(神奈川県)とその最南端の城ヶ島、美ヶ原(長野県)でのヒルクライム、キャベツ畑が印象的だった嬬恋(群馬県)、秩父(埼玉県)のいくつもの峠、サイクリングをしていなければ、たぶん行くことはなかったであろう場所だ。


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霞ヶ浦もこないだオクサマと周遊してきたけど、サイクリングが趣味じゃなかったらぜったいに死ぬまで訪れない場所だったと思う。あと、行方市は「ゆくえ」ではなく、「なめかた」と呼ぶことも知った。


サイクリングは『日常生活の延長線上にある、ちょっとした冒険』だ。これこそがサイクリングの醍醐味だと思う。だからサイクリングはやめられない。


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自転車で出かければ、そこはもう日帰り旅行先なのだ。たとえ隣町であろうと、観光資源のない地方都市であっても、なにかしら発見と面白さは見つかるものなんだよね。


以上、Global Cycling Network が紹介していた「サイクリングが人生を豊かにする5つの理由」でした。

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2016年5月27日 (金)

オクサマ、人生初の100キロのロングライドに霞ヶ浦で挑戦する

オクサマを霞ヶ浦周遊に連れていくことが決まり、いざ当日。

2010年にサイクリングを始め、最初は10キロだったのを徐々に距離を伸ばし、最長87キロまでは経験した。


100キロはまだ彼女には未体験ゾーン。走り出す前に100キロと伝えると、その数値に圧倒されて腰が引けてしまうと判断した自分は、あえて伝えないでおいた。


現地には車で向かう

オクサマは輪行が苦手。「重いバイクを持って駅構内を歩きまわるなんて、それだけでエネルギーを消耗しちゃう」と考えている。よって、自ずと移動手段はパンダ。


外環道と常磐道を使い、桜土浦ICで降り、霞ヶ浦へ向かう。渋滞がないと、川口市から1時間ちょっとで着くので、わりと近い。


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ちなみにバイクをパンダに積むのは自分の作業。ボードウォークは折りたたんでトランクにポン、で終了。しかし、折りたためないタイレル(Tyrell)のCSI はロードバイクのようにタイヤを外す必要がある。


しかも、28C相当のタイヤ(シュワルベのデュラノ)はキャリパーブレーキを開放しても脱着できないので、いったん空気を抜かねばならない。



よって、フロアポンプは忘れずに車に積んでおかないと現地で泣くことになる。 ※近々、シュワルベワン(23C相当)に交換する予定。デュラノのままだと輪行できないので。


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CSIのフレームサイズはロードバイクとまったく同じと思ってもらってよくて、「ゆーてもミニベロやし、余裕でリアシートに収まるんじゃねーの」って楽観的に思ってたら、キッチキチ。


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※ロードバイクと変わらぬギリギリのクリアランス……



フロントフォークはサイドウィンドウに触れるので毛布でくるんで養生し、リアディレイラーは窓や室内の壁に触れないように細心の注意でポジションをセット。


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※リアディレイラーが壁に触れそうなので、動かないようにしっかり固定する。



2本のゴムバンド(100均)を「これでもか!」ってくらい引き伸ばして、フレームをヘッドレストの柱に引っ掛けてキツ目に固定する。その際、ゴムバンドがワイヤーやメカ類に干渉しないようにしよう。これさえ守れば、走行中にバイクがぐらつくことはない。


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風がめちゃ強い

開放感ある霞ヶ浦の景色に感激したオクサマだったが、走りだしてすぐに「なんだこの強風わ…」と目を白黒させた。昨年の夏に走ったときもそうだったのだが、どうやら霞ヶ浦は海風の影響を受けやすい土地のようで、海側から叩きつけるような風圧を受ける。

前半の50キロは常に9時~12時の方向のどこからか風を受けていた。風を覆うものがなにもないので、体中で風を浴びる。真横からの風はなかなか厄介で、バランスを失いそうになる瞬間も。


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「ペダルを踏んでも踏んでも進まん…」とボヤくオクサマは自分のペースに付いてくることができず、引き離されては自分がしばらく待つ、と繰り返した。


自分はのんびり走っているつもりでも、451(タイレル)と406(ボードウォーク)のホイール経のサイズ差はボディーブローのように効いてくるようだ。同じように走っていても、平均時速で2キロほど差がでてしまうイメージだろうか。


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補給ポイントが少なく、食事できる場所がない

30キロ地点のセブン-イレブン稲敷古渡店で休憩し、軽く補給する。霞ヶ浦総合公園からの道中ではコンビニや自販機はほぼないので、このセブン-イレブンは貴重。


とくに夏場はここで水分補給しておくことを強くオススメする。(少なくとも、我々は他にお店を目視で見つけることができなかった)


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50キロ地点に差し掛かったあたりで12時になったので、「ではランチでも」となったのだが、困った。見渡す限りどこにもお店がないのだ。


コースを外れてしばらくさまよってみたものの、気配すら感じられない。鰻屋さんはあったが諸事情(ヒント:お金)でそこはパス。消去法でセブン-イレブンとなった。


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オクサマはおにぎりとサラダチキンとサラダをチョイス。カイワレ大根が風で飛ばされそうになるのを必死で箸で押さえながら窮屈そうに食べていた。

せっかくのサイクリングなのに、昼食がコンビニってなんやねん。プランニングがなっとらん!」とお叱りを受け、リサーチが不十分であったことを深く詫びた。「出たとこ勝負でなんとかなるやろ」と思い込んでいたのが甘かった。

その後、72キロ地点で行方市の「霞ヶ浦ふれあいランド」敷地内にある「観光物産館こいこい」で休憩。サイクリストやオートバイでツーリング中の人たちがわりとたくさんいた。


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ここは行方バーガーが名物らしく、ナマズや鯉の肉を使ったハンバーガーがあるよ。ナマズはしっかりした食感で白魚のようで、鯉(霞ヶ浦で捕獲)は川魚特有の生臭さがなく、風味のある仕上がりだそうだ。(食べてないけど…)


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景色はいいが…すぐに慣れる(飽きる)

霞ヶ浦の景色はとても開放的。「あー、いい場所に来たな-」って思える環境だ。


ただ、前半の強風の中で走っている間、オクサマは「風に抗うのに必死で、景色なんて愛でていられる状況じゃなかった」と言っていた。


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前半は景色を喜んでくれていたが、昼食後の後半は「たしかにいい景色なんだけど、ずっと風景に変化がないとさすがに飽きてくるかも(笑)」ともコメントしていた。


平地&車の往来が少ない場所となると、どうしても河川敷とか湖などの周回になってしまうと伝えると合点がいったようで、「サイクリングって、多少のアップダウンとかカーブがあるほうが楽しめるんだね」と気づいてくれた。


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「今度はただの平地じゃなくて、山に行ってみたい」そうなので、秩父方面の斜度の緩やかな場所に連れて行こうかと思う。(フロントをダブル化しないと…)


100キロでも3Dのサイクリングショーツ(パールイズミ)のおかげでノープロブレム

「当日までに厚手の女性用サイクリングショーツを手配せよ」という指示を受けていたので、前日の晩に急いで買っておいたのがパールイズミの3Dパッド付きインナーショーツ。


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関連してるっぽいリンク

パールイズミが春夏用レディースパンツを発売 紫外線から脚を涼しくガード (産経サイクリスト)


結論から言うと大正解だそうで、100キロ走った後でも「全然お尻が痛くない!すばらしい!\(^o^)/」と喜んでくれた。良い買い物ができてよかった。


40キロ地点から腕がしびれ出す

お尻は無事だったが、腕のしびれには苦労したそうだ。オクサマのボードウォークはバーハンドルなのだが、やはり100キロをこれで行くのはちと無理があったようだ。

オクサマのミニベロ、『ダホンのボードウォーク』がアップグレード完了しました」で紹介したとおり、オクサマの体形と腕の長さにフィッティングさせてはあるが、バーハンドルの限界はどうしてもあって、握る場所が固定されてしまう。


同じ筋肉を使いつづけているうちに、「腕がしびれる…」と何度か小休止を強いられた。


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ちなみにドロップハンドルは複数の持ち方ができるので、まったく腕は傷まない。ロングライドにはドロップハンドルに勝るハンドルはない。


「あたしもドロップハンドルにしてみたいけど、指が短すぎてSTIは握れないんだよね…(注:スペーサーを入れてもキツいのだ)」


「じゃあ、オレが前にMuで使ってたブルホーンバーを試してみる?」


「あの、牛の角みたいなやつね?攻撃的なルックスで抵抗があるけど、持ちやすいのかな?」


「バーハンドルより数倍いいよ。オレもバーハンドルに限界を感じてブルホーンにした経緯があったし、実際交換してみてロングライドが苦にならなくなったもん」


「じゃあ、ボードウォークのブルホーン化を進めておいて」



新たな指令が下された…。


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100キロを走った感想は?

「こいこい」でコーヒーを飲んで身体を休めた後は、ラストの30キロ弱を走る。幸いにして追い風だったので、ようやくオクサマも笑顔に。あっという間に土浦市内に入り、土浦駅前を通りすぎて霞ヶ浦総合公園に戻る。


この時点で98キロだったので、公園内を余計に走り、100キロきっかりで駐車場に帰還。


以下、初めて100キロライドを達成したオクサマの感想。


「平地なら100キロも80キロも大差ない。心地良い疲労感はあるけど、筋肉痛のような傷みはどこにもない」


「パッドのおかげで快適に走れた。コレがなかったら、50キロ地点でお尻が音を上げていたかも」


「いちばん困ったのが腕の痛み。バーハンドルの限界を痛感したので、ブルホーンバーを導入する決心をした」


「霞ヶ浦の風の強さと、飲食店の少なさは異常」


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オクサマ、夕飯に焼き肉をリクエストする

今回のツーリングでの個人的な最大の驚きは、オクサマが「焼き肉に行こう!とにかく肉を食べたい」とピンポイントな要望を出してきたこと。


というのも、嫁は焼き肉とかステーキとかハンバーグがあまり好きではなく、野菜と魚が好物。焼き肉になぞ、この5~6年は行ったことがない。


「たぶん、寿司を要求してくるだろう」という読みは外れた。え!?いま焼き肉って言った?マジで?肉を食べたいの?って何度も確認してしまったくらいだから。


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※途中でアミノバイタルで補給はしたよ



どうやら、サイクリングには「肉(タンパク質)を食べたい」と思わせるパワーがあるようだ。


ただ、残念ながら土浦市周辺には焼肉屋を見つけることができず、流山まで移動してようやく見つけることができた。


こんなにもうまそうに焼き肉を食べるオクサマを見たのは、いったい何年ぶりだろうか。いや、いまだかつてこんな姿を見せたことがあっただろうか……と軽い感動を覚えた。


というわけで、20インチ(406ホイール)のミニベロでも、女性であっても、100キロライドなんてたいしたことないってことがわかっていただけただろうか。


三桁キロ数に根拠なくビビっている方々の励ましになれば幸いである。

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2016年5月25日 (水)

ディスクブレーキは不当な締め出しを食らっているのか?何者かの陰謀なのか?

ここのところ、(いつも視聴しているGlobal Cycling Network だけでなく)海外のサイクリング系ウェブサイトをあちこち読んでいるのだが、ディスクブレーキについての論争が止まらない。

パリ・ルーベでの事故をキッカケに、UCIがディスクブレーキを禁止したのは記憶に新しいが、それにならってフランスとスペインのサイクリング協会もディスクブレーキを禁止した。


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しかも、ロードレースだけではなく、グランフォンドやイベントでもディスクブレーキの使用が禁止されたのだ。

つまり、ディスクロードを買ってしまった一般サイクリストもとばっちりを受けてしまうことになってしまったのだ。(これはかなりの災難だ)


そんなときに視聴したのがGlobal Cycling Network のこちらの動画




The Great Disc Brake Conspiracy?



Global Cycling Network の立場としては、「我々はどのブレーキの肩を持つわけでもない。誰がどれを使っても構わないと考えている。GCN的にもっとも腑に落ちないのは、データに基づいた議論がなされていないことだ」と語っている。


Global Cycling Network が評価していたのが、アメリカサイクリング協会の発表した声明だ。(GCNはメールでアメリカサイクリング協会に連絡を取り、ディスカッションを交わしたとのこと)


GCNに対し、アメリカサイクリング協会のテクニカルディレクター、チャック・ホッジ氏はこのようにコメントしている。



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ざっと訳すと、こんなかんじ。

↓↓↓↓↓


「アメリカサイクリング協会は、あらゆるサイクリングイベントでのディスクブレーキの使用を認めてきました。我々はディスクブレーキの安全性を調査中であり、その危険性を認識しない限り、禁止することはありません」


「ディスクブレーキのもたらす安全性も認めていますし、なにより多くの国内サイクリストがディスクブレーキを搭載したバイクを購入したことを知っています。ディスクブレーキの良さと危険性をしっかりと見極め、判断を下すつもりです。よって、今回の使用禁止の判断は、慎重さに欠いていると考えます」



つまり、アメリカサイクリング協会はデータに基づいて判断を下すこととし、一時の気の迷いや外野の騒音に惑わされず、データを収集し、分析してから判断すると述べているのだ。


しかも、自国ユーザーのことまで考えてくれており、個人的にこの姿勢は高く評価したい。


さらに、アメリカサイクリング協会は、過去10年(かそれ以上)の事故データを分析して、ディスクブレーキでどのような事故が発生しているか調べるとも語っている。すばらしい。



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※ディスクブレーキでチョリソーソーセージが切れるかどうか、実験した結果。瞬殺でちょん切れるかと思ったら、意外にそうでもない。




GCN以外のソースもあたってみたところ、チャック・ホッジ氏はvelonewsでディスクブレーキについて「USAC’s stance on disc brakes in amateur race」という記事でこのように語っていた(英語)。


ざっと訳すとこうだ。

↓↓↓↓↓↓


「アメリカ国内の、UCIのレギュレーションの影響を受けないレースであれば、ディスクブレーキに使用はずっと認められてきたし、(少なくとも現時点では)今後もそうある」


ほほう、アメリカではディスクブレーキがアマチュアレベルで禁止されたことは一度もないとのことだ。



さらに、ホッジ氏のコメントはこう続く。

↓↓↓↓↓↓


「当協会は、きちんと動作するブレーキがバイクの前後に装着されていれば、問題ないと考えます。ブレーキの種類は関係ありません。UCIはどうやら我々とは異なるスタンスをとるようです」


「UCIは何かに対して”許可する・しない”のに対し、アメリカサイクリング協会は”禁止する・しない”というスタンスです。アメリカサイクリング協会は、過去から今現在に至るまで、アマチュアレースにおいてディスクブレーキを許可しなかったことは一度もありません」



氏の言い回しはやや回りくどいが、要するに

  1. アメリカサイクリング協会はディスクブレーキの危険性がデータとしてきっちり取れるまでは安易に禁止の判断を下さないよ

  2. 過去の事故データはちゃんと取るよ

  3. だからアメリカ国内のサイクリストのみなさんは心配せずにディスクブレーキを使っても大丈夫だよ


という立場なのだ。


ちなみに、Global Cycling Network のスタジオにはプロのMTB選手も登場して、彼の意見をヒアリングしているのだが、「MTB界でディスクブレーキの事故が起きたことが一度もないと断言はできない。でも、僕の知る限り、ディスクブレーキによる怪我は聞いたことがないね」と話している。



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プロ選手ですら「聞いたことがない」と話しているのだ。これも興味深い話ではある。GCNも中立的な立場であり、これも好印象。


さらにさらに、日本サイクリング協会のサイト内で検索してもみたのだが、ディスクブレーキに関する声明やデータやニュースは何も発表してはいなかった。


というわけで、ディスクブレーキについては海外のほうが話題になっているようなので、引き続き調査してみますね。

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2016年5月23日 (月)

試行錯誤の末、「ロードバイクのツーリングには小型メッセンジャーバッグが適しているのではないか」という結論に至りました

ロードバイクやミニベロでのツーリング、最近は100キロ前後走ることが多い。

100キロ弱って、丸1日使わずに走れるちょうどいい距離なのだ。120キロとかになると、朝から夕方までかかってしまうけど、80~100キロは朝に一仕事してから出かけても難なく走れる距離。


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持っていく荷物はミニマムにしてて、

  • CHUMSの財布
  • iPhone
  • 家の鍵
  • キーロック(簡易タイプ)
  • 補給食(カロリーメイトとか)


これだけであれば、サイクルジャージのバックポケットにすんなりおさまる。重いリュックを背負う必要もなく、気軽に走れるのでオススメの装備だ。

しかし、問題がひとつあって、それは「簡易ロックの信頼性&安全性」について。


自分が使っているのは巻取り式のワイヤータイプ。すごく軽くてコンパクトなので、ツーリングには重宝しているんだけど、見れば分かる通り、瞬殺されそうな脆い構造なのだ。


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ないよりはマシだけど、長時間駐輪しておけるタイプのロックではない。そこで、ABUSのチェーンロックも持参して、二重で保護したい。しかし、ここで重さがネックになる。


ABUSは信頼性が高くて安心して使えるロックなのだが、そのぶん重量がかさむ。バックポケットに突っ込むにはややしんどい重さなので、「ABUSのロックをどう運ぼうかなあ…」と悩んでいた。


試行錯誤の結果、最近行き着いたのは、小型メッセンジャーバッグでツーリングに行くというスタイル。メッセンジャーバッグといえば、背中を覆い隠すような大型サイズが主流だけど、さすがにそれを背負ってツーリングに行くのは賢い選択ではない。


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※財布、カギ、サプリメント類もピッタリおさまる

自分が使っているのは、TIMBUK2のカタパルト。これ、サイクリングにはちょうどいいサイズなのだ。


大きすぎず、小さすぎずのベストサイズ

マジックテープのフラップを開けると、メインの荷室とチャックのオーガナイザーがある。オーガナイザーには財布、カギ、スマホなどの貴重品を入れるポケットがある。



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※モバイルバッテリーとか日焼け止めクリームを入れても全然余裕

メインの荷室は厚みはないが、アイパッドミニが入るスリーブがあるし、チェーンロックやアームウォーマー、デジカメ、補給食、ウィンドブレーカーなどを入れておくにはちょうどいいスペースがあるよ。


ただ、スペースはミニマムなので、(本やノートやPCを運ばねばならない)通勤や通学には不向き。ツーリングとかレクリエーション専用って考えたほうがいいだろう。


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メインとサブの2個のバックルでがっちり固定できる

小さいバッグのわりに、ストラップとバックルは太めで剛性感のある構造。これが細いと肩に食い込んで痛いんだけど、カタパルトは大丈夫。


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※プラスチックではあるものの、動作はしっかりしている

しかも、走っている間にずれてしまわないための固定用のサブストラップがあって、これも秀逸。上り坂、下り坂、ダンシング、何をしても背中にしっかりとフィットしてくれる。


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見た目だけのなんちゃって系ではない、自転車での利用を考えられた実用性の高いメッセンジャーバッグだ。


荷物の出し入れ、コンビニでの支払いがカンタン

バックパックも便利ではあるけど、ツーリングって小休止したり、コンビニに立ち寄ったり、カギをその都度取り出したりと、荷物にアクセスする回数がけっこう多い。


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※2本のストラップで、Tの字に固定します

そのたびにバックパックを上げ下ろしするのは、地味に面倒。TIMBUK2に限らないんだけど、メッセンジャーバッグは荷物を肩にぶら下げたままグルっと回転させることができて、身体への負担が軽く、荷物の出し入れもスピーディ。



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※サブのバックルをぱちっと外して…



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※リリースして…



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※次にメインのバックルをリリース



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※クルッと体の前に来るので、荷物の出し入れがやりやすい。しかも両手が使える。

コンビニのレジ前で、バックパックだと、片手でバッグを持ち、もう片手で商品とお釣りを受け取ると、両手が塞がって財布にお金をしまうことができない。

よっこらせと地面に下ろすのは手間だし、すごーく手間取ってしまうのだ。こういうとき、「メッセンジャーバッグでよかったー」と実感するね。


バックポケットが犠牲にならない

なかなか気づきにくい事実として、カタパルトは小型なので、バックポケットも使えてしまうという点がステキ。


バックパックだと、バックポケットに覆いかぶさってしまうので、使えなくなってしまうのよね。


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※背中の上の方しか使わないので、バックポケットが使える!バックパックだとこうはいかない。



小型メッセンジャーバッグに限られるけど、頻繁に出し入れするデジカメなどはメッセンジャーバッグにしまわずに、バックポケットを併用するという方法もとれる。


メッセンジャーバッグって、背中が蒸れそうじゃね?


と思う方もいるかもしれないが、小型であればけっこう使えますよというお話でした。(たしかに少々蒸れるけど、それはバックパックでも同じ)


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※というわけで、最近はTIMBUK2(カタパルト)のお世話になりまくりです。


関連してるっぽい記事

サイクリングにでかけるときの上手な荷物収納方法


【サイクリング用にぴったりの財布】 CHUMS Eco Small Wallet (エコスモールウォレット)のインプレッション

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2016年5月21日 (土)

全サイクリストに伝えたい、歯医者で教わった“虫歯にならないための心がけ”

半年ごとに歯医者に通って、虫歯予防&歯周病予防に努めている。

歯はスプロケットやチェーンリングのように取り換えがきかないので、大事に使わなくっちゃいけない。


おいしく食事するためってのはもちろん、自転車に乗るときも歯を食いしばるシーンは多いからね。(まあ、スポーツは何でもそうだけど)


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ちなみに、過去にはこんな記事も書いている。

【健康こそ最高のライフハック】 自転車に乗り出して5年間、一度も病気をしていない件について


【ロードバイクは歯が命】 歯科医の方がどんな歯のケアをされているのか教えてもらった



先日、定期検診を済ませてきて、悪い場所はなにもなく、歯垢を取り除いただけで終わったんだけど、改めて歯医者さんに歯磨きのコツを教わった。

朝・晩だけでなく、朝・昼・晩の3度磨こう

自分は朝起きて&就寝前の1日2回って習慣だったんだけど、歯医者さんに言わせれば、間が開きすぎているから、昼食後も磨くとなお良いと指導された。


昼の歯磨きは職場になってしまうので、デスクに歯ブラシと歯磨き粉を常備しておくことにしたよ。


なお、昼の歯磨きは(忙しいだろうし)そんなに時間をかけなくてもよくて、2~3分でちゃちゃっと済ませてもOKとのこと。もっとも時間をかけるべきは就寝前とのことだ。


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※スプロケットもときどき歯磨きしよう(笑)


糸ようじも使おう

糸ようじでないと取れない汚れというものがある。これは自分も実感してて、「十分に磨いたぞ!これでカンペキだな」と思って、いちおう糸ようじも使ってみると、歯と歯の間に溜まった汚れが取れて「げげっ」と驚くことがある。


1日3度の歯磨きすべてで行う必要はなく、就寝前だけでも十分だそうだ。


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複数人の歯医者から口をそろえて、「糸ようじは絶対使ったほうがいい」って言われた経験があるので、これはしっかりと習慣にしている。今回の定期検診で悪い歯が見つからなかったのは、この習慣のおかげだって自分では思っている。


歯垢は歯と歯の間にできやすいので、覚えておいてほしい。


電動歯ブラシも悪くないけど、ふつうの歯ブラシも併用しよう

最近、気になっているのが電動歯ブラシ。使っている人の話しによれば、「むちゃくちゃ快適かつ隅々まで磨けて、もう手動の歯ブラシには戻れないよ」とのことだ。


高速で動くので、手で磨くよりはるかに効率的。電動を一つ買おうかしらとは思っていたので、「電動のほうがいいんですか?」と歯科医師さんに尋ねてみた。すると、


電動はたしかに便利ですし、手動よりもキレイになるのは事実。でも、奥歯とか親知らずのブラシが届きにくい場所の歯と歯茎を磨くには、ふつうの歯ブラシのほうが便利なときもあります。歯周スポットを意識してブラシの角度を調整しつつ磨くには、指先の感触が大事なので


とおっしゃった。「電動があればすべて1台で解決!」と思い込んでいたのだが、従来の歯ブラシもあればあったで良いんですね。


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※常に「土曜の朝イチ」と決めている

というわけで、診察後に半年先の予約も入れておきました。強引に先々の予約を入れてしまうのって、歯医者に行き忘れないためのちょっとしたハックです(笑)。

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